JP2003111307A - 電力系統の寿命診断方法及び寿命診断システム - Google Patents

電力系統の寿命診断方法及び寿命診断システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イベント発生時には保守員は作業中の他の業
務を止めて先ず該イベント発生のリレ−盤の点検に走ら
なければならない。イベントが緊急性の高い重大イベン
トの場合にはイベント発生原因や発生個所、症状等の把
握が遅れたりする。 【解決手段】 イベント発生により機器制御装置1A1
の第1記憶装置1A151内の各種状態情報のうち、余
寿命診断に必要な電力系統状態情報を第2記憶装置1A
152にダウンロ−ドし、機器制御装置1A1の第n+2
記憶装置1A15n+2の余寿命診断プログラムが実行開
始し、機器制御装置1A1の第2記憶装置1A152内
の電力供給側電子端末2に必要な状態情報につき診断
し、その結果を電力供給側電子端末2に伝送し、機器制
御装置1A1の第2記憶装置1A152内の製品供給側
電子端末3に必要な状態情報につき診断しその結果を製
品供給側電子端末3に伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力系統を構成
する設備機器の側に設置され前記設備機器を制御する機
器制御装置、及びこの機器制御装置の外部に設けられ通
信網を介して前記機器制御装置の内部情報を取得し当該
内部情報から前記電力系統の状態を監視する監視制御装
置を備えた電力系統において、前記機器制御装置、設備
機器、等の寿命診断、つまり電力系統の寿命診断を行う
方法及びシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来では、電力系統の寿命診断は、保守
員が、リレ−盤等の機器制御装置やしゃ断器、変圧器、
発電機等の設備機器の設置場所まで行って、該機器制御
装置や設備機器を直接点検することによって行われ、そ
の時期は、通常は数年に一度、送電を停止して定期的に
行われる。
【0003】また、近年では例えば本出願人が平成12
年3月15日に出願した特願平12−199262号明
細書に記載のように、電力系統の設備機器や機器制御装
置等の、保守監視、寿命診断、機能設定/変更等を、通
信網を利用して遠隔地の電子端末によって、電子的に行
う方向の技術開発が行われ始めている。
【0004】図12は特願平12−199262号明細
書の概念図で、同図において、1A,1B,・・・1N
は変電所等の電気所で、所内には変圧器,しゃ断器,他
の設備機器(何れも図示省略)が設置されている。1A
1,1B1,・・・1N1はリレ−盤等の機器制御装置
で、前記変圧器を保護したり、前記しゃ断器をトリップ
したり、或いは系統の効率的運営の為に母線を切り替え
たりする等の各種の制御制御装置がある。2は電力会
社、小口売電会社等の電力供給側拠点で、系統設備計
画、系統制御、系統保守等に使用されるパ−ソナルコン
ピュ−タ(一般略称PC)等の電子端末21,22,2
3が設置されている。
【0005】3は前記設備機器や機器制御装置等の製品
を製造或いは販売する製品供給側拠点で、製品開発(設
計)、製品試験、製品の部品管理等に使用されるパ−ソ
ナルコンピュ−タ(一般略称PC)等の電子端末31,
32,33が設置されている。4はインタ−ネット網、
エクストラネット網、イントラネット網、LAN、専用
回線、保守回線、或いはこれらの組み合わせ等の通信網
で、前記電気所1A,1B,・・・1Nと前記電力供給
側拠点2と前記製品供給側拠点3との間で電力系統の状
態等の情報授受、系統管理や前記機器制御装置1A1,
1B1,・・・・1N1等の機能設定/変更/制御など
の信号等の情報授受、等を前記各電子端末21,22,
23,31,32,33で行う場合に使用される。
【0006】この図12で概念が示される前記特願平1
2−199262号明細書には電力系統を構成する設備
機器や、該設備機器を保護したり制御したりする前記機
器制御装置1A1,1B1,・・・1N1などに、前記
電力供給側の電子端末21,22,23や前記製品供給
側の電子端末31,32,33から、前記通信網4を介
してアクセスし、前記リレ−盤等の機器制御装置1A
1,1B1,・・1N1等を電子的に寿命診断する大略
概念が示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の人的点検
については、先ず、電力系統には多数のリレ−盤等の機
器制御装置があり、又、全ての機器制御装置に保守員を
常時張り付かせて常時点検体制を採っているのではない
為、電力系統の事故や異常時の設備機器や機器制御装置
の動作或いはこれら設備機器や機器制御装置の構成要素
の一部要素の動作の時、所謂イベント発生時には保守員
は作業中の他の業務を止めて先ず該イベント発生の機器
制御装置の点検に走らなければならない。イベントが緊
急性の高い重大イベントの場合にはイベント発生原因や
発生個所、症状等の把握が遅れたりすることもあり得
る。
【0008】また、前述の特願平12−199262号
明細書には、該明細書の極一部に、前記機器制御装置2
A,2B,・・・2N等に、前記電力供給側の電子端末
31,32,33や前記製品供給側の電子端末41,4
2,43から、前記通信網5を介してアクセスし、前記
リレ−盤等の機器制御装置2A,2B,・・・2N等を
電子的に寿命診断する大略概念が示されているが、具体
的な寿命診断方策は提示されてない。
【0009】この発明は前述のような現状に鑑みてなさ
れたものであり、電気所における設備機器や機器制御装
置等で構成される電力系統におけるイベント発生原因や
発生個所、症状等、を、電気所の設備機器や機器制御装
置以外の場所や電子機器、例えば電力供給側拠点や製品
供給側拠点においてPCやサ−バ等の電子端末から、い
ち早く把握し早期に寿命診断できる具体的な診断方法及
び診断システムを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る電力系統の寿命診断方法は、電力系統を構成する設
備機器が設置された電気所に設置され前記設備機器と共
に前記電力系統を構成し前記設備機器を制御する機器制
御装置、及びこの機器制御装置の外部に設けられ前記機
器制御装置の内部情報から前記電力系統の状態を通信網
を介して監視する監視装置を備えた電力系統において、
前記電力系統でのイベント発生により起動される診断プ
ログラムにより前記設備機器及び前記機器制御装置の少
なくとも一のイベント発生時の寿命診断を行い、この寿
命診断結果を前記設備機器及び前記機器制御装置の外部
における表示装置に表示する電力系統の寿命診断方法で
ある。
【0011】請求項2に記載の発明に係る電力系統の寿
命診断方法は、前記電力系統でのイベント発生により起
動される診断プログラムにより、複数の電気所に亘っ
て、それらの各設備機器及び各機器制御装置の少なくと
も一のイベント発生時の寿命診断を行い、この寿命診断
結果を前記各設備機器及び前記各機器制御装置の外部に
おける表示装置に表示する電力系統の寿命診断方法であ
る。
【0012】請求項3に記載の発明に係る電力系統の寿
命診断方法は、請求項1及び請求項2の何れかに記載の
電力系統の寿命診断方法において、前記表示装置が、電
力供給側拠点及び製品供給側拠点の少なくとも一方にお
ける表示装置である電力系統の寿命診断方法である。
【0013】請求項4に記載の発明に係る電力系統の寿
命診断方法は、請求項1及び請求項2の何れかに記載の
電力系統の寿命診断方法において、前記診断プログラム
が、前記電気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供
給側拠点の少なくとも一に格納されている電力系統の寿
命診断方法である。
【0014】請求項5に記載の発明に係る電力系統の寿
命診断方法は、請求項1及び請求項2の何れかに記載の
電力系統の寿命診断方法において、前記診断プログラム
が、前記電気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供
給側拠点の少なくとも一から送り出されるエ−ジェント
プログラムであり、このエ−ジェントプログラムは診断
の必要な個所で診断を行う電力系統の寿命診断方法であ
る。
【0015】請求項6に記載の発明に係る電力系統の寿
命診断方法は、請求項1及び請求項2の何れかに記載の
電力系統の寿命診断方法において、前記診断プログラム
が、前記電気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供
給側拠点の少なくとも一から送り出されるエ−ジェント
プログラムであり、このエ−ジェントプログラムは診断
の必要な複数箇所に亘って移動し、当該複数箇所で診断
を行う電力系統の寿命診断方法である。
【0016】請求項7に記載の発明に係る電力系統の寿
命診断方法は、請求項1及び請求項2の何れかに記載の
電力系統の寿命診断方法において、前記診断プログラム
が、前記電気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供
給側拠点の少なくとも一から送り出されるエ−ジェント
プログラムであり、このエ−ジェントプログラムは診断
の必要な複数箇所へ並行して発信され、各エ−ジェント
プログラムが各発信先で診断を行う電力系統の寿命診断
方法である。
【0017】請求項8に記載の発明に係る電力系統の寿
命診断方法は、請求項1及び請求項2の何れかに記載の
電力系統の寿命診断方法において、前記電気所、前記電
力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少なくとも一
から診断の必要な個所に移動するエ−ジェントプログラ
ムにより診断の必要な個所で診断に必要な状態情報を収
集し、このエ−ジェントプログラムが収集した状態情報
により、前記診断プログラムが診断を行う電力系統の寿
命診断方法である。
【0018】請求項9に記載の発明に係る電力系統の寿
命診断方法は、請求項1及び請求項2の何れかに記載の
電力系統の寿命診断方法において、前記電気所、前記電
力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少なくとも一
から診断の必要な複数箇所に亘って移動するエ−ジェン
トプログラムにより診断の必要な複数個所で診断に必要
な各々の状態情報を収集し、このエ−ジェントプログラ
ムが収集した各状態情報により、前記診断プログラムが
診断の必要な複数個所について診断を行う電力系統の寿
命診断方法である。
【0019】請求項10に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断方法は、請求項1及び請求項2の何れかに記載
の電力系統の寿命診断方法において、前記電気所、前記
電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少なくとも
一から診断の必要な複数箇所へ並行して発信されるエ−
ジェントプログラムにより診断の必要な複数個所で診断
に必要な各々の状態情報を収集し、このエ−ジェントプ
ログラムが収集した各状態情報により、前記診断プログ
ラムが診断の必要な複数個所について診断を行う電力系
統の寿命診断方法である。
【0020】請求項11に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断方法は、請求項1〜請求項10の何れか一に記
載の電力系統の寿命診断方法において、前記寿命診断
が、前記通信網を介して行われる電力系統の寿命診断方
法である。
【0021】請求項12に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断方法は、請求項1〜請求項10の何れか一に記
載の電力系統の寿命診断方法において、前記寿命診断の
少なくとも一部が、前記通信網よりセキュリティの高い
通信回線を介して行われる電力系統の寿命診断方法であ
る。
【0022】請求項13に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断方法は、請求項1〜請求項12の何れか一に記
載の電力系統の寿命診断方法において、少なくとも次の
1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力系統の寿命
診断方法である。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報により前記機器制御装置におけ
る診断プログラムが診断する。 2.この診断の結果を、前記機器制御装置から、前記電
力供給側拠点及び前記製品供給側拠点の少なくとも一方
が得る。 3.この得た診断結果を、前記電力供給側拠点及び前記
製品供給側拠点の少なくとも一方の表示装置で表示す
る。
【0023】請求項14に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断方法は、請求項1〜請求項12の何れか一に記
載の電力系統の寿命診断方法において、少なくとも次の
1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力系統の寿命
診断方法である。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報前記電力供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記電力供給側拠点におけ
る寿命診断プログラムが診断する。 3.この診断結果を、前記機器制御装置、前記電力供給
側拠点、及び製品供給側拠点の少なくとも一における表
示装置で表示する。
【0024】請求項15に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断方法は、請求項1〜請求項12の何れか一に記
載の電力系統の寿命診断方法において、少なくとも次の
1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力系統の寿命
診断方法である。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報を前記製品供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記製品供給側拠点におけ
る寿命診断プログラムが診断する。 3.この診断結果を、前記機器制御装置、前記電力供給
側拠点、及び製品供給側拠点の少なくとも一における表
示装置で表示する。
【0025】請求項16に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断方法は、請求項1〜請求項12の何れか一に記
載の電力系統の寿命診断方法において、少なくとも次の
1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力系統の寿命
診断方法である。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報を前記電力供給側拠点及び前記
製品供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記電力供給側拠点及び前
記製品供給側拠点における各寿命診断プログラムが診断
する。 3.これら診断の結果を、前記機器制御装置、前記電力
供給側拠点、及び製品供給側拠点の少なくとも一におけ
る表示装置で表示する。
【0026】請求項17に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断方法は、請求項1〜請求項16の何れか一に記
載の電力系統の寿命診断方法において、前記寿命診断結
果のトレンドを前記表示装置に表示する電力系統の寿命
診断方法である。
【0027】請求項18に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断方法は、請求項1〜請求項17の何れか一に記
載の電力系統の寿命診断方法において、前記寿命診断結
果が少なくとも要注意レベルの場合は、その旨を、前記
機器制御装置、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給
側拠点の少なくとも一へ報知する電力系統の寿命診断方
法である。
【0028】請求項19に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、電力系統を構成する設備機器が設
置された電気所に設置され前記設備機器と共に前記電力
系統を構成し前記設備機器を制御する機器制御装置、及
びこの機器制御装置の外部に設けられ前記機器制御装置
の内部情報から前記電力系統の状態を通信網を介して監
視する監視制御装置を備えた電力系統において、前記電
気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の
少なくとも一における記憶装置、この記憶装置に格納さ
れ前記設備機器及び前記機器制御装置の少なくとも一で
のイベント発生時に起動され前記設備機器及び前記機器
制御装置の少なくとも一での前記イベント発生時の寿命
診断を行う診断プログラム、及び前記電力供給側拠点及
び前記製品供給側拠点の少なくとも一に設けられ前記診
断プログラムによる寿命診断結果を表示する表示装置を
備えている電力系統の寿命診断システムである。
【0029】請求項20に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、前記各電気所、前記電力供給側拠
点、及び前記製品供給側拠点の少なくとも一における記
憶装置、この記憶装置に格納され前記各設備機器及び前
記各機器制御装置の少なくとも一でのイベント発生時に
起動され前記各設備機器及び前記各機器制御装置の少な
くとも一での前記イベント発生時の寿命診断を複数の電
気所に亘って行う診断プログラム、及び前記電力供給側
拠点及び前記製品供給側拠点の少なくとも一に設けられ
前記診断プログラムによる寿命診断結果を表示する表示
装置を備えている電力系統の寿命診断システムである。
【0030】請求項21に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、請求項19及び請求項20の何れ
か一に記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前
記診断プログラムが、前記電気所、前記電力供給側拠
点、及び前記製品供給側拠点の少なくとも一から送り出
され診断の必要な個所に移動して当該個所の診断を行う
エ−ジェントプログラムである電力系統の寿命診断シス
テムである。
【0031】請求項22に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、請求項19及び請求項20の何れ
かに記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記
診断プログラムが、前記電気所、電力供給側拠点、及び
製品供給側拠点の少なくとも一から送り出され診断の必
要な複数箇所に亘って移動し、当該複数箇所で診断を行
うエ−ジェントプログラムである電力系統の寿命診断シ
ステムである。
【0032】請求項23に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、請求項19及び請求項20の何れ
かに記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記
診断プログラムが、前記電気所、前記電力供給側拠点、
及び前記製品供給側拠点の少なくとも一から、診断の必
要な複数箇所へ並行して発信され、各エ−ジェントプロ
グラムが各発信先で診断を行うエ−ジェントプログラム
である電力系統の寿命診断システムである。
【0033】請求項24に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、請求項19及び請求項20の何れ
かに記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記
電気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点
の少なくとも一から診断の必要な個所に移動するエ−ジ
ェントプログラムにより診断の必要な個所で診断に必要
な状態情報を収集し、このエ−ジェントプログラムが収
集した状態情報により、前記診断プログラムが診断を行
う電力系統の寿命診断システムである。
【0034】請求項25に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、請求項19及び請求項20の何れ
かに記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記
電気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点
の少なくとも一から診断の必要な複数箇所に亘って移動
するエ−ジェントプログラムにより診断の必要な複数個
所で診断に必要な各々の状態情報を収集し、このエ−ジ
ェントプログラムが収集した各状態情報により、前記診
断プログラムが診断の必要な複数個所について診断を行
う電力系統の寿命診断システムである。
【0035】請求項26に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、請求項19及び請求項20の何れ
かに記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記
電気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点
の少なくとも一から診断の必要な複数箇所へ並行して発
信されるエ−ジェントプログラムにより診断の必要な複
数個所で診断に必要な各々の状態情報を収集し、このエ
−ジェントプログラムが収集した各状態情報により、前
記診断プログラムが診断の必要な複数個所について診断
を行う電力系統の寿命診断システムである。
【0036】請求項27に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、請求項19〜請求項26の何れか
一に記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記
寿命診断が、前記通信網を介して行われる電力系統の寿
命診断システムである。
【0037】請求項28に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、請求項19〜請求項26の何れか
一に記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記
寿命診断の少なくとも一部が、前記通信網よりセキュリ
ティの高い通信回線を介して行われる電力系統の寿命診
断システムである。
【0038】請求項29に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、請求項19〜請求項28の何れか
一に記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、少な
くとも次の1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力
系統の寿命診断システムである。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報により前記機器制御装置におけ
る診断プログラムが診断する。 2.この診断の結果を、前記機器制御装置から、前記電
力供給側拠点及び前記製品供給側拠点の少なくとも一方
が得る。 3.この得た診断結果を、前記機器制御装置、前記電力
供給側拠点及び前記製品供給側拠点の少なくとも一方の
表示装置で表示する。
【0039】請求項30に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、請求項19〜請求項28の何れか
一に記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、少な
くとも次の1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力
系統の寿命診断システムである。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報を前記電力供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記電力供給側拠点におけ
る寿命診断プログラムが診断する。 3.この診断結果を、前記機器制御装置、前記電力供給
側拠点、及び製品供給側拠点の少なくとも一における表
示装置で表示する。
【0040】請求項31に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、請求項19〜請求項28の何れか
一に記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、少な
くとも次の1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力
系統の寿命診断システムである。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報を前記製品供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記製品供給側拠点におけ
る寿命診断プログラムが診断する。 3.この診断結果を、前記機器制御装置、前記電力供給
側拠点、及び前記製品供給側拠点の少なくとも一におけ
る表示装置で表示する。
【0041】請求項32に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、請求項19〜請求項28の何れか
一に記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、少な
くとも次の1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力
系統の寿命診断システムである。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報を前記電力供給側拠点及び前記
製品供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記電力供給側拠点及び前
記製品供給側拠点における各寿命診断プログラムが診断
する。 3.これら診断の結果を、前記機器制御装置、前記電力
供給側拠点、及び製品供給側拠点の少なくとも一におけ
る表示装置で表示する。
【0042】請求項33に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、請求項19〜請求項32の何れか
一に記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記
寿命診断結果のトレンドを前記表示装置に表示する電力
系統の寿命診断システムである。
【0043】請求項34に記載の発明に係る電力系統の
寿命診断システムは、請求項19〜請求項33の何れか
一に記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記
寿命診断結果が少なくとも要注意レベルの場合は、その
旨を、前記機器制御装置、前記電力供給側拠点、及び前
記製品供給側拠点の少なくとも一へ報知する電力系統の
寿命診断システムである。
【0044】
【発明の実施の形態】以下の実施形態は、何れも機器制
御装置がリレー盤(保護リレー装置)の場合について例
示する。
【0045】実施の形態1.以下、実施の形態1におけ
るシステム構成の一例を図1によって説明する。図1に
おいて、1A,1B,〜1Nは電力系統における電気所
或いは変電所で、図示のように、所内には変圧器(図示
せず)、保護制御機能を備えたリレー盤(保護リレー装
置)からなる機器制御装置1A1,1A2,1B1,〜
1N1、しゃ断器CB、計器用変流器CT、計器用変圧
器PT、HMI(ヒュ−マン・マシ−ン・インタ−フェ
イス)1A2,1B2,〜1N2、ル−タ1A3,1B
3,〜1N3、所内通信回線1A4,1B4,〜1N
4、制御信号等の同期をとるために使用される標準時刻
を得るGPSアンテナやFMアンテナ1A5,1B5,
〜1N5、母線や送電線1B6,〜1N6(電気所1A
については図示省略)、モバイルPC等の電子端末1B
7、等が設置されている。
【0046】前記リレー盤(保護リレー装置)からなる
機器制御装置1A1,1A2,1B1,〜1N1は、母
線や送電線における地絡事故や短絡事故等を検出すると
しゃ断器CBをトリップするが、トリップ機能のみでな
く、地絡事故や短絡事故等の事故発生時における系統状
態情報や、トリップに至らない異常状態の系統状態情報
や、正常状態の系統状態情報等を収集して、系統状態の
実デ−タ情報として前記機器制御装置1A1,1A2,
1B1,〜1N1の内部記憶装置(図示省略)に格納す
る機能や、Webサ−バ(図示省略)の機能も有してい
る。
【0047】なお、前記機器制御装置1A1,1A2,
1B1,〜1N1の内部記憶装置等、前記機器制御装置
内のシステム構成や機能は、図1では図示省略してある
が別途図示し説明する。また、前記系統状態情報とは、
例えば、母線に設置されている遮断器CBや区分開閉器
Sの開閉状態を示す情報、母線電圧、母線電流、零相電
流、差電流、周波数、高調波、しゃ断電流、しゃ断電
圧、しゃ断時逆起電力、外気温、室内温度、機器温度、
湿度、雨量、水量、屋外風力(風速)、機器回転数、気
圧、設備機器の一部要素である密閉容器内の圧力、ケ−
ブルや巻線の絶縁抵抗や誘電率、潮流、変圧器タップチ
ェンジャ−のタップ位置、磁束、磁束密度、磁界や電解
の強度、等々、設備機器や機器制御装置自体の状態信
号、母線や送電線の各種電気量や磁気量、設備機器や機
器制御装置等の環境状況、等々、電力系統に直接的或い
は間接的に影響する広範な各種情報を意味する。
【0048】2は例えば中央給電所や給電所支店、制御
所などの電力供給側拠点で、更に設備計画拠点、制御拠
点、保守拠点、等が設けられており、これらの機能を行
うため、ル−タ21,22、診断サ−バからなる電子端
末23、モバイルPCからなる電子端末24、PC等の
表示装置付の電子端末25,26,・・・2n、拠点内
通信回線274が設置されている。なお、寿命診断機能
は、前記電子端末23,24,25,26,・・・2n
の少なくとも一が、それらの記憶装置に寿命診断プログ
ラムを搭載されることにより保有することになり、それ
らのCPU及び操作員の操作により寿命診断機能が実行
される。これら寿命診断を行うシステム構成や寿命診断
機能の具体例は、別途図示して後述する。
【0049】3は電力系統を構成する設備機器や該設備
機器を制御する制御装置などの製品を開発或いは製造或
いは販売する製品供給側拠点で、更に製品開発(設計)
拠点、製品試験拠点、部品(製品)管理拠点が設けられ
ており、これらの機能を行うため、ル−タ31,32、
診断サ−バからなる電子端末33、モバイルPCからな
る電子端末34、PC等の表示装置付の電子端末35,
36,・・・3n、拠点内通信回線374が設置されて
いる。なお、寿命診断機能は、前記電子端末33,3
4,35,36,・・・3nの少なくとも一が、それら
の記憶装置に寿命診断プログラムを搭載されることによ
り保有することになり、それらのCPU及び操作員の操
作により寿命診断機能が実行される。これら寿命診断を
行うシステム構成や寿命診断機能の具体例は、別途図示
して後述する。
【0050】4は通信網で、インタ−ネットやWebで
利用する公衆通信回線41,42、イントラネットやエ
クストラネットで利用したり保護制御等の特定用途に使
用される特定通信回線43,44、前記所内通信回線1
A4,1B4,1N4、前記拠点内通信回線274,3
74で構成されている。なお、前記公衆通信回線41,
42、及び該公衆通信回線41,42と接続される前記
所内及び拠点内の特定通信回線各特定通信回線1A4,
1B4,1N4,274,374は点線で図示してあ
る。又、前記公衆通信回線41,42と接続されない前
記特定通信回線43,44や前記所内及び拠点内の各特
定通信回線1A4,1B4,1N4,274,374は
実線で図示してある。
【0051】また、前記特定通信回線43,44は前記
公衆通信回線41,42に比べ、通信網を介した通信傍
受や不正アクセスに対するセキュリティが高いので、前
記特定通信回線43,44と前記公衆通信回線41,4
2とはそれなりに使い分けしてある。例えば、前記機器
制御装置1A1,1A2,1B1,1N1に保存されて
いる電力系統状態情報を前記電力供給側拠点2や製品供
給側拠点3の電子端末24,25,26,・・・2n,
34,35,36・・・3nにダウンロ−ドして電力系
統の状態を監視する監視装置(システム)では前記点線
で図示してある公衆通信回線41,42等を利用し、前
記機器制御装置1A1,1A2,1B1,1N1の機能
設定や機能変更など電力系統の運転に影響を与える能動
的機能装置(システム)では前記特定通信回線43,4
4等を利用する。
【0052】前記監視装置(システム)の場合は、前記
公衆通信回線41,42等を利用した前記機器制御装置
1A1,1A2,1B1,1N1へのアクセス機能を実
現するために、前記機器制御装置1A1,1A2,1B
1,1N1にはWebサ−バ(図示省略)を搭載し、前
記監視装置に使用する電子端末電子端末24,25,2
6,・・・2n,34,35,36・・・3nにはWe
bブラウザ(図示省略)を搭載してある。
【0053】寿命診断については、前記機器制御装置1
A1,1A2,1B1,1N1に保存されている電力系
統状態情報を利用して前記電力供給側拠点2や製品供給
側拠点3の電子端末23,24,25,26,・・・2
n,33,34,35,36・・・3nの少なくとも一
を使って寿命診断する。寿命診断の場合、回線敷設費用
の節減や、使用する電力系統状態情報が系統監視と一部
重なる関係で表示装置を系統監視と共用することを考慮
すれば、公衆通信回線41,42を利用する方が好都合
であるが、セキュリティを重視する場合は特定通信回線
43,44,等を利用する。この寿命診断の具体的シス
テム構成や診断動作形態は以下に具体的に図示説明す
る。
【0054】実施の形態2.図2は、寿命診断の具体的
方法及びシステム構成の実施形態の一例を、機器制御装
置がリレ−盤の場合を示し、図3はその動作形態のフロ
−図である。以下、図2について、システム構成及び構
成要素の機能を順に説明し、その後、システムの動作を
図2及び図3によって説明する。
【0055】先ず最初にシステム構成を図2によって説
明する。説明は、前記電気所1A、電力供給側拠点2、
製品供給側拠点3、の順に行う。先ず、前記電気所1A
の前記機器制御装置1A1について、説明する。先ず、
前記電気所1Aの前記機器制御装置1A1について、1
A1は前記A電気所(変電所)1Aに設置されたリレ−
盤からなる機器制御装置で、装置入力側のI/O1A1
1、装置出力側のI/O1A12、表示装置1A13、
CPU1A14、記憶装置1A15、及びイベント発生
検出手段1A16で構成されている。前記記憶装置1A
15は、揮発性の第1記憶装置1A151、不揮発性の
第2記憶装置1A152、不揮発性の第3記憶装置1A
153、・・・不揮発性の第n記憶装置1A15n、不
揮発性の第n+1記憶装置1A15n+1、及び不揮発性の
第n+2記憶装置1A15n+2で構成されている。
【0056】次に、電力供給側拠点2について、25は
電力供給側拠点2に設置されたPC等の電子端末で、I
/O251、表示装置252、CPU253、及び記憶
装置254で構成されている。前記記憶装置254は、
不揮発性の第1記憶装置2541、・・・不揮発性の第
n記憶装置254n、不揮発性の第n+1記憶装置254
n+1、不揮発性の第n+2記憶装置254n+2で構成され
ている。
【0057】次に、製品提供側拠点3について、35は
製品提供側拠点3に設置されたPC等の電子端末で、I
/O351、表示装置352、CPU353、及び記憶
装置354で構成されている。前記記憶装置354は、
不揮発性の第1記憶装置3541、不揮発性の第2記憶
装置3542、・・・不揮発性の第n記憶装置354
n、不揮発性の第n+1記憶装置354n+1で構成されて
いる。4はインタ−ネット、エクストラネット、イント
ラネット、LAN、内部バス等の通信網で、公衆通信回
線、特定通信回線、コンピュ−タ内部バスなどの混成通
信網である。
【0058】次に、各構成要素の機能を説明する。説明
は、前記電気所1A、電力供給側拠点2、製品供給側拠
点3、の順に行う。先ず、前記電気所1Aの前記機器制
御装置1A1について、前記I/O1A11は前述の実
施形態1で説明した事故時、異常時、正常時の各種の系
統状態情報を常時入力する。前記揮発性の第1記憶装置
1A151は、前記I/O1A11に入力された前記各
種系統状態情報を一時的に格納する。前記不揮発性の第
2記憶装置1A152は、前記第1記憶装置1A151
に格納された前記各種系統状態情報のうち寿命診断に必
要な情報が前記第1記憶装置1A151からダウンロ−
ドされた後、該ダウンロ−ドされた情報を格納する。前
記不揮発性の第3記憶装置1A153は各種リレ−のリ
レ−機能を実行するリレ−プログラムを格納している。
【0059】前記不揮発性の第n記憶装置1A15n
は、パリティチェック、自己診断、他、リレ−装置に必
要なその他プログラムを格納している。前記第n+1記憶
装置1A15n+1は、前記リレ−プログラム、後述のイ
ベント発生時に診断する診断プログラム、前記リレ−装
置に必要な各種プログラムを、所定の記憶装置の所定領
域(指定番地)に搭載するプログラム搭載プログラムを
格納している。前記第n+2記憶装置1A15n+2は、前
記第2記憶装置1A152に格納されている電力系統状
態情報につきイベント発生時に診断する診断プログラム
を格納している。イベント発生検出手段1A16は、イ
ベントの発生を検出し、前記CPU1A14に一連の診
断動作を開始させる。なお、このイベント発生検出手段
1A16は、個別に設けずに、前期CPU1A14に該
イベント発生検出機能を持たせてもよい。前記表示装置
1A13は、前記イベント発生の表示や前記寿命診断の
結果の表示、などの表示を行う。なお、図示してない
が、前記表示装置1A13とは別に、ランプ、ブザ−、
スピ−カ等の報知装置も設けられており、寿命診断結果
が余寿命が比較的短く注意を要する場合は、事故や異常
時とは異なる報知、例えばランプの場合は、事故や異常
時は赤の点滅、余寿命が短いときは黄色の点滅など、を
行なうようにしてある。
【0060】ここで、イベント発生とは、例えば、地絡
や短絡等の系統事故の場合、事故ではないが過電圧、過
電流、電圧低下、周波数低下等の異常な状態(正常では
ない状態)が発生した場合、リレ−出力が出た場合、リ
レ−出力は出てないが外部事故等でリレ−の一部要素が
動作した場合、変圧器やしゃ断器等の容器が異常な圧力
や温度になった場合、発電機や電動機の回転数や巻線温
度が異常値になった場合、零相電流が発生した場合、等
々、リレ−等の機器制御装置の内部や、機器制御装置の
外部、設備機器(変圧器、しゃ断器、他、母線や送電線
も含む)の内部や外部における動作、電気量、磁気量、
機器制御装置や設備機器の環境、等が正常な状態から異
常な状態や事故の状態に変化した場合の諸事象を言う。
【0061】次に、前記電力供給側拠点2について、前
記I/O251は、前記電気所1Aの前記第n-1記憶装
置(図示せず)に格納されている寿命診断結果を、前記
電気所1AのI/O1A12から入力する。前記第1記
憶装置2541は、電力系統の拡張,変更の計画や電力
設備の増設,変更、電力系統の監視、電力系統の保守,
点検の計画等を行う各種プログラムを格納している。前
記第n記憶装置254nは、パリティチェック、自己診
断、他、前記電力供給側拠点2に必要なその他プログラ
ムを格納している。前記第n+1記憶装置254n+1は、
前記電力系統の拡張,変更の計画や電力設備の増設,変
更、電力系統の監視、電力系統の保守,点検の計画など
を行う各種プログラム、及び前記パリティチェック、自
己診断、他、前記電力供給側拠点2に必要な各種プログ
ラムを、所定の記憶装置の所定領域(指定番地)に搭載
するプログラム搭載プログラムを搭載している。前記表
示装置252は、前記機器制御装置1A1における第n
+2の寿命診断プログラムによる寿命診断結果、前記電力
系統計画、前記電力系統監視情報、前記電力系統保守,
点検計画、等を表示する。なお、図示してないが、前記
表示装置252とは別に、ランプ、ブザ−、スピ−カ等
の報知装置も設けられており、寿命診断結果が余寿命が
比較的短く注意を要する場合は、事故や異常時とは異な
る報知、例えばランプの場合は、事故や異常時は赤の点
滅、余寿命が短いときは黄色の点滅など、を行なうよう
にしてある。
【0062】次に、前記製品供給側拠点3について、前
記I/O351は、前記電気所1Aの前記第n-1記憶装
置(図示せず)に格納されている寿命診断結果を、前記
電気所1AのI/O1A12から入力する。前記第1記
憶装置3541は、リレ−等の機器制御装置1A1,・
・・、しゃ断器や変圧器等の設備機器、或いはそれらの
部品、等のH/W製品やS/W製品に関する試験プログ
ラムを格納している。前記第2記憶装置3542は、前
記リレ−等の機器制御装置1A1,・・・、しゃ断器や
変圧器等の設備機器、或いはそれらの部品、等のH/W
製品やS/W製品に関する設計プログラムや設計支援プ
ログラムを格納している。前記第n記憶装置354n
は、パリティチェック、自己診断、他、前記製品供給側
拠点3に必要なその他プログラムを格納している。前記
第n+1記憶装置254n+1は、前記試験プログラムや設
計プログラム、設計支援プログラム等の各種プログラ
ム、及び前記パリティチェック、自己診断、他、前記製
品供給側拠点3に必要な各種プログラムを、所定の記憶
装置の所定領域(指定番地)に搭載するプログラム搭載
プログラムを搭載している。前記表示装置352は、前
記機器制御装置1A1における第n+2の寿命診断プログ
ラムによる寿命診断結果、前記製品試験の計画,工程,
結果,評価、前記製品設計の計画,工程,結果,評価、
等を表示する。なお、図示してないが、前記表示装置2
52とは別に、ランプ、ブザ−、スピ−カ等の報知装置
も設けられており、寿命診断結果が余寿命が比較的短く
注意を要する場合は、事故や異常時とは異なる報知、例
えばランプの場合は、事故や異常時時は赤の点滅、余寿
命が短いときは黄色の点滅など、を行なうようにしてあ
る。
【0063】なお、前記電気所(変電所)1B,・・・
1Nについては、それらのシステム構成、構成要素の機
能が、前述の電気所(変電所)1Aと同一又は同様であ
るので説明は割愛する。また同様に、前記電力供給側拠
点2における前記電子端末26,・・・2nについて
も、それらのシステム構成、構成要素の機能が、前述の
電子端末25と同一又は同様であるので説明は割愛す
る。同様に、前記製品供給側拠点3における前記電子端
末36,・・・前記電子端末3nについても、それらの
システム構成、構成要素の機能が、前述の電子端末25
と同一又は同様であるので説明は割愛する。
【0064】次に、実施の形態2における一動作形態を
示すフロ−図(図3)について説明する。図3におい
て、ST1はイベント発生を検出するステップ、ST2
は前記リレ−盤等の機器制御装置1A1における揮発性
の前記第1記憶装置1A151内の前記電力系統の状態
情報のうち寿命診断に必要な状態情報を、不揮発性の前
記第2記憶装置1A152にダウンロ−ドするステッ
プ、ST3は前記機器制御装置1A1における前記第n
+2記憶装置1A15n+2の寿命診断プログラムの実行開
始のステップ、ST4は前記第2記憶装置1A152内
の、前記電力供給側電子端末25に必要な状態情報につ
き診断し、その結果を、前記電力供給側電子端末25に
伝送するステップ、ST5は前記第2記憶装置1A15
2内の、前記製品供給側電子端末35に必要な状態情報
につき診断し、その結果を、前記製品供給側電子端末3
5に伝送するステップである。
【0065】次に実施形態2の動作を図2及び図3によ
り説明する。例えば電力系統の電気所においてしゃ断器
再閉路等のイベントが発生すると、前記機器制御装置1
A1(リレ−盤)におけるイベント発生検出手段1A1
6が「イベント発生」を検出(ステップST1)し、先
ず、前記CPU1A14が、前記リレ−盤等の機器制御
装置1A1における揮発性の前記第1記憶装置1A15
1内の前記電力系統の状態情報のうち寿命診断に必要な
状態情報を、不揮発性の前記第2記憶装置1A152に
ダウンロ−ドする(ステップST2)。次いで、前記機
器制御装置1A1の前記CPU1A14が前記第n+2記
憶装置1A15n+2内の前記寿命診断プログラムを起動
させ、この起動により、前記余寿命診断プログラムは実
行を開始する(ステップST3)。
【0066】この寿命診断プログラムの実行開始によ
り、前記第n+2記憶装置1A15n+2内の、前記電力供
給側拠点2に必要な状態情報につき診断し、その結果の
情報を、前記電力供給側電子端末25に伝送(ステップ
ST4)し、該電力供給側電子端末2では、前記診断結
果情報を、前記記憶装置254の例えば第n-1記憶装置
(図示せず)に保存すると共に、前記電力供給側電子端
末2内の前記表示装置252に表示する。
【0067】更に、前記第n+2記憶装置1A15n+2内
の、前記製品供給側拠点3に必要な状態情報についても
診断し、その結果の情報を、前記製品供給側電子端末3
5に伝送(ステップST5)し、該製品供給側電子端末
3では、前記診断結果情報を、前記記憶装置354の例
えば第n-1記憶装置(図示せず)に保存すると共に、前
記電力供給側電子端末3内の前記表示装置352に表示
する。
【0068】リレ−盤等の機器制御装置1A1内の表示
装置1A13には、前述の前記電力供給側電子端末25
2に必要な状態情報についての診断結果及び前記製品提
供側電子端末352に必要な状態情報についての診断結
果の双方を、同時に、及び選択的に表示できる。また、
イベントが発生したことは、前記表示装置1A13,2
52,352の全てに表示或いは報知される。なお、前
記表示装置1A13,252,352による表示や報知
としては、CRT、液晶表示装置、プラズマディスプレ
イ、電子メ−ル、携帯電話、等での画面や音声による表
示や報知の他、プリンタ、コピ−機、FAX機器、等で
の印刷による表示や報知、等々、必要に応じて各種表示
(報知)を行なう。
【0069】実施の形態2においては、前述のようなシ
ステム構成で前述のような動作をするので、電力系統に
おいて機器制御装置1A1や設備機器(変圧器、しゃ断
器、他)の内部或いは外部にイベントが発生した場合、
変電所等の電気所1Aのリレ−盤等の機器制御装置1A
1や設備機器までわざわざ出向かなくても、電力供給側
電子端末2或いは製品製造側電子端末3において、イベ
ントが発生したこと、及びイベント発生時の診断結果
を、確認できる。
【0070】製品寿命は、イベントが発生しなければ殆
ど短くならず、イベントの発生によって短くなる。例え
ば、リレ−接点やしゃ断器接点はその開閉によって接点
寿命は短くなる。一方、製品の保証寿命年数は、接点の
経験的平均開閉頻度等により推定して決めるが、電力系
統の過密度、負荷の種類、環境、天候状態などの諸条件
により接点の開閉頻度は区々である。つまりイベントの
発生頻度は異なり、従って、実際の製品寿命年数は保証
寿命年数とは異なる。また製品寿命のチェックつまり製
品や当該製品の部品のリプレイスや補修の要否判断は、
従前は人手による定期点検での点検時に行なっていた
が、定期点検の時期を該諸条件に併せて細かに調整する
ことは、定期点検には停電も伴うことからして柔軟な対
応は難しい。このようなことからして、常時収集の前記
系統状態情報によりイベント発生毎に自動的に寿命診断
を行なえるようにすることは極めて有用である。
【0071】以上の説明は、前記電気所1Aの機器制御
装置1A1、前記電力供給側拠点2の電子端末25、及
び前記製品供給側拠点3の電子端末35、の3者を例に
して個々の、及び相対的な、具体的システム構成、機
能、及び動作について説明したが、前記電気所1Aの他
の機器制御装置1A2、前記他の電気所1B・・・1N
の各機器制御装置1B1・・・1N1の、個々の、及び
前記電力供給側拠点2の電子端末25及び前記製品供給
側拠点3の電子端末35との3者の相対的な具体的シス
テム構成、機能、及び動作は、前述の前記電気所1Aの
機器制御装置1A1、前記電力供給側拠点2の電子端末
25、及び前記製品供給側拠点3の電子端末35、の3
者の個々の、及び相対的な、具体的システム構成、機
能、及び動作と同一又は同様であるため、それらの説明
は割愛する。
【0072】実施の形態3.図4はイベント発生時の寿
命診断の具体的な事例を、表示装置における画面表示の
場合について示す図で、機器制御装置がリレ−装置の場
合におけるディジタル処理回路の瞬発不良の回数から余
寿命を診断するものである。図4において、5は表示画
面で、前述の図2における前記電気所1A側の表示装置
1A13、前記電力供給側拠点2の表示装置252、及
び前記製品供給側拠点3の表示装置352の表示画面で
ある。
【0073】この図4の表示画面5には、図示のように
「リレ−回路構成図」と「ディジタル処理回路の瞬発不
良の回数」とが同一画面上に表示されるようにしてあ
る。図4において、51は表示されているものが「リレ
−回路構成図」であることのタイトル表示、52は表示
されているものが「ディジタル処理回路の瞬発不良の回
数」であることのタイトル表示である。
【0074】前記「リレ−回路構成図」51においてC
Tは変流器、PTは計器用変圧器、511はフィルタ、
512はS/H(スレッシュホ−ルド回路)、513は
A/D(アナログ・ディジタル変換回路)、514はデ
ィジタル処理回路、515はフォトカプラ等のリレ−出
力、516は試験用高調波印加電圧または試験用直流印
加電圧、517はゲインの表示である。前記「ディジタ
ル処理回路の瞬発不良の回数」52は横軸を新設或いは
リプレイス時からの経過年、縦軸を瞬発不良の回数/
月、とした棒グラフで、横軸の☆印t1・・・tnはイベン
ト発生時点、つまり本例では瞬発不良発生時点、521
は瞬発不良の発生頻度(回数/月)の保証レベル(回数
/月)、つまり保証寿命である。522は警告発信レベ
ル(回数/月)である。523は警告の表示領域で、図
ではこの表示領域に「注:保証寿命比較的近い」の表示
が出ている。524は余寿命で、前記ディジタル処理回
路514の瞬発不良発生時点☆印t1・・・tnにおける該
瞬発不良発生回数/月(レベル)と前記保証レベル(保
証瞬発不良発生回数/月)との差である。53は、前記
「ディジタル処理回路の瞬発不良の回数」のグラフが、
前記「リレ−回路構成図」におけるディジタル処理回路
514の瞬発不良回数グラフであることを一目で判断で
きるように、前記「リレ−回路構成図」における回路構
成要素(ディジタル処理回路514)と前記「ディジタ
ル処理回路の瞬発不良の回数」のグラフとを関連付ける
矢印である。
【0075】この図4において、前記ディジタル処理回
路514の瞬発不良の頻度は、イベント発生時点☆印t1
では少ないが、イベント発生時点☆印tnでは、前記警告
発信レベル522を超えているので、警告表示領域52
3に「注:保証寿命比較的近い」が表示されている。こ
の表示とは別に、前述のようなブザ−、ランプ、音声で
の通知、電子メ−ルでの報知も行なわれる。前記ディジ
タル処理回路514の瞬発不良の頻度(瞬発不良発生回
数/月)は、前記保証レベル521と共にグラフ表示さ
れるので、余寿命524が一目で分る。なお、前述の画
面5は、寿命診断をすることにより表示される。
【0076】また、前記ディジタル処理回路514の瞬
発不良が警告発信レベル522を超えた場合、前記フィ
ルタ511、前記A/D(アナログ・ディジタル変換回
路)513の特性劣化も、ゲイン表示517でゲインの
確認ができる。前記フィルタ511、前記A/D(アナ
ログ・ディジタル変換回路)513の特性劣化が所定レ
ベルになった場合、ゲイン表示は例えば黄色ランプの点
滅で行なわれる。このように、前記フィルタ511及び
前記A/D(アナログ・ディジタル変換回路)513の
特性劣化もチェックすることにより、前記ディジタル処
理回路514の瞬発不良が警告発信レベル522を超え
た原因が、前記フィルタ511や前記A/D(アナログ
・ディジタル変換回路)513の特性劣化にあるのか、
前記前記ディジタル処理回路514自体にあるのかも判
別できる。
【0077】実施の形態4.図5はイベント発生時の寿
命診断の具体的な他の事例を、表示装置における画面表
示の場合について示す図で、しゃ断器再閉路の回数から
しゃ断器接点の人による目視での接点点検要である(寿
命が近い)ことを診断するものである。図5において、
5は表示画面で、前述の図2における前記電気所1A側
の表示装置1A13、前記電力供給側拠点2の表示装置
252、及び前記製品供給側拠点3の表示装置352の
表示画面である。
【0078】この図5の表示画面5には、図示のように
「リレ−/しゃ断器概略接続回路図」と、「リレ−出力
回数」のグラフ(A)と、「しゃ断器再閉路回数」のグ
ラフ(B)と、「しゃ断器再しゃ断回数」のグラフ
(C)とが同一画面上に表示されるようにしてある。な
お、図5のグラフ(A)(B)(C)の縦軸は回数、横
軸は製品新設或いは製品リプレイスからの経過年を示
し、横軸の☆印t1,t2,t3,t4は、イベント発生時点、
つまり本例ではしゃ断器の再閉路時点を示す。図5にお
いて、51は表示されているものが「リレ−/しゃ断器
概略接続回路図」であることのタイトル表示、52は表
示されているものが「リレ−出力回数」であることのタ
イトル表示、53は表示されているものが「しゃ断器再
閉路回数」であることのタイトル表示、54は表示され
ているものが「しゃ断器再しゃ断回数」であることのタ
イトル表示である。55は、しゃ断器再閉路の回数から
しゃ断器接点の人による目視での接点点検要である(寿
命が近い)ことを診断し「注:接点点検要」と表示して
ある診断結果表示領域である。
【0079】図5の、前記「リレ−/しゃ断器概略接続
回路図」51において、511はリレ−装置で、該リレ
−装置の設置場所及びリレ−種別も表示する(図示省
略)。512はフォトカプラ等のリレ−出力、513は
しゃ断器で、該しゃ断器の設置場所及びしゃ断器種別も
表示する(図示省略)。この「リレ−/しゃ断器概略接
続回路図」51を、前記「リレ−出力回数」52、「し
ゃ断器再閉路回数」53、「しゃ断器再しゃ断回数」5
4の各グラフと同一画面上に隣接して表示するようにし
てあるので、前記「リレ−出力回数」52のグラフが前
記「リレ−/しゃ断器概略接続回路図」51におけるリ
レ−装置511の前記「リレ−出力回数」であり、また
同様に、前記「しゃ断器再閉路回数」53のグラフが、
前記「リレ−/しゃ断器概略接続回路図」51における
しゃ断器511の前記「しゃ断器再閉路回数」であり、
又、前記「しゃ断器再しゃ断回数」54のグラフが、前
記「リレ−/しゃ断器概略接続回路図」51におけるし
ゃ断器511の前記「しゃ断器再しゃ断回数」であるこ
とが一目にして分る。
【0080】実施の形態5.図6はイベント発生時の寿
命診断の具体的な他の事例を、表示装置における画面表
示の場合について示す図で、電力系統における零相電流
の発生頻度を診断するものであり、縦軸は零相電流の発
生及び零相電流の大きさを、横軸は製品新設或いは製品
リプレイスからの経過年を夫々示し、横軸の☆印t1,t
2,t3,t4は、イベント発生時点、つまり本例では零相
電流の発生時点を示す。図6において、611,61
2,613は零相電流の発生及びその大きさを示す信
号、62は零相電流の発生回数及びその大きさから診断
し「注:発生頻度大」と前記表示装置に表示してある診
断結果表示領域である。この表示が出ることにより、診
断或いは保守担当者に対し,しゃ断器接点の人による目
視での接点点検要である(寿命が近い)ことや、母線や
送電線への樹木等の障害物の存在の可能性等を注意喚起
ししていることになる。なお、図6では、前述の図4及
び5における画面表示5は図示を省略してある。
【0081】実施の形態6.図7及び図8は実施の形態
6を示す図で、図7はシステム構成の一例を、図8はそ
の動作形態のフロ−図である。図7は、寿命診断プログ
ラムの格納場所が前述の実施形態2(図2及び図3)と
異なるシステム例を示すものである。即ち、前述の実施
形態2(図2及び図3)においては寿命診断プログラム
がリレ−盤等の機器制御装置1A1における第n+2記憶
装置1A15n+2に格納した事例であるのに対し、この
実施の形態6では図7に図示のように、電力供給側拠点
2における第n+2記憶装置254n+2にも格納した事例
である。
【0082】次に、実施の形態6の動作を図7及び図8
を用いて説明する。例えば過負荷等のイベントが発生す
る(ステップST1)と、先ず、前記リレ−盤等の機器
制御装置1A1における第1記憶装置1A151内の電
力系統状態情報のうち、寿命診断(余寿命診断)に必要
な状態情報を、第2記憶装置1A152にダウンロ−ド
(ステップST2)する。次いで、前記第2記憶装置1
A152内の、前記電力供給側に必要な寿命診断(余寿
命診断)に必要な状態情報を、電力供給側電子端末25
に伝送(ステップST3)し、前記電力供給側電子端末
25の前記第n+2記憶装置254n+2の寿命診断プログ
ラムが実行開始(ステップST4)し、前記伝送された
情報を、該前記第n+2記憶装置254n+2の寿命診断プ
ログラムが診断し、その結果を、前記製品製造側拠点3
の電子端末35及び前記リレ−盤等の機器制御装置1A
1に伝送(ステップST5)する。前記電力供給拠点
2、前記製品製造側拠点3、及び前記機器制御装置1A
1では、各々の表示装置252、352、及び1A13
が前記診断結果を表示する。イベントが発生したこと
は、前記表示装置252、352、及び1A13の全て
で表示或いは報知される。
【0083】この実施形態6においては、前述のように
診断プログラムを前記電力供給拠点2における電子端末
25に格納してあるので、前記寿命診断プログラムの改
変等は、わざわざ電気所の機器制御装置1A1,1A
2,1B1,・・・1N1まで出向かなくても、前記電
力供給拠点2における電子端末25で行なえる。この場
合、前記電気所の機器制御装置1A1,1A2,1B
1,・・・1N1の寿命診断プログラムの改変等は、前
記特別通信回線等を介して前記電力供給拠点2の電子端
末25で行なう。
【0084】なお、前記リレ−盤等の機器制御装置1A
1の寿命診断プログラムと前記電力供給拠点2の寿命診
断プログラムとは発明の目的達成の観点では同じでもよ
いが、実運用の観点では同じでない方がよい。つまり、
前記電力供給拠点2の寿命診断の範囲は、全機器制御装
置1A1,1A2,1B1,・・・1N1及びこれら全
機器制御装置1A1,1A2,1B1,・・・1N1に
関係する設備機器(しゃ断器、変圧器、母線、送電線、
発電機、電動機、他)であり広範囲である。一方、例え
ば機器制御装置1A1の寿命診断の範囲は電気所1Aの
範囲内である。従って、機器制御装置1A1の寿命診断
が、例えばリレ−の種別以外にリレ−の構成要素或いは
更に該構成要素の構成要素を対象とし各々の特性や動作
回数やノイズの有無等、製品や部品のリプレイスや補修
を前提にしているため緻密であるのに対し、前記電力供
給拠点2の寿命診断は、例えば何処の電気所のどの機器
制御装置のどの構成要素が寿命に近い(余寿命が短い)
のか診断し表示する程度の方がよい。即ち前記電力供給
拠点2は前述のように寿命診断範囲が広範囲であるため
緻密過ぎれば、診断、診断結果の表示に操作の手間と時
間を要し、しかも前記機器制御装置1A1,1A2,1
B1,・・・1N1側から前記電力供給拠点2へ送信す
る電力系統状態情報の量が多いため、通信回線数や通信
速度の関係で好ましくない。
【0085】実施の形態6においては、前述のようなシ
ステム構成で前述のような動作をするので、電力系統に
おいてイベントが発生した場合、変電所(電気所)のリ
レ−盤等機器制御装置1A1,1A2,1B1,・・・
1N1までわざわざ出向かなくても、電力供給側電子端
末2或いは製品製造側電子端末3において、イベントが
発生したこと、及びイベント発生時の診断結果を確認で
きるのは勿論、機器制御装置1A1,1A2,1B1,
・・・1N1に最適の寿命診断プログラムで機器制御装
置1A1,1A2,1B1,・・・1N1内の診断を行
え、電力供給側に最適の寿命診断プログラムで電力系統
各部の診断を行える。
【0086】なお、この実施形態6の上述のシステム構
成、機能、以外のシステム構成、機能については、前述
の実施形態1〜5と同一又は同様であるので、説明は割
愛する。
【0087】実施の形態7.図9及び図10は実施の形
態7を示す図で、図9はシステム構成の一例を、図10
はその動作形態のフロ−図である。図9は、寿命診断プ
ログラムの格納場所が前述の実施形態2(図2及び図
3)及び実施形態6(図7及び図8)と異なるシステム
例を示すものである。即ち、前述の実施形態2(図2及
び図3)においては寿命診断プログラムがリレ−盤等の
機器制御装置1A1における第n+2記憶装置1A15n
+2に格納した事例であり、前述の実施形態6(図7及び
図8)においては寿命診断プログラムが前記電力供給側
拠点2における第n+2記憶装置254n+2に格納した事
例であるのに対し、この実施の形態7では図9に図示の
ように、製品供給側拠点3における第n+2記憶装置35
4n+2にも格納した事例である。
【0088】次に、実施の形態7の動作を図9及び図1
0を用いて説明する。例えば過負荷等のイベントが発生
する(ステップST1)と、先ず、前記リレ−盤等の機
器制御装置1A1における第1記憶装置1A151内の
電力系統状態情報のうち、前記電力供給側に必要な寿命
診断(余寿命診断)に必要な状態情報を、前記機器制御
装置1A1の第2記憶装置1A152にダウンロ−ド
(ステップST21)し、イベント内容を、前記機器制
御装置1A1から前記電力供給側電子端末25に通知す
る(ステップST31)。次いで、電力供給側に必要
な、イベント内容対応の状態情報の送信を、前記電力供
給側電子端末25から前記機器制御装置1A1側に要求
(ステップST41)し、前記機器制御装置1A1は、
第2記憶装置1A152内の、前記電力供給側の寿命診
断に必要な状態情報を、前記電力供給側電子端末25へ
伝送する(ステップST51)。この伝送を受けて前記
電力供給側電子端末25の第n+2記憶装置254n+2の
寿命診断プログラムが実行を開始する(ステップST6
1)。次いで、前記電力供給側電子端末25の第n+2記
憶装置254n+2の寿命診断プログラムが前記伝送され
た前記電力供給側の寿命診断に必要な状態情報を診断
し、その結果を、前記製品供給側電子端末35、及び前
記機器制御装置1A1へ伝送する(ステップST7
1)。
【0089】更に、前記イベントが発生する(ステップ
ST1)と、前記機器制御装置1A1における第1記憶
装置1A151内の電力系統状態情報のうち、前記製品
供給側に必要な寿命診断(余寿命診断)に必要な状態情
報を、前記機器制御装置1A1の第2記憶装置1A15
2にダウンロ−ド(ステップST22)し、イベント内
容を、前記機器制御装置1A1から前記製品供給側電子
端末35に通知する(ステップST32)。次いで、製
品供給側に必要な、イベント内容対応の状態情報の送信
を、前記製品供給側電子端末35から前記機器制御装置
1A1側に要求(ステップST42)し、前記機器制御
装置1A1は、第2記憶装置1A152内の、前記製品
供給側の寿命診断に必要な状態情報を、前記製品供給側
電子端末35へ伝送する(ステップST52)。この伝
送を受けて前記製品供給側電子端末35の第n+2記憶装
置354n+2の寿命診断プログラムが実行を開始する
(ステップST62)。次いで、前記製品供給側電子端
末35の第n+2記憶装置354n+2の寿命診断プログラ
ムが前記伝送された前記製品供給側の寿命診断に必要な
状態情報を診断し、その結果を、前記電力供給側電子端
末25、及び前記機器制御装置1A1へ伝送する(ステ
ップST72)。前記電力供給拠点2、前記製品製造側
拠点3、及び前記機器制御装置1A1では、各々の表示
装置252、352、及び1A13が前記診断(ステッ
プST71及びステップST72)の結果を表示する。
イベントが発生したことは、前記表示装置252、35
2、及び1A13の全てで表示或いは報知される。
【0090】この実施形態7においては、前述のように
診断プログラムを前記電力供給拠点2の電子端末25及
び前記製品供給拠点3の電子端末35に格納してあるの
で、前記寿命診断プログラムの改変等は、わざわざ電気
所の機器制御装置1A1,1A2,1B1,・・・1N
1まで出向かなくても、前記電力供給拠点2における電
子端末25で行なえ、且つ、前記製品供給拠点3の電子
端末35でも行なえ、しかも、前記機器制御装置1A
1,1A2,1B1,・・・1N1側に最適の診断プロ
グラムで該機器制御装置内及び該機器制御装置の管轄範
囲内の診断を効果的に行え、電力供給側拠点2に最適の
診断プログラムで電力供給側拠点2での効果的な診断を
行え、製品製造側拠点3に最適の診断プログラムで製品
製造側拠点3での効果的な診断を行える。なお、前記電
気所の機器制御装置1A1,1A2,1B1,・・・1
N1の寿命診断プログラムの改変等は、前記特別通信回
線等を介して、前記電力供給拠点2の電子端末25で行
ない、また前記製品供給拠点3の電子端末35でも行な
う。
【0091】なお、前記製品供給拠点3の寿命診断プロ
グラムは、前記機器制御装置1A1の寿命診断プログラ
ム及び前記電力供給拠点2の各寿命診断プログラムと
は、発明の目的達成の観点では同じでもよいが、実運用
の観点では同じでない方がよい。つまり、前記電力供給
拠点2の寿命診断の範囲及び前記機器制御装置1A1の
寿命診断の範囲は、実施形態6で説明したように前記電
力供給拠点2の寿命診断範囲は電力系統全体に亘り広範
囲であり、前記機器制御装置1A1の寿命診断の範囲は
管轄電気所内の限られた範囲内で緻密である必要がある
が、製品提供拠点3側では、前記イベント時寿命診断の
結果、リプレイス用の製品や部品の準備の検討、寿命診
断が行なわれてない他の近隣電気所等に対するリプレイ
ス用の製品や部品の準備の必要性の検討、特殊なイベン
トに対して強い製品や部品の開発や手配の必要性の検討
等が必要であるため、前記前記機器制御装置1A1の寿
命診断プログラム及び前記電力供給拠点2の各寿命診断
プログラムの両者の機能を備え、しかも、前記製品提供
拠点のみが有する製品設計プログラムや製品設計デ−
タ、試験プログラムや試験デ−タ、等の他のプログラム
やデ−タとも関連付けたプログラムとする方が好まし
い。
【0092】実施の形態8.図11は実施の形態8のシ
ステム構成の一例を示す図で、前記電力供給側拠点2に
診断サ−バを設置し、この診断サ−バに前述の実施形態
1〜実施形態6の機能を待たせるようにした寿命診断シ
ステムの一例である。図11において、23は前記電力
供給側拠点2及び製品供給側拠点3の何れか或いは双方
にに設置される診断サ−バで、I/O231、表示装置
232、CPU233、及び記憶装置234で構成され
ている。前記記憶装置234は、3種類のエ−ジェント
プログラム、即ち、寿命診断プログラム(1)234
1、寿命診断プログラム(2)2342、寿命診断プロ
グラム(3)2343を有している。
【0093】前記寿命診断プログラム(1)2341
は、前記実施形態7(図9)における機器制御装置1A
1に搭載の寿命診断プログラムと同じ寿命診断機能を有
し、イベントが発生すると、該イベント発生の電気所を
管轄する機器制御装置(例えば1A1)へ移動して、該
移動した個所で寿命診断し、診断結果を携えて前記診断
サ−バ23に戻る。前記寿命診断プログラム(2)23
42は、前記実施形態7(図9)における電力供給側拠
点2に搭載の寿命診断プログラムと同じ寿命診断機能を
有し、イベントが発生すると、該イベント発生の電気所
を管轄する機器制御装置(例えば1A1)へ移動して、
該移動した個所で寿命診断し、診断結果を携えて前記診
断サ−バ23に戻る。前記寿命診断プログラム(3)2
343は、前記実施形態7(図9)における製品供給側
拠点3に搭載の寿命診断プログラムと同じ寿命診断機能
を有し、イベントが発生すると、該イベント発生の電気
所を管轄する機器制御装置(例えば1A1)へ移動し
て、該移動した個所で寿命診断し、診断結果を携えて前
記診断サ−バ23に戻る。
【0094】前記寿命診断プログラム(1)2341、
寿命診断プログラム(2)2342、寿命診断プログラ
ム(3)2343、の何れもその持ち帰った診断結果
は、前記記憶装置234に格納され、前記表示装置23
2に、前記実施形態3〜5(図4〜図5)と同様な表示
が行なわれる。また、前記記憶装置234に格納された
診断結果は、前記機器制御装置1A1〜1N1、前記電
力供給拠点2、前記製品供給拠点3の何れからも通信網
4を介して読み出し、それらの表示装置1A1・・・,
252,352に、前記実施形態3〜5(図4〜図5)
と同様な表示を行なえる。
【0095】なお、イベントが複数箇所で発生した場
合、例えば図1における電気所1A及び電気所1Nで発
生した場合、これら複数箇所でのイベント発生がほぼ同
時期であれば、前記エ−ジェントプログラム(寿命診断
プログラム(1)(2)(3))は該複数箇所へ並行し
て発信され、前記複数箇所でのイベント発生がほぼ同時
期でなければ、前記エ−ジェントプログラムは、イベン
ト発生が早い個所からイベント発生が遅い個所へと順に
移動して、夫々の個所で寿命診断し、夫々の個所での寿
命診断結果を携えて診断サ−バ23に戻ってくる。例え
ば、寿命診断に係わる各電子端末(診断サ−バを含
む)、各機器制御装置及びその構成要素、設備機器及び
その構成要素、の各々に異なるアドレスを付けておけ
ば、該アドレスを利用して前記エ−ジェントプログラム
がイベント発生個所へ移動し診断サ−バに戻ってくるよ
うにすることが出来る。
【0096】この実施形態8では、エ−ジェントプログ
ラム(寿命診断プログラム(1)(2)(3))が、イ
ベント発生により、イベント発生個所へ移動して診断す
るので、各機器制御装置1A1〜1N1に対する何本も
の寿命診断プログラムの搭載やメインテナンスが不要と
なり、又、何本もの寿命診断プログラムの搭載やメイン
テナンスによる搭載やメインテナンス時期遅れによる不
都合も発生しない。
【0097】なお、前記形態8において、前記エ−ジェ
ントプログラムに、イベント発生時にイベント発生個所
で系統状態情報を収集する機能のみを持たせ,寿命診断
は、前記電力供給側拠点2及び製品供給側拠点3の少な
くとも一の寿命診断プログラムで行なうようにしてもよ
い。
【0098】
【発明の効果】請求項1に記載の電力系統の寿命診断方
法の発明は、電力系統を構成する設備機器が設置された
電気所に設置され前記設備機器と共に前記電力系統を構
成し前記設備機器を制御する機器制御装置、及びこの機
器制御装置の外部に設けられ前記機器制御装置の内部情
報から前記電力系統の状態を通信網を介して監視する監
視装置を備えた電力系統において、前記電力系統でのイ
ベント発生により起動される診断プログラムにより前記
設備機器及び前記機器制御装置の少なくとも一のイベン
ト発生時の寿命診断を行い、この寿命診断結果を前記設
備機器及び前記機器制御装置の外部における表示装置に
表示するようにしたので、前記設備機器や前記機器制御
装置等の製品やその部品の寿命に最も影響するイベント
発生時点で製品やその部品の余寿命等の寿命診断を行な
うことができ、しかもイベント発生時点での寿命診断結
果は、電気所の機器制御装置までわざわざ出向かなくて
も、該機器制御装置の外部に設けた表示装置により確認
できる効果がある。
【0099】請求項19に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、電力系統を構成する設備機器が設置さ
れた電気所に設置され前記設備機器と共に前記電力系統
を構成し前記設備機器を制御する機器制御装置、及びこ
の機器制御装置の外部に設けられ前記機器制御装置の内
部情報から前記電力系統の状態を通信網を介して監視す
る監視装置を備えた電力系統において、前記電気所、前
記電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少なくと
も一における記憶装置、この記憶装置に格納され前記設
備機器及び前記機器制御装置の少なくとも一でのイベン
ト発生時に起動され前記設備機器及び前記機器制御装置
の少なくとも一での前記イベント発生時の寿命診断を行
う診断プログラム、及び前記電力供給側拠点及び前記製
品供給側拠点の少なくとも一に設けられ前記診断プログ
ラムによる寿命診断結果を表示する表示装置を備えてい
るので、前記設備機器や前記機器制御装置等の製品やそ
の部品の寿命に最も影響するイベント発生時点で製品や
その部品の余寿命等の寿命診断を行なうことができ、し
かもイベント発生時点での寿命診断結果は、電気所の機
器制御装置までわざわざ出向かなくても、該機器制御装
置の外部に設けた表示装置により確認できる寿命診断方
法を実施するシステムを実現できる効果がある。
【0100】請求項2に記載の電力系統の寿命診断方法
の発明は、電力系統を構成する設備機器が設置された各
電気所に設置され前記設備機器と共に前記電力系統を構
成し前記設備機器を制御する機器制御装置、及びこれら
機器制御装置の外部に設けられ前記各機器制御装置の内
部情報から前記電力系統の状態を通信網を介して監視す
る監視装置を備えた電力系統において、前記電力系統で
のイベント発生により起動される診断プログラムにより
前記各設備機器及び前記各機器制御装置の少なくとも一
のイベント発生時の寿命診断を行い、この寿命診断結果
を前記各設備機器及び前記各機器制御装置の外部におけ
る表示装置に表示するようにしたので、前記設備機器や
前記機器制御装置等の製品やその部品の寿命に最も影響
するイベント発生時点で製品やその部品の余寿命等の寿
命診断を行なうことができ、しかもイベント発生時点で
の寿命診断結果は、電気所の機器制御装置までわざわざ
出向かなくても、該機器制御装置の外部に設けた表示装
置により確認できる効果に併せ、複数の電気所に亘って
広範囲にイベント発生時の寿命診断を行なえる効果があ
る。
【0101】請求項20に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、電力系統を構成する設備機器が設置さ
れた各電気所に設置され前記設備機器と共に前記電力系
統を構成し前記設備機器を制御する機器制御装置、及び
これら機器制御装置の外部に設けられ前記各機器制御装
置の内部情報から前記電力系統の状態を通信網を介して
監視する監視装置を備えた電力系統において、前記各電
気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の
少なくとも一における記憶装置、この記憶装置に格納さ
れ前記各設備機器及び前記各機器制御装置の少なくとも
一でのイベント発生時に起動され前記各設備機器及び前
記各機器制御装置の少なくとも一での前記イベント発生
時の寿命診断を行う診断プログラム、及び前記電力供給
側拠点及び前記製品供給側拠点の少なくとも一に設けら
れ前記診断プログラムによる寿命診断結果を表示する表
示装置を備えているので、前記設備機器や前記機器制御
装置等の製品やその部品の寿命に最も影響するイベント
発生時点で製品やその部品の余寿命等の寿命診断を行な
うことができ、しかもイベント発生時点での寿命診断結
果は、電気所の機器制御装置までわざわざ出向かなくて
も、該機器制御装置の外部に設けた表示装置により確認
できる効果に併せ、複数の電気所に亘って広範囲にイベ
ント発生時の寿命診断を行なえる寿命診断方法を実施す
るシステムを実現できる効果がある。
【0102】請求項3に記載の電力系統の寿命診断方法
の発明は、請求項1及び請求項2の何れかに記載の電力
系統の寿命診断方法において、前記表示装置が、電力供
給側拠点及び製品供給側拠点の少なくとも一方における
表示装置であるので、前記設備機器や前記機器制御装置
等の製品やその部品の寿命に最も影響するイベント発生
時点で製品やその部品の余寿命等の寿命診断を行なうこ
とができ、しかもイベント発生時点での寿命診断結果
は、電気所の機器制御装置までわざわざ出向かなくて
も、イベント発生時の診断結果を、電力供給側拠点及び
製品供給側拠点の少なくとも一方において居ながらにし
て確認できる効果がある。
【0103】請求項4に記載の電力系統の寿命診断方法
の発明は、請求項1及び請求項2の何れかに記載の電力
系統の寿命診断方法において、前記診断プログラムが、
前記電気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側
拠点の少なくとも一に格納されているので、電力系統に
おいてイベントが発生した場合、前記設備機器や前記機
器制御装置等の製品やその部品の寿命に最も影響するイ
ベント発生時点で製品やその部品の余寿命等の寿命診断
を行なうことができ、しかもイベント発生時点での寿命
診断結果は、電気所の機器制御装置までわざわざ出向か
なくても、該機器制御装置の外部に設けた表示装置によ
り確認できる効果に併せ、寿命診断プログラムの搭載や
改変を容易に行なうことが出来る効果がある。
【0104】請求項5に記載の電力系統の寿命診断方法
の発明は、請求項1及び請求項2の何れかに記載の電力
系統の寿命診断方法において、前記診断プログラムが、
前記電気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側
拠点の少なくとも一から送り出されるエ−ジェントプロ
グラムであり、このエ−ジェントプログラムは診断の必
要な個所で診断を行うようにしたので、前記設備機器や
前記機器制御装置等の製品やその部品の寿命に最も影響
するイベント発生時点で製品やその部品の余寿命等の寿
命診断を行なうことができ、しかもイベント発生時点で
の寿命診断結果は、電気所の機器制御装置までわざわざ
出向かなくても、該機器制御装置の外部に設けた表示装
置により確認できる効果に併せ、寿命診断が必要な個所
の全てに寿命診断プログラムを搭載する必要が無く、寿
命診断プログラムの搭載や改変が容易になる効果があ
る。
【0105】請求項21に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、請求項19及び請求項20の何れか一
に記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記診
断プログラムが、前記電気所、前記電力供給側拠点、及
び前記製品供給側拠点の少なくとも一から送り出され診
断の必要な個所に移動して当該個所の診断を行うエ−ジ
ェントプログラムであるので、前記設備機器や前記機器
制御装置等の製品やその部品の寿命に最も影響するイベ
ント発生時点で製品やその部品の余寿命等の寿命診断を
行なうことができ、しかもイベント発生時点での寿命診
断結果は、電気所の機器制御装置までわざわざ出向かな
くても、該機器制御装置の外部に設けた表示装置により
確認できる効果に併せ、寿命診断お必要な個所の全てに
寿命診断プログラムを搭載する必要が無く、寿命診断プ
ログラムの搭載や改変が容易になる寿命診断方法を実施
するシステムを実現できる効果がある。
【0106】請求項6に記載の電力系統の寿命診断方法
の発明は、請求項1及び請求項2の何れかに記載の電力
系統の寿命診断方法において、前記診断プログラムが、
前記電気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側
拠点の少なくとも一から送り出されるエ−ジェントプロ
グラムであり、このエ−ジェントプログラムは診断の必
要な複数箇所に亘って移動し、当該複数箇所で診断を行
うようにしたので、前記設備機器や前記機器制御装置等
の製品やその部品の寿命に最も影響するイベント発生時
点で製品やその部品の余寿命等の寿命診断を行なうこと
ができ、しかもイベント発生時点での寿命診断結果は、
電気所の機器制御装置までわざわざ出向かなくても、該
機器制御装置の外部に設けた表示装置により確認できる
と共に、寿命診断が必要な個所の全てに寿命診断プログ
ラムを搭載する必要が無く、寿命診断プログラムの搭載
や改変が容易になる効果に併せ、診断の必要な箇所が複
数箇所であってもエ−ジェントプログラムをその数に合
った本数発信するようなことはしなくて済む効果があ
る。
【0107】請求項22に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、請求項19及び請求項20の何れかに
記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記診断
プログラムが、前記電気所、電力供給側拠点、及び製品
供給側拠点の少なくとも一から送り出され診断の必要な
複数箇所に亘って移動し、当該複数箇所で診断を行うエ
−ジェントプログラムであるので、前記設備機器や前記
機器制御装置等の製品やその部品の寿命に最も影響する
イベント発生時点で製品やその部品の余寿命等の寿命診
断を行なうことができ、しかもイベント発生時点での寿
命診断結果は、電気所の機器制御装置までわざわざ出向
かなくても、該機器制御装置の外部に設けた表示装置に
より確認できると共に、寿命診断が必要な個所の全てに
寿命診断プログラムを搭載する必要が無く、寿命診断プ
ログラムの搭載や改変が容易になる効果に併せ、診断の
必要な箇所が複数箇所であってもエ−ジェントプログラ
ムをその数に合った本数発信するようなことはしなくて
済む寿命診断方法を実施するシステムを実現できる効果
がある。
【0108】請求項7に記載の電力系統の寿命診断方法
の発明は、請求項1及び請求項2の何れかに記載の電力
系統の寿命診断方法において、前記診断プログラムが、
前記電気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側
拠点の少なくとも一から送り出されるエ−ジェントプロ
グラムであり、このエ−ジェントプログラムは診断の必
要な複数箇所へ並行して発信され、各エ−ジェントプロ
グラムが各発信先で診断を行うようにしたので、前記設
備機器や前記機器制御装置等の製品やその部品の寿命に
最も影響するイベント発生時点で製品やその部品の余寿
命等の寿命診断を行なうことができ、しかもイベント発
生時点での寿命診断結果は、電気所の機器制御装置まで
わざわざ出向かなくても、該機器制御装置の外部に設け
た表示装置により確認できると共に、寿命診断が必要な
個所の全てに寿命診断プログラムを搭載する必要が無
く、寿命診断プログラムの搭載や改変が容易になる効果
に併せ、イベントが複数箇所でほぼ同時に発生した場合
でも遅れなく寿命診断を行なえる効果がある。
【0109】請求項23に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、請求項19及び請求項20の何れかに
記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記診断
プログラムが、前記電気所、前記電力供給側拠点、及び
前記製品供給側拠点の少なくとも一から、診断の必要な
複数箇所へ並行して発信され、各エ−ジェントプログラ
ムが各発信先で診断を行うエ−ジェントプログラムであ
るので、前記設備機器や前記機器制御装置等の製品やそ
の部品の寿命に最も影響するイベント発生時点で製品や
その部品の余寿命等の寿命診断を行なうことができ、し
かもイベント発生時点での寿命診断結果は、電気所の機
器制御装置までわざわざ出向かなくても、該機器制御装
置の外部に設けた表示装置により確認できると共に、寿
命診断が必要な個所の全てに寿命診断プログラムを搭載
する必要が無く、寿命診断プログラムの搭載や改変が容
易になる効果に併せ、イベントが複数箇所でほぼ同時に
発生した場合でも遅れなく寿命診断を行なえる寿命診断
方法を実施するシステムを実現できる効果がある。
【0110】請求項8に記載の電力系統の寿命診断方法
の発明は、請求項1及び請求項2の何れかに記載の電力
系統の寿命診断方法において、前記電気所、前記電力供
給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少なくとも一から
診断の必要な個所に移動するエ−ジェントプログラムに
より診断の必要な個所で診断に必要な状態情報を収集
し、このエ−ジェントプログラムが収集した状態情報に
より、前記診断プログラムが診断を行うようにしたの
で、前記設備機器や前記機器制御装置等の製品やその部
品の寿命に最も影響するイベント発生時点で製品やその
部品の余寿命等の寿命診断を行なうことができ、しかも
イベント発生時点での寿命診断結果は、電気所の機器制
御装置までわざわざ出向かなくても、該機器制御装置の
外部に設けた表示装置により確認できると共に、寿命診
断お必要な個所の全てに寿命診断プログラムを搭載する
必要が無く、寿命診断プログラムの搭載や改変が容易に
なる効果に併せ、エ−ジェントプログラムが発信してか
ら戻ってくるまでの時間を短縮できる効果がある。
【0111】請求項24に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、請求項19及び請求項20の何れかに
記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記電気
所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少
なくとも一から診断の必要な個所に移動するエ−ジェン
トプログラムにより診断の必要な個所で診断に必要な状
態情報を収集し、このエ−ジェントプログラムが収集し
た状態情報により、前記診断プログラムが診断を行うよ
うにしたので、前記設備機器や前記機器制御装置等の製
品やその部品の寿命に最も影響するイベント発生時点で
製品やその部品の余寿命等の寿命診断を行なうことがで
き、しかもイベント発生時点での寿命診断結果は、電気
所の機器制御装置までわざわざ出向かなくても、該機器
制御装置の外部に設けた表示装置により確認できると共
に、寿命診断お必要な個所の全てに寿命診断プログラム
を搭載する必要が無く、寿命診断プログラムの搭載や改
変が容易になる効果に併せ、エ−ジェントプログラムが
発信してから戻ってくるまでの時間を短縮できる寿命診
断方法を実施するシステムを実現できる効果がある。
【0112】請求項9に記載の電力系統の寿命診断方法
の発明は、請求項1及び請求項2の何れかに記載の電力
系統の寿命診断方法において、前記電気所、前記電力供
給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少なくとも一から
診断の必要な複数箇所に亘って移動するエ−ジェントプ
ログラムにより診断の必要な複数個所で診断に必要な各
々の状態情報を収集し、このエ−ジェントプログラムが
収集した各状態情報により、前記診断プログラムが診断
の必要な複数個所について診断を行うようにしたので、
前記設備機器や前記機器制御装置等の製品やその部品の
寿命に最も影響するイベント発生時点で製品やその部品
の余寿命等の寿命診断を行なうことができ、しかもイベ
ント発生時点での寿命診断結果は、電気所の機器制御装
置までわざわざ出向かなくても、該機器制御装置の外部
に設けた表示装置により確認できると共に、寿命診断お
必要な個所の全てに寿命診断プログラムを搭載する必要
が無く、寿命診断プログラムの搭載や改変が容易になる
と共に診断の必要な箇所が複数箇所であってもエ−ジェ
ントプログラムをその数に合った本数発信するようなこ
とはしなくて済む効果に併せ、エ−ジェントプログラム
が発信してから戻ってくるまでの時間を短縮できる効果
がある。
【0113】請求項25に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、請求項19及び請求項20の何れかに
記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記電気
所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少
なくとも一から診断の必要な複数箇所に亘って移動する
エ−ジェントプログラムにより診断の必要な複数個所で
診断に必要な各々の状態情報を収集し、このエ−ジェン
トプログラムが収集した各状態情報により、前記診断プ
ログラムが診断の必要な複数個所について診断を行うよ
うにしたので、前記設備機器や前記機器制御装置等の製
品やその部品の寿命に最も影響するイベント発生時点で
製品やその部品の余寿命等の寿命診断を行なうことがで
き、しかもイベント発生時点での寿命診断結果は、電気
所の機器制御装置までわざわざ出向かなくても、該機器
制御装置の外部に設けた表示装置により確認できると共
に、寿命診断お必要な個所の全てに寿命診断プログラム
を搭載する必要が無く、寿命診断プログラムの搭載や改
変が容易になると共に診断の必要な箇所が複数箇所であ
ってもエ−ジェントプログラムをその数に合った本数発
信するようなことはしなくて済む効果に併せ、エ−ジェ
ントプログラムが発信してから戻ってくるまでの時間を
短縮できる寿命診断方法を実施するシステムを実現でき
る効果がある。
【0114】請求項10に記載の電力系統の寿命診断方
法の発明は、請求項1及び請求項2の何れかに記載の電
力系統の寿命診断方法において、前記電気所、前記電力
供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少なくとも一か
ら診断の必要な複数箇所へ並行して発信されるエ−ジェ
ントプログラムにより診断の必要な複数個所で診断に必
要な各々の状態情報を収集し、このエ−ジェントプログ
ラムが収集した各状態情報により、前記診断プログラム
が診断の必要な複数個所について診断を行うようにした
ので、前記設備機器や前記機器制御装置等の製品やその
部品の寿命に最も影響するイベント発生時点で製品やそ
の部品の余寿命等の寿命診断を行なうことができ、しか
もイベント発生時点での寿命診断結果は、電気所の機器
制御装置までわざわざ出向かなくても、該機器制御装置
の外部に設けた表示装置により確認できると共に、寿命
診断お必要な個所の全てに寿命診断プログラムを搭載す
る必要が無く、寿命診断プログラムの搭載や改変が容易
になると共に、イベントが複数箇所でほぼ同時に発生し
た場合でも遅れなく寿命診断を行なえる効果に併せ、エ
−ジェントプログラムが発信してから戻ってくるまでの
時間を短縮できる効果がある。
【0115】請求項26に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、請求項19及び請求項20の何れかに
記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記電気
所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少
なくとも一から診断の必要な複数箇所へ並行して発信さ
れるエ−ジェントプログラムにより診断の必要な複数個
所で診断に必要な各々の状態情報を収集し、このエ−ジ
ェントプログラムが収集した各状態情報により、前記診
断プログラムが診断の必要な複数個所について診断を行
うようにしたので、前記設備機器や前記機器制御装置等
の製品やその部品の寿命に最も影響するイベント発生時
点で製品やその部品の余寿命等の寿命診断を行なうこと
ができ、しかもイベント発生時点での寿命診断結果は、
電気所の機器制御装置までわざわざ出向かなくても、該
機器制御装置の外部に設けた表示装置により確認できる
と共に、寿命診断お必要な個所の全てに寿命診断プログ
ラムを搭載する必要が無く、寿命診断プログラムの搭載
や改変が容易になると共に、イベントが複数箇所でほぼ
同時に発生した場合でも遅れなく寿命診断を行なえる効
果に併せ、エ−ジェントプログラムが発信してから戻っ
てくるまでの時間を短縮できる寿命診断方法を実施する
システムを実現できる効果がある。
【0116】請求項11に記載の電力系統の寿命診断方
法の発明は、請求項1〜請求項10の何れか一に記載の
電力系統の寿命診断方法において、前記寿命診断が、前
記通信網を介して行われるようにしたので、前記設備機
器や前記機器制御装置等の製品やその部品の寿命に最も
影響するイベント発生時点で製品やその部品の余寿命等
の寿命診断を行なうことができ、しかもイベント発生時
点での寿命診断結果は、電気所の機器制御装置までわざ
わざ出向かなくても、該機器制御装置の外部に設けた表
示装置により確認できると共に、寿命診断お必要な個所
の全てに寿命診断プログラムを搭載する必要が無く、寿
命診断プログラムの搭載や改変が容易になる効果に併
せ、寿命診断に必要な通信網を別途敷設しなくてすむ効
果がある。
【0117】請求項27に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、請求項19〜請求項26の何れか一に
記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記寿命
診断が、前記通信網を介して行われるようにしたので、
前記設備機器や前記機器制御装置等の製品やその部品の
寿命に最も影響するイベント発生時点で製品やその部品
の余寿命等の寿命診断を行なうことができ、しかもイベ
ント発生時点での寿命診断結果は、電気所の機器制御装
置までわざわざ出向かなくても、該機器制御装置の外部
に設けた表示装置により確認できると共に、寿命診断お
必要な個所の全てに寿命診断プログラムを搭載する必要
が無く、寿命診断プログラムの搭載や改変が容易になる
効果に併せ、寿命診断に必要な通信網を別途敷設しなく
てすむ寿命診断方法を実施するシステムを実現できる効
果がある。
【0118】請求項12に記載の電力系統の寿命診断方
法の発明は、請求項1〜請求項10の何れか一に記載の
電力系統の寿命診断方法において、前記寿命診断の少な
くとも一部が、前記通信網よりセキュリティの高い通信
回線を介して行われるようにしたので、前記設備機器や
前記機器制御装置等の製品やその部品の寿命に最も影響
するイベント発生時点で製品やその部品の余寿命等の寿
命診断を行なうことができ、しかもイベント発生時点で
の寿命診断結果は、電気所の機器制御装置までわざわざ
出向かなくても、該機器制御装置の外部に設けた表示装
置により確認できる効果に併せ、重要性の高い系統状態
情報や診断結果が、不本意に或いは不正に改竄される可
能性を低くできる効果がある。
【0119】請求項28に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、請求項19〜請求項26の何れか一に
記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記寿命
診断の少なくとも一部が、前記通信網よりセキュリティ
の高い通信回線を介して行われるようにしたので、前記
設備機器や前記機器制御装置等の製品やその部品の寿命
に最も影響するイベント発生時点で製品やその部品の余
寿命等の寿命診断を行なうことができ、しかもイベント
発生時点での寿命診断結果は、電気所の機器制御装置ま
でわざわざ出向かなくても、該機器制御装置の外部に設
けた表示装置により確認できる効果に併せ、重要性の高
い系統状態情報や診断結果が、不本意に或いは不正に改
竄される可能性を低くできる寿命診断方法を実施するシ
ステムを実現できる効果がある。
【0120】請求項13に記載の電力系統の寿命診断方
法の発明は、請求項1〜請求項12の何れか一に記載の
電力系統の寿命診断方法において、少なくとも次の1〜
3の手順で前記寿命診断が行われるようにしたので、前
記設備機器や前記機器制御装置等の製品やその部品の寿
命に最も影響するイベント発生時点で製品やその部品の
余寿命等の寿命診断を行なうことができ、しかもイベン
ト発生時点での寿命結果を、寿命診断プログラムが機器
制御装置に有るにもかかわらず、診断結果を、前記電力
供給側拠点及び前記製品供給側拠点の少なくとも一方で
目視確認することが出来る効果がある。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報により前記機器制御装置におけ
る寿命診断プログラムが診断する。 2.この診断の結果を、前記機器制御装置から、前記電
力供給側拠点及び前記製品供給側拠点の少なくとも一方
が得る。 3.この得た診断結果を、前記電力供給側拠点及び前記
製品供給側拠点の少なくとも一方の表示装置で表示す
る。
【0121】請求項29に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、請求項19〜請求項28の何れか一に
記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、少なくと
も次の1〜3の手順で前記寿命診断が行われるようにし
たので、前記設備機器や前記機器制御装置等の製品やそ
の部品の寿命に最も影響するイベント発生時点で製品や
その部品の余寿命等の寿命診断を行なうことができ、し
かもイベント発生時点での寿命結果を、寿命診断プログ
ラムが機器制御装置に有るにもかかわらず、診断結果
を、前記電力供給側拠点及び前記製品供給側拠点の少な
くとも一方で目視確認することが出来る寿命診断方法を
実施するシステムを実現できる効果がある。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報により前記機器制御装置におけ
る診断プログラムが診断する。 2.この診断の結果を、前記機器制御装置から、前記電
力供給側拠点及び前記製品供給側拠点の少なくとも一方
が得る。 3.この得た診断結果を、前記機器制御装置、前記電力
供給側拠点及び前記製品供給側拠点の少なくとも一方の
表示装置で表示する。
【0122】請求項14に記載の電力系統の寿命診断方
法の発明は、請求項1〜請求項12の何れか一に記載の
電力系統の寿命診断方法において、少なくとも次の1〜
3の手順で前記寿命診断が行われようにしたので、前記
設備機器や前記機器制御装置等の製品やその部品の寿命
に最も影響するイベント発生時点で製品やその部品の余
寿命等の寿命診断を行なうことができ、しかもイベント
発生時点での寿命診断結果は、電気所の機器制御装置ま
でわざわざ出向かなくても、該機器制御装置の外部に設
けた表示装置により確認できる効果に併せ、寿命診断プ
ログラムの搭載や改変を電力供給側拠点で行なうことが
できる効果がある。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報前記電力供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記電力供給側拠点におけ
る寿命診断プログラムが診断する。 3.この診断結果を、前記機器制御装置、前記電力供給
側拠点、及び製品供給側拠点の少なくとも一における表
示装置で表示する。
【0123】請求項30に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、請求項19〜請求項28の何れか一に
記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、少なくと
も次の1〜3の手順で前記寿命診断が行われるようにし
たので、前記設備機器や前記機器制御装置等の製品やそ
の部品の寿命に最も影響するイベント発生時点で製品や
その部品の余寿命等の寿命診断を行なうことができ、し
かもイベント発生時点での寿命診断結果は、電気所の機
器制御装置までわざわざ出向かなくても、該機器制御装
置の外部に設けた表示装置により確認できる効果に併
せ、寿命診断プログラムの搭載や改変を電力供給側拠点
で行なうことができる寿命診断方法を実施するシステム
を実現できる効果がある。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報を前記電力供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記電力供給側拠点におけ
る寿命診断プログラムが診断する。 3.この診断結果を、前記機器制御装置、前記電力供給
側拠点、及び製品供給側拠点の少なくとも一における表
示装置で表示する。
【0124】請求項15に記載の電力系統の寿命診断方
法の発明は、請求項1〜請求項12の何れか一に記載の
電力系統の寿命診断方法において、少なくとも次の1〜
3の手順で前記寿命診断が行われるようにしたので、前
記設備機器や前記機器制御装置等の製品やその部品の寿
命に最も影響するイベント発生時点で製品やその部品の
余寿命等の寿命診断を行なうことができ、しかもイベン
ト発生時点での寿命診断結果は、電気所の機器制御装置
までわざわざ出向かなくても、該機器制御装置の外部に
設けた表示装置により確認できる効果に併せ、寿命診断
プログラムの搭載や改変を製品供給側拠点で行なうこと
ができる効果がある。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報を前記製品供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記製品供給側拠点におけ
る寿命診断プログラムが診断する。 3.この診断結果を、前記機器制御装置、前記電力供給
側拠点、及び製品供給側拠点の少なくとも一における表
示装置で表示する。
【0125】請求項31に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、請求項19〜請求項28の何れか一に
記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、少なくと
も次の1〜3の手順で前記寿命診断が行われるようにし
たので、前記設備機器や前記機器制御装置等の製品やそ
の部品の寿命に最も影響するイベント発生時点で製品や
その部品の余寿命等の寿命診断を行なうことができ、し
かもイベント発生時点での寿命診断結果は、電気所の機
器制御装置までわざわざ出向かなくても、該機器制御装
置の外部に設けた表示装置により確認できる効果に併
せ、寿命診断プログラムの搭載や改変を製品供給側拠点
で行なうことができる寿命診断方法を実施するシステム
を実現できる効果がある。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報を前記製品供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記製品供給側拠点におけ
る寿命診断プログラムが診断する。 3.この診断結果を、前記機器制御装置、前記電力供給
側拠点、及び前記製品供給側拠点の少なくとも一におけ
る表示装置で表示する。
【0126】請求項16に記載の電力系統の寿命診断方
法の発明は、請求項1〜請求項12の何れか一に記載の
電力系統の寿命診断方法において、少なくとも次の1〜
3の手順で前記寿命診断が行われるようにしたので、前
記設備機器や前記機器制御装置等の製品やその部品の寿
命に最も影響するイベント発生時点で製品やその部品の
余寿命等の寿命診断を行なうことができ、しかもイベン
ト発生時点での寿命診断結果は、電気所の機器制御装置
までわざわざ出向かなくても、該機器制御装置の外部に
設けた表示装置により確認できる効果に併せ、寿命診断
プログラムの搭載や改変を電力供給側拠点及び製品供給
側拠点の何れでも行なうことができる効果がある。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報を前記電力供給側拠点及び前記
製品供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記電力供給側拠点及び前
記製品供給側拠点における各寿命診断プログラムが診断
する。 3.これら診断の結果を、前記機器制御装置、前記電力
供給側拠点、及び製品供給側拠点の少なくとも一におけ
る表示装置で表示する。
【0127】請求項32に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、請求項19〜請求項28の何れか一に
記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、少なくと
も次の1〜3の手順で前記寿命診断が行われるようにし
たので、前記設備機器や前記機器制御装置等の製品やそ
の部品の寿命に最も影響するイベント発生時点で製品や
その部品の余寿命等の寿命診断を行なうことができ、し
かもイベント発生時点での寿命診断結果は、電気所の機
器制御装置までわざわざ出向かなくても、該機器制御装
置の外部に設けた表示装置により確認できる効果に併
せ、寿命診断プログラムの搭載や改変を電力供給側拠点
及び製品供給側拠点の何れでも行なうことができる寿命
診断方法を実施するシステムを実現できる効果がある。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
命診断に必要な状態情報を前記電力供給側拠点及び前記
製品供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記電力供給側拠点及び前
記製品供給側拠点における各寿命診断プログラムが診断
する。 3.これら診断の結果を、前記機器制御装置、前記電力
供給側拠点、及び製品供給側拠点の少なくとも一におけ
る表示装置で表示する。
【0128】請求項17に記載の電力系統の寿命診断方
法の発明は、請求項1〜請求項16の何れか一に記載の
電力系統の寿命診断方法において、前記寿命診断結果の
トレンドを前記表示装置に表示するようにしたので、前
記設備機器や前記機器制御装置等の製品やその部品の寿
命に最も影響するイベント発生時点で製品やその部品の
余寿命等の寿命診断を行なうことができ、しかもイベン
ト発生時点での寿命診断結果は、電気所の機器制御装置
までわざわざ出向かなくても、該機器制御装置の外部に
設けた表示装置により確認できる効果に併せ、製品やそ
の部品の余寿命等の寿命の傾向を、イベント発生時点
で、目視により正確に把握することが出来る効果が有
る。
【0129】請求項33に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、請求項19〜請求項32の何れか一に
記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記寿命
診断結果のトレンドを前記表示装置に表示するようにし
たので、前記設備機器や前記機器制御装置等の製品やそ
の部品の寿命に最も影響するイベント発生時点で製品や
その部品の余寿命等の寿命診断を行なうことができ、し
かもイベント発生時点での寿命診断結果は、電気所の機
器制御装置までわざわざ出向かなくても、該機器制御装
置の外部に設けた表示装置により確認できる効果に併
せ、製品やその部品の余寿命等の寿命の傾向を、イベン
ト発生時点で、目視により正確に把握することが出来る
寿命診断方法を実施するシステムを実現できる効果があ
る。
【0130】請求項18に記載の電力系統の寿命診断方
法の発明は、請求項1〜請求項17の何れか一に記載の
電力系統の寿命診断方法において、前記寿命診断結果が
少なくとも要注意レベルの場合は、その旨を、前記機器
制御装置、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠
点の少なくとも一へ報知するようにしたので、前記設備
機器や前記機器制御装置等の製品やその部品の寿命に最
も影響するイベント発生時点で製品やその部品の余寿命
等の寿命診断を行なうことができ、しかもイベント発生
時点での寿命診断結果は、電気所の機器制御装置までわ
ざわざ出向かなくても、該機器制御装置の外部に設けた
表示装置により確認できる効果に併せ、表示装置の画面
を目視してなくても、寿命診断結果が少なくとも要注意
レベルであることを知ることができる効果が有る。
【0131】請求項34に記載の電力系統の寿命診断シ
ステムの発明は、請求項19〜請求項33の何れか一に
記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記寿命
診断結果が少なくとも要注意レベルの場合は、その旨
を、前記機器制御装置、前記電力供給側拠点、及び前記
製品供給側拠点の少なくとも一へ報知するようにしたの
で、前記設備機器や前記機器制御装置等の製品やその部
品の寿命に最も影響するイベント発生時点で製品やその
部品の余寿命等の寿命診断を行なうことができ、しかも
イベント発生時点での寿命診断結果は、電気所の機器制
御装置までわざわざ出向かなくても、該機器制御装置の
外部に設けた表示装置により確認できる効果に併せ、表
示装置の画面を目視してなくても、寿命診断結果が少な
くとも要注意レベルであることを知ることができる寿命
診断方法を実施するシステムを実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すシステム構成
図。
【図2】 この発明の実施の形態2を示すシステム構成
図。
【図3】 この発明の実施の形態2の動作を示すフロ−
図。
【図4】 この発明の実施の形態3を示す画面表示例を
示す図。
【図5】 この発明の実施の形態4を示す画面表示例を
示す図。
【図6】 この発明の実施の形態5を示す画面表示例を
示す図。
【図7】 この発明の実施の形態6を示すシステム構成
図。
【図8】 この発明の実施の形態6の動作を示すフロ−
図。
【図9】 この発明の実施の形態7を示すシステム構成
図。
【図10】 この発明の実施の形態7の動作を示すフロ
−図。
【図11】 この発明の実施の形態8を示すシステム構
成図。
【図12】 従来システムのシステム構成図。
【符号の説明】
1A,1B,・・・1N 電気所、 1A1,1A2,1B1,・・・1N1 機器制御装
置、 1A13 機器制御装置1A1の表示装置、 1A15 機器制御装置1A1の記憶装置、 1A151 機器制御装置1A1の第1記憶装置、 1A152 機器制御装置1A1の第2記憶装置、 1A15n+2 機器制御装置1A1の寿命診断プログラ
ムを格納した第n+2記憶装置、 1A16 イベント発生検出手段、 2 電力供給側拠点、 25,26,・・・2n 電力供給側拠点2の電子端
末、 252 電力供給側拠点2の電子端末25の表示装置、 254 電力供給側拠点2の電子端末25の記憶装置、 254n+2 電力供給側拠点2の電子端末25の寿命診
断プログラムを格納した第n+2記憶装置、 3 製品供給側拠点、 35,36,・・・3n 製品供給側拠点3の電子端
末、 352 製品供給側拠点3電子端末35の表示装置、 354 製品供給側拠点3の電子端末35の記憶装置、 354n+2 製品供給側拠点3の電子端末35の寿命診
断プログラムを格納した第n+2記憶装置、 23 診断サ−バ、 232 診断サ−バ23の表示装置、 234 診断サ−バ23の寿命診断プログラムを格納し
た記憶装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G064 AA04 AB03 AC05 AC08 BA02 BA07 CB02 CB06 CB16 DA01 5G066 AA09 AA10 AE03 AE07 AE09 5H223 AA19 BB02 BB04 BB08 DD01 DD03 DD07 EE13 EE21 EE29 EE30 FF03 FF04 FF09

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統を構成する設備機器が設置され
    た電気所に設置され前記設備機器と共に前記電力系統を
    構成し前記設備機器を制御する機器制御装置、及びこの
    機器制御装置の外部に設けられ前記機器制御装置の内部
    情報から前記電力系統の状態を通信網を介して監視する
    監視装置を備えた電力系統において、前記電力系統での
    イベント発生により起動される診断プログラムにより前
    記設備機器及び前記機器制御装置の少なくとも一のイベ
    ント発生時の寿命診断を行い、この寿命診断結果を前記
    設備機器及び前記機器制御装置の外部における表示装置
    に表示する電力系統の寿命診断方法。
  2. 【請求項2】 電力系統を構成する設備機器が設置され
    た各電気所に設置され前記設備機器と共に前記電力系統
    を構成し前記設備機器を制御する機器制御装置、及びこ
    れら機器制御装置の外部に設けられ前記各機器制御装置
    の内部情報から前記電力系統の状態を通信網を介して監
    視する監視装置を備えた電力系統において、前記電力系
    統でのイベント発生により起動される診断プログラムに
    より前記各設備機器及び前記各機器制御装置の少なくと
    も一のイベント発生時の寿命診断を行い、この寿命診断
    結果を前記各設備機器及び前記各機器制御装置の外部に
    おける表示装置に表示する電力系統の寿命診断方法。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2の何れかに記載の
    電力系統の寿命診断方法において、前記表示装置が、電
    力供給側拠点及び製品供給側拠点の少なくとも一方にお
    ける表示装置である電力系統の寿命診断方法。
  4. 【請求項4】 請求項1及び請求項2の何れかに記載の
    電力系統の寿命診断方法において、前記診断プログラム
    が、前記電気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供
    給側拠点の少なくとも一に格納されている電力系統の寿
    命診断方法。
  5. 【請求項5】 請求項1及び請求項2の何れかに記載の
    電力系統の寿命診断方法において、前記診断プログラム
    が、前記電気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供
    給側拠点の少なくとも一から送り出されるエ−ジェント
    プログラムであり、このエ−ジェントプログラムは診断
    の必要な個所で診断を行う電力系統の寿命診断方法。
  6. 【請求項6】 請求項1及び請求項2の何れかに記載の
    電力系統の寿命診断方法において、前記診断プログラム
    が、前記電気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供
    給側拠点の少なくとも一から送り出されるエ−ジェント
    プログラムであり、このエ−ジェントプログラムは診断
    の必要な複数箇所に亘って移動し、当該複数箇所で診断
    を行う電力系統の寿命診断方法。
  7. 【請求項7】 請求項1及び請求項2の何れかに記載の
    電力系統の寿命診断方法において、前記診断プログラム
    が、前記電気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供
    給側拠点の少なくとも一から送り出されるエ−ジェント
    プログラムであり、このエ−ジェントプログラムは診断
    の必要な複数箇所へ並行して発信され、各エ−ジェント
    プログラムが各発信先で診断を行う電力系統の寿命診断
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項1及び請求項2の何れかに記載の
    電力系統の寿命診断方法において、前記電気所、前記電
    力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少なくとも一
    から診断の必要な個所に移動するエ−ジェントプログラ
    ムにより診断の必要な個所で診断に必要な状態情報を収
    集し、このエ−ジェントプログラムが収集した状態情報
    により、前記診断プログラムが診断を行う電力系統の寿
    命診断方法。
  9. 【請求項9】 請求項1及び請求項2の何れかに記載の
    電力系統の寿命診断方法において、前記電気所、前記電
    力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少なくとも一
    から診断の必要な複数箇所に亘って移動するエ−ジェン
    トプログラムにより診断の必要な複数個所で診断に必要
    な各々の状態情報を収集し、このエ−ジェントプログラ
    ムが収集した各状態情報により、前記診断プログラムが
    診断の必要な複数個所について診断を行う電力系統の寿
    命診断方法。
  10. 【請求項10】 請求項1及び請求項2の何れかに記載
    の電力系統の寿命診断方法において、前記電気所、前記
    電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少なくとも
    一から診断の必要な複数箇所へ並行して発信されるエ−
    ジェントプログラムにより診断の必要な複数個所で診断
    に必要な各々の状態情報を収集し、このエ−ジェントプ
    ログラムが収集した各状態情報により、前記診断プログ
    ラムが診断の必要な複数個所について診断を行う電力系
    統の寿命診断方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項10の何れか一に記
    載の電力系統の寿命診断方法において、前記寿命診断
    が、前記通信網を介して行われる電力系統の寿命診断方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜請求項10の何れか一に記
    載の電力系統の寿命診断方法において、前記寿命診断の
    少なくとも一部が、前記通信網よりセキュリティの高い
    通信回線を介して行われる電力系統の寿命診断方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜請求項12の何れか一に記
    載の電力系統の寿命診断方法において、少なくとも次の
    1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力系統の寿命
    診断方法。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
    命診断に必要な状態情報により前記機器制御装置におけ
    る診断プログラムが診断する。 2.この診断の結果を、前記機器制御装置から、前記電
    力供給側拠点及び前記製品供給側拠点の少なくとも一方
    が得る。 3.この得た診断結果を、前記電力供給側拠点及び前記
    製品供給側拠点の少なくとも一方の表示装置で表示す
    る。
  14. 【請求項14】 請求項1〜請求項12の何れか一に記
    載の電力系統の寿命診断方法において、少なくとも次の
    1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力系統の寿命
    診断方法。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
    命診断に必要な状態情報前記電力供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記電力供給側拠点におけ
    る寿命診断プログラムが診断する。 3.この診断結果を、前記機器制御装置、前記電力供給
    側拠点、及び製品供給側拠点の少なくとも一における表
    示装置で表示する。
  15. 【請求項15】 請求項1〜請求項12の何れか一に記
    載の電力系統の寿命診断方法において、少なくとも次の
    1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力系統の寿命
    診断方法。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
    命診断に必要な状態情報を前記製品供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記製品供給側拠点におけ
    る寿命診断プログラムが診断する。 3.この診断結果を、前記機器制御装置、前記電力供給
    側拠点、及び製品供給側拠点の少なくとも一における表
    示装置で表示する。
  16. 【請求項16】 請求項1〜請求項12の何れか一に記
    載の電力系統の寿命診断方法において、少なくとも次の
    1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力系統の寿命
    診断方法。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
    命診断に必要な状態情報を前記電力供給側拠点及び前記
    製品供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記電力供給側拠点及び前
    記製品供給側拠点における各寿命診断プログラムが診断
    する。 3.これら診断の結果を、前記機器制御装置、前記電力
    供給側拠点、及び製品供給側拠点の少なくとも一におけ
    る表示装置で表示する。
  17. 【請求項17】 請求項1〜請求項16の何れか一に記
    載の電力系統の寿命診断方法において、前記寿命診断結
    果のトレンドを前記表示装置に表示する電力系統の寿命
    診断方法。
  18. 【請求項18】 請求項1〜請求項17の何れか一に記
    載の電力系統の寿命診断方法において、前記寿命診断結
    果が少なくとも要注意レベルの場合は、その旨を、前記
    機器制御装置、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給
    側拠点の少なくとも一へ報知する電力系統の寿命診断方
    法。
  19. 【請求項19】 電力系統を構成する設備機器が設置さ
    れた電気所に設置され前記設備機器と共に前記電力系統
    を構成し前記設備機器を制御する機器制御装置、及びこ
    の機器制御装置の外部に設けられ前記機器制御装置の内
    部情報から前記電力系統の状態を通信網を介して監視す
    る監視装置を備えた電力系統において、前記電気所、前
    記電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少なくと
    も一における記憶装置、この記憶装置に格納され前記設
    備機器及び前記機器制御装置の少なくとも一でのイベン
    ト発生時に起動され前記設備機器及び前記機器制御装置
    の少なくとも一での前記イベント発生時の寿命診断を行
    う診断プログラム、及び前記電力供給側拠点及び前記製
    品供給側拠点の少なくとも一に設けられ前記診断プログ
    ラムによる寿命診断結果を表示する表示装置を備えてい
    る電力系統の寿命診断システム。
  20. 【請求項20】 電力系統を構成する設備機器が設置さ
    れた各電気所に設置され前記設備機器と共に前記電力系
    統を構成し前記設備機器を制御する機器制御装置、及び
    これら機器制御装置の外部に設けられ前記各機器制御装
    置の内部情報から前記電力系統の状態を通信網を介して
    監視する監視装置を備えた電力系統において、前記各電
    気所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の
    少なくとも一における記憶装置、この記憶装置に格納さ
    れ前記各設備機器及び前記各機器制御装置の少なくとも
    一でのイベント発生時に起動され前記各設備機器及び前
    記各機器制御装置の少なくとも一での前記イベント発生
    時の寿命診断を行う診断プログラム、及び前記電力供給
    側拠点及び前記製品供給側拠点の少なくとも一に設けら
    れ前記診断プログラムによる寿命診断結果を表示する表
    示装置を備えている電力系統の寿命診断システム。
  21. 【請求項21】 請求項19及び請求項20の何れか一
    に記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記診
    断プログラムが、前記電気所、前記電力供給側拠点、及
    び前記製品供給側拠点の少なくとも一から送り出され診
    断の必要な個所に移動して当該個所の診断を行うエ−ジ
    ェントプログラムである電力系統の寿命診断システム。
  22. 【請求項22】 請求項19及び請求項20の何れかに
    記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記診断
    プログラムが、前記電気所、電力供給側拠点、及び製品
    供給側拠点の少なくとも一から送り出され診断の必要な
    複数箇所に亘って移動し、当該複数箇所で診断を行うエ
    −ジェントプログラムである電力系統の寿命診断システ
    ム。
  23. 【請求項23】 請求項19及び請求項20の何れかに
    記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記診断
    プログラムが、前記電気所、前記電力供給側拠点、及び
    前記製品供給側拠点の少なくとも一から、診断の必要な
    複数箇所へ並行して発信され、各エ−ジェントプログラ
    ムが各発信先で診断を行うエ−ジェントプログラムであ
    る電力系統の寿命診断システム。
  24. 【請求項24】 請求項19及び請求項20の何れかに
    記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記電気
    所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少
    なくとも一から診断の必要な個所に移動するエ−ジェン
    トプログラムにより診断の必要な個所で診断に必要な状
    態情報を収集し、このエ−ジェントプログラムが収集し
    た状態情報により、前記診断プログラムが診断を行う電
    力系統の寿命診断システム。
  25. 【請求項25】 請求項19及び請求項20の何れかに
    記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記電気
    所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少
    なくとも一から診断の必要な複数箇所に亘って移動する
    エ−ジェントプログラムにより診断の必要な複数個所で
    診断に必要な各々の状態情報を収集し、このエ−ジェン
    トプログラムが収集した各状態情報により、前記診断プ
    ログラムが診断の必要な複数個所について診断を行う電
    力系統の寿命診断システム。
  26. 【請求項26】 請求項19及び請求項20の何れかに
    記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記電気
    所、前記電力供給側拠点、及び前記製品供給側拠点の少
    なくとも一から診断の必要な複数箇所へ並行して発信さ
    れるエ−ジェントプログラムにより診断の必要な複数個
    所で診断に必要な各々の状態情報を収集し、このエ−ジ
    ェントプログラムが収集した各状態情報により、前記診
    断プログラムが診断の必要な複数個所について診断を行
    う電力系統の寿命診断システム。
  27. 【請求項27】 請求項19〜請求項26の何れか一に
    記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記寿命
    診断が、前記通信網を介して行われる電力系統の寿命診
    断システム。
  28. 【請求項28】 請求項19〜請求項26の何れか一に
    記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記寿命
    診断の少なくとも一部が、前記通信網よりセキュリティ
    の高い通信回線を介して行われる電力系統の寿命診断シ
    ステム。
  29. 【請求項29】 請求項19〜請求項28の何れか一に
    記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、少なくと
    も次の1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力系統
    の寿命診断システム。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
    命診断に必要な状態情報により前記機器制御装置におけ
    る診断プログラムが診断する。 2.この診断の結果を、前記機器制御装置から、前記電
    力供給側拠点及び前記製品供給側拠点の少なくとも一方
    が得る。 3.この得た診断結果を、前記機器制御装置、前記電力
    供給側拠点及び前記製品供給側拠点の少なくとも一方の
    表示装置で表示する。
  30. 【請求項30】 請求項19〜請求項28の何れか一に
    記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、少なくと
    も次の1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力系統
    の寿命診断システム。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
    命診断に必要な状態情報を前記電力供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記電力供給側拠点におけ
    る寿命診断プログラムが診断する。 3.この診断結果を、前記機器制御装置、前記電力供給
    側拠点、及び製品供給側拠点の少なくとも一における表
    示装置で表示する。
  31. 【請求項31】 請求項19〜請求項28の何れか一に
    記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、少なくと
    も次の1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力系統
    の寿命診断システム。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
    命診断に必要な状態情報を前記製品供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記製品供給側拠点におけ
    る寿命診断プログラムが診断する。 3.この診断結果を、前記機器制御装置、前記電力供給
    側拠点、及び前記製品供給側拠点の少なくとも一におけ
    る表示装置で表示する。
  32. 【請求項32】 請求項19〜請求項28の何れか一に
    記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、少なくと
    も次の1〜3の手順で前記寿命診断が行われる電力系統
    の寿命診断システム。 1.前記機器制御装置が有する各種状態情報のうち、寿
    命診断に必要な状態情報を前記電力供給側拠点及び前記
    製品供給側拠点が得る。 2.この得た状態情報により前記電力供給側拠点及び前
    記製品供給側拠点における各寿命診断プログラムが診断
    する。 3.これら診断の結果を、前記機器制御装置、前記電力
    供給側拠点、及び製品供給側拠点の少なくとも一におけ
    る表示装置で表示する。
  33. 【請求項33】 請求項19〜請求項32の何れか一に
    記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記寿命
    診断結果のトレンドを前記表示装置に表示する電力系統
    の寿命診断システム。
  34. 【請求項34】 請求項19〜請求項33の何れか一に
    記載の電力系統の寿命診断システムにおいて、前記寿命
    診断結果が少なくとも要注意レベルの場合は、その旨
    を、前記機器制御装置、前記電力供給側拠点、及び前記
    製品供給側拠点の少なくとも一へ報知する電力系統の寿
    命診断システム。
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