JP2003126560A - 発電機能を備えたヨーヨー - Google Patents

発電機能を備えたヨーヨー

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JP2003126560A
JP2003126560A JP2001327614A JP2001327614A JP2003126560A JP 2003126560 A JP2003126560 A JP 2003126560A JP 2001327614 A JP2001327614 A JP 2001327614A JP 2001327614 A JP2001327614 A JP 2001327614A JP 2003126560 A JP2003126560 A JP 2003126560A
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housing part
power generation
generation function
winding coil
led
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Susumu Kuroda
進 黒田
Nobuyuki Nagai
信之 永井
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヨーヨーを構成する回転体の回転により、発
電を行うことができるようにする。 【解決手段】 上ハウジング部4は、カバー体41、回
路基板42、磁性材料基板43、巻線コイル44、LE
D45から構成される。中間ハウジング部5には、嵌込
板51、磁石52、軸受53から構成される。ヨーヨー
1の紐巻部2aに紐を巻き付けた後、ヨーヨー1を投げ
降ろすと、上ハウジング部4が回転軸2とともに回転す
るのに対し、中間ハウジング部5は回転軸2とともに回
転せずに、静止状態を維持するため、上ハウジング部4
に備えられた巻線コイル44を貫く、磁束密度が変化す
る。これにより、巻線コイル44に起電力が誘導され
る。誘導された起電力は、回路基板42に備えられた回
路により適宜処理され、LED45に供給される。LE
D45は、回路基板42から供給された電力により点灯
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、玩具のヨーヨー
に関し、特に、回転体の回転を利用し発電を行うことが
できる発電機能を備えたヨーヨーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電気製品の増加により、化石燃料
燃焼による環境破壊や化石燃料の枯渇などが問題になっ
てきている。今日では、玩具においても、面子、駒、将
棋、双六、からくり人形といった電気を使用しない玩具
に代わり、電気を使用する玩具が主流となり、玩具によ
る環境負荷も増加している。
【0003】ところで、玩具として広く親しまれている
ヨーヨーにおいては、回転体を構成する筐体内部に電池
を装着し、この電池から供給される電力により、回転体
の側面に備えられた発光体を点灯させるものが提案され
ている(実願平6−16708、特開平11−2099
26および特開平11−244543)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の発光
体を備えたヨーヨーでは、発光体を点灯させるために電
池を使用するため、電力消費による環境負荷が避けられ
なかった。
【0005】また、従来の発光体を備えたヨーヨーで
は、電池の電力が放電しきってしまった場合には、ユー
ザが回転体を構成する筐体を開き、電池を交換する煩わ
しい作業をしなければならなかった。
【0006】また、従来の発光体を備えたヨーヨーで
は、装着する小型電池の寿命が短いため、電池を頻繁に
取り替えなければならず、ユーザの経済的負担となって
いた。
【0007】したがって、この発明の第1の目的は、電
力消費による環境負荷がない発電機能を備えたヨーヨー
を提供することにある。
【0008】また、この発明の第2の目的は、ユーザが
電池を交換する煩わしい作業をする必要のない発電機能
を備えたヨーヨーを提供することにある。
【0009】また、この発明の第3の目的は、電池交換
に伴うユーザの経済的負担を解消できる発電機能を備え
たヨーヨーを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、軸により結合された一対の回転
体を備え、回転体の少なくとも一方が、第1のハウジン
グ部と第2のハウジング部とからなり、第1のハウジン
グ部および第2のハウジング部のどちらか一方のみが、
軸と共に回転するように構成されている発電機能を備え
たヨーヨーにおいて、第1のハウジング部は、第2のハ
ウジング部に対向する面に巻線コイルを備え、第2のハ
ウジング部は、第1のハウジング部に対向する面に磁石
を備えることを特徴とする発電機能を備えたヨーヨーで
ある。
【0011】この発明では、ヨーヨーが、軸により結合
された一対の回転体を備え、回転体の少なくとも一方
が、第1のハウジング部と第2のハウジング部とからな
り、第1のハウジング部は、第2のハウジング部に対向
する面に巻線コイルを備え、第2のハウジング部は、第
1のハウジング部に対向する面に磁石を備え、第1のハ
ウジング部および第2のハウジング部のどちらか一方の
みが軸とともに回転するように構成されているため、ヨ
ーヨーを回転させると、巻線コイルを貫く磁束密度が変
化し、巻線コイルに起電力が誘導される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照しながら説明する。なお、以下の一実施
形態の全図においては、同一または対応する部分には同
一の符号を付す。
【0013】図1は、この発明の一実施形態によるヨー
ヨー1の斜視図である。図2は、この発明の一実施形態
によるヨーヨー1の縦断面図である。
【0014】図1に示すように、この発明の一実施形態
によるヨーヨー1は、一対の回転体3を、回転軸2の両
側より圧入して構成される。ここで、これらの回転体3
の間に、図示を省略した紐を巻き付けるための隙間11
が形成されるように、一対の回転体3は、回転軸2に圧
入される。
【0015】回転体3は、複数のハウジング部から構成
され、この発明の一実施形態においては、3つのハウジ
ング部、すなわち、上ハウジング部4、中間ハウジング
部5および底ハウジング部6から構成される。上ハウジ
ング部4と中間ハウジング部5との間には、磁気ギャッ
プ13が形成され、中間ハウジング部5と底ハウジング
部6との間には、隙間12が形成される。
【0016】上ハウジング部4は、カバー体41、回路
基板42、磁性材料板43、巻線コイル44、LED
(light emitting diode)45および検出部(後述す
る)から構成される。カバー体41は、円盤状の形状を
有し、中心に軸孔41aが形成されている。
【0017】また、カバー体41の内側面41c側に
は、回路基板42、磁性材料板43および巻線コイル4
4を収納するための内部空間が形成されている。この内
部空間は、この発明の一実施形態においては、円柱状の
形状を有する。
【0018】さらに、カバー体41の外側面41b側に
は、LED45を収納するための凹部41dが形成され
ている。この発明の一実施形態においては、凹部41d
には、異なる色を発する複数のLED45、具体的に
は、赤色LED45a、緑色LED45bおよび青色L
ED45cが備えられる。よって、この発明の一実施形
態によるヨーヨー1では、光の三原色である赤色
(R)、緑色(G)および青色(B)を点灯することが
できる。
【0019】図3は、カバー体41の外側面41b側の
側面図である。図3に示すように、軸孔41aを中心と
する円周上に、赤色LED45a、緑色LED45bお
よび青色LED45cが設けられている。ここで、これ
らのLED45は、隣り合うLED間の距離が均等にな
るように設けられている。具体的には、これらのLED
45は、仮想的な円周に内接する正3角形の各頂点の位
置にそれぞれ設けられている。
【0020】なお、カバー体41に備えられるLED4
5の個数、種類および配置は、上述した一実施形態に限
定されるものではない。例えば、赤色LED、緑色LE
D、青色LED、黄色LEDおよび橙色LEDのうちの
少なくとも1つが、カバー体41に備えられるようにし
てもかまわない。また、LED45が、軸孔41aを中
心とした同心円上に配置するようにしてもかまわない。
さらに、LED45が、カバー体41の外曲面41eに
配置されるようにしてもかまわない。さらにまた、多数
のLED45を、カバー体41の外側面41bおよび外
曲面41eの少なくとも一方に配置し、これらのLED
45により文字や絵などの情報を表示するようにしても
かまわない。
【0021】回路基板42は、円板状の形状を有し、中
心に軸孔42aが形成されている。この回路基板42
は、カバー体の内側面41cに対して、例えば、接着剤
により固定される。
【0022】回路基板42には、後述する磁気回路から
供給される電力を適宜処理し、上述したLED45に供
給するための電気回路、例えば、整流回路および平滑回
路が備えられている。
【0023】磁性材料板43は、円板状の形状を有し、
中心に軸孔43aが形成されている。この磁性材料板4
3は、カバー体41に固定された回路基板の42に対し
て、例えば、接着剤により固定される。
【0024】磁性材料板43は、磁路を形成するための
ものであり、例えば鉄により構成されている。回路基板
42に対向する面とは反対側の面には、複数の巻線コイ
ル44が、軸孔43aを中心とする円周上に配置されて
いる。この発明の一実施形態においては、磁性材料板4
3上には、6つの巻線コイル44が配置される。なお、
巻線コイル44の出力部は、回路基板42に備えられた
整流回路(後述する)の入力部に接続される。
【0025】図4は、巻線コイル44を配置する側の側
面図である。図4に示すように、台形状に巻かれた巻線
コイル44が、軸孔43aを中心とする円周上に配置さ
れている。なお、磁性材料板43に備えられる巻線コイ
ル44の個数、形状および配置は、上述した一実施形態
に限定されるものではない。例えば、巻線コイル44の
形状は、3角形状、4角形状および5角形状などの多角
形状であってもかまわない。さらには、巻線コイル44
の形状は、円形状および楕円形状などの形状であっても
かまわない。また、巻線コイル44が、軸孔43aを中
心とした同心円上に配置されるようにしてもかまわな
い。
【0026】また、巻線コイル44を配置する側の面に
は、上ハウジング部4に対する中間ハウジング部5の回
転を検出する検出部46が備えられている。この検出部
46は、図4に示すように、内曲面41fに沿うように
して、磁性材料板43上の2つの巻線コイル44の間に
配置される。なお、検出部46の出力部は、回路基板4
2に備えられた制御回路(後述する)の入力部に接続さ
れる。
【0027】なお、上ハウジング部4は、回転軸2とと
もに回転するように、回転軸2の両端に固定されてい
る。具体的には、軸孔41a、42bおよび43cと、
回転軸2の間に、接着剤が塗布され、カバー体41、回
路基板42および磁性材料板43が、回転軸2に固定さ
れる。
【0028】中間ハウジング部5は、嵌込板51、磁石
52、軸受53および検出用磁石54から構成される。
嵌込板51は、円柱状の形状を有し、中心に軸孔51a
が形成されている。また、上ハウジング部4に対向する
外側面51bには、磁石52を嵌め込むための第1の凹
部51dが複数形成されているとともに、検出用磁石5
4を嵌め込むための第2の凹部51eが形成されてい
る。この発明の一実施形態においては、第1の凹部51
dは、6つ形成されている。さらに、底ハウジングと対
向する内側面51cの中央部分には、軸受53を嵌め込
むための第3の凹部51fが形成されている。
【0029】図5は、第1の凹部51dが形成された外
側面51b側の側面図である。図6に示すように、楕円
状の第1の凹部51dが、軸孔51aを中心とする円周
上に形成されるとともに、第2の凹部51eが、嵌込板
51の外周に沿って形成されている。なお、第1の凹部
51dの個数、形状および配置は、上述した一実施形態
に限定されるものではない。例えば、第1の凹部51d
の形状は、3角形状、4角形状および5角形状などの多
角形状、円形状などであってもかまわない。また、第1
の凹部51dを、軸孔51aを中心とした同心円上に配
置するようにしてもかまわない。
【0030】磁石52は、第1の凹部51cと同一の形
状を有する。この磁石52は、第1の凹部51dに嵌め
込まれ、接着材などにより固定される。
【0031】軸受53は、円盤状の形状を有し、中央部
に回転軸2と同一の径を有する軸孔53aを有する。こ
の軸受53は、第3の凹部51fに嵌め込まれ、接着剤
などにより固定される。この軸受53は、中間ハウジン
グ部5を滑らかに回転させるためのものであり、例え
ば、ボールベアリングである。なお、第3の凹部51f
に固定された軸受53の軸孔53aと回転軸2との間
に、接着剤が塗布され、中間ハウジング部51が、回転
軸2の所定位置に固定される。このような軸受53を中
間ハウジング部5に備えることにより、紐巻部2aに紐
を巻きつけたヨーヨー1を投げ降ろし、上下運動させた
場合、上ハウジング部4と底ハウジング部6とが、回転
軸2とともに回転するのに対し、中間ハウジング部5は
回転軸2とともに回転せずに、静止状態を維持すること
ができる。また、検出用磁石54は、上ハウジング部4
に対する中間ハウジング部5の回転を検出部46が検出
するための磁石である。
【0032】底ハウジング部6は、円柱状の形状を有
し、中心に軸孔61aが形成されている。なお、底ハウ
ジング部6は、回転軸2とともに回転するように、回転
軸2に固定されている。具体的には、軸孔61aと回転
軸2の間に、接着剤が塗布され、固定される。
【0033】図6は、この発明の一実施形態によるヨー
ヨー1に備えられた発電装置の構成の一例を示すブロッ
ク図である。図6に示すように、発電装置は、LED4
5、検出部46、磁気回路101、整流回路102、平
滑回路103、制御回路104およびスイッチング回路
105から構成される。
【0034】磁気回路101は、発電を行うためのもの
であり、上述した巻線コイル44および磁石52から構
成される。巻線コイル44に誘起された起電力が、整流
回路102に供給される。具体的には、紐巻部2aに紐
を巻き付け、ヨーヨー1を投げ降ろし、ヨーヨー1を上
下運動させると、上ハウジング部4は回転軸2とともに
回転するのに対し、中間ハウジング部5は回転軸2とと
もに回転せずに、静止状態を維持する。このため、上ハ
ウジング部4に備えられた巻線コイル44を貫く、磁束
密度が変化し、これにより、巻線コイル44に電力が誘
導され、この電力が、整流回路102に供給される。
【0035】整流回路102は、交流を直流に変換し、
平滑回路103に供給する。この整流回路102は、例
えば、ダイオードあるいはサイリスタを用いた半波整流
回路である。
【0036】平滑回路103は、整流回路102から出
力された脈流を直流に近い状態に平滑し、スイッチング
回路105に供給する。この平滑回路103は、例え
ば、コンデンサ・インプット型あるいはチョーク・イン
プット型のものである。
【0037】検出部46は、例えば、MR素子、コイル
型磁気センサなどである。この検出部46で検出された
パルスが、制御回路104に供給される。
【0038】制御回路104は、検出部46から供給さ
れるパルスに基づき、スイッチング回路105を制御す
る。具体的には、制御回路104は、検出部46から供
給されるパルスに基づき、回転体3の回転数に応じて、
スイッチング回路105をオン/オフする。これによ
り、一定の場所で特定のLED45を発光することがで
きる。人間の目には、20回転/秒以上の回転動作は残
像現象として残るため、カバー体41に備えられた赤色
LED45a、緑色LED45bおよび青色LED45
cのそれぞれを、さまざまなタイミングで発光させるこ
とにより、64通りの色を表すことができる。
【0039】スイッチング回路105は、制御回路10
4の制御に基づき、平滑回路103からLED45に供
給される電力を、オン/オフする。LED45が、平滑
回路103から供給される電力により、点灯する。
【0040】なお、DC−DCコンバータを上述した発
電装置に備え、LED45に一定の電力が供給されるよ
うな構成にしてもかまわない。
【0041】上述した構成を有するヨーヨー1では、紐
巻部2aに紐を巻き付けた後、ヨーヨー1を投げ降ろ
し、ヨーヨー1を上下運動させると、上ハウジング部4
および底ハウジング部6は、紐に引っ張られた際のトル
クにより回転する。この際のエネルギーの損失は、巻線
コイル44および磁石52間の磁気による損失と、軸受
53の摩擦による損失と、空気抵抗による損失である。
これらのエネルギー損失を無視した場合、例えば、直径
10mmの紐巻部2aに、長さ1mの紐を巻き付け、こ
の紐を引っ張り速度2m/sで引き出した場合、上ハウ
ジング部4と底ハウジング部6とは、約60回転/秒で
回転する。
【0042】一方、中間ハウジング部5は、上述したよ
うに回転軸2とともに回転せずに、静止状態を維持する
ため、上ハウジング部4に備えられた巻線コイル44を
貫く、磁束密度が変化する。これにより、巻線コイル4
4に起電力が誘導される。
【0043】上述したように、この発明の一実施形態に
おいては、ヨーヨー1を投げ降ろし、上下運動させる
と、上ハウジング部4が回転軸2とともに回転するのに
対し、中間ハウジング部5は回転軸2とともに回転せず
に、静止状態を維持するため、巻線コイル44を貫く磁
束密度が変化し、この磁束密度の変化により巻線コイル
44に起電力が誘導され、この誘導された起電力により
発光体45が点灯する。よって、ヨーヨー1の回転体3
の回転を利用して、発電を行うことができる。したがっ
て、ユーザは、電力消費による環境負荷を回避できる。
また、煩わしい電池の交換を省くことができる。さら
に、電池交換に伴うユーザの経済的負担を解消できる。
【0044】以上、この発明の一実施形態について具体
的に説明したが、この発明は、上述の一実施形態に限定
されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各
種の変形が可能である。
【0045】例えば、磁気回路101によって発電され
た電力を2次電池あるいはコンデンサなどに充電し、こ
の充電した電力により、LED45を点灯するようにし
てもかまわない。例えば、図7に示すように、図6に示
した発電装置に、磁気回路101によって発電された電
力を充電する充電部106を備えるようにしてもかまわ
ない。この充電部106は、ニッケル・カドミウム電池
あるいはニッケル水素電池、リチウム・イオン電池など
の2次電池、およびこの2次電池への電力の供給を適宜
制御する制御部から構成される。また、この充電部10
6は、コンデンサなどであってもかまわない。なお、充
電部106は、図2に示した回路基板42上に備えられ
る。
【0046】また、回転軸の紐巻部2aに、回転自在な
活動輪を設け、この活動輪上に紐を巻くような構成にし
ても構わない。
【0047】また、上述した一実施形態においては、ヨ
ーヨー1が、巻線コイル44から供給される電力により
点灯する発光体45を備える場合を、例として示した
が、ヨーヨー1が、巻線コイル44から供給される電力
により音声を出力する音声出力部を備えるようにしても
かまわない。また、ヨーヨー1が、これらの発光体45
および音声出力部の両方を備えるようにしても構わな
い。
【0048】また、上述した一実施形態においては、回
転軸2に圧入された1対の回転体3が、発電機能を備え
る例について示したが、回転軸2に圧入された1対の回
転体3のどちらか一方のみが発電機能を備えるようにし
てもかまわない。
【0049】また、上述した一実施形態においては、回
転体3が、上ハウジング部4、中間ハウジング部5およ
び底ハウジング部6から構成される例について示した
が、上ハウジング部4および中間ハウジング部5のみか
ら構成されるようにしてもかまわない。
【0050】また、上述した一実施形態においては、回
転体3が、上ハウジング部4、中間ハウジング部5を、
それぞれ、1つ備える例について示したが、上ハウジン
グ部4、中間ハウジング部5を、それぞれ、複数備える
ようにしてもかまわない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、ヨーヨーの回転体
の回転を利用して、発電を行うことができる。したがっ
て、ユーザは、電力消費による環境負荷を回避できる。
また、煩わしい電池の交換を省くことができる。さら
に、電池交換に伴うユーザの経済的負担を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるヨーヨーの斜視図
である。
【図2】この発明の一実施形態によるヨーヨーの縦断面
図である。
【図3】カバー体の外側面の側面図である。
【図4】磁性材料板の巻線コイルを配置する側の側面図
である。
【図5】第1の凹部が形成された外側面の側面図であ
る。
【図6】この発明の一実施形態によるヨーヨーに備えら
れた発電機の構成の一例を示すブロック図である。
【図7】この発明の他の実施形態によるヨーヨーに備え
られた発電機の構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・ヨーヨー、2・・・回転軸、3・・・回転体、
4・・・上ハウジング部、5・・・中間ハウジング部、
6・・・底ハウジング部、41・・・カバー体、41a
・・・軸孔、41b・・・外側面、41c・・・内側
面、41d・・・凹部、41e・・・外曲面、41f・
・・内曲面、42・・・回路基板、43・・・磁性材料
板、44・・・コイル、45・・・LED、51・・・
固定体、51a・・・軸孔、51b・・・外側面、51
c・・・内側面、51d・・・第1の凹部、51e・・
・第2の凹部、51f・・・第3の凹部、52・・・磁
石、53・・・軸受、54・・・検出用磁石、101・
・・電力供給部、102・・・整流回路、103・・・
平滑回路、104・・・LED、105・・・スイッチ
ング回路、106・・・充電部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C150 BA06 CA26 CA30 DA38 DA39 DF06 DF33 DG02 DG03 DG07 DG13 DG14 DG15 EB32 EB33 EB41 EB44 FA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸により結合された一対の回転体を備
    え、上記回転体の少なくとも一方が、第1のハウジング
    部と第2のハウジング部とからなり、上記第1のハウジ
    ング部および上記第2のハウジング部のどちらか一方の
    みが、上記軸と共に回転するように構成されている発電
    機能を備えたヨーヨーにおいて、 上記第1のハウジング部は、上記第2のハウジング部に
    対向する面に巻線コイルを備え、 上記第2のハウジング部は、上記第1のハウジング部に
    対向する面に磁石を備えることを特徴とする発電機能を
    備えたヨーヨー。
  2. 【請求項2】 上記巻線コイルに誘起された起電力によ
    り、点灯する発光体を備えることを特徴とする請求項1
    記載の発電機能を備えたヨーヨー。
  3. 【請求項3】 上記巻線コイルに誘起された起電力によ
    り、音声を出力する音声出力装置を備えることを特徴と
    する請求項1記載の発電機能を備えたヨーヨー。
  4. 【請求項4】 上記巻線コイルから出力された交流を直
    流に変換し、上記発光体に供給する整流回路を備えるこ
    とを特徴とする請求項2記載の発電機能を備えたヨーヨ
    ー。
  5. 【請求項5】 上記第1のハウジング部は、上記第1の
    ハウジング部に対する上記第2のハウジング部の回転を
    検出する検出手段を備えることを特徴とする請求項4記
    載の発電機能を備えたヨーヨー。
  6. 【請求項6】 上記検出手段から出力される信号に基づ
    き、上記整流回路から上記発光体に供給される電力を制
    御する制御手段を備えることを特徴する請求項5記載の
    発電機能を備えたヨーヨー。
  7. 【請求項7】 上記検出手段は、MR素子であることを
    特徴とする請求項5記載の発電機能を備えたヨーヨー。
  8. 【請求項8】 上記整流回路から上記発光体に供給され
    る脈流を平滑する平滑回路を備えることを特徴とする請
    求項5記載の発電機能を備えたヨーヨー。
JP2001327614A 2001-10-25 2001-10-25 発電機能を備えたヨーヨー Pending JP2003126560A (ja)

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