JP2003121669A - 偏光分離装置 - Google Patents

偏光分離装置

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JP2003121669A
JP2003121669A JP2001320254A JP2001320254A JP2003121669A JP 2003121669 A JP2003121669 A JP 2003121669A JP 2001320254 A JP2001320254 A JP 2001320254A JP 2001320254 A JP2001320254 A JP 2001320254A JP 2003121669 A JP2003121669 A JP 2003121669A
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polarization
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optical waveguide
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polarization separation
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Masahiro Koto
雅弘 湖東
Koichi Taniguchi
浩一 谷口
Junya Maeda
純也 前田
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い組立て精度を必要とせず、簡便に製造す
ることができる偏光分離装置を提供する。 【解決手段】 相互に略直交する一対の偏光を含む波長
分割多重信号光が入射される光導波路12が形成された
非線形光学結晶の基板からなり、光導波路12が波長分
割多重信号光のうち基板の基板面に対して略垂直な偏波
面を有する偏光を選択的に伝搬させるように構成された
偏光分離素子10を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏光分離装置に関
し、特に、波長分割多重(WDM)伝送システムにおい
て好適に用いられる偏光分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信システムにおいて、伝送量
の増加に対応するために、1本の光ファイバに異なる波
長の信号を重畳して送受信する波長分割多重(WDM)
方式の伝送技術が開発されている。
【0003】この波長分割多重(WDM)方式におい
て、さらに情報を高密度化するために、光信号の波長間
隔を100GHz(約0.8nm)から50GHz(約
0.4nm)に短くする検討がなされている。
【0004】しかしながら、波長間隔を短くすると、隣
接する光信号の広がり(裾)が重なり合うので、S/N
比が低下してしまう。
【0005】そこで、一定波長おきに偏波面を直交させ
て光信号を伝送することにより、すなわち、隣接する光
信号同士で偏光方向が直交するようにして光信号を伝送
することにより、隣接する光信号間の相互作用を抑制
し、S/N比の低下を抑制する方式が提案されている。
【0006】上述の方式によって伝送された複数の光信
号を波長ごとに分離する方法としては、石英導波路等を
用いたアレイ導波路(AWG)で直接波長ごとに分離す
る方法と、偏光分離フィルターを用いて偏光方向によっ
て分離し、隣接する光信号の間隔を広げた後、AWG等
で波長ごとに分離する方法とがある。偏光分離フィルタ
ーとしては、偏光ビームスプリッター(PBS)を用い
ることができる。
【0007】50GHz間隔で多重化された光信号を、
AWGで直接波長ごとに分離すると、現状では、クロス
トークが20dB以下になってしまい、S/N比が低下
するという問題がある。
【0008】これに対して、偏光分離フィルターを用い
て偏光方向によって分離し、隣接する光信号の間隔を広
げた後、AWG等で波長ごとに分離すると、S/N比が
向上する。この方法で、偏光分離フィルターとして偏光
ビームスプリッター(PBS)を用いると、クロストー
クは30dB程度となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、偏光ビ
ームスプリッター(PBS)を用いるためには、インラ
イン型の空間モジュールを形成する必要があるので、レ
ンズ等の部品が多くなるという問題がある。また、光の
入射角度によって偏光選択性が低下するので、高い組立
て精度が要求されるという問題もある。
【0010】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、高い組立て精度を必要とせず、
簡便に製造することができる偏光分離装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による偏光分離装
置は、相互に略直交する一対の偏光を含む波長分割多重
信号光が入射される光導波路が形成された非線形光学結
晶の基板からなり、前記光導波路が波長分割多重信号光
のうち前記基板の基板面に対して略垂直な偏波面を有す
る偏光を選択的に伝搬させるように構成された偏光分離
素子を備えており、そのことによって上記目的が達成さ
れる。
【0012】前記非線形光学結晶の基板は、ニオブ酸リ
チウム、タンタル酸リチウム、マグネシウム添加ニオブ
酸リチウムまたはマグネシウム添加タンタル酸リチウム
で形成されていることが好ましい。
【0013】前記基板の光導波路は、プロトン交換法に
よって形成されていることが好ましい。
【0014】前記偏光分離素子に入射されるのと同じ波
長分割多重信号光が入射され、その波長分割多重信号光
の偏光方向を略90°回転させる偏光回転素子と、前記
偏光回転素子からの偏光方向が略90°回転した波長分
割多重信号光が入射される光導波路が形成された非線形
光学結晶の基板からなり、前記光導波路が波長分割多重
信号光のうち前記基板の基板面に対して略垂直な偏波面
を有する偏光を選択的に伝搬させるように構成されたさ
らなる偏光分離素子と、をさらに備えた構成としてもよ
い。
【0015】以下、本発明の作用を説明する。
【0016】本発明による偏光分離装置は、相互に略直
交する一対の偏光(互いの偏波面が略直交する光)を含
む波長分割多重信号光が入射される光導波路が形成され
た非線形光学結晶の基板からなる偏光分離素子を備えて
おり、この偏光分離素子は、光導波路が波長分割多重信
号光のうち基板の基板面に対して略垂直な偏波面を有す
る偏光を選択的に伝搬させるように構成されている。従
って、本発明による偏光分離装置を用いると、相互に略
直交する一対の偏光(互いの偏波面が直交する光)を含
む波長分割多重信号光から、基板面に対して略垂直な偏
光方向の光を分離することができる。本発明による偏光
分離装置が有する偏光分離素子は、その偏光特性が光導
波路の作製精度によらないので、偏光分離特性の誤差が
小さく、安定した偏光選択比が得られる。従って、本発
明による偏光分離装置は、高い組立て精度を要求され
ず、簡便に製造することができる。また、光ファイバを
バットジョイントで光導波路に接続できるので、モジュ
ールの部品数が少なく、組立てが簡単になるという利点
もある。
【0017】非線形光学結晶の基板としては、ニオブ酸
リチウム、タンタル酸リチウム、マグネシウム添加ニオ
ブ酸リチウムまたはマグネシウム添加タンタル酸リチウ
ムで形成されているものを好適に用いることができる。
【0018】光導波路は、上記の材料で形成された基板
に、プロトン交換法によって形成することが好ましい。
【0019】上述の偏光分離素子と同様の構造のさらな
る偏光分離素子と、光の偏波面を略90°回転させる偏
光回転素子とをさらに備え、上述の偏光分離素子に入射
されるのと同じ波長分割多重信号光が偏光回転素子に入
射され、偏波面が略90°回転した波長分割多重信号光
がさらなる偏光分離素子の光導波路に入射するような構
成を採用してもよい。このような構成を採用すると、相
互に略直交する一対の偏光(互いの偏波面が直交する
光)を含む波長分割多重信号光を、偏光方向に基づいて
(偏光方向によって)分離し、取り出すことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
による実施形態の偏光分離装置を説明する。なお、本発
明は以下の実施形態に限定されるものではない。 (実施形態1)まず、図1を参照しながら、本発明によ
る実施形態1の偏光分離装置100の構造を説明する。
図1は、本実施形態の偏光分離装置100を模式的に示
す斜視図である。
【0021】偏光分離装置100は、非線形光学結晶の
基板からなる偏光分離素子10を有している。非線形光
学結晶の基板からなる偏光分離素子10には、光導波路
12が形成されており、この光導波路12には、光源か
ら、相互に略直交する一対の偏光(互いの偏波面が略直
交する光)を含む波長分割多重信号光が入射する。典型
的には、基板の基板面に対して略垂直な偏波面を有する
偏光と、基板面に対して略平行な偏波面を有する偏光と
を含む波長分割多重信号光が入射する。
【0022】上述した光導波路12は、入射する波長分
割多重信号光のうち、基板面に対して略垂直な偏波面を
有する偏光を選択的に伝搬させるように構成されてい
る。言い換えると、偏光分離素子10の光導波路12に
入射した波長分割多重信号光のうち、基板面に対して略
垂直な偏波面を有する偏光(TMモードの偏光)は光導
波路12内を伝搬するが、基板面に対して略平行な偏波
面を有する偏光(TEモードの偏光)は、光導波路12
内に閉じこめられず、伝搬しない。
【0023】次に、偏光分離装置100が有する偏光分
離素子10の製造方法を説明する。
【0024】まず、非線形光学結晶からなる基板を用意
する。本実施形態においては、Zカットニオブ酸リチウ
ム(LN)基板を用意する。勿論、これに限定されず、
非線形光学結晶として公知の材料を用いて形成されたも
のを用いることができる。例えば、タンタル酸リチウ
ム、マグネシウム添加ニオブ酸リチウムまたはマグネシ
ウム添加タンタル酸リチウムからなる基板を用いること
ができる。
【0025】次に、用意された非線形光学結晶の基板
に、光導波路12を形成する。本実施形態においては、
プロトン交換法を用いて、以下のようにして光導波路1
2を形成する。まず、基板上にフォトリソグラフィプロ
セスによりCrからなるマスクを形成し、次に、安息香
酸中で、約200℃で約2時間プロトン交換処理を行
う。続いて、Crからなるマスクを除去し、その後、熱
処理炉中で約350℃で約4時間熱処理を行う。勿論こ
れに限定されず、非線形光学結晶の基板に光導波路を形
成する方法として公知の方法を用いることができる。例
えば、Ti拡散法を用いることができる。ただし、Ti
拡散法を用いて形成された光導波路は、TMモードおよ
びTEモードの両方の偏光が伝搬しやすいので、Ti拡
散法を用いる場合には、TMモードのみが伝搬するよう
な光導波路を形成する条件の設定が比較的難しい。これ
に対して、上述したようにプロトン交換法を用いると、
厳密に条件を設定することなく、TMモードのみを伝搬
させる光導波路が得られるという利点がある。
【0026】上述の製造方法に従って製造された偏光分
離素子10を備えた偏光分離装置100の偏光特性を測
定した。
【0027】図2に示すように、1550nmの半導体
レーザ光(単一偏波光)を、偏波コントローラ20によ
って偏波面を回転させて光導波路12に入射させ、偏向
角に対する出力強度をモニターしたところ、図3に示す
ように約30dBの消光比が得られた。なお、偏波コン
トローラ20と光導波路12とは光ファイバ30によっ
て接続し、光導波路12とモニター側とは同様に光ファ
イバ30によって接続した。
【0028】また、図4に示すように多波長光源40と
偏光分離素子10とを光ファイバで接続し、図5(a)
に示すような、波長間隔50GHzで隣接する信号光の
偏波面が直交する波長分割多重信号光を光導波路12に
入射させたときの出力波形を図5(b)に模式的に示
す。なお、図5(a)および(b)中の実線は、偏光分
離素子10の基板面に垂直な偏波面を有する信号光を示
し、破線は、基板面に平行な偏波面を有する信号光を示
している。図5(b)に示したように、基板面に垂直な
偏波面を有する信号光を100GHzの波長間隔で取り
出すことができた。
【0029】上述したように、本発明による実施形態1
の偏光分離装置100を用いると、相互に略直交する一
対の偏光(互いの偏波面が直交する光)を含む波長分割
多重信号光から、基板面に対して略垂直な偏光方向の光
を分離することができる。本発明による偏光分離装置1
00が有する偏光分離素子10は、その偏光特性が光導
波路12の作製精度によらないので、偏光分離特性の誤
差が小さく、安定した偏光選択比が得られる。従って、
本発明による偏光分離装置100は、高い組立て精度を
要求されず、簡便に製造することができる。また、光フ
ァイバをバットジョイントで光導波路12に接続できる
ので、モジュールの部品数が少なく、組立てが簡単にな
るという利点もある。 (実施形態2)図6に、本発明による実施形態2の偏光
分離装置200を模式的に示す。本実施形態の偏光分離
装置200は、実施形態1の偏光分離装置100が備え
る偏光分離素子10に加えて、非線形光学結晶からなる
さらなる偏光分離素子10’と、光の偏波面を略90°
回転させる偏光回転子50とを有している。
【0030】偏光回転子50には、偏光分離素子10に
入射されるのと同じ波長分割多重信号光が入射される。
典型的には、光源からの光が、光分配器(例えば3dB
カップラ)60によって等分配され、偏光分離素子10
の光導波路12と、偏光回転素子50とに入射する。偏
光回転子50は、入射した波長分割多重信号光の偏光方
向を略90°回転させる。
【0031】非線形光学結晶の基板からなる偏光分離素
子10’には、光導波路12’が形成されており、この
光導波路12’には、偏光回転素子50からの偏光方向
が略90°回転した波長分割多重信号光が入射される。
【0032】上述した光導波路12’は、入射する波長
分割多重信号光のうち、基板面に対して略垂直な偏波面
を有する偏光を選択的に伝搬させるように構成されてい
る。言い換えると、偏光分離素子10’の光導波路1
2’に入射した波長分割多重信号光のうち、基板面に対
して略垂直な偏波面を有する偏光(TMモードの偏光)
は光導波路12’内を伝搬するが、基板面に対して略平
行な偏波面を有する偏光(TEモードの偏光)は、光導
波路12’内に閉じこめられず、伝搬しない。
【0033】上述した構成を有する偏光分離素子10’
は、実施形態1の偏光分離装置100が備える偏光分離
素子10と同様にして形成される。
【0034】上述した本実施形態の偏光分離装置200
において、多波長光源から、図7(a)に示すように、
基板の基板面に対して略垂直な偏波面を有する信号光L
1(図中に実線で示す)と、基板面に対して略平行な偏
波面を有する信号光L2(図中に破線で示す)とを含む
波長分割多重信号光(波長間隔は50GHz)が出射さ
れると、この波長分割多重信号光は、光分配器60によ
って等分配され、偏光分離素子10の光導波路12と、
偏光回転素子50とに入射する。
【0035】偏光分離素子10の光導波路12は、基板
面に略垂直な偏波面を有する偏光を選択的に伝搬させる
ので、図7(b)に示すように、偏光分離素子10から
は、波長間隔が100GHzの信号光L1が主に出力さ
れ、信号光L2はほとんど出力されない。
【0036】一方、偏光回転素子50に入射した波長分
割多重信号光は、偏光回転素子50によって、その偏波
面を略90°回転させられる。このとき、信号光L1
(基板の基板面に対して略垂直な偏波面を有する)の偏
波面は、基板面に対して略平行となり、信号光L2(基
板の基板面に対して略平行な偏波面を有する)の偏波面
は、基板面に対して略垂直となる。偏波面が略90°回
転した波長分割多重信号光は、偏光分離素子10’の光
導波路12’に入射する。
【0037】偏光分離素子10’の光導波路12’は、
基板面に略垂直な偏波面を有する偏光を選択的に伝搬さ
せるので、図7(c)に示すように、偏光分離素子1
0’からは波長間隔が100GHzの信号光L2が主に
出力され、信号光L1はほとんど出力されない。
【0038】上述したように、本発明による実施形態2
の偏光分離装置200を用いると、相互に略直交する一
対の偏光(互いの偏波面が直交する光)を含む波長分割
多重信号光を、偏光方向に基づいて(偏光方向によっ
て)分離し、取り出すことができる。本発明による偏光
分離装置200が有する偏光分離素子10および10’
は、その偏光特性が光導波路12および12’の作製精
度によらないので、偏光分離特性の誤差が小さく、安定
した偏光選択比が得られる。従って、本発明による偏光
分離装置200は、高い組立て精度を要求されず、簡便
に製造することができる。また、光ファイバをバットジ
ョイントで光導波路12および12’に接続できるの
で、モジュールの部品数が少なく、組立てが簡単になる
という利点もある。
【0039】
【発明の効果】本発明によると、高い組立て精度を必要
とせず、簡便に製造することができる偏光分離装置が提
供される。本発明による偏光分離装置は、波長分割多重
(WDM)伝送システムにおいて好適に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態1の偏光分離装置100
を模式的に示す斜視図である。
【図2】本発明による実施形態1の偏光分離装置100
の偏光特性の測定方法を模式的に示す図である。
【図3】本発明による実施形態1の偏光分離装置100
の偏光特性を示すグラフであり、縦軸に出力強度を示
し、横軸に偏向角を示している。
【図4】本発明による実施形態1の偏光分離装置100
の偏光特性の測定方法を模式的に示す図である。
【図5】(a)は、多波長光源40からの波長分割多重
信号光の波形を示す図であり、(b)は、偏光分離素子
10から出力された信号光の波形を示す図である。
【図6】本発明による実施形態2の偏光分離装置200
を模式的に示す上面図である。
【図7】(a)は、多波長光源からの波長分割多重信号
光の波形を示す図であり、(b)は、偏光分離素子10
から出力された信号光の波形を示す図であり、(c)
は、さらなる偏光分離素子10’から出力された信号光
の波形を示す図である。
【符号の説明】
10、10’ 偏光分離素子 12、12’ 光導波路 20 偏波コントローラ 30 光ファイバ 40 多波長光源 50 偏光回転素子 60 光分配器 100、200 偏光分離装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 純也 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 2H047 KA03 LA18 LA21 NA02 PA05 PA13 PA14 QA03 TA05 TA21 2H049 BA05 BA08 BA42 BB03 BB06 BC25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に略直交する一対の偏光を含む波長
    分割多重信号光が入射される光導波路が形成された非線
    形光学結晶の基板からなり、前記光導波路が波長分割多
    重信号光のうち前記基板の基板面に対して略垂直な偏波
    面を有する偏光を選択的に伝搬させるように構成された
    偏光分離素子を備えた、偏光分離装置。
  2. 【請求項2】 前記非線形光学結晶の基板は、ニオブ酸
    リチウム、タンタル酸リチウム、マグネシウム添加ニオ
    ブ酸リチウムまたはマグネシウム添加タンタル酸リチウ
    ムで形成されている、請求項1に記載の偏光分離装置。
  3. 【請求項3】 前記基板の光導波路は、プロトン交換法
    によって形成されている、請求項2に記載の偏光分離装
    置。
  4. 【請求項4】 前記偏光分離素子に入射されるのと同じ
    波長分割多重信号光が入射され、その波長分割多重信号
    光の偏光方向を略90°回転させる偏光回転素子と、 前記偏光回転素子からの偏光方向が略90°回転した波
    長分割多重信号光が入射される光導波路が形成された非
    線形光学結晶の基板からなり、前記光導波路が波長分割
    多重信号光のうち前記基板の基板面に対して略垂直な偏
    波面を有する偏光を選択的に伝搬させるように構成され
    たさらなる偏光分離素子と、 をさらに備えた請求項1から3のいずれかに記載の偏光
    分離装置。
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