JP2003120868A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
- Publication number
- JP2003120868A JP2003120868A JP2001317611A JP2001317611A JP2003120868A JP 2003120868 A JP2003120868 A JP 2003120868A JP 2001317611 A JP2001317611 A JP 2001317611A JP 2001317611 A JP2001317611 A JP 2001317611A JP 2003120868 A JP2003120868 A JP 2003120868A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- claw
- pipe joint
- tightening ring
- discontinuous
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 爪の先端が管表面に食い込むと爪の両角部が
鋭利で管に引っ掛かり管軸と直角方向に容易に移動させ
ることができず、過大な力を作用させることによっては
じめて機能させることができる。そのため過大なボルト
と過大な締め付け力が必要となる。 【解決手段】 締め付け環の内縁に形成される爪の形状
を変化させることで解決する。凸部先端が両面から押
し潰され、凹部間先端凸部を弧状に形成する。凹部間
先端凸部の両角を弧状に形成する。凹部間先端凸部を
斜めに切り欠いて形成する。
鋭利で管に引っ掛かり管軸と直角方向に容易に移動させ
ることができず、過大な力を作用させることによっては
じめて機能させることができる。そのため過大なボルト
と過大な締め付け力が必要となる。 【解決手段】 締め付け環の内縁に形成される爪の形状
を変化させることで解決する。凸部先端が両面から押
し潰され、凹部間先端凸部を弧状に形成する。凹部間
先端凸部の両角を弧状に形成する。凹部間先端凸部を
斜めに切り欠いて形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管対管の突き合わ
せ部を接続する管継手、詳しくは、水、油、薬液、空
気、ガス、粉体等の搬送を目的とした配管の継手として
作業性に優れ、管の抜け力の増大に応じて、抜けに対す
る抵抗が増大する管継手に関する。
せ部を接続する管継手、詳しくは、水、油、薬液、空
気、ガス、粉体等の搬送を目的とした配管の継手として
作業性に優れ、管の抜け力の増大に応じて、抜けに対す
る抵抗が増大する管継手に関する。
【0002】管継手の一つに、接続する管対管を一定の
間隙を保持しながら、不連続になった端部を締め付ける
ことによるハウジングタイプのものがある。
間隙を保持しながら、不連続になった端部を締め付ける
ことによるハウジングタイプのものがある。
【0003】
【従来の技術】この種の管継手は、円周方向の一端が不
連続となった円筒状の箇所にボルト締結機構を持ち、円
筒形状軸方向両端部に内周方向のフランジを持ち、ボル
ト締結により内径が縮められる構造となっており、また
内面に接続すべき管の密着用スリーブと管に食い込む爪
を有する締め付け環を有し、ハウジングを締め付けるこ
とによりゴムスリーブが管端部全周に密着するとともに
爪が管外周に食い込み、引き抜き力に対抗するようにな
っている。
連続となった円筒状の箇所にボルト締結機構を持ち、円
筒形状軸方向両端部に内周方向のフランジを持ち、ボル
ト締結により内径が縮められる構造となっており、また
内面に接続すべき管の密着用スリーブと管に食い込む爪
を有する締め付け環を有し、ハウジングを締め付けるこ
とによりゴムスリーブが管端部全周に密着するとともに
爪が管外周に食い込み、引き抜き力に対抗するようにな
っている。
【0004】具体的には、管継手において、内圧に伴い
発生する管が管軸方向に抜けようとする推力、並びに外
力により抜けようとする力に抵抗する爪の形成されてい
る締め付け環は、薄板からなる収縮可能な円錐台形状に
してなり、ハウジングの両端部のフランジ両端内側とハ
ウジングの内周に沿って装着されているゴムスリーブの
両側縁部の接する位置にある。
発生する管が管軸方向に抜けようとする推力、並びに外
力により抜けようとする力に抵抗する爪の形成されてい
る締め付け環は、薄板からなる収縮可能な円錐台形状に
してなり、ハウジングの両端部のフランジ両端内側とハ
ウジングの内周に沿って装着されているゴムスリーブの
両側縁部の接する位置にある。
【0005】この締め付け環は、円周方向端部が重なり
合うことでリングを形成し、ボルト締結機構のボルトの
締め込みによりハウジングの径が縮小するに従い、自在
に径が縮小する機能を持つ。締め付け環は図10に示す
ように円錐台形状の小径側に凹部と凸部とを形成するこ
とにより、凸部を爪9としている。円錐台形状の大径側
外周部は、ハウジングの両端内周偶部に接し、さらに小
径側爪はハウジングの内側に向けて管表面に接するよう
に設置されている。
合うことでリングを形成し、ボルト締結機構のボルトの
締め込みによりハウジングの径が縮小するに従い、自在
に径が縮小する機能を持つ。締め付け環は図10に示す
ように円錐台形状の小径側に凹部と凸部とを形成するこ
とにより、凸部を爪9としている。円錐台形状の大径側
外周部は、ハウジングの両端内周偶部に接し、さらに小
径側爪はハウジングの内側に向けて管表面に接するよう
に設置されている。
【0006】この種の管継手は、例えばドイツ特許第2
428107号、日本特許特公昭55−25316号公
報、特公昭57−50994号公報、特公平2−536
69号公報等に見られ、対向する管対管の接続について
は実用上満足するものがある。
428107号、日本特許特公昭55−25316号公
報、特公昭57−50994号公報、特公平2−536
69号公報等に見られ、対向する管対管の接続について
は実用上満足するものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな管対管に適用する管継手においてもつぎのような課
題がある。
うな管対管に適用する管継手においてもつぎのような課
題がある。
【0008】この種の管継手は、特公平2−53669
号公報等で公知のとおり、爪部の凸型形状による両角部
は直角もしくは類似角度の鋭利な角部をもつことを特色
としている。そして、爪の断面はナイフエッジ、V字断
面、U字断面もしくは類似形状の鋭利な角の縁部の一端
を管に食い込ませることを特色としている。
号公報等で公知のとおり、爪部の凸型形状による両角部
は直角もしくは類似角度の鋭利な角部をもつことを特色
としている。そして、爪の断面はナイフエッジ、V字断
面、U字断面もしくは類似形状の鋭利な角の縁部の一端
を管に食い込ませることを特色としている。
【0009】この種の管継手では、爪先端が管の表面に
食い込む初期作用は容易に可能であるが、期待する機能
を発揮する状態まで食い込ませるためにさらにボルトの
締め付け、ハウジング径を縮小しなければならず、締め
付け環も径を縮小される。この際、締め付け環の重なり
合う部分とその周辺の既に管に食い込んでいる爪は、管
に接している爪内周と管外周の差により爪管軸と直角方
向に移動することによって期待どおりに機能しなければ
ならない。
食い込む初期作用は容易に可能であるが、期待する機能
を発揮する状態まで食い込ませるためにさらにボルトの
締め付け、ハウジング径を縮小しなければならず、締め
付け環も径を縮小される。この際、締め付け環の重なり
合う部分とその周辺の既に管に食い込んでいる爪は、管
に接している爪内周と管外周の差により爪管軸と直角方
向に移動することによって期待どおりに機能しなければ
ならない。
【0010】爪の先端が管表面に食い込むと爪の両角部
が鋭利で管に引っ掛かり管軸と直角方向に容易には移動
させることができず過大な力を作用させることによって
はじめて機能させることができ、過大なボルトと過大な
締め付け力が必要となり、過大なハウジングの板厚をも
必要とした。締め付け環には過大な締め付け力により爪
のリング部に歪みが生じ爪の管外周部への食い込みを阻
害する等の欠陥が生じる。このことから過大な締め付け
力に耐える強大な素材強度を要求され、過大な板厚を必
要とした。
が鋭利で管に引っ掛かり管軸と直角方向に容易には移動
させることができず過大な力を作用させることによって
はじめて機能させることができ、過大なボルトと過大な
締め付け力が必要となり、過大なハウジングの板厚をも
必要とした。締め付け環には過大な締め付け力により爪
のリング部に歪みが生じ爪の管外周部への食い込みを阻
害する等の欠陥が生じる。このことから過大な締め付け
力に耐える強大な素材強度を要求され、過大な板厚を必
要とした。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
以下述べるところにより解決する。
以下述べるところにより解決する。
【0012】基本的には、円周方向の一端が不連続とな
った円筒形状の不連続箇所にボルト締結機構を持ち、円
筒形状軸方向両端部に内周方向のフランジを持つハウジ
ングの内周面に沿って、接続すべき管の密封用スリーブ
を装着するとともにフランジ内側にハウジングを締め付
けたとき、管に食い込みながら管軸と直角方向に移動で
きる形状の爪を有する締め付け環を位置させてなる管継
手を提供する。
った円筒形状の不連続箇所にボルト締結機構を持ち、円
筒形状軸方向両端部に内周方向のフランジを持つハウジ
ングの内周面に沿って、接続すべき管の密封用スリーブ
を装着するとともにフランジ内側にハウジングを締め付
けたとき、管に食い込みながら管軸と直角方向に移動で
きる形状の爪を有する締め付け環を位置させてなる管継
手を提供する。
【0013】具体的には、締め付け環の内縁に形成され
る爪は、先端が両面から押し潰され凹部間先端凸部が弧
状である管継手を提供する。
る爪は、先端が両面から押し潰され凹部間先端凸部が弧
状である管継手を提供する。
【0014】具体的には、締め付け環の内縁に形成され
る爪は、凹部間先端凸部の両角が弧状である管継手を提
供する。
る爪は、凹部間先端凸部の両角が弧状である管継手を提
供する。
【0015】具体的には、締め付け環の内縁に形成され
る爪は凹部間先端凸部を斜めに切り欠いてある管継手を
提供する。
る爪は凹部間先端凸部を斜めに切り欠いてある管継手を
提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【0017】図1及び図2は、本発明に係る管継手の一
例を示し、図3は端面図である。
例を示し、図3は端面図である。
【0018】この管継手は、円周方向の一端が不連続と
なった円筒形状のハウジング1の不連続箇所にボルト締
結機構を有し、軸方向両端に内周方向のフランジ10を
持ち、内周面に接続すべき管の密封用ゴムスリーブ3と
締め付け環8が装着されている。3はハウジング1の円
周方向不連続箇所を覆うスチールブリッジである。
なった円筒形状のハウジング1の不連続箇所にボルト締
結機構を有し、軸方向両端に内周方向のフランジ10を
持ち、内周面に接続すべき管の密封用ゴムスリーブ3と
締め付け環8が装着されている。3はハウジング1の円
周方向不連続箇所を覆うスチールブリッジである。
【0019】ボルト締結機構は、締め付け板部7の向い
合う端部の折り返しに棒状のナット5、棒状のワッシャ
ー6を挿入し、棒状のナット5、棒状のワッシャー6に
形成されたボルト挿通孔に締め付けボルト4を形成され
ている。
合う端部の折り返しに棒状のナット5、棒状のワッシャ
ー6を挿入し、棒状のナット5、棒状のワッシャー6に
形成されたボルト挿通孔に締め付けボルト4を形成され
ている。
【0020】ゴムスリーブ2は、ハウジング1の円筒形
状軸方向フランジ10間にハウジング1の内周面に沿っ
て装着されている。
状軸方向フランジ10間にハウジング1の内周面に沿っ
て装着されている。
【0021】締め付け環8は、円錐台形状の薄板からな
り、ハウジング1のフランジ10の内側とゴムスリーブ
2の縁部の接する位置に嵌装されている。締め付け環8
に形成される爪9の詳細は以下に後述する。
り、ハウジング1のフランジ10の内側とゴムスリーブ
2の縁部の接する位置に嵌装されている。締め付け環8
に形成される爪9の詳細は以下に後述する。
【0022】図4は、ハウジング1のフランジ10の内
側に位置する締め付け環8に形成された爪9と接続すべ
き管11との関係を示す従来例の要部断面図で、(A)
(B)(C)はそれぞれ爪9の断面形状を異ならしめた
例である。ちなみに(A)はナイフエッジ断面、(B)
はU字断面、(C)はV字断面を有する。図5は、締め
付け環8に形成された爪の要部正面図で、(A)(B)
はそれぞれ爪の正面形状を異ならしめた例である。ちな
みに(A)は半長円形凹部間凸部を爪とし、(B)は半
円形凹部間凸部を爪としている。
側に位置する締め付け環8に形成された爪9と接続すべ
き管11との関係を示す従来例の要部断面図で、(A)
(B)(C)はそれぞれ爪9の断面形状を異ならしめた
例である。ちなみに(A)はナイフエッジ断面、(B)
はU字断面、(C)はV字断面を有する。図5は、締め
付け環8に形成された爪の要部正面図で、(A)(B)
はそれぞれ爪の正面形状を異ならしめた例である。ちな
みに(A)は半長円形凹部間凸部を爪とし、(B)は半
円形凹部間凸部を爪としている。
【0023】従来例に係る爪9は、締め付け環8の帯板
状の平板片側縁部に半長円形、半円形の切り込み又は類
似の切り込みを等間隔に入れて凹部9cとし、角9a、
9bを有する凸部を爪9として、傾斜して管11に接す
ることから凸部先端の平滑部の断面方向9dの片一方の
縁部9eが管11の表面に食い込む構造となっている。
この爪の形状の管継手は、上述した課題を有する。
状の平板片側縁部に半長円形、半円形の切り込み又は類
似の切り込みを等間隔に入れて凹部9cとし、角9a、
9bを有する凸部を爪9として、傾斜して管11に接す
ることから凸部先端の平滑部の断面方向9dの片一方の
縁部9eが管11の表面に食い込む構造となっている。
この爪の形状の管継手は、上述した課題を有する。
【0024】図6は、ハウジング1のフランジ10の内
側に位置する締め付け環8に形成した爪9と接続すべき
管11との関係を示す実施例の要部断面図で、(A)
(B)はそれぞれ爪9の断面形状を異ならしめた例であ
る。図7は、締め付け環8に形成された爪9の実施例を
示す要部正面図で、(A)(B)はそれぞれ爪の形状を
異ならしめた例である。
側に位置する締め付け環8に形成した爪9と接続すべき
管11との関係を示す実施例の要部断面図で、(A)
(B)はそれぞれ爪9の断面形状を異ならしめた例であ
る。図7は、締め付け環8に形成された爪9の実施例を
示す要部正面図で、(A)(B)はそれぞれ爪の形状を
異ならしめた例である。
【0025】爪9の先端は、両面からプレス加工により
押し潰され、かつ、弧状9fに加工してある。そのた
め、ハウジング1の縮小に応じて爪9の管11への食い
込みは、弧の頂点から始まり、食い込みが進むと同時に
管軸と直角方向にも移動させる際に引っ掛けることをな
くすことができることから、締め付け環8を小さなボル
トの締め付けで容易に所定の位置に食い込ませることが
でき、ボルトの締め付け、ハウジング1の縮小が容易に
できる。
押し潰され、かつ、弧状9fに加工してある。そのた
め、ハウジング1の縮小に応じて爪9の管11への食い
込みは、弧の頂点から始まり、食い込みが進むと同時に
管軸と直角方向にも移動させる際に引っ掛けることをな
くすことができることから、締め付け環8を小さなボル
トの締め付けで容易に所定の位置に食い込ませることが
でき、ボルトの締め付け、ハウジング1の縮小が容易に
できる。
【0026】図8は、締め付け環8に形成された爪9の
別の実施例を示す要部正面図で、(A)(B)はそれぞ
れ爪の形状を異ならしめた例である。この実施例におい
ては両面からのプレス加工は施していない。
別の実施例を示す要部正面図で、(A)(B)はそれぞ
れ爪の形状を異ならしめた例である。この実施例におい
ては両面からのプレス加工は施していない。
【0027】爪9の先端両角は、弧状9g、9hのよう
に加工してある。両角を弧状としたことにより、爪9の
食い込みが進むと同時に管軸と直角方向に移動させる際
に引っ掛かることをなくすことができることから、締め
付け環8を小さなボルトの締め付け力で容易に所定の位
置に食い込ませることができ、ボルトの締め付け、ハウ
ジング1の縮小が容易にできる。
に加工してある。両角を弧状としたことにより、爪9の
食い込みが進むと同時に管軸と直角方向に移動させる際
に引っ掛かることをなくすことができることから、締め
付け環8を小さなボルトの締め付け力で容易に所定の位
置に食い込ませることができ、ボルトの締め付け、ハウ
ジング1の縮小が容易にできる。
【0028】図9は、締め付け環8に形成された爪9の
別の実施例を示す要部正面図で、(A)(B)はそれぞ
れ爪の形状を異ならしめた例である。
別の実施例を示す要部正面図で、(A)(B)はそれぞ
れ爪の形状を異ならしめた例である。
【0029】爪9の先端は、鋭利な先端9iと傾斜角9
jになるように加工してある。このことによりハウジン
グ1の縮小に応じて爪の管への食い込みは、鋭利な先端
9iの頂点から始まり、食い込みが進むと同時に傾斜角
9jの方向、管軸と直角方向に引っ掛かることなく移動
させることができるから、締め付け環を小さなボルトの
締め付け力で所定の位置に食い込ませることができ、ボ
ルトの締め付け、ハウジング1の縮小が容易にできる。
jになるように加工してある。このことによりハウジン
グ1の縮小に応じて爪の管への食い込みは、鋭利な先端
9iの頂点から始まり、食い込みが進むと同時に傾斜角
9jの方向、管軸と直角方向に引っ掛かることなく移動
させることができるから、締め付け環を小さなボルトの
締め付け力で所定の位置に食い込ませることができ、ボ
ルトの締め付け、ハウジング1の縮小が容易にできる。
【0030】かくして、円周方向一端が不連続となった
円筒形状の不連続箇所にボルト締結機構を持ち、円筒形
状軸方向両端部に内周方向のフランジを持つハウジング
の内周面に沿って接続すべき管の密封用ゴムスリーブを
装着するとともにフランジ内側にハウジングを締め付け
たとき、管に食い込みながら、管軸と直角方向に移動で
きる形状の爪を有する締め付け環を位置させた管継手が
構成される。
円筒形状の不連続箇所にボルト締結機構を持ち、円筒形
状軸方向両端部に内周方向のフランジを持つハウジング
の内周面に沿って接続すべき管の密封用ゴムスリーブを
装着するとともにフランジ内側にハウジングを締め付け
たとき、管に食い込みながら、管軸と直角方向に移動で
きる形状の爪を有する締め付け環を位置させた管継手が
構成される。
【0031】
【発明の効果】本発明は、上述のようにしてなるのでつ
ぎの効果を有する。
ぎの効果を有する。
【0032】爪の形状を変えたことで、爪は管に食い込
みながら管軸と直角方向に容易に移動するから、締め付
け環を小さなボルトの締め付け力で容易に所定の位置に
食い込ませることができる。
みながら管軸と直角方向に容易に移動するから、締め付
け環を小さなボルトの締め付け力で容易に所定の位置に
食い込ませることができる。
【図1】本発明に係る管継手の実施の形態を示す正面図
である。
である。
【図2】本発明に係る管継手の実施の形態を示す側面図
である。
である。
【図3】図1のA−A端面図である。
【図4】(A)(B)(C)はそれぞれ従来の爪の形状
を示す要部断面図である。
を示す要部断面図である。
【図5】(A)(B)はそれぞれ従来の爪の形状を示す
要部正面図である。
要部正面図である。
【図6】(A)(B)(C)はそれぞれ本発明に係る爪
の形状を示す要部断面図である。
の形状を示す要部断面図である。
【図7】(A)(B)はそれぞれ本発明に係る爪の形状
を示す要部正面図である。
を示す要部正面図である。
【図8】(A)(B)はそれぞれ本発明に係る爪の形状
を示す要部正面図である。
を示す要部正面図である。
【図9】(A)(B)はそれぞれ本発明に係る爪の形状
を示す要部正面図である。
を示す要部正面図である。
【図10】締め付け環の従来例を示す斜視図である。
1 ハウジング
2 ゴムスリーブ
3 スチールブリッジ
4 締め付けボルト
5 棒状のナット
6 締め付けワッシャー
7 締め付け板
8 締め付け環
9 爪
10 フランジ
11 管
Claims (4)
- 【請求項1】 円周方向の一端が不連続となった円筒形
状の不連続箇所にボルト締結機構を持ち、円筒形状軸方
向両端部に内周方向のフランジを持つハウジングの内周
面に沿って、接続すべき管の密封用ゴムスリーブを装着
するとともにフランジ内側にハウジングを締め付けたと
き、管に食い込みながら管軸と直角方向に移動できる形
状の爪を有する締め付け環を位置させてなることを特徴
とする管継手。 - 【請求項2】 円周方向の一端が不連続となった円筒形
状の不連続箇所にボルト締結機構を持ち、内部に接続す
べき管への密封用ゴムスリーブと締め付け環を有する管
継手において、締め付け環の内縁に、先端が両面から押
し潰され、凹部間先端凸部が弧状に形成された爪を有す
ることを特徴とする管継手。 - 【請求項3】 円周方向の一端が不連続となった円筒形
状の不連続箇所にボルト締結機構を持ち、内部に接続す
べき管への密封用ゴムスリーブと締め付け環を有する管
継手において、締め付け環の内縁に凹部間先端凸部の両
角が弧状に形成された爪を有することを特徴とする管継
手。 - 【請求項4】 円周方向の一端が不連続となった円筒形
状の不連続箇所にボルト締結機構を持ち、内部に接続す
べき管への密封用ゴムスリーブと締め付け環を有する管
継手において、締め付け環の内縁に凹部間先端凸部を斜
めに切り欠いて形成された爪を有することを特徴とする
管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001317611A JP2003120868A (ja) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001317611A JP2003120868A (ja) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | 管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003120868A true JP2003120868A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19135452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001317611A Pending JP2003120868A (ja) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003120868A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007225094A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Hitachi Metals Ltd | カップリング型継手 |
KR100983087B1 (ko) | 2010-03-15 | 2010-09-17 | (주) 영남메탈 | 파이프용 커플러 |
JP2015111003A (ja) * | 2007-03-03 | 2015-06-18 | エムアーエヌ・ディーゼル・エスエー | 管状連結器 |
KR20180002351U (ko) | 2017-01-25 | 2018-08-02 | 송용호 | 파이프 연결용 커플링 |
-
2001
- 2001-10-16 JP JP2001317611A patent/JP2003120868A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007225094A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Hitachi Metals Ltd | カップリング型継手 |
JP2015111003A (ja) * | 2007-03-03 | 2015-06-18 | エムアーエヌ・ディーゼル・エスエー | 管状連結器 |
KR100983087B1 (ko) | 2010-03-15 | 2010-09-17 | (주) 영남메탈 | 파이프용 커플러 |
KR20180002351U (ko) | 2017-01-25 | 2018-08-02 | 송용호 | 파이프 연결용 커플링 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |