JP2003130828A - 鋳造用アルミニウム合金中の銅の含有量を測定する方法 - Google Patents
鋳造用アルミニウム合金中の銅の含有量を測定する方法Info
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- JP2003130828A JP2003130828A JP2001361736A JP2001361736A JP2003130828A JP 2003130828 A JP2003130828 A JP 2003130828A JP 2001361736 A JP2001361736 A JP 2001361736A JP 2001361736 A JP2001361736 A JP 2001361736A JP 2003130828 A JP2003130828 A JP 2003130828A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋳造用アルミニウム合金の溶湯中の銅の含
有量を鋳造前に測定すること。 【解決手段】鋳造用アルミニウム合金の溶湯を少量のA
l−5%Ti−1%Bを予め添加した試料採取容器に注
入して熱分析し、溶湯の初晶温度からシリコン当量を得
た後、その当量からシリコンの含有量と銅の含有量とを
算出する。
有量を鋳造前に測定すること。 【解決手段】鋳造用アルミニウム合金の溶湯を少量のA
l−5%Ti−1%Bを予め添加した試料採取容器に注
入して熱分析し、溶湯の初晶温度からシリコン当量を得
た後、その当量からシリコンの含有量と銅の含有量とを
算出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は鋳造用アルミニウ
ム合金中の銅(Cu)の含有量を測定する方法、より詳
細に述べると、Al−Si系アルミニウム合金中の銅の
含有量を測定する方法に関する。
ム合金中の銅(Cu)の含有量を測定する方法、より詳
細に述べると、Al−Si系アルミニウム合金中の銅の
含有量を測定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋳造用アルミニウム合金、とくにAl−
Si系アルミニウム合金は、鋳造性がよく、切削加工に
よる仕上げ面が綺麗であるために、自動車、航空発動
機、その他一般機械、電気機械器具、或いは建築金物な
どの複雑な形状の部品等の製作に広く使用されている。
Si系アルミニウム合金は、鋳造性がよく、切削加工に
よる仕上げ面が綺麗であるために、自動車、航空発動
機、その他一般機械、電気機械器具、或いは建築金物な
どの複雑な形状の部品等の製作に広く使用されている。
【0003】このAl−Si系アルミニウム合金は、そ
の溶湯の冷却曲線を測定することによって、溶湯の初晶
温度からシリコン(Si)の当量を知ることができる。
このシリコンの当量はアルミニウム合金中のシリコンの
含有量と銅(Cu)の含有量とに関係がある。従って、
Al−Si系アルミニウム合金の溶湯のシリコン当量
(SiE)を知ることは、鋳造されるアルミニウム合金
の主成分を鋳造する以前に、炉前で分析することができ
ることになる。
の溶湯の冷却曲線を測定することによって、溶湯の初晶
温度からシリコン(Si)の当量を知ることができる。
このシリコンの当量はアルミニウム合金中のシリコンの
含有量と銅(Cu)の含有量とに関係がある。従って、
Al−Si系アルミニウム合金の溶湯のシリコン当量
(SiE)を知ることは、鋳造されるアルミニウム合金
の主成分を鋳造する以前に、炉前で分析することができ
ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、鋳造用アルミニウム合金の溶湯を試料としてセラミ
ック製で熱電対を備えた試料採取容器に採取してその冷
却曲線を測定して熱分析を行う場合に、その初晶温度を
安定させるため、アルミニウム合金の溶湯に添加剤を加
えるなどのことは行われておらず、またシリコン当量を
測定することによって合金中の主成分を鋳造する以前に
炉前で分析するということも行われていない。
は、鋳造用アルミニウム合金の溶湯を試料としてセラミ
ック製で熱電対を備えた試料採取容器に採取してその冷
却曲線を測定して熱分析を行う場合に、その初晶温度を
安定させるため、アルミニウム合金の溶湯に添加剤を加
えるなどのことは行われておらず、またシリコン当量を
測定することによって合金中の主成分を鋳造する以前に
炉前で分析するということも行われていない。
【0005】つまり、従来技術においては、Al−Si
系アルミニウム合金の熱分析毎に、供与される溶湯の成
分が同一であっても、アルミニウム合金の主成分を結晶
させるための初晶(α晶)を結晶化させる核物質の量が
相違する度に、異なった初晶温度が示された。すなわ
ち、同一の供与試料であるにもかかわらず、同一の初晶
温度を得ることができないという問題があった。
系アルミニウム合金の熱分析毎に、供与される溶湯の成
分が同一であっても、アルミニウム合金の主成分を結晶
させるための初晶(α晶)を結晶化させる核物質の量が
相違する度に、異なった初晶温度が示された。すなわ
ち、同一の供与試料であるにもかかわらず、同一の初晶
温度を得ることができないという問題があった。
【0006】さらにアルミニウム合金中に含まれている
シリコンの当量を測定するということは全然考慮されて
いなかったために、例えば合金を形成する個々の元素が
流動性に及ぼす影響は判っていても、それが溶湯の成分
に与える総合的な影響を知ることはできなかったのであ
る。
シリコンの当量を測定するということは全然考慮されて
いなかったために、例えば合金を形成する個々の元素が
流動性に及ぼす影響は判っていても、それが溶湯の成分
に与える総合的な影響を知ることはできなかったのであ
る。
【0007】以上に述べた問題点を考慮して、この発明
の主目的は、鋳造用アルミニウム合金、特にAl−Si
系アルミニウム合金の溶湯の初晶温度を安定させる方法
を提供することにある。
の主目的は、鋳造用アルミニウム合金、特にAl−Si
系アルミニウム合金の溶湯の初晶温度を安定させる方法
を提供することにある。
【0008】この発明の別の目的は鋳造用Al−Si系
アルミニウム合金の溶湯中に含まれている個々の元素の
総合的な影響を知るために溶湯状態において溶湯中の成
分、特に銅の含有量を測定する方法を提供することにあ
る。
アルミニウム合金の溶湯中に含まれている個々の元素の
総合的な影響を知るために溶湯状態において溶湯中の成
分、特に銅の含有量を測定する方法を提供することにあ
る。
【0009】この発明のさらに目的とするところは、A
l−Si系アルミニウム合金の鋳造前に、その溶湯の主
成分を分析する新規な方法を提供することにある。
l−Si系アルミニウム合金の鋳造前に、その溶湯の主
成分を分析する新規な方法を提供することにある。
【0010】
【発明の説明】アルミニウム合金、特にAl−Si系ア
ルミニウム合金の平衡状態図によると、図1に示すよう
に、シリコン(Si)の含有量が一定であると、アルミ
ニウムを主成分とする樹枝状の結晶を構成し、α晶とい
う初晶の晶出温度は一定であるはずであるが、実際には
平衡状態図に示された温度よりも低温度において晶出す
る。その理由は、初晶を核発生させる物質の量が溶湯中
に充分に存在しないことによる。
ルミニウム合金の平衡状態図によると、図1に示すよう
に、シリコン(Si)の含有量が一定であると、アルミ
ニウムを主成分とする樹枝状の結晶を構成し、α晶とい
う初晶の晶出温度は一定であるはずであるが、実際には
平衡状態図に示された温度よりも低温度において晶出す
る。その理由は、初晶を核発生させる物質の量が溶湯中
に充分に存在しないことによる。
【0011】そこで、この発明においては、Al−Si
系アルミニウム合金の溶湯に初晶の核物質、すなわち結
晶核となる異質の核物質を添加して、溶湯の初晶温度を
一定にする。
系アルミニウム合金の溶湯に初晶の核物質、すなわち結
晶核となる異質の核物質を添加して、溶湯の初晶温度を
一定にする。
【0012】この添加する異質の核物質としてはAl−
5%Ti−1%Bを選択し、その少量を熱分析用の溶湯
の試料採取容器に予め添加しておく。この添加量は溶湯
の重量について約0.2%乃至約0.4%程度とする。
5%Ti−1%Bを選択し、その少量を熱分析用の溶湯
の試料採取容器に予め添加しておく。この添加量は溶湯
の重量について約0.2%乃至約0.4%程度とする。
【0013】溶湯の熱分析用の試料容器に予め異質の核
物質としてAl−5%Ti−1%Bを添加しておき、こ
の容器に供与されたAl−Si系アルミニウム合金の溶
湯を注入すると、TiあるいはTiBが容器内のアルミ
ニウム合金の溶湯中に拡散するが、核物質のTiあるい
はTiBは融点が高いために溶解されず、アルミニウム
合金の溶湯中に懸濁した状態で存在する。
物質としてAl−5%Ti−1%Bを添加しておき、こ
の容器に供与されたAl−Si系アルミニウム合金の溶
湯を注入すると、TiあるいはTiBが容器内のアルミ
ニウム合金の溶湯中に拡散するが、核物質のTiあるい
はTiBは融点が高いために溶解されず、アルミニウム
合金の溶湯中に懸濁した状態で存在する。
【0014】その結果としてTiBの周囲にTiの薄膜
が形成され、この薄膜がアルミニウム合金の溶湯との二
系合金の変態、すなわち核物質を囲繞して凝固する包晶
反応によって初晶の凝固核として作用するために、アル
ミニウム合金の溶湯は一定の初晶温度を示すようにな
る。従って、この初晶温度を測定すれば、Al−Si系
アルミニウム合金の二元状態図によってシリコン当量
(SiE)を求めることができる。
が形成され、この薄膜がアルミニウム合金の溶湯との二
系合金の変態、すなわち核物質を囲繞して凝固する包晶
反応によって初晶の凝固核として作用するために、アル
ミニウム合金の溶湯は一定の初晶温度を示すようにな
る。従って、この初晶温度を測定すれば、Al−Si系
アルミニウム合金の二元状態図によってシリコン当量
(SiE)を求めることができる。
【0015】
【実験】Al−7.0%Si合金を溶融して、溶湯の温
度を720℃に保持した。この溶湯の冷却曲線を測定す
るために、従来公知の試料採取容器に何らの添加物を加
えることなくその溶湯を熱分析したところ、初晶温度が
610.8℃であった。
度を720℃に保持した。この溶湯の冷却曲線を測定す
るために、従来公知の試料採取容器に何らの添加物を加
えることなくその溶湯を熱分析したところ、初晶温度が
610.8℃であった。
【0016】次に、試料採取容器に注入する試料の重量
で0.1乃至0.4%のAl−5%TiBを予め添加し
ておき、これに720℃に保持したAl−7.0%Si
合金の溶湯を注入して冷却曲線を測定した。
で0.1乃至0.4%のAl−5%TiBを予め添加し
ておき、これに720℃に保持したAl−7.0%Si
合金の溶湯を注入して冷却曲線を測定した。
【0017】その結果は図2に示すように、試料容器に
予め添加しておいたAl−5%Ti−1%Bが0.1%
の場合には、614.0℃に上昇し、添加量が0.3
%、0.4%および0.5%のものでは、その初晶温度
がすべて614.0℃で変化がなかった。この実験か
ら、溶湯の初晶温度は614.0℃であって、これを二
元平衡状態図を用いて調べると、そのシリコン当量(S
iE)は7.0%であることが判明し、また、添加する
Al−5%Ti−1%Bの量は試料の重量に対して0.
2%とするのが最適であることが判る。
予め添加しておいたAl−5%Ti−1%Bが0.1%
の場合には、614.0℃に上昇し、添加量が0.3
%、0.4%および0.5%のものでは、その初晶温度
がすべて614.0℃で変化がなかった。この実験か
ら、溶湯の初晶温度は614.0℃であって、これを二
元平衡状態図を用いて調べると、そのシリコン当量(S
iE)は7.0%であることが判明し、また、添加する
Al−5%Ti−1%Bの量は試料の重量に対して0.
2%とするのが最適であることが判る。
【0018】このように鋳造用のアルミニウム合金の溶
湯のシリコン当量を測定することができれば、そのシリ
コン当量はシリコンの含有量と銅の含有量の2分の1、
すなわち SiE = Si + Cu/2 の関係か
ら、溶湯中のシリコンの量と銅の量とを容易に算出する
ことができる。
湯のシリコン当量を測定することができれば、そのシリ
コン当量はシリコンの含有量と銅の含有量の2分の1、
すなわち SiE = Si + Cu/2 の関係か
ら、溶湯中のシリコンの量と銅の量とを容易に算出する
ことができる。
【0019】
【発明の作用と効果】この発明は以上に詳しく述べたよ
うに、鋳造用アルミニウム合金の溶湯を熱分析すること
により、その合金中に含まれる成分、アルミニウム合金
鋳物の性質に重要な影響のある銅の含有量を算出する方
法であって、しかもそれを溶湯の鋳造前に炉前で知るこ
とができるため、アルミニウム合金鋳物の製造上、極め
て有意義な技術である。
うに、鋳造用アルミニウム合金の溶湯を熱分析すること
により、その合金中に含まれる成分、アルミニウム合金
鋳物の性質に重要な影響のある銅の含有量を算出する方
法であって、しかもそれを溶湯の鋳造前に炉前で知るこ
とができるため、アルミニウム合金鋳物の製造上、極め
て有意義な技術である。
【図1】 Al−Si系アルミニウム合金の二元平衡状
態図である。
態図である。
【図2】 Al−7.0%Si合金の溶湯の初晶温度に
及ぼすAl−5%Ti−1%Bの添加量の影響を示す線
図である。
及ぼすAl−5%Ti−1%Bの添加量の影響を示す線
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 鋳造用アルミニウム合金の溶湯の熱分析
に使用する熱電対を具備する試料採取容器を用意するこ
とと、 前記試料採取容器に注入する金属の溶湯の初晶の結晶核
となる異質の核物質を添加することと、 前記試料採取容器に前記溶湯を注入して得た冷却曲線か
ら前記溶湯の初晶温度を測定することと、 前記アルミニウム合金の二元状態図により前記初晶温度
における前記合金のシリコン当量を求めることと、 前記シリコン当量から前記溶湯中の銅の含有量を算出す
ることとから成る鋳造用アルミニウム合金中の銅の含有
量を測定する方法。 - 【請求項2】 前記試料採取容器に添加する前記異質の
核物質の量を前記容器に注入する前記アルミニウム合金
の重量について約0.2乃至0.4%とする請求項1に
記載の方法。 - 【請求項3】前記異質の核物質をAl−5%Ti−1%
Bとする請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 前記鋳造用アルミニウム合金をAl−S
i系アルミニウム合金とする請求項1に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001361736A JP3489058B2 (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 鋳造用アルミニウム合金中の銅の含有量を測定する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001361736A JP3489058B2 (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 鋳造用アルミニウム合金中の銅の含有量を測定する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003130828A true JP2003130828A (ja) | 2003-05-08 |
JP3489058B2 JP3489058B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=19172341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001361736A Expired - Fee Related JP3489058B2 (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 鋳造用アルミニウム合金中の銅の含有量を測定する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3489058B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2739728C1 (ru) * | 2020-07-08 | 2020-12-28 | Федеральное государственное унитарное предприятие "Всероссийский научно-исследовательский институт метрологии им. Д.И. Менделеева" | Способ создания металлокомпозита с предсказуемой теплопроводностью |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3390813B2 (ja) | 2001-01-12 | 2003-03-31 | メタルサイエンス有限会社 | アルミニウム合金中の鉄の含有量の測定法 |
-
2001
- 2001-10-23 JP JP2001361736A patent/JP3489058B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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RU2739728C1 (ru) * | 2020-07-08 | 2020-12-28 | Федеральное государственное унитарное предприятие "Всероссийский научно-исследовательский институт метрологии им. Д.И. Менделеева" | Способ создания металлокомпозита с предсказуемой теплопроводностью |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3489058B2 (ja) | 2004-01-19 |
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Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |