JP2003126116A - 医療用マニピュレータ装置 - Google Patents

医療用マニピュレータ装置

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JP2003126116A
JP2003126116A JP2001327094A JP2001327094A JP2003126116A JP 2003126116 A JP2003126116 A JP 2003126116A JP 2001327094 A JP2001327094 A JP 2001327094A JP 2001327094 A JP2001327094 A JP 2001327094A JP 2003126116 A JP2003126116 A JP 2003126116A
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surgical instrument
manipulator
switch
grip
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Yasuyuki Momoi
康行 桃井
Kazutoshi Suga
和俊 菅
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】術者が使いやすい医療用マニピュレータ装置を
提供する. 【解決手段】複数の腕部が組み合わされたマニピュレー
タの先端部に配置され被手術者の体内に挿入される第1
の術具と、この第1の術具の前記被手術者の体に対する
位置を設定する位置決め手段と、この位置決め手段の動
作を調節する制御手段と、その一端が前記被手術者の体
内に挿入され患部を操作する第2の術具とを備えた手術
装置において、前記第2の術具は、他端部に使用者が一
方の手で把持され動作する2つの握り部と、前記位置決
め手段の動作を調節するための指令を出力するスイッチ
を有した操作手段とを有し、前記スイッチは、使用者が
前記握り部を把持した手の親指で操作可能な位置に配置
された医療用マニピュレータ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手術において術具
の保持や操作を行う医療用マニピュレータ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、手術中に術者を支援するために術
具の保持や操作を行う医療用マニピュレータ装置が開発
されている。このような装置では、マニピュレータで正
確に術具の位置決めや術具の処置を行うことにより正確
な手術が実現できるものである。また、術者が術具を操
作することにより術者の意図した手術が実現できるなど
の効果が期待されている。
【0003】このような従来の技術の一例として、特開
平10−118015号公報(従来技術)に示されてい
る内視鏡下手術に使用する内視鏡の視野変更(内視鏡視
野の移動および拡大・縮小)を行う装置が知られてい
る。
【0004】上記従来技術における内視鏡下手術の術具
は、体内に挿入される細長い中空の軸の先端に鉗子が取
り付けられ、この軸の後端に体外で使用者が鉗子等を操
作するため握り部が取り付けられている。軸内には、鉗
子等の手術用具を駆動するためのワイヤ或いは信号線や
内視鏡のファイバ等が通っている。また、後端の握り部
には軸を術中に回転させるため使用者が回転させる円板
状のノブも取り付けられている。
【0005】この従来技術での握り部は、鉗子等の動作
を2又のレバーを開閉することで行わせるようにしてい
るもので、レバーには丁度ハサミのように指を掛けるこ
とが出来る輪形状の指掛け部が設けられている。
【0006】また、この内視鏡を動作させる操作手段は
内視鏡の視野移動方向を指定するスイッチが術具先端方
向を向くように術具の握り部に取り付けられている。ま
た、操作手段には術具の形状に合わせた溝があり、その
溝を術具と勘合させ取り付ける。
【0007】実際の手術では、上記術具の握り部に中
指、薬指及び手の平をかけ、手で握り部全体を握るよう
に把持される。また、人差し指を軸に沿えて安定させる
ように把持することもできる。さらに、人差し指はノブ
を操作して軸を回転させるに使われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術で開示
されている操作手段は、術具の握り部の先端側に位置さ
れ、さらに内視鏡を駆動してその視野を移動させる方向
などを指令するためのスイッチは術具先端方向を向くよ
うに取り付けられている。すなわち、人差し指や中指等
の長くて微小な操作をし易い指での操作を想定してい
る。
【0009】このため、握り部で操作して術具を動作さ
せる際には、上記人差し指、中指に負担が集中する。さ
らに、握る指の先でスイッチを操作するために、スイッ
チの操作中の握りの位置や力に影響が及び易く微小て注
意深い動きを求められる手術中において、使用者に熟練
を要し、大きな負担となっていた。
【0010】また、術具形状に合わせた溝を利用して術
具に取り付けるため、特定の術具にしか取付できないと
いう問題があった。
【0011】本発明の目的は、使用者に使いやすい医療
用マニピュレータ装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は複数の腕部が
組み合わされたマニピュレータの先端部に配置され被手
術者の体内に挿入される第1の術具と、この第1の術具
の前記被手術者の体に対する位置を設定する位置決め手
段と、この位置決め手段の動作を調節する制御手段と、
その一端が前記被手術者の体内に挿入され患部を操作す
る第2の術具とを備えた手術装置において、前記第2の
術具は、他端部に使用者が一方の手で把持され動作する
2つの握り部と、前記位置決め手段の動作を調節するた
めの指令を出力するスイッチを有した操作手段とを有
し、前記スイッチは、使用者が前記握り部を把持した手
の親指で操作可能な位置に配置された医療用マニピュレ
ータ装置により達成される。
【0013】また、複数の腕部が組み合わされたマニピ
ュレータの先端部に配置され被手術者の体内に挿入され
る第1の術具と、この第1の術具の前記被手術者の体に
対する位置を設定する位置決め手段と、この位置決め手
段の動作を調節する制御手段と、その一端が前記被手術
者の体内に挿入され患部を操作する第2の術具とを備え
た手術装置において、前記第2の術具は、他端部に使用
者が一方の手で把持され動作する2つの握り部と、前記
位置決め手段の動作を調節するための指令を出力するス
イッチを有した操作手段とを有し、前記操作手段が前記
握り部の動作方向についてその握り部の側面の上に取り
付けられた医療用マニピュレータ装置により達成され
る。
【0014】また、一端に被手術者の体内に挿入される
術具を有したマニピュレータと、このマニピュレータの
他端部に設けられこのマニピュレータまたは前記術具を
操作する複数の操作手段と有した使用者が保持可能な握
り部とを有した操作部とを備え、この握り部の根元に前
記使用者が保持した手の親指で操作可能な前記操作手段
を備えた医療用マニピュレータ装置により達成される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
を用いて詳細に説明する。なお、以下の実施例では内視
鏡下手術において内視鏡の保持・操作に用いる場合につ
いて説明するが、本発明は術式・術具により限定される
ものではない。
【0016】図1に、本発明の医療用マニピュレータ装
置の実施例の構成の概略を示す。本装置は、術具1と、
術具1を位置決めする位置決め手段2(2−1,2−
2,2−3)及び3と、この位置決め手段の動作を調節
する制御手段4とを有している。この術具は、術具とし
て内視鏡を用いており、内視鏡映像を表示する表示手段
6も付加される。また、一方の端部に体内に挿入される
鉗子等の手術用具を有した別の術具100を有してお
り、手術者である操作者がこの術具を操作することがで
きる構成となっているとともに、この術具には上記位置
決め手段の動作を調節するための操作手段5とを有して
いる。
【0017】上記位置決め手段2は、駆動部2−1、リ
ンク部2−2、フレキシブルアーム2−2、球面ジョイ
ント3とを有する。体腔への内視鏡を挿入するための孔
の付近で内視鏡1の先端を球面ジョイント3で固定す
る。駆動部2−1はリンク部2−2・フレキシブルアー
ム2−3を介して内視鏡1の把持部を位置決めする。こ
れにより、内視鏡は挿入孔を中心とした回転運動が実現
でき、内視鏡の方向の制御、すなわち、内視鏡視野の移
動が実現できる。なお、位置決め手段は、内視鏡挿入孔
を中心とした回転運動が実現できれば、例えば6自由度
マニピュレータを用いてもよい。本発明は、上記した本
実施例の位置決め手段の構成のみにより限定されるもの
ではない。
【0018】駆動部のリンク部取付部分を図2に示す。
駆動部2−1とリンク部2−2とは、間に中間部材2−
4を介して取り付けられる。蝶ボルト2−5、ボルト2
−6を用いて、中間部材2−4、リンク部2−2は容易
に分離できる構造になっている。ところで、手術で用い
られる機器は滅菌されていなくてはならない。中間部材
2−4、リンク部2−2は機械部品のみで構成し、高圧
蒸気滅菌処理が可能とする。しかし、駆動部2−1は電
子部品を含むので高圧蒸気滅菌やガス滅菌といった滅菌
処理が行えないため、滅菌カバーをかけて清潔さを保
つ。ただし、駆動部にリンク部を直接取り付ける場合に
は取り付け時にリンク部が汚染される恐れがあり、リン
ク部も滅菌カバーをかける必要がある。そこで、まず、
駆動部2−1に中間部材2−4を取り付けて滅菌カバー
をかける。その後、リンク部2−2を取り付けるように
する。このことで、リンク部2−2の汚染は回避でき、
リンク部2−2に滅菌カバーをかけることなく清潔さを
確保できる。
【0019】また、内視鏡視野の拡大・縮小を行うため
に内視鏡の光学ズームを駆動させるズーム機構を付加し
てもよい。この機構の一構成例を図4に示す。この構成
例では、内視鏡1のズームレンズの外套管8−1に外歯
の歯車8−2を取り付け、それを歯車8−3を取り付け
たモータ(図示せず)で回転させる。また、可動限界を
超えないようにリミットスイッチ8−4を設ける。さら
に、汚れが付着や、回転部に巻き込まれないようにカバ
ー8−5で覆う。以上のようにすれば内視鏡の保持およ
び視野操作(視野の移動および拡大・縮小)が実現でき
る。
【0020】図3に、本発明実施例に係るマニピュレー
タ装置の術者がもつ術具の一例を示す。この術具は、細
長い軸7−1の先端に鉗子7−2、7−3が取り付けら
れ、軸の後端に開閉操作のためのレバー形状をした握り
部7−4、7−5が取り付けられている。これら握り部
の内、一つは軸に固定された固定握り部であり、もうひ
とつは回転ジョイント7−6で取り付けてある可動握り
部である。この例では、先端側(鉗子、内視鏡等の手術
用具が設けられた一方の端部側)の握り部7−4を固定
握り部、その後側(他方の端側)の握り部7−5を可動
握り部としているが、逆の場合でもよい。また、軸7−
1を回転させるためのノブ7−7も取り付けてある。本
実施例では、術部の後端側にこれら握り部、ジョイン
ト、操作手段、ノブを有する操作部を備えているもので
ある。
【0021】この構成では、体内に挿入される鉗子や内
視鏡の側にある握り部(レバー)あるいは両方の握り部
に指を掛ける、あるいは輪形状であって指を入れること
のできる指掛け部があって、使用者はこの指掛け部とレ
バー本体とを手の平と指で把持して術具及び手術用具を
操作する。例えば、握り部の握りの操作により術具の位
置を固定するとともにジョイント7−6を視点として7
−4,7−5が移動、動作されて、鉗子の開閉動作が行
われる。
【0022】実際の手術では、術具は先端側の握り部7
−4に中指・薬指をかけ、握り部7−4・7−5全体を
握るように把持される。さらに、人差し指は軸7−1に
沿えて安定されるとともに、ノブ7−7を操作して軸7
−1を回転させるのに使われる。
【0023】操作手段5は術者が把持する術具7に取り
付けられている。操作手段5には内視鏡の視野移動方向
を指定するための方向スイッチ5−1と、視野の拡大・
縮小を指示するためのズームスイッチ5−2が取り付け
られている。方向スイッチおよびズームスイッチの形状
はボタン型でもスティック型でもよい。これらスイッチ
5−1,5−2は、レバー7−4,7−5上でこれらレ
バーの動作方向に沿った術具外側の表面上に設けられ、
術具を握る際に外側から押引、上下の操作を行うことが
よう配置されている。
【0024】本発明の特徴は、操作手段5を術具7の術
者が親指で操作しやすい位置に取り付けることである。
つまり、レバー7−4,7−5上で握りによる動作方向
に沿った外側面上にスイッチを有している。より具体的
には、術具7の握り部7−4・7−5を含む平面と平行
に方向スイッチ5−1、ズームスイッチ5−2が設けら
れた面を有する操作手段5を取り付けられる。動作の方
向に向かって握り部の側面側に配置された操作部5の外
側面上に設けられいるものである。
【0025】そして、それらのスイッチは、スイッチを
取り付けてある面の外側からの操作により操作される。
特には、取り付け面と略垂直な方向、あるいは斜め方向
から操作させたときに、その操作が検出される。望まし
くは、軸7−1と先端側握り部7−4の境界付近に操作
手段5を取り付けるとよい。
【0026】これのような操作手段を用いることにより
術具をもった状態で術者が親指で操作することが可能と
なり、術者の使い勝手が向上できる。
【0027】また、操作手段5を固定握り部の上に、特
に軸に近い(レバーの根元)側、ジョイント7−6の
側、その近傍に取り付けられる。固定握り部は軸7−1
に固定されているので鉗子7−3、7−4の開閉操作な
どを軸に対する位置が変わらない。したがって、親指で
の操作が行いやすくなり、術具7と操作手段5の位置が
変わらないので、術具7の操作と操作手段5への操作が
同時に行いやすく、これにより使い勝手が向上できる。
【0028】このような操作手段5を親指の側となるレ
バー7−5を軸に固定されるようにして、レバー7−5
上に設けても良い。このようにすることで、レバーの開
閉動作をしても親指の根元(手の平)と操作手段5との
相対位置は変化が少なくなり、スイッチ5−1,5−2
の操作性が向上する。
【0029】本実施例に用いられる操作手段5の方向ス
イッチの構成の例を図5に示す。上側の図(a)が上か
ら見た平面図、下方の図(b)がその断面図である。こ
の例では、ボタン10の周縁部の下に1接点スイッチ1
1を90度ずつ位相をずらし4個配置する。術者は視野
を移動させたい方向に対応するボタン上の方向のボタン
周縁部を押す。これにより、押された部分の下にあるス
イッチが入り、方向が検知できる。また、隣り合うスイ
ッチの中間方向が押された場合に、その方向の両隣のス
イッチが入り中間方向が検知できる。以上のようにすれ
ば、8方向が検知できる方向スイッチが実現でき、使用
する1接点スイッチの個数を増やすことにより指定でき
る方向を増やすことが可能となる。さらには、アナログ
式のスイッチを用いれば連続的に方向を検出することも
可能である。
【0030】以上のような方向スイッチを用いれば、例
えば斜め方向に動かしたい場合に、その方向にボタンを
押すことで移動させることが可能となり、4方向のみ指
定できる場合に比べボタン操作回数・操作時間を低減で
き、術者の使い勝手が向上できる。なお、本発明が主張
するのは、少なくとも8方向の指定が可能なデバイスを
用いることであり、必ずしもデバイスの実現方法により
本発明が限定されるものではない。
【0031】上記の例の操作手段の変形例を図6に示
す。図(a),(b)の対応は図5と同様である。この
構成では、操作手段5のスイッチ取り付け面の反対面に
ネジ取り付け部材5−5が取り付けられている。ネジ取
り付け部材には先端に押し付け部材5−3を取り付けた
ネジ5−6が取り付けてある。術具に操作手段を取り付
けるときは、ネジ5−6をまわして押し付け部材5−4
と操作手段5のスイッチ取り付け面と反対面とで、術具
の握り部7−4を挟み込み取り付ける。取り付け部材5
−3と操作手段のスイッチ取り付け面の反対面には、ゴ
ムなどの滑りを防ぐ部材が貼り付けてあってもよい。こ
れにより、術具の握り部の厚みが異なるものでも、操作
手段を取り付けることが可能となり、術者の使い勝手が
向上できる。
【0032】また、さらに別の変形例を図7に示す。図
(a),(b)の対応は図5と同様である。この構成で
は、操作手段5に回転ジョイント5−6と、その回転ジ
ョイントを介して押し付け部材5−7が取り付けてあ
る。操作手段5の回転ジョイントの取り付け面と押し付
け部材とは回転ジョイントを中心に開閉可能な構造とな
っており、バネ(図示せず)により押し付け部材5−7
を回転ジョイント取り付け面に押し付ける。この操作手
段を術具に取り付ける場合には、術具の握り部7−4を
押し付け部材5−7と操作手段の回転ジョイントの取り
付け面とで挟み込み取り付ける。押し付け部材5−7と
操作手段の回転ジョイントの取り付け面には、ゴムなど
の滑りを防ぐ部材が貼り付けてあってもよい。これによ
り、術具の握り部の厚みが異なるものでも、操作手段を
取り付けることが可能となり、術者の使い勝手が向上で
きる。
【0033】以上説明した実施例によれば、術具の操作
時に人差し指や中指に負担が集中することが抑制され使
用者の負担が低減される。これにより、微小で繊細な動
きが求められる手術の使用者の負担が軽減される。ま
た、手術者に求められる熟練の度合も低減され、より安
全で信頼性の高い手術を行うことが可能となる。
【0034】また、親指の動作で操作手段上のスイッチ
を操作できるように装置が配置されており、スイッチの
操作を行うことによる術具の位置の固定や術具先端の手
術用具の操作に影響が及ぶことが抑制される。これによ
り安定して手術動作を行うことができ、装置の操作がし
易くなるとともに手術の安全性も向上できる。
【0035】上記実施例では、術具100のレバーの上
に内視鏡の視野を調節するための操作手段5を設けた例
を説明したが、内視鏡の操作に限られるもものではな
く、またレバーにより操作される手術用具も鉗子に限ら
れるものではない。操作手段5で鉗子等の操作を行って
も良く、レバーで内視鏡を操作するものに本発明を適用
しても、上記と同様の作用、効果を奏することが可能で
ある。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、使
用者に使いやすい医療用マニピュレータ装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の医療用マニピュレータ装置の実施例の
構成の概略を示す図である。
【図2】図1に示すマニピュレータ装置の駆動部のリン
ク部取付部分を示す断面図である。
【図3】本発明実施例に係るマニピュレータ装置の術者
がもつ術具の一例を示す図である。
【図4】本発明における内視鏡のズームレンズの外套管
を回転させる機構の一構成例を説明する図である.
【図5】本実施例に用いられる操作手段5の方向スイッ
チの構成の例を示す図である。
【図6】図5に示す操作手段の変形例を示す図である。
【図7】図5に示す操作手段のさらに別の変形例を示す
図である。
【符号の説明】
1:術具(内視鏡),2:位置決め手段,2−1:駆動
部,2−2:リンク部,2−3:フレキシブルアーム,
2−4:中間部材,3:球面ジョイント,4:制御手
段,5:操作手段,5−1:方向スイッチ,5−2:ズ
ームスイッチ,5−3:押し付け部材,5−4:クラン
プネジ,5−5:ネジ取り付け部材,5−6:回転ジョ
イント,5−7:押し付け部材,6:表示手段,7:術
具,7−1:軸,7−2・7−3:鉗子,7−4・7−
5:握り部,7−6:回転ジョイント,7−7:ノブ,
8−1:ズームレンズの外套管,8−2:外歯歯車,8
−3:歯車,8−4:リミットスイッチ,8−5:カバ
ー.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 DA21 DA56 3C007 AS35 BS29 JU16 KT01 KT06 KT18 XF00 XF05 4C060 GG21 GG24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の腕部が組み合わされたマニピュレー
    タの先端部に配置され被手術者の体内に挿入される第1
    の術具と、この第1の術具の前記被手術者の体に対する
    位置を設定する位置決め手段と、この位置決め手段の動
    作を調節する制御手段と、その一端が前記被手術者の体
    内に挿入され患部を操作する第2の術具とを備えた手術
    装置において、 前記第2の術具は、他端部に使用者が一方の手で把持さ
    れ動作する2つの握り部と、前記位置決め手段の動作を
    調節するための指令を出力するスイッチを有した操作手
    段とを有し、 前記スイッチは、使用者が前記握り部を把持した手の親
    指で操作可能な位置に配置された医療用マニピュレータ
    装置。
  2. 【請求項2】複数の腕部が組み合わされたマニピュレー
    タの先端部に配置され被手術者の体内に挿入される第1
    の術具と、この第1の術具の前記被手術者の体に対する
    位置を設定する位置決め手段と、この位置決め手段の動
    作を調節する制御手段と、その一端が前記被手術者の体
    内に挿入され患部を操作する第2の術具とを備えた手術
    装置において、 前記第2の術具は、他端部に使用者が一方の手で把持さ
    れ動作する2つの握り部と、前記位置決め手段の動作を
    調節するための指令を出力するスイッチを有した操作手
    段とを有し、 前記操作手段が前記握り部の動作方向についてその握り
    部の側面の上に取り付けられた医療用マニピュレータ装
    置。
  3. 【請求項3】前記スイッチは前記握り部の動作方向に略
    垂直な方向、または、斜め方向から操作可能であるよう
    に前記操作手段の表面に設けられた請求項1または2に
    記載の医療用マニピュレータ装置。
  4. 【請求項4】前記握り部は、一方が前記第2の術具に固
    定され、他方が動作可能に設けられ、前記操作手段が前
    記固定された握り部に取り付けられた請求項3に記載の
    医療用マニピュレータ装置。
  5. 【請求項5】前記操作手段は前記第2の術具から着脱可
    能である請求項1乃至4のいずれかに記載の医療用マニ
    ピュレータ装置。
  6. 【請求項6】一端に被手術者の体内に挿入される術具を
    有したマニピュレータと、このマニピュレータの他端部
    に設けられこのマニピュレータまたは前記術具を操作す
    る複数の操作手段と有した使用者が保持可能な握り部と
    を有した操作部とを備え、 この握り部の根元に前記使用者が保持した手の親指で操
    作可能な前記操作手段を備えた医療用マニピュレータ装
    置。
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Cited By (5)

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