JP2003108767A - ローンの逆オークションシステム - Google Patents

ローンの逆オークションシステム

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JP2003108767A
JP2003108767A JP2001296155A JP2001296155A JP2003108767A JP 2003108767 A JP2003108767 A JP 2003108767A JP 2001296155 A JP2001296155 A JP 2001296155A JP 2001296155 A JP2001296155 A JP 2001296155A JP 2003108767 A JP2003108767 A JP 2003108767A
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JP2001296155A
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Tomio Toyoda
富美穂 豊田
Yoshie Ota
宜衛 太田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくともローン申請者に対してメリットの
あるローンの逆オークションシステムを提供する。 【解決手段】 仲介サーバ3を用いてローンの逆オーク
ションを行うシステムであって、仲介サーバ3は、ロー
ンの申請側端末1からのデータにより、ローン申請者の
担保情報と返済能力情報と融資希望額とを記憶する第1
データベースDB1と、担保情報の認証後に、第1デー
タベースDB1に記憶された担保情報と返済能力情報と
融資希望額とを融資側端末3に提示する第1提示手段
と、提示内容に基づいて融資側クライアントから送られ
てくる融資オファーを受け取る受取手段と、受け取った
融資オファーを記憶する第2データベースDB2と、こ
の第2データベースDB2に記憶された融資オファーを
ローン申請者が閲覧可能に提示する第2提示手段とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅などの不動産
や、自動車、貴金属などの高額物品を購入した者が申し
込むローンの逆オークションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及に伴い、Webサ
イト上でオークションを行うシステムが種々提案されて
いる。その中でも、一般的な物品販売での逆オークショ
ンシステムとして、特開2001−84310号公報に
開示されている逆オークションシステムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のオークションシステムは、ローンを組むような物品を
取り扱い対象とはしていない。
【0004】ところで、従来、一般的な住宅(物品)販
売時におけるローンの取り扱いは、販売業者が提携して
いる銀行のみが独占的に取り扱うことが多かった。
【0005】具体的には、購入者がローン申込書を書
き、これを販売業者が提携している銀行に送り、その銀
行が信用調査(担保額調査)を行って融資の可否を判断
していた。
【0006】また、別の方法としては、購入者自らが銀
行を選択してローンの申込みを行っていた。
【0007】銀行業界では、ローン申請者(購入者)へ
の融資の審査基準が一様であったため、このようなシス
テムを採用しているが、このような従来のシステムは、
ローン申請者(たとえ優良申請者であっても)および販
売業者の双方にとって何らのメリットも無いシステムと
なっていた。
【0008】本発明はこのような点を考慮して創案され
たもので、その目的は、少なくともローン申請者に対し
てメリットのあるローンの逆オークションシステムを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるローンの
逆オークションシステムは、仲介サーバを用いてローン
の逆オークションを行うシステムであって、ローンの申
請側クライアントからのデータにより、ローン申請者の
担保情報と返済能力情報と融資希望額とを記憶する第1
データベースと、前記担保情報の認証を行う認証手段
と、この認証手段での認証後に、前記第1データベース
に記憶された担保情報と返済能力情報と融資希望額とを
融資側クライアントに提示する第1提示手段と、提示内
容に基づいて融資側クライアントから送られてくる融資
オファーを受け取る受取手段と、受け取った融資オファ
ーを記憶する第2データベースと、この第2データベー
スに記憶された融資オファーをローン申請者が閲覧可能
に提示する第2提示手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】このような特徴を有する本発明によれば、
ローン申請者の担保物件の認証を行っているので、融資
側クライアントに提示されるローン申請者の情報の信頼
性が向上する。また、融資側は優良客を選択できるの
で、融資契約チャンスも増加する。一方、ローン申請者
も、複数の融資側から融資条件を提示される可能性があ
るので、選択幅が広がり、有利な融資契約を結ぶことが
できる可能性がある。
【0011】また、本発明に係わるローンの逆オークシ
ョンシステムは、仲介サーバを用いてローンの逆オーク
ションを行うシステムであって、ローンの申請側クライ
アントからのデータにより、ローン申請者の返済能力情
報と融資希望額とを記憶するとともに、前記仲介サーバ
からの入力により、前記ローン申請者の担保情報を記憶
する第1データベースと、この第1データベースに記憶
された担保情報と返済能力情報と融資希望額とを融資側
クライアントに提示する第1提示手段と、提示内容に基
づいて融資側クライアントから送られてくる融資オファ
ーを受け取る受取手段と、受け取った融資オファーを記
憶する第2データベースと、この第2データベースに記
憶された融資オファーをローン申請者が閲覧可能に提示
する第2提示手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】このような特徴を有する本発明によれば、
ローン申請者の担保物件の入力と認証とを仲介サーバ側
で行うので、融資側クライアントに提示されるローン申
請者の情報の信頼性が向上する。また、融資側は優良客
を選択できるので、融資契約チャンスも増加する。一
方、ローン申請者も、複数の融資側から融資条件を提示
される可能性があるので、選択幅が広がり、有利な融資
契約を結ぶことができる可能性がある。
【0013】また、本発明に係わるローンの逆オークシ
ョンシステムは、仲介サーバを用いてローンの逆オーク
ションを行うシステムであって、ローンの申請側クライ
アントからのデータにより、ローン申請者の返済能力情
報と融資希望額とを記憶するとともに、前記ローン申請
者の担保情報の認証を行った認証側クライアントからの
データにより、認証後の担保情報を記憶する第1データ
ベースと、この第1データベースに記憶された担保情報
と返済能力情報と融資希望額とを融資側クライアントに
提示する第1提示手段と、提示内容に基づいて融資側ク
ライアントから送られてくる融資オファーを受け取る受
取手段と、受け取った融資オファーを記憶する第2デー
タベースと、この第2データベースに記憶された融資オ
ファーをローン申請者が閲覧可能に提示する第2提示手
段とを備えたことを特徴とする。
【0014】このような特徴を有する本発明によれば、
ローン申請者の担保物件の認証を、第三者の認証者によ
って行うので、融資側クライアントに提示されるローン
申請者の情報の信頼性がさらに向上する。また、融資側
は優良客を選択できるので、融資契約チャンスも増加す
る。一方、ローン申請者も、複数の融資側から融資条件
を提示される可能性があるので、選択幅が広がり、有利
な融資契約を結ぶことができる可能性がある。
【0015】また、本発明に係わるローンの逆オークシ
ョンシステムによれば、前記第2提示手段に提示された
融資オファーに対してローン申請者から了承情報が送ら
れてきた場合には、その了承情報を、前記融資オファー
を提示した融資側クライアントに送信する手段をさらに
備えたことを特徴とする。
【0016】このような特徴を有する本発明によれば、
ローン申請者と融資者との契約の前段階までを、仲介サ
ーバによって行うことができる。また、本発明に係わる
ローンの逆オークションシステムによれば、前記融資オ
ファーが、金利情報とそれ以外のオプション情報とから
なることを特徴とする。また、前記オプション情報が、
融資する際の制約条件と、金利以外のメリット情報とか
らなる。
【0017】このような特徴を有する本発明によれば、
ローン申請者は、金利以外のオプション情報を含めて融
資内容を検討し、より有利な融資契約を結ぶことができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0019】[実施の形態1]図1は、本実施の形態1
に係わるローンの逆オークションシステムの全体構成を
示す概略説明図である。
【0020】本実施の形態1の逆オークションシステム
は、ローンの申請者が使用する申請側クライアント(申
請側端末)1,1・・・と、各種融資条件を提示する融
資側クライアント(融資側端末)2,2・・・と、これ
らローン申請者と融資者とを仲介する仲介サーバ3と
が、インターネットやLAN、公衆回線、専用回線等の
各種通信ネットワークNを介して接続された構成となっ
ている。
【0021】仲介サーバ3は、CPU、ROM、RAM
等からなるホストコンピュータを主体として構成されて
おり、申請側端末1,1・・・から送信されてくるロー
ン申請者の担保情報と返済能力情報と融資希望額とを記
憶する第1データベースDB1と、融資側端末2,2・
・・から受け取った融資オファー(申出)を記憶する第
2データベースDB2とを備えている。
【0022】また、仲介サーバ3は、申請者端末1に対
してローン申請の入力を促す機能と、申請側端末1,1
・・・から送信されてくるローン申請者の担保情報と返
済能力情報と融資希望額とを第1データベースDB1に
記憶する機能と、第1のデータベースDB1に記憶され
た担保情報と返済能力情報と融資希望額とを融資者が閲
覧可能に提示する掲示板機能と、掲示板の提示内容に基
づいて融資側端末2から送信されてきた融資オファーを
受け取る機能と、受け取った融資オファーを第2データ
ベースDB2に記憶する機能と、第2データベースDB
2に記憶された融資オファーをローン申請者が閲覧可能
に提示する機能と、提示された融資オファーに対してロ
ーン申請者から了承情報が送られてきた場合には、その
了承情報を、融資オファーを提示した融資側端末2に送
信する機能と、を備えている。
【0023】申請側端末1は、ローン申請に関わる情報
(リクエスト)を仲介サーバ3に送信する。ここで、こ
の申請側端末1は、ローン申請者自身が所有していても
よいし、住宅の販売業者が所有していてもよい。販売業
者が所有している場合には、申請者(または住宅購入
者)に代わって代行申請することになる。
【0024】次に、上記構成の逆オークションシステム
における逆オークションの処理動作について、図2ない
し図5を参照して説明する。
【0025】本システムを稼働させるためには、第1デ
ータベースDB1にローン申請者の情報を蓄積する必要
がある。すなわち、ローン申請者は、申請側端末1を起
動して仲介サーバ3にアクセスし、仲介サーバ3から融
資申込み情報(融資申込画面)を取得する。
【0026】図2ないし図5は、取得した融資申込み情
報(融資申込画面)の入力フォーマットの一例を示して
いる。ただし、図2は個人情報入力画面、図3は物件情
報入力画面、図4は資金計画入力画面、図5は収入情報
入力画面である。
【0027】個人情報入力画面10は、ローン申請者の
姓名(漢字とフリガナ)、性別、生年月日、自宅の住所
(郵便番号、都道府県、市区町村、番地、その他)、自
宅の電話番号、E−mailアドレス、配偶者の有無、
子供の人数、勤め先名称、業種、所属部課、勤め先電話
番号、勤続年数、等の各項目からなっている。
【0028】担保情報入力画面20は、資金使途物件、
建築区分、必要資金総額、物件所在地(都道府県、市区
町村、土地面積、建物面積、取扱不動産・建築会社、認
証者、等の各項目からなっている。
【0029】資金計画入力画面30は、借入希望金額
(住宅金融公庫、その他)、自己資金、買い換え下取り
金額、合計、借入内容(商品種別、借入希望時間、返済
方法)、等の各項目からなっている。
【0030】収入情報画面40は、本人の収入(給与所
得、事業所得、その合計)、現在の借入(残高合計、年
間返済額合計)、連絡事項(借入希望日、ローン特約
日、返済希望日時、連絡先電話番号、等の各項目からな
っている。
【0031】ローン申請者は、これら図2ないし図5に
示す各入力画面に従って、必要事項を順次入力し、仲介
サーバ3に送信する。
【0032】仲介サーバ3では、送信されてきたローン
申請者の入力情報、すなわち、担保情報(図3)、返済
能力情報(図2、図4)、および融資希望額(図5)の
各情報を、第1データベースDB1に記憶する。第1デ
ータベースDB1では、このような情報が、ローン申請
者ごとに管理されている。
【0033】ここで、仲介サーバ3の管理者は、ローン
申請者が入力した図3に示す担保情報についての認証作
業を行う。すなわち、入力された担保情報は、あくまで
ローン申請者の自己申告によるものであるため、入力内
容に誤り等が無いか、事実と違う入力が行われていない
か等をチェックする。そして、認証を終了すると、認証
者の氏名等を、図3に示す担保情報入力画面20の認証
者入力窓20aに入力する。
【0034】本実施の形態1では、仲介サーバ3の管理
者を住宅販売会社(法人)としている。住宅販売会社
は、住宅販売契約時に担保情報を入手することができる
ので、その入手した担保情報に基づいて、上記の認証作
業を行うことが可能である。
【0035】仲介サーバ3では、上記の認証後に、第1
データベースDB1に記憶されているローン申請者の情
報を、サーバ内の掲示板(フォーラム)に閲覧可能に掲
示する。
【0036】一方、融資者は、融資側端末2を起動して
仲介サーバ3にアクセスし、図6に示す掲示板を閲覧す
る。
【0037】掲示板には、まず最初に、図6(a)に示
すような1000万円単位で区分された融資希望金額の
画面50が表示されるので、融資者は、この中から希望
する融資金額の範囲を選択すると、同図(b)に示すロ
ーン申請者の一覧画面60が表示される。
【0038】このローン申請者の一覧画面60では、ロ
ーン申請者の入力した全ての情報を掲示するのではな
く、ローン申請者の申請内容のうち、融資可否の判断に
必要な最小限の情報のみを掲示する。具体的には、図2
に示す個人情報については、ローン申請者の姓名(漢字
とフリガナ)、性別、生年月日から求めた年齢、自宅住
所の都道府県名、配偶者の有無、子供の人数、勤め先の
業種と勤続年数、のみを掲示する。その他の情報、すな
わち、図3に示す担保情報、図4に示す資金計画情報、
図5に示す収入情報については、その全てを掲示する。
ただし、図6(b)では、これらの情報の詳細について
は図示を省略している。
【0039】また、図6(b)に示す一覧画面60に
は、ローン申請者に対して融資を希望する場合にチェッ
クするチェック窓60aと、融資条件を入力するための
「融資条件へ」と記載されたボタン60bとが設けられ
ている。さらに、ローン申請者の氏名の横には、融資を
希望している融資者(銀行等)が現時点で何名いるか
(何社あるか)を表示する表示窓60cも設けられてい
る。なお、この表示窓60cをクリックすると、後述す
る図6(c)に示した融資条件の内容が、銀行名を除い
て閲覧できるようになっている。
【0040】融資者は、図6(b)に示す掲示内容の中
から、自社の融資条件に適合しそうなローン申請者を探
し出すと、そのローン申請者のチェック窓60aにチェ
ックを入れ、「融資条件へ」と記載されたボタン60b
を押す。仲介サーバ3は、このボタン操作信号を受け取
ると、図6(c)に示す融資条件入力画面70を融資側
端末2に送信する。
【0041】この融資条件入力画面70は、銀行名、融
資金額、商品種別、返済期間、返済方法、返済金額(月
々、ボーナス時などの支払い例)、融資の交換条件とな
る制約条件、金利以外に融資側がアピールするメリット
情報、の各項目からなっており、このうち、制約条件と
メリット情報とがオプション情報となっている。
【0042】金利は、固定と変動があるので、変動の場
合はその条件も追加される。
【0043】制約条件は、総合口座開設、公共料金
など各種口座引き落とし(引き落とし×件数、なども含
む)、供与振り込み、などがある。
【0044】メリット情報は、制約条件なし、預金
金利アップ、変動金利の数年間金利固定など、融資先
の提示できる種々の条件を自由に設定することができ
る。
【0045】融資者は、融資条件入力画面の上記各項目
に必要事項を入力した後、画面右下の「申し込み」ボタ
ン70aを押す。これにより、そのローン申請者に対す
る融資オファーが、融資側端末2から仲介サーバ3に送
信される。
【0046】仲介サーバ3では、受け取った融資オファ
ーを第2データベースDB2に記憶する。この融資オフ
ァーは、例えば固有の識別コードが付されて管理され
る。
【0047】そして、ローン申請者からの申請内容を掲
示板に掲載してから、一定のオークション期間(例え
ば、1週間等)が経過すると、その融資オファーをロー
ン申請者の申請側端末1に送信する。
【0048】申請側端末1には、図6(c)に示す融資
条件入力画面70と同じ画面が表示されるので、申請者
は、表示された融資オファーの内容をチェックする。こ
の際、融資オファーが複数きている場合には、複数の融
資オファーが1画面に並列的に表示される。または、画
面上に「戻る」と記載されたボタンと「次へ」と記載さ
れたボタンを用意しておくことにより、このボタンを押
す(クリック)することで、複数の融資オファーの画面
を順次切り替えて表示させる。
【0049】申請者は、表示された融資オファーの中か
ら、希望する融資オファーを決定すると、図示しない
「申し込み」と記載されたボタン(図6(c)に示すボ
タン70aと同じ)をクリックする。これにより、申請
側端末1から仲介サーバ3に対して、その融資オファー
に固有の識別コードとともに了承信号が送信される。
【0050】仲介サーバ3では、この了承信号を受信す
ると、これに付与されている識別コードに基づいて、第
2データベースDB2から一致する融資オファーを抽出
し、その融資オファーを提示した融資者の融資側端末2
に対して、ローン申請者からの了承があったことを示す
情報を送信する。
【0051】これにより、融資者とローン申請者との利
害が一致したことになり、以後は、両者での交渉が開始
されることになる。
【0052】以上説明したように、本実施の形態1によ
れば、ローン申請者の担保物件の認証を仲介サーバ3側
で行っているので、融資側クライアントに提示されるロ
ーン申請者の情報の信頼性が向上する。また、融資側は
優良客を選択できるので、融資契約チャンスも増加す
る。一方、ローン申請者も、複数の融資側から融資条件
を提示される可能性があるので、選択幅が広がり、有利
な融資契約を結ぶことができるといった利点がある。
【0053】[実施の形態2]本実施の形態2のシステ
ム構成は、図1に示す実施の形態1のシステム構成と全
く同じである。
【0054】違うところは、仲介サーバ3が、ローン申
請者の担保情報を入力するマウスやキーボード等からな
る入力手段を備えており、この入力手段から入力された
担保情報を、申請側端末1,1・・・から送信されてき
たローン申請者の返済能力情報および融資希望額と合わ
せて第1データベースDB1に記憶する機能を備えてい
る点である。
【0055】すなわち、担保情報に関しては、ローン申
請者自身が入力する場合の他、仲介サーバ3を管理する
管理者が入力する場合を考慮したものである。例えば、
仲介サーバ3の管理者が住宅販売会社である場合、住宅
販売契約時に担保情報を入手することができるので、こ
のような場合には、公平を保つ意味で、第3者である仲
介管理者によって担保情報を入力するようにすればよ
い。
【0056】本実施の形態2によれば、ローン申請者の
担保物件の入力と認証とを仲介サーバ3側で行うので、
融資側クライアントに提示されるローン申請者の情報の
信頼性がさらに向上するものである。
【0057】[実施の形態3]図7は、本実施の形態3
に係わるローンの逆オークションシステムの全体構成を
示す概略説明図である。
【0058】本実施の形態3のシステムと上記実施の形
態1のシステムとの違うところは、仲介サーバ3に、認
証側端末4が接続されている点のみであり、その他の構
成は、実施の形態1の構成と全く同じである。
【0059】すなわち、本実施の形態3では、ローン申
請者の担保物件の認証を、第三者の認証者によって行う
構成としているので、融資側クライアントに提示される
ローン申請者の情報の信頼性がさらに向上することにな
る。そのため、融資側クライアントは、従来行っている
信用調査の手間を省くことができるといった利点があ
る。
【0060】なお、上記各実施の形態では、申請側端末
1と仲介サーバ3とを、装置として切りわけて説明して
いるが、このような装置の切りわけに限定されるもので
はなく、例えば1台の装置のみで本発明のシステムを構
築することも可能である。
【0061】また、本発明の逆オークションシステムの
運用に際しては、融資者を会員制として会費を徴収す
る、等の運用が可能である。
【0062】
【発明の効果】本発明に係わるローンの逆オークション
システムによれば、ローン申請者の担保物件の認証を行
っているので、融資側クライアントに提示されるローン
申請者の情報の信頼性が向上する。また、融資側は優良
客を選択できるので、融資契約チャンスも増加する。一
方、ローン申請者も、複数の融資側から融資条件を提示
される可能性があるので、選択幅が広がり、有利な融資
契約を結ぶことができる可能性がある。
【0063】また、本発明に係わるローンの逆オークシ
ョンシステムによれば、ローン申請者の担保物件の入力
と認証とを仲介サーバ側で行うので、融資側クライアン
トに提示されるローン申請者の情報の信頼性が向上す
る。また、融資側は優良客を選択できるので、融資契約
チャンスも増加する。一方、ローン申請者も、複数の融
資側から融資条件を提示される可能性があるので、選択
幅が広がり、有利な融資契約を結ぶことができる可能性
がある。
【0064】また、本発明に係わるローンの逆オークシ
ョンシステムによれば、ローン申請者の担保物件の認証
を、第三者の認証者によって行うので、融資側クライア
ントに提示されるローン申請者の情報の信頼性がさらに
向上する。そのため、融資側クライアントは、従来行っ
ている信用調査の手間を省くことができる。また、融資
側は優良客を選択できるので、融資契約チャンスも増加
する。一方、ローン申請者も、複数の融資側から融資条
件を提示される可能性があるので、選択幅が広がり、有
利な融資契約を結ぶことができる可能性がある。
【0065】また、本発明に係わるローンの逆オークシ
ョンシステムによれば、第2提示手段に提示された融資
オファーに対してローン申請者から了承情報が送られて
きた場合には、その了承情報を、融資オファーを提示し
た融資側クライアントに送信するように構成したので、
ローン申請者と融資側との契約の前段階までを、仲介サ
ーバによって行うことができる。また、本発明に係わる
ローンの逆オークションシステムによれば、融資オファ
ーが、金利情報とそれ以外のオプション情報とからなる
ので、ローン申請者は、金利以外のオプション情報を含
めて融資内容を検討し、より有利な融資契約を結ぶこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係わるローンの逆オー
クションシステムの全体構成を示す概略説明図である。
【図2】個人情報入力画面例を示す説明図である。
【図3】物件情報入力画面例を示す説明図である。
【図4】資金計画入力画面例を示す説明図である。
【図5】収入情報入力画面例を示す説明図である。
【図6】融資者に対して閲覧可能に提供される掲示板の
例を示しており、(a)は融資希望金額の選択画面、
(b)はローン申請者の一覧選択画面、(c)は融資条
件入力画面を示している。
【図7】本発明の実施の形態3に係わるローンの逆オー
クションシステムの全体構成を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 申請側端末(申請側クライアント) 2 融資側端末(融資側クライアント) 3 仲介サーバ 4 認証側端末(認証側クライアント) DB1 第1データベース DB2 第2データベース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仲介サーバを用いてローンの逆オークシ
    ョンを行うシステムであって、 ローンの申請側クライアントからのデータにより、ロー
    ン申請者の担保情報と返済能力情報と融資希望額とを記
    憶する第1データベースと、 前記担保情報の認証を行う認証手段と、 この認証手段での認証後に、前記第1データベースに記
    憶された担保情報と返済能力情報と融資希望額とを融資
    側クライアントに提示する第1提示手段と、 提示内容に基づいて融資側クライアントから送られてく
    る融資オファーを受け取る受取手段と、 受け取った融資オファーを記憶する第2データベース
    と、 この第2データベースに記憶された融資オファーをロー
    ン申請者が閲覧可能に提示する第2提示手段とを備えた
    ことを特徴とするローンの逆オークションシステム。
  2. 【請求項2】 仲介サーバを用いてローンの逆オークシ
    ョンを行うシステムであって、 ローンの申請側クライアントからのデータにより、ロー
    ン申請者の返済能力情報と融資希望額とを記憶するとと
    もに、前記仲介サーバからの入力により、前記ローン申
    請者の担保情報を記憶する第1データベースと、 この第1データベースに記憶された担保情報と返済能力
    情報と融資希望額とを融資側クライアントに提示する第
    1提示手段と、 提示内容に基づいて融資側クライアントから送られてく
    る融資オファーを受け取る受取手段と、 受け取った融資オファーを記憶する第2データベース
    と、 この第2データベースに記憶された融資オファーをロー
    ン申請者が閲覧可能に提示する第2提示手段とを備えた
    ことを特徴とするローンの逆オークションシステム。
  3. 【請求項3】 仲介サーバを用いてローンの逆オークシ
    ョンを行うシステムであって、 ローンの申請側クライアントからのデータにより、ロー
    ン申請者の返済能力情報と融資希望額とを記憶するとと
    もに、前記ローン申請者の担保情報の認証を行った認証
    側クライアントからのデータにより、認証後の担保情報
    を記憶する第1データベースと、 この第1データベースに記憶された担保情報と返済能力
    情報と融資希望額とを融資側クライアントに提示する第
    1提示手段と、 提示内容に基づいて融資側クライアントから送られてく
    る融資オファーを受け取る受取手段と、 受け取った融資オファーを記憶する第2データベース
    と、 この第2データベースに記憶された融資オファーをロー
    ン申請者が閲覧可能に提示する第2提示手段とを備えた
    ことを特徴とするローンの逆オークションシステム。
  4. 【請求項4】 前記第2提示手段に提示された融資オフ
    ァーに対してローン申請者から了承情報が送られてきた
    場合には、その了承情報を、前記融資オファーを提示し
    た融資側クライアントに送信する手段をさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のローンの逆オークションシステム。
  5. 【請求項5】 前記融資オファーが、金利情報とそれ以
    外のオプション情報とからなることを特徴とする請求項
    1ないし請求項4のいずれかに記載のローンの逆オーク
    ションシステム。
  6. 【請求項6】 前記オプション情報が、融資する際の制
    約条件と、金利以外のメリット情報とからなることを特
    徴とする請求項5に記載のローンの逆オークションシス
    テム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009014159A1 (ja) * 2007-07-25 2009-01-29 Tadayoshi Wakazono 質屋運営方法、質屋運営システム及びそのためのコンピュータ用プログラム
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