JP2003115034A

JP2003115034A - 仮称：「見つける君」とｉｃチップ

Info

Publication number: JP2003115034A
Application number: JP2001339998A
Authority: JP
Inventors: Yasuji Shimoda; 尉二下田; Kazunori Kuniyasu; 和則国安
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2001-10-02
Filing date: 2001-10-02
Publication date: 2003-04-18

Abstract

(57)【要約】【課題】たとえば、家庭内に存在する「物」に目を向
けた場合、その「物」は人の記憶に依存する。その
「物」の存在位置を管理する手段としての装置（仮称：
見つける君）を提供する。【解決手段】複数のＩＣチップまたは電波送受信装置
（１）に囲まれた空間の中に置かれたＩＣチップ内蔵の
あらゆる「物」（２）に反応しその存在位置を特定し、
「探す目的の物」の存在場所を人に認識させることがで
きることを特徴とする装置（仮称：見つける君）
（３）。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は世の中に存在する
あらゆる「物」のを対象とした、その「物」の存在位置
を認識する装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の技術ではＩＣチップ内蔵の「物」
（ＩＣカード）などが装置の網を通過すれば反応すると
いうものであった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。（イ）一般家庭内に散在する「物」の存在位置を人に伝
えることができない。（ロ）オフィス内に存在する資料や、その他の「物」の
存在位置を人に伝えることができない。（ハ）倉庫内などで、「物」の存在位置を人に伝えるこ
とができない。本考案はこれらの欠点を除くためになさ
れたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この課題はいづれも、装
置に「空間」を認識させることにより解決する。「空
間」を認識させるための複数箇所にＩＣチップまたは電
波送受信装置（１）例えば家の空間の場合、立方体の８
点にＩＣチップまたは電波送受信装置（１）を備え付
け、装置（仮称：見つける君）（３）とその８点の結び
つけをおこなう。その空間の中にＩＣチップ内蔵のあら
ゆる「物」（２）を置き、書類等はクリップやバインダ
（ＩＣチップ内蔵）にその書類の情報を装置（仮称：見
つける君）（３）より記憶させておく。また、部屋を認
識させるためには部屋の隅８点にＩＣチップまたは電波
送受信装置（１）を置き、障害物を避けたい場合は、そ
の空間をつくり装置（仮称：見つける君）（３）に認識
させる。さらに、部屋の中にある本棚やタンスの中の引
き出しと、空間を入れ子にしたかたちで装置（仮称：み
つける君）に認識させる。もちろん装置（仮称：見つけ
る君）使用者が、ひとつの特定の空間、例えば本棚だけ
を目的物を探す空間にしたい場合は、その空間だけを装
置（仮称：見つける君）に登録しておけばよい。探し出
す目的の「物」にはあらかじめ「その物の情報」がはい
ったＩＣチップが内蔵されているか、またはシール（Ｉ
Ｃチップ内蔵）、クリップ他文房具（ＩＣチップ内蔵）
に「探しだす目的の情報」を装置（仮称：見つける君）
により登録し「探し出す目的の物」と一体化させてお
く。目的物を探しだす際、装置（仮称：見つける君）に
対してボタン操作、レバー操作、スイッチ操作、ダイヤ
ル回転操作、タッチング操作、ディスプレイ表示機能、
音通報機能、光通報機能、音声認識機能、バイブレーシ
ョン機能のいづれか複数の組み合わせで、装置内部の機
能との連携により「目的物」を探しだす。本発明は以上
のような構成によりなる装置である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。（イ）探すための対象物にＩＣチップを内蔵させ、そ
のアンテナ部を対象物にあわせてその外側に適度に張り
巡らせ、保護加工をほどこした製品をつくり、ＩＣチッ
プ内にその「物」に関する情報を登録しておく。又、登
録された製品、商品であっても構わない。（ロ）探すための対象物にシール（ＩＣチップ内蔵）
を貼ったり、クリップ（ＩＣチップ内蔵）でとめたりし
て対象物と関連づけ、装置（仮称：見つける君）への登
録をおこなう。（ハ）ここで、上記（イ）、上記（ロ）のいづれか一
方の「物」か、いづれも混在する「物のあつまり」の中
を対象とする。（ニ）あらかじめ、装置（仮称：見つける君）に複数
のＩＣチップまたは電波送受信装置（１）に囲まれた、
１つまたは、複数の空間を認識できるように、装置（仮
称：見つける君）と複数のＩＣチップまたは電波送受信
装との関連づけの設定をおこなう。（ホ）「探しだす目的の物」（２）を複数のＩＣチッ
プまたは電波送受信装置（１）に囲まれた空間の中に置
く。（ヘ）装置（仮称：見つける君）（３）に人が探し出
したい物（装置認識可能）の情報を伝達する。（ト）装置（仮称：見つける君）（３）は対象となる
空間に目的の物が存在すれば反応し、その位置を知らせ
る。

【発明の効果】本発明により、世の中に存在するあらゆ
る「物」がＩＣチップ組み込み型の商品へと移行してい
くことになれば、物の「買い換え」による大きな経済効
果が期待できる。また、オフィスでは資料の紛失による
損害発生の防止、社員の「探す行為」の時間の損失の短
縮化が期待できる。単に「紛失」するというこに関して
も、余計な消費を生む「エネルギーの無駄遣い」を防ぐ
方向である。人が物を探すときに記憶にたよらなければ
ならないことを代行してくれることにより、より創造的
な人の「脳の進化」が期待できる。人の「脳」が記憶に
費やしている分がいくらか開放される。又、特定の物の
存在場所を知っている本人以外の人（家族など）が別の
場所にその物を移動させたとしても、その装置（仮称：
見つける君）の管理下にある「空間内」へ移動させたの
であれば、本装置（仮称：見つける君）により探しだす
ことができる。さらに、音声認識機能や音信号により視
覚障害者、ディスプレイ表示機能や光信号により聴覚障
害者も本装置（仮称：見つける君）を使用することがで
きる。高齢化社会が進む中、本装置（仮称：見つける
君）は重要な役割を果たせる発明であるといえる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【符号の説明】

１複数のＩＣチップまたは電波送受信装置２ＩＣチップ内蔵のあらゆる「物」、「探しだす目的
の物」３装置（仮称：見つける君）

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続きＦターム(参考） 5B035 BA06 BB09 BC00 CA23 CA29 5B058 CA15 KA02 KA04 KA06 YA20 5B072 AA00 CC01 CC02 CC05 CC39 DD10

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数のＩＣチップに囲まれた空間の中に存
在する「物」（ＩＣチップ内蔵）に反応する装置
【請求項２】複数の電波送受信装置に囲まれた空間の中
に存在する「物」（ＩＣチップ内蔵）に反応する装置
【請求項３】ＩＣチップを経由して複数のＩＣチップに
反応する装置
【請求項４】電波送受信装置を経由して複数のＩＣチッ
プに反応する装置
【請求項５】請求項１、請求項２、請求項３、請求項４
の２つ以上の組み合わせ合わせ持った装置
【請求項６】「物」の外側に１つまたは複数のＩＣチッ
プを埋め込みアンテナ部を「物」の大きさにあわせて
「物」のまわりに張り巡らせたもの。
【請求項７】ＩＣチップのアンテナ部を長く伸ばしたも
の
【請求項８】ＩＣチップのアンテナ部を複数もつもの
【請求項９】「物」の外側に１つまたは複数のＩＣチッ
プを埋め込みアンテナ部を「物」の大きさにあわせて
「物」のまわりに張り巡らせ、保護加工を施したもの。
【請求項１０】「物」の外側に１つまたは複数のＩＣチ
ップを埋め込みアンテナ部を「物」の大きさにあわせて
「物」の特定の箇所に付け、保護加工を施したもの。
【請求項１１】ＩＣチップの中に複数の小型ＩＣチップ
を含んだもの。
【請求項１２】ＩＣチップの経由を連鎖させる機能を備
えた装置。
【請求項１３】ＩＣチップ内蔵の「食品の入れ物」にそ
の「食品」の名称の情報が入ったもの。
【請求項１４】ＩＣチップ内蔵の「書類」にその「書
類」の名称の情報が入ったもの。
【請求項１５】ＩＣチップ内蔵のクリップ類。
【請求項１６】ＩＣチップ内蔵の「家具」にその家具に
関する情報がはいったもの。
【請求項１７】ＩＣチップ内蔵の家庭用品にその家庭用
品の名称の情報が入ったもの。
【請求項１８】ＩＣチップ内蔵の「食品の入れ物」にそ
の食品に関する情報がはいったもの。
【請求項１９】ＩＣチップ内蔵の「食品の入れ物」にそ
の食品の入れ物の材質、素材の情報がはいったもの。
【請求項２０】ＩＣチップ内蔵の「ハンガー」。
【請求項２１】ＩＣチップ内蔵の「衣類」にその衣類に
関する情報がはいったもの。
【請求項２２】ＩＣチップ内蔵の文房具にその文房具に
関する情報がはいったもの。
【請求項２３】ＩＣチップ内蔵のシール。
【請求項２４】ＩＣチップ内蔵の家庭用品にその家庭用
品に関する情報がはいったもの。
【請求項２５】ＩＣチップ内蔵の「本」にその「本」に
関する情報がはいったもの。
【請求項２６】複数のＩＣチップまたは電波送受信装置
に囲まれた空間の中に存在する「物」（ＩＣチップ内
蔵）に反応する装置
【請求項２７】複数のＩＣチップまたは電波送受信装置
に囲まれた空間の中の相互間で位置情報の相対的値を保
持したもの。
【請求項２８】ＩＣチップ内蔵の「パレット」にその
「パレット」に関する情報がはいったもの。
【請求項２９】ＩＣチップ内蔵の「タンス」に引き出し
ひとつひとつ、その他「空間」ひとつひとつを、ひとつ
の空間として認識させたうえで、そのタンスに関する情
報が含まれたもの。
【請求項３０】ＩＣチップ内蔵の「家具」に引き出しひ
とつひとつ、その他「空間」ひとつひとつを、ひとつの
空間として認識させたうえで、その家具に関する情報が
含まれたもの。
【請求項３１】ＩＣチップ内蔵の「缶類」にその缶に関
する情報がはいったもの。
【請求項３２】ＩＣチップ内蔵の「瓶類」にその瓶に関
する情報がはいったもの。
【請求項３３】ＩＣチップ内蔵の「陶器類」にその陶器
に関する情報がはいったもの。
【請求項３４】ＩＣチップ内蔵の「絵画」にその絵画に
関する情報がはいったもの。
【請求項３５】ＩＣチップ内蔵の「画材」にその画材に
関する情報がはいったもの。
【請求項３６】ＩＣチップ内蔵の「預金通帳」にその預
金通帳に関する情報がはいったもの。
【請求項３７】ＩＣチップ内蔵の「筆記類」にその筆記
類に関する情報がはいったもの。【請求項３７】ＩＣチップ内蔵の「筆記類」にその筆記
類に関する情報がはいったもの。
【請求項３８】ＩＣチップ内蔵の「梱包材類」にその梱
包材類に関する情報がはいったもの。
【請求項３９】複数のＩＣチップに囲まれた空間の中に
存在する「物」（ＩＣチップ内蔵）の存在位置を認識す
る装置
【請求項４０】複数の電波送受信装置に囲まれた空間の
中に存在する「物」（ＩＣチップ内蔵）の存在位置を認
識する装置
【請求項４１】複数のＩＣチップとの信号のやりとりで
装置から目的の囲まれた空間を認識しその閉じた空間に
対してその中に存在する「物」（ＩＣチップ内蔵）の存
在位置を認識する装置。