JP2003119877A - 線材固定具 - Google Patents
線材固定具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 線材の張設作業を迅速に行うことができ、線
材の張力調整が容易であり、施工後の線材弛みが発生し
にくく、線材弛みの解消も簡単に行うことができる線材
固定具を提供する。 【解決手段】 線材固定具1は、線材2の端部を着脱可
能に係止する係止孔8および線材誘導スリット10と線
材2の張設方向Dと略同軸上に設けられた雌ねじ部11
とを有する係止キャップ5と、線材2の張設方向Dと略
同軸上に設けられ係止キャップ5の雌ねじ部11が螺着
可能な雄ねじ部12を有する本体具6と、本体具6を固
定用部材3に着脱可能に固定するための固定具7などを
備えている。固定具7は、固定用部材3のねじ孔3aを
通して本体具6の雌ねじ部13に螺着可能な雄ねじ部1
4、雄ねじ部14の下端に設けられたフランジ部15お
よび雨水排出用の貫通孔16などを有している。
材の張力調整が容易であり、施工後の線材弛みが発生し
にくく、線材弛みの解消も簡単に行うことができる線材
固定具を提供する。 【解決手段】 線材固定具1は、線材2の端部を着脱可
能に係止する係止孔8および線材誘導スリット10と線
材2の張設方向Dと略同軸上に設けられた雌ねじ部11
とを有する係止キャップ5と、線材2の張設方向Dと略
同軸上に設けられ係止キャップ5の雌ねじ部11が螺着
可能な雄ねじ部12を有する本体具6と、本体具6を固
定用部材3に着脱可能に固定するための固定具7などを
備えている。固定具7は、固定用部材3のねじ孔3aを
通して本体具6の雌ねじ部13に螺着可能な雄ねじ部1
4、雄ねじ部14の下端に設けられたフランジ部15お
よび雨水排出用の貫通孔16などを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種材質のワイ
ヤ、線材に張力を付与した状態で固定する際に使用する
線材固定具に関する。
ヤ、線材に張力を付与した状態で固定する際に使用する
線材固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マンションやアパートなどの集合
住宅あるいは一般住宅のベランダなどに侵入したり、営
巣したりする鳩などの排泄物による被害が社会問題化し
ているが、このような鳩などの侵入を防止するため、ベ
ランダを覆うように防鳥ネットを張ったり、ベランダ外
面に多本数の線材やワイヤなどを張設するなどの様々な
鳥類侵入防止手段が講じられている。
住宅あるいは一般住宅のベランダなどに侵入したり、営
巣したりする鳩などの排泄物による被害が社会問題化し
ているが、このような鳩などの侵入を防止するため、ベ
ランダを覆うように防鳥ネットを張ったり、ベランダ外
面に多本数の線材やワイヤなどを張設するなどの様々な
鳥類侵入防止手段が講じられている。
【0003】これらの鳥類侵入防止手段のうち、線材な
どを張設する方式は、防鳥ネットに比べて圧迫感や違和
感が少なく、建物の外観性を損なわず、汚れや塵埃が付
着しにくいので、採用が増加する傾向にある。
どを張設する方式は、防鳥ネットに比べて圧迫感や違和
感が少なく、建物の外観性を損なわず、汚れや塵埃が付
着しにくいので、採用が増加する傾向にある。
【0004】建物のベランダ外面などに線材を張設する
場合、線材が弛まないように適正な張力を付与した状態
で線材の両端を建物の一部などに固定する必要がある
が、このような線材張設手段としては、従来、ターンバ
ックル、スプリングあるいはワイヤーストッパー(商品
名)と呼称される固定具などが使用されている。
場合、線材が弛まないように適正な張力を付与した状態
で線材の両端を建物の一部などに固定する必要がある
が、このような線材張設手段としては、従来、ターンバ
ックル、スプリングあるいはワイヤーストッパー(商品
名)と呼称される固定具などが使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来から使用されてい
るターンバックルはワイヤや線材の端部には使用できな
いので、鳥類侵入防止手段として線材などを張設する際
には不向きであり、スプリングは伸びた状態で使用され
るので線材に付与する張力が適正であるか否かの判断あ
るいは張力の調整が困難である。また、ワイヤーストッ
パーは、ノック式シャープペンシルの芯保持機構と同様
のワイヤ保持機構を備えており、所定の押圧具を手指で
押したり離したりすることでワイヤの係止、開放を行う
ことができるので、ワイヤを引っ張ったり緩めたりする
のは簡単であるが、手指で押すだけで、係止中のワイヤ
が緩んだり当該ワイヤーストッパーからワイヤが外れた
りするため、適正な張設状態を維持することが困難であ
る。
るターンバックルはワイヤや線材の端部には使用できな
いので、鳥類侵入防止手段として線材などを張設する際
には不向きであり、スプリングは伸びた状態で使用され
るので線材に付与する張力が適正であるか否かの判断あ
るいは張力の調整が困難である。また、ワイヤーストッ
パーは、ノック式シャープペンシルの芯保持機構と同様
のワイヤ保持機構を備えており、所定の押圧具を手指で
押したり離したりすることでワイヤの係止、開放を行う
ことができるので、ワイヤを引っ張ったり緩めたりする
のは簡単であるが、手指で押すだけで、係止中のワイヤ
が緩んだり当該ワイヤーストッパーからワイヤが外れた
りするため、適正な張設状態を維持することが困難であ
る。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、線材の
張設作業を迅速に行うことができ、線材の張力調整が容
易であり、施工後の線材弛みが発生しにくく、線材弛み
の解消も簡単に行うことができる線材固定具を提供する
ことにある。
張設作業を迅速に行うことができ、線材の張力調整が容
易であり、施工後の線材弛みが発生しにくく、線材弛み
の解消も簡単に行うことができる線材固定具を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の線材固定具は、
線材の端部を着脱可能に係止する線端係止手段と前記線
材の張設方向と略同軸上に設けられたねじ部とを有する
係止キャップと、前記線材の張設方向と略同軸上に設け
られ前記係止キャップのねじ部が螺着可能なねじ部を有
する本体具と、前記本体具を他部材に着脱可能に固定す
る固定手段とを備えたことを特徴とする。
線材の端部を着脱可能に係止する線端係止手段と前記線
材の張設方向と略同軸上に設けられたねじ部とを有する
係止キャップと、前記線材の張設方向と略同軸上に設け
られ前記係止キャップのねじ部が螺着可能なねじ部を有
する本体具と、前記本体具を他部材に着脱可能に固定す
る固定手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】このような構成とすることにより、前記固
定手段を用いて建物や構造物の一部などの他部材に本体
具を固定し、張設すべき線材の端部を線端係止手段で係
止キャップに係止し、前記係止キャップのねじ部を前記
本体具のねじ部に螺着するだけで線材の端部を固定でき
るので、線材の張設作業を迅速に行うことができるよう
になる。また、係止キャップのねじ部および本体具のね
じ部は線材張設方向と略同軸上にあるため、係止キャッ
プのねじ部を回動させ本体具のねじ部との螺合長さを伸
縮させることで線材に付与する張力を変化させることが
できるので、張力の調整が容易であり、施工後の線材弛
みの解消も簡単に行うことができる。
定手段を用いて建物や構造物の一部などの他部材に本体
具を固定し、張設すべき線材の端部を線端係止手段で係
止キャップに係止し、前記係止キャップのねじ部を前記
本体具のねじ部に螺着するだけで線材の端部を固定でき
るので、線材の張設作業を迅速に行うことができるよう
になる。また、係止キャップのねじ部および本体具のね
じ部は線材張設方向と略同軸上にあるため、係止キャッ
プのねじ部を回動させ本体具のねじ部との螺合長さを伸
縮させることで線材に付与する張力を変化させることが
できるので、張力の調整が容易であり、施工後の線材弛
みの解消も簡単に行うことができる。
【0009】さらに、係止キャップのねじ部の回動方向
と線材の張設方向とは直交関係にあるため、線材の引張
応力で係止キャップが緩む方向に回転することはなく、
施工後の線材の弛みも発生しにくい。施工後、線材の膨
張などによって線材が弛んだような場合は、係止キャッ
プのねじ部を締結方向に回転させることで適正状態に再
張設することができる。なお、本体具を他部材に着脱可
能に固定する固定手段としては、本体具に形成されたね
じ部とこのねじ部に螺着可能なねじ部材とからなるねじ
機構などが好適である。
と線材の張設方向とは直交関係にあるため、線材の引張
応力で係止キャップが緩む方向に回転することはなく、
施工後の線材の弛みも発生しにくい。施工後、線材の膨
張などによって線材が弛んだような場合は、係止キャッ
プのねじ部を締結方向に回転させることで適正状態に再
張設することができる。なお、本体具を他部材に着脱可
能に固定する固定手段としては、本体具に形成されたね
じ部とこのねじ部に螺着可能なねじ部材とからなるねじ
機構などが好適である。
【0010】ここで、前記線端係止手段として、前記係
止キャップに設けられ前記線材が挿通可能な係止孔と、
一方の端部が前記係止孔に連通し他端部が前記係止キャ
ップ外へ開口した線材誘導スリットとを設けることが望
ましい。このような構成とすることにより、張設すべき
線材の端部に前記係止孔の内径よりサイズの大きな係合
体を形成し、外へ開口した線材誘導スリットを通過して
当該線材を係止孔に挿通させれば前記係合体がストッパ
として機能することで、その線端が係止孔から離脱しな
いように固定されるので、線端の係止作業をさらに迅速
化することができる。なお、係合体としては、係止孔の
内径より外径の大きな球状体などが好適であり、係止孔
と線材とが互いに逆方向に回動可能な状態にしておけ
ば、係止キャップを回動させたときなどの線材の捩れを
防止する縒り戻しとしての機能も発揮する。
止キャップに設けられ前記線材が挿通可能な係止孔と、
一方の端部が前記係止孔に連通し他端部が前記係止キャ
ップ外へ開口した線材誘導スリットとを設けることが望
ましい。このような構成とすることにより、張設すべき
線材の端部に前記係止孔の内径よりサイズの大きな係合
体を形成し、外へ開口した線材誘導スリットを通過して
当該線材を係止孔に挿通させれば前記係合体がストッパ
として機能することで、その線端が係止孔から離脱しな
いように固定されるので、線端の係止作業をさらに迅速
化することができる。なお、係合体としては、係止孔の
内径より外径の大きな球状体などが好適であり、係止孔
と線材とが互いに逆方向に回動可能な状態にしておけ
ば、係止キャップを回動させたときなどの線材の捩れを
防止する縒り戻しとしての機能も発揮する。
【0011】一方、前記係止キャップ、前記本体具、前
記固定手段のいずれかに、前記線材固定具に内在する隙
間に浸入した流体が流出可能な貫通孔を設ければ、線材
固定具内に浸入した雨水などは当該貫通孔を通過して速
やかに排水可能となるので、滞留水に起因する材料劣
化、カビや雑菌などの繁殖あるいは不快生物の棲息など
を防止することができるようになる。
記固定手段のいずれかに、前記線材固定具に内在する隙
間に浸入した流体が流出可能な貫通孔を設ければ、線材
固定具内に浸入した雨水などは当該貫通孔を通過して速
やかに排水可能となるので、滞留水に起因する材料劣
化、カビや雑菌などの繁殖あるいは不快生物の棲息など
を防止することができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態である
線材固定具の使用状態を示す正面図、図2(a)は図1
に示す線材固定具の正面図、(b)は前図(a)におけ
るA−A線断面図、図3は図1に示す線材固定具を用い
て線材を固定する手順を示す縦断面説明図である。
線材固定具の使用状態を示す正面図、図2(a)は図1
に示す線材固定具の正面図、(b)は前図(a)におけ
るA−A線断面図、図3は図1に示す線材固定具を用い
て線材を固定する手順を示す縦断面説明図である。
【0013】図1に示すように、本実施形態の線材固定
具1は、二つの固定用部材3,4の間に線材2を張設す
る場合に、線材2に張力を付与した状態で線材2の一方
の端部を固定用部材3に固定する手段として使用されて
いる。線材固定具1は、先端部分が円錐台状に尖った円
筒形状の係止キャップ5と、係止キャップ5の下方に螺
着された円筒形状の本体具6と、本体具6の下端に螺着
された固定具7とで構成されている。
具1は、二つの固定用部材3,4の間に線材2を張設す
る場合に、線材2に張力を付与した状態で線材2の一方
の端部を固定用部材3に固定する手段として使用されて
いる。線材固定具1は、先端部分が円錐台状に尖った円
筒形状の係止キャップ5と、係止キャップ5の下方に螺
着された円筒形状の本体具6と、本体具6の下端に螺着
された固定具7とで構成されている。
【0014】図2に示すように、係止キャップ5には、
線材2の下端部に固着された球状係合体9を着脱可能に
係止する線端係止手段として、球状係合体9の外径より
内径が小さな係止孔8と、上端部が係止孔8に連通し下
端部が係止キャップ5の下縁外へ開口した線材誘導スリ
ット10とが設けられ、係止キャップ5の内周面には、
線材2の張設方向Dと略同軸上に雌ねじ部11が形成さ
れている。
線材2の下端部に固着された球状係合体9を着脱可能に
係止する線端係止手段として、球状係合体9の外径より
内径が小さな係止孔8と、上端部が係止孔8に連通し下
端部が係止キャップ5の下縁外へ開口した線材誘導スリ
ット10とが設けられ、係止キャップ5の内周面には、
線材2の張設方向Dと略同軸上に雌ねじ部11が形成さ
れている。
【0015】円筒形状をした本体具6の上部外周面に
は、線材2の張設方向Dと略同軸上にあって係止キャッ
プ5の雌ねじ部11が螺着可能な雄ねじ部12が形成さ
れ、本体具6の内周面には固定具7の雄ねじ部14が螺
着可能な雌ねじ部13が形成されている。本体具6を固
定用部材3に着脱可能に固定する固定手段である固定具
7は、前述した雄ねじ部14と、雄ねじ部14の下端部
に連設されたフランジ部15を備え、雄ねじ部14には
その中心軸方向に貫通孔16が設けられている。
は、線材2の張設方向Dと略同軸上にあって係止キャッ
プ5の雌ねじ部11が螺着可能な雄ねじ部12が形成さ
れ、本体具6の内周面には固定具7の雄ねじ部14が螺
着可能な雌ねじ部13が形成されている。本体具6を固
定用部材3に着脱可能に固定する固定手段である固定具
7は、前述した雄ねじ部14と、雄ねじ部14の下端部
に連設されたフランジ部15を備え、雄ねじ部14には
その中心軸方向に貫通孔16が設けられている。
【0016】次に、図1,図3,図4を参照して、線材
固定具1を用いて固定用部材3,4の間に線材2を張設
する手順について説明する。図3に示すように、下方の
固定用部材3に形成されたねじ孔3aの下側から固定具
7の雄ねじ部14を貫通させ、この雄ねじ部14に本体
具6の雌ねじ部13を螺合させ、本体具6の下端部と固
定具7のフランジ部15とで固定用部材3を挟持するよ
うに締め付けることによって本体具6を直立状に固定す
る。
固定具1を用いて固定用部材3,4の間に線材2を張設
する手順について説明する。図3に示すように、下方の
固定用部材3に形成されたねじ孔3aの下側から固定具
7の雄ねじ部14を貫通させ、この雄ねじ部14に本体
具6の雌ねじ部13を螺合させ、本体具6の下端部と固
定具7のフランジ部15とで固定用部材3を挟持するよ
うに締め付けることによって本体具6を直立状に固定す
る。
【0017】一方、上方の固定用部材4は、図4に示す
ように、長尺の板形状であり、その長手方向に沿ってね
じ孔4aとこれに隣接する補助孔4bとが一定間隔に設
けられている。したがって、図1で示したように、上方
の固定用部材4のねじ孔4aと補助孔4bとの間にフッ
ク付きスプリング17の上フック17aを引っ掛け、こ
のフック付きスプリング17の下フック17bに、線材
2の上端部分に形成されたリング部2aを引っ掛けるこ
とによって線材2を垂下状に取り付ける。
ように、長尺の板形状であり、その長手方向に沿ってね
じ孔4aとこれに隣接する補助孔4bとが一定間隔に設
けられている。したがって、図1で示したように、上方
の固定用部材4のねじ孔4aと補助孔4bとの間にフッ
ク付きスプリング17の上フック17aを引っ掛け、こ
のフック付きスプリング17の下フック17bに、線材
2の上端部分に形成されたリング部2aを引っ掛けるこ
とによって線材2を垂下状に取り付ける。
【0018】そして、図3に示すように、垂下状に取り
付けられた線材2の下端部分を、係止キャップ5の下縁
外へ開口した線材誘導スリット10を通過させ係止孔8
に挿通させ係止キャップ5を張設方向Dへ引っ張れば球
状係合体9がストッパとして機能するので、線材2の下
端部分が係止孔8から離脱しないように固定される。
付けられた線材2の下端部分を、係止キャップ5の下縁
外へ開口した線材誘導スリット10を通過させ係止孔8
に挿通させ係止キャップ5を張設方向Dへ引っ張れば球
状係合体9がストッパとして機能するので、線材2の下
端部分が係止孔8から離脱しないように固定される。
【0019】この後、係止キャップ5の雌ねじ部11を
本体具6の雄ねじ部12に螺着して締め付ければ線材2
の下端部が固定用部材3に固定されるので、線材2の張
設作業を迅速に行うことができる。このとき、係止キャ
ップ5の雌ねじ部11および本体具6の雄ねじ部12は
線材2の張設方向Dと略同軸上にあるため、係止キャッ
プ5の雌ねじ部11を回動させ本体具6の雄ねじ部12
との螺合長さを伸縮させることによって線材2に付与す
る張力を変化させることができるので、張力の調整も容
易であり、施工後に生じる線材2の弛みの解消も簡単に
行うことができる。
本体具6の雄ねじ部12に螺着して締め付ければ線材2
の下端部が固定用部材3に固定されるので、線材2の張
設作業を迅速に行うことができる。このとき、係止キャ
ップ5の雌ねじ部11および本体具6の雄ねじ部12は
線材2の張設方向Dと略同軸上にあるため、係止キャッ
プ5の雌ねじ部11を回動させ本体具6の雄ねじ部12
との螺合長さを伸縮させることによって線材2に付与す
る張力を変化させることができるので、張力の調整も容
易であり、施工後に生じる線材2の弛みの解消も簡単に
行うことができる。
【0020】また、線材2の外径は係止孔8の内径より
小さく、球状係合体9は係止孔8の内側に当接している
だけであるため、係止孔8と線材2とは互いに逆方向に
回動可能な状態にあり、線材2を係止中の係止キャップ
5を回動させたときなどにおける線材2の捩れを防止す
る縒り戻しとしての機能も発揮する。なお、係止キャッ
プ5の下縁部が本体具6の雄ねじ部12の下端部より下
に位置するまで螺合させた状態にすれば、雄ねじ部12
のねじ山が外部に露出しないので、美観を保つことがで
きる。
小さく、球状係合体9は係止孔8の内側に当接している
だけであるため、係止孔8と線材2とは互いに逆方向に
回動可能な状態にあり、線材2を係止中の係止キャップ
5を回動させたときなどにおける線材2の捩れを防止す
る縒り戻しとしての機能も発揮する。なお、係止キャッ
プ5の下縁部が本体具6の雄ねじ部12の下端部より下
に位置するまで螺合させた状態にすれば、雄ねじ部12
のねじ山が外部に露出しないので、美観を保つことがで
きる。
【0021】さらに、係止キャップ5の雌ねじ部11の
回動方向Rと線材2の張設方向Dとは直交関係にあるた
め、線材2の引張応力で係止キャップ5が緩む方向に回
転することはなく、施工後の線材2の弛みも発生しにく
いものとなっている。また、施工後、線材2の膨張や伸
びなどによって線材2が弛んだような場合は、係止キャ
ップ5の雌ねじ部11を締結方向に回転させれば適正状
態に再張設することができる。なお、本実施形態では、
本体具6を固定用部材3に着脱可能に固定する手段とし
て、本体具6に形成された雌ねじ部13とこの雌ねじ部
13に螺着可能な雄ねじ部14を有する固定具7とから
なるねじ機構を採用しているので、固定用部材3に対す
る本体具6の取り付け作業も容易である。
回動方向Rと線材2の張設方向Dとは直交関係にあるた
め、線材2の引張応力で係止キャップ5が緩む方向に回
転することはなく、施工後の線材2の弛みも発生しにく
いものとなっている。また、施工後、線材2の膨張や伸
びなどによって線材2が弛んだような場合は、係止キャ
ップ5の雌ねじ部11を締結方向に回転させれば適正状
態に再張設することができる。なお、本実施形態では、
本体具6を固定用部材3に着脱可能に固定する手段とし
て、本体具6に形成された雌ねじ部13とこの雌ねじ部
13に螺着可能な雄ねじ部14を有する固定具7とから
なるねじ機構を採用しているので、固定用部材3に対す
る本体具6の取り付け作業も容易である。
【0022】また、線材2の線端係止手段として、線材
2が挿通可能な係止孔8と、一方の端部が係止孔8に連
通し他端部が係止キャップ5の下縁外へ開口した線材誘
導スリット10とを設けているため、張設すべき線材2
の端部に係止孔8の内径よりサイズの大きな球状係合体
9を形成すれば、線材誘導スリット10を通過して当該
線材2を係止孔8に挿通させるだけで球状係合体9がス
トッパとして機能し、線材2の下端部分が係止孔8から
離脱しないように固定されるので、線端の係止作業を迅
速かつ容易に行うことができる。本実施形態では、球状
係合体9を用いているが、これに限定するものではな
く、係止孔8の内径よりサイズが大きく係止キャップ5
内に収容可能なものであれば他の形状の係合体であって
もよい。
2が挿通可能な係止孔8と、一方の端部が係止孔8に連
通し他端部が係止キャップ5の下縁外へ開口した線材誘
導スリット10とを設けているため、張設すべき線材2
の端部に係止孔8の内径よりサイズの大きな球状係合体
9を形成すれば、線材誘導スリット10を通過して当該
線材2を係止孔8に挿通させるだけで球状係合体9がス
トッパとして機能し、線材2の下端部分が係止孔8から
離脱しないように固定されるので、線端の係止作業を迅
速かつ容易に行うことができる。本実施形態では、球状
係合体9を用いているが、これに限定するものではな
く、係止孔8の内径よりサイズが大きく係止キャップ5
内に収容可能なものであれば他の形状の係合体であって
もよい。
【0023】さらに、本実施形態の線材固定具1におい
ては、係止キャップ5、本体具6はいずれも軸方向に貫
通した略円筒形状であり、本体具6の雌ねじ部13を閉
塞する固定具7の雄ねじ部14には、線材固定具1に内
在する隙間に浸入した流体が自然に流出可能な貫通孔1
6を設けているため、雨水などが線材固定具1内に浸入
した場合でも貫通孔16を通して速やかに排水すること
が可能である。このため、線材固定具1の内部に雨水な
どが長時間滞留することがなく、材料劣化、カビや雑菌
などの繁殖あるいは不快生物の棲息などを防止すること
ができる。
ては、係止キャップ5、本体具6はいずれも軸方向に貫
通した略円筒形状であり、本体具6の雌ねじ部13を閉
塞する固定具7の雄ねじ部14には、線材固定具1に内
在する隙間に浸入した流体が自然に流出可能な貫通孔1
6を設けているため、雨水などが線材固定具1内に浸入
した場合でも貫通孔16を通して速やかに排水すること
が可能である。このため、線材固定具1の内部に雨水な
どが長時間滞留することがなく、材料劣化、カビや雑菌
などの繁殖あるいは不快生物の棲息などを防止すること
ができる。
【0024】本実施形態の線材固定具1の材質は黄銅
(ニッケルメッキ・半田メッキ)であるが、これに限定
するものではないので、ジュラコン、ベークライト、テ
フロン(登録商標)、PBT樹脂などの合成樹脂材ある
いは鉄(亜鉛クロメート)、ステンレス鋼などの金属材
なども好適である。合成樹脂材で形成した場合、軽量で
腐食のおそれもなく着色も比較的自由で低価格であり、
金属材で形成すれば、高強度で耐久性に優れたものとな
るほか、手摺としての加工性にも優れたものとなり、装
飾ロープなどのロープ類の固定手段としても使用でき
る。
(ニッケルメッキ・半田メッキ)であるが、これに限定
するものではないので、ジュラコン、ベークライト、テ
フロン(登録商標)、PBT樹脂などの合成樹脂材ある
いは鉄(亜鉛クロメート)、ステンレス鋼などの金属材
なども好適である。合成樹脂材で形成した場合、軽量で
腐食のおそれもなく着色も比較的自由で低価格であり、
金属材で形成すれば、高強度で耐久性に優れたものとな
るほか、手摺としての加工性にも優れたものとなり、装
飾ロープなどのロープ類の固定手段としても使用でき
る。
【0025】次に、図5を参照して、線材固定具1を用
いて建物のベランダに形成された鳥類侵入防止構造につ
いて説明する。なお、図5において、図1〜図4と同じ
記号を付している部材は図1〜図4における部材と同じ
機能、効果を発揮するものであるため説明を省略する。
いて建物のベランダに形成された鳥類侵入防止構造につ
いて説明する。なお、図5において、図1〜図4と同じ
記号を付している部材は図1〜図4における部材と同じ
機能、効果を発揮するものであるため説明を省略する。
【0026】図5に示すように、ベランダを構成する上
部駆体20および下部駆体21にそれぞれ断面Z型の固
定用部材22が取り付けられ、これらの固定用部材22
の間に複数の線材2が一定間隔ごとに張設されている。
これらの固定用部材22には図4で示した固定用部材4
の場合と同様のねじ孔4aおよび補助孔4bが長手方向
に沿って一定間隔ごとに形成されている。
部駆体20および下部駆体21にそれぞれ断面Z型の固
定用部材22が取り付けられ、これらの固定用部材22
の間に複数の線材2が一定間隔ごとに張設されている。
これらの固定用部材22には図4で示した固定用部材4
の場合と同様のねじ孔4aおよび補助孔4bが長手方向
に沿って一定間隔ごとに形成されている。
【0027】上部駆体20に取り付けられた固定用部材
22には、複数の線材2の上端部がそれぞれフック付き
スプリング17を介して一定間隔ごとに取り付けられて
いる。それぞれの取り付け構造は図1で示したものと同
じである。また、下部駆体21に取り付けた固定用部材
22には、複数の線材固定具1が起立状に取り付けら
れ、それぞれの線材固定具1に線材2の下端部が固定さ
れている。これらの部分の構造も図1で示したものと同
様であるが、図5における固定用部材22およびねじ孔
4aが図1における固定用部材4およびねじ孔4aに相
当し、それぞれ同様の機能を有している。
22には、複数の線材2の上端部がそれぞれフック付き
スプリング17を介して一定間隔ごとに取り付けられて
いる。それぞれの取り付け構造は図1で示したものと同
じである。また、下部駆体21に取り付けた固定用部材
22には、複数の線材固定具1が起立状に取り付けら
れ、それぞれの線材固定具1に線材2の下端部が固定さ
れている。これらの部分の構造も図1で示したものと同
様であるが、図5における固定用部材22およびねじ孔
4aが図1における固定用部材4およびねじ孔4aに相
当し、それぞれ同様の機能を有している。
【0028】このように線材固定具1を用いて複数の線
材2を建物のベランダ部分に所定間隔ごとに張設するこ
とによって鳥類侵入防止構造を形成すれば、鳩などの各
種鳥類がベランダに侵入したり、営巣したりするのを防
止することができる。また、線材固定具1を用いること
により、線材2の張設作業を迅速に行うことができ、線
材2に付与する張力の調整も容易であり、施工後の線材
2の弛みも発生しにくいものとなる。線材固定具1を用
いることによって発揮されるその他の機能、効果などは
図1〜図4を用いて前述した通りである。
材2を建物のベランダ部分に所定間隔ごとに張設するこ
とによって鳥類侵入防止構造を形成すれば、鳩などの各
種鳥類がベランダに侵入したり、営巣したりするのを防
止することができる。また、線材固定具1を用いること
により、線材2の張設作業を迅速に行うことができ、線
材2に付与する張力の調整も容易であり、施工後の線材
2の弛みも発生しにくいものとなる。線材固定具1を用
いることによって発揮されるその他の機能、効果などは
図1〜図4を用いて前述した通りである。
【0029】
【発明の効果】本発明により以下の効果を奏する。
【0030】(1)線材の端部を着脱可能に係止する線
端係止手段と前記線材の張設方向と略同軸上に設けられ
たねじ部とを有する係止キャップと、前記線材の張設方
向と略同軸上に設けられ前記係止キャップのねじ部が螺
着可能なねじ部を有する本体具と、前記本体具を他部材
に着脱可能に固定する固定手段とを備えたことにより、
線材の張設作業を迅速に行うことが可能となり、線材の
張力調整が容易となり、施工後の線材の弛みも発生しに
くく、線材の弛みの解消も簡単に行うことができるよう
になる。
端係止手段と前記線材の張設方向と略同軸上に設けられ
たねじ部とを有する係止キャップと、前記線材の張設方
向と略同軸上に設けられ前記係止キャップのねじ部が螺
着可能なねじ部を有する本体具と、前記本体具を他部材
に着脱可能に固定する固定手段とを備えたことにより、
線材の張設作業を迅速に行うことが可能となり、線材の
張力調整が容易となり、施工後の線材の弛みも発生しに
くく、線材の弛みの解消も簡単に行うことができるよう
になる。
【0031】(2)前記線端係止手段として、前記係止
キャップに設けられ前記線材が挿通可能な係止孔と、一
方の端部が前記係止孔に連通し他端部が前記係止キャッ
プ外へ開口した線材誘導スリットとを設けることによ
り、線端の係止作業をさらに迅速化することができる。
キャップに設けられ前記線材が挿通可能な係止孔と、一
方の端部が前記係止孔に連通し他端部が前記係止キャッ
プ外へ開口した線材誘導スリットとを設けることによ
り、線端の係止作業をさらに迅速化することができる。
【0032】(3)前記係止キャップ、前記本体具、前
記固定手段のいずれかに、線材固定具に内在する隙間に
浸入した流体が流出可能な貫通孔を設けることにより、
当該線材固定具内に浸入した雨水などを速やかに排水可
能となるため、滞留水に起因する材料劣化、カビや雑菌
などの繁殖あるいは不快生物の棲息などを防止すること
ができるようになる。
記固定手段のいずれかに、線材固定具に内在する隙間に
浸入した流体が流出可能な貫通孔を設けることにより、
当該線材固定具内に浸入した雨水などを速やかに排水可
能となるため、滞留水に起因する材料劣化、カビや雑菌
などの繁殖あるいは不快生物の棲息などを防止すること
ができるようになる。
【図1】 本発明の実施の形態である線材固定具の使用
状態を示す正面図である。
状態を示す正面図である。
【図2】 (a)は図1に示す線材固定具の正面図、
(b)は前図(a)におけるA−A線断面図である。
(b)は前図(a)におけるA−A線断面図である。
【図3】 図1に示す線材固定具を用いて線材を固定す
る手順を示す縦断面説明図である。
る手順を示す縦断面説明図である。
【図4】 (a)は図1に示す線材固定具および線材の
取付用部材を示す部分平面図、(b)は前図(a)にお
けるB−B線断面図である。
取付用部材を示す部分平面図、(b)は前図(a)にお
けるB−B線断面図である。
【図5】 図1に示す線材固定具を用いて形成した鳥類
忌避器具を示す部分斜視図である。
忌避器具を示す部分斜視図である。
1 線材固定具
2 線材
2a リング部
3,4,22 固定用部材
3a,4a ねじ孔
4b 補助孔
5 係止キャップ
6 本体具
7 固定具
8 係止孔
9 球状係合体
10 線材誘導スリット
11,13 雌ねじ部
12,14 雄ねじ部
15 フランジ部
16 貫通孔
17 フック付きスプリング
17a 上フック
17b 下フック
20 上部駆体
21 下部駆体
D 張設方向
R 回動方向
Claims (3)
- 【請求項1】 線材の端部を着脱可能に係止する線端係
止手段と前記線材の張設方向と略同軸上に設けられたね
じ部とを有する係止キャップと、前記線材の張設方向と
略同軸上に設けられ前記係止キャップのねじ部が螺着可
能なねじ部を有する本体具と、前記本体具を他部材に着
脱可能に固定する固定手段とを備えたことを特徴とする
線材固定具。 - 【請求項2】 前記線端係止手段として、前記係止キャ
ップに設けられ前記線材が挿通可能な係止孔と、一方の
端部が前記係止孔に連通し他端部が前記係止キャップ外
へ開口した線材誘導スリットとを設けた請求項1記載の
線材固定具。 - 【請求項3】 前記係止キャップ、前記本体具、前記固
定手段のいずれかに、前記線材固定具に内在する隙間に
浸入した流体が流出可能な貫通孔を設けた請求項1記載
の線材固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001319348A JP2003119877A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | 線材固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001319348A JP2003119877A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | 線材固定具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003119877A true JP2003119877A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19136914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001319348A Pending JP2003119877A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | 線材固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003119877A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009247233A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Asuka:Kk | 緑化構造物、固定部及び獣類の侵入防止方法 |
KR101007626B1 (ko) * | 2009-11-04 | 2011-01-12 | 김영수 | 조류 접근 방지망 및 와이어 텐션을 이용한 그 설치방법 |
JP2013190153A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Kuramochi Housing:Kk | 換気装置及び通気工法住宅 |
CN113647373A (zh) * | 2021-08-18 | 2021-11-16 | 山东乐普韦尔自动化技术有限公司 | 适用于带电作业机器人的驱鸟器及安装装置、安装方法 |
-
2001
- 2001-10-17 JP JP2001319348A patent/JP2003119877A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009247233A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Asuka:Kk | 緑化構造物、固定部及び獣類の侵入防止方法 |
KR101007626B1 (ko) * | 2009-11-04 | 2011-01-12 | 김영수 | 조류 접근 방지망 및 와이어 텐션을 이용한 그 설치방법 |
JP2013190153A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Kuramochi Housing:Kk | 換気装置及び通気工法住宅 |
CN113647373A (zh) * | 2021-08-18 | 2021-11-16 | 山东乐普韦尔自动化技术有限公司 | 适用于带电作业机器人的驱鸟器及安装装置、安装方法 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060609 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060613 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061017 |