JP2003127982A - 海底物理探査における潜水艇の制御方法およびシステム - Google Patents

海底物理探査における潜水艇の制御方法およびシステム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海底に敷設された着底ケーブルに沿って潜水
艇が容易に移動することができる海底物理探査における
潜水艇の制御方法およびシステムを提供する。 【解決手段】 海底に敷設され物理探査用信号を受信す
るセンサを備えてなる着底ケーブルに沿わせて潜水艇を
移動させ、当該潜水艇から物理探査音を発振させること
により探査信号を検出する海底物理探査における潜水艇
の制御方法において、前記潜水艇の音源から発振させた
音により前記ケーブルに対する相対位置を求めるととも
に、潜水艇装備のソナーにより海底高さ位置を求める。
これらの位置情報に基づいて潜水艇を前記着底ケーブル
に倣い移動制御させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着底ケーブルと潜
水艇を用いて音波により海底下の物理探査を行う海底物
理探査における潜水艇の制御方法およびシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】海底下の地中の物理探査を行う方法の一
つとして、海底に向けて音波を発振し、海底に到達した
音波や地中から反射して返ってくる反射波を解析するこ
とにより、海底下の地中の物理情報を得る方法が知られ
ている。このような物理探査方法においては、海上を航
行する母船から、海底に向けて音波を発振し、海底に敷
設された音波を受信するためのセンサが数珠繋ぎになっ
た着底ケーブル(以下OBC:Ocean Botto
m Cableという。)により音波を受信する方法が
用いられている。
【0003】このような方法において、通常用いられる
音源から発振される音波は波長が長く、天然ガス層のよ
うに層の薄いものを探査するには十分な分解能を得るこ
とができない。また、音源とOBCが備えるセンサの距
離が遠くなると解析の分解能が低下してしまうため、深
海での探査には用いることはできず、浅海での使用のみ
に限られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、短波長の音波
を発振することができる音源を海中に航行させ、音源を
OBCの上方数十メートルに近づけることにより、分解
能を高くする方法が考えられる。この方法においては、
探査を行う際には音源をOBCに沿って移動させる必要
がある。しかしながら、海上を航行する母船からはOB
Cの敷設位置を正確に捕捉することが困難なため、音源
をOBCに沿って一定の距離を保って移動するよう制御
することは難しかった。
【0005】本発明は、上記問題点に着目し、OBCに
近接させて音源を搭載した潜水艇を航行させることによ
り、海底物理探査精度を向上させることができるように
した海底物理探査における潜水艇の制御方法およびシス
テムを提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明にかかる海底物理探査における潜水艇
の制御方法は、海底に敷設され物理探査用信号を受信す
るセンサを備えてなる着底ケーブルに沿わせて潜水艇を
移動させ、当該潜水艇から物理探査音を発振させること
により探査信号を検出する海底物理探査における潜水艇
の制御方法において、前記潜水艇の音源から発振させた
音により前記ケーブルに対する相対位置を求めるととも
に、潜水艇装備のソナーによる海底高さ位置を求め、こ
れらの位置情報に基づいて潜水艇を前記着底ケーブルに
倣い移動制御させることを特徴とする。この場合、前記
潜水艇のケーブルに対する相対位置は、前記ケーブルに
設けられたセンサを介して検出された信号を海上航行母
船に取り込み、当該母船にて演算した結果を前記潜水艇
に海中交信手段を介して送信すればよい。
【0007】また、本発明にかかる海底物理探査におけ
る潜水艇の制御システムは、海底に敷設され物理探査用
信号を受信するセンサを備えてなる着底ケーブルと、当
該着低ケーブルに沿って海中を移動可能とされ音波発振
源を有する潜水艇と、前記センサからの信号を入力可能
な演算手段を有するとともに前記潜水艇と交信可能な母
船とを有してなり、前記潜水艇の音波発信源からの音に
基づいて前記ケーブルまでの距離を求める第1の演算手
段と、前記潜水艇に装備され海底からの高さを算出可能
な第2の演算手段とを有し、前記第1、第2の演算手段
による演算結果により前記着底ケーブルに対する目的航
行ラインに倣わせる潜水艇の移動位置制御をなす制御手
段を備えてなることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、潜水艇をOBCに近接させ
た状態で航行させる際に、潜水艇に搭載の音源から音を
発振させ、これをOBC上のセンサが検出してOBCに
対する潜水艇の位置情報が得られる。このOBCに対す
る位置情報と潜水艇自身が備えているソナーによる深度
情報からOBCの直上に沿って航行させるための補正信
号を演算することができる。これにより潜水艇の航路の
補正が可能となり、コントローラによりスラスタなどの
推進制御手段を制御し、潜水艇を着底ケーブルに沿うよ
うに制御することで目的航行ラインに倣った一定の位置
関係を保って確実に移動させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る海底物理探
査における潜水艇の制御方法およびシステムの具体的実
施形態について、図面を参照して詳述する。図1は、本
発明に係る海底物理探査における潜水艇の制御システム
の実施形態を示す構成図、図2はその要部ブロック図で
ある。
【0010】図1および図2において、10は潜水艇で
あるAUV(AutonomousUnderwate
r Vehicle)、12は母船、14はOBCを示
している。この構成において、AUV10は水中を自走
可能な無人潜水艇である。このAUV10は、スクリュ
ーにより推進力を得ると同時に、回動自在とすることに
より鉛直方向および水平方向の方向制御および姿勢制御
を行うスラスタ11と、海底を探査用の音波および位置
検出・制御用の音を発振する音源13と、海底との距離
を測定するソナー15とを備えている。これらはAUV
10と母船12間の交信を可能とする超音波通信装置1
7a、17bを通じ制御手段であるコントローラ19を
介して制御される。AUV10は後述する移動制御方法
によりOBC14に沿って10メートルから数十メート
ル上方を移動し、音波を海底16に向けて発振すること
により、探査を行う。なお、母船12からのAUV10
の制御は、有線通信により行ってもよい。
【0011】上記システム構成による物理探査方法は、
一般的に次のように行われる。AUV10から発振され
た音波は、海中を経て海底16に到達する。音波は異な
る物質の境界面で反射する性質を持っているため、一部
は海底16で反射するとともに、一部は海底下の地中を
伝播し、地中に例えば地層や天然ガス層が存在するとそ
の境界面で反射して戻ってくる。この反射された音波
と、海底に到達した音波を水平方向に連続的に捉えて解
析することにより、海底下の地中についての情報を得る
ことができる。
【0012】海底16に到達した音波と、反射された音
波はOBC14により捉えられる。OBC14は海底1
6に敷設され、ケーブル長手方向に一定間隔に物理探査
用信号を受信するジオホン(物理センサ)とハイドロホ
ン(水中マイク)からなる物理センサ18を備えてい
る。この物理センサ18が備えるジオホンにより海底1
6に到達した音波と、地中からの反射波を受信し、これ
を送信可能としている。本実施形態では、OBC14は
1000m程度以上の深海に敷設される場合を想定して
いる。OBC14は、海面20に浮かべられ母船12に
信号を送信することができる送信アンテナ21を備えた
ブイ22に接続されており、音波を受信することにより
生じた信号はケーブルを通じ、ブイ22を経由して母船
12に送信される。母船12では、受信アンテナ23で
この信号を受信し解析することにより、地中の情報を得
る。このようにして、海底16および海底下の地中から
反射して返ってくる音波を解析することにより、海底下
の物理探査が可能である。
【0013】このように、AUV10から音波を発振
し、海底16に到達した音波と地中で反射された音波を
水平方向に連続的に捉えることにより地中の情報を得る
方法においては、音波の発振源と受信部が離れている
と、分解能が低くなってしまうため、より精密な探査を
行うには音波の発振源と海底16はなるべく接近してい
なければならない。すなわち、AUV10はOBC14
から離れないようにOBC14に沿って海底近くを移動
する必要がある。
【0014】そこで、本発明に係る海底物理探査におけ
る潜水艇の制御方法を実施するための本実施形態に示す
制御システムでは、以下に述べるような方法でOBC1
4に対する目的航行ラインに倣って移動するようにAU
V10の移動制御を行う。
【0015】AUV10は、音源13から発振される音
とソナー15を利用して得られるOBC14との位置情
報に基づいて移動制御される。詳細は後述するが、図2
に示すように、まず音源13から位置検出・制御用のた
めの音が発振され、この発振音はOBC14が備える物
理センサ18のハイドロホンで受信される。OBC14
は、海面20に浮かべられ母船12に信号を送信するこ
とができる送信アンテナ21を備えたブイ22に接続さ
れており、発振音を受信することにより生じた信号はケ
ーブルを通じ、ブイ22を経由して母船12に送信され
る。母船12は、OBC14の送信アンテナ21から送
信される信号を受信する受信アンテナ23を有してお
り、受信された信号は演算処理端末25に入力され演算
処理される。演算結果のデータは、超音波通信装置17
bを通じてAUV10に送信され、AUV10では超音
波通信装置17aによりこのデータを受信する。受信さ
れたデータは、ソナー15により測定された海底との距
離のデータとともに演算処理モジュール27で演算処理
され、この演算処理結果に基づいてコントローラ19は
スラスタ11を制御し、OBC14に対する目的航行ラ
インに倣ってAUV10を移動制御する。
【0016】次に、AUV10をOBC14に対する目
的航行ラインに倣って移動制御する手順について詳述す
る。AUV10が海底付近を音波により物理探査する
時、AUV10とOBC14は図4に示すような位置関
係にある。図4において、dはAUV10とOBC14
との距離、zはAUV10と海底16との距離(深
度)、xはAUV10の航行ラインを上方から見た場合
のOBC14との偏差、Lは物理センサ18の間隔であ
る。
【0017】ここで、AUV10をOBC14の直上を
ケーブルラインに沿って移動させるには、AUV10と
OBC14との平面上の偏差xをゼロに近づけるととも
に、海底と衝突しない程度の深度を保てばよい。すなわ
ちxの値を常にゼロに近づけるとともに、zの値を衝突
の危険性のない許容範囲内の任意の値で一定に保つよう
移動制御すれば、容易にAUV10をOBC14に対す
る目的航行ラインに倣って移動させることが可能であ
る。
【0018】以下、AUV10、OBC14および母船
12における動作について、図2および図3のフロー図
を参照して説明する。はじめに、ステップ100におい
て、AUV10は音源13より位置検出・制御用のため
の音を発振するとともに、発振時刻のデータを超音波通
信装置17aを通じて母船12に送信し、母船12では
超音波通信装置17bでこれを受信する。また、これと
同時にソナー15により海底16との距離zを測定す
る。発振音は、ステップ101において、OBC14が
備える物理センサ18のハイドロホンで受信される。発
振音を受信したOBC14では、ステップ102で送信
アンテナ21を介して受信時刻のデータを母船12に送
信する。ステップ103で、母船12は受信アンテナ2
3で受信した物理センサ18の発振音受信時刻のデータ
と、ステップ100でAUV10から送られてきた発振
音発振時刻のデータから、AUV10が発振音を発振し
てから物理センサ18に到達するまでの所要時間を第1
の演算手段である演算処理端末25により算出する。次
にステップ104で、AUV10とOBC14との距離
dを、ステップ103で得られた発振音が物理センサ1
8に到達するまでの所要時間と、物理センサ18の間隔
Lより後述する方法で算出する。続いてステップ105
において母船12は、算出されたdの数値データを超音
波通信装置17bによりAUV10に送信する。ステッ
プ106で、AUV10は超音波通信装置17aにより
dの数値データを受信し、このdの値とステップ100
においてソナー15により測定したzの値から、AUV
10に組み込まれた第2の演算手段である演算処理モジ
ュール27により後述する方法によりxの値を算出す
る。そしてステップ107において、xの値がゼロに、
zの値が任意の値に近づくように母船12から超音波通
信装置17a、17bおよびコントローラ19を介して
スラスタ11を制御し、AUV10を移動制御する。
【0019】以上のような手順でAUV10の移動制御
を航行中に随時繰り返して行うことにより、母船12か
らOBC14の敷設位置を捕捉できない場合であって
も、AUV10をOBC14に対する目的航行ラインに
倣って移動させることが可能である。
【0020】次に、上述したAUV10の移動制御に必
要なxの値の算出方法について説明する。xの値は、直
接測定することはできないので、AUV10とOBC1
4との距離dと、AUV10と海底16との距離zの値
より三平方の定理を用いて次の数式1から求める。
【数1】 ここでzの値は、前述のようにAUV10が備えるソナ
ー15により得ることが可能である。したがって、dの
値が得られればxの値を求めることができる。そこで、
以下のような方法でdの値を求める。
【0021】dの値は、AUV10から発振音を出し、
その発振音がOBC14の物理センサ18に到達するの
にかかった時間からAUV10と物理センサ18との距
離を求め、この値をもとに算出する。AUV10から発
振された発振音は、AUV10に最も近い場所に位置す
る物理センサ18から遠くにある物理センサ18に順次
受信される。このとき、異なる二つの物理センサ18に
発振音が到達するまでにかかった時間が分かれば、dの
値を求めることができる。
【0022】ここでは、図4のように、AUV10に最
も近い場所に位置するセンサ18aと、二番目に近い場
所に位置するセンサ18bに発振音が到達するまでにか
かった時間をもとに算出する。図4において、daはA
UV10と物理センサ18aの距離、αはAUV10か
らOBC14に降ろした垂線の交点Pと物理センサ18
aとの距離である。このとき、dは三平方の定理より次
の数式で表される。
【数2】 ここで、αは、
【数3】 である。ただし、dbは、AUV10と物理センサ18
bとの距離である。この数式3を数式2に代入すると、
【数4】 と表される。ここで、AUV10と物理センサ18aお
よび物理センサ18bとの距離da、dbは、発振音は音
であるので、海水中の音速νとそれぞれの物理センサ1
8a、18bに発振音が到達するのにかかった時間の積
で求めることができる。すなわち、AUV10から発せ
られた発振音が物理センサ18aおよび物理センサ18
bに到達するまでにかかった時間をそれぞれta、tb
すると、数式4は、
【数5】 と表される。ここで、Lは物理センサ18の間隔である
ので一定である。また、AUV10から発せられた発振
音が物理センサ18aおよび18bに到達するまでにか
かった時間ta、tbは、前述のように、発振音の発振時
刻と物理センサ18a、18bの受信時刻の差から得る
ことができる。よって、これらの値を数式5に代入すれ
ばdの値を算出することができ、これにより算出された
dの値を数式1に代入すればxの値を得ることができ
る。
【0023】こうして算出したxをゼロにするようにA
UV10を移動制御すると同時に、ソナーにより得られ
たzの値を任意の一定値に保つよう移動制御することに
より、AUV10をOBC14に対する目的航行ライン
に倣わせて移動させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、潜
水艇が発振する発振音により着底ケーブルに対する相対
位置を求めるとともに、前記潜水艇が装備する海底から
の高さを算出可能な演算手段により、海底高さ位置を求
め、当該海底高さ位置と前記着底ケーブルに対する相対
位置に基づいて前記潜水艇を移動制御することにより、
前記潜水艇を前記着底ケーブルに対する目的航行ライン
に倣わせて移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る海底物理探査における潜水艇の
制御システムの一実施形態を示す構成図である。
【図2】 同制御システムの一実施形態を示す要部ブロ
ック図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係るAUVの移動制御
の手順を示すフロー図である。
【図4】 AUVとOBCの位置関係を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10………AUV、11………スラスタ、12………母
船、13………音源、14………OBC、15………ソ
ナー、16………海底、17a、17b………超音波通
信装置、18………物理センサ、19………コントロー
ラ、20………海面、21………送信アンテナ、22…
……ブイ、23………受信アンテナ、25………演算処
理端末、27………演算処理モジュール。
フロントページの続き Fターム(参考) 5H301 AA05 AA09 BB20 CC04 CC07 DD08 DD18 EE03 EE12 EE27 GG07 HH01 HH04 KK03 KK19 QQ09 5J083 AA02 AA04 AB07 AC28 AD01 AD04 CA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海底に敷設され物理探査用信号を受信す
    るセンサを備えてなる着底ケーブルに沿わせて潜水艇を
    移動させ、当該潜水艇から物理探査音を発振させること
    により探査信号を検出する海底物理探査における潜水艇
    の制御方法において、 前記潜水艇の音源から発振させた音により前記ケーブル
    に対する相対位置を求めるとともに、潜水艇装備のソナ
    ーにより海底高さ位置を求め、これらの位置情報に基づ
    いて潜水艇を前記着底ケーブルに倣い移動制御させるこ
    とを特徴とする海底物理探査における潜水艇の制御方
    法。
  2. 【請求項2】 前記潜水艇のケーブルに対する相対位置
    は、前記ケーブルに設けられたセンサを介して検出され
    た信号を海上航行母船に取り込み、当該母船にて演算し
    た結果を前記潜水艇に海中交信手段を介して送信するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の海底物理探査における
    潜水艇の制御方法。
  3. 【請求項3】 海底に敷設され物理探査用信号を受信す
    るセンサを備えてなる着底ケーブルと、当該着底ケーブ
    ルに沿って海中を移動可能とされ音波発振源を有する潜
    水艇と、前記センサからの信号を入力可能な演算手段を
    有するとともに前記潜水艇と交信可能な母船とを有して
    なり、前記潜水艇の音波発信源からの音に基づいて前記
    ケーブルまでの距離を求める第1の演算手段と、前記潜
    水艇に装備され海底からの高さを算出可能な第2の演算
    手段とを有し、前記第1、第2の演算手段による演算結
    果により前記着底ケーブルに対する目的航行ラインに倣
    わせる潜水艇の移動位置制御をなす制御手段を備えてな
    ることを特徴とする海底物理探査における潜水艇の制御
    システム。
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