JP2003116637A - 歯ブラシ - Google Patents
歯ブラシInfo
- Publication number
- JP2003116637A JP2003116637A JP2001312694A JP2001312694A JP2003116637A JP 2003116637 A JP2003116637 A JP 2003116637A JP 2001312694 A JP2001312694 A JP 2001312694A JP 2001312694 A JP2001312694 A JP 2001312694A JP 2003116637 A JP2003116637 A JP 2003116637A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toothbrush
- rotary brush
- extension piece
- rotating brush
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転ブラシの水切り性、乾燥性を高めて衛生
的にすると共に、奥歯や歯茎上を転がす時になじみ易
く、フィットし易くし、かつ回転ブラシがスムースに回
るように改善することを目的としている。 【解決手段】 柄の先端側の延出片に中心線が柄の長手
方向と直角な支持部で回転ブラシを回転自在に支持した
歯ブラシにおいて、延出片を支持部を頂点とする３角形
のアームにより形成してアーム間の大きい窓孔から回転
ブラシが露出するようにしたことを特徴とする歯ブラシ
である。又、延出片を１本のアーム状に形成して回転ブ
ラシの大部分が露出するようにすることもできる。回転
ブラシをアームにより両持支持又は片持支持するように
してもよい。
的にすると共に、奥歯や歯茎上を転がす時になじみ易
く、フィットし易くし、かつ回転ブラシがスムースに回
るように改善することを目的としている。 【解決手段】 柄の先端側の延出片に中心線が柄の長手
方向と直角な支持部で回転ブラシを回転自在に支持した
歯ブラシにおいて、延出片を支持部を頂点とする３角形
のアームにより形成してアーム間の大きい窓孔から回転
ブラシが露出するようにしたことを特徴とする歯ブラシ
である。又、延出片を１本のアーム状に形成して回転ブ
ラシの大部分が露出するようにすることもできる。回転
ブラシをアームにより両持支持又は片持支持するように
してもよい。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転ブラシを採用
した歯ブラシに関する。
した歯ブラシに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図６のように、柄部材１の先端側
の１対の延出片２に柄部材１の長手方向と直角な支軸３
を介して回転ブラシ４を回転自在に支持した歯ブラシ５
は、例えば特開２０００−８３７３６号などで知られて
いる。その場合の延出片２は支軸３の支持部６（その中
心線が柄部材１の長手方向と直角）を頂点に有する略３
角形であり、両延出片２は部分円筒状の背板７でつなが
っているため、回転ブラシ４の両側面と外周面のかなり
の部分が延出片２と背板７により僅かな隙間を隔てて覆
われることになり、従って回転ブラシ４の水切り性と乾
燥性が悪く、衛生上好ましくない。しかも大面積の延出
片２と背板７があるために、回転ブラシ４を奥歯や歯茎
上で転がす時になじみにくく、フィットしにくい。更
に、使用中に回転ブラシ４の側面が広い面積の延出片２
に当たり、スムースな回転が阻止され易い。
の１対の延出片２に柄部材１の長手方向と直角な支軸３
を介して回転ブラシ４を回転自在に支持した歯ブラシ５
は、例えば特開２０００−８３７３６号などで知られて
いる。その場合の延出片２は支軸３の支持部６（その中
心線が柄部材１の長手方向と直角）を頂点に有する略３
角形であり、両延出片２は部分円筒状の背板７でつなが
っているため、回転ブラシ４の両側面と外周面のかなり
の部分が延出片２と背板７により僅かな隙間を隔てて覆
われることになり、従って回転ブラシ４の水切り性と乾
燥性が悪く、衛生上好ましくない。しかも大面積の延出
片２と背板７があるために、回転ブラシ４を奥歯や歯茎
上で転がす時になじみにくく、フィットしにくい。更
に、使用中に回転ブラシ４の側面が広い面積の延出片２
に当たり、スムースな回転が阻止され易い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は回転ブラシの
水切り性、乾燥性を高めて衛生的にすると共に、奥歯や
歯茎上を転がす時になじみ易く、フィットし易くし、か
つ回転ブラシがスムースに回るように改善することを目
的としている。
水切り性、乾燥性を高めて衛生的にすると共に、奥歯や
歯茎上を転がす時になじみ易く、フィットし易くし、か
つ回転ブラシがスムースに回るように改善することを目
的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、柄の
先端側の延出片に中心線が柄の長手方向と直角な支持部
で回転ブラシを回転自在に支持した歯ブラシにおいて、
延出片を支持部を頂点とする３角形のアームにより形成
してアーム間の大きい窓孔から回転ブラシが露出するよ
うにしたことを特徴とする歯ブラシである。
先端側の延出片に中心線が柄の長手方向と直角な支持部
で回転ブラシを回転自在に支持した歯ブラシにおいて、
延出片を支持部を頂点とする３角形のアームにより形成
してアーム間の大きい窓孔から回転ブラシが露出するよ
うにしたことを特徴とする歯ブラシである。
【０００５】請求項２の発明は、柄の先端側の延出片に
中心線が柄の長手方向と直角な支持部で回転ブラシを回
転自在に支持した歯ブラシにおいて、延出片を１本のア
ーム状に形成して回転ブラシの大部分が露出するように
したことを特徴とする歯ブラシである。
中心線が柄の長手方向と直角な支持部で回転ブラシを回
転自在に支持した歯ブラシにおいて、延出片を１本のア
ーム状に形成して回転ブラシの大部分が露出するように
したことを特徴とする歯ブラシである。
【０００６】請求項３の発明は、回転ブラシをアームに
より両持支持するようにした、請求項１又は２に記載の
歯ブラシである。
より両持支持するようにした、請求項１又は２に記載の
歯ブラシである。
【０００７】請求項４の発明は、回転ブラシをアームに
より片持支持するようにした、請求項１又は２に記載の
歯ブラシである。
より片持支持するようにした、請求項１又は２に記載の
歯ブラシである。
【０００８】
【発明の実施の形態】請求項１による歯ブラシ１０の部
分斜視図である図１において、柄部材１は先端部にスケ
ルトンヘッド１１を一体に備え、スケルトンヘッド１１
は支軸３の支持部６を頂点に有する３角形を形成する３
個のアーム１２ａ、１２ｂ、１２ｃからなる延出片１２
と、アーム１２ｃを含む背板１３とで構成され、延出片
１２の各アームで囲まれたサイド窓孔１４からは回転ブ
ラシ４の側面の略１／３と外周面の弓形の一部が露出
し、背板１３の中央の上部窓孔１５からは回転ブラシ４
の上部外周面のかなりの部分が露出している。
分斜視図である図１において、柄部材１は先端部にスケ
ルトンヘッド１１を一体に備え、スケルトンヘッド１１
は支軸３の支持部６を頂点に有する３角形を形成する３
個のアーム１２ａ、１２ｂ、１２ｃからなる延出片１２
と、アーム１２ｃを含む背板１３とで構成され、延出片
１２の各アームで囲まれたサイド窓孔１４からは回転ブ
ラシ４の側面の略１／３と外周面の弓形の一部が露出
し、背板１３の中央の上部窓孔１５からは回転ブラシ４
の上部外周面のかなりの部分が露出している。
【０００９】図１のII‐II断面を示す図２において、回
転ブラシ４は筒状ハブ１７の外周面から多数の素線１８
が放射状に突出した構造を備え、熱可塑性樹脂、例えば
ナイロン（登録商標）で一体に形成されている。ハブ１
７が回転自在に嵌合している支軸３は、右側の支持部６
の孔１９を貫通した右端部にフランジ２０を備え、左端
の小径部２１が左側の支持部６の孔２２を貫通した左端
において支持部６上に熱かしめ（部分２３）により締着
されている。支持部６の中心線は支軸３の中心線Ｏ−Ｏ
に一致している。支軸３が回転ブラシ４と共に孔１９、
２２内で回転可能となるようにすることもできる。
転ブラシ４は筒状ハブ１７の外周面から多数の素線１８
が放射状に突出した構造を備え、熱可塑性樹脂、例えば
ナイロン（登録商標）で一体に形成されている。ハブ１
７が回転自在に嵌合している支軸３は、右側の支持部６
の孔１９を貫通した右端部にフランジ２０を備え、左端
の小径部２１が左側の支持部６の孔２２を貫通した左端
において支持部６上に熱かしめ（部分２３）により締着
されている。支持部６の中心線は支軸３の中心線Ｏ−Ｏ
に一致している。支軸３が回転ブラシ４と共に孔１９、
２２内で回転可能となるようにすることもできる。
【００１０】請求項２による歯ブラシを示す図３（Ａ）
は、図１の歯ブラシ１０の延出片１２をアーム１２ａの
みで形成し、背板１３を除去した構造に相当しており、
回転ブラシ４の側面と外周面の露出度は大幅に増加して
いる。図３（Ｂ）は、図１の背板１３を残した図３
（Ａ）の変形構造であり、背板１３は上部ガイドの機能
を備えている。
は、図１の歯ブラシ１０の延出片１２をアーム１２ａの
みで形成し、背板１３を除去した構造に相当しており、
回転ブラシ４の側面と外周面の露出度は大幅に増加して
いる。図３（Ｂ）は、図１の背板１３を残した図３
（Ａ）の変形構造であり、背板１３は上部ガイドの機能
を備えている。
【００１１】図１、図３の回転ブラシ４は１対の延出片
１２により両持支持されているが、図４のように１本の
アーム１２ａのみにより片持支持することも可能であ
る。その場合の支軸３としては、図２の支軸３と同様な
構造のものを採用することができる。
１２により両持支持されているが、図４のように１本の
アーム１２ａのみにより片持支持することも可能であ
る。その場合の支軸３としては、図２の支軸３と同様な
構造のものを採用することができる。
【００１２】回転ブラシ４として、図５に示すような環
状の隙間２５を有するものを採用すると、使用時にブラ
シの毛２６（素線群）が歯間に入り易く、更に歯根と歯
肉の間にも毛２６が入り易くなり、歯周病の予防につな
がる。
状の隙間２５を有するものを採用すると、使用時にブラ
シの毛２６（素線群）が歯間に入り易く、更に歯根と歯
肉の間にも毛２６が入り易くなり、歯周病の予防につな
がる。
【００１３】図示の歯ブラシを使用する時、回転ブラシ
４は歯の表面上で転がり、洗浄効果を発揮する。使用の
継続により回転ブラシ４の側面の毛が側方へ張り出して
も、張出し部分は面積の小さい延出片１２に当たるだけ
となる。
４は歯の表面上で転がり、洗浄効果を発揮する。使用の
継続により回転ブラシ４の側面の毛が側方へ張り出して
も、張出し部分は面積の小さい延出片１２に当たるだけ
となる。
【００１４】
【発明の効果】請求項１の発明によると、図１のサイド
窓孔１４により回転ブラシ４の側面の露出度が増し、水
切り性、乾燥性が向上し、清潔感が保てると共に衛生的
になる。又、奥歯や歯茎を転がす時に「なじみ」易くな
り、フィットし易い。更に、回転ブラシ４の側面に対す
る抵抗が減るため、回転ブラシ４がスムースに回るよう
になる。
窓孔１４により回転ブラシ４の側面の露出度が増し、水
切り性、乾燥性が向上し、清潔感が保てると共に衛生的
になる。又、奥歯や歯茎を転がす時に「なじみ」易くな
り、フィットし易い。更に、回転ブラシ４の側面に対す
る抵抗が減るため、回転ブラシ４がスムースに回るよう
になる。
【００１５】請求項２の発明によると、請求項１の発明
による上記の効果が一層増大する。
による上記の効果が一層増大する。
【００１６】請求項３の発明によると、延出片１２を構
成するアーム１２ａ、１２ｂの幅を狭くしても回転ブラ
シ４を安定に保持しながら上記の効果を期待できる利点
がある。
成するアーム１２ａ、１２ｂの幅を狭くしても回転ブラ
シ４を安定に保持しながら上記の効果を期待できる利点
がある。
【００１７】請求項４の発明によると、歯ブラシの構造
が簡素化すると共に、水切り性、乾燥性を更に高めるこ
とが可能になる。
が簡素化すると共に、水切り性、乾燥性を更に高めるこ
とが可能になる。
【図１】 本発明による歯ブラシの先端部の斜視図であ
る。
る。
【図２】 図１のII−II断面略図である。
【図３】 本発明による別の歯ブラシの先端部の斜視図
である。
である。
【図４】 別の回転ブラシの図３（Ａ)IV−IV断面に相
当する図面である。
当する図面である。
【図５】 別の回転ブラシの図２の一部に相当する図面
である。
である。
【図６】 従来公知の歯ブラシの斜視図である。
１ 柄部材
４ 回転ブラシ
６ 支持部
１０ 歯ブラシ
１２ 延出片
１２ａ〜１２ｃ アーム
１４ サイド窓孔
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 3B202 AA06 AB20 BA01 BA03 BC01
BE13 DB04
Claims (4)
- 【請求項１】 柄の先端側の延出片に中心線が柄の長手
方向と直角な支持部で回転ブラシを回転自在に支持した
歯ブラシにおいて、延出片を支持部を頂点とする３角形
のアームにより形成してアーム間の大きい窓孔から回転
ブラシが露出するようにしたことを特徴とする歯ブラ
シ。 - 【請求項２】 柄の先端側の延出片に中心線が柄の長手
方向と直角な支持部で回転ブラシを回転自在に支持した
歯ブラシにおいて、延出片を１本のアーム状に形成して
回転ブラシの大部分が露出するようにしたことを特徴と
する歯ブラシ。 - 【請求項３】 回転ブラシをアームにより両持支持する
ようにした、請求項１又は２に記載の歯ブラシ。 - 【請求項４】 回転ブラシをアームにより片持支持する
ようにした、請求項１又は２に記載の歯ブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001312694A JP2003116637A (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001312694A JP2003116637A (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 歯ブラシ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003116637A true JP2003116637A (ja) | 2003-04-22 |
Family
ID=19131305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001312694A Pending JP2003116637A (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 歯ブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003116637A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4908644B1 (ja) * | 2011-05-09 | 2012-04-04 | 幹雄 斉藤 | 歯ブラシ |
| EP3305468A1 (en) * | 2016-10-06 | 2018-04-11 | Shinhan Diamond Ind. Co., Ltd. | Swarf removing device for a diamond tool |
-
2001
- 2001-10-10 JP JP2001312694A patent/JP2003116637A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4908644B1 (ja) * | 2011-05-09 | 2012-04-04 | 幹雄 斉藤 | 歯ブラシ |
| WO2012153742A2 (ja) * | 2011-05-09 | 2012-11-15 | Saito Mikio | 歯ブラシ |
| WO2012153742A3 (ja) * | 2011-05-09 | 2013-05-23 | Saito Mikio | 歯ブラシ |
| EP3305468A1 (en) * | 2016-10-06 | 2018-04-11 | Shinhan Diamond Ind. Co., Ltd. | Swarf removing device for a diamond tool |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040531 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061124 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061205 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070201 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070403 |