JP2003121654A - 光透過物体の形状設計方法及び同装置、並びに導光製品 - Google Patents

光透過物体の形状設計方法及び同装置、並びに導光製品

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JP2003121654A
JP2003121654A JP2001317821A JP2001317821A JP2003121654A JP 2003121654 A JP2003121654 A JP 2003121654A JP 2001317821 A JP2001317821 A JP 2001317821A JP 2001317821 A JP2001317821 A JP 2001317821A JP 2003121654 A JP2003121654 A JP 2003121654A
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English (en)
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Yoshito Sugiura
義人 杉浦
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Nihon University
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Nihon University
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 観察者から見て適正な輝度分布を有する光透
過物体の形状設計方法及び装置を提供する。 【解決手段】 3次元形状を有しかつ光を透過する非発
光物体の、外部から照明を受けて発光体のように観察さ
れる面の形状を設計する方法、装置である。輝度分布を
観測点から光源に向けてシミュレーションし、シミュレ
ーションした輝度分布をもとに観察面の形状を設計す
る。その手法は、観察される物体の輝度を観測する点を
任意分布の乱数により予め決定し、決定した観測点をも
とに、球に内接する多面体を求め、多面体の一つの面を
上記観測面として輝度を持つ面を確定し、シミュレーシ
ョン過程で上記光源の位置と個数及び光学的性質を確定
する、というものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーステレオのス
イッチ照明部分、ノートパソコンの液晶パネルの照明、
携帯電話用表示部の照明、インテリアの照明装置のグロ
ーブ形状設計等々に導光板として用いられる非発光体で
光を透過する物質の形状設計及びこの方法により形状を
設計した各種装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】カース
テレオのスイッチ照明部分、ノートパソコンの液晶パネ
ルの照明等の用途に用いられる、3次元形状を持ち、光
を透過する非発光体(導光板)は、外部から照明を受け
てあたかも発光体(輝度を有するもの)のように人の目
から観察されるが、このような導光板の設計を数値的に
設計することや、製品化した状態での外観のシミュレー
ションは非常に難しく、従来は設計者の勘と熟練に頼ら
ざるを得ない部分が大きかった。
【0003】本発明は、このような従来における課題に
かんがみ、シミュレーションした輝度分布をもとに、上
述のような導光板の形状を数値的に設計できる方法及び
装置を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を概略的に述べる
と、人の目に感じ取られる輝度分布を観測点から光源に
向けてシミュレーションするものであり、(1)物体の
輝度を観測する点(観測点)を任意分布の乱数により予
め決定し、(2)決定した観測点を元に、球に内接する
多面体(四面体など)を求め、(3)球に内接する多面
体を用いることで任意形状の幾何学的寸法に適応できる
ようにすることにより、多面体の1つの面を観測面と
し、輝度を持つ面を確定し、(4)シミュレーション過
程で光源の位置と個数、光源の光学的性質を確定する、
というものである。
【0005】そこで本発明の請求項1に係る光透過物体
の形状設計方法は、上記目的を達成するために、3次元
形状を有しかつ光を透過する非発光物体の、外部から照
明を受けて発光体のように観察される面の形状を設計す
る方法であって、輝度分布を観測点から光源に向けてシ
ミュレーションし、該シミュレーションした輝度分布を
もとに上記観察面の形状を設計する方法において、上記
物体の輝度を観測する点を任意分布の乱数により予め決
定し、該決定した観測点をもとに、球に内接する多面体
を求め、該多面体の一つの面を上記観測面として輝度を
持つ面を確定し、上記シミュレーション過程で上記光源
の位置と個数及び光学的性質を確定することを特徴とす
る。
【0006】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1の光透過物体の形状設計方法にお
いて、周期性の現れにくい任意個数の乱数をもとに任意
の確率分布を持つ点により、上記物体の輝度を観測する
点と上記シミュレーションのために上記観測面を微小に
分割するものであって、上記乱数をもとに2次元または
3次元で正規分布、一様分布、任意曲線に従った分布あ
るいは任意曲線に従った分布等で任意の確率分布する点
を作成し、これら2次元の任意分布点を基に三角形の微
小面に分割し、または3次元の任意分布点を基に3次元
の凹凸物体に分割し、上記物体の最外局面を上記三角形
の微小面または3次元の微小凹凸物体外表面で構成し、
上記光源の光学的条件を設定し、上記シミュレーション
における照度計算に光線追跡法あるいは相互反射法を用
い、上記シミュレーションにより得られた輝度分布が、
上記物体を用いる個々の製品に求められる輝度分布と一
致しているかを判定することを特徴とする。
【0007】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項2の光透過物体の形状設計方法にお
いて、上記任意の確率分布を一様分布とし、上記微小面
への分割または3次元の凹凸物体への分割にドロネー分
割を用いることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項4に係る光透過物体の形状
設計装置は、上記目的を達成するために、3次元形状を
有しかつ光を透過する非発光物体の、外部から照明を受
けて発光体のように観察される面の形状を設計する装置
であって、輝度分布を観測点から光源に向けてシミュレ
ーションし、該シミュレーションした輝度分布をもとに
上記観察面の形状を設計する装置において、上記物体の
輝度を観測する点を任意分布の乱数により予め決定する
手段、該決定した観測点をもとに、球に内接する多面体
を求める手段、該多面体の一つの面を上記観測面として
輝度を持つ面を確定する手段、上記シミュレーション過
程で上記光源の位置と個数及び光学的性質を確定する手
段からなることを特徴とする。
【0009】同請求項5に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項4の光透過物体の形状設計装置にお
いて、周期性の現れにくい任意個数の乱数をもとに任意
の確率分布を持つ点により、上記物体の輝度を観測する
点と上記シミュレーションのために上記観測面を微小に
分割するものであって、上記乱数をもとに2次元または
3次元で正規分布、一様分布、任意曲線に従った分布あ
るいは任意曲線に従った分布等で任意の確率分布する点
を作成する手段、これら2次元の任意分布点を基に三角
形の微小面に分割し、または3次元の任意分布点を基に
3次元の凹凸物体に分割し、上記物体の最外局面を上記
三角形の微小面または3次元の微小凹凸物体外表面で構
成する手段、上記シミュレーションにおける照度計算に
光線追跡法あるいは相互反射法を用いて上記光源の光学
的条件を設定する手段、上記シミュレーションにより得
られた輝度分布が、上記物体を用いる個々の製品に求め
られる輝度分布と一致しているかを判定する手段を含む
ことを特徴とする。
【0010】同請求項6に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項5の光透過物体の形状設計装置にお
いて、上記任意の確率分布を一様分布とし、上記微小面
への分割または3次元の凹凸物体への分割にドロネー分
割を用いることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項7に係る導光製品は、請求
項1ないし3のいずれかの光透過物体の形状設計方法を
用いて設計してなり、3次元形状を有しかつ光を透過す
る非発光物体の、外部から照明を受けて発光体のように
観察される面の形状を有することを特徴とする。
【0012】同請求項8に係るものは、請求項4ないし
6のいずれかの光透過物体の形状設計装置を用いて設計
してなり、3次元形状を有しかつ光を透過する非発光物
体の、外部から照明を受けて発光体のように観察される
面の形状を有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。まず、本発明に係る光透過物体の
形状設計方法及び装置における形状設計は、概要的に
は、(1)物体の輝度を観測する点とシミュレーション
のために導光板を微小体に分割する点を、コンピュータ
で作成した乱数を基に、任意の確率分布を持つ点により
予め決定し、(2)光源の条件及び導光板の光学的条件
を設定し、(3)光学的に輝度分布を求め、条件に一致
するかを判定するというものであり、さらに詳細には、
図1に示すように、乱数による観測点と形状の決定(ス
テップ1ないし3:ステップ1は乱数の発生、同2は任
意分布の点の決定、同3は微小物体の設定)を行い、つ
いで光学的決定(ステップ4ないし6:ステップ4は光
源の条件設定、同5は照度計算、同6は輝度分布の判
定)を行うものである。
【0014】まず上記ステップ(1)ないし(3)によ
り、本発明係る設計内容の概略について説明する。
【0015】乱数の発生について説明する。一般に乱数
は、線形合同法、M系列を用いる方法等々があるが、い
ずれも乱数の分布に周期性が現れるので、本実施形態で
は、周期性の現れにくいMakoto Matsumoto and Takuji
Nishimuraによる「MersenneTwister: A 623-dimensiona
lly equidistributed uniform pseudorandom numbergen
erator」を用いてコンピュータ上で作成する。なお、発
生する乱数の個数は任意である。
【0016】任意分布の点の作成について説明する。上
記の手法で作成した乱数は、順次発生しているので、1
次元である。この乱数を基に、コンピュータ上で2次元
で任意の確率分布または3次元で任意の確率分布する点
を作成する。任意の確率分布としては、正規分布、一様
分布、関数に従った分布及び任意曲線に従った分布をコ
ンピュータ上で作成する。この方法で作成した2次元の
一様分布点の例を図2に、3次元の一様分布点の例を図
3に示す。
【0017】輝度観測面の設計について説明する。多く
の光学機器での輝度は、周知のように一様分布になって
いることが求められる。導光板の場合も輝度分布が一様
で、かつ高輝度が求められる。また、導光板で輝度を観
測する面(利用する面)は、2次元の平滑な面が要求さ
れることが多い。そこで輝度を観測する面を、図2に示
すような2次元の一様分布の点を基に三角形の微小面に
分割する。この微小面の分割には、できるだけ「ふっく
ら」とした三角形だけを使った分割であるドロネー分割
を用いる。この技法を用いた分割の例を図4に示す。た
だし、図4では説明のために、点間距離を拡大してあ
る。図4で、三角形P123は、円CLに内接するド
ロネー三角形を構成し、この三角形P123に隣接す
る他の三角形もドロネー三角形になるように分割する。
なお、円に内接する3点を頂点とする三角形はドロネー
三角形と呼ばれる。このように分割した三角形を微小面
(輝度観測面または後述の発光面)として輝度分布をシ
ミュレーションする。
【0018】凹凸物体における輝度観測面の設計につい
て説明する。図3に示すような3次元の一様分布の点に
前述のドロネー分割を適用し、3次元の凹凸物体に分割
する例を図5に示す。ただし、図5では説明のために、
点間距離を拡大してある。図5で、面P123、面P1
24、面P134、面P234で構成される4面体
1234は球SPに内接している。これらの面を構
成する3点は、間接的に円に内接した三角形となり、ド
ロネー分割の条件を満足する。これを用いて光を透過す
る物体(導光板)の複雑な形状を設計することにより最
外側の曲面は、ドロネー三角形を持つ面(輝度観測面ま
たは後述の発光面)により構成される。
【0019】光源及び導光板の光学的の条件設定につい
て説明する。光源の光学条件には、光源が導光板の内部
か外部か、光源の個数、光源の形状(点光源、線光源、
面光源等々)、光源の位置(物体内の3次元座標点)、
光源の強さ、光源のスペクトラム(含有波長幅等々)、
反射板の有無等が設定できる。また導光板の光学的条件
としては反射率等の光学的定数が設定できる。
【0020】本実施形態で用いる照度計算には、光線追
跡法あるいは相互反射法を挙げることができる。光線追
跡法は光源から放射する光線の1本に着目し、幾何光学
の法則に従い光路を逐一追跡計算するもので、1本の光
線についての光路計算が終わると、次々に他の光路を計
算し、光線すべてについて光路計算を行い、照度(輝度
分布)を求める、ものである。一方、相互反射法は概要
としては次のようなものである。すなわち、光源からあ
る面に光束が入射すると、この面で反射し、ある輝度を
持った2次光源(発光面)となる。導光板の側面は互い
に向き合っており、それぞれの面が発光面となり得る。
本実施形態では、簡略的に、任意の2つの均等拡散面
(微小面)の面から面に入射する光束を計算し、照度
(輝度分布)を求める。
【0021】シミュレーションにより得られた輝度分布
が、個々の製品に求められる輝度分布と一致しているか
を判定する。輝度分布が必要条件に一致しない場合は、
図1のステップ1からステップ5までのシミュレーショ
ン条件を変更し、必要とする輝度分布に一致するまでシ
ミュレーションを継続して処理する。
【0022】次に本発明に係る光透過物体の形状設計方
法及び装置の一実施形態を、導光板の設計を例にとって
説明する。
【0023】図6は、本発明に係る導光板の設計手順を
示すフローチャートである。ステップ1は設計条件の入
力を行う。図6のステップ1における設計条件の入力で
は、導光板の設計条件を以下の手順で入力する。 (1)必要とする輝度分布、観測点情報 (2)導光板の形状、該形状の分割条件 (3)光源と導光板周囲の光学的条件 (4)導光板の光学的条件 等を例えばテキストファイル等により予め用意し、プロ
グラムの起動時に使用する。
【0024】ステップ2は設計条件の設定を行う。図6
のステップ2における設計条件の設定では、ステップ1
の設計条件の入力に従い、プログラムの動作に必要とな
る (1)作業領域 (2)ステップ3の輝度分布終了条件 (3)ステップ5の形状終了条件 (4)ステップ7の光学的終了条件 を設定する。
【0025】ステップ3、4で輝度分布条件と観測点情
報処理を行う。図6のステップ3、4で導光板に求めら
れる輝度分布条件と観測点情報を処理する。導光板の表
示面(輝度観測面)に求められる輝度分布には、 (1)一様分布 (2)正規分布 (3)任意曲線に従った分布 等があり、ステップ1における設計条件の入力に従いプ
ログラムで処理が可能である。また輝度観測点は、図2
に示す2次元の一様分布点を基に、 (1)分布点の個数 (2)分布点の確率密度 (3)観測点の面積 (4)光源の近傍と光源の遠方に傾斜を付けた点 等をプログラムで設定することが可能である。この点か
ら図4に示すドロネー分割を用いて、輝度観測面をプロ
グラムにより確定する。
【0026】図6のステップ5、6で導光板に求められ
る形状設計条件を処理する。形状設計条件には、 (1)導光板を構成する面の数 (2)光源近傍の突起を含む形状 (3)凹凸の状態(設置面、大きさ、分布状態) (4)くさび形、任意曲線を持つ形状状態 (5)導光板設置箇所への適合性 等をステップ1の設計条件の入力でプログラムに指示
し、この指示に従い処理する。
【0027】図6のステップ7、8で光源と導光板に求
められる光学的条件を処理する。光学的条件としては、
既述のように、 (1)光源が導光板の内部、外部 (2)光源の個数 (3)光源の形状(点光源、線光源、面光源等) (4)光源の位置(物体内の3次元座標点) (5)光源の強さ (6)光源のスペクトラム(含有波長幅等) (7)反射板の有無 等が設定できる。また導光板の条件としては、 (1)反射率 (2)透過率 (3)吸収率 (4)屈折率 (5)臨界率 (6)拡散反射条件(入射角に対し角度依存の反射率) 等が設定できる。
【0028】そして、照明計算を行う。図6のステップ
9での照明計算では、 (1)直射照度 (2)光速発散度 (3)反射照度 (4)反射輝度 (5)相互反射照度 (6)相互反射照度による輝度 等を求める。詳細は後述する。
【0029】図6のステップ10での結果の出力では、 (1)導光板表示面(輝度観測面)の輝度を3次元表示 (2)次の別計算用データとして使用が可能になるよう
ファイルに保存 (3)プログラム動作確認用に処理の中間データを表示 (4)コンピュータ制御を行う製造装置で使用可能なデ
ータを保存 等の処理をする。
【0030】次に上述した導光板設計に用いた計算式に
ついて説明するが、ここでは、一様分布点の作成に用い
た計算式、形状設計(幾何学的寸法決定)に用いた計算
式、照明計算に用いた計算式について説明する。もちろ
ん、以下に説明する計算式以外のものを用いてもよい。
【0031】まず、一様分布点の作成に用いた計算式に
ついて説明する。図2の2次元一様分布点と、図3の3
次元一様分布点の作成に用いた計算は、上述のMersenne
Twisterアルゴリズムで生成する乱数をプログラム上で
2次元と3次元に拡張して行ったものである。Mersenne
Twisterアルゴリズムは219937-1という天文学的な周
期を持ち、623次元に一様に分布する疑似ランダム信
号を生成することの出来る擬似ランダム信号の生成アル
ゴリズムである。
【0032】Mersenne Twisterアルゴリズムは、有効次
元w下で0〜2w-1間における一定な疑似ランダム整数
と考えられるワードベクトル数列xを作成する。この数
列xは二進数F2={0、1}上のw次元列ベクトルで
ある。数式1に数列xを生成するためのアルゴリズムを
示す。
【数1】 但し、この数式1において、nは数列の大きさ、rは0
≦r≦w-1の範囲の整数、mは1≦m≦nの範囲の整
数、AはベクトルF2内にあるw×wの行列、xk uはxk
の上位w-rビット、xk lはxkの下位rビットである。
ここで、○の中に+を入れた記号は排他的論理和を表
す。
【0033】そして数式1において、初期値の種として
0+x1・・・xn-1を与え、k=0で式を繰り返すこ
とでxnを生成し、K=1、2...と増やすことによ
り数列xを求めることができる。
【0034】次に形状設計に用いた計算式を説明する。
まず直線の方程式の係数と2点間の距離を求める。光源
P(xp、yp、zp)と微小面i番の上の点(xi
i、zi)を結ぶ直線の方程式の係数(ui、vi
i)は
【数2】 で与えられる。また、光源Pと微小面i番との距離hi
【数3】 で与えられる。図7は、点光源Pと微小面の位置関係を
示す図である。
【0035】面と直線のなす角を求める。図8は直線と
平面のなす角ψと面の法線のなす角θを示す図である。
この図8で、点Pと微小面の中心点iを結ぶ線と微小面
dS iの法線となす角θは
【数4】
【数5】 で計算する。
【0036】微小面の方程式の係数を求める。図9は、
微小面の方程式の係数を求めるための座標点を示す図で
ある。微小面dSi上の3点Q1(x1、y1、z1)、Q2
(x 2、y2、z2)、Q3(x3、y3、z3)を通る面の
方程式hi
【数6】 で与えられる。この微小面が表示面(輝度観測面)の場
合は、Q1、Q2、Q3が図2に示す2次元の一様分布点
に含まれる3点となる。また面の方程式の係数A、B、
C、Dは
【数7】 で与えられる。
【0037】面間の幾何学係数を求める。図10は面間
の幾何学係数を示す図である。面間の幾何学係数eij
【数8】 で計算される。θiは微小面dSiの法線と微小面dSj
を結ぶ直線とのなす角、θjは微小面dSjの法線と微小
面dSiを結ぶ直線とのなす角、rijは微小面dSiと微
小面dSjの距離である。
【0038】さらに、照明計算に用いた計算式を説明す
る。まず点光源による直射照度を以下のように計算す
る。光源による光束FP
【数9】 で表され、既述のようにデータファイルより入力され
る。また点光源Pの立体角ΩP
【数10】 で計算する。立体角ΩP[sr]内に含まれている光束
がFP[lm]であれば、この光源の立体角の軸の方向
の光度IP[cd]は
【数11】 で計算する。そして、微小面i番の直射光束による照度
dEi[lx]は、光度IPを上記数式11で算出し、光
源Pと微小面dSiを結ぶ直線と微小面dSiの法線とな
す角θiは上記数式5で算出し、距離hiは上記数式3で
既に計算されているので
【数12】 で求まる。
【0039】面dSjの照度Ej[lx]は、個々の微小
面dSiからの反射照度の総和として求められ、微小面
dSiがni個あり、その個々の微小面dSiの面積をΔ
iとして、
【数13】 により計算する。
【0040】ここで、窓部分の反射率が変化する場合の
微小面dSiの光束発散度dMi[lm/m2]を求め
る。微小面の照度dEi[lx]は配列に求められてお
り、反射率ρiは微小面番号ごとに配列に入力されてい
る。反射率の異なる微小面の指定は、配列を用いて行
う。微小面dSiの反射の光束発散度は
【数14】 で計算し、配列に格納する。
【0041】窓部分の透過率が変化した場合の2次反射
以後の相互反射照度を求める。n次の相互反射照度En
[lx]は
【数15】 で与えられる。n-1次の相互反射照度En-1[lx]は
配列に、面積dSi[m2]は変数に、幾何学係数(co
sθicosθj)/hi 2は配列に、反射率ρiは配列に
それぞれ格納されている。相互反射照度En[lx]は
副関数で計算し、配列に格納する。
【0042】各部の反射率が一様な完全拡散球面の相互
反射照度Ek[lx]を求める。各部の反射率が一様な
完全拡散球面の相互反射照度Ek[lx]は
【数16】 で与えられる。光束dFi[lm]は変数に、面積S
i[m2]は変数に、反射率ρは変数に格納し、相互反射
照度Ek[lx]は式16で計算し、配列に格納する。
またエネルギー不滅の法則による反射率の異なる数部分
からなる完全拡散球面の相互反射照度は
【数17】 で計算する。光束dFi[lm]と反射率の積和(ρ1
1+ρ22+ρ33+・・・+ρnn)は変数に、面積
i[m2]は変数に、反射率ρは変数に格納し、面積S
i[m2]と反射率の積和(ρ11+ρ22+ρ33+・
・・+ρnn)は変数に、相互反射照度Ee[lx]は
変数に格納する。
【0043】図11は、面からの透過光束による輝度を
示す図である。透過率が与えられた面からの透過光束に
よる輝度を求めるには、図11に示すように点光源Pに
よる照度をEi、面dSiから面dSjへの反射による照
度をdEjとする。微小面dS iはni個あるので、微小
面dSiのni個からの反射によるdSjの合計照度をEj
とし、微小面dSjの透過率がτjのとき、面dSjの透
過の光束発散度Mjは、
【数18】 で与えられる。微小面dSjが完全拡散面し光束発散度
がMjのとき、微小面dS jからの輝度Ljは、
【数19】 で与えられる。透過率τiはすでにデータとして配列に
入力されており、これまでの計算で、微小面dSiの直
射照度Eiは配列に格納され、微小面dSiの1次反射照
度Ejは配列に格納されており、微小面dSjの透過光束
による輝度Ljは上記数式18と数式19の手順により
副関数で計算し、配列に格納する。
【0044】2次反射以後の透過輝度を求める。n-1
次までの相互反射照度の合計は配列に、n次分の相互反
射照度は配列に格納されている。n-1次までの相互反
射照度とn次の相互反射照度の合計照度すなわち相互反
射だけによる照度EjT[lx]を計算し、配列に格納す
る。直射照度Ei[lx]は配列に格納されており、n
次までの総相互反射照度ET[lx]との合計照度を計
算し、配列に格納する。透過率τiは配列に格納されて
おり、
【数20】 で光束発散度Mj[lm/m2]を計算し、配列に格納す
る。つぎに、
【数21】 で透過輝度Lj[cd/m2]を計算し、配列に格納す
る。そして、透過率τiとn次の相互反射だけの合計照
度による光束発散度を計算し、配列に格納する。この光
束発散度による透過輝度を計算し、光束発散度と同じ配
列に格納する。
【0045】ついて、拡散反射への対応について説明す
る。上述の相互反射戸の計算は、反射面の光学的条件と
しては完全拡散面を仮定しているが、実際に完全拡散面
は依存しないので、入射光に対する反射点に拡散範囲条
件を適応する。拡散反射では、入射光の角度に応じて入
射点を観測する場所により反射率が異なる。その例を図
12に示す。この図12で、ρtjは入射角θjに対する
反射率で、入射点を観測する場所により異なることを示
している。シミュレーションでは、拡散反射条件として
角度により異なる反射率ρtjを変数に格納して使用す
る。
【0046】上述の2次元反射以後の相互反射照度を計
算する。数式15は、角度により異なる反射率ρtjを用
いると式のようになる。
【数22】 角度により異なる反射率ρtjは導光板の形状により決定
するので、数式8の幾何学係数を次式のように変形する
ことにより、相互反射斜度の高速計算が可能となる。
【数23】
【0047】次に、導光板形状と観測点について、例を
挙げて説明する。導光板の形状と視点位置は使用目的に
よって異なる。そこで本発明を、カーステレオ用導光
板、携帯電話用導光板、液晶テレビ用導光板、照明用グ
ローブ、街頭表示装置の形状設計について利用した場合
の形状例と視点について説明する。
【0048】図13は、カーステレオ用導光板の形状例
を示す。この図13で、表示面(輝度観測面)S1は、
図2の2次元一様分布点を基に図4のドロネー分割によ
り作成した面を用いている。また図中S2、S3は光供
給面、S4は凹凸設定面である。なお以後、導光板の形
状例での輝度観測面はこれと同じ方法を用いたものとす
る。なおカーステレオ用導光板で光の供給面は、1面か
2面、または1点か2点の場合が多い。
【0049】図14は、カーステレオ用導光板の凹凸設
置部の拡大図である。本例は、図5の3次元物体のドロ
ネー分割を適用して設定してある。図14において黒丸
はXY面上の点、白抜きの丸は正のZ軸方向にある点、
黒丸と白抜き丸を重ねた2重丸は負のZ軸方向にある点
を示す。なお以下の説明において、導光板の形状例での
凹凸設置面はこれと同じ表現方法を用いる。
【0050】図15は、カーステレオ導光板表示部の輝
度分布の計算結果例を示す図である。カーステレオの設
置状態と観測者の視点位置の概略は図16に示すように
なる。図16で、視点Aは、表示面S1から図中左方向
に表示器幅の4〜5倍移動した位置で、また表示面S1
の高さの4〜5倍移動した位置で、かつ遠方から表示面
S1を見ている。視点Bは、視点Aと視点Cの中間的状
態位置で、視点Cは、表示面S1のほぼ中央から見てい
る状態位置である。なお表示面S1を下方から観測する
ことは、非常に少ない。
【0051】図17は、携帯電話用導光板の形状例を示
す図である。この図で輝度観測面S1は、図2の2次元
一様分布点を基に図4のドロネー分割による面を用いて
構成してある。携帯電話用導光板への光供給面S2、S
3は、機種によって様々の面が用いられ、光源も1点や
複数の場合がある。
【0052】図18は、携帯電話機観測者の視点位置の
概略を示す図である。この図で、視点Aは、表示面S1
から図中左方向へ表示器S1の幅の2〜3倍移動した位
置で、また表示器S1の高さの2〜3倍移動した位置
で、かつ遠方から表示面S1を見ている。視点Bは、表
示面S1のほぼ中央から見ており、視点Cは、視点Aと
視点Bの中間的状態位置である。
【0053】図19は、携帯形パソコン用導光板や液晶
テレビ用導光板等に用いるディスプレイ用導光板の形状
例を示す図、図20は、携帯形パソコン観測者の視点位
置、図21は液晶テレビ表示面の観測者の視点位置の概
略を示す図である。携帯形パソコンは、机上に置いて使
用するため表示面を下方から見ることは少なく、液晶テ
レビは台に置いて使用することがあるため観測する範囲
が広くなる。したがって図20で、視点Aは、表示面S
1から図中左方向に表示面S1の幅の2〜3倍移動した
位置で、表示面S1の高さの2〜3倍移動した位置で、
かつ遠方から表示面を見ている。視点Bは、表示面S1
のほぼ中央から見ており、視点Cは、表示面S1の中央
から移動した位置で、かつ上方から見ている状態位置と
なる。
【0054】図22は、照明用グローブの形状例を示す
図、図23は、照明用グローブの視点の概略を示す図で
ある。照明用グローブの視点は観測する範囲が広く、図
23で示すように、視点Aは、グローブGから少し離れ
た下方位置、視点Bは、グローブGの真下の位置、視点
Cは、グローブGと同じ高さ位置、視点Dは、グローブ
Gを上方から見る位置である。
【0055】図24は、街頭表示装置の観測点の概略を
示す図である。街頭表示装置用導光板の形状例は、図1
9のディスプレイとほぼ同じ構造が多い。視点は、表示
面S1より下方より観測することが多く、図23での視
点Aは、表示面S1から少し離れた近い位置から、視点
Bは、表示面S1の中央で距離が遠方から、視点Cは、
表示面S1の中央から図中右へ表示面S1の幅2〜3倍
移動した位置から見ている。
【0056】
【発明の効果】本発明に係る光透過物体の形状設計方法
及び光透過物体の形状設計装置は、以上説明してきたよ
うなものなので、複雑な凹凸形状を有する液晶装置の導
光板等をシミュレーション的に形状設計することができ
る。また、どのような光源をどの位置に配置すればよい
か、観察者から見て表示装置の輝度分布が適性かどうか
等を設計レベルで疑似的に表すことが可能になり、携帯
電話の表示部や液晶テレビ等、大きさやその使用目的が
異なる表示装置のニーズにあわせた設計が可能になる。
【0057】また本発明に係る導光製品は、以上説明し
てきたように、本発明に係る光透過物体の形状設計方法
または光透過物体の形状設計装置を用いて形状設計を行
っているので、観察者から見て非常に適正な輝度分布を
有するものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による形状設計手順の概要を示すフロー
チャートである。
【図2】2次元の一様分布点の例を示す図である。
【図3】3次元の一様分布点の例を示す図である。
【図4】輝度観測面のドロネー分割を示す図である。
【図5】凹凸を持つ3次元物体のドロネー分割を示す図
である。
【図6】本発明に係る導光板の設計手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】点光源Pと微小面の位置関係を示す図である。
【図8】直線と平面のなす角ψと面の法線のなす角θを
示す図である。
【図9】微小面の方程式の係数を求めるための座標点を
示す図である。
【図10】面間の幾何学係数を示す図である。
【図11】面からの透過光束による輝度を示す図であ
る。
【図12】微小面における拡散範囲の例を示す図であ
る。
【図13】カーステレオ用導光板の形状例を示す図であ
る。
【図14】カーステレオ用導光板の凹凸設置部の拡大図
である。
【図15】カーステレオ導光板表示部の輝度分布の計算
結果例を示す図である。
【図16】カーステレオの設置状態と観測者の視点位置
の概略を示す図である。
【図17】携帯電話用導光板の形状例を示す図である。
【図18】携帯電話機観測者の視点位置の概略を示す図
である。
【図19】携帯形パソコン用導光板や液晶テレビ用導光
板等に用いるディスプレイ用導光板の形状例を示す図で
ある。
【図20】携帯形パソコン観測者の視点位置の概略を示
す図である。
【図21】液晶テレビ表示面の観測者の視点位置の概略
を示す図である。
【図22】照明用グローブの形状例を示す図である。
【図23】照明用グローブの視点の概略を示す図であ
る。
【図24】街頭表示装置の観測点の概略を示す図であ
る。
【符号の説明】
S1 表示面(輝度観測面) S2、S3 光供給面 S4 凹凸設定面 G 照明用グローブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/50 680 G06F 17/50 680Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元形状を有しかつ光を透過する非発
    光物体の、外部から照明を受けて発光体のように観察さ
    れる面の形状を設計する方法であって、輝度分布を観測
    点から光源に向けてシミュレーションし、該シミュレー
    ションした輝度分布をもとに上記観察面の形状を設計す
    る方法において、 上記物体の輝度を観測する点を任意分布の乱数により予
    め決定し、 該決定した観測点をもとに、球に内接する多面体を求
    め、 該多面体の一つの面を上記観測面として輝度を持つ面を
    確定し、 上記シミュレーション過程で上記光源の位置と個数及び
    光学的性質を確定する、ことを特徴とする光透過物体の
    形状設計方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の光透過物体の形状設計方法に
    おいて、 周期性の現れにくい任意個数の乱数をもとに任意の確率
    分布を持つ点により、上記物体の輝度を観測する点と上
    記シミュレーションのために上記観測面を微小に分割す
    るものであって、 上記乱数をもとに2次元または3次元で正規分布、一様
    分布、任意曲線に従った分布あるいは任意曲線に従った
    分布等で任意の確率分布する点を作成し、 これら2次元の任意分布点を基に三角形の微小面に分割
    し、または3次元の任意分布点を基に3次元の凹凸物体
    に分割し、上記物体の最外局面を上記三角形の微小面ま
    たは3次元の微小凹凸物体外表面で構成し、 上記光源の光学的条件を設定し、上記シミュレーション
    における照度計算に光線追跡法あるいは相互反射法を用
    い、 上記シミュレーションにより得られた輝度分布が、上記
    物体を用いる個々の製品に求められる輝度分布と一致し
    ているかを判定する、ことを特徴とする光透過物体の形
    状設計方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の光透過物体の形状設計方法に
    おいて、上記任意の確率分布を一様分布とし、上記微小
    面への分割または3次元の凹凸物体への分割にドロネー
    分割を用いることを特徴とする光透過物体の形状設計方
    法。
  4. 【請求項4】 3次元形状を有しかつ光を透過する非発
    光物体の、外部から照明を受けて発光体のように観察さ
    れる面の形状を設計する装置であって、輝度分布を観測
    点から光源に向けてシミュレーションし、該シミュレー
    ションした輝度分布をもとに上記観察面の形状を設計す
    る装置において、 上記物体の輝度を観測する点を任意分布の乱数により予
    め決定する手段、 該決定した観測点をもとに、球に内接する多面体を求め
    る手段、 該多面体の一つの面を上記観測面として輝度を持つ面を
    確定する手段、 上記シミュレーション過程で上記光源の位置と個数及び
    光学的性質を確定する手段、からなることを特徴とする
    光透過物体の形状設計装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の光透過物体の形状設計装置に
    おいて、 周期性の現れにくい任意個数の乱数をもとに任意の確率
    分布を持つ点により、上記物体の輝度を観測する点と上
    記シミュレーションのために上記観測面を微小に分割す
    るものであって、 上記乱数をもとに2次元または3次元で正規分布、一様
    分布、任意曲線に従った分布あるいは任意曲線に従った
    分布等で任意の確率分布する点を作成する手段、 これら2次元の任意分布点を基に三角形の微小面に分割
    し、または3次元の任意分布点を基に3次元の凹凸物体
    に分割し、上記物体の最外局面を上記三角形の微小面ま
    たは3次元の微小凹凸物体外表面で構成する手段、 上記シミュレーションにおける照度計算に光線追跡法あ
    るいは相互反射法を用いて上記光源の光学的条件を設定
    する手段、 上記シミュレーションにより得られた輝度分布が、上記
    物体を用いる個々の製品に求められる輝度分布と一致し
    ているかを判定する手段、を含むことを特徴とする光透
    過物体の形状設計装置。
  6. 【請求項6】 請求項5の光透過物体の形状設計装置に
    おいて、上記任意の確率分布を一様分布とし、上記微小
    面への分割または3次元の凹凸物体への分割にドロネー
    分割を用いることを特徴とする光透過物体の形状設計装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし3のいずれかの光透過物
    体の形状設計方法を用いて設計してなり、3次元形状を
    有しかつ光を透過する非発光物体の、外部から照明を受
    けて発光体のように観察される面の形状を有することを
    特徴とする導光製品。
  8. 【請求項8】 請求項4ないし6のいずれかの光透過物
    体の形状設計装置を用いて設計してなり、3次元形状を
    有しかつ光を透過する非発光物体の、外部から照明を受
    けて発光体のように観察される面の形状を有することを
    特徴とする導光製品。
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