JP2003111013A - 映像撮影記録装置、撮影データ分類方法、及び記憶媒体 - Google Patents

映像撮影記録装置、撮影データ分類方法、及び記憶媒体

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JP2003111013A JP2001306326A JP2001306326A JP2003111013A JP 2003111013 A JP2003111013 A JP 2003111013A JP 2001306326 A JP2001306326 A JP 2001306326A JP 2001306326 A JP2001306326 A JP 2001306326A JP 2003111013 A JP2003111013 A JP 2003111013A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザによる被写体の撮影に基づくデータに
対して位置情報によるグルーピングを自動で行うことに
より、ユーザがコンテンツ管理を行う手間を軽減し、作
業効率の改善を可能とした映像撮影記録装置、撮影デー
タ分類方法、及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 映像撮影記録装置200は、映像を撮影
する撮像部208、撮影された映像を記録する着脱可能
記録部204、撮影データに位置情報、時間情報、撮影
者情報、画像情報等の付加情報を加える位置情報取得部
207、付加された位置情報に基づき撮影データをグル
ーピングするグループ情報管理部206、グルーピング
情報を撮影データのヘッダに付加して着脱可能記録部2
04に記録もしくは着脱可能記録部204の別の記録領
域に記録する制御を行う制御部210を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像撮影記録装
置、撮影データ分類方法、及び記憶媒体に関し、特に、
デジタル撮影記録装置により画像を撮影し記録した後の
コンテンツ管理において、ユーザの実作業を軽減する場
合に好適な映像撮影記録装置、撮影データ分類方法、及
び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル撮影記録装置によって撮
影されたデータには、画像情報、時間情報、位置情報、
撮影者情報といった様々な付加情報が加えられ記録され
ていた。図12は従来例のデジタル撮影記録装置の電気
的構成を示すブロック図である。デジタル撮影記録装置
100は、外部機器と接続するための通信部101、通
信の上位プロトコル制御を行う通信補助部102、撮影
されたデジタルデータの加工、圧縮、伸張処理を行う画
像処理部103、撮影、加工、圧縮されたデジタルデー
タを記録する着脱可能記録部104、撮影、加工、圧縮
されたデジタルデータを表示する表示部105、時間情
報、位置情報、画像情報、撮影者情報等を撮影データに
付加する付加情報生成部106、被写体を撮像する撮像
部107、所定データを記憶するメモリ部108、全体
を制御する制御部109、ユーザがデジタル撮影記録装
置100を操作するための操作部110が、データバス
111、アドレスバス112によって接続されることで
構成されている。
【0003】ユーザが撮影したデジタルデータには、付
加情報生成部106によって生成された情報が付加され
て、着脱可能記録部104に記録される。付加情報生成
部106は、例えば、位置情報を取得するためにGPS
(Global Positioning System)のような位置情報取得
手段、時間情報を取得するために時間管理手段等を具備
している。また、前記手段を装備しない場合にも、通信
部101を介して外部機器より前記付加情報を取得する
ことも可能である。このようにして撮影・記録されたデ
ジタルデータは、着脱可能記録部104を外部機器に接
続することで、または通信部101を介して外部機器に
送信され、例えばPC(Personal Computer)やPDA
(Personal Digital Assistants)等でコンテンツ(情
報の内容)管理がユーザ自身によって行われる。この際
に前記付加情報を利用してユーザはコンテンツを分類す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては次のような問題があった。即ち、従来例
のデジタル撮影記録装置における、上述の画像情報、時
間情報、位置情報、撮影者情報のような付加情報をユー
ザが認識し、それを分類するためには、多大なる労力が
必要となる。実際のユーザにとっては、デジタル撮影記
録装置で撮影・記録したコンテンツを管理するような手
間を代行するデジタルプリントサービスのようなシステ
ムが望ましい。つまり、所望の被写体の撮影、コンテン
ツの管理、撮影画像の鑑賞の内、前記コンテンツ管理を
自動で行うようなシステムが必要となる。従って、コン
テンツ管理を行う手間を軽減可能とする技術が要望され
ていた。
【0005】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、ユーザによる被写体の撮影に基づくデータに対
して位置情報によるグルーピングを自動で行うことによ
り、ユーザがコンテンツ管理を行う手間を軽減し、作業
効率の改善を可能とした映像撮影記録装置、撮影データ
分類方法、及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、映像を撮影する撮像手段と、撮影された
映像を記録する記録手段とを具備した映像撮影記録装置
であって、撮影データに位置情報を含む付加情報を加え
る情報付加手段と、前記情報付加手段で付加された前記
位置情報に基づき撮影データをグルーピングする分類手
段と、前記分類手段で生成されたグルーピング情報を撮
影データのヘッダに付加して前記記録手段に記録もしく
は前記記録手段の別の記録領域に記録する記録制御手段
とを有することを特徴とする。
【0007】また、本発明は、映像を撮影する撮像手段
と、撮影された映像を記録する記録手段とを具備した映
像撮影記録装置における撮影データ分類方法であって、
撮影データに位置情報を含む付加情報を加える情報付加
工程と、前記情報付加工程で付加された前記位置情報に
基づき撮影データをグルーピングする分類工程と、前記
分類工程で生成されたグルーピング情報を撮影データの
ヘッダに付加して前記記録手段に記録もしくは前記記録
手段の別の記録領域に記録する記録制御工程とを有する
ことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、映像を撮影する撮像手段
と、撮影された映像を記録する記録手段とを具備した映
像撮影記録装置における撮影データ分類方法を実行する
プログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能
な記憶媒体であって、前記撮影データ分類方法は、撮影
データに位置情報を含む付加情報を加える情報付加ステ
ップと、前記情報付加ステップで付加された前記位置情
報に基づき撮影データをグルーピングする分類ステップ
と、前記分類ステップで生成されたグルーピング情報を
撮影データのヘッダに付加して前記記録手段に記録もし
くは前記記録手段の別の記録領域に記録する記録制御ス
テップとを有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の概要を説明する。
本発明の映像撮影記録装置は、撮影・記録したデジタル
データの付加情報を利用してコンテンツのグルーピング
を行うものであり、従来の映像撮影記録装置の構成に加
え、位置情報を取得するための位置情報取得手段、位置
情報に応じた分類を行うための位置情報自動分類手段、
ユーザが撮影を行う予定経路を予め設定するための予定
予定経路設定手段、ユーザが設定した予定経路情報と撮
影地点の位置情報とを比較し分類するための比較分類手
段、及び、分類されたグループに新たにグループ名を付
加するためのユーザインタフェース手段を具備したもの
である。以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0010】[第1の実施の形態]図1は本発明の第1
の実施の形態に係る映像撮影記録装置200の電気的構
成を示すブロック図である。映像撮影記録装置200
は、通信部201、通信補助部202、画像処理部20
3、着脱可能記録部204、表示部205、グループ情
報管理部206、位置情報取得部207、撮像部20
8、メモリ209、制御部210、操作部211を備え
ている。
【0011】映像撮影記録装置200において、通信部
201は、外部機器と接続し通信を行うためのものであ
る。通信補助部202は、通信部201を介した通信の
上位プロトコル制御を行う。画像処理部203は、撮影
されたデジタルデータの加工、圧縮、伸長処理を行う。
着脱可能記録部204は、撮影、加工、圧縮されたデジ
タルデータを記録する。表示部205は、撮影、加工、
圧縮されたデジタルデータを表示する。グループ情報管
理部206は、位置情報を利用して着脱可能記録部20
4の撮影データのグルーピングを撮影毎に行う。位置情
報取得部207は、位置情報を取得する。撮像部208
は、被写体を撮像する。メモリ209は、撮影予定経路
(以下予定経路)を示す予定経路情報、地図データをデ
ータベース化した地理データベース等を記憶する。制御
部210は、映像撮影記録装置200全体を制御するも
のであり、本発明のプログラムに基づき図2(第1の実
施の形態)、図6(第2の実施の形態)のフローチャー
トに示す処理をグループ情報管理部206に実行させ
る。操作部211は、撮影動作指示・記録動作指示等に
用いる。
【0012】更に詳述すると、映像撮影記録装置200
において、請求項1記載の映像を撮影する撮像手段は、
制御部210が各処理部を制御し、撮像部208によっ
て取得されたデジタルデータを画像処理部203に転送
し加工圧縮することで実現される。また、撮影された映
像を記録する記録手段は、同様に、制御部210が各処
理部を制御し、画像処理部203が加工圧縮したデータ
を着脱可能記録部204に転送し、着脱可能記録部20
4に記録することで実現される。また、撮影データに付
加情報を付加するための情報付加手段は、位置情報取得
部207が、位置情報取得部207から位置情報を、画
像処理部203から画像情報を、制御部210から時間
情報と撮影者情報を各々取得し、制御部210によって
撮影画像データに取得した情報を付加することで実現さ
れる。ここで、位置情報を取得するための位置情報取得
部207は、具体的にはGPS(Global Positioning S
ystem)であってもよい。また、外部機器と通信部20
1及び通信補助部202を介して通信することによっ
て、外部機器より位置情報を取得してもよい。
【0013】また、付加された緯度/経度によって表さ
れる位置情報を利用してグルーピングする分類手段は、
グループ情報管理部206によって実現される。グルー
プ情報管理部206は、位置情報取得部207によって
取得される位置情報を利用して、着脱可能記録部204
に記録されている撮影データのグルーピングを撮影毎に
行う。グルーピングの分類手法としては、最短距離法、
最尤法、他緩法など様々なアルゴリズムが考えられる
が、その実現手段としてはどのようなアルゴリズムを用
いてもよい。本実施形態では、単純なアルゴリズムによ
る分類を下記の図2のフローチャートに基づいて後述す
る。
【0014】次に、上記の如く構成された映像撮影記録
装置200の動作について図1〜図2を参照しながら詳
細に説明する。尚、図2のフローチャートに示す処理
は、映像撮影記録装置200のグループ情報管理部20
6が制御部210の制御下で本発明のプログラムに基づ
き実行する。
【0015】先ず、図2のステップS201において、
映像撮影記録装置200の制御部210は、着脱可能記
録部204より全記録画像データの位置情報を読み出
し、位置情報テーブルを作成するテーブル化を行う。ス
テップS202において、位置情報の中から任意の基準
点を決定する。ステップS203において、任意の計測
点を抽出し、ステップS204において、基準点及び計
測点の2点間の距離を計算する。ステップS205にお
いて、2点間の距離と予め設定された閾値との大小関係
を比較する。ステップS205で2点間の距離が閾値よ
り小さいと認識した場合には、上記ステップS201で
作成した位置情報テーブルに近傍マーク(2点間の距離
が近いことを示すマーク)を1加算する。ステップS2
05で2点間の距離が閾値より大きく、また次の未処理
データがあると認識した場合には、上記ステップS20
3に戻り、上述の処理を繰り返す。
【0016】次に、ステップS208において、全ての
データを基準点とした計測を終了したか否かを判断す
る。ステップS208で全てのデータを基準点とした計
測を終了していないと判断した場合は、上記ステップS
202に戻り再度基準点を決定し、上述の処理を繰り返
す。ステップS208で全てのデータを基準点とした計
測を終了したと判断した場合は、ステップS209にお
いて、各点における近傍マークの加算数を値としたヒス
トグラムを生成し、ステップS210において、上記生
成されたヒストグラムを利用して判別分析法等のアルゴ
リズムによって分類を行う。
【0017】尚、本実施形態においては、情報のグルー
ピングに単純なアルゴリズムを用いているが、精度や処
理時間の短い優れたアルゴリズムを採用することが望ま
しい。上記のようにしてグルーピングされた情報は、画
像データのヘッダファイルに付加してもよいし、また、
別のデータとしてグルーピング情報を保持したファイル
を生成し記録してもよい。
【0018】また、本実施形態においては、位置情報に
よるグルーピング情報は、映像撮影記録装置200によ
って撮影地点の分布状態に応じ撮影毎に自動的に生成さ
れるが、グルーピング名は操作部211と表示部205
に表示されるユーザインタフェースを利用して設定する
ことが可能である。また、上述の例では撮影毎にグルー
ピングを行っているが、ユーザ操作により任意のタイミ
ングでグルーピングを行うことも可能である。
【0019】以上説明したように、第1の実施の形態に
よれば、映像撮影記録装置200は、映像を撮影する撮
像部208、撮影された映像を記録する着脱可能記録部
204、撮影データに位置情報、時間情報、撮影者情
報、画像情報等の付加情報を加える位置情報取得部20
7、付加された位置情報に基づき撮影データをグルーピ
ングするグループ情報管理部206、グルーピング情報
を撮影データのヘッダに付加して着脱可能記録部204
に記録もしくは着脱可能記録部204の別の記録領域に
記録する制御を行う制御部210を備えるため、即ち、
ユーザによる被写体の撮影に基づくデータに対して位置
情報によるグルーピングを自動で行うことにより、ユー
ザがコンテンツ管理を行う手間を軽減することができ、
作業効率の改善を期待することができるという効果を奏
する。
【0020】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態の映像撮影記録装置200は、通信部201、通
信補助部202、画像処理部203、着脱可能記録部2
04、表示部205、グループ情報管理部206、位置
情報取得部207、撮像部208、メモリ209、制御
部210、操作部211を備えている(図1参照)。各
部の詳細構成は上記で詳述したので説明を省略する。
【0021】本実施形態では、ユーザが予定経路情報を
予め設定することで位置情報によるグルーピングを行
う。映像撮影記録装置200において、請求項3及び4
記載の予定経路情報を設定するための設定手段は、操作
部211と表示部205によって実現される。ユーザは
表示部205に表示される画面である図3に示すメニュ
ー(「モード設定」、「予定経路設定」、「時間設
定」)から、「予定経路設定」を操作部211によって
選択する。次に、ユーザは表示部205に表示される次
画面である図4において、地名、緯度、経度を操作部2
11によって入力する。設定された予定経路は図5に示
すように表示される。設定された予定経路情報はメモリ
209に記憶される。
【0022】ここで、映像撮影記録装置200が地理デ
ータベースをメモリ209に保持していた場合には、ユ
ーザは表示部205に表示される画面である図4におい
て地理名のみを入力するだけで、自動的に、即ち制御部
210が地理名から緯度経度情報に変換し予定経路情報
として保持することにより、請求項5記載の地理名によ
る予定経路情報の設定が実現される。また、外部機器、
例えばPCやPDA等が地理データベースを保持してお
り、図4に示すような経路設定のためのインタフェース
を具備している場合には、映像撮影記録装置200の通
信部201により上記PC、PDA等から予定経路情報
を受信し、メモリ209に記録することで、請求項6記
載の外部機器による予定経路の設定手段が実現される。
【0023】次に、設定された予定経路に応じたグルー
ピングについて説明する。映像撮影記録装置200は、
撮影毎に位置情報取得部207によって位置情報を取得
し、撮影したデータに位置情報を付加し、着脱可能記録
部204に記録する。このとき取得した位置情報と予定
経路情報とを比較し、その中で最も近い予定系路上の位
置情報との差が予め設定された閾値Aより小さい場合に
は、その位置情報が示す地理名に記録データをグルーピ
ングする。このグルーピング情報は、記録データのヘッ
ダとして記録されてもよいし、様々な付加情報によって
記録コンテンツを管理する別ファイル内に記述されても
よい。また、上記閾値Aは、ユーザが制御部210及び
表示部205のインタフェースによって設定することも
可能であり、設定された閾値はメモリ209に保持され
る。
【0024】次に、上記の如く構成された映像撮影記録
装置200の動作について図1、図3〜図11を参照し
ながら詳細に説明する。尚、図6のフローチャートに示
す処理は、映像撮影記録装置200のグループ情報管理
部206が制御部210の制御下で本発明のプログラム
に基づき実行する。
【0025】図6のステップS601において、映像撮
影記録装置200による撮影が行われると、ステップS
602において、予定経路情報が設定されているか否か
を判別する。ステップS602で予定経路情報が設定さ
れていないと判断した場合には、ステップS608へ移
行する。ステップS602で予定経路情報が設定されて
いると判断した場合には、ステップS603において、
予定経路情報に基づく地点の位置と撮影地点の位置との
距離を計測する。計測した中で予定経路のC地点との距
離Bが最も小さい場合には、ステップS604におい
て、距離Bと上記閾値Aとを比較する。
【0026】ステップS604で距離Bが上記閾値Aよ
り小さいと判断した場合は、ステップS606におい
て、映像撮影記録装置200による撮影データは予定経
路のC地点の撮影データとしてグルーピングされ、ステ
ップS608において、その情報が撮影データのヘッダ
ファイルもしくは別データとして記録される。ステップ
S604で距離Bが上記閾値Aより大きいと判断した場
合には、ステップS605において、映像撮影記録装置
200による撮影地点が予定系路上の中間地点であるか
どうかの判別を行う。この判別方法について説明する。
例えば、予定経路情報としてD地点、E地点、F地点が
設定されていたとする。即ち、ステップS604で撮影
地点の位置と各予定経路上のD、E、F地点との距離B
が上記閾値Aより大きいと判断した場合には、ステップ
S605に移行する。
【0027】図7は予定経路上のD地点801、E地点
802、F地点803の位置相関を示す図である。80
7は各地点から閾値Aに相当する距離を示している。即
ち、D地点801、E地点802、F地点803共に、
804、805、806で示される円の中に存在し、そ
の円の中での撮影ならば、その地点の撮影データとして
グルーピングされる。ステップS605で、当該撮影が
図8に示すように予定系路上の2地点間(本例ではE地
点802及びF地点803間)の距離を直径とする円9
01内での撮影である場合には、予定経路途中での撮影
と判断して、ステップS606において、グルーピング
を行う。
【0028】図8において902で示す地点で撮影を行
った場合には、E地点802からF地点803への経路
途中での撮影として判別される。但し、この判別方法
は、2地点(本例ではE地点802とF地点803)が
比較的近距離にある場合にのみ有効である。2地点が遠
距離にある場合には、図9に示すように、1001、1
002、1003、1004で示す角度で範囲を決定
し、その範囲であるRa1005内での撮影であった場
合は、予定系路途中での撮影としてグルーピングを行
う。尚、角度1001、1002、1003、1004
は、2地点間の距離応じて動的に変化させるほうがより
精度の高いグルーピング(分類)が可能となる。また、
この予定系路途中か否かの判別も、精度や処理時間の短
い優れたアルゴリズムを採用することが望ましい。
【0029】ステップS605で予定経路途中でないと
判断した場合は、ステップS607において、予定経路
外地点での撮影として分類する。また、表示部205に
その旨を表示することで通知する。また、ユーザはその
通知に基づき新たなグループとして撮影地点名を表示部
205または操作部211から入力可能である。尚、予
定経路外での撮影が多い場合には、第1の実施の形態で
示したように自動で撮影分布に応じた分類を行う。
【0030】上記のフローチャートに沿った処理をグル
ープ情報管理部206が行うことによって請求項8及び
請求項9が実現される。また、図10に示すように、グ
ルーピングされたデータとして、表示部205において
予定経路情報1101と各地点での撮影枚数1102等
が表示される。また、図11に示すように、操作部21
1と表示部205のユーザインタフェースを使用するこ
とで、予定経路途中1201や予定経路外1203とし
て分類されたグループ名を変更することも可能である。
【0031】以上説明したように、第2の実施の形態に
よれば、映像撮影記録装置200は、映像を撮影する撮
像部208、撮影された映像を記録する着脱可能記録部
204、撮影データに位置情報、時間情報、撮影者情
報、画像情報等の付加情報を加える位置情報取得部20
7、撮影前に設定された撮影予定経路としての複数の予
定経路情報と撮影地点の位置情報に応じてグルーピング
を行うグループ情報管理部206、グルーピング情報を
撮影データのヘッダに付加して着脱可能記録部204に
記録もしくは着脱可能記録部204の別の記録領域に記
録する制御を行う制御部210を備えるため、即ち、ユ
ーザによる被写体の撮影に基づくデータに対して位置情
報によるグルーピングを自動で行うことにより、ユーザ
がコンテンツ管理を行う手間を軽減することができ、作
業効率の改善を期待することができるという効果を奏す
る。
【0032】[他の実施の形態]上記実施形態では、図
5等に示すような所定地域の予定経路を例に挙げたが、
これに限定されるものではなく、ユーザ所望の予定経路
とすることが可能である。これにより、国内旅行におけ
る撮影データのコンテンツ管理に好適となる。
【0033】上記実施形態では、図5等に示すような日
本国内の予定経路を例に挙げたが、これに限定されるも
のではなく、ユーザ所望の日本国外の予定経路とするこ
とも可能である。これにより、外国旅行における撮影デ
ータのコンテンツ管理に好適となる。
【0034】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体等の媒体
をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装
置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体
等の媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0035】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体として
は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROM、或いはネットワークを介したダウンロードなど
を用いることができる。
【0036】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も、本発明に
含まれることは言うまでもない。
【0037】更に、記憶媒体等の媒体から読み出された
プログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡
張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニット
に備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニ
ットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実
現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮影データに位置情報を含む付加情報を加え、前記位置
情報に基づき撮影データをグルーピングし、グルーピン
グ情報を撮影データのヘッダに付加して記録もしくは別
の記録領域に記録する制御を行うため、即ち、ユーザに
よる被写体の撮影に基づくデータに対して位置情報によ
るグルーピングを自動で行うことにより、ユーザがコン
テンツ管理を行う手間を軽減することができ、作業効率
の改善を期待することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2の実施の形態に係る映像撮
影記録装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の処理を示すフローチャート
である。
【図3】予定経路設定のメニュー表示例を示す図であ
る。
【図4】ユーザインタフェースを利用した予定経路設定
の操作例を示す図である。
【図5】予定経路設定後の表示例を示す図である。
【図6】第2の実施の形態の処理を示すフローチャート
である。
【図7】図6のステップS604における判別状態を示
す図である。
【図8】図6のステップS605における判別状態を示
す図である。
【図9】図6のステップS605における判別状態を示
す図である。
【図10】グルーピング結果の表示例を示す図である。
【図11】ユーザインタフェースを利用したグループ名
の変更操作例を示す図である。
【図12】従来例に係るデジタル撮影記録装置の電気的
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
200 映像撮影記録装置 201 通信部(通信手段) 202 通信補助部(通信手段) 203 画像処理部 204 着脱可能記録部(記録手段) 205 表示部(固有名付加手段、予定経路設定手段、
通知手段、撮影地点名入力手段、表示手段) 206 グループ情報管理部(分類手段) 207 位置情報取得部(情報付加手段) 208 撮像部(撮像手段) 209 メモリ(保持手段) 210 制御部(情報付加手段、記録制御手段、情報取
得手段) 211 操作部(固有名付加手段、予定経路設定手段、
撮影地点名入力手段)

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を撮影する撮像手段と、撮影された
    映像を記録する記録手段とを具備した映像撮影記録装置
    であって、 撮影データに位置情報を含む付加情報を加える情報付加
    手段と、前記情報付加手段で付加された前記位置情報に
    基づき撮影データをグルーピングする分類手段と、前記
    分類手段で生成されたグルーピング情報を撮影データの
    ヘッダに付加して前記記録手段に記録もしくは前記記録
    手段の別の記録領域に記録する記録制御手段とを有する
    ことを特徴とする映像撮影記録装置。
  2. 【請求項2】 前記分類手段でグルーピングされたグル
    ープに固有名を付加する固有名付加手段を有し、前記分
    類手段は、前記位置情報による前記グルーピング情報
    を、撮影地点の分布状態に応じて撮影毎にもしくは任意
    のタイミングで生成し更新することが可能であることを
    特徴とする請求項1記載の映像撮影記録装置。
  3. 【請求項3】 撮影前に撮影予定経路としての予定経路
    情報を設定する予定経路設定手段を有し、前記分類手段
    は、前記予定経路設定手段で設定された複数の前記予定
    経路情報と撮影地点の位置情報に応じてグルーピングを
    行うことを特徴とする請求項1又は2記載の映像撮影記
    録装置。
  4. 【請求項4】 前記予定経路情報とは、緯度・経度を示
    す情報を含むことを特徴とする請求項3記載の映像撮影
    記録装置。
  5. 【請求項5】 地理データベースを保持する保持手段を
    有し、前記予定経路設定手段は、撮影前に撮影予定経路
    としての前記予定経路情報を地理名で設定可能であり、
    前記分類手段は、前記地理データベースに基づき前記予
    定経路情報を地理名から緯度・経度情報に変換し、前記
    緯度・経度情報に変換された前記予定経路情報と撮影地
    点の位置情報に応じてグルーピングを行うことを特徴と
    する請求項1〜4の何れかに記載の映像撮影記録装置。
  6. 【請求項6】 地理データベースを保持すると共に前記
    地理データベースに基づき前記予定経路情報を地理名か
    ら緯度・経度情報に変換する機能を有する外部機器か
    ら、前記緯度・経度情報を取得する情報取得手段を有す
    ることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の映像
    撮影記録装置。
  7. 【請求項7】 前記分類手段は、撮影予定経路上のA地
    点として設定された前記予定経路情報と撮影地点の位置
    情報とを比較し、2地点間の距離が予め設定された閾値
    より小さい場合には、撮影データをA地点のグループと
    して分類することを特徴とする請求項1〜5の何れかに
    記載の映像撮影記録装置。
  8. 【請求項8】 前記分類手段は、撮影予定経路上のA地
    点とB地点の間で撮影・記録が行われた場合で、撮影地
    点がA地点及びB地点のグループとして分類されず、A
    地点からB地点へもしくはB地点からA地点への移動経
    路上にあると認識した場合には、撮影データをA地点か
    らB地点への移動途中グループに分類することを特徴と
    する請求項1〜5、7の何れかに記載の映像撮影記録装
    置。
  9. 【請求項9】 前記分類手段は、撮影予定経路上のA地
    点とB地点の間で撮影・記録が行われた場合で、撮影地
    点がA地点及びB地点のグループとして分類されず、A
    地点からB地点へもしくはB地点からA地点への移動経
    路上にないと認識した場合には、撮影データを撮影予定
    経路外グループに分類することを特徴とする請求項1〜
    5、7〜8の何れかに記載の映像撮影記録装置。
  10. 【請求項10】 前記分類手段で撮影データが前記移動
    途中グループもしくは前記撮影予定経路外グループに分
    類された場合にその旨を通知する通知手段と、前記通知
    手段による通知に基づき新たなグループとして撮影地点
    名を入力可能な撮影地点名入力手段とを有することを特
    徴とする請求項1〜5、7〜9の何れかに記載の映像撮
    影記録装置。
  11. 【請求項11】 前記分類手段でグルーピングされたデ
    ータを表示する表示手段を有することを特徴とする請求
    項1〜5、7〜10の何れかに記載の映像撮影記録装
    置。
  12. 【請求項12】 前記表示手段は、前記予定経路情報、
    各地点での撮影枚数を表示可能であることを特徴とする
    請求項11記載の映像撮影記録装置。
  13. 【請求項13】 前記情報付加手段は、撮影データに対
    し前記位置情報の他に時間情報、撮影者情報、画像情報
    等の付加情報を加えると共に、前記位置情報をGPS
    (Global Positioning System)を利用して取得もしく
    は外部機器との通信に基づき取得することを特徴とする
    請求項1記載の映像撮影記録装置。
  14. 【請求項14】 前記分類手段によるグルーピングの分
    類手法としては、最短距離法、最尤法、他緩法等の分類
    手法を含むことを特徴とする請求項1〜5、7〜11の
    何れかに記載の映像撮影記録装置。
  15. 【請求項15】 前記外部機器とは、パーソナルコンピ
    ュータ等の情報処理装置、PDA(Personal Digital A
    ssistants)等の個人用情報機器を含み、前記外部機器
    と通信を行う通信手段を有することを特徴とする請求項
    6記載の映像撮影記録装置。
  16. 【請求項16】 映像を撮影する撮像手段と、撮影され
    た映像を記録する記録手段とを具備した映像撮影記録装
    置における撮影データ分類方法であって、 撮影データに位置情報を含む付加情報を加える情報付加
    工程と、前記情報付加工程で付加された前記位置情報に
    基づき撮影データをグルーピングする分類工程と、前記
    分類工程で生成されたグルーピング情報を撮影データの
    ヘッダに付加して前記記録手段に記録もしくは前記記録
    手段の別の記録領域に記録する記録制御工程とを有する
    ことを特徴とする撮影データ分類方法。
  17. 【請求項17】 前記分類工程でグルーピングされたグ
    ループに固有名を付加する固有名付加工程を有し、前記
    分類工程では、前記位置情報による前記グルーピング情
    報を、撮影地点の分布状態に応じて撮影毎にもしくは任
    意のタイミングで生成し更新することが可能であること
    を特徴とする請求項16記載の撮影データ分類方法。
  18. 【請求項18】 撮影前に撮影予定経路としての予定経
    路情報を設定する予定経路設定工程を有し、前記分類工
    程では、前記予定経路設定工程で設定された複数の前記
    予定経路情報と撮影地点の位置情報に応じてグルーピン
    グを行うことを特徴とする請求項16又は17記載の撮
    影データ分類方法。
  19. 【請求項19】 前記予定経路情報とは、緯度・経度を
    示す情報を含むことを特徴とする請求項18記載の撮影
    データ分類方法。
  20. 【請求項20】 前記予定経路設定工程では、撮影前に
    撮影予定経路としての前記予定経路情報を地理名で設定
    可能であり、前記分類工程では、地理データベースに基
    づき前記予定経路情報を地理名から緯度・経度情報に変
    換し、前記緯度・経度情報に変換された前記予定経路情
    報と撮影地点の位置情報に応じてグルーピングを行うこ
    とを特徴とする請求項16〜19の何れかに記載の撮影
    データ分類方法。
  21. 【請求項21】 地理データベースを保持すると共に前
    記地理データベースに基づき前記予定経路情報を地理名
    から緯度・経度情報に変換する機能を有する外部機器か
    ら、前記緯度・経度情報を取得する情報取得工程を有す
    ることを特徴とする請求項16〜20の何れかに記載の
    撮影データ分類方法。
  22. 【請求項22】 前記分類工程では、撮影予定経路上の
    A地点として設定された前記予定経路情報と撮影地点の
    位置情報とを比較し、2地点間の距離が予め設定された
    閾値より小さい場合には、撮影データをA地点のグルー
    プとして分類することを特徴とする請求項16〜20の
    何れかに記載の撮影データ分類方法。
  23. 【請求項23】 前記分類工程では、撮影予定経路上の
    A地点とB地点の間で撮影・記録が行われた場合で、撮
    影地点がA地点及びB地点のグループとして分類され
    ず、A地点からB地点へもしくはB地点からA地点への
    移動経路上にあると認識した場合には、撮影データをA
    地点からB地点への移動途中グループに分類することを
    特徴とする請求項16〜20、22の何れかに記載の撮
    影データ分類方法。
  24. 【請求項24】 前記分類工程では、撮影予定経路上の
    A地点とB地点の間で撮影・記録が行われた場合で、撮
    影地点がA地点及びB地点のグループとして分類され
    ず、A地点からB地点へもしくはB地点からA地点への
    移動経路上にないと認識した場合には、撮影データを撮
    影予定経路外グループに分類することを特徴とする請求
    項16〜20、22〜23の何れかに記載の撮影データ
    分類方法。
  25. 【請求項25】 前記分類工程で撮影データが前記移動
    途中グループもしくは前記撮影予定経路外グループに分
    類された場合にその旨を通知する通知工程と、前記通知
    工程による通知に基づき新たなグループとして撮影地点
    名を入力する撮影地点名入力工程とを有することを特徴
    とする請求項16〜20、22〜24の何れかに記載の
    撮影データ分類方法。
  26. 【請求項26】 前記分類工程でグルーピングされたデ
    ータを表示する表示工程を有することを特徴とする請求
    項16〜20、22〜25の何れかに記載の撮影データ
    分類方法。
  27. 【請求項27】 前記表示工程では、前記予定経路情
    報、各地点での撮影枚数を表示可能であることを特徴と
    する請求項26記載の撮影データ分類方法。
  28. 【請求項28】 前記情報付加工程では、撮影データに
    対し前記位置情報の他に時間情報、撮影者情報、画像情
    報等の付加情報を加えると共に、前記位置情報をGPS
    (Global Positioning System)を利用して取得もしく
    は外部機器との通信に基づき取得することを特徴とする
    請求項16記載の撮影データ分類方法。
  29. 【請求項29】 前記分類工程によるグルーピングの分
    類手法としては、最短距離法、最尤法、他緩法等の分類
    手法を含むことを特徴とする請求項16〜20、22〜
    26の何れかに記載の撮影データ分類方法。
  30. 【請求項30】 前記外部機器とは、パーソナルコンピ
    ュータ等の情報処理装置、PDA(Personal Digital A
    ssistants)等の個人用情報機器を含み、前記映像撮影
    記録装置が前記外部機器と通信を行う通信工程を有する
    ことを特徴とする請求項21記載の撮影データ分類方
    法。
  31. 【請求項31】 映像を撮影する撮像手段と、撮影され
    た映像を記録する記録手段とを具備した映像撮影記録装
    置における撮影データ分類方法を実行するプログラムを
    記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体で
    あって、 前記撮影データ分類方法は、撮影データに位置情報を含
    む付加情報を加える情報付加ステップと、前記情報付加
    ステップで付加された前記位置情報に基づき撮影データ
    をグルーピングする分類ステップと、前記分類ステップ
    で生成されたグルーピング情報を撮影データのヘッダに
    付加して前記記録手段に記録もしくは前記記録手段の別
    の記録領域に記録する記録制御ステップとを有すること
    を特徴とする記憶媒体。
  32. 【請求項32】 前記分類ステップでグルーピングされ
    たグループに固有名を入力操作に基づき付加する固有名
    付加ステップを有し、前記分類ステップでは、前記位置
    情報による前記グルーピング情報を、撮影地点の分布状
    態に応じて撮影毎にもしくは任意のタイミングで生成し
    更新することが可能であることを特徴とする請求項31
    記載の記憶媒体。
  33. 【請求項33】 撮影前に撮影予定経路としての予定経
    路情報を入力操作に基づき設定する予定経路設定ステッ
    プを有し、前記分類ステップでは、前記予定経路設定ス
    テップで設定された複数の前記予定経路情報と撮影地点
    の位置情報に応じてグルーピングを行うことを特徴とす
    る請求項31又は32記載の記憶媒体。
  34. 【請求項34】 前記予定経路情報とは、緯度・経度を
    示す情報を含むことを特徴とする請求項33記載の記憶
    媒体。
  35. 【請求項35】 前記予定経路設定ステップでは、撮影
    前に撮影予定経路としての前記予定経路情報を地理名で
    設定可能であり、前記分類ステップでは、地理データベ
    ースに基づき前記予定経路情報を地理名から緯度・経度
    情報に変換し、前記緯度・経度情報に変換された前記予
    定経路情報と撮影地点の位置情報に応じてグルーピング
    を行うことを特徴とする請求項31〜34の何れかに記
    載の記憶媒体。
  36. 【請求項36】 地理データベースを保持すると共に前
    記地理データベースに基づき前記予定経路情報を地理名
    から緯度・経度情報に変換する機能を有する外部機器か
    ら、前記緯度・経度情報を取得する情報取得ステップを
    有することを特徴とする請求項31〜35の何れかに記
    載の記憶媒体。
  37. 【請求項37】 前記分類ステップでは、撮影予定経路
    上のA地点として設定された前記予定経路情報と撮影地
    点の位置情報とを比較し、2地点間の距離が予め設定さ
    れた閾値より小さい場合には、撮影データをA地点のグ
    ループとして分類することを特徴とする請求項31〜3
    5の何れかに記載の記憶媒体。
  38. 【請求項38】 前記分類ステップでは、撮影予定経路
    上のA地点とB地点の間で撮影・記録が行われた場合
    で、撮影地点がA地点及びB地点のグループとして分類
    されず、A地点からB地点へもしくはB地点からA地点
    への移動経路上にあると認識した場合には、撮影データ
    をA地点からB地点への移動途中グループに分類するこ
    とを特徴とする請求項31〜35、37の何れかに記載
    の記憶媒体。
  39. 【請求項39】 前記分類ステップでは、撮影予定経路
    上のA地点とB地点の間で撮影・記録が行われた場合
    で、撮影地点がA地点及びB地点のグループとして分類
    されず、A地点からB地点へもしくはB地点からA地点
    への移動経路上にないと認識した場合には、撮影データ
    を撮影予定経路外グループに分類することを特徴とする
    請求項31〜35、37〜38の何れかに記載の記憶媒
    体。
  40. 【請求項40】 前記分類ステップで撮影データが前記
    移動途中グループもしくは前記撮影予定経路外グループ
    に分類された場合にその旨を通知する通知ステップと、
    前記通知ステップによる通知に基づき新たなグループと
    して撮影地点名を入力操作に基づき設定する撮影地点名
    入力ステップとを有することを特徴とする請求項31〜
    35、37〜39の何れかに記載の記憶媒体。
  41. 【請求項41】 前記分類ステップでグルーピングされ
    たデータを表示手段に表示する表示ステップを有するこ
    とを特徴とする請求項31〜35、37〜40の何れか
    に記載の記憶媒体。
  42. 【請求項42】 前記表示ステップでは、前記予定経路
    情報、各地点での撮影枚数を前記表示手段に表示可能で
    あることを特徴とする請求項41記載の記憶媒体。
  43. 【請求項43】 前記情報付加ステップでは、撮影デー
    タに対し前記位置情報の他に時間情報、撮影者情報、画
    像情報等の付加情報を加えると共に、前記位置情報をG
    PS(Global Positioning System)を利用して取得も
    しくは外部機器との通信に基づき取得することを特徴と
    する請求項31記載の記憶媒体。
  44. 【請求項44】 前記分類ステップによるグルーピング
    の分類手法としては、最短距離法、最尤法、他緩法等の
    分類手法を含むことを特徴とする請求項31〜35、3
    7〜41の何れかに記載の記憶媒体。
  45. 【請求項45】 前記外部機器とは、パーソナルコンピ
    ュータ等の情報処理装置、PDA(Personal Digital A
    ssistants)等の個人用情報機器を含み、前記映像撮影
    記録装置が前記外部機器と通信手段を介して通信を行う
    通信ステップを有することを特徴とする請求項36記載
    の記憶媒体。
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