JP2003116832A - X線コンピュータ断層撮影装置 - Google Patents

X線コンピュータ断層撮影装置

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JP2003116832A
JP2003116832A JP2001320924A JP2001320924A JP2003116832A JP 2003116832 A JP2003116832 A JP 2003116832A JP 2001320924 A JP2001320924 A JP 2001320924A JP 2001320924 A JP2001320924 A JP 2001320924A JP 2003116832 A JP2003116832 A JP 2003116832A
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ray
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Tatsuro Suzuki
達郎 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、1フレームの断層画像データ
を、X線管球の相違する投影データの混成により再構成
するX線コンピュータ断層撮影装置において、スジ状の
アーチファクトを軽減又は解消することにある。 【解決手段】本発明は、第1X線管球111と第1X線
検出器113とを有する第1ペア11と、第2X線管球
121と第2X線検出器123とを有する第2ペア12
と、第1ペア11で収集した第1投影データと第2ペア
12で収集した第2投影データとの両方を用いて1フレ
ームの断層画像データを再構成する再構成部25と、第
1投影データと第2投影データとの少なくとも一方を、
第1ペア11と第2ペア12との間の相対的な特性の相
違に基づいて補正する補正部24とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多管球型のX線コ
ンピュータ断層撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多管球型のX線コンピュータ断層撮影装
置は、複数のX線管球を備え、さらに第3世代であれ
ば、複数の多チャンネル型X線検出器を装備している。
この多管球型の最大のメリットの1つとしては、1フレ
ームの断層画像を再構成するのに必要な投影データが揃
う架台回転角度が、1管球型の場合の1/nで済むとい
う点である。例えば、ハーフスキャンでは、1管球型の
場合、1フレームの断層画像を再構成するのに必要な投
影データを揃えるのに、実際的に、180°+α(αは
ファン角)だけ回転架台を回転させる必要があるのに対
して、管球間が90°ずれている2管球型の場合、それ
が、半分の(180°+α)/2で完了する。
【0003】画像再構成に際しては、一方のX線管球及
びX線検出器で収集した(180°+α)/2分の投影
データと、他方のX線管球及びX線検出器で収集した
(180°+α)/2分の投影データとから、180°
+α分の投影データが揃えられる。例えば、回転軌道上
の0°の基準位置から、90°+α/2までの範囲を一
方のX線管球等で収集した投影データで、また、その9
0°+α/2から180°+αまでの範囲を他方のX線
管球等で収集した投影データで揃え、両方の(180°
+α)/2分の投影データから断層画像を再構成する。
【0004】しかし、このようにX線管球の相違する投
影データを混成して断層画像データを再構成した場合、
その断層画像上には、一方のX線管球等で収集した投影
データと他方のX線管球等で収集した投影データとの境
界で、スジ状のアーチファクトが発生する。このアーチ
ファクトの原因は、X線高電圧発生装置の出力特性、X
線管球のX線変換効率特性、X線強度の時間変動を補正
するためのリファレンス検出器のエネルギー特性、X線
検出器のエネルギー特性等が、両者間で完全に等価では
ないことにある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、1フ
レームの断層画像データを、X線管球の相違する投影デ
ータの混成により再構成するX線コンピュータ断層撮影
装置において、スジ状のアーチファクトを軽減又は解消
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1X線管球
と第1X線検出器とを有する第1ペアと、第2X線管球
と第2X線検出器とを有する第2ペアと、第1ペアで収
集した第1投影データと第2ペアで収集した第2投影デ
ータとの両方を用いて1フレームの断層画像データを再
構成する再構成部と、第1投影データと第2投影データ
との少なくとも一方を、第1ペアと第2ペアとの間の相
対的な特性の相違に基づいて補正する補正部とを具備す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
るX線コンピュータ断層撮影装置を好ましい実施形態に
より説明する。なお、X線コンピュータ断層撮影装置の
スキャン方式としては、X線管球とX線検出器とが1体
として被検体の周囲を回転するローテート/ローテート
タイプ、リング状にアレイされた多数の検出素子が固定
され、X線管球のみが被検体の周囲を回転するステーシ
ョナリ/ローテートタイプ等様々なタイプがあり、いず
れのタイプでも本発明を適用可能であるが、ここではロ
ーテート/ローテートタイプを例に説明する。また、1
フレームの断層画像データを再構成するには、被検体の
周囲1周、約360°分の投影データの1セットが、ま
たハーフスキャン法でも180°+α(αはファン角)
という角度範囲の投影データが必要とされ、本発明はそ
れらいずれの再構成法を採用しても良い。ここでは、後
者のハーフスキャン法を例に説明する。
【0008】なお、以下で使用する用語として、投影デ
ータとは、X線管球の焦点とX線検出器のチャンネル中
心とを結ぶ線(X線パス、又はレイと呼ばれることが多
い)上の組織等の減弱係数(又は吸収係数)の距離積分
値を反映したデータとして定義し、また回転角(又はビ
ュー角ともいう)とは、回転軌道上のX線管球の絶対位
置を表し、例えば最上位置を0°、最下位置を180°
と規定する。
【0009】(第1実施形態)図1に、第1実施形態に
係るX線コンピュータ断層撮影装置の主要部の構成を示
している。本装置は、スキャンガントリ1とコンピュー
タ装置2とから構成される。スキャンガントリ1は、被
検体に関する投影データを収集するための構成要素であ
り、その投影データはコンピュータ装置2に取り込ま
れ、画像再構成等の処理に供される。コンピュータ装置
2は、中央制御ユニット21を中心として、それに対し
てデータ/制御バス27を介して接続された前処理/デ
ータ記憶部22、補正係数発生部23、データ補正部2
4、再構成部25、画像表示部26から構成される。
【0010】スキャンガントリ1には、図示しない円環
状の回転架台が架台回転機構15により駆動され回転軸
RAを中心に回転するように設けられている。この回転
架台には、X線管装置と多チャンネル型のX線検出器と
のペアが複数搭載されている。ここでは、2ペアとして
説明する。
【0011】その一方の第1ペア11は、第1X線管装
置110と、それに対向する第1X線検出器113とが
回転架台に搭載されている。第2ペア12は、第2X線
管装置120と、それに対向する第2X線検出器123
とが、そのX線焦点とX線検出器の中心位置とを結ぶフ
ァン状X線の中心軸が、第1ペア11の中心軸と回転軸
RAで所定角度(ここでは90°と仮定する)で交差す
る位置関係で回転架台に搭載されている。このため第
1、第2ペア11、12が搭載される回転架台が順方向
に回転するとき、第2ペア12が、回転架台が90°の
回転に要する時間だけ遅延して、第1ペア11を追従す
る。
【0012】第1X線管装置110は、第1X線管球1
11と、低エネルギー成分除去用の第1X線フィルタ1
12とから構成される。第2X線管装置120も同様
に、第2X線管球121と、第2X線フィルタ122と
から構成される。第1ペア11は、Zシフト機構13に
より回転軸RAに沿って移動可能に支持されている。こ
のZシフト機構13により、第1ペア11と第2ペア1
2とは回転軸RA上での位置(Z位置)が相違されるこ
とが可能である。
【0013】X線制御部13は、第1、第2の2系統の
高電圧発生装置を備えている。第1の高電圧発生装置
は、第1X線管球111に管電圧を印加し、またフィラ
メント電流を供給する。第2の高電圧発生装置は、第2
X線管球121に管電圧を印加し、またフィラメント電
流を供給する。
【0014】第1、第2X線検出器113、123の出
力は、それぞれデータ収集部114、124、図示しな
いが連続回転を可能にするスリップリングを介してコン
ピュータ装置2の前処理/データ記憶部22に供給され
る。この前処理/データ記憶部22では、データ収集部
114、124から送られてきたデータに対して、対数
変換、X線強度の時間変動を補正するためのリファレン
ス補正、水補正等様々な前処理を行う。この前処理を受
けた後の再構成処理直前の段階にあるデータをここでは
投影データ(生データ)と称する。この投影データは、
ペアの識別コード、ビュー角(回転角)、チャンネル番
号に応じたアドレス又はそれらを属性として前処理/デ
ータ記憶部22内のメモリ領域に保管される。
【0015】再構成部25は、第1ペア11で収集した
投影データ(第1投影データと称する)と第2ペア12
で収集した投影データ(第2投影データと称する)とを
混成して用いて、1フレームの断層画像データを再構成
する。具体的には、(180°+α)/2の角度範囲分
の第1投影データと、(180°+α)/2の角度範囲
分の第2投影データとに基づいて、ハーフスキャン法で
必要とされる(180°+α)の角度範囲分の投影デー
タを揃え、その(180°+α)/2の角度範囲分の投
影データから断層画像データを再構成する。再構成され
た断層画像データは、画像表示部26で表示される。
【0016】従来技術でも述べたように、第1,第2の
投影データを混成して断層画像データを再構成した場
合、その断層画像上には、その境界で、スジ状のアーチ
ファクトが発生する。このアーチファクトの原因は、X
線高電圧発生装置の出力特性、X線管球のX線変換効率
特性、X線強度の時間変動を補正するためのリファレン
ス検出器のエネルギー特性、X線検出器のエネルギー特
性等が、両者間で完全に等価ではないことにある。
【0017】このアーチファクトを引き起こすX線高電
圧発生装置の出力特性、X線管球のX線変換効率特性、
X線強度の時間変動を補正するためのリファレンス検出
器のエネルギー特性、X線検出器のエネルギー特性等の
第1,第2ペア11,12間の差異を解消又は低減し
て、アーチファクトを解消又は軽減するために、データ
補正部24では、1フレームの断層画像データを再構成
するために揃えられた180°+α)/2の角度範囲分
の第1投影データと、同じく(180°+α)/2の角
度範囲分の第2投影データとの少なくとも一方を、上記
第1ペアと第2ペアとの間の相対的な特性の相違に基づ
いて補正するために新規に設けられている。この補正
は、補正係数を第1投影データと第2投影データとの少
なくとも一方に乗算することにより行われる。この補正
係数の発生、およびデータ補正部24への補正係数の提
供は、補正係数発生部23により行われる。
【0018】次に、本実施形態によるスキャン及び再構
成処理の動作について説明する。ここでは、スキャン面
が動かないシングルスライススキャンとして説明する。
図2には、第1、第2のX線管球111,121の回転
軌道を示し、図3には図2の太線で示す回転軌道部分を
示している。図2において、縦軸は時間経過、横軸は回
転角を表している。上述したように第1ペア11に対し
て第2ペア12が回転軸RAまわりに90°ずれた位置
に搭載されているので、第2ペア12のX線管球121
は、回転架台が90°の回転に要する時間だけ遅延し
て、第1ペア11のX線管球111を追従するように軌
道を描いている。
【0019】この回転中にデータ収集が繰り返され、第
1,第2投影データが前処理を受けた後に、回転角及び
チャンネル番号が関連付けられて記憶部22に記憶され
る。
【0020】1フレームの画像再構成には、ここでは
(180°+α)の角度範囲の投影データが必要とされ
る。例えばあるフレームの断層画像データを再構成する
に際しては、図2に太線で示すように、第1X線管球1
11が回転角が(270°−α/2)から360°まで
の(90°+α/2)の角度範囲にあるときに収集した
第1投影データと、第2X線管球121が回転角が(1
80°−α)から(270°−α/2)までの同じく
(90°+α/2)の角度範囲にあるときに収集した第
2投影データとが、記憶部22から読み出される。
【0021】記憶部22から読み出された投影データ
は、補正係数発生部23から供給される補正係数に従っ
てデータ補正部24で補正を受け、その後に、再構成部
25に送られる。再構成部25では、この補正後の第
1,第2投影データに基づいて断層画像データが再構成
される。このようなシングルスライススキャンはCT透
視では連続的に繰り返され、それと並行して、データ収
集、データ補正、さらに画像再構成処理が、例えば(1
80°+α)分の回転周期で繰り返され、動画として表
示される。
【0022】次にデータ補正、及び補正係数の算出方法
について説明する。補正係数データは、ファントムを使
って第1ペア11により収集した投影データ(第1ファ
ントムデータと称する)と、同じファントムを使って第
2ペア11により収集した投影データ(第2ファントム
データと称する)とに基づいて発生される。
【0023】図4(a)には、第1ペア11がある回転
角に位置するときに収集した投影データのチャンネル軸
(CH)に関する分布と、第2ペア12が同じ回転角に
位置するときに収集した投影データのチャンネル軸(C
H)に関する分布を示している。まず、補正式について
説明すると、以下の(1)式は、第1投影データに対す
る補正式であり、(2)式は、第2投影データに対する
補正式である。CHは、チャンネル番号、θは回転角を
表している。Raw1(CH,θ)は、第1ペア11により収集
された前処理後の第1投影データを表し、Raw1´(CH,
θ)は、データ補正部24で特性差補正を受けた後の第
1投影データを表している。a1は、第1投影データに
対する特性差の補正係数である。また、Raw2(CH,θ)
は、第2ペア12により収集された前処理後の第2投影
データを表し、、Raw2´(CH,θ)は、データ補正部24
で特性差補正を受けた後の第2投影データを表してい
る。a1は、第1投影データに対する特性差の補正係数
である。
【0024】
【数1】
【0025】補正係数a1,a2は、図4(b)に示す
ように、第1ファントムデータと、第2ファントムデー
タとが、同一又は略同一のカウント値になるように、設
定される。または、補正係数a1,a2は、第1ファン
トムデータと、第2ファントムデータとがそれぞれ、予
め設定されている基準値に一致又はほぼ一致するよう
に、設定される。
【0026】以下の(3)、(4)式は、補正係数a
1,a2の計算式の例を示している。
【0027】
【数2】
【0028】ただし、SUM1は、(5)式に示すよう
に、0°等のある特定の回転角θで収集した第1ファン
トムデータFRaw1(CH,θ)の全チャンネルの総和を表して
いる。同様に、SUM2は、(6)式に示すように、同
じ回転角θで収集した第2ファントムデータFRaw2(CH,
θ)の全チャンネルの総和を表している。
【0029】
【数3】
【0030】SUM1は、第1ファントムデータFRaw1
(CH,θ)から与えられるので、第1ペア11の特性を近
似的に表しており、SUM2も、同様に、第2ファント
ムデータFRaw2(CH,θ)から与えられるので、第2ペア1
2の特性を近似的に表している。従って、上記(3)式
から分かる通り、第1ペア11の第1投影データに対す
る補正係数a1は、第2ペア12の特性に対して第1ペ
ア11の特性を接近させる性質を備え、同様に、上記
(4)式から分かる通り、第2ペア12の第2投影デー
タに対する補正係数a2は、第1ペア11の特性に対し
て第2ペア12の特性を接近させる性質を備えていて、
つまりこれら補正係数a1,a2は、第1、第2のペア
11、12それぞれの特性を、その両者の間の仮想的な
基準特性に近似させる機能を有している。
【0031】このようにして得られた補正係数a1、a
2に従って、実際の撮影で第1、第2ペア11、12に
より収集された第1、第2投影データRaw1(CH,θ)、Raw
2(CH,θ)を補正することにより、両ペア11,12間の
特性の相違、例えばX線高電圧発生装置の出力特性、X
線管球のX線変換効率特性、X線強度の時間変動を補正
するためのリファレンス検出器のエネルギー特性、X線
検出器のエネルギー特性の相違に起因して起こるスジ状
のアーチファクトを解消又は軽減することができる。
【0032】なお、補正係数a1、a2は、0°等のあ
る特定の回転角θで収集した第1,第2ファントムデー
タFRaw1(CH,θ)、FRaw2(CH,θ)に基づいて求め、この補
正係数a1,a2を、他の回転角θに対しても共通に用
いてデータ補正を行うようにしている。しかし、以下の
(7)、(8)の補正式、(9)、(10)の補正係数
計算式、(11)、(12)の総和計算式に示すよう
に、複数の回転角θに対して、補正係数a11(θ),
a12(θ)をそれぞれ個別に求め、第1、第2投影デ
ータRaw1(CH,θ)、Raw2(CH,θ)に対してその時々の回転
角に対応する補正係数a11(θ),a12(θ)を用
いてデータ補正を行うようにしてもよい。
【0033】
【数4】
【0034】
【数5】
【0035】
【数6】
【0036】さらに、補正係数a11(θ),a12
(θ)は、実際の撮影で第1、第2ペア11、12によ
り第1、第2投影データRaw1(CH,θ)、Raw2(CH,θ)をサ
ンプリングするサンプリング周波数に従って、それら第
1、第2投影データRaw1(CH,θ)、Raw2(CH,θ)のサンプ
リング位置の全てにわたって求めることが理想的であ
る。しかし、離散的なサンプリング位置で補正係数a1
1(θ),a12(θ)を求め、その間のサンプリング
位置の補正係数a11(θ),a12(θ)は線形距離
補間等により計算するようにしても良い。
【0037】さらに回転角θに加えて、チャンネルごと
に補正係数a21(CH,θ),a22(CH,θ)を設定す
るようにしてもよい。つまり、以下の(13)、(1
4)の補正式、(15)、(16)の補正係数計算式に
示すように、回転角θとともにチャンネル番号が一致す
る第1、第2投影データRaw1(CH,θ)、Raw2(CH,θ)から
補正係数a21(CH,θ),a22(CH,θ)を、複数の
回転角θについてそれぞれチャンネルごとに個別に求
め、第1、第2投影データRaw1(CH,θ)、Raw2(CH,θ)に
対してその時々の回転角とチャンネル番号に対応する補
正係数a21(CH,θ),a22(CH,θ)を用いてデー
タ補正を行うようにしてもよい。
【0038】
【数7】
【0039】
【数8】
【0040】以上のように本実施形態によれば、ファン
トムを使って実際に測定したペア間の特性の相違に基づ
いて投影データを補正することができるので、スジ状の
アーチファクトを軽減又は解消することができる。
【0041】なお、補正係数は、X線コンピュータ断層
撮影装置を出荷前又は据付後に実際にファントムを使っ
て初期的に設定し、その後、運転状況に応じて、定期的
に再設定することが、特性の経時的変動に対応するため
には好ましい。
【0042】(第2実施形態)図5に、第2実施形態に
係るX線コンピュータ断層撮影装置の主要部の構成を示
している。図5において、図1と同じ構成要素には同じ
符号を付して詳細な説明は省略するものとする。本第2
実施形態は、スキャン方式、データ収集、さらに第1、
第2の投影データを混成して用いて1フレームの断層画
像データを再構成することに関しては、第1実施形態と
同じである。相違するのは、第1実施形態では1フレー
ムの断層画像データを再構成するために揃えられる合計
で(180°+α)分の第1,第2の投影データそれぞ
れの角度範囲が互いに隣接している、つまり重畳してい
ないのに対して、本第2実施形態では、第1,第2の投
影データそれぞれの角度範囲が部分的に重畳しているこ
と、また第1実施形態では、その(180°+α)の全
範囲にわたって特性を揃えるためにデータ補正を行って
いたが、本第2実施形態では、特性を揃えるためのデー
タ補正は行わず、上記重畳部分の投影データを、第1,
第2の両方の投影データの合成によって求め、ここでは
重み係数発生部28から供給された重み係数に従ってデ
ータ合成部27で両方の投影データを重み付け加算する
ことにより、ペア間の特性の急激な相違を緩和して、ス
ジ状のアーチファクトの発生を軽減しようとすることと
にある。
【0043】図6に示すように、1フレームの断層画像
再構成には、第1実施形態の場合と同様に、トータルで
(180°+α)という角度範囲の投影データが必要と
される。この中の一部分(重畳角β)では、第1,第2
の両方の投影データが、1フレームの断層画像再構成の
ために、記憶部22から読み出される。なお、βは、α
/2<β<90°の範囲から任意に設定される。最も好
ましくは、β=αであり、この場合、図6に示すよう
に、トータルで(180°+α)という角度範囲の投影
データの収集時間幅を、時刻t1からt2の最短時間に
設定することができる。
【0044】ここで、例えばあるフレームの断層画像デ
ータを再構成するに際しては、図6に太線で、また、図
7(a)に示すように、第1X線管球111が回転角が
(270°−β)から360°までの(90°+β)の
角度範囲にあるときに収集した第1投影データと、、図
7(b)に示すように、第2X線管球121が回転角が
(180°−α)から(270°)までの同じく(90
°+α)の角度範囲にあるときに収集した第2投影デー
タとが、記憶部22から読み出される。このとき重畳範
囲は、図7(c)に示すように、(270°−β)から
270°までの角度範囲である。
【0045】記憶部22から読み出された投影データ
は、重み係数発生部28から供給される重み係数に従っ
てデータ合成部27で合成され、その後に、再構成部2
5に送られる。再構成部25では、この合成された(1
80°+α)分の第1,第2投影データに基づいて断層
画像データが再構成される。このようなシングルスライ
ススキャンはCT透視では連続的に繰り返され、それと
並行して、データ収集、データ補正、さらに画像再構成
処理が、例えば(180°+α)分の回転周期で繰り返
され、動画として表示される。
【0046】次にデータ合成、及び重み係数について説
明する。以下の(17)式は、第1,第2の投影データ
の重み付け加算式である。この式自体は重み付け加算の
一般式である。W1は、第1投影データに対する重み係
数であり、W2は、第2投影データに対する重み係数で
ある。典型的には、W1+W2=1である。
【0047】
【数9】
【0048】図8(a)に、最も単純な重み係数の例を
示している。なお、図8では、横軸に、1フレームの断
層画像再構成に必要な(180°+α)という角度範囲
の最後尾の回転角を、便宜上、0°と表し、その角度範
囲の先頭の回転角を(180°+α)と表記している。
第1投影データに対する重み係数W1は、0°から重畳
範囲の始点までは0に、重畳範囲では0.5に、さらに
重畳範囲の終点から(180°+α)までは1に設定さ
れる。同様に、第2投影データに対する重み係数W2
は、0°から重畳範囲の始点までは1に、重畳範囲では
0.5に、さらに重畳範囲の終点から(180°+α)
までは0に設定される。つまり、重畳範囲に関しては、
第1,第2の投影データを単純平均することになる。
【0049】図8(b)に示すように、重畳範囲の重み
係数w1、w2を、回転角に対して線形に、つまり一次
関数に従って変化させるようにしてもよい。第1投影デ
ータに対する重み係数W1は、0°から重畳範囲の始点
までは0に、重畳範囲の始点から重畳範囲の終点までは
0から1に直線的に変化し、重畳範囲の終点から(18
0°+α)までは1に設定される。同様に、第2投影デ
ータに対する重み係数W2は、0°から重畳範囲の始点
までは1に、重畳範囲の始点から重畳範囲の終点までは
逆向きに1から0に直線的に変化し、重畳範囲の終点か
ら(180°+α)までは0に設定される。
【0050】さらに、図8(c)に示すように、重畳範
囲の重み係数w1、w2を、回転角に対してニ次関数に
従って変化させるようにしてもよい。第1投影データに
対する重み係数W1は、0°から重畳範囲の始点までは
0に、重畳範囲の始点から重畳範囲の終点までは0から
1に二次関数的に変化し、重畳範囲の終点から(180
°+α)までは1に設定される。同様に、第2投影デー
タに対する重み係数W2は、0°から重畳範囲の始点ま
では1に、重畳範囲の始点から重畳範囲の終点までは1
から0に、逆向きに二次関数的に変化し、重畳範囲の終
点から(180°+α)までは1に設定される。
【0051】図8(a)、図8(b)、図8(c)のい
ずれの重み係数方式を使うかは、操作者の任意である。
選択された重み係数方式に従って、重み係数発生部28
は、回転角に応じて重み係数W1,W2を合成部27に
対して供給する。
【0052】さらに、図9、以下の(18)式に示すよ
うに、重み係数W1、W2の回転角に対する変化を表す
関数を、チャンネルごとに相違させるようにしてもよ
い。
【0053】
【数10】
【0054】以上のように本第2実施形態によれば、第
1,第2の投影データを部分的に重畳させ、その重畳範
囲では第1,第2の投影データを合成するようにしたの
で、スジ状のアーチファクトが鮮明に現れることはなく
なる。
【0055】本発明は上述した実施形態に限定されず、
種々変形して実施可能である。例えば、上述の第1、第
2実施形態は、併用するようにしてもよい。また、シン
グルスライススキャンだけでなく、ヘリカルスキャンに
も適用することができる。ヘリカルスキャンの再構成手
法には、主に2種類存在する。その一方は、図10
(a)に示すように、各回転角で再構成位置Z1に最も
近い位置で収集した2つの投影データから、当該再構成
位置Z1の投影データを距離補間により推定し、その推
定した180°+αの角度範囲の投影データから当該再
構成位置Z1の断層画像データを再構成するという手法
である。この手法では、推定する投影データは、第1,
第2の両方の投影データから計算することになり、スジ
状のアーチファクトは殆ど生じない。しかし、距離補正
をしない再構成手法もあり、それは図10(b)に示す
ように、各回転角で再構成位置Z1に最も近い位置で収
集した1つの投影データをそのまま扱って再構成にかけ
る。この場合、第1の投影データと第2の投影データと
が混在することになる。この後者の簡易的な再構成手法
では、その境界でスジ状のアーチファクトが発生する。
【0056】図11には、この簡易的な再構成手法に第
2実施形態を適用した場合の範囲を示している。重畳範
囲を形成するために、再構成位置Z1を中心として、H
P/2より広く、HPより狭い範囲の中の任意の範囲か
ら投影データを集めることになる。このとき重畳範囲で
は、図8(a)、図8(b)、図8(c)のいずれかの
重み係数で第1,第2の投影データを合成する。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、1フレームの断層画像
データを、X線管球の相違する投影データの混成により
再構成するX線コンピュータ断層撮影装置において、ス
ジ状のアーチファクトを軽減又は解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るX線コンピュータ
断層撮影装置の主要部の構成図。
【図2】図1の第1、第2のX線管球の回転軌道を示す
図。
【図3】図2に太線で示す回転軌道部分を示す図。
【図4】図1の第1,第2のペアそれぞれによりファン
トムを使って収集した投影データのチャンネル分布を示
す図。
【図5】本発明の第2実施形態に係るX線コンピュータ
断層撮影装置の主要部の構成図。
【図6】図5の第1、第2のX線管球の回転軌道を示す
図。
【図7】図6に太線で示す回転軌道部分を示す図。
【図8】図5の重み係数発生部で発生される重み係数を
示す図。
【図9】図5の重み係数発生部で発生される重み係数を
示す図。
【図10】従来において、ヘリカル再構成で1フレーム
のために揃えられる投影データの範囲を示す図。
【図11】第2実施形態において、ヘリカル再構成で1
フレームのために揃えられる投影データの範囲を示す
図。
【符号の説明】
1…スキャンガントリ、 11…第1ペア、 110…第1X線管装置、 111…第1X線管球、 112…第1X線絞り装置、 113…第1X線検出器、 114…第1データ収集部、 12…第2ペア、 120…第2X線管装置、 121…第2X線管球、 122…第2X線絞り装置、 123…第2X線検出器、 124…第2データ収集部、 13…X線制御部、 14…スキャン制御部、 15…架台回転機構、 16…寝台、 17…Zシフト機構、 2…コンピュータ装置、 21…中央制御ユニット、 22…前処理/データ記憶部、 23…補正係数発生部、 24…データ補正部、 25…画像再構成部、 26…画像表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 5/00 300 G06T 5/00 300

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1X線管球と第1X線検出器とを有す
    る第1ペアと、 第2X線管球と第2X線検出器とを有する第2ペアと、 前記第1ペアで収集した第1投影データと前記第2ペア
    で収集した第2投影データとの両方を用いて1フレーム
    の断層画像データを再構成する再構成部と、 前記第1投影データと前記第2投影データとの少なくと
    も一方を、前記第1ペアと前記第2ペアとの間の相対的
    な特性の相違に基づいて補正する補正部とを具備するこ
    とを特徴とするX線コンピュータ断層撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記補正部は、前記第1ペアのファント
    ムデータと前記第2ペアのファントムデータとに基づい
    て設定した補正係数を前記第1投影データと前記第2投
    影データとの少なくとも一方に乗算することを特徴とす
    る請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2X線検出器のチャンネル
    ごとに前記補正係数を発生する発生部をさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項2記載のX線コンピュータ断層撮
    影装置。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2ペアのビュー角ごとに前
    記補正係数を発生する発生部をさらに備えることを特徴
    とする請求項2記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2X線検出器のチャンネル
    および前記第1、第2ペアのビュー角ごとに前記補正係
    数を発生する発生部をさらに備えることを特徴とする請
    求項2記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記第1ペアにより収集したファントム
    データの全チャンネルの合計値をSUM1、前記第2ペ
    アにより収集したファントムデータの全チャンネルの合
    計値をSUM2として、前記第1投影データに対する補
    正係数a1が、 a1=(SUM1+SUM2)/2・SUM1 前記第2投影データに対する補正係数a2が、 a2=(SUM1+SUM2)/2・SUM2 によりそれぞれ与えられることを特徴とする請求項2記
    載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  7. 【請求項7】 第1X線管球と第1X線検出器とを有す
    る第1ペアと、 第2X線管球と第2X線検出器とを有する第2ペアと、 前記第1ペアで収集した第1投影データと、前記第2ペ
    アで収集した、前記第1投影データとビューが部分的に
    重畳する第2投影データとの両方を用いて1フレームの
    断層画像データを再構成する再構成部と、 前記重畳する部分の投影データを前記第1投影データと
    前記第2投影データとから生成する生成部とを具備する
    ことを特徴とするX線コンピュータ断層撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記生成部は、前記重畳する部分におい
    て、前記第1投影データと前記第2投影データとにそれ
    ぞれ重み係数を乗算し加算をすることを特徴とする請求
    項7記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  9. 【請求項9】 前記第1、第2投影データに対する重み
    係数は共に0.5であることを特徴とする請求項8記載
    のX線コンピュータ断層撮影装置。
  10. 【請求項10】 前記第1投影データに対する重み係数
    は、0から1に一次関数に従って変化し、前記第2投影
    データに対する重み係数は、1から0に一次関数に従っ
    て変化することを特徴とする請求項8記載のX線コンピ
    ュータ断層撮影装置。
  11. 【請求項11】 前記第1投影データに対する重み係数
    は、0から1に二次関数に従って変化し、前記第2投影
    データに対する重み係数は、1から0に二次関数に従っ
    て変化することを特徴とする請求項8記載のX線コンピ
    ュータ断層撮影装置。
  12. 【請求項12】 前記第1、第2X線検出器のチャンネ
    ルごとに前記重み係数を発生する発生部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項8記載のX線コンピュータ断層
    撮影装置。
  13. 【請求項13】 前記第1、第2ペアのビュー角ごとに
    前記重み係数を発生する発生部をさらに備えることを特
    徴とする請求項8記載のX線コンピュータ断層撮影装
    置。
  14. 【請求項14】 前記第1、第2X線検出器のチャンネ
    ルおよび前記第1、第2ペアのビュー角ごとに前記重み
    係数を発生する発生部をさらに備えることを特徴とする
    請求項8記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
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