JP2003132222A - 電子決済システム - Google Patents

電子決済システム

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JP2003132222A
JP2003132222A JP2001324478A JP2001324478A JP2003132222A JP 2003132222 A JP2003132222 A JP 2003132222A JP 2001324478 A JP2001324478 A JP 2001324478A JP 2001324478 A JP2001324478 A JP 2001324478A JP 2003132222 A JP2003132222 A JP 2003132222A
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Hiroshi Takahashi
弘 高橋
Tetsuya Maruoka
哲也 丸岡
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Hitachi Ltd
Hitachi Systems and Services Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Systems and Services Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータネットワーク上で共同購入による
決済を安全かつ確実に実現することができる電子決済シ
ステムを提供することを目的とする。 【解決手段】各購入者は、あらかじめグループ内で仮想
口座に振込む金額や日程と期間を設定し、自グループ用
の仮想口座に資金を蓄積しておく。仮想口座への仮想的
な振込みに伴って、各購入者の実際の預金口座から仮想
口座を運営しているモール運営会社の預金口座に自動振
替を行う。商品の共同購入を行う場合は、仮想口座で仮
想の支払を行うとともに、モール運営会社がネットワー
クを通じて販売者から商品が全ての購入者に届いた旨の
通知を受けた時点で、モール運営会社の預金口座から売
り手の預金口座への資金移動を銀行に指示する。これに
より、一括してグループメンバ全員の代金の決済を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワーク上で商品売買の取引を行う際の電子決済システ
ムに関し、特に、仮想口座を用いたネットワーク上での
グループによる共同購入時の電子決済システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、コンピュータネットワーク上で
複数の購入者による商品の共同購入を行う場合、決済
は、各購入者別に行っていた。
【0003】また、コンピュータネットワーク上で一つ
の商品をグループで購入する場合、代表者の預金口座を
利用して決済を行うこともあった。この場合、代表者が
立て替えて購入を行い、後で精算するか、あるいは事前
に代金をグループ内の購入者から集めてから購入を行っ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータネットワ
ーク上で様々な商品を販売する販売者は、商品コストを
下げるために共同購入を条件に低価格で商品を提供して
いるが、多数の購入者の決済を管理する必要が出てくる
ため、結局、決済コストがかかってしまうというジレン
マにおちいってしまう。
【0005】また、一つの商品をグループで購入する場
合は、購入者側での代金支払が雑になりがちのため、コ
ンピュータネットワーク上での購入はなかなか実現に至
らない。
【0006】本発明の目的は、上述の従来技術における
問題点に鑑み、コンピュータネットワーク上で共同購入
による決済を安全かつ確実に実現することができる電子
決済システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、コンピュー
タネットワーク上で複数の購入者がモール運営会社経由
で売り手の商品を共同購入する際の商品代金の決済を行
う場合に、あらかじめ登録してある複数の購入者で構成
されているグループ用の仮想口座に複数の購入者から仮
想的な振込みを行い、仮想的に振込んだ金額に応じて、
各購入者の預金口座を保有している銀行に対して、購入
者の預金口座からモール運営会社の預金口座への自動振
替を指示する。複数の購入者で構成されているグループ
で商品を共同購入したときは、モール運営会社の預金口
座を保有している銀行に対して、モール運営会社の預金
口座から売り手の預金口座への資金移動を指示して、代
金の決済を行う。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。
【0009】図1は、本実施の形態の仮想口座を用いた
サービスフローの概略を説明する図である。図1におい
て、11はコンピュータネットワーク上で商品を共同購入
する複数の購入者で構成したグループである。12は、ネ
ットワーク上のモール(15)および各グループ(11)の
仮想口座(16)を運営しているモール運営会社である。
13は、モール(15)上で商品を販売している売り手であ
る。14は、各購入者の預金口座(17)及びモール運営会
社の預金口座(18)を保有している銀行であり、モール
上で複数の購入者による共同購入時の決済が容易に行え
るようになっている。
【0010】モール運営会社(12)が運用するコンピュ
ータシステム上には、複数の購入者で構成するグループ
毎の仮想口座(16)が設けられており、この仮想口座(16)
を利用して決済を行う。売り手(13)への支払いは、銀
行(14)のシステム上で、モール運営会社の預金口座(1
8)から売り手の預金口座へ口座振替することにより行
われる。なお、グループ内の購入者は、個人、法人を問
わない。また、一人の購入者が複数のグループに在籍し
ていても構わない。
【0011】図2は、仮想口座による決済方法を示す図
である。図2において、モール運営会社のコンピュータ
システム(22)上には、種々のグループの仮想口座(例え
ば、グループAの仮想口座221)が設けられている。グ
ループの仮想口座(221)に関しては、あらかじめ、そ
のグループを構成する複数の購入者(メンバ)の個人情
報が、次に説明する各グループのメンバ一覧(図3の3
1)に設定されている。また、グループ一覧(図3の3
2)には、グループ毎に仮想口座利用期間と振込み日と
が設定されている。
【0012】図3は、仮想口座に関する設定情報一覧の
例を示す図である。図3において、31はグループのメン
バ一覧であり、32はグループ一覧である。グループのメ
ンバ一覧(31)は、各グループ毎に設けられ、当該グル
ープを構成するメンバに関する情報を保持するテーブル
である。311は当該グループを構成するグループメンバ
の氏名、312は各グループメンバが保有している銀号の
口座番号、313はグループメンバが当該グループのグル
ープ用仮想口座に所定期間の間定期的に振込む金額、31
4はグループメンバの個人ID、315はグループメンバが
所属するグループのID、316は連絡先を示す住所、317
は当該グループメンバが当該グループ内で支払う割合を
示す比率を示す。図3は「企画グループ」というグルー
プを構成するメンバの一覧であり、例えば、「ハヤシケ
ンジ」はこのグループのメンバである。
【0013】グループ一覧(32)は、モール運営会社
(12,22)内に設けられている仮想口座を持つグループ
の一覧を示すテーブルである。321はグループ名称、322
はグループID、323は各メンバの預金口座から当該グ
ループ用の仮想口座に仮想の振込みを行う振込み日、32
4及び325はそれぞれ利用期間の開始日及び終了日を示
す。利用期間とは、当該グループの仮想口座が利用され
る期間を示す。この利用期間の開始日(324)から終了
日(325)までの間、振込み日(323)が来るたびに、当
該グループのメンバからそのグループの仮想口座に仮想
的な振込みを行なう。
【0014】図8は、グループ用仮想口座に対する入出
金とその仮想口座に対する各メンバ別の仮想的な入出金
を管理するための実績表のフォーマット例を示す。81は
グループ用仮想口座入出金実績表であり、82は仮想口座
用メンバ別入出金実績表である。グループ用仮想口座入
出金実績表(81)は、各グループ毎に設けられ、各グル
ープの仮想口座への仮想的な入出金を記載する実績表で
ある。仮想口座用メンバ別入出金実績表(82)は、グル
ープのメンバ毎に設けられ、各メンバの仮想口座への仮
想的な入出金を記載する実績表である。
【0015】図8のグループ用仮想口座入出金実績表
(81)及び仮想口座用メンバ別入出金実績表(82)は、
図3に示した「企画グループ」の実績表を示している。
このグループは、グループ一覧(32)の振込日(323)
から毎月27日に各メンバからグループ用仮想口座に仮
想的な振込みを行なって積み立てしている。そのメンバ
は、メンバ一覧(31)に示すとおりであり、各メンバ
は、振込み金額(313)から毎月1000円の仮想的な
振込みを行なうことが判る。
【0016】いま図8の仮想口座用メンバ別入出金実績
表(82)がメンバの一人である「ハヤシケンジ」の実績
表であるとする。「企画グループ」では毎月27日に振
込みを行なうので、「ハヤシケンジ」の実績表(82)で
は、2000年1月27日、2000年2月27日、及
び2000年3月27日に1000円ずつ積み立てられ
ている。残高の欄は、「ハヤシケンジ」が当該グループ
の仮想口座に積み立てた合計額を示している。
【0017】グループ用仮想口座入出金実績表(81)で
は、毎月27日に、「企画グループ」の各メンバからの
振込みを受けて預り金として積み立てている。残高の欄
は、「企画グループ」としての積立額を示している。4
月15日には積み立てた金額からグループで15000
円のものを共同購入しているので、グループ用仮想口座
入出金実績表(81)では4月15日に支払金額が150
00円計上され、残高が15000円減っている。メン
バである「ハヤシケンジ」の実績表(82)では、4月1
5日に共同購入の割り当て分である1500円が支払金
額として計上され、残高が1500円減っている。
【0018】以上の仮想口座に対する仮想的な振込み
は、仮想的なものであって、モール運営会社のコンピュ
ータ上で仮想的に数字のやり取りを行なっているだけで
ある。
【0019】再び図2に戻って、以上のように定期的
(例えば、毎月)に仮想の振込みを行ない、図8のよう
に仮想的な積み立てを行なっていく。一方、このような
仮想的な振込みと共に、各メンバの実際の銀行の預金口
座(図2の211)からモール運営会社の預金口座(図2
の212)に、前記仮想的な振込みに応じて、自動的に口
座振替を実行する(図2の)。例えば、図3や図8で
説明した企画グループの例では、毎月27日に、各メン
バの預金口座から1000円をモール運営会社の預金口
座に口座振替する。なお、どのメンバがどの口座から幾
ら振込むかは図3のテーブルにより判るので、この口座
振替の指示は、モール運営会社のコンピュータから銀行
のコンピュータに自動的に指示を出すことができる。
【0020】実際にグループによる商品の共同購入が行
われたときには、その時点で、銀行での口座振替を行
う。すなわち、コンピュータネットワーク上でグループ
による商品の共同購入が行われた時点で、仮想口座に基
づき、銀行(21)に対して、モール運営会社の預金口座
(212)から支払先の預金口座(213)への自動振替を指示
する(図2の)。上述したように仮想口座上で仮想的
な振込みが行なわれているので、例えば図8の実績表で
4月15日の共同購入の直前の状態では、各メンバから
幾ら預かり、グループの仮想口座の残高が幾らかが、管
理されている。従って、4月15日の共同購入(150
00円の購入)が行われた時点で、仮想口座の実績表へ
その共同購入を記入するとともに、モール運営会社の預
金口座(212)から支払先の預金口座(213)への1500
0円の自動振替を指示する。指示を受けた銀行(21)
は、モール運営会社の預金口座(212)から売り手の預
金口座(213)に口座振替をする(図2の)。
【0021】なお、上記の例では、あらかじめグループ
一覧(図3の32)に設定されている振込み日(323)及び
利用期間(324,325)に基づき、その振込み日になったと
きに自動的にグループの各メンバからグループの仮想口
座に仮想的な振込みを行い、それに伴って、各メンバの
実際の銀行の預金口座からモール運営会社の預金口座へ
の自動振替を行っているが、各メンバの実際の銀行の預
金口座からモール運営会社の預金口座への自動振替は必
要がある度にその都度行うようにしてもよい。例えば、
上記の振込み日になったとき仮想的な振込みのみを行
い、共同購入を行うことが決定した時点で、各メンバの
実際の銀行の預金口座からモール運営会社の預金口座へ
の自動振替を行ってもよい。各メンバからモール運営会
社への自動振替が終わった後に、モール運営会社から売
り手に自動振替すればよい。
【0022】図4は、決められた日に自動的に各メンバ
の預金口座からグループの仮想口座に振込むための処理
の流れを示すフローチャートである。まず、モール運営
会社側で、本日、仮想口座への振込み対象となるグルー
プを選択する(ステップ41)。次に、対象となるメン
バ、すなわち当該グループのメンバで未だ仮想振込みの
処理が済んでいないメンバを選択し(ステップ42)、
そのメンバからグループ用仮想口座への仮想振込みを行
う(ステップ43)。仮想振込みの処理については図8
で説明した。未処理の対象メンバがいれば(ステップ4
4)、ステップ42に戻って処理を繰り返す。当該グル
ープの全メンバについて仮想振込みの処理が終ったら、
ステップ49に進む。
【0023】次に、リアルタイムでモール運営会社の預
金口座に各メンバの預金口座から口座振替を行うかどう
かを判断する(ステップ49)。これは、上述の例のよ
うに毎月の振込み日に仮想振込みとともに各メンバの銀
行口座からモール運営会社の銀行口座に自動口座振替す
るか、あるいは毎月の振込み日には仮想振込みのみ行
い、商品購入時に実際の口座振替を行うかを判断するも
のである。どちらの方式とするかは、あらかじめグルー
プ毎に当該グループの利用者からの申し出に応じて決め
られているものとする。ステップ49で、仮想口座に仮
想の振込みだけ行い、商品購入時に実際の口座振替を行
う場合は、直ちにステップ47に進む。
【0024】ステップ49で、利用者の希望に応じてリ
アルタイムでモール運営会社の預金口座にあらかじめ各
メンバの預金口座から口座振替を行う場合、仮想振込み
を行った全メンバの預金口座からモール運営会社の預金
口座に口座振替を行う(ステップ45)。次に、該振替
処理が異常終了したかどうかを判断する(ステップ4
6)。振替処理がうまくいかなかった場合は、対象メン
バへの通知を行った後に振替処理を中断する(ステップ
48)。ステップ46で振替処理が正常終了した場合、
仮想口座への振込み対象となるグループが未だあるかど
うかを判断する(ステップ47)。対象グループがある
場合、ステップ42に戻る。未処理のグループがない場
合、処理を終了する。
【0025】図5は、必要になった都度、各メンバ毎あ
るいはグループの代表者が一括して各メンバの預金口座
からグループの仮想口座に振込むための処理の流れを示
すフローチャートである。これは、商品購入時に仮想口
座の残高金額が商品代金に不足している場合に利用する
処理である。まず、対象となるメンバを選択し(ステッ
プ51)、各メンバからグループ用仮想口座への仮想振
込みを行う(ステップ52)。未処理の対象メンバが未
だいれば(ステップ53)、ステップ51に戻る。全対
象メンバについて仮想振込みが終了したら、それらのメ
ンバの預金口座からモール運営会社の預金口座への自動
振替を行う(ステップ54)。ステップ54での振替処
理が異常終了したかどうかを判断する(ステップ5
5)。振替処理が異常終了した場合、対象メンバへの通
知を行った後に振替処理を中断する(ステップ56)。
ステップ55で振替処理が正常終了した場合、処理を終
了する。
【0026】次に、実際に仮想口座を利用してコンピュ
ータネットワーク上でグループによる共同購入を行う場
合の決済方法について、図6及び図7のフローチャート
を用いて説明する。
【0027】図6は、グループによる商品の共同購入か
ら売り手側に商品の発送が行われるまでの処理の流れを
示すフローチャートである。まず、商品を共同購入する
ときの支払方法として、商品金額を人数分で分けるか、
比率で分けて支払うかを選択する(ステップ61)。こ
れはグループの希望によりどちらでも選択できるように
なっている。比率で分けて支払う方法を選択した場合
は、図3のメンバ一覧(31)の比率(317)を参照して
各メンバの支払金額を決める。人数分で分ける場合は、
商品金額をメンバの数で割って各メンバの支払金額を決
める。
【0028】次に、グループの仮想口座の残高金額が購
入しようとする商品代金に足りているかどうかの確認処
理を行う(ステップ62,63)。仮想口座の残高金額
が不足している場合は、購入者に不足分金額を示した上
で中断処理を行い、取引を中止する(ステップ68)。
仮想口座の残高金額が足りていたら、仮想口座の残高金
額について実際にモール運営会社の預金口座に振替が行
われているか否かを判断する(ステップ69)。モ−ル
運営会社の預金口座に振替が行われていた場合は、売り
手側に商品の発送を指示する(ステップ66)。発送指
示は電子メールその他の通信手段を用いればよい。発送
指示を受けた売り手側は、あらかじめ、登録されている
各購入者の送付先に商品を発送する。この場合、受取人
として代表者のみ設定することも可能である。
【0029】ステップ69でモール運営会社の預金口座
への振替が行われていない場合は、モール運営会社より
当該グループの各購入者(メンバ)の預金口座を保有し
ている銀行に対して各購入者の預金口座からモール運営
会社の預金口座に振替えるよう指示し(ステップ6
4)、振替処理が正常終了したかどうかを判断する(ス
テップ65)。振替処理がうまくいかなかった場合、グ
ループ内の対象購入者に不足分金額の入金を行うよう通
知を行い、中断処理をする(ステップ67)。通知は、
電子メールや携帯電話のメッセージ受信機能などで行
う。ステップ65で、振替処理が正常終了した場合は、
ステップ66に進み、売り手側に商品の発送を指示す
る。
【0030】なお、本実施の形態のシステムでは、所定
の期間中にグループ内対象購入者より不足分の金額の入
金が行われたら、再度、初めから共同購入の手続きを行
うものとする。
【0031】図7は、売り手側から商品が発送されてか
ら実際に売り手側に商品代金が支払われるまでの処理の
流れを示すフローチャートである。まず、売り手側に商
品発送指示した日から規定の期間が経ったら、グループ
内の各購入者あるいは代表者から商品が届いた旨の通知
が来ているかどうかを確認する(ステップ71,7
2)。商品が届いていなければ、売り手側に商品の発送
を督促する(ステップ75)。この督促は、電子メール
や携帯電話のメッセージ送受信機能などで行う。また、
商品が届いていても届いた商品に問題があるかどうかを
確認する(ステップ73)。商品が届いていても欠陥品
であったり、意向に沿わなかったりした場合は、売り手
側に商品の引取りの指示を通知する(ステップ76)。
モール運営会社側は、本実施の形態のシステムにより、
全ての購入者あるいは代表者に商品が届けられ、かつ、
商品に問題がない旨の通知を受けたら、モール運営会社
の預金口座を保有している銀行に対して、売り手側の預
金口座に商品代金をまとめて振込むよう指示する(ステ
ップ74)。
【0032】なお、上記実施形態では複数のメンバから
構成されるグループで仮想口座を設けたが、個人で仮想
口座を設けてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モール運営会社は、コンピュータネットワーク上で取引
される共同購入時の決済について安全にかつ確実なサー
ビスを売り手及び買い手に対して提供することができ
る。そのため、売り手は、モール運営会社側からまとめ
て商品代金を受けることになり、共同購入による決済コ
ストを抑えることができる。買い手は、高価な商品をグ
ループで購入したり、共同購入時の決済の雑さを低減し
たり、なおかつ、安全に決済ができるようになる。ま
た、本発明では、購入者が単独で仮想口座を利用しても
構わないので、共同購入だけでなく、個人によるコンピ
ュータネットワーク上での電子商取引を安全に確実に行
うことができるようなるため、コンピュータネットワー
ク上での取引活性化に繋がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】仮想口座を用いたサービスフローを示すイメー
ジ図である。
【図2】仮想口座を利用した決済方法を説明する図であ
る。
【図3】仮想口座を開設するための設定情報一覧例であ
る。
【図4】各グループのメンバの預金口座からグループ用
の仮想口座に自動的に口座振替するための処理手順を示
すフローチャートである。
【図5】都度、各グループのメンバの預金口座からグル
ープ用の仮想口座に口座振替するための処理手順を示す
フローチャートである。
【図6】共同購入手続きをするための処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】共同購入で決済が完了するための処理手順を示
すフローチャートである。
【図8】グループ用仮想口座の管理と各メンバの仮想口
座利用帳票フォーマット例である。
【符号の説明】
11…複数の購入者で構成したグループ、12…モール
運営会社、13…売り手、14…銀行、15…モール、
16…仮想口座、17…各購入者の預金口座、18…モ
ール運営会社の預金口座。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC (72)発明者 丸岡 哲也 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所金融システム事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータネットワーク上で複数の購入
    者がモール運営会社経由で売り手の商品を共同購入する
    際の商品代金の決済を実現する電子決済システムであっ
    て、 あらかじめ登録してある複数の購入者で構成されている
    グループ用の仮想口座に、前記複数の購入者から仮想的
    な振込みを行う手段と、 前記複数の購入者が前記仮想口座に仮想的に振込んだ金
    額に応じて、各購入者の預金口座を保有している銀行に
    対して、前記複数の購入者の預金口座からモール運営会
    社の預金口座への自動振替を指示する手段と、 前記複数の購入者で構成されているグループで商品を共
    同購入したとき、モール運営会社の預金口座を保有して
    いる銀行に対して、モール運営会社の預金口座から売り
    手の預金口座への資金移動を指示して、代金の決済を行
    う手段とを備えたことを特徴とするコンピュータネット
    ワーク上の電子決済システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のコンピュータネットワー
    ク上の電子決済システムにおいて、 前記複数の購入者からグループ用の仮想口座への仮想的
    な振込みは、定期的に行うものとし、 前記仮想的な振込みが行われたとき、前記複数の購入者
    の預金口座からモール運営会社の預金口座への自動振替
    を指示することを特徴とするコンピュータネットワーク
    上の電子決済システム。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のコンピュータネットワー
    ク上の電子決済システムにおいて、 前記複数の購入者からグループ用の仮想口座への仮想的
    な振込みは、必要に応じてその都度行うものとし、 前記仮想的な振込みが行われたとき、前記複数の購入者
    の預金口座からモール運営会社の預金口座への自動振替
    を指示することを特徴とするコンピュータネットワーク
    上の電子決済システム。
  4. 【請求項4】請求項1から3の何れか1つに記載のコン
    ピュータネットワーク上の電子決済システムにおいて、 前記複数の購入者で構成されているグループで商品を共
    同購入したとき、前記仮想口座の残高金額が前記商品代
    金に足りていること、及び、前記仮想口座に応じて前記
    各購入者の預金口座からモール運営会社の預金口座への
    振替が済んでいることを確認する手段と、 前記仮想口座の残高金額が前記商品代金に不足している
    ときは、不足金額を前記各購入者に通知して、所定の期
    間内に入金を促す手段とを、さらに備えたことを特徴と
    するコンピュータネットワーク上の電子決済システム。
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