JP2003127082A - チップ部品の吸着ノズル - Google Patents
チップ部品の吸着ノズルInfo
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- JP2003127082A JP2003127082A JP2001323689A JP2001323689A JP2003127082A JP 2003127082 A JP2003127082 A JP 2003127082A JP 2001323689 A JP2001323689 A JP 2001323689A JP 2001323689 A JP2001323689 A JP 2001323689A JP 2003127082 A JP2003127082 A JP 2003127082A
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Abstract
に、多種のチップ部品の搬送に適したものを提供する。 【解決手段】 本発明のチップ部品の吸着ノズルは、チ
ップ部品9を吸着する吸着口7を有するノズル1を備
え、吸着口7には、複数に区画された吸引口8a、8b
が設けられたため、ノズル1の吸着装置への取付位置の
誤差、或いはチップ部品9に対するノズル1の位置ずれ
等によって、吸着口7からチップ部品9がずれる場合が
あっても、吸引口8a、8bを複数に区画する区画壁に
よって、チップ部品9は、吸着口7に平行な正しい姿勢
にでき、正しい姿勢でチップ部品9を搬送できる。
Description
装置に使用されるチップ部品の吸着ノズルに関する。
説明すると、図8は従来のチップ部品の吸着ノズルの平
面図、図9は図8のA部分の吸着口を示す拡大正面図、
図10は従来のチップ部品の吸着ノズルにおける要部拡
大断面図である。
成を図8〜図10に基づいて説明すると、ノズル51
は、金属材を絞り加工して形成されると共に、ノズル5
1は、中空部52aを有する本体部52と、この本体部
52の一端側に設けられた鍔状の取付部53と、本体部
52の他端から先細に形成された円錐台状の吸着部54
とを有する。
着口54aと、本体部52に設けられた中空部52aと
連通した状態で、吸着口54aの中央部まで延びる一つ
の中空部54bとを有し、そして、吸着口54aには、
一つの中空部54bで構成される一つの吸引口54cで
形成されている。そして、ノズル51は、中空部52a
と中空部54bを介して吸引口54cから空気を吸引す
るようになっている。
数個が吸着装置に装着された構成となっており、ノズル
51の先端に位置する吸着口54aで、チップ部品55
を吸着して、所定の位置にチップ部品55を搬送するよ
うになっている。また、チップ部品55は、長さと幅の
異なるものが種々用意され、例えば、長さが0.6mm
で幅が0.3mm,長さが1mmで幅が0.5mm、或
いは長さが1.6mmで幅が0.8mmからなるもの等
が用意されている。
の異なるものが数種類用意され、一種類の吸着口54a
で、大きさの異なる数種類のチップ部品55を吸着でき
るようになっている。しかし、ノズル51の吸着装置へ
の取付位置の誤差、或いはチップ部品55に対するノズ
ル51の位置ずれ等によって、図10に示すように、吸
着口54aからチップ部品55がずれると、チップ部品
55の一部が吸引口54cから中空部54b内に吸引さ
れて傾き、正しい姿勢でチップ部品55を搬送できない
ものであった。
着ノズルは、吸着口54aに設けられた吸引口54cが
一つであるため、吸着口54aからチップ部品55がず
れると、チップ部品55の一部が吸引口54cから中空
部54b内に吸引されて傾き、正しい姿勢でチップ部品
55を搬送できないという問題がある。
が搬送できると共に、多種のチップ部品の搬送に適した
チップ部品の吸着ノズルを提供することを目的とする。
の第1の解決手段として、チップ部品を吸着する吸着口
を有するノズルを備え、前記吸着口には、複数に区画さ
れた吸引口が設けられた構成とした。また、第2の解決
手段として、前記吸着口の前記吸引口が複数のパイプ部
で形成された構成とした。
部は、第1,第2のパイプ部で構成され、複数の前記第
2のパイプ部が前記第1のパイプ部内に配設されること
によって、前記吸引口が形成された構成とした。また、
第4の解決手段として、前記第1のパイプ部と前記第2
のパイプ部との間、及び前記第2のパイプ部同士間にお
いて前記吸引口が形成された構成とした。
パイプ部の中央部において、前記第2のパイプ部には、
前記吸着口の先端部から内方に凹んだ逃げ部が設けられ
た構成とした。また、第6の解決手段として、2個の前
記第2のパイプ部が前記第1のパイプ部の中心を挟んで
並設された構成とした。
パイプ部の肉部の厚さが前記第1のパイプ部の肉厚より
も薄く形成された構成とした。また、第8の解決手段と
して、前記ノズルは、前記第1,第2のパイプ部が結合
された結合体と、この結合体を取り付ける本体部とを備
えた構成とした。
が前記本体部から直線状に突出した構成とした。また、
第10の解決手段として、前記本体部は、中空部を有す
る筒部と、この筒部の先端部に設けられた支持部とを有
し、前記結合体が前記支持部の中心部に取り付けられた
構成とした。
の図面を説明すると、図1は本発明のチップ部品の吸着
ノズルの第1実施例を示す平面図、図2は本発明のチッ
プ部品の吸着ノズルの第1実施例を示す要部断面図、図
3は図1のA部分の吸着口を示す拡大正面図、図4は本
発明のチップ部品の吸着ノズルの第1実施例における要
部拡大断面図である。
ズルの第2実施例を示す平面図、図6は図5のA部分の
吸着口を示す拡大正面図、図7は本発明のチップ部品の
吸着ノズルの第2実施例における要部拡大断面図であ
る。
第1実施例における構成を図1〜図4に基づいて説明す
ると、ノズル1は、金属材からなり、本体部2と、この
本体部2の一端部に設けられた鍔状の取付部3と、本体
部2の他端の中心部に支持された結合体4とで構成され
ている。
円筒からなる筒部2bと、この筒部2bの端部に設けら
れた円錐台状の支持部2cと、中空部2aに連通された
状態で、支持部2cの中心部に設けられた孔2dとを有
する。
1のパイプ部5と、径の小さな円筒状の複数(この実施
例では7個)の第2のパイプ部6とで構成され、第1の
パイプ部5内には、複数の第2のパイプ部6が配設され
て、第1,第2のパイプ部5,6が互いに結合された状
態となっている。
第1のパイプ部5の肉厚よりも薄く形成されると共に、
第1,第2のパイプ部5,6が結合された時、両者の一
端が互いに面一となった吸着口7が形成されている。即
ち、結合体4の一端に形成された吸着口7は、第2のパ
イプ部6の中空部で形成される複数の吸引口8aと、第
1,第2のパイプ部5,6間、及び第2のパイプ部6同
士間で形成される複数の吸引口8bとが設けられてい
る。
5,6の肉部が区画壁となって、複数に区画された吸引
口8a、8bが形成された状態となっている。なお、こ
の実施例では、第1,第2のパイプ部5,6は円筒状の
もので説明したが、多角形状のパイプ部でも良い。ま
た、径の大きな第1のパイプ部5と径の小さな第2のパ
イプ部6を組み合わせたもので説明したが、径の小さな
第2のパイプ部6を複数個組み合わせたものでも良い。
また、径の大きな第1のパイプ部5の先端部に形成され
た吸着口7には、網目状をなした網目部材を設け、この
網目部材によって、吸着口7には複数に区画された吸引
口8a、8bが設けられたものでも良い。
合した結合体4は、本体部2の孔2d内に挿通されて、
支持部2cによって支持されて一体化されている。この
支持部2cに結合体4が取り付けられた時、結合体4の
吸着口4側は、支持部2cから直線状に外方に突出する
と共に、結合体4の他端部側は、中空部2a内に突出し
た状態となっている。そして、ノズル1は、中空部2a
を介して複数の吸引口8a、8bから空気を吸引するよ
うになっている。
個が吸着装置に装着された構成となっており、ノズル1
の先端に位置する吸着口7で、チップ部品9を吸着し
て、所定の位置にチップ部品9を搬送するようになって
いる。また、チップ部品9は、長さと幅の異なるものが
種々用意され、例えば、長さが0.6mmで幅が0.3
mm,長さが1mmで幅が0.5mm、或いは長さが
1.6mmで幅が0.8mmからなるもの等が用意され
ている。
区画された吸引口8a、8bが設けられて、大きさの異
なる多種類のチップ部品9を吸着できるようになってい
る。そして、ノズル1の吸着装置への取付位置の誤差、
或いはチップ部品9に対するノズル1の位置ずれ等によ
って、図4に示すように、吸着口7からチップ部品9が
ずれる場合があるが、この時、吸引口8a、8bを複数
に区画する区画壁によって、図4に示すように、チップ
部品9は、吸着口7に平行な正しい姿勢にでき、正しい
姿勢でチップ部品9を搬送できる。
引口8a、8bが設けられているため、一つのノズル1
で、多種類のチップ部品9を吸着できると共に、その搬
送が可能である。
吸着ノズルの第2実施例を示し、この第2実施例は、2
個の第2のパイプ部6が第1のパイプ部5の内におい
て、第1のパイプ部5の中心を挟んで並設されて結合体
4が形成されたものである。この構成によって、吸着口
7には、第2のパイプ部6の中空部で形成される複数の
吸引口8aと、第1,第2のパイプ部5,6間で形成さ
れる複数の吸引口8bとが設けられている。
て、2個の第2のパイプ部6には、吸着口7の先端部か
ら内方に凹んだ逃げ部6aが設けられている。そして、
長さが0.6mmで幅が0.3mmのような極めて小さ
いチップ部品9は、図7に示すように、中央部に膨らみ
9aのある形状となっているため、チップ部品9が吸着
口7によって吸着された際、膨らみ9aが逃げ部6aに
位置して、チップ部品9が吸着口7に平行な正しい姿勢
で吸着できるようにしたものである。なお、その他の構
成は、前記第1実施例と同様であるので、同一部品に同
一番号を付し、ここではその説明を省略する。
ップ部品9を吸着する吸着口7を有するノズル1を備
え、吸着口7には、複数に区画された吸引口8a、8b
が設けられたため、ノズル1の吸着装置への取付位置の
誤差、或いはチップ部品9に対するノズル1の位置ずれ
等によって、吸着口7からチップ部品9がずれる場合が
あっても、吸引口8a、8bを複数に区画する区画壁に
よって、チップ部品9は、吸着口7に平行な正しい姿勢
にでき、正しい姿勢でチップ部品9を搬送できる。ま
た、吸着口7には、複数の区画された吸引口8a、8b
が設けられているため、一つのノズル1で、多種類のチ
ップ部品9を吸着できると共に、従来に比して、ノズル
1の種類を少なくできる。
で形成されたため、区画された吸引口8a、8bの形成
の容易であると共に、その製造が簡単である。
5,6で構成され、複数の第2のパイプ部6が第1のパ
イプ部5内に配設されることによって、吸引口8a、8
bが形成されたため、第1のパイプ部5内に多数の吸引
口8a、8bの形成ができ、チップ部品9の吸着の確実
なものが得られる。
6との間、及び第2のパイプ部6同士間において吸引口
が形成されたため、多数の吸引口8a、8bの形成がで
き、チップ部品9の吸着の確実なものが得られる。
て、第2のパイプ部6には、吸着口7の先端部から内方
に凹んだ逃げ部6aが設けられたため、特に、極めて小
さなチップ部品9の吸着に適したものが得られる。
イプ部5の中心を挟んで並設されたため、構成が簡単
で、製造性が良く、極めて小さなチップ部品9の吸着に
適したノズルが提供できる。
1のパイプ部5の肉厚よりも薄く形成されたため、第1
のパイプ部5内への第2のパイプ部6の数を多くでき
て、多数の吸引口8a、8bの形成ができ、チップ部品
9の吸着の確実なものが得られる。
5,6が結合された結合体4と、この結合体4を取り付
ける本体部2とを備えたため、結合体4の本体部2への
組立が容易となって、製造性の良いものが得られる。
出したため、チップ部品9の吸着の繰り返しで摩耗が生
じても、長期にわたって使用できて、長寿命のものが得
られると共に、チップ部品9に対する吸着口7の大きさ
の変わらないものがものが得られる。
部2bと、この筒部2bの先端部に設けられた支持部2
cとを有し、結合体4が支持部2cの中心部に取り付け
られたため、その組合せ作業が簡単で、生産性のものが
得られる。
を示す平面図。
を示す要部断面図。
における要部拡大断面図。
を示す平面図。
における要部拡大断面図。
拡大断面図。
Claims (10)
- 【請求項1】 チップ部品を吸着する吸着口を有するノ
ズルを備え、前記吸着口には、複数に区画された吸引口
が設けられたことを特徴とするチップ部品の吸着ノズ
ル。 - 【請求項2】 前記吸着口の前記吸引口が複数のパイプ
部で形成されたことを特徴とする請求項1記載のチップ
部品の吸着ノズル。 - 【請求項3】 前記パイプ部は、第1,第2のパイプ部
で構成され、複数の前記第2のパイプ部が前記第1のパ
イプ部内に配設されることによって、前記吸引口が形成
されたことを特徴とする請求項2記載のチップ部品の吸
着ノズル。 - 【請求項4】 前記第1のパイプ部と前記第2のパイプ
部との間、及び前記第2のパイプ部同士間において前記
吸引口が形成されたことを特徴とする請求項3記載のチ
ップ部品の吸着ノズル。 - 【請求項5】 前記第1のパイプ部の中央部において、
前記第2のパイプ部には、前記吸着口の先端部から内方
に凹んだ逃げ部が設けられたことを特徴とする請求項
3、又は4記載のチップ部品の吸着ノズル。 - 【請求項6】 2個の前記第2のパイプ部が前記第1の
パイプ部の中心を挟んで並設されたことを特徴とする請
求項5記載のチップ部品の吸着ノズル。 - 【請求項7】 前記第2のパイプ部の肉部の厚さが前記
第1のパイプ部の肉厚よりも薄く形成されたことを特徴
とする請求項3から6の何れかに記載のチップ部品の吸
着ノズル。 - 【請求項8】 前記ノズルは、前記第1,第2のパイプ
部が結合された結合体と、この結合体を取り付ける本体
部とを備えたことを特徴とする請求項3から7の何れか
に記載のチップ部品の吸着ノズル。 - 【請求項9】 前記結合体が前記本体部から直線状に突
出したことを特徴とする請求項8記載のチップ部品の吸
着ノズル。 - 【請求項10】 前記本体部は、中空部を有する筒部
と、この筒部の先端部に設けられた支持部とを有し、前
記結合体が前記支持部の中心部に取り付けられたことを
特徴とする請求項9記載のチップ部品の吸着ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001323689A JP2003127082A (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | チップ部品の吸着ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001323689A JP2003127082A (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | チップ部品の吸着ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003127082A true JP2003127082A (ja) | 2003-05-08 |
Family
ID=19140544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001323689A Pending JP2003127082A (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | チップ部品の吸着ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003127082A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-10-22 JP JP2001323689A patent/JP2003127082A/ja active Pending
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