JP2003113697A - シールド機発進機構と発進方法 - Google Patents

シールド機発進機構と発進方法

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JP2003113697A JP2001308160A JP2001308160A JP2003113697A JP 2003113697 A JP2003113697 A JP 2003113697A JP 2001308160 A JP2001308160 A JP 2001308160A JP 2001308160 A JP2001308160 A JP 2001308160A JP 2003113697 A JP2003113697 A JP 2003113697A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 坑口ケーシングを用いても組立仮組セグメン
トの水平方向を保持して安全で精度の良い発進を図ると
共に統合的な施工コストの低減を促進するシールド機発
進機構、発進方法及びストッパー付仮組セグメントを提
供する。 【解決手段】 本発明によるシールド機発進機構は、坑
壁内面に配置したケーシング2にシールド機1を設置
し、ケーシング2の後方に配備する仮組セグメント10
から反力を取ることでシールド機を発進させており、配
備される仮組セグメント中にストッパー付仮組セグメン
ト16を所定の間隔で配置したり、ケーシングに浮力液
体注入機構を設けることによって組立仮組セグメントの
水平方向を保持している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド機発進機
構と発進方法に関し、特に坑口ケーシングを用い、これ
に設置したシールド機をケーシングの後方に配備した仮
組セグメントからの反力で発進させる際に、組立仮組セ
グメントの水平方向を保持して安全で精度の良い発進を
図るシールド機発進機構と発進方法及びこれに使用する
ストッパー付仮組セグメントに関する。
【0002】
【従来の技術】シールド機を竪坑やシールドトンネルか
ら発進させるためには、坑口からの漏水漏砂を完全に防
止することが必要になることから、従来のシールド機発
進は、一般的に坑口形成部にエントランスを設置して止
水機構を形成すると共に、坑口形成部を囲繞している周
辺の地盤に薬液注入による地盤改良部を形成している。
【0003】この場合の地盤改良厚は、シールド機の軸
長から竪坑壁の厚さを差し引いた値を最小値にする必要
があり、誤差等を勘案することでその施工域を長大化さ
せていた。
【0004】又、従来からのシールド機発進としては、
坑口に両端が解放した筒状のカプセル本体を設置しなが
ら、この中部にシールド機を設置してカプセル本体の内
面と仮組セグメントとの間に止水材を設けている例(特
公平4−37916号公報参照)もあり、漏水漏砂を防
止し、コスト、作業性及び安全性を良好にするとしてい
るが、これらの特長は坑壁外径の大きさによって確保さ
れていることから、コスト高の問題点を提起している。
【0005】しかして、本発明者等は、以上の問題点を
解決するために、図8の平断面図に示しているシールド
機発進機構及び発進方法を既に提案してきた。(特願2
001−208021号参照) 本シールド機発進機構では、シールド機1の軸長より短
い軸長のケーシング2を竪坑壁4の内面に形成した坑口
予定部15に対峙させており、ケーシング2にはシール
ド機1が設置されているが、坑口は、シールド機の直接
切削で形成されることからシールド機の発進前には存在
していない。
【0006】ケーシング2の前端部5には、高水圧止水
材であるエントランスパッキン6が装備された坑口ケー
シング7が接合されており、エントランスパッキン6は
高圧止水材としてシールド機が発進した過程においてシ
ールド機1との間に遮水機構を形成するように構成して
いる。
【0007】同様に、ケーシング2の後端部8にはパッ
キン9が装備されており、シールド機1もしくはシール
ド機1の後部に設けられる仮組セグメント10との間に
遮水機構を形成することを可能にしている。
【0008】坑口ケーシング7を接合したケーシング2
の軸長(L5)は、シールド機1の軸長より短いが、遮
水機構を確保するための軸長値は、シールド機1の軸長
(L 1)から壁厚(L3)を差し引いた値以上の、L5
1−L3から決定されるものであり、壁厚(L3)の設
定に従ってケーシング2の軸長(L5)特定することに
よって遮水機構を有効に機能させるように構成してい
る。
【0009】又、シールド機1は、その後部に装備した
元押しジャッキ11をその後方に配置されている反力壁
3と鋼製反力12に配備している仮組セグメント10に
当接させることで、ケーシング2から前方の坑口予定部
15に向かって前進可能に構成されている。
【0010】尚、シールド機1と仮組セグメント10と
の間にはテールシールパッキン13が配置されているこ
とで通常通りに遮水されていると共に、地盤改良部14
を坑口予定部15が形成される竪坑壁4の外面に配置す
ることによってシールド機の発進時における止水処置を
完全にしている。
【0011】以上のようなシールド機1とケーシング2
との関連構成は、ケーシング2の後端部8に装備されて
いるパッキン9によって、シールド機1との間に遮水機
構を形成することを可能にしており、これによってケー
シング2の内部と竪坑壁4の内部とを遮断状態に形成し
ている。
【0012】従って、本シールド機発進機構では、パッ
キン9で形成する遮水機構を段階的に適宜に対応させる
ことで坑口からの漏水漏砂を完全に防止すると共に、作
業空間を確保しながら坑壁の外径を小さくしている。
【0013】上述のように、坑口は、竪坑壁3の壁面に
おけるシールド機1の直接切削によって形成する形態に
構成されていることから、竪坑壁4の坑口予定部15
は、切削可能な低強度コンクリートを形成する貧配合コ
ンクリートから成るNOMST壁等で構成されており、
シールド機1の発進時までは坑口の形成は行われていな
い。
【0014】このために、本シールド機発進機構は、竪
坑壁に坑口を形成する鏡開きのための作業空間を不要に
し、坑口を事前に設けることで発生する竪坑内への漏水
漏砂を防止するための困難な設備を必要としていない。
【0015】又、地盤改良部14は、本来的に竪坑内へ
の漏水漏砂を防止することを目的にして坑外壁面に隣接
する地盤に施工されるものであるが、本シールド機発進
機構における地盤改良部14の場合は、上述のように竪
坑壁に坑口を形成していないことから、地盤改良部14
の形成は、竪坑壁の坑口予定部に相当する狭い範囲にお
いて薄い施工厚さで簡素に対処することが可能であり、
予め坑口を形成する従来の方式と比較して、地盤改良部
における大幅なコスト削減を図れるものであり、上記で
提示した従来の問題点を全て解決していることになる。
【0016】しかしながら、本提案のシールド機発進機
構に限らず通常のシールド機においても同様であるが、
その発進時には、反力を得るために設置する仮組セグメ
ントがシールド機から出た際に、シールド機受け台と仮
組セグメントとの間に隙間が生じることになるので、通
常はこの間にキャンバー等を入れて仮組セグメントの落
ち込みを防止するのが一般的である。
【0017】しかして、ケーシングを用いてシールド機
を発進させる場合には、仮組セグメントの殆どがケーシ
ング2の内部に在ることから、キャンバー等を入れるこ
とが出来ずに、仮組セグメント10が宙に浮いた状態に
なっていた。
【0018】このために、仮組セグメント10は、図9
の側断面図で示すように下方に落ち込むことになる。こ
のような現象は、結果的に仮組セグメントに座屈等を生
じさせて適切な反力を得ることができない状態を形成さ
せたり、エントランスパッキン6やスパッキン9との間
に形成される止水機構が、仮組セグメントの落ち込みに
よるシールド機の傾斜によって、密接な接触状態を維持
できなくなって止水機構として確実に機能しない状態に
陥るという問題点を生じていた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の従来
例が提起している各問題点に鑑みて改善するために提案
するものであり、坑口ケーシングを用いても組立仮組セ
グメントの水平方向を保持して安全で精度の良い発進を
図ると共に坑口からの漏水漏砂を完全に防止しながら、
坑壁の外径を小さくし、地盤改良域の厚さを減少させて
統合的な施工コストの低減を促進するシールド機発進機
構及び発進方法及びこれに使用するストッパー付仮組セ
グメントを提供している。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
あるシールド機発進機構は、坑壁内面に配置したケーシ
ングにシールド機を設置し、ケーシングの後方に配備す
る仮組セグメントから反力を取ることでシールド機を発
進するシールド機発進機構において、配備される仮組セ
グメント中にストッパー付仮組セグメントを所定の間隔
で配置することを特徴としており、組立仮組セグメント
の方向を保持することで坑口ケーシングを用いても組立
仮組セグメントの座屈等を回避させて安全で精度の良い
発進を図ると共に止水機構を確実に機能させて坑口から
の漏水漏砂を完全に防止しながら、坑壁の外径を小さく
し、地盤改良域の厚さを減少させて統合的な施工コスト
の低減を促進している。
【0021】請求項2に記載の発明であるシールド機発
進機構は、配置したケーシングが、軸長を坑壁の厚さで
特定され、設置するシールド機の軸長をケーシングより
長くして、ケーシング後端とシールド機との間に遮水機
構を装備すると共にケーシング前端に遮水部材を配置し
て成るシールド機発進機構において、ケーシングの遮水
機構と遮水部材間に浮力液体注入機構を設置することを
特徴としており、仮組セグメントに何らの加工も施すこ
となく組立仮組セグメントの方向を保持して、坑口ケー
シングを用いても組立仮組セグメントの座屈等を回避さ
せて安全で精度の良い発進を図ると共に止水機構を確実
に機能させて坑口からの漏水漏砂を完全に防止しなが
ら、坑壁の外径を小さくし、地盤改良域の厚さを減少さ
せて統合的な施工コストの低減を促進している。
【0022】請求項3に記載の発明であるシールド機発
進機構は、請求項2に記載のシールド機発進機構におい
て、ケーシングの後方に配備する仮組セグメントが、ス
トッパー付仮組セグメントを仮組セグメント中に所定の
間隔で配置することを特徴としており、上記機能に加え
て、浮力液体による仮組セグメントの浮き上がりをスト
ッパー付仮組セグメントと共に調整することで仮組セグ
メントの水平方向を容易に維持している。
【0023】請求項4に記載の発明であるシールド機発
進機構の発進方法は、請求項1又は3に記載のシールド
機発進機構の発進方法あって、シールド機を坑口予定部
に当接させる段階でストッパー付仮組セグメントを配置
して、坑壁の切削を完了した段階でストッパー付仮組セ
グメントのストッパーを突出させたりケーシングと仮組
セグメント間に浮力液体注入機構から浮力液体を注入さ
せることで仮組セグメントの水平方向を維持し、次いで
シールド機が地盤改良部を掘削し始める段階でストッパ
ー付仮組セグメントを配置して、地盤改良部の掘削を完
了した段階でストッパー付仮組セグメントからストッパ
ーを突出させると共に本セグメントを配置して本セグメ
ントの水平方向を確保することを特徴としており、組立
仮組セグメントの方向を保持して、組立仮組セグメント
の座屈等を回避させると共に止水機構を確実に機能させ
ることで坑口からの漏水漏砂を防止し安全で精度の高い
発進を図っている。
【0024】請求項5に記載の発明であるシールド機発
進機構の発進方法は、請求項2に記載のシールド機発進
機構の発進方法あって、シールド機を前進させて坑壁の
切削を完了した段階で、ケーシングと仮組セグメント間
に浮力液体注入機構から浮力液体を注入させて組立仮組
セグメントの水平方向を保持することを特徴としてお
り、仮組セグメントに何らの加工も施すことなく組立仮
組セグメントに水平方向を保持させて、組立仮組セグメ
ントの座屈等を回避させると共に止水機構を確実に機能
させることで坑口からの漏水漏砂を防止し安全で精度の
高い発進を図っている。
【0025】本発明によるストッパー付仮組セグメント
は、請求項1又は3に記載されたシールド機発進機構に
用いるストッパー付仮組セグメントであって、突出可能
なストッパーを仮組セグメントの外周面に放射状に装備
させて成り、組立仮組セグメントの水平方向を保持して
安全で精度の良い発進を図っている。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明によるシールド機発進機構
は、坑壁内面に配置したケーシングにシールド機を設置
し、該ケーシングの後方に配備する仮組セグメントから
反力を取ることでシールド機を発進するシールド機発進
機構において、配備される仮組セグメント中にストッパ
ー付仮組セグメントを所定の間隔で配置することを特徴
としている。
【0027】以下に、本発明によるシールド機発進機構
の一実施の形態を図面に基づいて詳細に説明するが、本
実施の形態におけるシールド機発進機構は、配置したケ
ーシングが、軸長を坑壁の厚さで特定され、設置するシ
ールド機の軸長を該ケーシングより長くして、ケーシン
グ後端とシールド機との間に遮水機構を装備すると共に
ケーシング前端に遮水部材を配置して成るシールド機発
進機構に適用した例であり、理解を容易にするために従
来と同様の部位については同一の符号を用いている。
【0028】図1は、本発明によるシールド機発進機構
の一実施の形態を示す概要図であり、 図1(a)は、
仮組セグメントの背面図、図1(b)は、図1(a)を
(b)−(b)矢視にした部分側断面図である。
【0029】本実施の形態でのシールド機1は、図1
(a)に示すようにケーシング2の支持架台23上に設
置されており、ケーシング2は、図1(b)のように従
来例と同様に先端部5に配置されている坑口ケーシング
7を竪坑壁4の坑口予定部15に対峙させて配置してい
る。
【0030】仮組セグメント10は、表示を省略してい
るが、従来例と同様にその後方に配置されている反力コ
ンクリートと鋼製反力に配備されており、ケーシング2
の内面に設置されたシールド機1は、その後部に装備し
た元押しジャッキを仮組セグメント10に当接させるこ
とで、ケーシング2から前方の坑口予定部15に向かっ
て前進可能に構成されている。
【0031】図1(b)で示している工程の状態は、発
明の理解を容易にするために、シールド機1が、ケーシ
ング2から前方に前進して、竪坑壁4の坑口予定部15
に到達している状態を示している。
【0032】本工程までのシールド機1の前進について
は、ケーシングを設置してシールド機を発進させる通常
の工法と同様であることから、その経過を省略している
が、ケーシング2の内面に設置されたシールド機1を、
その後方に配置した空押用ジャッキによってシールド機
のカッター盤が回転可能になる位置まで空押ししてお
り、しかる後に、空押用ジャッキを撤去して反力コンク
リートと鋼製反力とを配備している。
【0033】仮組セグメント10は、シールド機1を竪
坑壁4の坑口予定部15に到達するまで空押しした後
に、鋼製反力に配備されるものであり、当初に1R、2
Rを組み立てることでシールド機の元押しジャッキに当
接させているが、本発明による発進機構には、仮組セグ
メントの方向保持装置が装備されているものであって、
本実施の形態では、方向保持装置であるストッパー付仮
組セグメント16が仮組セグメント2Rとして配置され
ている。
【0034】次いで、シールド機1は、仮組セグメント
10を元押しジャッキで押すことで、順次に3R、4R
と組み立てしながら竪坑壁4を切削して行くが、竪坑壁
4の切削を終えた状態では、仮組セグメント10の間に
組み込まれたストッパー付仮組セグメント16が、シー
ルド機1の後端から出るような位置関係になるように配
慮されている。
【0035】ストッパー付仮組セグメント16は、組み
立てた仮組セグメント10がシールド機1の発進に連れ
て、その後端から外れることで段差が発生しても、仮組
セグメント10が下方に落ち込まないように対処するも
のであり、内面に装備してあるストッパー17を外周面
から適宜の長さに突出させて、ケーシング2に設けられ
たセグメント支持架台18に押し当てるように構成され
ている。
【0036】そして、ストッパー付仮組セグメントに設
けるストッパーは、図2の部分拡大図に示す実施形態の
ように構成されている。
【0037】ストッパー17は、仮組セグメント20の
内面に装備されており、その心棒21を仮組セグメント
20の外周面に穿孔した面板穴22から突出できるよう
に構成されている。心棒21は、先端23を丸棒に形成
すると共に基礎部分24にはオネジ25と把握部26と
を形成しており、基礎部分24は、仮組セグメント20
の内面に溶接付けによって固着されてコンクリート中に
埋め込まれている支持部27のメネジと螺合して進退可
能に構成されている。
【0038】ストッパー17は、常時は仮組セグメント
20の内部に収納されているが、把握部26をスパナー
等で回転させることで心棒21を仮組セグメント20の
外周面から突出させることが出来るものであり、組み立
てた仮組セグメント10がシールド機1の後端から外れ
た際に仮組セグメント10が下方に落ち込まない適宜な
長さに突出させることができる。
【0039】以上のように、本発明によるシールド機発
進機構は、上記一実施の形態のように構成することによ
って、坑口ケーシングを用いても組立仮組セグメントの
座屈等を回避させて安全で精度の良い発進を図ると共に
止水機構を確実に機能させて坑口からの漏水漏砂を完全
に防止しながら、坑壁の外径を小さくし、地盤改良域の
厚さを減少させて施工コストを統合的に低減している。
【0040】次に、本発明によるシールド機の発進方法
について説明する。本発明によるシールド機の発進方法
は、上記一実施の形態で説明したシールド機発進機構に
おいて、シールド機を坑口予定部に当接させる段階でス
トッパー付仮組セグメントを配置して、坑壁の切削を完
了した段階でストッパー付仮組セグメントのストッパー
を突出させることで仮組セグメントの水平方向を維持
し、次いでシールド機が地盤改良部を掘削し始める段階
でストッパー付仮組セグメントを配置して、地盤改良部
の掘削を完了した段階でストッパー付仮組セグメントか
らストッパーを突出させると共に本セグメントを配置し
て本セグメントの水平方向を確保することを特徴として
いる。
【0041】以下に、本発明によるシールド機の発進方
法についてその一実施の形態を図面に基づいて詳細に説
明する。
【0042】図3は、本発明によるシールド機の発進方
法において、シールド機が竪坑壁の坑口予定部に対する
切削を完了した工程での側断面図である。
【0043】シールド機1は、仮組セグメント10を3
R、4Rと組み立てながら発進状態に移行しており、こ
の段階では、シールド機1の発進に連れて2Rとして配
置されていたストッパー付仮組セグメント16が、シー
ルド機1の後端から外れることで段差が発生する。
【0044】しかして、本発明では、ストッパー付仮組
セグメント16の内面に装備してあるストッパー17の
心棒21を、仮組セグメントの外周面から適宜の長さに
突出させて、ケーシング2のセグメント支持架台18に
押し当てるように調整することができるので、仮組セグ
メント10が下方に落ち込むことがない。
【0045】同様に、図4は、竪坑壁の切削を完了した
シールド機が、地盤改良部の掘削を完了して地盤の掘進
に至る工程での断面図である。
【0046】本工程におけるシールド機1は、段差の発
生によって発生する可能性が危惧される位置に相当する
仮組セグメント5Rとして、ストッパー付仮組セグメン
ト16を配置しながら仮組セグメント6Rを組み立てる
ことで前進を続けて地盤改良部の掘削から地盤の掘進に
至っており、本セグメント19の1Rを設置する段階に
ある。
【0047】この段階では、シールド機1の発進に連れ
て第2に5Rとして配置したストッパー付仮組セグメン
ト16がシールド機1の後端から外れるので、ストッパ
ー付仮組セグメント16の内面に装備してあるストッパ
ー17の心棒21をセグメント支持架台18に押し当て
るように調整しており、仮組セグメント10が下方に落
ち込むのを防止している。
【0048】従って、本発明による発進方法では、仮組
セグメント10がその水平方向を確実に維持しており、
これによって、シールド機が竪坑から地盤中に発進する
時にも組み立てた仮組セグメント10の座屈等を回避さ
せて、安全で精度の良い発進を図ると共に、ケーシング
2とその前端部5に接合されている坑口ケーシング7に
装備されたエントランスパッキン6との間及び仮組セグ
メント10とケーシング2の後端部8に装備されている
パッキン9の間に形成されている各止水機構を確実に機
能させており、坑口からの漏水漏砂を完全に防止してい
る。
【0049】尚、本発明による発進機構と発進方法は、
上記した一実施の形態に限定されるものでなく、シール
ド機の発進にケーシングを用いる方式の発進機構であれ
ば当然に適用可能である。
【0050】上記の各実施形態に用いている本発明によ
るストッパー付仮組セグメントは、突出可能なストッパ
ーを仮組セグメントの外周面に放射状に装備させてい
る。
【0051】図5は、本発明によるストッパー付仮組セ
グメントの実施の形態を示す斜視図であり、上記実施の
形態と同様の部位については同一の符号で説明する。
【0052】ストッパー付仮組セグメント16は、仮組
セグメント20の内面に一つもしくは複数のストッパー
17を装備して構成されており、図2の実施の形態で説
明したように、仮組セグメント20の外周面に穿孔した
面板穴22からその心棒21を突出できるように構成さ
れている。
【0053】心棒21は、基礎部分にはオネジと把握部
とを形成して、把握部を回転させることで進退可能に構
成されており、外周面から適宜の長さに突出させて、ケ
ーシングに設けられたセグメント支持架台に押し当てる
ことで、組み立てた仮組セグメントがシールド機の後端
から外れて段差が発生しても、仮組セグメントが下方に
落ち込まないように機能している。
【0054】従って、ストッパー17の配置は、仮組セ
グメント20の直下に単独に設けても良いが、ストッパ
ー付仮組セグメント16の安定性を考慮すると、図示の
ように2個以上の複数のストッパー17を放射状に所定
の間隔で装備することが望ましいものである。
【0055】又、後述するシールド機発進機構のよう
に、仮組セグメントの方向保持を浮力液体注入機構から
注入される浮力液体の浮力によって確保する場合には、
ストッパー17の配置を仮組セグメント20の直下だけ
でなく上面方向に設けることも有効である。
【0056】さらに、本発明によるシールド機発進機構
と発進方法は、上記実施の形態に限定されるものでな
く、ストッパー付仮組セグメントを用いることなく、通
常の仮組セグメントのみによって上記実施の形態と同様
の機能を発揮できる他の例も提供可能である。
【0057】即ち、本発明によるシールド機発進機構
は、配置したケーシングが、軸長を坑壁の厚さで特定さ
れ、設置するシールド機の軸長をケーシングより長くし
て、ケーシング後端とシールド機との間に遮水機構を装
備すると共にケーシング前端に遮水部材を配置して成る
シールド機発進機構において、ケーシングの遮水機構と
遮水部材間に浮力液体注入機構を設置することを特徴と
している。
【0058】以下に、本発明によるシールド機発進機構
における他の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する
が、上記実施の形態と同様の部位については同一の符号
を用いることにする。
【0059】図6は、本発明によるシールド機発進機構
における他の実施形態を示す側断面図である。
【0060】本実施の形態におけるケーシング30は、
シールド機1を支持架台上に設置しており、従来例と同
様に、先端部5に配置されている坑口ケーシング7を竪
坑壁4の坑口予定部15に対峙させて配置している。
【0061】ケーシング30の上端面には、浮力液体注
入機構として浮力液体の注入装置31が装備されてお
り、後述するように、シールド機1が前進することでケ
ーシング30と仮組セグメント10とがケーシング30
の後端部8に装備されているパッキン9との間に遮水機
構を形成すると同時に、坑口ケーシング7に装備された
エントランスパッキン6とシールド機1との間に遮水機
構を形成された段階で、浮力液体が注入されるように図
示していない外部装置を接続している。
【0062】又、本実施の形態で説明したシールド機発
進機構の発進方法は、シールド機を前進させて坑壁の切
削を完了した段階で、ケーシングと仮組セグメント間に
浮力液体注入機構から浮力液体を注入させて組立仮組セ
グメントに水平方向を保持させることを特徴としてお
り、組立仮組セグメントの方向保持を液体による浮力で
支持させている。
【0063】以下に、本発明によるシールド機発進機構
の発進方法における他の実施形態を図面に基づいて詳細
に説明するが、上記実施の形態と同様の部位については
同一の符号を用いることにする。
【0064】図7は、他の実施形態におけるシールド機
が、本発明による発進方法に従って竪坑壁の坑口予定部
に対する切削を完了した工程での断面図である。
【0065】図7の工程に至るシールド機発進機構の発
進方法では、ケーシング30の内面に設置されたシール
ド機1は、上記実施の形態と同様に、空押用ジャッキで
シールド機のカッター盤が回転可能になる竪坑壁4の坑
口予定部15まで空押し、しかる後に、空押用ジャッキ
を撤去して反力コンクリートと鋼製反力とに仮組セグメ
ントを配備して、竪坑壁4の坑口予定部15を切削して
いる。
【0066】シールド機1は、仮組セグメント10を1
R〜4Rと組み立てながら発進状態に移行するが、竪坑
壁の坑口予定部に対する切削を完了した段階に至ると、
仮組セグメント10は、シールド機1の後端から外れる
ことから段差を発生して無支持にされる。
【0067】しかして、本発明では、ケーシング30と
仮組セグメント10との間に浮力液体注入機構である注
入装置31から浮力液体32を注入させることによっ
て、組立仮組セグメントは液体から浮力を受けるように
構成されている。仮組セグメント10は、この浮力によ
ってその水平方向を保持しており、仮組セグメント10
が下方に落ち込むことがない。
【0068】即ち、注入装置31から注入された浮力液
体32は、図示のようにケーシング30の後端部8に装
備されているパッキン9と坑口ケーシング7に装備され
たエントランスパッキン6とで形成された両遮水機構の
間に充満されることになる。
【0069】これによって、シールド機1及び仮組セグ
メント10とケーシング30との間に要求される遮水機
構は、更にその機能が充実されると共に、組立仮組セグ
メントは、液体からの浮力によって段差が発生して無支
持になっても水平方向を保持することができる。
【0070】以上のように、本発明による各実施の形態
では、上記のように構成されているので、仮組セグメン
トに何らの加工も施さずに組立仮組セグメントの方向を
保持しており、坑口ケーシングを用いても組立仮組セグ
メントの座屈等を回避させて安全で精度の良い発進を図
ると共に坑口からの漏水漏砂を完全に防止しながら、坑
壁の外径を小さくし、地盤改良域の厚さを減少させて統
合的な施工コストの低減を促進している。
【0071】しかして、本発明によるシールド機発進機
構と発進方法は、上記各実施の形態で説明したシールド
機発進機構と発進方法において、ケーシングの後方に配
備する仮組セグメント中に、所定の間隔でストッパー付
仮組セグメントを仮組配置することによっても構成でき
るものである。
【0072】即ち、以上の構成では、図1で説明した一
実施の形態と図6で説明した上記実施の形態とを合体す
るものであり、仮組セグメントに対する水平方向の維持
は、浮力液体による仮組セグメントの浮き上がりに加え
て、ストッパー付仮組セグメントによって仮組セグメン
トの落ち込みと浮上とを共に調整することで確立される
ことになる。
【0073】従って、本実施の形態では、組立仮組セグ
メントの水平方向をより簡易、確実に保持できることか
ら、組立仮組セグメントの座屈等を容易に回避させると
共に止水機構を確実に機能させて、坑口からの漏水漏砂
を防止して安全で精度の高い発進を増長することが可能
になるものである。
【0074】以上、本発明によるシールド機発進機構と
発進方法を各実施の形態に基づいて詳細に説明してきた
が、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものでな
く、竪坑、隧道、トンネル等の適用分野、ケーシング、
仮組セグメント等の具体的な形状や材質に関する変更に
おいても発明の趣旨に反しない範囲において種々の変更
が包含されることは当然のことである。
【0075】
【発明の効果】請求項1に記載のシールド機発進機構
は、坑壁内面に配置したケーシングにシールド機を設置
し、ケーシングの後方に配備する仮組セグメントから反
力を取ることでシールド機を発進するシールド機発進機
構において、配備される仮組セグメント中にストッパー
付仮組セグメントを所定の間隔で配置することを特徴と
しており、組立仮組セグメントの方向を保持することで
坑口ケーシングを用いても組立仮組セグメントの座屈等
を回避させて安全で精度の良い発進を図ると共に止水機
構を確実に機能させて坑口からの漏水漏砂を完全に防止
しながら、坑壁の外径を小さくし、地盤改良域の厚さを
減少させて統合的な施工コストの低減を促進している。
【0076】請求項2に記載の発明であるシールド機発
進機構は、配置したケーシングが、軸長を坑壁の厚さで
特定され、設置するシールド機の軸長をケーシングより
長くして、ケーシング後端とシールド機との間に遮水機
構を装備すると共にケーシング前端に遮水部材を配置し
て成るシールド機発進機構において、ケーシングの遮水
機構と遮水部材間に浮力液体注入機構を設置することを
特徴としており、仮組セグメントに何らの加工も施すこ
となく組立仮組セグメントの方向を保持して、坑口ケー
シングを用いても組立仮組セグメントの座屈等を回避さ
せて安全で精度の良い発進を図ると共に止水機構を確実
に機能させて坑口からの漏水漏砂を完全に防止しなが
ら、坑壁の外径を小さくし、地盤改良域の厚さを減少さ
せて統合的な施工コストの低減を促進する効果を奏して
いる。
【0077】請求項3に記載のシールド機発進機構は、
請求項2に記載のシールド機発進機構において、ケーシ
ングの後方に配備する仮組セグメントが、ストッパー付
仮組セグメントを仮組セグメント中に所定の間隔で配置
することを特徴としており、上記機能に加えて、浮力液
体による仮組セグメントの浮き上がりをストッパー付仮
組セグメントと共に調整することで仮組セグメントの水
平方向を容易に維持する効果を奏している。
【0078】請求項4に記載の発明であるシールド機発
進機構の発進方法は、請求項1又は3に記載のシールド
機発進機構の発進方法あって、シールド機を坑口予定部
に当接させる段階でストッパー付仮組セグメントを配置
して、坑壁の切削を完了した段階でストッパー付仮組セ
グメントのストッパーを突出させたりケーシングと仮組
セグメント間に浮力液体注入機構から浮力液体を注入さ
せることで仮組セグメントの水平方向を維持し、次いで
シールド機が地盤改良部を掘削し始める段階でストッパ
ー付仮組セグメントを配置して、地盤改良部の掘削を完
了した段階でストッパー付仮組セグメントからストッパ
ーを突出させると共に本セグメントを配置して本セグメ
ントの水平方向を確保することを特徴としており、組立
仮組セグメントの方向を保持して、組立仮組セグメント
の座屈等を回避させると共に止水機構を確実に機能させ
ることで坑口からの漏水漏砂を防止し安全で精度の高い
発進を図れる効果を奏している。
【0079】請求項5に記載の発明であるシールド機発
進機構の発進方法は、請求項2に記載のシールド機発進
機構の発進方法あって、シールド機を前進させて坑壁の
切削を完了した段階で、ケーシングと仮組セグメント間
に浮力液体注入機構から浮力液体を注入させて組立仮組
セグメントの水平方向を保持することを特徴としてお
り、仮組セグメントに何らの加工も施すことなく組立仮
組セグメントに水平方向を保持させて、組立仮組セグメ
ントの座屈等を回避させると共に止水機構を確実に機能
させることで坑口からの漏水漏砂を防止し安全で精度の
高い発進を図れる効果を奏している。
【0080】本発明によるストッパー付仮組セグメント
は、請求項1又は3に記載されたシールド機発進機構に
用いるストッパー付仮組セグメントであって、突出可能
なストッパーを仮組セグメントの外周面に放射状に装備
させて成り、組立仮組セグメントの水平方向を保持して
安全で精度の良い発進させる効果を奏している。
【図面の簡単な説明】
【 図1】本発明によるシールド機発進機構の概要図
【 図2】本発明によるシールド機発進機構に用いるス
トッパーの断面図
【 図3】本発明によるシールド機発進機構でシールド
機による竪坑壁の切削完了状態図
【 図4】本発明によるシールド機発進機構でシールド
機による地盤改良部の掘削状態図
【図5】本発明によるストッパー付仮組セグメントの斜
視図
【 図6】本発明によるシールド機発進機構の他の実施
形態図
【 図7】本発明によるシールド機発進機構の他の実施
形態における地盤改良部の掘削状態図
【 図8】従来におけるシールド機発進機構の概要図
【 図9】従来における仮組セグメントの落ち込み状態
を示す側断面図
【符号の説明】
1 シールド機、 2 ケーシング、 3 反力壁、
4 竪坑壁、5 前端部、 6 エントランスパッキ
ン、 7 坑口ケーシング、8 後端部、 9 パッキ
ン、 10 仮組セグメント、11 元押しジャッキ、
12 鋼製反力、 13 テールシールパッキン、1
4 地盤改良部、 15 坑口予定部、16 ストッパ
ー付仮組セグメント、 17 ストッパー、18 セグ
メント支持架台、 19 本セグメント、20 仮組セ
グメント、 21 心棒、 22 面板穴、 23 先
端、24 基礎部分、 25 オネジ、 26 把握
部、 27 支持部、30 ケーシング、 31 止水
機構、 32 浮力液体、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藪ノ 和洋 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内 Fターム(参考) 2D054 AC02 EA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 坑壁内面に配置したケーシングにシール
    ド機を設置し、該ケーシングの後方に配備する仮組セグ
    メントから反力を取ることでシールド機を発進するシー
    ルド機発進機構であって、該配備される仮組セグメント
    中にストッパー付仮組セグメントを所定の間隔で配置す
    ることを特徴とするシールド機発進機構。
  2. 【請求項2】 配置したケーシングが、軸長を坑壁の厚
    さで特定され、設置するシールド機の軸長を該ケーシン
    グより長くして、ケーシング後端とシールド機との間に
    遮水機構を装備すると共にケーシング前端に遮水部材を
    配置して成るシールド機発進機構であって、該ケーシン
    グの遮水機構と遮水部材間に浮力液体注入機構を設置す
    ることを特徴とするシールド機発進機構。
  3. 【請求項3】 ケーシングの後方に配備する仮組セグメ
    ントが、ストッパー付仮組セグメントを仮組セグメント
    中に所定の間隔で配置することを特徴とする請求項2に
    記載のシールド機発進機構。
  4. 【請求項4】 シールド機を坑口予定部に当接させる段
    階でストッパー付仮組セグメントを配置して、坑壁の切
    削を完了した段階でストッパー付仮組セグメントのスト
    ッパーを突出させたりケーシングと仮組セグメント間に
    浮力液体注入機構から浮力液体を注入させることで仮組
    セグメントの水平方向を維持し、次いでシールド機が地
    盤改良部を掘削し始める段階でストッパー付仮組セグメ
    ントを配置して、地盤改良部の掘削を完了した段階でス
    トッパー付仮組セグメントからストッパーを突出させる
    と共に本セグメントを配置して本セグメントの水平方向
    を確保することを特徴とする請求項1又は3に記載のシ
    ールド機発進機構の発進方法。
  5. 【請求項5】 シールド機を前進させて坑壁の切削を完
    了した段階で、ケーシングと仮組セグメント間に浮力液
    体注入機構から浮力液体を注入させて組立仮組セグメン
    トの水平方向を保持することを特徴とする請求項2に記
    載のシールド機発進機構の発進方法。
  6. 【請求項6】 請求項1又は3に記載されたシールド機
    発進機構に用いるストッパー付仮組セグメントであっ
    て、突出可能なストッパーを仮組セグメントの外周面に
    放射状に装備させて成るストッパー付仮組セグメント。
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JP2020090819A (ja) * 2018-12-05 2020-06-11 大成建設株式会社 反力受け構造
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