JP2003127977A - 小型滑走艇の吸気管構造 - Google Patents

小型滑走艇の吸気管構造

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JP2003127977A
JP2003127977A JP2001327664A JP2001327664A JP2003127977A JP 2003127977 A JP2003127977 A JP 2003127977A JP 2001327664 A JP2001327664 A JP 2001327664A JP 2001327664 A JP2001327664 A JP 2001327664A JP 2003127977 A JP2003127977 A JP 2003127977A
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intake
engine
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planing boat
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Yoshinobu Tanaka
義信 田中
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸気系の長さをより大きくとることができ、
従って、例えば、エンジンの吸気慣性、ひいては低速性
能の安定化及び高トルク等を実現することができる小型
滑走艇の吸気管構造を提供する。 【解決手段】 ウォータージェットポンプで加圧・加速
された水を後方の噴射口から噴射してその反動によって
推進し、前記ウォータージェットポンプを駆動するエン
ジンEが騎乗型シートS下方の船体(デッキD,ハルH)内
に搭載された小型滑走艇において、エンジンEの吸気系
の少なくとも一部が、該エンジンEのシリンダヘッド41a
とシートSとの間に延設され、前記船体を構成するデッ
キDの上端Tdよりも高い位置に配され、シートSの下面
を、吸気系の少なくとも一部を収容すべく凹ませてある
構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウォータージェッ
トポンプで加圧・加速された水を後方に噴出してその反
動で水上を航行するジェット推進型の小型滑走艇(PW
C:Personal Watercraft)に関し、特に、前記ウォータ
ージェットポンプを駆動するエンジンを船体に内蔵した
タイプの小型滑走艇の吸気管構造に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】レジ
ャー,スポーツ,及びレスキュー等の用途として、所謂
ジェット推進型の小型滑走艇が近年多用されている。該
小型滑走艇は、一般的にハルの底面に設けられた吸水口
から吸い込んだ水を、エンジンにより駆動されるウォー
タージェットポンプで加圧・加速して噴射口から後方へ
噴射することによって推進する。
【0003】上記小型滑走艇では、エンジンは、FRP(F
iber Reinforced Plastic)製のデッキ及びハルからな
る船体内に内蔵されている。また、小型滑走艇の多く
は、騎乗型であり、シート下方の上方へ突出したデッキ
部分内の空間(エンジンルーム)に配されたエンジン
は、開閉自在とされたシートを開くことによって、その
下方に設けられたデッキの開口から内部のエンジンのメ
ンテナンス等を容易に行えるように設計されている。
【0004】エンジンを収容するデッキ部分は、その上
方に配されたシートにライダーが跨ることから、その大
きさが必然的に定まってくる。従って、小型滑走艇のエ
ンジンは、このようなデッキ内の限られた空間内に、吸
気系,排気系等の付帯(付属)部品と共に効率良く配置
されることが求められる。
【0005】一方で、エンジンの性能向上の需要は年々
高まっており、例えば、低速性能の安定化及び高トルク
等を実現するために、吸気系の長さを延長し、吸気慣性
を向上させる必要がある場合がある。しかしながら、こ
のような要求に対しても、上述したような配置スペース
の制限から、吸気系の長さを大きくすることができない
という制約がある。
【0006】本発明は、上記状況に鑑みて行なわれたも
のであり、エンジンの吸気系の少なくとも一部を、シー
ト下方のデッキ開口から上方へ突出させ、この突出した
吸気系の部分をシート下面に設けた凹部に収容すること
により、吸気系の長さをより大きくとることができ、従
って、例えば、エンジンの吸気慣性、ひいては低速性能
の安定化及び高トルク等を実現することができる小型滑
走艇の吸気管構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を以
下のような構成からなるジェット推進型の小型滑走艇に
よって解決することができる。
【0008】本発明に係る小型滑走艇の吸気管構造は、
ウォータージェットポンプで加圧・加速された水を後方
の噴射口から噴射してその反動によって推進し、前記ウ
ォータージェットポンプを駆動するエンジンが騎乗型シ
ート下方の船体内に搭載された小型滑走艇の吸気管構造
において、前記エンジンの吸気系の少なくとも一部が、
該エンジンのシリンダヘッドと前記シートとの間に延設
され、前記船体を構成するデッキの上端よりも高い位置
に配され、前記シートの下面を、前記吸気系の少なくと
も一部を収容すべく凹ませてあることを特徴とする。
【0009】上記発明によれば、エンジンの吸気系の少
なくとも一部を、シート下方のデッキ上端から上方へ突
出させ、この突出した吸気系の部分をシート下面に設け
た凹部に収容することにより、吸気系の長さをより大き
くとることができ、従って、例えば、エンジンの吸気慣
性、ひいては低速性能の安定化及び高トルク等を実現す
ることができる。
【0010】上記の「シート下方のデッキ開口から上方
へ突出させる部分」、即ち「吸気系の少なくとも一部」
としては、例えば、エンジンの吸気マニホールド及び/
又は吸気ボックスとすることが可能である。
【0011】また、シート下面を凹ませる場合、吸気系
の少なくとも一部に対応するシートの下面の部位のみを
凹ませて、エンジンルームを広くすることも可能であ
る。この場合には、例えば、吸気系の延設方向に溝状の
凹部をシート下面に設けることにより、一般にシート下
面に設けられる金属製の底板の強度(例えば、前記延設
方向に対する曲げ強度)を向上させることが可能であ
る。
【0012】また、上記シート下面の凹部に収容される
吸気系の構成部品の断面を、艇の水平方向に扁平した断
面形状とすることにより、前記凹部が形成する空間内で
の前記構成部品の占有スペースを低減することができ
る。
【0013】上記シート下面の凹部に収容される吸気系
は、概してエンジンの上部、即ちシリンダヘッドの上方
に位置するため、エンジンのプラグキャップの上方位置
を避けて配置されることが望ましく、これにより、シー
ト下方のデッキ開口からプラグキャップ,イグニッショ
ンプラグ等のメンテナンスにかかる作業性を低下させる
ことがない。
【0014】上記発明においては、吸気系を構成するエ
アコレクタと、該エアコレクタに連通された吸気ボック
スとを、エンジンに対して船体の左右両側に分配して配
することにより、エンジンの左右両側のエンジンルーム
を効率良く利用することができるばかりでなく、エアコ
レクタと吸気ボックスとを所定の空気(吸気)通路で接
続する場合には、この吸気通路の長さを長くとることが
できる。つまり、吸気通路を長くすることにより、吸気
慣性が向上し、吸気効率(充填効率)が高まり、出力向
上を図ることができる。
【0015】上記シート下面の凹部に収容される吸気系
の構成部品は、エアコレクタを有する吸気マニホールド
を含み、このエアコレクタを、エンジンの排気マニホー
ルドに支持させる構成とすることにより、エアコレクタ
と、これに隣接して接続された吸気系の構成部品との支
持を確実にし、各部の振動を抑制することが可能であ
る。この場合には、エアコレクタを、排気マニホールド
に直接的に支持してもよく、また、緩衝部材を介して間
接的に支持してもよい。
【0016】なお、上記発明においては、前記エンジン
は、2サイクルであっても4サイクルであってもよいこ
とは言うまでもない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るジェット推進
型の小型滑走艇について、図面を参照しながら具体的に
説明する。
【0018】図1は、本発明の実施の形態に係る小型滑
走艇の全体側面図、図2は、その平面図である。図1,
図2において、Aは船体であり、該船体Aは、ハルHとそ
の上方を覆うデッキDとから構成されている。これらハ
ルHとデッキDとを全周で接続するラインはガンネルライ
ンGと呼ばれ、本実施の形態では、このガンネルラインG
は、本小型滑走艇の喫水線Lより上方に位置されてい
る。
【0019】上記デッキDの中央よりやや後部には、図
2に示すように、船体Aの上面に前後方向に延びる、平
面視において略長方形の開口16が形成され、該開口16を
上方から覆う態様に騎乗型シートSが開閉自在に取り付
けられている。また、上記シートS下方のハルHとデッキ
Dとに囲まれた空間(エンジンルーム)20内に、エンジ
ンEが配置されている。
【0020】上記エンジンEは、多気筒(例えば4気
筒)を備え、図1に示すように、エンジンEのクランク
シャフトの出力端10bが船体Aの前後方向に沿って配置さ
れている。クランクシャフトの出力端10bは、ウォータ
ージェットポンプPのポンプ軸にプロペラ軸15を介して
回転自在に連結されている。ウォータージェットポンプ
Pのポンプ軸には、インペラ21が取着され、該インペラ2
1は、その外周方をポンプケーシング21Cにより覆われて
いる。
【0021】ハルHの底面には、吸水口17が設けられ、
該吸水口17から取り入れられた水を吸水通路を介してウ
ォータージェットポンプPへ送り込み、該ウォータージ
ェットポンプPは、送り込まれた水を加圧・加速し、通
水断面積が後方へいくに従って小さくされたポンプノズ
ル(噴出部)21Rを通じてその後端の噴射口21Kから吐出
し、推進力を得るようになっている。なお、図1におい
て、21Vはインペラ21後方の水流を整流するための静翼
である。
【0022】また、図1,図2において、10はバー式の
操舵ハンドルであり、該ハンドル10は、上記ポンプノズ
ル21R後方にて図示しない揺動軸により左右への揺動自
在に設けられたステアリングノズル18と連動するように
なっている。従って、ライダーが、ハンドル10を時計方
向又は反時計方向に回動操作することによって、ステア
リングノズル18を逆方向に揺動させ、艇を所望する方向
に転舵することができるようになっている。
【0023】図1に示すように、上記ステアリングノズ
ル18の上後方には、ボウル形状の後進用ディフレクター
19が、水平配置された揺動軸19aを中心として下方へ揺
動可能に設けられている。このディフレクター19をステ
アリングノズル18後方の下方位置へ揺動動作せしめ、ス
テアリングノズル18から後方に吐出された水を前方に転
向させることによって、前進から後進に切り換えるよう
になっている。
【0024】さらに、図1,図2において、12は後側デ
ッキであり、該後側デッキ12には、後側ハッチカバー29
が開閉自在に設けられ、該ハッチカバー29の下方に小容
量の後側コンパートメント(図示せず)が設けられてい
る。23は前側ハッチカバーであり、該ハッチカバー23の
下方には、備品等のための前側コンパートメント(図示
せず)が設けられている。上記前側ハッチカバー23の上
方には、別のハッチカバー25が設けられて二層式とさ
れ、該ハッチカバー25の内側へは、その後端に設けられ
た開口(図示せず)からライフジャケット等を収納する
ことができるようになっている。
【0025】図3は、本発明の実施の形態に係る小型滑
走艇のエンジン及びその吸気系の構成を示す船体の左側
からの一部透過図であり、図4は、図3のIV-IV断面図
であり、図5は、図3に示したエンジンの平面図であ
る。図3〜図5に示す如く、エンジンEは、そのシリン
ダの並設方向を艇の前後方向に沿って配置されており、
エンジンEからの排気は、エンジンEの左側に接続された
排気マニホールド22aを介してウォーターマフラ22で消
音された後で、所定の排気通路22bを介してトランサム
ボードから船外へ排出される。
【0026】図4により詳しく示すように、エンジンE
は、その吸気系として、エンジンEの右側に配された吸
気ボックス(エアボックスとも呼ばれる)42aを備え、
該吸気ボックス42aから吸入された空気は、第1吸気管4
5を介してエンジンEの前側に配されたスロットルボディ
Bへ送られ、該スロットルボディBにより空気の流量が調
節される。調節された空気は、エアコレクタ(エアチャ
ンバとも呼ばれる)42b,及び第2吸気管42等からなる
吸気マニホールドを通じて各シリンダへと与えられるよ
うになっている。より詳しくは、前記調節された空気
は、エンジンEの左側にて、エンジンEの前後方向の全長
に亘って延設されたエアコレクタ42bへ供給される。該
エアコレクタ42bに供給された空気は、シリンダヘッド4
1及びこれに取り付けられたヘッドカバー41aの上方を掛
け回すように配設された4つの第2吸気管42を通じて分
岐され、各々のシリンダへと与えられるようになってい
る。
【0027】エアコレクタ42b側の第2吸気管42の端部
は、エアコレクタ42bの内部へ所定長延設されており、
対応するシリンダの燃焼順序に応じて相互干渉(一の第
2吸気管42から吸気により隣接する他の第2吸気管42か
ら十分な吸気が行えないこと)を回避すべく、突出長さ
を異ならせてある。
【0028】また、第2吸気管42は、その下方のプラグ
キャップSPの位置を避け、プラグキャップSP間の位置に
それぞれ配設されている。これによって、シートSを開
いてその下方のエンジンEのメンテナンスをする際に、
プラグキャップSP及びイグニッションプラグ(図5参
照)へのアクセスが容易である。
【0029】なお、図4において、なお、図4におい
て、参照符号“INJ”はインジェクタであり、参照符号
“43”はエアサクションバルブ(ASV:Air Suction Val
ve)である。該エアサクションバルブ43は、吸気ボック
ス42aへ接続された所定の空気通路44を通じてスロット
ルボディBよりも上流の空気を得、この空気を、シリン
ダヘッド41を介して排気通路へ導入し、排気ガスを再燃
焼(酸化)させて浄化する。
【0030】図4に示す如く、本実施の形態において
は、シリンダヘッド41及びこれに取り付けられたヘッド
カバー41aの上方に配設された4つの第2吸気管42は、
シートS下方のデッキDの開口16(図2参照)の上端位置
(つまり、図4における開口16の縁端位置)Tdよりも上
方へ突出して、アーチ状に掛け回されている。これによ
り、第2吸気管42の長さを大きくとることができ、ま
た、第2吸気管42をアーチ状に形成したことで、その内
部の空気の流れ抵抗を小さくする作用もなす。また、前
述したエアサクションバルブ43は、アーチ状に形成され
た第2吸気管42とシリンダヘッド41aとの間の空間を有
効利用すべく、この空間に配されている。
【0031】また、シートSの底板5は、左右方向の中央
部に前後方向に長い凹部5aが設けられており、エンジン
ルーム20(図2参照)の空間をより大きくとるようにな
っているが、本実施の形態の底板5は、上述したよう
な、開口16の上端位置Tdよりも上方へ突出した第2吸気
管42に干渉することなく収容するために、より大きな凹
部5aとしてある。
【0032】このように、底板5は、その全体部分に凹
部5aを設けてあっても、また、図6に示す如く、第2吸
気管42に対応する部位のみに凹部5aを設けてあってもよ
い。具体的には、艇の左右方向に延びる複数の第2吸気
管42に対応する底板5の部位に左右方向の複数の凹部5a
を設ける。このような構成により、凹部5aの延設方向に
対する曲げ強度等を向上することができる。
【0033】なお、本実施の形態においては、底板5aを
有するシートSについて説明したが、本発明においては
このような構成のシートSに限定するものではなく、デ
ッキDの上端位置Tdよりも上方へ突出する吸気系の部分
を収容する大きさの凹部5aがシートSの下面に設けられ
てあればよい。
【0034】図4に戻って、エアコレクタ42bは、その
下方に配設された排気マニホールド22aにより下方から
支持されており、これによって、エアコレクタ42b及び
これに接続された吸気系の各部の振動が抑制される。具
体的には、エアコレクタ42bの下面は、対応する位置の
排気マニホールド22aの高さに合わせて窪ませてあり、
この凹ませた部分に、突起42pが設けられている。この
突起42pは、対応する排気マニホールド22aの周壁の位置
に設けられた穴に、環状の緩衝部材6を介して嵌合され
ている。
【0035】以上の説明においては、図6に示す如く第
2吸気管42の断面形状を円形として示したが、矩形,楕
円形等の様々な形状とすることができる。具体的には、
図7においては、矩形断面の第2吸気管142の例を示し
てある。該第2吸気管142は、その内部断面積を円形の
場合と同等に維持すべく、艇の水平方向に扁平した形状
とすることが望ましい。これによって、凹部5aで形成さ
れる空間をより効率良く利用することが可能となる。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る小型滑走艇の吸気管構造に
よれば、エンジンの吸気系の少なくとも一部を、シート
下方のデッキ開口から上方へ突出させ、この突出した吸
気系の部分をシート下面に設けた凹部に収容することに
より、吸気系の長さをより大きくとることができ、従っ
て、例えば、エンジンの吸気慣性、ひいては低速性能の
安定化及び高トルク等を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る小型滑走艇の全体
側面図である。
【図2】 図1の全体平面図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る小型滑走艇のエン
ジン及びその吸気系の構成を示す船体の左側からの一部
透過図である。
【図4】 図3のIV-IV断面図である。
【図5】 図3に示したエンジンの平面図である。
【図6】 エンジンの吸気管(第1吸気管)とシートの
底板との関係を示す図3の一部拡大図である。
【図7】 別の実施の形態に係る吸気管(第1吸気管)
の断面形状を示す図である。
【符号の説明】
5 底板 5a 凹部 6 緩衝部材 21K 噴射口 41 シリンダヘッド 41a ヘッドカバー 42 第2吸気管 42a 吸気ボックス(エアボックス) 42b エアコレクタ(エアチャンバ) 42p 突起 45 第1吸気管 A 船体 D デッキ H ハル E エンジン P ウォータージェットポンプ S シート SP プラグキャップ Td (デッキの)上端位置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウォータージェットポンプで加圧・加速
    された水を後方の噴射口から噴射してその反動によって
    推進し、前記ウォータージェットポンプを駆動するエン
    ジンが騎乗型シート下方の船体内に搭載された小型滑走
    艇の吸気管構造において、 前記エンジンの吸気系の少なくとも一部が、該エンジン
    のシリンダヘッドと前記シートとの間に延設され、前記
    船体を構成するデッキの上端よりも高い位置に配され、 前記シートの下面を、前記吸気系の少なくとも一部を収
    容すべく凹ませてあることを特徴とする小型滑走艇の吸
    気管構造。
  2. 【請求項2】 前記吸気系の少なくとも一部は、前記エ
    ンジンの吸気マニホールド及び吸気ボックスのうちの少
    なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1記載の小
    型滑走艇の吸気管構造。
  3. 【請求項3】 前記シートの下面は、前記吸気系の少な
    くとも一部に対応する部位を凹ませてあることを特徴と
    する請求項1又は2記載の小型滑走艇の吸気管構造。
  4. 【請求項4】 前記吸気系の少なくとも一部を構成する
    部品は、艇の水平方向に扁平した断面形状を有すること
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の小型滑走
    艇の吸気管構造。
  5. 【請求項5】 前記吸気系の少なくとも一部は、前記エ
    ンジンのプラグキャップの上方位置を避けて配置されて
    いることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の
    小型滑走艇の吸気管構造。
  6. 【請求項6】 前記エンジンに対して前記船体の左右一
    方側に、前記吸気系を構成するエアコレクタを、他方側
    に、該エアコレクタに連通された吸気ボックスをそれぞ
    れ配してあることを特徴とする請求項1乃至5の何れか
    に記載の小型滑走艇の吸気管構造。
  7. 【請求項7】 前記吸気系の少なくとも一部を構成する
    部品は、エアコレクタを有する吸気マニホールドを含
    み、該エアコレクタは、前記エンジンの排気マニホール
    ドに支持されていることを特徴とする請求項1乃至6の
    何れかに記載の小型滑走艇の吸気管構造。
  8. 【請求項8】 前記エアコレクタは、前記排気マニホー
    ルドに緩衝部材を介して支持されていることを特徴とす
    る請求項7記載の小型滑走艇の吸気管構造。
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