JP2003118265A - 紙めくり具 - Google Patents

紙めくり具

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JP2003118265A JP2001314930A JP2001314930A JP2003118265A JP 2003118265 A JP2003118265 A JP 2003118265A JP 2001314930 A JP2001314930 A JP 2001314930A JP 2001314930 A JP2001314930 A JP 2001314930A JP 2003118265 A JP2003118265 A JP 2003118265A
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孝幸 仲川
Taketo Fukushima
武人 福島
Susumu Arai
進 新井
Hisakazu Yamamoto
久和 山元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が単純で、かつ、容易に装着状態の調整
が可能な紙めくり具を提供する。 【解決手段】 紙めくり具は、本体部と、前記本体部と
一体形成された挿入部と、前記本体部に設けられ、前記
挿入部を挿入するための穴と、を備える。挿入部が本体
部と一体形成されているので、挿入部を穴に挿入するこ
とにより本体部はリング形状となる。そのリング形状の
内部に使用者の指を挿入し、挿入部の穴に対する挿入長
さを調節してリング形状の大きさを使用者の指に合わせ
ることにより、紙めくり具は使用者の指にフィットす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝票や書籍などを
指先でめくる際に使用される紙めくり具に関する。
【0002】
【従来の技術】伝票や書籍などの紙を指先でめくる際
に、指先に装着して使用する紙めくり具が知られてい
る。最も従来からある紙めくり具は、人差し指や親指な
どにかぶせて使用するゴム製の指サックである。このよ
うな指サックは、人差し指用、親指用などというよう
に、使用する指ごとに別個に販売されているものの、そ
のサイズは決まっており、使用者の指のサイズや形に必
ずしも適合するものではない。ゴム製の指サックは、そ
の弾性の範囲内においてある程度は形状を使用者の指に
適合させることができるが、指に対する締め付けがきつ
すぎて不快である、あるいは逆にゆるすぎて使用中に指
から抜けてしまうなどの不具合があった。また、使用当
初は比較的快適に指にフィットしていても、経時的に締
め圧が変化して使いにくくなることもある。いずれにし
ても、使用者の指にフィットしないと、使用者が不快感
を感じるだけでなく、作業効率も低下する。
【0003】このような観点から、使用者の指に貼り付
けるタイプの紙めくり具も提案されている(登録実用新
案第3057440号、実開昭56−156671号公
報、実開昭59−91869号公報など)。しかし、そ
のような紙めくり具はのりにより指先に貼着するように
作られている。よって、のり面の状態、耐久性などにも
よるが、基本的に繰り返し使用には向いていない。よっ
て、使い捨てタイプとなるため、コスト面で非効率的で
ある。
【0004】また、帯状のゴムなどを使用者の指に巻き
付け、マジックテープ(登録商標)などにより使用者の
指の大きさに合わせて装着するタイプの紙めくり具や
(実開平1−131558号公報)、同様に使用者の指
にフィットするように形状や構造を工夫したものも提案
されている(実開平1−76269号公報、実開昭59
−43174号公報など)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのような種
々の紙めくり具は、使用者の指にフィットさせるために
多種の材料、部材により構成される傾向があるため、コ
ストがかかる。また、構造が比較的複雑であるために、
一度はずして再度装着し直さなければならないなど、装
着状態の調整に時間を要す、あるいは調整作業が煩雑で
あるという問題がある。
【0006】また、従来の紙めくり具は、上述のように
使用者の指への装着感などの機能面を重視して作られて
いることが多く、デザイン面においてあまり魅力的であ
るとは言えないものが多い。例えば、図11に示すよう
に、指サック型やリング型の紙めくり具80にビーズな
どの装飾81を施したものもあるが、機能面と装飾面と
を同時に考慮してなされたデザインでないために違和感
があり、また、機能的にも却って使いにくくなる場合も
ある。
【0007】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、構成が単純で、かつ、容易に装着状態の調整が
可能な紙めくり具を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点によ
れば、本体部と、前記本体部と一体形成された挿入部
と、前記本体部に設けられ、前記挿入部を挿入するため
の穴と、を備える紙めくり具が提供される。
【0009】上記の紙めくり具においては、前記挿入部
が前記本体部と一体形成されているので、前記挿入部を
前記穴に挿入することにより前記本体部はリング形状と
なる。そのリング形状の内部に使用者の指を挿入し、挿
入部の穴に対する挿入長さを調節してリング形状の大き
さを使用者の指に合わせることにより、紙めくり具は使
用者の指にフィットする。
【0010】上記の紙めくり具の一態様では、前記本体
部は略帯状の平面形状を有し、前記挿入部は前記本体部
の長さ方向における一端側に形成されており、前記穴は
前記本体部の長さ方向における他端側に形成されてい
る。
【0011】この態様によれば、本体部は略帯状の平面
形状を有するので、挿入部を穴に挿入することにより所
定の幅を有するリング形状が構成され、使用者の指の適
当な部位に装着される。
【0012】上記の紙めくり具の他の一態様では、前記
挿入部の幅は、前記穴の径と等しいか又は前記穴の径よ
り大きい。
【0013】この態様によれば、挿入部の幅が穴の径と
等しいか大きいので、挿入部が穴内部で保持され、紙め
くりなどの使用時に紙めくり具が指から外れることがな
い。
【0014】上記の紙めくり具のさらに他の一態様で
は、前記挿入部は、前記挿入部の幅方向に突出した複数
のフランジを備える。
【0015】この態様によれば、複数のフランジの間の
位置に穴を保持することができるので、挿入部と穴の接
合強度が高くなり、ハードな使用にも耐えられる紙めく
り具が得られる。
【0016】上記の紙めくり具のさらに他の一態様で
は、前記本体部は略帯状の平面形状を有し、前記本体部
の幅方向及び長さ方向における異なる位置に複数の前記
穴が設けられている。
【0017】この態様によれば、本体部の長さ方向及び
幅方向における適当な位置の穴を選択して挿入部を挿入
することにより、使用者が自分の指の大きさや形状に合
わせて好ましい装着状態を得ることができる。
【0018】上記の紙めくり具のさらに他の一態様は、
前記本体部とは別体として構成され、前記挿入部を挿入
するための貫通穴を有する留め具をさらに備える。
【0019】この態様によれば、留め具を用いることに
より、挿入部と穴との接合強度をさらに増加させること
ができる。また、必要な接合強度に応じて複数の留め具
を使用することができる。
【0020】本発明の他の観点によれば、略帯状の平面
形状を有する本体部と、前記本体部の長さ方向における
両端に形成された一組の挿入部と、前記本体部とは別体
として構成され、前記一組の挿入部を挿入するための一
組の貫通穴を有する留め具と、を備える紙めくり具が提
供される。
【0021】上記の紙めくり具によれば、本体部の両端
に形成された一組の挿入部を、留め具の2つの穴にそれ
ぞれ通すことにより、リング形状が得られる。使用者
は、そのリング形状の内部に指を通し、留め具に対する
挿入具の位置を調整してリング形状の大きさを自分の指
に合わせて装着状態を調整することができる。
【0022】上記の紙めくり具の一態様は、前記本体部
及び前記留め具とは別体として構成され、前記挿入部を
挿入するための貫通穴を有する別個の留め具をさらに備
える。
【0023】この態様では、さらに別個の留め具を使用
して、紙めくり具を指に固定する強度を高めることがで
きる。
【0024】本発明のさらに他の観点によれば、略帯状
の平面形状を有する本体部と、前記本体部の長さ方向に
おける一端に形成された挿入部と、前記本体部の長さ方
向における他端に形成された留め部と、前記本体部の長
さ方向に並んで前記留め部に形成され、前記挿入部を挿
入するための複数の穴と、を備える紙めくり具が提供さ
れる。
【0025】上記の紙めくり具によれば、本体部の一端
に形成された挿入部を、他端に形成された留め部の穴に
通すことによりリング形状が得られ、その内部に使用者
の指を挿入して紙めくり具を装着することができる。ま
た、留め部の複数の穴に対して挿入部を串刺し状に複数
回通せば、より高い強度で紙めくり具を使用者の指に固
定することができる。
【0026】本発明のさらに他の観点では、略帯状の平
面形状を有する本体部と、前記本体部の長さ方向におけ
る一端に形成された挿入部と、前記本体部の長さ方向に
おける他端に、前記長さ方向に並んで形成された2つの
穴と、を備える紙めくり具が提供される。
【0027】上記の紙めくり具によれば、本体部の一端
に形成された挿入部を、他端に形成された2つの穴に順
に通すことによりリング形状が得られ、使用者の指をそ
の内部に通して紙めくり具を装着することができる。挿
入部を1つ目の穴に外側から通し、2つめの穴に内側か
ら通すことにより、挿入部の端部はリング形状の外側に
位置する。よって、挿入部を引き出すことにより、リン
グ形状の大きさを調節して、使用者の指への装着状態を
調整することができる。
【0028】上記の紙めくり具の一態様では、前記挿入
部は少なくとも一方の面上に凹凸を有し、前記本体部は
少なくとも前記挿入部の前記凹凸が設けられた部分と接
触する側の面における前記2つの穴の間の位置に凹凸を
有する。
【0029】この態様によれば、挿入部と本体部とが当
たる部分において両者に凹凸が設けられるので、凹凸に
より生じる摩擦力によって、より高い強度で紙めくり具
を使用者の指に固定することができる。
【0030】本発明のさらに他の観点によれば、略帯状
の平面形状を有する本体部と、前記本体部の長さ方向に
おける一端に形成された挿入部と、前記本体部の長さ方
向及び幅方向に複数列にわたって形成された複数の穴
と、を備える紙めくり具が提供される。
【0031】上記の紙めくり具によれば、本体部の一端
に設けられた挿入部を、本体部の長さ方向及び幅方向に
複数列にわたって設けられた穴のいずれかに挿入してリ
ング形状を作り、その内部に使用者の指を挿入する。挿
入部を挿入する穴の選択により、指を挿入するリング形
状の大きさを、リング形状の幅方向においても異ならせ
ることができる。例えば、指先の方はリング形状が小さ
くなり、指の根本の方ではリング形状が大きくなるよう
に穴を選択することができる。よって、使用者は自分の
指の大きさ及び形状に応じて適切な位置の穴を選択し
て、より良好な装着状態を得ることができる。
【0032】上記の紙めくり具の一態様では、前記挿入
部の数は、前記本体部に形成された複数の穴の前記本体
部の幅方向における列数以下である。
【0033】この態様によれば、挿入部を本体部の幅方
向において離れた位置の穴に通すことにより、帯状の本
体部により構成されるリング形状にねじれが生じる。よ
って、適度なねじれを生じさせるように挿入部を挿入す
る穴を選択して、指の形状にフィットする状態で紙めく
り具を装着することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。
【0035】[第1実施形態]図1(a)は本発明の第
1実施形態による紙めくり具の平面図である。図示のよ
うに、紙めくり具10は、厚さがほぼ均一な一枚のゴム
材料により構成され、帯状の本体部11と剣先状の挿入
部14とを備える。本体部11の端部近傍には穴12が
形成されており、この穴12に挿入部14が挿入され
る。挿入部14の先端部15は先細り状であり、挿入部
14を穴12に容易に挿入できるようになっている。
【0036】紙めくり具10は、例えばシリコンゴム、
ブチルゴム、ウレタンゴム、EPDM(エチレンプロピ
レンジェンモノマー共重合体)などの各種のゴム材料に
より作ることができる。
【0037】挿入部14が穴12に挿入されると、紙め
くり具10は図1(b)に示すようにほぼリング状とな
り、その内側に使用者の指20が配置される。即ち、装
着時には、使用者は挿入部14を穴12にある程度挿入
し、それにより形成されたリング形状の内部に指20を
挿入し、挿入部14をさらに外側(矢印21の方向)へ
引っ張ることにより、リング形状の径を小さくして紙め
くり具10を指20にフィットさせる。図1(b)にお
いて、リング状になった紙めくり具10に対して、使用
者の指は爪が上側にくるように挿入される。即ち、紙め
くり具10の下側の内側面が使用者の指の腹側に当た
り、図1(b)における下面10aが伝票などの面に当
たる。図1(e)は、紙めくり具10を使用者の指20
に装着した状態を上方から見た図である。
【0038】図1(a)に示すように、先細り形状の先
端部15を除く部分の挿入部14の幅W1と、穴12の
径D1との関係は、穴12の径D1が挿入部14の幅W
1と等しいか又はわずかに小さくなるように形成されて
いる。よって、挿入部14を穴12に挿入すると、挿入
部14の幅の方が穴12より多少大きいために、挿入部
14は穴12の弾性により軽く締め付けられて留まる。
つまり、図1(b)に示す状態で、穴12が挿入部14
を締め付ける力により挿入部14は穴12内に保持され
るため、挿入部14が穴12から抜け落ちることはな
く、紙めくりなどの使用時にも紙めくり具10はある程
度の強度で使用者の指に保持される。これにより、1枚
のゴム部材のみによっても使用者の指にフィットし、か
つ、使用時に外れない紙めくり具が提供される。
【0039】紙めくりなどの使用時に比較的ハードな使
用が想定され、さらに高い強度で使用者の指に固定する
ことが要求される場合には、図1(c)に示すように、
留め具30を併用することができる。様々な形状の留め
具30の例を図2に示す。図2(a)〜(d)に示す各
留め具30a〜30dは、それぞれ1つの貫通穴31を
有する。また、図2(e)に示す留め具30eは2つの
貫通穴31を有する。なお、留め具30eについては、
さらに後述する。留め具30は、プラスチック、金属、
ゴムなどの適度な硬度を有する材料により作ることがで
きる。留め具30の外形は、紙めくり具を留めるという
機能的な面のみならず、装飾的な面も考慮して様々な形
状とすることができる。また、留め具30に様々な着色
を施すこともできる。
【0040】貫通穴31の内部に紙めくり具10の挿入
部14が挿入される。留め具30は、その貫通穴31内
に挿入部14を通した状態で図1(c)の矢印22の方
向に移動され、紙めくり具10の外側面10bに当たっ
たところで留まる。
【0041】図3に、留め具30を紙めくり具10に装
着する様子を示す。図3(a)は留め具30が紙めくり
具10に装着された状態を示す。図3(b)に示すよう
に、留め具30に形成された貫通穴31の径D2は、挿
入部14の幅W1と等しいか又は幅W1より少し小さ
い。これにより、挿入部14は貫通穴31内で適当な摩
擦をもって保持される。
【0042】留め具30を装着する際には、まず紙めく
り具10の挿入部14の先端部15に留め具30を挿入
し(ステップ1)、留め具30を紙めくり具10の本体
部11方向へ移動させる。この際、紙めくり具10はゴ
ム製であるので、挿入部14を先端部15の方向へ引っ
張ると挿入部14自体が伸びて細くなる。よって、挿入
部14を適当に引っ張ることにより、挿入部14の幅を
一時的に細くして、留め具30を本体部11の方へ容易
に移動させることができる(ステップ2)。留め具30
を移動させた後、引っ張っていた挿入部14を開放する
と、挿入部14の幅はもとに戻り、留め具30はその位
置で挿入部14に対してある程度の保持力で固定される
(ステップ3)。挿入部14の幅は貫通穴31の径と等
しいか又はそれより多少大きいので、ゴム製の挿入部1
4はその弾性により留め具30の貫通穴31内で保持さ
れ、留め具30は挿入部14の所定位置にしっかりと固
定される。留め具30の位置を移動する際には、先ほど
述べたのと同様に挿入部14を一旦先端部15方向に引
っ張って挿入部14を一時的に細くすれば、留め具30
を所望の位置に容易に移動させることができる。よっ
て、使用者は一度紙めくり具10を装着した後でも、簡
単に装着状態を微調整することができる。もちろん、装
着状態の調整のために紙めくり具10を装着し直す必要
はない。
【0043】また、図1(d)に示すように、留め具3
0を複数取り付ければ、紙めくり具10を使用者の指に
固定する強度をさらに増加させることができ、さらにハ
ードな使用にも耐えられるようになる。図4は留め具3
0を利用して、紙めくり具10の強度を増加させる方法
を示している。留め具30の数を増やすことにより紙め
くり具10を使用者の指に固定する強度を増加させるこ
とができる。また、図4の最も左に示すように、留め具
30を穴12の両側に取り付け、本体部11の穴12の
付近を両側から挟むように留めることにより、さらに紙
めくり具10を使用者の指に固定する強度を増すことが
できる。
【0044】以上のように、本発明の紙めくり具は、1
枚のゴム部材のみ、又は、それと留め具との組み合わせ
により構成されるので、単純な構成であり、低コストで
製造することができる。また、挿入部14を穴12に挿
入する長さを変えることにより、使用者の指を通すリン
グ形状の径を自由に調整することができるので、使用者
の指のサイズに応じて微調整が可能である。よって、使
用者の装着感も良好であり、作業効率も増す。また、比
較的幅広の本体部11が使用者の指に巻き付くので、装
着時に使用者の指を局部的に強く圧迫しなくてすむ。さ
らに、使用者の指に合わせてリング形状を調整する際に
は、挿入部14に対する穴12の位置を変えるだけでよ
いので、紙めくり具自体を再度装着し直したりする必要
もなく、容易に調整を行うことができる。
【0045】なお、図5(a)に示すように、挿入部1
4に複数の段状のフランジ16を形成することができ
る。こうすると、図5(b)及び(c)に示すように、
挿入部14と穴12との接合部においては穴12がフラ
ンジ16の間に入り込むことにより、穴12が挿入部1
4の長さ方向にずれることが防止される。
【0046】また、図6に示すように、穴12を紙めく
り具12の長さ方向及び幅方向に複数個並列に設けるこ
とができる。こうすると、使用者は紙めくり具12の長
さ方向のどの部分を使用するかを調整することができ
る。即ち、使用者が挿入部14を図6における最も左側
の穴12Lに挿入した場合は、図中のAで示される部分
が使用者の指に巻き付くことになり、使用者が挿入部1
4を中央の列の3つの穴12Cのいずれかに挿入した場
合は図中のBで示される部分が使用者の指に巻き付く。
また、使用者が挿入部14を最も右側の列の3つの穴1
2Rのいずれかに挿入した場合は、図中のCで示される
部分が使用者の指に巻き付く。図中のAの部分は挿入部
14が少ないので使用者の指のほとんどの部分は幅広の
本体部11に包まれることになる。一方、図中のCの部
分は挿入部14を多く含み、幅の細い挿入部14がより
多く使用者の指に当たることになる。よって、使用者
は、自分の指の太さや装着感などに応じて、好みの穴1
2を選択して紙めくり具10を装着することができる。
【0047】[第2実施形態]本発明の第2実施形態に
よる紙めくり具を図7に示す。第2実施形態の紙めくり
具は、帯状部材40と留め具30eとの組み合わせによ
り構成される。帯状部材40は第1実施形態の紙めくり
具10と同様にゴム材料により作られ、幅広の本体部4
1と、その両端に形成された一組の挿入部42とを備え
る。なお、挿入部42の先端は、第1実施形態のように
先細り状とすることもできる。
【0048】一方、留め具30eは図2(a)に示した
ものと同様であり、2つの貫通穴31を備える。図7
(b)に示すように、留め具30eの2つの貫通穴31
には、帯状部材40の2つの挿入部42がそれぞれ挿入
される。留め具30eの貫通穴31の径は、帯状部材4
0の挿入部42の幅と等しいか、少し小さく、よって、
ゴム製の挿入部42はその弾性により留め具30eの貫
通穴31内で留まる。挿入部42に対する留め具30e
の移動は、図3(b)を参照して説明したのと同様の方
法により行われる。即ち、挿入部42のその先端方向へ
引っ張って挿入部42を一時的に細くした状態で留め具
30を所望の位置まで移動させればよい。また、留め具
30eにより帯状部材40を止める強度を増したい場合
には、図7(c)に示すように、さらに第1実施形態と
同様の1つ穴の留め具30をそれぞれの挿入部42に個
別に装着すればよい。
【0049】[第3実施形態]次に、本発明の第3実施
形態による紙めくり具を図8に示す。第3実施形態の紙
めくり具50は、帯状の本体部51と、挿入部52と、
留め部53とを有する。留め部53には、その長さ方向
に複数の穴54が形成されている。なお、留め部53
は、第1実施形態のようにその先端部を先細り状とする
こともできる。また、本実施形態の紙めくり具50も、
第1実施形態と同様に各種のゴム材料により作られる。
【0050】留め部53に形成された複数の穴54の径
は、挿入部52の幅と等しいか、又はそれより僅かに小
さい。よって、挿入部52を1つの穴54に通しただけ
でもある程度の保持力で紙めくり具50が使用者の指に
保持される。さらに、本実施形態では、挿入部52を複
数の穴54に通して挿入部52により留め部53を串刺
し状とすることにより、より強い保持力を得ることがで
きる。挿入部に対する留め部53の移動は、第1及び第
2実施形態と同様に、挿入部52を先端方向へ引っ張っ
て一時的に細くした状態とすれば容易に行うことができ
る。なお、本実施形態においても、必要に応じて図2に
示すような留め具30を使用することができる。
【0051】[第4実施形態]次に、本発明の第4実施
形態による紙めくり具を図9(a)に示す。第4実施形
態の紙めくり具60は、帯状の本体部61と、本体部6
1より幅が小さい挿入部62と、挿入部62が挿入され
る2つの穴63とを備える。紙めくり具60は第1実施
形態などと同様に各種のゴム材料により作られる。
【0052】挿入部62の幅は、穴63の長さ方向の幅
と等しいか、それより若干大きい。装着時には、図9
(b)に示すように、挿入部62を2つの穴63に順に
通す。挿入部62の幅が穴63の幅と等しいか、若干大
きいので、挿入部62は穴63の内部にフィットして保
持される。
【0053】また、挿入部62を穴63に通した接合部
の保持力を増加させるために、図9(c)に示すよう
に、挿入部62の片側面、及びそれと対向する本体部6
1の2つの穴63の間に突起64などの凹凸を設けるこ
とができる。この突起64により、挿入部62と本体部
61との摩擦力が増加し、接合部の強度が増す。なお、
突起64は、本体部61及び挿入部62の幅方向におい
て複数設けることもできるし、本体部61及び挿入部6
2の幅方向に延在した長い突起とすることもできる。ま
た、突起64を設ける代わりに、本体部61及び挿入部
62の各面を削るなどして摩擦係数が増加するように構
成することもできる。
【0054】[第5実施形態]次に、本発明の第5実施
形態による紙めくり具を図10に示す。第5実施形態の
紙めくり具70は、帯状の本体部71と、本体部71の
一端に設けられた挿入部72と、本体部71上に設けら
れた複数の穴73とを有する。図10に示す紙めくり具
70は、幅方向に3つの挿入部72を備える。また、本
体部71には、幅方向に3列にわたって複数の穴73が
形成されている。なお、本実施形態の紙めくり具70
も、第1実施形態と同様に各種のゴム材料により作られ
る。
【0055】装着時には、図示のように、各挿入部72
がそれぞれ本体部71に形成された複数の穴73のいず
れかに挿入される。穴73の径は挿入部72の径と等し
いか、又はそれより若干小さく形成されるので、ゴム材
料の弾性により挿入部72は穴73内に保持される。使
用者は、自分の指の大きさや形状を考慮して、適当な穴
73を選択して各挿入部72を挿入することにより、希
望する装着感を得ることができる。
【0056】一般的に人間の指は指先の方が細いので、
図10(b)に示すように、紙めくり具70を使用者の
指に装着する際、指先側の挿入部72を本体部71の中
央よりの穴73に挿入し、指の根本側の挿入部72を本
体部71の端部よりの穴73に挿入することにより、使
用者は先細り状の指にフィットするように紙めくり具7
0を装着することができる。即ち、挿入部72を挿入す
る穴73の位置を選択することにより、紙めくり具70
により形成されるリング形状の大きさが変わるので、指
の形状に合わせて適当な位置の穴73を選択して各挿入
部72を挿入すればよい。
【0057】なお、挿入部72は、図10(c)及び
(d)に示すように、2つ又は1つのみとすることもで
きる。こうすると、挿入部72を本体部71の幅方向の
どの列の穴73に挿入するかについて使用者の選択の自
由度が増すので、より細かく装着感を調整することがで
きる。例えば、図10(c)における下側の挿入部72
を、本体部71の幅方向における最下列の穴73に挿入
するよりも、最上列の穴73に挿入した方が装着時に紙
めくり具70の本体部71のねじれが大きくなる。よっ
て、使用者の指先が比較的急に細くなっているような場
合は、このねじれによって、紙めくり具70が指先の形
状にさらに良く適合することになり、より高い保持力及
び快適な装着感を得ることが可能となる。
【0058】なお、上記の例では、穴及び挿入部は3列
以内であるが、それ以外の数の穴及び挿入部を設けるこ
ともできる。
【0059】[応用、変形など]上述のいずれの実施形
態においても、使用時に紙に当たる面に凹凸を設けたり
して紙との間の摩擦を増加させるように構成することが
できる。
【0060】また、上述した各実施形態の紙めくり具
は、ゴム材料からなる本体のみで使用者の指に装着でき
るか、又はそれと留め具との組み合わせにより使用者の
指に装着できる。つまり、のりのついたテープやマジッ
クテープ(登録商標)などの異材料、異部材を取り付け
る必要がなく、表裏の区別がない。よって、指に当たる
面を交換して装着すれば、本体の両面を利用することが
できる。
【0061】また、留め具の形状や色にバリエーション
を設ければ、留め具により紙めくり具を識別することが
できる。よって、異なる形状や色の留め具を使用すれ
ば、他人の紙めくり具との混同を防止することもでき
る。
【0062】また、図6に示す形態や、図10に示す形
態では、本体部に複数の穴が設けられているので、装着
時に通気性がよくなり、ムレ防止の効果も得られる。
【0063】また、上記の実施形態では、紙めくり具の
本体に設けられる穴及び留め具に設けられる穴は断面形
状が円形の貫通穴としているが、それ以外に断面形状が
多角形の貫通穴としてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の紙めくり
具は、1枚のゴム部材のみ、又は、それと留め具との組
み合わせにより構成されるので、単純な構成であり、低
コストで製造することができる。また、挿入部を穴に挿
入する長さを変えることにより、使用者の指を通すリン
グ形状の径を自由に調整することができるので、使用者
の指のサイズに応じて微調整が可能である。よって、使
用者の装着感も良好であり、作業効率も増す。
【0065】また、使用者の指に合わせてリング形状を
調整する際には、挿入部に対する穴の位置を変えるだけ
でよいので、紙めくり具自体を再度装着し直したりする
必要もなく、容易に調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による紙めくり具の構成
を示す図である。
【図2】本発明の紙めくり具とともに使用される留め具
の例を示す図である。
【図3】本発明の紙めくり具に留め具を装着する様子を
示す図である。
【図4】本発明の紙めくり具に対する留め具の取付態様
を示す図である。
【図5】本発明の紙めくり具の挿入部の変形例を示す図
である。
【図6】本発明の紙めくり具の変形例として複数の穴を
設けた例を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態による紙めくり具の構成
を示す図である。
【図8】本発明の第3実施形態による紙めくり具の構成
を示す図である。
【図9】本発明の第4実施形態による紙めくり具の構成
を示す図である。
【図10】本発明の第5実施形態による紙めくり具の構
成を示す図である。
【図11】従来の紙めくり具の例を示す図である。
【符号の説明】
10、40、50、60、70 紙めくり具 12、54、63、73 穴 14、42、52、62、72 挿入部 15 先端部 30 留め具 31 貫通穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲川 孝幸 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パ イオニア精密株式会社内 (72)発明者 福島 武人 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パ イオニア精密株式会社内 (72)発明者 新井 進 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パ イオニア精密株式会社内 (72)発明者 山元 久和 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パ イオニア精密株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と、 前記本体部と一体形成された挿入部と、 前記本体部に設けられ、前記挿入部を挿入するための穴
    と、を備えることを特徴とする紙めくり具。
  2. 【請求項2】 前記本体部は略帯状の平面形状を有し、
    前記挿入部は前記本体部の長さ方向における一端側に形
    成されており、前記穴は前記本体部の長さ方向における
    他端側に形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の紙めくり具。
  3. 【請求項3】 前記挿入部の幅は、前記穴の径と等しい
    か又は前記穴の径より大きいことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の紙めくり具。
  4. 【請求項4】 前記挿入部は、前記挿入部の幅方向に突
    出した複数のフランジを備えることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれか一項に記載の紙めくり具。
  5. 【請求項5】 前記本体部は略帯状の平面形状を有し、
    前記本体部の幅方向及び長さ方向における異なる位置に
    複数の前記穴が設けられていることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれか一項に記載の紙めくり具。
  6. 【請求項6】 前記本体部とは別体として構成され、前
    記挿入部を挿入するための貫通穴を有する留め具をさら
    に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一
    項に記載の紙めくり具。
  7. 【請求項7】 略帯状の平面形状を有する本体部と、 前記本体部の長さ方向における両端に形成された一組の
    挿入部と、 前記本体部とは別体として構成され、前記一組の挿入部
    を挿入するための一組の貫通穴を有する留め具と、を備
    えることを特徴とする紙めくり具。
  8. 【請求項8】 前記本体部及び前記留め具とは別体とし
    て構成され、前記挿入部を挿入するための貫通穴を有す
    る別個の留め具をさらに備えることを特徴とする請求項
    7に記載の紙めくり具。
  9. 【請求項9】 略帯状の平面形状を有する本体部と、 前記本体部の長さ方向における一端に形成された挿入部
    と、 前記本体部の長さ方向における他端に形成された留め部
    と、 前記本体部の長さ方向に並んで前記留め部に形成され、
    前記挿入部を挿入するための複数の穴と、を備えること
    を特徴とする紙めくり具。
  10. 【請求項10】 略帯状の平面形状を有する本体部と、 前記本体部の長さ方向における一端に形成された挿入部
    と、 前記本体部の長さ方向における他端に、前記長さ方向に
    並んで形成された2つの穴と、を備えることを特徴とす
    る紙めくり具。
  11. 【請求項11】 前記挿入部は少なくとも一方の面上に
    凹凸を有し、前記本体部は少なくとも前記挿入部の前記
    凹凸が設けられた部分と接触する側の面における前記2
    つの穴の間の位置に凹凸を有することを特徴とする請求
    項10に記載の紙めくり具。
  12. 【請求項12】 略帯状の平面形状を有する本体部と、 前記本体部の長さ方向における一端に形成された挿入部
    と、 前記本体部の長さ方向及び幅方向に複数列にわたって形
    成された複数の穴と、を備えることを特徴とする紙めく
    り具。
  13. 【請求項13】 前記挿入部の数は、前記本体部に形成
    された複数の穴の前記本体部の幅方向における列数以下
    であることを特徴とする請求項12に記載の紙めくり
    具。
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