JP2003108510A - インタフェース変換機構及び外付用ストレージ機器 - Google Patents

インタフェース変換機構及び外付用ストレージ機器

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JP2003108510A
JP2003108510A JP2001301908A JP2001301908A JP2003108510A JP 2003108510 A JP2003108510 A JP 2003108510A JP 2001301908 A JP2001301908 A JP 2001301908A JP 2001301908 A JP2001301908 A JP 2001301908A JP 2003108510 A JP2003108510 A JP 2003108510A
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ata
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JP2001301908A
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Masakazu Kobayashi
正和 小林
Ko Yamashita
鋼 山下
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IO Data Device Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機能の拡張性を担保しつつ低廉化を図ることが
可能な、外付ストレージ機器とPCとの接続に適用され
るインタフェース変換機構、及び該インタフェース変換
機構が適用される外付ストレージ機器を提供する。 【解決手段】インタフェース変換基板12にATAイン
タフェースを通常使用する、例えばUSBインタフェー
スに変換するUSB−ATA変換IC15aとともに、
ATAインタフェースをUSBインタフェース以外のイ
ンタフェースに変換する外付インタフェース変換モジュ
ール4を接続するための外付インタフェース変換モジュ
ール接続コネクタ5aを形成し、必要に応じて外付イン
タフェース変換モジュール4のバリエーションを接続自
在にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ATAインタフ
ェースを内蔵する外付のストレージ機器を適正にパーソ
ナルコンピュータ等に接続するためのインタフェース変
換機構、及び該インタフェース変換機構が適用される外
付用ストレージ機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハードディスクやCD−RW等の
ストレージ機器に用いられるインタフェースとして、搭
載する回路がシンプルなことから低廉に大量生産をする
ことが可能であるとともに、入手が容易であるという特
徴を有するIDEインタフェースや、このIDEインタ
フェースをベースとするATAインタフェース(ATA
ttachment Packet Interfac
e)が用いられることが多かった(以下、これらのイン
タフェースをATAインタフェース等という。)。
【0003】このため、ほとんどのストレージ機器に、
ATAインタフェース等を有するベアドライブが採用さ
れており、ストレージ機器の低廉化を図っていた。
【0004】ところが、ATAインタフェース等は、パ
ーソナルコンピュータ(以下、PCという。)内部で使
用するための規格であり、ノンシールドコネクタを用い
ていることから、ストレージ機器を外付としてPCに接
続する場合に用いるのには適していなかった。
【0005】そこで、外付ストレージ機器の多くは、A
TAインタフェース等を有するベアドライブ、及びAT
Aインタフェース等をUSBやIEEE1394等のシ
ールドコネクタを備えたインタフェースに変換するイン
タフェース変換機構を備えており、該インタフェース変
換機構によりATAインタフェース等をUSBやIEE
E1394等のインタフェースに変換し、PCと外付ス
トレージ機器との間をUSBやIEEE1394等のイ
ンタフェースにより接続することで、ATAインタフェ
ース等の欠点を補っていた。
【0006】図1は、PCに接続するための機構として
の従来のインタフェース変換機構の構成を示している。
【0007】まず、図1(a)は、外付ストレージ機器
100a内部において、ATAベアドライブ102とイ
ンタフェース変換基板103との間をノンシールドコネ
クタ104で接続するとともに、インタフェース変換基
板103とPC105との間をシールドコネクタを有す
るUSBやIEEE1394等のインタフェース101
で接続するインタフェース変換機構の構成を示してい
る。
【0008】この構成によっては、インタフェース変換
基板103を内蔵させたことによりUSB等のインタフ
ェース101の使用が可能になるため、ATAインタフ
ェースを用いて外付ストレージ機器100aの低廉化を
図りつつ、PC105の外付用としてPCに接続する適
正なインタフェース変換機構を提供することを可能にし
ている。
【0009】また、図1(b)は、ATAベアドライブ
102と、後述するインタフェース変換基板107との
接続を可能にするシールドコネクタ108を備えた中間
基板106と、を備えた外付ストレージ機器100bの
外部に、ATAインタフェースを所定のインタフェース
に変換することが可能なインタフェース変換基板107
をシールドコネクタ108により接続するとともに、イ
ンタフェース変換基板107とPC105とを前記所定
のインタフェース101で接続するインタフェース変換
機構の構成を示している。
【0010】この構成によっては、インタフェース変換
基板107のバリエーションにより、外付ストレージ機
器100bとPC105との接続に任意のインタフェー
スを使用することが可能となるため、上述の外付ストレ
ージ機器100aと同様に外付ストレージ機器100b
の低廉化を図り、PC105の外付用として適正な機能
を具備させるとともに、インタフェース変換基板107
を外付にしたことにより、外付ストレージ機器100b
の接続に関する機能の拡張性を担保することを可能にし
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1
(a)に示すインタフェース変換機構の構成では、予め
インタフェース変換基板103に備えられたインタフェ
ース変換用の回路に対応するインタフェース以外への変
換をすることができず、インタフェース変換基板103
の機能を拡張させることができない。このため、PC1
05の買い換え等を行うことで、新たなPC105と外
付ストレージ機器100aとの間で使用されるべきイン
タフェースが変更した場合には、この外付ストレージ機
器100aを使用することができなくなる虞があった。
【0012】また、図1(b)に示すインタフェース変
換機構の構成では、インタフェース変換基板107を外
付ストレージ機器100bとは別に配置することから、
インタフェース変換基板107及びその筐体が必ず必要
であるため、全体として基板等の数が増加することにな
り、インタフェース変換機構を実現するためのコストが
高くなるという不都合があった。
【0013】この発明の目的は、機能の拡張性を担保し
つつ低廉化を図ることが可能な、外付ストレージ機器と
PCとの接続に適用されるインタフェース変換機構、及
び該インタフェース変換機構が適用される外付ストレー
ジ機器を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は以下の構成を
備えている。
【0015】(1)IDEインタフェース又はIDEイ
ンタフェースをベースとするインタフェースを、第1の
インタフェースに変換する第1のインタフェース変換部
を備えたインタフェース変換基板を含む、外付ストレー
ジ機器とパーソナルコンピュータとの接続に用いられる
インタフェース変換機構であって、前記インタフェース
変換基板は、IDEインタフェース又はIDEインタフ
ェースをベースとするインタフェースを第2のインタフ
ェースに変換する第2のインタフェース変換部を備えた
拡張用インタフェース変換基板が着脱自在に接続される
接続手段を備えたことを特徴とするインタフェース変換
機構。
【0016】この構成においては、ATAインタフェー
ス等のインタフェースから、例えば、USBインタフェ
ースに変換する機能を有するインタフェース変換基板
に、ATAインタフェース等をUSBインタフェース以
外のインタフェースに変換する第2のインタフェース変
換部を備えた拡張用インタフェース変換基板と接続する
コネクタ等の接続手段が備えられている。
【0017】これにより、外付ストレージ機器内では、
安価なATAインタフェース等を用いてコストを抑え、
該外付ストレージ機器とパーソナルコンピュータとの接
続はUSBインタフェース等の外付用として適正なイン
タフェースが用いられるとともに、必要に応じて任意の
拡張用インタフェース変換基板が接続されるため、イン
タフェース変換機構の機能の拡張性が向上する。
【0018】また、USBインタフェースを使用する場
合には、新たな基板や筐体を追加する必要がなく、前記
インタフェース変換基板には安価なコネクタ等が追加さ
れるのみであることから、該インタフェース変換機構が
低廉に実現される。
【0019】(2)前記第1のインタフェース、前記第
2のインタフェース、及び前記接続手段は、シールドコ
ネクタを備えていることを特徴とする。
【0020】この構成においては、ATAインタフェー
ス等のノンシールドコネクタが用いられるインタフェー
スから、例えば、シールドコネクタを備えたUSBイン
タフェースに変換し、このシールドコネクタを備えたイ
ンタフェースを使用して、常にコネクタ等がシールドさ
れた状態で外付ストレージ機器とパーソナルコンピュー
タとが接続されている。
【0021】これにより、外付ストレージ機器内では、
安価なATAインタフェース等を用いてコストを抑えつ
つ、該外付ストレージ機器とパーソナルコンピュータと
の接続には、常に、シールドコネクタを備えた外付用と
して適正なインタフェースが用いられる。
【0022】(3)前記拡張用インタフェース変換基板
が前記インタフェース変換基板に接続されると、前記第
1のインタフェース変換部の機能を停止させる無効化手
段を備えたことを特徴とする。
【0023】この構成においては、ユーザの意志等によ
りATAインタフェース等からIEEE1394インタ
フェース等への変換を行う拡張用インタフェース変換基
板が前記インタフェース変換基板に接続されると、通常
使用される前記ATAインタフェース等をUSBインタ
フェースに変換する第1のインタフェース変換部の機能
が停止されることから、ユーザの所望する第2のインタ
フェース変換部での接続が即座に行われるとともに、第
1のインタフェース変換部と第2のインタフェース変換
部とが並行して処理を行うことによる、処理速度の低
下、誤動作等の発生が防止される。
【0024】(4)前記拡張用インタフェース変換基板
が前記インタフェース変換基板に接続されると、前記第
1のインタフェース変換部に供給される電力を減少させ
る消費電力調整手段を備えたことを特徴とする。
【0025】この構成においては、ユーザの意志等によ
り拡張用インタフェース変換基板が前記インタフェース
変換基板に接続された状態において、外部ストレージ機
器とパーソナルコンピュータとの接続に寄与することが
ない前記第1のインタフェース変換部に供給される電力
を微少にすることから、不要な電力の消費が抑制され
る。また、スイッチ等を用いて前記第1のインタフェー
ス変換部への電力の供給を完全にカットしないため、再
び第1のインタフェース変換部を用いる場合のイニシャ
ライズ等の処理が不要になる。
【0026】(5)IDEインタフェース又はIDEイ
ンタフェースをベースとするインタフェースを、第1の
インタフェースに変換する第1のインタフェース変換部
を備えたインタフェース変換基板を搭載する外付用スト
レージ機器であって、前記インタフェース変換基板は、
IDEインタフェース又はIDEインタフェースをベー
スとするインタフェースを第2のインタフェースに変換
する第2のインタフェース変換部を備えた拡張用インタ
フェース変換基板が着脱自在に接続される接続手段を備
えたことを特徴とする。
【0027】この構成においては、ATAインタフェー
ス等のインタフェースから、例えば、USBインタフェ
ースに変換する機能を有するインタフェース変換基板
に、ATAインタフェース等をUSBインタフェース以
外のインタフェースに変換する第2のインタフェース変
換部を備えた拡張用インタフェース変換基板と接続する
コネクタ等の接続手段が備えられている。
【0028】これにより、外付ストレージ機器内では、
安価なATAインタフェース等を用いてコストを抑え、
パーソナルコンピュータとの接続にはUSBインタフェ
ース等の外付用として適正なインタフェースが用いられ
るとともに、必要に応じて任意の拡張用インタフェース
変換基板が接続され、該拡張用インタフェース変換基板
を介してもパーソナルコンピュータとの接続がされるた
め、外付ストレージ機器のパーソナルコンピュータとの
接続に関する機能の拡張性が向上する。
【0029】また、USBインタフェースを使用する場
合には、新たな基板や筐体を追加する必要がなく、前記
インタフェース変換基板には安価なコネクタ等が追加さ
れるのみであることから、該外付ストレージ機器が低廉
に生産される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明のインタ
フェース変換機構を説明する。
【0031】図2は、本発明のインタフェース変換機構
の構成を示している。同図に示すように、ストレージ機
器としてのハードディスク1は、ATAベアドライブ1
1とインタフェース変換基板12とを備えている。AT
Aベアドライブ11は、ATAインタフェースを搭載し
ており、ATAケーブル13とATAコネクタ16とを
介してインタフェース変換基板12に接続されている。
【0032】インタフェース変換基板12は、ATAコ
ネクタ16、USBコネクタ14、外付インタフェース
変換モジュール接続用コネクタ5a、及びUSB−AT
A変換IC15aを備えている。なお、この実施形態に
おいては、USB−ATA変換IC15aが、本発明の
第1のインタフェース変換部を構成する。
【0033】これらのコネクタのうち、ATAコネクタ
16は上述のように、ATAベアドライブ11との接続
に使用される。また、USBコネクタ14は、USBケ
ーブル2を介してPC3とハードディスク1とを接続す
る際に使用される。さらに、外付インタフェース変換モ
ジュール接続用コネクタ5aは、USB以外のインタフ
ェースによってハードディスク1とPC3との接続を行
う際に用いられる外付インタフェース変換モジュール4
との接続に使用される。
【0034】外付インタフェース変換モジュール4は、
IEEE1394−ATA変換IC15bを搭載する拡
張用インタフェース変換基板4aと、ハードディスク1
との接続に使用される外付インタフェース変換モジュー
ル接続用コネクタ5bとを備えている。この実施形態で
は、IEEE1394−ATA変換IC15bが本発明
の第2のインタフェース変換部を構成する。さらに、外
付インタフェース変換モジュール接続用コネクタ5a及
び5bが、本発明の接続手段を構成する。
【0035】この構成においてユーザは、通常使用され
るインタフェースとしてのUSBケーブル2によりPC
3とハードディスクとの接続を行うことになる。そし
て、例えば、ハードディスク1をUSBインタフェース
が使用できないPCに接続するときや、処理速度の高速
化のためにUSBケーブル2ではなくIEEE1394
インタフェースを使用するときには、外付インタフェー
ス変換モジュール4を外付インタフェース変換モジュー
ル接続用コネクタ5aに接続することで、所望のインタ
フェース6(本実施形態においては、IEEE1394
インタフェース)により、PC3との接続が可能とな
る。なお、ハードディスク1とPC3とをワイヤレスに
接続する場合には、ブルートゥース等に対応した外付イ
ンタフェース変換モジュール4を使用することもでき
る。
【0036】ここで、インタフェース変換基板12の構
成を考察すると、インタフェース変換部としてはUSB
−ATA変換IC15aを1つ備えるのみであり、ま
た、外付インタフェース変換モジュール接続用コネクタ
5aは非常に安価に形成することが可能であるため、イ
ンタフェース変換基板12の生産は、図1(a)に示さ
れている従来のものと略同様のコストで行うことができ
る。また、必要に応じて、図1(b)に示されている従
来のインタフェース変換機構と同様に、インタフェース
変換機構の機能を拡張させることが可能である。とく
に、この機能の拡張をユーザの任意により行うことがで
き、機能の拡張が必要でないときには、安価な外付イン
タフェース変換モジュール接続用コネクタ5aを備えさ
せておくのみでよいことから、図1(b)に示されてい
る従来のインタフェース変換機構と比較してコストパフ
ォーマンスが優れているといえる。
【0037】その一方で、外付インタフェース変換モジ
ュールのバリエーションの数だけ使用可能インタフェー
スの数が増加する。よって、容易にインタフェース変換
基板12の機能を拡張することができ、ハードディスク
1とPC3とが、互いの接続に使用されるべきインタフ
ェースを備えていないことにより接続することができな
いという不都合が生じるのを防止することができる。
【0038】図3及び図4は、本発明の無効化手段と、
消費電力調整手段の構成を示している。図3において、
外付インタフェース変換モジュール4が外付インタフェ
ース変換モジュール接続用コネクタ5aに接続された時
に、外付インタフェース変換モジュール接続用コネクタ
5aのGND端子が外付インタフェース変換モジュール
4の接続によってGNDレベルになる。
【0039】このときの外付インタフェース変換モジュ
ール接続用コネクタ5aのGND端子が外付インタフェ
ース変換モジュール認識信号となり、USB−ATA変
換IC15aの動作をディセーブルにする端子ATA
ENに出力される。これにより、USB−ATA変換I
C15aのUSB−ATA変換動作が停止し、ATAイ
ンタフェースからUSBインタフェースへの変換が行わ
れなくなる。
【0040】つまり、図4に示すように、外付インタフ
ェース変換モジュール接続用コネクタ5aの端子Bに外
付インタフェース変換モジュールのGND端子が接続さ
れるようにしておくことで、外付インタフェース変換モ
ジュール4が接続されている時には、USB−ATA変
換IC15aの端子ATA ENをLレベル(GNDレ
ベル)にして、USB−ATA変換IC15aをディセ
ーブル状態にする。
【0041】一方、外付インタフェース変換モジュール
接続用コネクタ5aに外付インタフェース変換モジュー
ル4が接続されていない時には、プルアップ抵抗により
当該端子ATA ENがハイレベル(Hレベル)に設定
され、USB−ATA変換IC15aによる、USB−
ATA変換動作が可能になる。
【0042】これにより、外付インタフェース変換モジ
ュール4が外付インタフェース変換モジュール接続用コ
ネクタ5aに接続されている状態では、USB−ATA
変換IC15aがUSB−ATA変換動作を行うことが
なく、その出力はフロート状態となるから、ATAコネ
クタ16と外付インタフェース変換モジュール接続用コ
ネクタ5aとの間でダイレクトにATA信号の通信が行
われる。
【0043】なお、本発明の無効化手段は、図4におい
て外付インタフェース変換モジュール接続用コネクタ5
aの端子BがUSB−ATA変換IC15aの端子AT
AENに接続されている構成をいう。
【0044】また、図4において、外付インタフェース
変換モジュール4が外付インタフェース変換モジュール
接続用コネクタ5aに接続している状態において、US
B−ATA変換IC15aの消費電力を減少させるよう
にしている。例えば、USB−ATA変換IC15aの
動作クロック周波数を低下させるようにすれば良い。
【0045】つまり、外付インタフェース変換モジュー
ル接続用コネクタ5aに外付インタフェース変換モジュ
ール4が接続されているときに、上述のとおり, 端子B
からLレベルの信号が出力されることになるが、このL
レベルの信号をATA EN端子だけでなく、Lレベル
の信号が入力されるとUSB−ATA変換IC15aの
消費電力を低下させる端子POWER VALIDに入
力させることによりUSB−ATA変換IC15aの消
費電力の調整を行うのである。
【0046】これにより、本発明のインタフェース変換
機構は、余分な消費電力を削減し、省電力化を図ること
ができる。本発明の消費電力調整手段は、図4において
外付インタフェース変換モジュール接続用コネクタ5a
の端子Bが、USB−ATA変換IC15aの端子PO
WER VALIDに接続されている構成をいう。
【0047】なお、端子POWER VALIDをLレ
ベルにする低消費電力モードでは、動作クロック周波数
が低くなるだけであるため、再びUSB−ATA変換I
C15aを用いるときにも、イニシャライズ等の処理を
する必要をなくすことができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、以下
の効果を奏することができる。
【0049】(1)ATAインタフェース等のインタフ
ェースから、例えば、USBインタフェースに変換する
機能を有するインタフェース変換基板に、ATAインタ
フェース等をUSBインタフェース以外のインタフェー
スに変換する第2のインタフェース変換部を備えた拡張
用インタフェース変換基板と接続するコネクタ等の接続
手段が備えられていることから、外付ストレージ機器内
では、安価なATAインタフェース等を用いてコストを
抑え、該外付ストレージ機器とパーソナルコンピュータ
との接続はUSBインタフェース等の外付用として適正
なインタフェースを用いるとともに、必要に応じて任意
の拡張用インタフェース変換基板を接続できるため、イ
ンタフェース変換機構の機能の拡張性を向上させること
ができる。
【0050】また、USBインタフェースを使用する場
合には、新たな基板や筐体を追加する必要がなく、前記
インタフェース変換基板には安価なコネクタ等が追加さ
れるのみであることから、該インタフェース変換機構を
低廉に実現することができる。
【0051】(2)ATAインタフェース等のノンシー
ルドコネクタが用いられるインタフェースから、例え
ば、シールドコネクタを備えたUSBインタフェースに
変換し、このシールドコネクタを備えたインタフェース
を使用して、常にコネクタ等がシールドされた状態で外
付ストレージ機器とパーソナルコンピュータとを接続す
ることから、外付ストレージ機器内では、安価なATA
インタフェース等を用いてコストを抑えつつ、該外付ス
トレージ機器とパーソナルコンピュータとの接続には、
常に、シールドコネクタを備えた外付用として適正なイ
ンタフェースを用いることができる。
【0052】(3)ユーザの意志等によりATAインタ
フェースからIEEE1394インタフェース等への変
換を行う拡張用インタフェース変換基板が前記インタフ
ェース変換基板に接続されると、通常使用される前記A
TAインタフェース等をUSBインタフェースに変換す
る第1のインタフェース変換部の機能が停止されること
から、ユーザの所望する第2のインタフェース変換部を
介しての接続を即座に行うことができるとともに、第1
のインタフェース変換部と第2のインタフェース変換部
とが平行して処理を行うことによる、処理速度の低下、
誤動作等の発生を防止することができる。
【0053】(4)ユーザの意志等により拡張用インタ
フェース変換基板が前記インタフェース変換基板に接続
された状態において、外部ストレージ機器とパーソナル
コンピュータとの接続に寄与することがない前記第1の
インタフェース変換部に供給される電力を微少にするこ
とから、不要な電力の消費を抑制することができる。ま
た、スイッチ等を用いて前記第1のインタフェース変換
部への電力の供給を完全にカットしないため、再び第1
のインタフェース変換部を用いる場合にイニシャライズ
等の処理を不要にすることができる。
【0054】(5)ATAインタフェース等のインタフ
ェースから、例えば、USBインタフェースに変換する
機能を有するインタフェース変換基板に、ATAインタ
フェース等をUSBインタフェース以外のインタフェー
スに変換する第2のインタフェース変換部を備えた拡張
用インタフェース変換基板と接続するコネクタ等の接続
手段を備えていることから、外付ストレージ機器内で
は、安価なATAインタフェース等を用いてコストを抑
え、パーソナルコンピュータとの接続にはUSBインタ
フェース等の外付用として適正なインタフェースを用い
ることができるとともに、必要に応じて任意の拡張用イ
ンタフェース変換基板を接続することができ、該拡張用
インタフェース変換基板を介してパーソナルコンピュー
タとの接続をすることもできるため、外付ストレージ機
器のパーソナルコンピュータとの接続に関する機能の拡
張性を向上させることができる。
【0055】また、USBインタフェースを使用する場
合には、新たな基板や筐体を追加する必要がなく、前記
インタフェース変換基板には安価なコネクタ等を追加す
るのみであることから、該外付ストレージ機器を低廉に
生産することができる。
【0056】よって、機能の拡張性を担保しつつ低廉化
を図ることが可能な、外付ストレージ機器とPCとの接
続に適用されるインタフェース変換機構、及び該インタ
フェース変換機構が適用される外付ストレージ機器を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のインタフェース変換機構の構成を示す図
である。
【図2】本発明のインタフェース変換機構の構成を示す
図である。
【図3】本発明の無効化手段及び消費電力調整手段の構
成を示す図である。
【図4】本発明の無効化手段及び消費電力調整手段の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1−ハードディスク 2−USBケーブル 3−PC 4−拡張用インタフェース変換基板 5(5a、5b)−外付インタフェース変換モジュール
接続用コネクタ 6−IEEE1394ケーブル 7−ATAインタフェース 11−ATAベアドライブ 12−インタフェース変換基板 13−ATAケーブル 14−USBコネクタ 15(15a、15b)−インタフェース変換部 16−ATAコネクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】IDEインタフェース又はIDEインタフ
    ェースをベースとするインタフェースを、第1のインタ
    フェースに変換する第1のインタフェース変換部を備え
    たインタフェース変換基板を含む、外付ストレージ機器
    とパーソナルコンピュータとの接続に用いられるインタ
    フェース変換機構であって、 前記インタフェース変換基板は、IDEインタフェース
    又はIDEインタフェースをベースとするインタフェー
    スを第2のインタフェースに変換する第2のインタフェ
    ース変換部を備えた拡張用インタフェース変換基板が着
    脱自在に接続される接続手段を備えたことを特徴とする
    インタフェース変換機構。
  2. 【請求項2】前記第1のインタフェース、前記第2のイ
    ンタフェース、及び前記接続手段は、シールドコネクタ
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載のインタ
    フェース変換機構。
  3. 【請求項3】前記拡張用インタフェース変換基板が前記
    インタフェース変換基板に接続されると、前記第1のイ
    ンタフェース変換部の機能を停止させる無効化手段を備
    えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のインタフ
    ェース変換機構。
  4. 【請求項4】前記拡張用インタフェース変換基板が前記
    インタフェース変換基板に接続されると、前記第1のイ
    ンタフェース変換部に供給される電力を減少させる消費
    電力調整手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載のインタフェース変換機構。
  5. 【請求項5】IDEインタフェース又はIDEインタフ
    ェースをベースとするインタフェースを、第1のインタ
    フェースに変換する第1のインタフェース変換部を備え
    たインタフェース変換基板を搭載する外付用ストレージ
    機器であって、 前記インタフェース変換基板は、IDEインタフェース
    又はIDEインタフェースをベースとするインタフェー
    スを第2のインタフェースに変換する第2のインタフェ
    ース変換部を備えた拡張用インタフェース変換基板が着
    脱自在に接続される接続手段を備えたことを特徴とする
    外付用ストレージ機器。
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