JP2003124898A - デジタル放送受信機及び送信機並びに番組配列情報蓄積方法及び番組配列情報更新方法 - Google Patents

デジタル放送受信機及び送信機並びに番組配列情報蓄積方法及び番組配列情報更新方法

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JP2003124898A
JP2003124898A JP2001317309A JP2001317309A JP2003124898A JP 2003124898 A JP2003124898 A JP 2003124898A JP 2001317309 A JP2001317309 A JP 2001317309A JP 2001317309 A JP2001317309 A JP 2001317309A JP 2003124898 A JP2003124898 A JP 2003124898A
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JP2001317309A
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Inventor
Keigo Majima
恵吾 真島
Hiroki Minami
浩樹 南
Tomonari Nishimoto
友成 西本
Akitsugu Baba
秋継 馬場
Tatsuya Kurioka
辰弥 栗岡
Toshihiro Uehara
年博 上原
Haruo Okuda
治雄 奥田
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ARIB STD−B10規格準拠の番組情
報メタデータと、XMLで記述された番組情報メタデー
タとの整合性を図り、さらに、番組情報メタデータの変
更、追加、削除及びメタデータのデータ構造の拡張を行
なうことができるデジタル放送受信機及び送信機、並び
に番組配列情報蓄積方法及び番組配列情報更新方法を提
供する。 【解決手段】 デジタル放送受信機1は、伝送路復号化
手段10aと分離手段10bとを備えた受信部10、コ
ンテンツ(MPEG−2)11aとXML化番組情報1
1bと番組情報データベース11cとを蓄積する蓄積部
11、番組情報スキーマ12aを記憶しておくスキーマ
記憶部12、メタデータ変換部13、メタデータ解釈部
14、MPEG−2復号化部15及び出力部16を含む
構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送の放
送データとして送信された番組配列情報を蓄積して、更
新させるために使用するデジタル放送受信機及び番組配
列情報を送信するデジタル放送送信機、並びに番組配列
情報蓄積方法及び番組配列情報更新方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、放送番組の番組配列情報を記述し
た番組情報メタデータは、(社)電波産業会の標準規格
「デジタル放送に使用する番組配列情報」(ARIB
STD−B10)において、SI(Service Informatio
n)として規格化されている。この規格では、番組配列
情報は、MPEG−2システム規格(ISO/IEC1
3818−1)のプライベート・セクションに基づい
て、符号化及び伝送されることが規定されており、当該
番組配列情報は放送番組に同期してリアルタイムに伝送
されることが想定されている。
【0003】ここで、図25に基づいて、従来のデジタ
ル放送における番組配列情報及びコンテンツの送信を行
なうデジタル放送送信機、並びにコンテンツを蓄積して
視聴することが可能なサーバ型のデジタル放送受信機に
ついて、その構成及び動作について説明する。図25
は、従来の番組配列情報及びコンテンツの送受信を行な
うデジタル放送システムの構成を示したブロック図であ
る。
【0004】デジタル放送送信機2Bは、セクション化
部20Bと、MPEG−2符号化部21、伝送路符号化
手段22c及び多重化手段22dを含んだ送信部22B
とを備えて構成されている。
【0005】このデジタル放送送信機2Bは、セクショ
ン化部20Bによって、番組配列情報をARIB ST
D−B10規格に基づいてセクション単位に構成し、ビ
ットストリームに変換する。また、MPEG−2符号化
部21によって、映像・音声などの番組内容であるコン
テンツを圧縮符号化して、ビットストリームに変換す
る。
【0006】また、デジタル放送送信機2Bは、送信部
22Bの多重化手段22dによって、セクション化され
た番組配列情報(番組情報メタデータ)と、圧縮符号化
されたコンテンツとをMPEG−2のトランスポートス
トリームとして多重化し、伝送路符号化手段22cによ
って、TMCC(Transmission Multiplexing Configur
ation Control)伝送符号化によるフレーム化、トレリ
ス符号化8相位相変調(TC8PSK:Trellis Coded
8-level Phase Shift Keying)方式等の変調、及び誤り
訂正などの伝送路符号化処理を施し、放送データとして
伝送する。
【0007】また、デジタル放送受信機1Dは伝送路復
号化手段10a及び分離手段10bを含んだ受信部10
と、蓄積部11Dと、MPEG−2復号化手段16aを
含んだ出力部16Dとを備えて構成されている。
【0008】このデジタル放送受信機1Dは、受信部1
0の伝送路復号化手段10aによって、デジタル放送送
信機2Bから送信された放送データを受信、復調し、誤
り訂正やTMCC復号等の復号を行ない、分離手段10
bによって、番組情報メタデータ(SI)と、圧縮符号
化されたコンテンツ(MPEG−2)とに分離し、この
分離したコンテンツ(MPEG−2)11aを蓄積部1
1Dに蓄積する。また、デジタル放送受信機1Dの出力
部16Dは、番組情報メタデータに基づいて番組配列情
報を生成し、さらに圧縮符号化されたコンテンツをMP
EG−2復号化手段16aによって復号化することで番
組視聴のための視聴データを生成する。この視聴データ
を外部に接続された出力装置(図示せず)に出力するこ
とで、視聴者は番組視聴を行なうことができる。これに
よって、例えば、視聴者は番組予約によって、指定時刻
に放送されたコンテンツを蓄積しておき、あとからその
コンテンツを視聴することも可能になる。
【0009】なお、この番組配列情報(SI)は、主に
表示用のデータとしてコンテンツとは分離して使用(表
示)されるが、コンテンツと多重化して蓄積されたり、
あるいは部分的に選択された番組配列情報をデジタル放
送受信機独自の形式に変換しておいて、コンテンツとと
もに蓄積される場合もある。
【0010】また、以上説明した従来の技術以外に、最
近では、メタデータをデータの属性とデータの内容とを
タグによって関連付けたXML(eXtensible Markup La
nguage)により記述し、このXMLデータをバイナリデ
ータに符号化して伝送するBiM(Binary format for
MPEG-7)方式の規格化がMPEG−7において進められ
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たARIB STD−B10規格は、番組情報メタデー
タを受信機の蓄積手段に蓄積して利用することを想定し
ておらず、番組情報メタデータを蓄積して利用しようと
しても、この番組情報メタデータは前記規格により符号
化されることが規定されているため、データ構造が固定
化され、番組情報メタデータの追加、変更、削除、ある
いはメタデータ構造の拡張を行なうことが困難であると
いう問題があった。また、既存のARIB STD−B
10規格の拡張形式イベント記述子は、番組内容の記述
を拡張することは可能であるが、番組情報メタデータの
階層構造による拡張は定義されておらず、また、蓄積さ
れた番組情報メタデータを更新することができないとい
う問題があった。
【0012】また、番組情報メタデータを蓄積して利用
する受信機であっても、個々の受信機によって、その蓄
積方法が異なり、放送事業者が意図したデータ構造によ
り蓄積されたものではないため、放送事業者が前記番組
情報メタデータに対して、更新などの制御を行なうこと
ができないという問題があった。
【0013】さらに、今後、デジタル放送の送信機が、
MPEG−7システム規格に基づいて、番組情報メタデ
ータをXMLで記述して、そのXMLデータをバイナリ
データに符号化して伝送することで、サーバ型の受信機
の蓄積手段に番組情報メタデータを蓄積することは可能
であるが、サーバ型の受信機では、前記ARIB ST
D−B10規格による番組情報メタデータと、XMLで
記述された番組情報メタデータとを個々に管理する必要
があり、これらの番組情報メタデータの統合的な運用を
行なうことが困難であるという問題があった。
【0014】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたものであり、ARIB STD−B10規格準拠
の番組情報メタデータと、XMLで記述された番組情報
メタデータとの整合性を図り、さらに、番組情報メタデ
ータの変更、追加、削除及びメタデータのデータ構造の
拡張を行なうことができるデジタル放送受信機及び送信
機、並びに番組配列情報蓄積方法及び番組配列情報更新
方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために創案されたものであり、まず、請求項1に
記載のデジタル放送受信機は、以下の構成にかかるもの
とした。すなわち、デジタル放送の放送データとして送
信された、放送番組の番組配列情報を記述した第1の番
組情報メタデータと、放送番組の内容であるコンテンツ
とを受信するデジタル放送受信機において、放送データ
を受信する受信手段と、この受信手段で受信した放送デ
ータを、第1の番組情報メタデータと、コンテンツとに
分離する分離手段と、予め番組配列情報のデータ構造を
規定した番組情報スキーマの内容に基づいて、前記第1
の番組情報メタデータを、前記第1の番組情報メタデー
タの属性と内容とをタグによって関連付けた第2の番組
情報メタデータに変換する変換手段と、この第2の番組
情報メタデータ及び前記コンテンツを蓄積する蓄積手段
と、前記第2の番組情報メタデータに記述された内容
を、前記タグに基づいて解釈する解釈手段と、この解釈
手段の解釈結果に基づいて、番組情報又は前記コンテン
ツを再生した視聴データを出力する出力手段と、を備え
る構成とした。
【0016】かかる構成によれば、デジタル放送受信機
は、受信手段によって、デジタル放送の放送データを受
信し、分離手段によって、放送データに含まれる第1の
番組情報メタデータとコンテンツとを分離し、変換手段
によって、予め番組配列情報のデータ構造を規定した番
組情報スキーマの内容に基づいて、前記第1の番組情報
メタデータを、前記第1の番組情報メタデータの属性と
内容とをタグによって関連付けた第2の番組情報メタデ
ータに変換する。
【0017】そして、デジタル放送受信機は、蓄積手段
によって、第2の番組情報メタデータ及びコンテンツを
蓄積し、解釈手段によって、この第2の番組情報メタデ
ータに記述された内容を前記タグに基づいて解釈し、出
力手段によって、解釈手段の解釈結果に基づいて、番組
情報又は前記コンテンツを再生した視聴データを出力す
る。ここでタグとは、例えば、XML(eXtensible Mar
kup Language)において、「<」と「>」とで挟まれた
予約語のことである。
【0018】これにより、デジタル放送受信機は、放送
データを受信し、この放送データから、デジタル放送の
番組配列情報を記述した第1の番組情報メタデータを分
離して、この第1の番組情報メタデータを、予め番組配
列情報のデータ構造を規定した番組情報スキーマの内容
に基づいて、前記第1の番組情報メタデータの属性と内
容とをタグによって関連付けた第2の番組情報メタデー
タに変換し、蓄積する。
【0019】また、請求項2に記載のデジタル放送受信
機は、デジタル放送の放送データとして送信された、放
送番組の番組配列情報を記述した第1の番組情報メタデ
ータと、放送番組の内容であるコンテンツと、番組情報
の更新内容を記述した更新情報メタデータとを受信する
デジタル放送受信機において、放送データを受信する受
信手段と、この受信手段で受信した放送データを、第1
の番組情報メタデータと、コンテンツと、更新情報メタ
データとに分離する分離手段と、予め番組配列情報のデ
ータ構造を規定した番組情報スキーマの内容に基づい
て、前記第1の番組情報メタデータを、前記第1の番組
情報メタデータの属性と内容とをタグによって関連付け
た第2の番組情報メタデータに変換する変換手段と、こ
の第2の番組情報メタデータ及び前記コンテンツを蓄積
する蓄積手段と、この蓄積手段に蓄積された第2の番組
情報メタデータを、前記更新情報メタデータに基づいて
更新するメタデータ更新手段と、前記第2の番組情報メ
タデータに記述された内容を、前記タグに基づいて解釈
する解釈手段と、この解釈手段の解釈結果に基づいて、
番組情報又は前記コンテンツを再生した視聴データを出
力する出力手段と、を備える構成とした。
【0020】かかる構成によれば、デジタル放送受信機
は、受信手段によって、放送データを受信し、分離手段
によって、放送データに含まれる第1の番組情報メタデ
ータとコンテンツと更新情報メタデータとを分離し、変
換手段によって、予め番組配列情報のデータ構造を規定
した番組情報スキーマの内容に基づいて、前記第1の番
組情報メタデータを、前記第1の番組情報メタデータの
属性と内容とをタグによって関連付けた第2の番組情報
メタデータに変換する。
【0021】そして、デジタル放送受信機は、蓄積手段
によって、第2の番組情報メタデータ及びコンテンツを
蓄積し、メタデータ更新手段によって、前記第2の番組
情報メタデータを、前記更新情報メタデータに基づいて
更新し、解釈手段によって、この第2の番組情報メタデ
ータに記述された内容を前記タグに基づいて解釈し、出
力手段によって、解釈手段の解釈結果に基づいて、番組
情報又は前記コンテンツを再生した視聴データを出力す
る。
【0022】これにより、デジタル放送受信機は、放送
データを受信し、その放送データから、デジタル放送の
番組配列情報を記述した第1の番組情報メタデータと番
組情報の更新内容を記述した更新情報メタデータとを分
離して、その第1の番組情報メタデータを、予め番組配
列情報のデータ構造を規定した番組情報スキーマの内容
に基づいて、前記第1の番組情報メタデータの属性と内
容とをタグによって関連付けた第2の番組情報メタデー
タに変換し、蓄積する。そして、蓄積されている第2の
番組情報メタデータを、更新情報メタデータに基づいて
更新する。
【0023】さらに、請求項3に記載のデジタル放送受
信機は、請求項2に記載のデジタル放送受信機におい
て、メタデータ更新手段が、更新情報メタデータに基づ
いて、第2の番組情報メタデータの番組配列情報に対応
するメタデータの追加、変更及び削除の少なくとも1つ
を行なう構成とした。
【0024】かかる構成によれば、デジタル放送受信機
は、メタデータ更新手段によって、放送データを介して
通知される番組情報の更新内容を記述した更新情報メタ
データを解釈することで、第2の番組情報メタデータの
番組配列情報に対応するメタデータの追加、変更及び削
除の少なくとも1つを行なう。
【0025】また、請求項4に記載のデジタル放送受信
機は、請求項2又は請求項3に記載のデジタル放送受信
機において、メタデータ更新手段が、更新情報メタデー
タに基づいて、第2の番組情報メタデータのデータ構造
を拡張する構成とした。かかる構成によれば、デジタル
放送受信機は、メタデータ更新手段によって、放送デー
タを介して通知される番組情報の更新内容を記述した更
新情報メタデータを解釈することで、更新情報メタデー
タに基づいて、第2の番組情報メタデータのデータ構造
を拡張する。
【0026】さらに、請求項5に記載のデジタル放送受
信機は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の
デジタル放送受信機において、第2の番組情報メタデー
タとコンテンツとを対応付けた番組情報データベースを
備える構成とした。かかる構成によれば、デジタル放送
受信機は、番組情報データベースに前記第2の番組情報
メタデータと前記コンテンツとを対応付けて記憶してお
く。
【0027】また、請求項6に記載のデジタル放送受信
機は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のデ
ジタル放送受信機において、変換手段が、第1の番組情
報メタデータを汎用記述言語で記述した第2の番組情報
メタデータに変換する構成とした。
【0028】かかる構成によれば、デジタル放送受信機
は、変換手段によって、第1の番組情報メタデータを汎
用記述言語で記述した第2の番組情報メタデータに変換
する。ここで、汎用記述言語は、例えば、XML(eXte
nsible Markup Language)等の汎用の記述言語を使用す
ることができる。
【0029】また、請求項7に記載のデジタル放送送信
機は、放送番組の内容であるコンテンツを符号化する符
号化手段と、前記放送番組の番組情報を記述した番組情
報メタデータと、番組情報の更新内容を記述した更新情
報メタデータと、前記符号化手段によって符号化された
コンテンツとを多重化する多重化手段と、この多重化手
段によって多重化されたデータを変調して送信する送信
手段と、を備える構成とした。
【0030】かかる構成によれば、デジタル放送送信機
は、符号化手段によって、放送番組の内容であるコンテ
ンツを符号化し、多重化手段によって、放送番組の番組
情報を記述した番組情報メタデータと、番組情報の更新
内容を記述した更新情報メタデータと、前記符号化手段
によって符号化されたコンテンツとを多重化し、送信手
段によって、前記多重化手段によって多重化されたデー
タを変調して送信する。これにより、デジタル放送受信
機に対して、デジタル放送受信機に蓄積されている番組
情報の更新内容を通知する。
【0031】さらに、請求項8に記載の番組配列情報蓄
積方法は、デジタル放送の放送データを受信する受信ス
テップと、この受信ステップで受信した放送データか
ら、放送番組の番組配列情報を記述した第1の番組情報
メタデータを分離する分離ステップと、予め番組配列情
報のデータ構造を規定した番組情報スキーマの内容に基
づいて、前記分離ステップで分離した第1の番組情報メ
タデータデータの属性と内容とをタグによって関連付け
た第2の番組情報メタデータに変換する変換ステップ
と、前記第2の番組情報メタデータを蓄積する蓄積ステ
ップと、を含んでいることを特徴とする。
【0032】かかる方法によれば、番組配列情報蓄積方
法は、受信ステップによって、デジタル放送の放送デー
タを受信し、分離ステップによって、受信ステップで受
信した放送データから、放送番組の番組配列情報を記述
した第1の番組情報メタデータを分離し、変換ステップ
によって、予め番組配列情報のデータ構造を規定した番
組情報スキーマの内容に基づいて、前記分離ステップで
分離した第1の番組情報メタデータデータの属性と内容
とをタグによって関連付けた第2の番組情報メタデータ
に変換し、蓄積ステップによって、前記第2の番組情報
メタデータを蓄積する。
【0033】これにより、番組配列情報蓄積方法は、放
送データから、番組配列情報を記述した第1の番組情報
メタデータを分離し、予め番組配列情報のデータ構造を
規定した番組情報スキーマの内容に基づいて、前記第1
の番組情報メタデータデータの属性と内容とをタグによ
って関連付けた第2の番組情報メタデータに変換して蓄
積する。
【0034】また、請求項9に記載の番組配列情報更新
方法は、デジタル放送の放送データを受信する受信ステ
ップと、この受信ステップで受信した放送データから、
放送番組の番組配列情報を記述した番組情報メタデータ
の更新情報を記述した更新情報メタデータを分離する分
離ステップと、この分離ステップで分離された更新情報
メタデータの内容を解釈する解釈ステップと、このステ
ップの解釈結果に基づいて、前記番組情報メタデータを
更新するメタデータ更新ステップと、を含んでいること
を特徴とする。
【0035】かかる方法によれば、番組配列情報更新方
法は、受信ステップによって、デジタル放送の放送デー
タを受信し、分離ステップによって、受信ステップで受
信した放送データから、放送番組の番組配列情報を記述
した番組情報メタデータの更新情報を記述した更新情報
メタデータを分離し、解釈ステップによって、更新情報
メタデータの内容を解釈し、更新ステップによって、前
記解釈結果に基づいて、前記番組情報メタデータを更新
する。
【0036】これにより、番組配列情報更新方法は、放
送データから、放送番組の番組配列情報を記述した番組
情報メタデータの更新情報を記述した更新情報メタデー
タを分離し、この更新情報メタデータに基づいて、番組
情報メタデータを更新する。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 (第一の実施の形態:デジタル放送受信機の構成)図1
は、第一の実施形態であるデジタル放送受信機の全体構
成を示すブロック図である。図1に示すように、デジタ
ル放送受信機1は、受信部10、蓄積部11、スキーマ
記憶部12、メタデータ変換部13、メタデータ解釈部
14、MPEG−2復号化部15及び出力部16を含む
構成とした。
【0038】このデジタル放送受信機1は、デジタル放
送の放送データとして送信される放送番組の番組配列情
報を記述した第1の番組情報メタデータと、放送番組の
内容であるコンテンツとを受信して、前記第1の番組情
報メタデータの属性と内容とをタグによって関連付けた
第2の番組情報メタデータに変換して蓄積し、さらに前
記コンテンツを蓄積して、視聴を行なう装置である。
【0039】ここでは、前記第1の番組情報メタデータ
は、ARIB STD−B10のSI(Service Informa
tion)として規定された番組情報メタデータ(以下、
「SI化番組情報」という)とし、前記第2の番組情報
メタデータは、SI化番組情報の属性と内容とをタグに
よって関連付けたXML(eXtensible Markup Languag
e)で記述された番組情報メタデータ(以下、「XML
化番組情報」という)とする。
【0040】受信部10は、伝送路復号化手段10aと
分離手段10bとを備えており、デジタル放送の放送波
により送信される放送データを受信し、SI化番組情報
と、圧縮符号化されたコンテンツ(以下、「コンテンツ
(MPEG−2)という」)とに分離するものである。
【0041】この伝送路復号化手段10aは、受信した
放送データを復調して、その復調結果であるMPEG−
2トランスポートストリーム(TS:Transport Strea
m)を分離手段10bに送出する手段である。ここで伝
送路復号化手段10aは、例えば、トレリス符号化8相
位相変調(TC8PSK:Trellis Coded 8-level Phas
e Shift Keying)方式などで変調した放送波を受信し、
復調して、必要に応じて誤り訂正や、スクランブルの復
元を行なう。
【0042】また、分離手段10bは、伝送路復号化手
段10aで復調されたMPEG−2トランスポートスト
リームを、個別のストリームであるSI化番組情報とコ
ンテンツ(MPEG−2)とに分離する手段である。こ
こで分離したSI化番組情報は、メタデータ変換部13
に送出され、コンテンツ(MPEG−2)は蓄積部11
に蓄積される。
【0043】蓄積部11は、受信部10の分離手段10
bで分離されるコンテンツ(MPEG−2)11a及び
メタデータ変換部13で生成されるXML化番組情報1
1b(後記する)、並びにコンテンツ(MPEG−2)
11aとXML化番組情報11bとを関連付けた番組情
報データベース11cを蓄積するものである。
【0044】このコンテンツ(MPEG−2)11a
は、映像・音声データがMPEG−2によって符号化さ
れたデータがそのまま蓄積されたもので、MPEG−2
復号化部15によって復号化されることで、映像・音声
データとして再生される。また、XML化番組情報11
bは、メタデータ変換部13によって生成され、メタデ
ータ解釈部14によって参照され、表示用の番組情報と
して生成されるものである。また、番組情報データベー
ス11cは、メタデータ変換部13が、XML化番組情
報11bを生成するときに、コンテンツ(MPEG−
2)11aとXML化番組情報11bとの各ファイルを
対応付けて更新されるものである。
【0045】スキーマ記憶部12は、ARIB STD
−B10規格のSI形式のメタデータであるSI化番組
情報を、XML形式で記述されたメタデータであるXM
L化番組情報11bに変換するための、メタデータの構
造を規定した番組情報スキーマ12aを記憶しておく記
憶部である。
【0046】この番組情報スキーマ12aは、ARIB
STD−B10規格で規定されているテーブル及び関
連記述子のデータ構造をMPEG−7で規格化が進めら
れているメタデータの記述定義言語であるDDL(Desc
ription Definition Language:ISO/IEC JTC
1/SC29/WG11 N4002)に準拠して記述
したものである。
【0047】メタデータ変換部13は、分離手段10b
で分離されたSI化番組情報を入力として、スキーマ記
憶部12に記憶されている番組情報スキーマ12aに基
づいて、SI化番組情報の属性と内容とをARIB S
TD−B10規格で規定されている表現に合わせたタグ
によって関連付けたXML化番組情報11bとして生成
するものである。
【0048】ここで生成されたXML化番組情報11b
は、蓄積部11に蓄積される。また、このとき、メタデ
ータ変換部13は、XML化番組情報11bの内容に基
づいて、コンテンツ(MPEG−2)11aと、XML
化番組情報11bとの各ファイルを対応付けた番組情報
データベース11cの内容を更新する。
【0049】メタデータ解釈部14は、番組情報スキー
マ12aに基づいて、蓄積部11に蓄積されたXML化
番組情報11bを解釈して、表示用の番組情報を生成し
出力部16へ送信するものである。ここで解釈とは、X
MLで記述された番組情報メタデータを、予め定義され
たタグに基づいて、属性と内容とを抽出し、例えば番組
配列情報(SI)で規定されているEIT(Event Info
rmation Table)属性から「番組名」を抽出すること
で、番組情報を生成することをいう。この番組情報は、
EPG(Electronic Program Guide)の更新データとし
て使用することができる。
【0050】また、ここで解釈された番組情報に基づい
て、番組情報データベース11cを参照して、コンテン
ツの再生が必要な場合は、蓄積部11に蓄積されたコン
テンツ(MPEG−2)11aをMPEG−2復号化部
15へ送信し、コンテンツの再生を行なう。
【0051】MPEG−2復号化部15は、前記したよ
うに蓄積部11に蓄積されたコンテンツ(MPEG−
2)11aを入力として、MPEG−2の復号化を行な
い、映像・音声のコンテンツを復号するものである。こ
こで復号されたコンテンツは、出力部16へ送信され
る。
【0052】出力部16は、メタデータ解釈部14で生
成された表示用の番組情報や、MPEG−2復号化部1
5で復号化し再生されたコンテンツを、外部に接続され
たCRTや液晶等の表示装置(図示せず)や、スピーカ
等の音声出力装置(図示せず)へ出力するものである。
【0053】(デジタル放送受信機の動作:番組情報メ
タデータの変換と蓄積)次に、図1及び図3に基づい
て、デジタル放送受信機1がSI化番組情報を、XML
化番組情報に変換して、蓄積する動作について説明す
る。なお、図3は、本動作を示すフローチャートであ
る。
【0054】まず、デジタル放送受信機1は、受信部1
0によって、デジタル放送の放送波による放送データを
受信し(ステップa1)、伝送路復号化手段10aによ
って、放送データを復調してMPEG−2トランスポー
トストリームを生成する(ステップa2)。そして、復
調されたMPEG−2トランスポートストリームを、分
離手段10bによって、SI化番組情報とコンテンツ
(MPEG−2)とに分離して(ステップa3)、コン
テンツ(MPEG−2)を蓄積部11に蓄積する(ステ
ップa4)。
【0055】次に、デジタル放送受信機1は、分離手段
10aで分離されたSI化番組情報を、メタデータ変換
部13において、番組情報スキーマ12aに記述された
内容に基づいて、SI化番組情報の属性と内容とをタグ
によって関連付けたXML化番組情報に変換する(ステ
ップa5)。
【0056】そして、XML化番組情報を蓄積部11に
蓄積し(ステップa6)、このコンテンツ(MPEG−
2)11aとXML化番組情報11bとの対応関係に基
づいて、番組情報データベース11cを更新する(ステ
ップa7)。以上の動作により、SI形式の番組情報メ
タデータは、柔軟性、拡張性を有するXMLで記述され
た番組情報メタデータとして蓄積される。
【0057】(デジタル放送受信機の番組情報メタデー
タ変換内容)次に、図4〜図8を参照して、ARIB
STD−B10規格で規定されたSI化番組情報をXM
L(eXtensible Markup Language)で記述されたXML
化番組情報に変換する例を、具体例なデータで説明す
る。
【0058】図4は、ARIB STD−B10規格の
SI(Service Information)として規格化されている
番組情報の構成図を示している。図5は、SI化番組情
報の具体事例として、実際の放送波から抽出したMPE
G−2トランスポートストリームの内容を示している。
図6は、SI形式からXML形式に変換するために定義
した番組情報スキーマ12aの例を示している。図7
は、XML化番組情報に変換した具体的な記述内容の事
例を示している。図8は、番組情報データベースの構成
例を示している。
【0059】まず最初に、図4に基づいて、SIにより
得られる番組情報30の構造を説明する。SIは、各サ
ービス(チャンネルに相当)に含まれるイベント(番組
に相当)に関する時系列情報を表わすEIT(Event In
formation Table:イベント情報テーブル)31、特定
のMPEG−2トランスポートストリームに含まれるサ
ービスを表わすSDT(Service Description Table:
サービス記述テーブル)32、時刻と日時情報を表わす
TOT(Time Offset Table:時刻日付オフセットテー
ブル)33等の各テーブルから成り、さらに各テーブル
は、番組情報の内容を記述する複数の記述子により構成
されている。例えば、EITは、イベント(番組)34
毎に、短形式イベント記述子35、コンポーネント記述
子36、拡張形式イベント記述子37、コンテント記述
子38等の記述子によって構成されている。また、短形
式イベント記述子35は、番組名39、番組記述40を
含んでおり、コンポーネント記述子36は、内容41、
種別42を含んで構成されている。このように、SIに
より得られる番組情報30はツリー型のデータ構造にな
っている。
【0060】次に、図5に基づいて、具体的なSI形式
の事例として、実際の放送波から抽出したARIB S
TD−B10規格において規定されるSI化番組情報に
対応するMPEG−2トランスポートストリームの内容
を説明する。ここでは、SI化番組情報として、EIT
の内容を示しており、MPEG−2トランスポートスト
リームは、16進バイナリデータとして記述し、対応す
る属性名、記述子名を付記している。また、文字データ
については、「デジタル放送におけるデータ符号化方式
と伝送方式」(ARIB STD−B24)で規定され
ている8単位符号により符号化された文字データに対応
する復号化文字列を併せて記述している。
【0061】図5に示したように、EITには、“tabl
eId”(テーブル識別)50、“serviceId”(サービス
識別)51等の属性に続けて、短形式イベント記述子3
5及びその構成要素である番組名39、番組記述40と
いった記述子が含まれている。
【0062】次に、図6に基づいて、番組情報メタデー
タをSI形式からXML形式に変換するために定義した
番組情報スキーマ12aの内容について説明する。図6
の番組情報スキーマ12aは、EIT(Event Informat
ion Table)のテーブル及び関連記述子のデータ構造を
MPEG−7で規格化が進められているメタデータの記
述定義言語であるDDLに準拠して記述し、テーブル、
記述子及びスキーマ内の項目(エレメント:element)
や、属性(アトリビュート:attribute)の名称は、そ
れぞれARIB STD−B10規格で規定されている
表現を使用している。
【0063】この番組情報スキーマ12aでは、EIT
の項目である“EventInformationTable”の属性とし
て、“tableId”(テーブル識別)(8行目)と、“ser
viceId”(サービス識別;BSデジタル放送ではチャン
ネル番号に対応する)(9行目)と、“versionNumbe
r”(バージョン番号)(10行目)とを定義してい
る。
【0064】また、番組情報スキーマ12aは、EIT
と同一のMPEG−2トランスポートストリームに存在
するTOT(Time Offset Table)の“JST_time”(現
在日時、現在時刻)の前半16ビットを“mjd”(修正
ユリウス日)(11行目)として、前記EITの項目で
ある“EventInformationTable”の属性に付加してい
る。
【0065】さらに、“EventInformation”の属性とし
て、“eventId”(番組識別;1サービス内かつ24時
間以内で番組に一意的に割り当てられる)(19行目)
と、“startTime”(開始時刻)(20行目)と、“dur
ation”(番組時間)(21行目)とを定義している。
さらに、各記述子の“descriptorTag”(記述子識別)
(29行目)を各記述子名に対応する項目の属性として
定義している。これにより、XML形式に変換されたX
ML化番組情報のファイルを一意に特定できるようにな
る。
【0066】このように、番組情報スキーマ12aの記
述は、MPEG−7のDDLを用いて記述していること
から、MPEG−7や、コンテンツ識別子、メタデータ
に対する標準化等の作業を行なっているTV Anyt
ime Forumで規定されているメタデータとの親
和性が高く、国際的な標準化において、放送のみならず
インターネットにおけるメタデータの整合性を図ること
ができる。
【0067】次に、図7に基づいて、図5のSI化番組
情報を図6の番組情報スキーマ12aに基づいて、XM
L形式のXML化番組情報に変換した具体例を示す。図
7の1行目に示すように、“EventInformationTable”
の属性として、“tableId”、“serviceId”、“versio
nNumber”、及び“mjd”が設定され、2行目に示すよう
に、“EventInformation”の属性として、“eventI
d”、“startTime”、及び“duration”が設定されてい
る。さらに、4〜6行目には、“EventName”で定義さ
れている番組名、7〜10行目には、“EventDescripti
on”で定義されている番組記述の内容がそれぞれ設定さ
れている。このように、番組情報スキーマ12aを用い
ることで、SI形式で記述されたSI化番組情報を、S
I化番組情報の属性と内容とをタグによって関連付けた
XML形式で記述されたXML化番組情報に変換するこ
とができる。
【0068】次に、図8に基づいて、番組情報データベ
ース11cの構成例を説明する。この番組情報データベ
ース11cは、SI化番組情報がXML化番組情報に変
換されたときに、XML化番組情報に対応するコンテン
ツが蓄積されている場合に、その対応関係をファイル単
位で記述しておくものである。
【0069】図8に示すように、番組情報データベース
11cは、コンテンツファイルと、XML化番組情報フ
ァイルとの関連付けを記述してある。ここでは、コンテ
ンツファイル及びXML化番組情報ファイルの他、XM
L化番組情報ファイルに記述されている「属性」(例え
ば、図7の1行目のタグで指定した“tableId”等)を
関連付けておくことで、後記するXML化番組情報の更
新、拡張の際のファイルアクセスや、コンテンツの選
択、再生が容易になる。
【0070】また、TV Anytime Forumの
技術仕様(S−4)で規定されているCRID(コンテ
ンツID)がコンテンツに付与されている場合は、この
CRIDを番組情報データベースに記述し関連付けるこ
ととしてもよい。
【0071】以上、SI形式で記述されたSI化番組情
報を、XML形式で記述されたXML化番組情報に変換
する例として、EITの事例に基づいて説明したが、本
発明に適用するテーブルは、これに限定されるものでは
なく、他のテーブルにおいても同様に適用することがで
きる。また、番組情報スキーマ12aは、この構造に特
定されるものではなく、放送サービスや、運用条件に応
じて記述することが可能である。さらに、番組情報メタ
データは、ここで説明したXML形式への変換以外に
も、“tableId”、“serviceId”、“versionNumbe
r”、“mjd”、“eventId”、“descriptorTag”を属性
として有するものであれば、例えば、バイナリ形式等の
他のフォーマットであっても構わない。
【0072】以上、説明したように、本発明に係るデジ
タル放送受信機1は、リアルタイム視聴を前提としてい
る既存型放送を、サーバ型の形式に変換を行ない視聴す
ることができるので、放送データを蓄積して視聴するサ
ーバ型放送との整合性を図ることができる。
【0073】(第二の実施の形態:デジタル放送受信機
の構成)次に、図1及び図2に基づいて、既存型放送と
サーバ型放送とを受信して視聴することが可能なデジタ
ル放送受信機について説明する。図2は、図1に示した
デジタル放送受信機1の番組情報メタデータの変換・蓄
積に係る主要部のみを図示した構成に、サーバ型放送を
受信する機能を付加した構成例を示している。
【0074】ここで、既存型番組情報スキーマ12b、
既存型コンテンツ(MPEG−2)11d、既存型XM
L化番組情報11eは、それぞれ、図1で説明した番組
情報スキーマ12a、コンテンツ(MPEG−2)11
a、XML化番組情報11bと同一であり、既存型放送
を受信する場合の動作は、図1で説明した内容と同様で
ある。
【0075】なお、サーバ型放送は、図示していない受
信手段によって、放送/インターネットから受信したコ
ンテンツ(サーバ型コンテンツ(MPEG−2)11
f)と、番組情報メタデータ(サーバ型XML化番組情
報11g)とを蓄積部11Bに蓄積するものである。
【0076】これにより、番組情報メタデータを統一的
に扱えるようになる。例えば、電子番組表(EPG:El
ectronic Program Guide)等により、サーバ型放送とし
てデジタル放送受信機1B内に蓄積されている各種コン
テンツも、リアルタイムで放送される既存型放送も、同
じ画面上の同じ操作によって検索、視聴等を行なうこと
ができる。また、既存型放送の番組情報メタデータをX
MLにより記述し、蓄積することができるので、国際整
合性やインターネットとの互換性を図ることができる。
【0077】(番組配列情報更新のためシステム構成)
図9は、本発明に係る番組配列情報を更新するためのシ
ステム構成を示す概略ブロック図である。図9に示すよ
うに、このシステムは、デジタル放送送信機2及びデジ
タル放送受信機1Cとから構成される。また、このシス
テムは、リアルタイム視聴を前提としている既存型放送
の番組配列情報を更新するシステムである。
【0078】図9に基づいて、番組配列情報を更新する
ためのシステム構成の概略を説明する。デジタル放送送
信機2は、セクション化部20と、MPEG−2符号化
部21と、送信部22とを備えて構成されている。この
デジタル放送送信機2は、セクション化部20によっ
て、番組配列情報と番組配列情報の更新情報とをARI
B STD−B10規格のSIに基づいてセクション化
し、ビットストリームに変換する。また、MPEG−2
符号化部21によって、映像・音声などの番組内容であ
るコンテンツを圧縮符号化して、ビットストリームに変
換する。そして、送信部22によって、セクション化さ
れた情報(番組情報メタデータ+更新情報メタデータ)
と、圧縮符号化されたコンテンツとをMPEG−2のト
ランスポートストリームに多重化し、放送波の放送デー
タとして送信する。
【0079】また、デジタル放送受信機1Cは、受信部
10Cと、蓄積部11と、メタデータ変換部13と、メ
タデータ更新部17とを備えて構成されている。このデ
ジタル放送受信機1Cは、受信部10Cによって、デジ
タル放送送信機2から送信された放送データを受信し、
セクション化された更新情報(以下、「SI化更新情
報」という)と、セクション化された番組配列情報(以
下、「SI化番組情報」という)と、圧縮符号化された
コンテンツ(以下、「コンテンツ(MPEG−2)」と
いう)とに分離し、コンテンツ(MPEG−2)を、蓄
積部11に蓄積し、SI化番組情報を、メタデータ変換
部13によって、XML形式のメタデータ(以下、「X
ML化番組情報」という)に変換し、蓄積部11に蓄積
する。また、デジタル放送受信機1Cは、SI化更新情
報を、メタデータ更新部17によって解釈し、SI化更
新情報に記述された内容に基づいて、蓄積部11内のX
ML化番組情報の追加、変更、削除、及びメタデータ構
造の拡張を行なう。
【0080】(第三の実施の形態:デジタル放送送信機
の構成)次に、図10を参照して、番組配列情報を更新
するシステムにおけるデジタル放送送信機2の構成につ
いて詳細に説明する。図10に示すように、デジタル放
送送信機2は、セクション化部20と、MPEG−2符
号化部21と、伝送路符号化手段22a及び多重化手段
22bを含んだ送信部22とを備えて構成されている。
【0081】このデジタル放送送信機2は、従来の番組
配列情報とともに、受信側に蓄積されているXML化番
組情報を追加、変更、削除、及び/又はメタデータ構造
を拡張するための更新情報を送信する装置である。セク
ション化部20は、従来の番組配列情報と、受信側に蓄
積されているXML化番組情報を追加、変更、削除、及
び/又はメタデータ構造を拡張するための更新情報をA
RIB STD−B10規格のSIに基づいてセクショ
ン化し、ビットストリームに変換するものである。
【0082】MPEG−2符号化部21は、映像・音声
などの番組内容であるコンテンツをMPEG−2の符号
化形式に基づいて、圧縮符号化して、ビットストリーム
に変換するものである。
【0083】送信部22は、伝送路符号化手段22aと
多重化手段22bを備えており、多重化手段22bによ
って、セクション化された情報(SI化番組情報+SI
化更新情報と、圧縮符号化されたコンテンツとをMPE
G−2のトランスポートストリームとして多重化し、伝
送路符号化手段22aによって、TMCC(Transmissi
on Multiplexing Configuration Control)伝送符号化
によるフレーム化、トレリス符号化8相位相変調(TC
8PSK:Trellis Coded 8-level Phase Shift Keyin
g)方式等の変調、及び誤り訂正などの伝送路符号化処
理を施し、放送データとして伝送するものである。
【0084】(第四の実施の形態:デジタル放送受信機
の構成)次に、図11を参照して、番組配列情報を更新
するシステムにおけるデジタル放送受信機1Cの構成に
ついて説明する。図11に示すように、デジタル放送受
信機1Cは、図1に示したデジタル放送受信機1にメタ
データ更新部17が付加され、受信部10Cの分離手段
10cの機能が変更されて構成されている。このメタデ
ータ更新部17及び受信部10Cの分離手段10c以外
の構成は、図1に示したものと同一の符号を付し、その
説明は省略する。
【0085】受信部10Cの分離手段10cは、伝送路
復号化手段10aで復調されたMPEG−2トランスポ
ートストリームを、個別のストリームに分離するときに
SI化番組情報及びコンテンツ(MPEG−2)以外に
SI化更新情報を分離する機能を有するものである。こ
こで分離したSI化番組情報は、メタデータ変換部13
に送出され、コンテンツ(MPEG−2)は蓄積部11
に蓄積される。さらにSI化更新情報は、メタデータ更
新部17に送出される。
【0086】メタデータ更新部17は、分離手段10c
で分離されたSI化更新情報を入力として、蓄積部11
に蓄積されているXML化番組情報11bを更新するも
のである。
【0087】このメタデータ更新部17は、SI化更新
情報の内容に基づいて、XML化番組情報の追加、更
新、削除を行ない、さらにXML化番組情報のメタデー
タ構造を拡張する。このメタデータ構造の具体的な拡張
については、後記する。
【0088】(デジタル放送受信機の動作:番組情報メ
タデータの更新)次に、図11及び図12に基づいて、
デジタル放送受信機1CがSI化更新情報に基づいて、
XML化番組情報を更新する動作について説明する。な
お、図12は本動作を示すフローチャートである。ま
ず、デジタル放送受信機1Cは、受信部10Cによっ
て、デジタル放送の放送波による放送データを受信し
(ステップb1)、伝送路復号化手段10aによって、
放送データを復調してMPEG−2トランスポートスト
リームを生成する(ステップb2)。そして、復調され
たMPEG−2トランスポートストリームから、分離手
段10cによって、SI化更新情報を分離する(ステッ
プb3)。
【0089】次に、デジタル放送受信機1Cは、メタデ
ータ更新部17によって、前記分離されたSI化更新情
報の内容を解釈する(ステップb4)。そして、その解
釈結果である更新内容を判定し(ステップb5)、更新
内容がが、「削除」の場合は、XML化番組情報のSI
化更新情報で指定されたメタデータを削除する(ステッ
プb6)。また、更新内容が「追加」の場合は、SI化
更新情報で指定される追加メタデータをXML化番組情
報に追加する(ステップb7)。また、更新内容が「変
更」の場合は、SI化更新情報で指定されたXML化番
組情報内のメタデータを新しいメタデータに変更する
(ステップb8)。さらに、更新内容が「拡張」の場合
は、XML化番組情報のメタデータ構造の拡張を行なう
(ステップb9)。
【0090】そして、SI化更新情報の更新が全て完了
したかどうかを判定し(ステップb10)、まだ処理さ
れていない更新内容が存在する場合(No)は、ステッ
プb4へ戻る。一方、SI化更新情報の更新が全て終了
した場合(Yes)は、処理を終了する。以上の動作に
より、XML形式で蓄積されているXML化番組情報
を、SI化更新情報の内容に基づいて、XMLの持つ柔
軟性、拡張性を活かして容易に更新することができる。
【0091】(番組配列情報の更新情報内容)ここで、
図13〜図16に基づいて、デジタル放送送信機2にお
いて新規に定義した更新情報について説明する。図13
は、XML形式で記述された番組配列情報(XML化番
組情報)を更新するためのデータを符号化及び伝送する
ためのテーブルをプライベート・セクションを用いて定
義した「メタデータ更新セクション(Metadata update
section)」のデータ構造の例である。図14は、XM
L化番組情報を追加、変更、及び削除するための更新情
報メタデータとして記述する記述子「メタデータ更新記
述子(Metadata update descriptor)」のデータ構造の
例である。図15及び図16は、メタデータ構造の拡張
を行なうための更新情報メタデータとして記述する記述
子「メタデータ拡張記述子(Metadata extension descr
iptor)」及び「メタデータ記述子(Metadata descript
or)」のデータ構造の例である。
【0092】まず、図13の「メタデータ更新セクショ
ン」のデータ構造について説明する。図13において、
“target_table_id”(18行目)、“target_service_
id”(19行目)、“target_version_number”(20
行目)、“target_mjd”(21行目)、“target_event
_id”(22行目)の各フィールドを定義することで、
特定のコンテンツに対応するメタデータファイル(XM
L化番組情報)を指定することができる。また、descri
ptor()(26行目)として、後記する「メタデータ更新
記述子」、及び/又は、「メタデータ拡張記述子」及び
「メタデータ記述子」の各記述子を用いる。
【0093】ここで、図13の「メタデータ更新セクシ
ョン」の各フィールドについて簡単に説明する。 table_id(テーブル識別):この8ビットのフィールド
値は、メタデータ更新セクションを識別する際に用いら
れる。 section_syntax_indicator(セクションシンタックス指
示):この1ビットのフィールド値は常に「1」とす
る。 section_length(セクション長):この12ビットのフ
ィールドは、セクション長フィールドの直後からCRC
を含むセクションの最後までのセクションのバイト数を
規定する。 service_id(サービス識別):この16ビットのフィー
ルドは、トランスポートストリーム内の他のサービスか
らこのサービスを識別するためのラベルの役割をする。
【0094】version_number(バージョン番号):この
5ビットのフィールドは、サブテーブルのバージョン番
号である。バージョン番号は、サブテーブル内の情報に
変化があった場合に1加算される。次フィールドのカレ
ントネクスト指示が「1」の場合は、バージョン番号は
デーブル識別とサービス識別で定義される現在有効なサ
ブテーブルのバージョン番号になる。また、カレントネ
クスト指示が「0」の場合は、バージョン番号はテーブ
ル識別とサービス識別で定義される次に有効なサブテー
ブルのバージョン番号になる。 current_next_indicator(カレントネクスト指示):こ
の1ビットのフィールド値が、「1」の場合は、サブテ
ーブルが現在のサブテーブルであることを示す。また
「0」の場合は、送られるサブテーブルはまだ適用され
ず、次のサブテーブルとして使用されることを示す。
【0095】section_number(セクション番号):この
8ビットのフィールドは、セクションの番号を表わす。
サブテーブル中の最初のセクションのセクション番号
は、「0x00」である。このセクション番号は、同一
のテーブル識別、サービス識別、トランスポートストリ
ーム識別、オリジナルネットワーク識別を持つセクショ
ンの追加ごとに1加算される。この場合、サブテーブル
はいくつかのセグメントとして構築してもよい。各セグ
メント内では、セクションの追加ごとに番号を1加算さ
せるが、セグメントの最終セッションと隣接するセグメ
ントの最初のセクションとの間では、番号の隙間があっ
てもよい。 last_section_number(最終セクション番号):この8
ビットのフィールドは、そのセクションが属するサブテ
ーブルの最後のセクション(すなわち、最大のセクショ
ン番号を持つセクション)の番号を規定する。
【0096】transport_stream_id(トランスポートス
トリーム識別):この16ビットのフィールドは、EI
Tが示すトランスポートストリームを識別するラベルの
役割をする。 original_network_id(オリジナルネットワーク識
別):この16ビットのフィールドは、ネットワーク識
別を規定するラベルの役割をする。 segment_last_section_number(セグメント最終セクシ
ョン番号):この8ビットのフィールドは、サブテーブ
ルのこのセグメントの最後のセクションの番号を規定す
る。
【0097】last_table_id(最終テーブル識別):こ
の8ビットのフィールドは、使用されている最終のテー
ブル識別を示す。 target_table_id(対象テーブル識別):この8ビット
のフィールドは、更新及び拡張の対象となるXML化番
組情報に付与された属性“tableId”を表わす。 target_service_id(対象サービス識別):この16ビ
ットのフィールドは、更新及び拡張の対象となるXML
化番組情報に付与された属性“serviceId”を表わす。
【0098】target_version_number(対象バージョン
番号):この8ビットのフィールドは、更新及び拡張の
対象となるXML化番組情報に付与された属性“versio
nNumber”を表わす。 target_mjd(対象修正ユリウス日):この16ビットの
フィールドは、更新及び拡張の対象となるXML化番組
情報に付与された属性“mjd”を表わす。 target_event_id(対象イベント識別):この16ビッ
トのフィールドは、更新及び拡張の対象となるXML化
番組情報に付与された属性“eventId”を表わす。 descriptors_loop_length(記述子ループ長):この1
2ビットのフィールドは後続の記述子の全バイト長を規
定する。 CRC_32(CRC):この32ビットのフィールドは、CR
C値を入れる。
【0099】次に、図14、図17及び図18を参照し
て、「メタデータ更新記述子」のデータ構造について説
明する。図14において、“position(更新位置)”
(7行目)により、更新の対象となるXML化番組情報
の更新位置を指定し、“mode(更新種別)”(26行
目)により、更新の種別を指定する。position(更新位
置)は、図17に示すように定義し、更新位置が、番組
配列情報の記述子に相当する部分の内部を示すか、メタ
データ拡張記述子により拡張された部分かを指定する。
また、mode(更新種別)は、図18に示すように定義
し、更新種別が削除か、追加か、変更かを指定する。
【0100】このpositionが「0x0」の場合は、番組
配列情報の記述子に相当する部分の内部を更新位置とし
て、“target_description_tag”(9行目)により更新
対象となる記述子を指定する。そして、対象の項目を
“target_element”(16行目)により指定し、modeが
「0x1」又は「0x2」すなわち、追加又は変更の場
合に、追加又は変更するデータを“data_char”(30
行目)に記述する。
【0101】また、positionが「0x1」の場合は、後
記するメタデータ拡張記述子により拡張されたエレメン
トを更新位置として、前記した“target_element”(1
6行目)により指定する替わりに、“element_id”(2
2行目)を指定する。
【0102】ここで、図14の「メタデータ更新記述
子」の各フィールドについて簡単に説明する。 descriptor_tag(記述子タグ):この8ビットのフィー
ルド値は、メタデータ更新記述子を識別する際に用いら
れる。 descriptor_length(記述子長):この8ビットのフィ
ールドは、記述子長フィールドの直後から記述子の最後
までのバイト数を規定する。
【0103】ISO_639_language_code(言語コード):
この24ビットのフィールドは、この記述子に含まれる
文字記述の言語を識別する。言語コードは、ISO639-2
(6)に規定されるアルファベット3文字コードで表わ
す。各文字は、ISO8859-1(8)に従って8ビットで符号化
され、その順で24ビットフィールドに挿入される。例
えば、日本語はアルファベット3文字コードで「jp
n」であり、「0110 1010 0111 0000 0110 1110」と符
号化される。 position(更新位置):この4ビットのフィールドは、
図17に従い、更新対象項目(エレメント)のXML化
番組情報のファイル内の位置を表わす。
【0104】target_descriptor_tag(対象記述子タ
グ):この8ビットのフィールドは、更新の対象となる
XML化番組情報内のエレメントに付与された属性“de
scriptorTag”を表わす。 target_descriptor_number(対象記述子番号):この8
ビットのフィールドは、更新対象となるXML化番組情
報内のエレメントに付与された属性“descriptorNumbe
r”を表わす。 target_element_length(対象エレメント長):この8
ビットのフィールドは、後続の対象エレメントのバイト
長を示す。
【0105】target_element(対象エレメント(文字符
号)):この8ビットのフィールドは、更新対象となる
一連のXML化番組情報内のエレメントを規定する。 element_id_length(対象エレメントID長):この8
ビットのフィールドは、後続の対象エレメントIDのバ
イト長を示す。 element_id(対象エレメントID):この8ビットのフ
ィールドは、更新対象となる一連のXML化番組情報の
内部エレメントIDを規定する。 mode(更新種別):この4ビットのフィールドは、図1
8に従い、更新の種別を表わす。 data_length(データ記述長):この8ビットのフィー
ルドは、後続のデータ記述のバイト長を示す。 data_char(データ記述(文字符号)):この8ビット
のフィールドは、更新データの文字記述を規定する。
【0106】次に、図15、図16及び図19を参照し
て、「メタデータ拡張記述子」及び「メタデータ記述
子」のデータ構造について説明する。図15において、
“position(拡張位置)”(6行目)により、拡張の対
象となるXML化番組情報の拡張位置を指定する。拡張
位置がメタデータ拡張記述子により拡張された部分であ
る場合、“element_id”(10行目)によりエレメント
を拡張位置として指定する。
【0107】ここで、図15の「メタデータ拡張記述
子」の各フィールドについて簡単に説明する。 descriptor_tag(記述子識別):この8ビットのフィー
ルド値は、メタデータ拡張記述子を識別する際に用いら
れる。 descriptor_length(記述子長):この8ビットのフィ
ールドは、記述子長フィールドの直後から記述子の最後
までのバイト数を規定する。
【0108】ISO_639_language_code(言語コード):
この24ビットのフィールドは、コンポーネント(音声
又はデータ)の言語、及びこの記述子に含まれる文字記
述を識別する。内容は「メタデータ更新記述子」(図1
4参照)と同じである。 position(拡張位置):この4ビットのフィールドは、
図19に従い、XML化番組情報内の拡張位置を指定す
る。
【0109】element_id_length(対象エレメントID
長):この8ビットのフィールドは、後続の対象エレメ
ントIDのバイト長を示す。 element_id(対象エレメントID):この8ビットのフ
ィールドは、拡張対象となる一連のXML化番組情報の
内部エレメントIDを規定する。 次に、図16の「メタデータ記述子」の各フィールドに
ついて簡単に説明する。 descriptor_tag(記述子識別):この8ビットのフィー
ルド値は、メタデータ記述子を識別する際に用いられ
る。 descriptor_length(記述子長):この8ビットのフィ
ールドは、記述子長フィールドの直後から記述子の最後
までのバイト数を規定する。
【0110】element_id(エレメントID):この8ビ
ットのフィールドは、拡張する一連のXML化番組情報
のエレメントにIDを付与する。 element_description_length(エレメント長):この8
ビットのフィールドは、後続のエレメントのバイト長を
示す。 element_description_char(エレメント(文字符
号)):この8ビットのフィールドは、XML化番組情
報を拡張する一連のエレメントを規定する。 value_length(メタデータ長):この8ビットのフィー
ルドは、後続のメタデータのバイト長を示す。 value_char(メタデータ(文字符号)):この8ビット
のフィールドは、XML化番組情報を拡張する一連のメ
タデータを規定する。 以上のように更新情報を定義することで、メタデータの
運用に関する管理情報などの制御をデジタル放送送信機
(放送局)から行なうことができ、多彩なサービスを実
現することが可能になる。
【0111】(番組配列情報更新システムにおける更新
例)次に、図20及び図21に基づいて、XML化番組
情報を更新する例について説明する。図20は、メタデ
ータ更新記述子のデータ構造に従い符号化を行なったM
PEG−2トランスポートストリームのデータ配列を表
わす図である。図21は、XML化番組情報の構造を表
わす図である。
【0112】図20では、更新位置(position)によっ
て、XML化番組情報の更新位置を指定し、その位置に
存在する対象エレメント(target_element)を新しいメ
タデータ(new_data)に変更するメタデータ更新記述子
の例を示している。デジタル放送受信機1C(図11参
照)は、図20に示すようなメタデータ更新記述子を含
んだSI化更新情報に基づいて、図21に示すようなX
ML化番組情報の構造の中から、対象となるエレメント
(target_element)を検索し、そのメタデータ(old_da
ta)を新しい更新メタデータ(new_data)に変更する。
なお、メタデータの追加・削除も同様の形式で行なうこ
とができる。
【0113】次に、図22〜図24に基づいて、XML
化番組情報のメタデータ構造を拡張する例について説明
する。図22は、拡張するメタデータを示す図である。
図23は、図22のメタデータを、メタデータ拡張記述
子のデータ構造に従い符号化を行なったMPEG−2ト
ランスポートストリームのデータ配列を表わす図であ
る。図24は、XML化番組情報の構造を表わす図であ
る。
【0114】図22に示すように、拡張するメタデータ
は、エレメント名とメタデータを対応付けるときに、個
々のエレメントにエレメントID(element_id)を付加
して、数値として識別できる構成としている。デジタル
放送受信機1C(図11参照)は、図23に示すような
メタデータ記述子(m2)を含んだメタデータ拡張記述
子(m1)をMPEG−2トランスポートストリーム
(e2)として受信して、図24に示すようにXML化
番組情報の既存メタデータ(e3)に拡張メタデータ
(e4)を拡張する。ここで拡張された拡張メタデータ
(e4)は、例えば、エレメント「CAB」を指定する
場合、イベントを指定した後に、“element_id”として
「0x020001」で指定することができる。これに
より、文字列によってエレメントを指定する場合に比
べ、更新情報の伝送効率を上げることができる。
【0115】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るデジ
タル放送受信機及び送信機、並びに番組配列情報蓄積方
法及び番組配列情報更新方法では、以下に示す優れた効
果を奏する。
【0116】請求項1に記載の発明によれば、デジタル
放送受信機は、リアルタイム視聴を前提とした既存型放
送の番組情報メタデータを、その番組情報メタデータの
属性と内容とをタグによって関連付けた番組情報メタデ
ータに変換して蓄積することができるので、既存型放送
とサーバ型放送との整合性を図ることができ、視聴者
は、既存型放送の番組とサーバ型放送の番組とを同じ操
作で検索したり、視聴したりすることができる。
【0117】請求項2に記載の発明によれば、デジタル
放送受信機は、リアルタイム視聴を前提とした既存型放
送の番組情報メタデータを、その番組情報メタデータの
属性と内容とをタグによって関連付けた番組情報メタデ
ータに変換して蓄積することができ、さらに蓄積された
番組情報メタデータを、番組情報の更新内容を記述した
更新情報メタデータに基づいて、更新を行なうことがで
きる。これにより、デジタル放送受信機は、番組情報メ
タデータの内容を送信側から容易に更新することができ
る。
【0118】請求項3に記載の発明によれば、デジタル
放送受信機は、デジタル放送受信機内に蓄積された番組
情報メタデータの内容に対して、追加、更新及び削除の
いずれか1つを行なうことができる。これにより、デジ
タル放送受信機は、番組情報メタデータの内容を送信側
から追加、変更及び削除の少なくとも1つを行なうこと
ができ、番組情報を柔軟に制御することができる。
【0119】請求項4に記載の発明によれば、デジタル
放送受信機は、デジタル放送受信機内に蓄積された番組
情報メタデータのデータ構造を拡張することができる。
これにより、デジタル放送受信機は、番組情報メタデー
タのデータ構造を送信側から容易に拡張することができ
る。
【0120】請求項5に記載の発明によれば、デジタル
放送受信機は、デジタル放送受信機機内に蓄積された番
組情報メタデータとコンテンツとを、対応付けて記憶し
ておくことができる。これにより、番組情報メタデータ
から容易にコンテンツを選択し、再生することができ
る。
【0121】請求項6に記載の発明によれば、デジタル
放送受信機は、番組情報メタデータを汎用記述言語、例
えばXML等に変換して蓄積することができる。これに
より、国際整合性やインターネットとの互換性を図るこ
とができ、放送と通信を統一した操作環境を作り出すこ
とができる。
【0122】請求項7に記載の発明によれば、デジタル
放送送信機は、従来の番組情報メタデータとコンテンツ
以外に、デジタル放送送信機内に蓄積されている番組情
報メタデータを更新する更新情報メタデータを送信する
ことも可能になる。これにより、送信機側から、受信機
内の番組情報メタデータを更新することができる。
【0123】請求項8に記載の発明によれば、番組配列
情報蓄積方法は、放送データから、番組配列情報を記述
した第1の番組情報メタデータを分離し、予め番組配列
情報のデータ構造を規定した番組情報スキーマの内容に
基づいて、前記第1の番組情報メタデータデータの属性
と内容とをタグによって関連付けた第2の番組情報メタ
データに変換して蓄積することができる。これにより、
例えば、第2の番組情報メタデータをXML等の汎用記
述言語として蓄積することで、国際整合性やインターネ
ットとの互換性を図ることができる。
【0124】請求項9に記載の発明によれば、番組配列
情報更新方法は、放送データから、放送番組の番組配列
情報を記述した番組情報メタデータの更新情報を記述し
た更新情報メタデータを分離し、この更新情報メタデー
タに基づいて、番組情報メタデータを更新することがで
きる。これにより、番組情報メタデータの追加、変更、
削除やデータ構造の拡張を送信側から容易に行なうこと
ができ、例えば、放送事業者が独自のメタデータを拡張
することで、視聴者に対して独自の放送サービスを提供
することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第一の実施の形態であるデジタ
ル放送受信機の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明における第二の実施の形態であるデジタ
ル放送受信機の全体構成を示すブロック図である。
【図3】本発明における番組配列情報の蓄積動作を説明
したフローチャートである。
【図4】SIにより規定された番組情報の構成を説明す
るための構成図である。
【図5】MPEG−2トランスポートストリームの内容
を説明するための説明図である。
【図6】本発明における番組情報スキーマの内容を説明
するための説明図である。
【図7】本発明におけるXML形式に変換した番組情報
メタデータの内容を説明するための説明図である。
【図8】本発明における番組情報データベースを説明す
るための説明図である。
【図9】本発明における番組配列情報を更新するための
システム構成を示すブロック図である。
【図10】本発明における第三の実施の形態であるデジ
タル放送送信機の全体構成を示すブロック図である。
【図11】本発明における第四の実施の形態であるデジ
タル放送受信機の全体構成を示すブロック図である。
【図12】本発明における番組配列情報の更新動作を説
明したフローチャートである。
【図13】本発明におけるメタデータ更新セクションの
データ構造を示す構造図である。
【図14】本発明におけるメタデータ更新記述子のデー
タ構造を示す構造図である。
【図15】本発明におけるメタデータ拡張記述子のデー
タ構造を示す構造図である。
【図16】本発明におけるメタデータ記述子のデータ構
造を示す構造図である。
【図17】本発明におけるメタデータの更新位置の定義
内容を説明する説明図である。
【図18】本発明におけるメタデータの更新種別の定義
内容を説明する説明図である。
【図19】本発明におけるメタデータの拡張位置の定義
内容を説明する説明図である。
【図20】本発明におけるメタデータの変更を行なうデ
ータ配列例を示すデータ配列図である。
【図21】本発明におけるメタデータの変更を説明する
ための番組情報の構造図である。
【図22】本発明におけるメタデータの拡張を行なう拡
張メタデータ例を示すデータ図である。
【図23】本発明におけるメタデータの拡張を行なう拡
張メタデータをデータ配列で示したデータ配列図であ
る。
【図24】本発明におけるメタデータの拡張を説明する
ための番組情報の構造図である。
【図25】従来のデジタル放送システムの構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1,1B,1C……デジタル放送受信機 2……デジタル放送送信機 10,10C……受信部 10a……伝送路復号化手段 10b,10c……分離手段 11,11B……蓄積部 11a……コンテンツ(MPEG−2) 11b……XML化番組情報 11c……番組情報データベース 12,12B……スキーマ記憶部 12a……番組情報スキーマ 13,13B……メタデータ変換部 14,14B……メタデータ解釈部 15……MPEG−2復号化部 16……出力部 17……メタデータ更新部 20……セクション化部 21……MPEG−2符号化部 22……送信部 22a……伝送路符号化手段 22b……多重化手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西本 友成 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 馬場 秋継 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 栗岡 辰弥 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 上原 年博 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 奥田 治雄 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5C025 AA01 BA30 DA01 DA04 DA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル放送の放送データとして送信さ
    れた、放送番組の番組配列情報を記述した第1の番組情
    報メタデータと、放送番組の内容であるコンテンツとを
    受信するデジタル放送受信機において、 前記放送データを受信する受信手段と、 この受信手段で受信した放送データを、前記第1の番組
    情報メタデータと、前記コンテンツとに分離する分離手
    段と、 予め番組配列情報のデータ構造を規定した番組情報スキ
    ーマの内容に基づいて、前記第1の番組情報メタデータ
    を、前記第1の番組情報メタデータの属性と内容とをタ
    グによって関連付けた第2の番組情報メタデータに変換
    する変換手段と、 この第2の番組情報メタデータ及び前記コンテンツを蓄
    積する蓄積手段と、 前記第2の番組情報メタデータに記述された内容を、前
    記タグに基づいて解釈する解釈手段と、 この解釈手段の解釈結果に基づいて、番組情報又は前記
    コンテンツを再生した視聴データを出力する出力手段
    と、 を備えて構成されていることを特徴とするデジタル放送
    受信機。
  2. 【請求項2】 デジタル放送の放送データとして送信さ
    れた、放送番組の番組配列情報を記述した第1の番組情
    報メタデータと、放送番組の内容であるコンテンツと、
    番組情報の更新内容を記述した更新情報メタデータとを
    受信するデジタル放送受信機において、 前記放送データを受信する受信手段と、 この受信手段で受信した放送データを、前記第1の番組
    情報メタデータと、前記コンテンツと、前記更新情報メ
    タデータとに分離する分離手段と、 予め番組配列情報のデータ構造を規定した番組情報スキ
    ーマの内容に基づいて、前記第1の番組情報メタデータ
    を、前記第1の番組情報メタデータの属性と内容とをタ
    グによって関連付けた第2の番組情報メタデータに変換
    する変換手段と、 この第2の番組情報メタデータ及び前記コンテンツを蓄
    積する蓄積手段と、 この蓄積手段に蓄積された第2の番組情報メタデータ
    を、前記更新情報メタデータに基づいて更新するメタデ
    ータ更新手段と、 前記第2の番組情報メタデータに記述された内容を、前
    記タグに基づいて解釈する解釈手段と、 この解釈手段の解釈結果に基づいて、番組情報又は前記
    コンテンツを再生した視聴データを出力する出力手段
    と、 を備えて構成されていることを特徴とするデジタル放送
    受信機。
  3. 【請求項3】 前記メタデータ更新手段は、前記更新情
    報メタデータに基づいて、前記第2の番組情報メタデー
    タの番組配列情報に対応するメタデータの追加、変更及
    び削除の少なくとも1つを行なうことを特徴とする請求
    項2に記載のデジタル放送受信機。
  4. 【請求項4】 前記メタデータ更新手段は、前記更新情
    報メタデータに基づいて、前記第2の番組情報メタデー
    タのデータ構造を拡張することを特徴とする請求項2又
    は請求項3に記載のデジタル放送受信機。
  5. 【請求項5】 前記第2の番組情報メタデータと前記コ
    ンテンツとを対応付けた番組情報データベースを備えて
    構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれか1項に記載のデジタル放送受信機。
  6. 【請求項6】 前記変換手段は、前記第1の番組情報メ
    タデータを汎用記述言語で記述した第2の番組情報メタ
    データに変換することを特徴とする請求項1乃至請求項
    5のいずれか1項に記載のデジタル放送受信機。
  7. 【請求項7】 放送番組の内容であるコンテンツを符号
    化する符号化手段と、 前記放送番組の番組情報を記述した番組情報メタデータ
    と、番組情報の更新内容を記述した更新情報メタデータ
    と、前記符号化手段によって符号化されたコンテンツと
    を多重化する多重化手段と、 この多重化手段によって多重化されたデータを変調して
    送信する送信手段と、 を備えて構成されていることを特徴とするデジタル放送
    送信機。
  8. 【請求項8】 デジタル放送の放送データとして送信さ
    れた、放送番組の番組配列情報を記述した第1の番組情
    報メタデータを蓄積する、番組配列情報蓄積方法であっ
    て、 デジタル放送の放送データを受信する受信ステップと、 この受信ステップで受信した放送データから、前記第1
    の番組情報メタデータを分離する分離ステップと、 予め番組配列情報のデータ構造を規定した番組情報スキ
    ーマの内容に基づいて、前記分離ステップで分離した第
    1の番組情報メタデータの属性と内容とをタグによって
    関連付けた第2の番組情報メタデータに変換する変換ス
    テップと、 前記第2の番組情報メタデータを蓄積する蓄積ステップ
    と、 を含んでいることを特徴とする番組配列情報蓄積方法。
  9. 【請求項9】 デジタル放送受信装置に蓄積されてい
    る、放送番組の番組配列情報を記述した番組情報メタデ
    ータを、デジタル放送の放送データとして送信された、
    番組情報メタデータの更新情報を記述した更新情報メタ
    データに基づいて更新する、番組配列情報更新方法であ
    って、 デジタル放送の放送データを受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した放送データから、前記更新
    情報メタデータを分離する分離ステップと、 前記分離ステップで分離された更新情報メタデータの更
    新内容を解釈する解釈ステップと、 前記ステップの解釈結果に基づいて、前記番組情報メタ
    データを更新するメタデータ更新ステップと、 を含んでいることを特徴とする番組配列情報更新方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007074724A (ja) * 2005-09-03 2007-03-22 Samsung Electronics Co Ltd デジタル放送ネットワークでサーバとクライアントとの間のepg情報を同期化させるための方法及び装置
US7831431B2 (en) 2006-10-31 2010-11-09 Honda Motor Co., Ltd. Voice recognition updates via remote broadcast signal
JP2011223353A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Toshiba Corp デジタル放送のデータ送出方法
JP2014239508A (ja) * 2007-12-20 2014-12-18 エーティーアイ・テクノロジーズ・ユーエルシーAti Technologies Ulc ビデオ処理を記述するための方法、装置および機械可読記録媒体

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