JP2003108058A - 駆動信号発生回路及び画像表示装置 - Google Patents

駆動信号発生回路及び画像表示装置

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JP2003108058A
JP2003108058A JP2001300087A JP2001300087A JP2003108058A JP 2003108058 A JP2003108058 A JP 2003108058A JP 2001300087 A JP2001300087 A JP 2001300087A JP 2001300087 A JP2001300087 A JP 2001300087A JP 2003108058 A JP2003108058 A JP 2003108058A
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circuit
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drive signal
pulse
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JP2001300087A
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English (en)
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Seiji Isono
青児 磯野
Tadashi Aoki
正 青木
Kenji Shino
健治 篠
Kazuhiko Murayama
和彦 村山
Tsutomu Sakamoto
務 坂本
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Toshiba Corp
Canon Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 階段状に立ち上がりかつ立ち下がる駆動信号
波形を、より簡易かつ低コストな回路構成で実現する。 【解決手段】 入力階調データに対応する波高値がVm
(2≦m≦n)である場合、立ち上がり時には、2≦k
≦mの各Vk出力をV(k−1)出力より前記パルス幅変
調の単位時間である1スロット後に出力されて、波高値
がV0(基準電位)からVmまで順次階段状に増加し、
立ち下がり時には、1≦k≦m−1の各V(k−1)出力
をVk出力より1もしくは2スロット後に出力されて、
波高値がVmからV0まで階段状に減少する階段状の波
形を有する駆動信号で負荷を階調制御する駆動信号発生
回路として、ディレイ回路を用いて1スロットずつ遅延
させた信号を発生させ、該ディレイ信号を輝度データに
応じて選択することによって波形を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子や電子
放出素子を含む発光素子などの負荷を階調データに応じ
て駆動するための駆動信号発生回路及び画像表示装置に
関する。特に、インダクタンス成分及びキャパシタンス
成分を有する配線に接続された発光素子などの負荷を複
数同時に駆動する際に好適な駆動信号発生回路及び画像
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子放出素子やLEDや有機EL
などの発光素子を複数個マトリクス配線した画像表示パ
ネルを備える画像表示装置が知られている。このような
発光素子を用いた画像表示装置は、自発光型であるため
にバックライトを必要としない点や、視野角が広い点で
優れている。
【0003】また、マトリクス配線された発光素子の駆
動方法としては、パルス幅変調(PWM)や振幅変調
(PAM)やパルス幅変調と振幅変調を組み合わせたも
のが知られており、その変調を行うための回路構成も種
々提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のパル
ス幅変調や振幅変調では階調表示数が大きくなると最小
単位のLSBのパルス幅においては高速動作が、振幅値
においては高出力精度が必要となってきた。そこで、上
述のパルス幅変調と振幅変調を組み合わせた駆動法が用
いられるようになってきた。しかしながら、素子が接続
されるマトリクス配線は、インダクタンス成分やキャパ
シタンス成分を含んでおり、このインダクタンス成分や
キャパシタンス成分を含んだ配線に接続された素子をパ
ルス幅変調や振幅変調やパルス幅変調と振幅変調を組み
合わせた矩形波で階調制御する方法では、矩形波の立ち
上がり時と立ち下がり時にリンギングが生じ、意図して
いた波形と異なる場合があった。本発明は、駆動信号の
立ち上がりもしくは立ち下がりもしくは立ち上がりと立
ち下がりの両方の形状を制御するのに好適な駆動信号発
生回路を実現すること、及びその技術を用いて好適な画
像表示を実現できる画像表示装置を実現することを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決し、高
階調化に対応しさらに駆動時のリンギングの影響を低減
するために、本発明者らは多段電源とパルス幅変調を併
用して、図2のような階段状に立ち上がり階段状に立ち
下がる波形で素子を駆動する方法を案出した。ここで
は、その一例を4段の電位源を用いた場合について説明
する。
【0006】図2において、V1からV4は、V1<V
2<V3<V4で、図中の1スロットの時間Δtと電位
差V4−V3、V3−V2、V2−V1またはV1−V
0(V0は基準電位)とからなる1ブロックは1LSB
相当の階調を出力する波形である。先ず1階調目はV1
レベルの1ブロックが出力され、2階調目、3階調目に
は順次V1レベルのブロックが追加される。次の4階調
目は1階調目のブロックに1スロット遅れてV2レベル
のブロックが積まれる。5階調目はV1レベルのブロッ
クが追加され、6階調目にはV2レベルのブロックが積
まれる。以上を繰り返し、V1レベルからV2、V3、
V4へブロックを積んでいき、その後もどって、さらに
V1からV2、V3、V4へとブロックを積むことを繰
り返す。この駆動では、ブロックの横方向(時間軸方
向)のビット数を8ビットとると、縦方向(電圧方向)
のビット数が2ビットあるので、全体としてほぼ10ビ
ットを表現することができる。また立ち上がり時には、
V1からV2、V2からV3、V3からV4、立ち下が
り時には、V4からV3、V3からV2、V2からV1
へと段階を追って変化させることにより、リンギングを
生じさせる電流変化(=dV/dt)を小さくしている
ために、リンギングの影響を低減することができる。
【0007】本発明よると、例えば上記のような立ち上
がりもしくは立ち下がり形状を階段状にした波形を有す
る駆動信号を簡易な構成で発生することができる駆動回
路を実現できる。
【0008】本発明にかかわる駆動信号発生回路の一つ
は以下のように構成される。すなわち、V1からVn
(nは2以上の整数)の多段電位源(V(n−1)<V
n)を用いた波高値変調とパルス幅変調を併用し、入力
階調データに対応する波高値がVm(2≦m≦n;mは
整数)である場合、立ち上がり時には、2≦k≦m(k
は整数)の各Vk出力がV(k−1)出力より前記パルス
幅変調の単位時間である1スロット後に出力されて、波
高値がオフレベルからVmまで順次階段状に増加し、立
ち下がり時には、1≦k≦m−1の各V(k−1)出力が
Vk出力より1もしくは2スロット後に出力されて、波
高値がVmからオフレベルまで階段状に減少する階段状
の波形を有する駆動信号で負荷を階調制御する駆動信号
発生回路であって、V1出力のスタートを同期させるパ
ルスを発生させるスタートパルス出力回路と、Vm出力
のエンドを同期させるパルスを発生させるエンドパルス
出力回路と、前記V1出力のスタートを同期させるパル
スを1スロットずつ順次遅延した複数個のディレイ出力
を発生する第1のディレイ回路と、前記Vm出力のエン
ドを同期させるパルスを1スロットずつ順次遅延した複
数個のディレイ出力を発生する第2のディレイ回路と、
前記V1出力のスタートを同期させるパルス及び前記V
m出力のエンドを同期させるパルス及び前記各ディレイ
出力から1≦k≦nの各Vk出力のパルス幅を設定する
制御信号を作成する回路と、前記制御信号により1≦k
≦nの各Vk出力のパルス幅信号を発生するパルス幅発
生回路とを有することを特徴とする駆動信号発生回路、
である。
【0009】この回路によると、階段状の波形を有する
駆動信号を簡略な構成で生成することができる。ここ
で、オフレベルとは、負荷が該レベルの入力を受けても
実質的に駆動されないレベル(該レベルがパルス幅変調
のための最短のパルス幅与えられても負荷が1階調分は
駆動されないレベル)のいずれかであればよく、各波高
値V1からVnはそれらによって負荷がそれぞれ異なる
状態で実質的に駆動されるレベルを選択すればよい。最
低波高値V1についても、該最低波高値がパルス幅変調
のための最短のパルス幅を与えられた場合に、負荷が実
質的に駆動される(階調データの一つに対応する駆動状
態となる)レベルに設定される。なお、負荷は電圧が印
加されて駆動されるが、前記駆動信号の波形の信号レベ
ル(波高値)を電位で規定する場合は、負荷にかかる電
圧は、負荷に印加される基礎電位(例えば後述するよう
にマトリクス駆動する場合の選択電位がこれに相当す
る)と前記駆動信号の電位との電位差として与えられ
る。前記駆動信号の波形の信号レベル(波高値)を電流
値で規定する場合は、負荷にかかる電圧は、負荷に印加
される基礎電位と、前記駆動信号の信号レベルを所定の
電流値にするために与えられる電位との電位差として与
えられる。
【0010】なおここで、前記スロットの時間幅を設定
する同期クロック信号、前記駆動信号のスタートを設定
するスタートトリガ信号、及び前記階調データに基づい
て作成された、前記駆動信号の波高値を設定する第1の
データ信号と該波高値のパルス幅を設定する第2のデー
タ信号と立ち下がり部の階段形状を設定する第3のデー
タとを含む制御データ、を入力され、同期クロック信号
により少なくとも前記スタートパルス出力回路と前記エ
ンドパルス出力回路と前記第1及び第2のディレイ回路
とを制御し、スタートトリガ信号により前記スタートパ
ルス出力回路を制御し、スタートトリガ信号及び第2の
データ信号により前記エンドパルス出力回路を制御し、
第3のデータ信号及び第1のデータ信号により前記制御
信号を作成する回路を制御する構成を好適に採用でき
る。
【0011】また特に、前記スタートパルス出力回路
は、前記スタートトリガ信号に基づいて同期クロック信
号に同期したスタートパルスを発生し、前記エンドパル
ス出力回路は、前記スタートトリガ信号によりリセット
されるとともに前記同期クロック信号をカウントするカ
ウンタと、該カウンタのカウント値と前記第2のデータ
信号とが一致したときにエンドパルスを発生するコンパ
レータとを有し、前記第1のディレイ回路は、2≦j≦
n(jは整数)の各jについて前記スタートパルスを
(j−1)スロット遅延したn−1個のディレイ出力を
発生し、前記第2のディレイ回路は、1≦j≦nの各j
についてエンドパルスをjスロット遅延したn個のディ
レイ出力を発生し、前記制御信号を出力する回路は前記
第1及び第3のデータ信号に基づき各Vk出力について
前記スタートパルスもしくは前記スタートパルスを遅延
した複数のディレイ出力のうちの1つと前記エンドパル
スもしくは前記エンドパルスを遅延した複数のディレイ
出力のうちの1つを選択してそれらをそのVk出力の出
力スタートパルスと出力エンドパルスとして出力し、前
記パルス幅発生回路は、各Vk出力の出力スタートパル
スのタイミングでオンしかつ出力エンドパルスのタイミ
ングでオフする信号をそのVk出力のパルス幅信号とし
て出力する構成を好適に採用できる。
【0012】また、前記パルス幅信号に基づいて、各波
高値出力を発生する出力回路であって、2以上のVk出
力についてオン信号が同時に発生している場合は、最大
波高値の出力のみを発生する出力回路を、さらに備える
構成を好適に採用できる。なお、上記負荷が発光素子で
ある場合に本発明は好適に適用できる。
【0013】なお、本発明には以下の駆動信号発生回路
も含まれる。すなわち、発光素子を階調制御する駆動信
号として、信号レベルをそれぞれが異なる発光状態に対
応する複数n個の波高値から選択した波形を有する駆動
信号を発生する駆動信号発生回路であって、前記駆動信
号の波形の立ち上がりが同期される立ち上げ信号を出力
する回路Aと、前記立ち上げ信号から所定時間ごと順次
遅延した少なくともn−1個のディレイ信号を出力する
回路Bと、前記駆動信号の波形として、前記立ち上げ信
号に同期して前記発光素子がオフになっている状態に対
応する信号レベルから前記n個の波高値のうちの最低波
高値まで信号レベルを立ち上げ、その後、入力される階
調データによって決まる所定波高値に信号レベルが達す
るまで前記所定時間毎に前記各ディレイ信号に同期して
信号レベルを1段高い波高値に順次上げていく立ち上げ
形状を有する前記駆動信号を出力する回路Cと、を有す
ることを特徴とする駆動信号発生回路である。
【0014】この構成により、駆動信号波形の立ち上が
りを段階的に行うことができる。特に、ディレイ回路を
用いているため、各波高値から次段の波高値に立ち上が
るタイミングを波高値ごとに全く別個に決定する必要が
無くなる。なお駆動信号の各部分の信号レベルに応じて
各部分における発光状態が決まり、その発光状態が時間
軸上で視覚的に積分されて輝度データに対応する輝度が
得られる。また前記各ディレイ信号は同一の所定時間ず
つ順次遅延している構成を好適に採用できる。
【0015】特にこの構成において、前記所定波高値か
らの前記駆動信号波形の立ち下げが同期される立ち下げ
信号を出力する回路Dと、前記立ち下げ信号から所定時
間ごと順次遅延した少なくともn個の立ち下げ用ディレ
イ信号を出力する回路Eと、を有しており、前記回路C
は、前記立ち下げ信号に同期して前記所定波高値より1
段低い波高値まで信号レベルを立ち下げ、その後、前記入
力される階調データに応じて選択した前記各立ち下げ用
ディレイ信号に同期して、信号レベルを1段低い波高値
に順次立ち下げていくものである構成を好適に採用でき
る。
【0016】この構成によると、各波高値から次段の波
高値までの立ち下げタイミングを、各波高値ごとに別個
に維持時間をカウントして決定する必要が無くなる。な
お、所定波高値まで信号レベルを上昇させた後、前記立
ち下げ部分で該所定波高値からの立ち下げを行うまで
は、該所定波高値を維持するようにすると制御が容易で
ある。また前記各立ち下げ用ディレイ信号は同一の所定
時間ずつ順次遅延している構成を好適に採用できる。
【0017】なお、以下の構成も本発明に含まれる。発
光素子を階調制御する駆動信号として、信号レベルをそ
れぞれが異なる発光状態に対応する複数n個の波高値を
選択した波形を有する駆動信号を発生する駆動信号発生
回路であって、所定波高値から1段低い波高値への信号
レベルの立ち下げが同期される立ち下げ信号を出力する
回路Dと、前記立ち下げ信号から所定時間ごと順次遅延
したn個の立ち下げ用ディレイ信号を出力する回路E
と、前記所定波高値から前記立ち下げ信号に同期して前
記所定波高値より1段低い波高値まで信号レベルを立ち
下げ、その後、前記入力される階調データに応じて選択し
た前記立ち下げ用ディレイ信号に同期して、信号レベル
を1段低い波高値に順次立ち下げていく波形を有する駆
動信号を出力する回路Cと、を有することを特徴とする
駆動信号発生回路である。
【0018】この構成により、駆動信号波形の立ち下が
りを段階的に行うことができる。特に、ディレイ回路を
用いているため、各波高値から次段の波高値に立ち下が
るタイミングを波高値ごとに全く別個にカウントして決
定する必要が無くなる。なお以上述べた各発明において
立ち上げ信号より所定時間ずつ遅延したディレイ信号も
しくは立ち下げ信号より所定時間ずつ遅延したディレイ
信号は立ち上げ信号もしくは立ち下げ信号に基づいて容
易に発生することができる。
【0019】なおここで、前記立ち下げ用ディレイ信号
の選択は、前記所定波高値が前記n個の波高値のうちの
低いほうから数えてm番目(m≦n)の波高値である
時、前記n個の立ち下げ用ディレイ信号のうちのm−1
個を選択すればよい。前記n個の立ち下げ用ディレイ信
号のうちのm−1個を選択する(特には、前記n個の立
ち下げ用ディレイ信号のうちの先頭のm個のディレイ信
号のうちのm−1個を選択する)ことにより、前記所定
(最大)波高値よりも低い各波高値を所定時間ずつ出力
するか、もしくは前記所定波高値よりも低い各波高値の
いずれかを前記所定時間の2回分の期間出力し、それ以
外の波高値は前記所定時間ずつ出力する波形を有する駆
動信号を発生することができる。具体的には、前記立ち
下げ用ディレイ信号の選択は、前記所定波高値よりも低
い全ての波高値の数と同数の一連の(立ち下げ信号から
所定時間ずつ順次遅延した)立ち下げ用ディレイ信号の
全てを選択するか、該一連のディレイ信号及びそれに続
くもう一つのディレイ信号のうちのいずれか一つを除く
ディレイ信号を選択(該一連のディレイ信号及びそれに
続くもう一つのディレイ信号のうちのいずれを除くかを
選択)すればよい。この選択は、階調データに基づいて
行う。上記選択を行うことにより全ての階調に対応する
波形を形成することができる。
【0020】例えば信号レベルが取りうる波高値がV
1、V2、V3、V4(V1<V2<V3<V4)であ
るとする。階調データが信号レベルがV4である状態を
必要とするデータである場合、立ち下げ信号に基づいて
V4からV3まで立ち下げた後、V3からV2への立ち
下げ、及びV2からV1への立ち下げ、及びV1から信
号レベルが非発光状態に対応するレベルになるまでの立
ち下げを行う。立ち下げ信号から所定時間ずつ遅延した
3つのディレイ信号を選択し、それらディレイ信号に基
づいて上記各段階の立ち下げを行うと、V3、V2、V
1の信号レベルがそれぞれ所定時間ずつ維持されたのち
立ち下がる。立ち下げ信号から所定時間ずつ遅延した4
つのディレイ信号のうちの最初のディレイ信号を除く残
りの3つのディレイ信号を選択し、それらディレイ信号
に基づいて各段階の立ち下げを行うとV3の信号レベル
が所定時間の2回分維持され、V2、V1の信号レベル
がそれぞれ所定時間ずつ維持される。立ち下げ信号から
所定時間ずつ遅延した4つのディレイ信号のうちの2番
目のディレイ信号を除く残りの3つのディレイ信号を選
択し、それらディレイ信号に基づいて各段階の立ち下げ
を行うとV3の信号レベルが所定時間維持され、V2の
信号レベルが所定時間の2回分維持され、V1の信号レ
ベルが所定時間維持される。立ち下げ信号から所定時間
ずつ遅延した4つのディレイ信号のうちの3番目のディ
レイ信号を除く残りの3つのディレイ信号を選択し、そ
れらディレイ信号に基づいて各段階の立ち下げを行うと
V3及びV2の信号レベルがそれぞれ所定時間維持さ
れ、V1の信号レベルが所定時間の2回分維持される。
信号の波形の立ち下がりの部分の形状としては以上のい
ずれかを選択することにより全ての階調に対応する波形
を実現することが可能である。
【0021】なお本発明は上記の駆動信号発生回路を用
いた画像表示装置を含んでいる。具体的には、画像表示
装置であって、複数の発光素子と、該複数の発光素子を
駆動する駆動信号を発生する前記駆動信号発生回路とを
有する構成である。特に、前記複数の発光素子は、複数
の走査配線と、複数の変調配線とによってマトリクス状
に接続されており、複数の前記駆動信号発生回路が前記
変調配線のそれぞれに接続されている構成を好適に採用
できる。
【0022】また特に、走査回路を有しており、該走査
回路は、前記複数の走査配線を順次選択し、選択した走
査配線に選択電位を与えるものであり、前記複数の駆動
信号発生回路は、一つの前記走査配線が選択されている
期間中に、該一つの走査配線に接続される複数の前記発
光素子を駆動する駆動信号を供給するものである構成を
好適に採用できる。なお以上において発光素子とはLE
Dや有機EL素子等を指し、また、電子放出素子のよう
に蛍光体など素子から与えられるエネルギーにより発光
する発光体と組み合わせることにより発光素子として機
能するものを含む。なお本発明は、駆動に伴って素子を
介して電流が流れるような素子を用いる場合に特に有効
である。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態は、
図1の記号を用いて説明すると、前記スロットの時間幅
を設定する同期クロック信号CLK、前記駆動信号のス
タートを設定するスタートトリガ信号TRG、及び前記
駆動信号の振幅Vmを設定する第1のデータ信号PHM
1..0と振幅がVmであるパルス幅を設定する第2のデ
ータ信号Data9..2と立ち下がり部の階段形状を設
定する第3のデータ信号Data1..0とを含む制御デ
ータ(これらの制御データは前記入力階調データに基づ
いて作成される)、を入力され、同期クロック信号CL
Kにより少なくともスタートパルス発生回路1(回路
A)とエンドパルス発生回路2(回路D)とディレイ回
路3(第1のディレイ回路(回路B)、第2のディレイ
回路(回路E))を制御し、スタートトリガ信号TRG
によりスタートパルス発生回路1を制御し、スタートト
リガ信号TRG及び第2のデータ信号Data9..2に
よりエンドパルス発生回路2を制御し、第3のデータ信
号Data1..0及び第1のデータ信号PHM1..0に
よりデコード回路4(回路Cの一部、制御信号を発生す
る回路)を制御することを特徴とする。
【0024】より具体的には、スタートパルス発生回路
1は、スタートトリガ信号TRGに基づいて同期クロッ
ク信号CLKに同期したスタートパルスSTARTを発
生する。エンドパルス発生回路2は、図3に示すカウン
タ7とコンパレータ8とを備え、カウンタ7はスタート
トリガ信号TRG(図3ではリセット信号/RST)に
よりリセットされるとともに同期クロック信号CLKを
カウントし、コンパレータ8はカウンタ7のカウント値
と第2のデータ信号Data9..2とが一致したときに
エンドパルスENDを発生する。
【0025】ディレイ回路3は、スタートパルスSTA
RTをそのまま出力する(ST0)とともに、2≦j≦
nの各jについてスタートパルスSTARTを(j−
1)スロット遅延したn−1個のディレイ出力ST1、
ST2、ST3を出力する。またディレイ回路3はエン
ドパルスENDをそのまま出力する(ED0)ととも
に、1≦j≦nの各jについてエンドパルスENDをj
スロット遅延したディレイ出力ED1、ED2、ED
3、ED4を発生する。
【0026】なお、以下の実施例ではスタートパルス発
生回路が出力するスタートパルスをディレイ回路からそ
のまま出力し、駆動信号波形の最初の立ち上げ(V1出
力)をそれに同期するようにしている。すなわちスター
トパルス発生回路がスタートパルス出力回路となってい
る。また、エンドパルス発生回路も同様にエンドパルス
出力回路となっている。なお、ST0、ED0について
はディレイ回路3を経由することなくスタートパルス発
生回路及びエンドパルス発生回路から直接デコード回路
4に出力してもよい。
【0027】また、以下の実施例では、最低波高値であ
るV1の立ち上がりを同期させる信号であるST0はス
タートパルス発生回路が出力するスタートパルスを用い
ているが、スタートパルス発生回路が出力するスタート
パルスにαスロット(α≧0)の遅延を与えたものをS
T0として用いても良い。その場合、ディレイ出力ST
1、ST2、ST3はST0から1スロットずつ順次遅
延した信号とする。また輝度データにより決まる最大波
高値からの信号レベルの立ち下げを同期させる信号であ
るED0はエンドパルス発生回路が出力するエンドパル
スを用いているが、エンドパルス発生回路が出力するエ
ンドパルスにαスロット(α≧0)の遅延を与えたもの
をED0として用いても良い。その場合、ディレイ出力
ED1、ED2、ED3、ED4はED0から1スロッ
トずつ順次遅延した信号とする。
【0028】デコード回路4とパルス幅発生回路5と出
力回路6は所定波形を有する駆動信号を出力する回路C
を構成する。デコード回路4は第1のデータ信号PHM
1..0及び第3のデータ信号Data1..0に基づき各
Vk振幅出力についてスタートパルスに相当するST0
及びST0を遅延したn−1個のディレイ出力ST1〜
3のうち1つをそのVk出力の出力スタートパルスST
Pkとして選択する。ST0からST3がそれぞれST
P1からSTP4に対応する。また、エンドパルスに相
当するED0及びED0を遅延したn個のディレイ出力
ED1〜4のうち1つをそのVk振幅出力の出力エンド
パルスEDPkとして選択する。ED0がEDP4に対
応する。また、ED1、ED2、ED3がそれぞれED
P3、EDP2、EDP1に対応するか、もしくはED
1からED4のうちのいずれか3つが順にEDP3から
EDP1に対応する。
【0029】パルス幅発生回路5は、各Vk出力の出力
スタートパルスSTPkのタイミングでオンしかつ出力
エンドパルスEDPkのタイミングでオフする信号をそ
のVk出力のパルス幅信号PWMkとして出力する。
【0030】本実施形態はさらに、パルス幅信号PWM
1〜4に基づいて、各波高値出力を発生する出力回路で
あって、2以上のVk出力についてオン信号が同時に発
生している場合は、最大波高値の出力のみを発生する出
力回路6を備えることを特徴とする。
【0031】また、負荷は電子放出素子とし、該駆動信
号が印加されることにより放出される電子を蛍光体に照
射して、発光する構成を採用した。特に電子放出素子と
してここでは表面伝導型放出素子を用いた。また、画像
表示装置の構成としては、電子放出素子として表面伝導
型放出素子を採用し、電子放出素子を複数の走査配線及
び複数の変調配線でマトリクス状に接続した。この構成
において、複数の走査配線を走査駆動し、選択した走査
配線に選択電位を印加する。各変調配線に上記駆動信号
発生回路をそれぞれ接続し、選択された走査配線に接続
される複数の負荷(素子;ここでは電子放出素子)を駆
動する信号として各駆動信号発生回路から各変調配線に
駆動信号を供給した。駆動信号の信号レベルの選択は、
電位選択とし、複数n個(以下の実施例では4個)の電
位を選択するものとした。各電位はいずれも、前記選択
電位との電位差により負荷がオン状態となる電位、ここ
では前記電子放出素子が蛍光体に発光を生じせしめるの
に充分な電子を放出する電位とした。なお、非選択状態
の走査配線には、非選択状態の走査配線に接続された素
子に対して前記変調配線から前記複数n個の電位のうち
の最大電位が印加されても素子が実質的に駆動されない
電位を与える。ここでは、非選択状態の走査配線には、
非選択状態の走査配線に接続された電子放出素子に対し
て前記変調配線から前記複数n個の電位のうちの最大電
位が印加されても該電子放出素子が前記蛍光体に発光を
生じせしめる電子放出を生じないような電位を非選択電
位として与えるものとした。
【0032】なお、本明細書においては駆動信号の波形
の信号レベルの大小(高低)を言うときに、信号レベル
がある状態に比して大きい(高い)とは、負荷(発光素
子)に対してより大きいエネルギーを与えるレベルであ
ることを示す。例えば駆動信号の信号レベルの電位とし
て、選択電位よりも低い電位を与えそれらの電位差によ
り負荷に対してエネルギーを与える場合には、信号レベ
ルがある状態に比べて高いとは、信号レベルの電位があ
る状態に比べて低いことを意味する。
【0033】また、信号レベルとしては電位を選択する
ものであっても、電流値を選択するものであっても良
い。電流値を選択する場合は、出力回路6の複数の電位
源に代えて複数の電流源を設け、各電流源が所定電流値
を流す(電流を吸い込む場合を含む)期間を本発明に従
って制御し、各電流源が流す電流の和が負荷に対して供
給されるようにすればよい。
【0034】本発明によれば、駆動信号の立ち上がり時
及び/もしくは立ち下がり時にリンギングを生じさせる
電流変化(=dV/dt)を小さくしてこれらのリンギ
ングを低減させるのに有効な、階段状に立ち上がり及び
/もしくは立ち下がる波形を有する駆動信号を発生する
回路を、簡略かつ低コストに実現することができる。本
発明の駆動信号発生回路は、インダクタンス成分及びキ
ャパシタンス成分を有する配線に接続された負荷であっ
てもその種類を問わず駆動するために適用することがで
きる。中でも電子放出素子を用いたものやLEDや有機
ELなど、駆動の際に素子を介して電流が流れる発光素
子を駆動する際、特に効果的である。
【0035】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の一実施例に係る駆動信号発生回路を示す。この回
路は、複数の列方向(変調)配線と複数の行方向(走
査)配線の交点に電子放出素子を構成したマトリクスデ
ィスプレイの各電子放出素子を駆動するために用いられ
る。図1において、1はスタートパルス発生回路、2は
エンドパルス発生回路、3はディレイ回路、4はデコー
ド回路、5はパルス幅発生回路、6は出力回路である。
本構成により、図2に示す、パルス幅変調(PWM)と
パルス振幅変調(PAM)を併用した階調波形(駆動信
号波形)を形成する。図2において、斜線部は、階調と
しての増加分を示している。ここでは、V1からV4の
電位選択駆動を用いて4段の振幅(波高値)を実現し、
全体の階調として10ビット相当の階調を出力する回路
の説明を行う。なお、駆動信号の波形の信号レベルの基
準となる基準電位は走査配線に印加される電位に応じ
て、不要な発光を抑制できるレベルに決めればよい。こ
こでは基準電位をグランド電位としている。
【0036】図1においては、図2に示した階調波形を
形成するために、各回路のタイミングを同期するための
同期信号CLKが、スタートパルス発生回路1、エンド
パルス発生回路2、ディレイ回路3及びPWM発生回路
5に入力される。同期信号CLKは、デコード回路4に
入力される場合もある。トリガ信号TRGは、スタート
パルス発生回路1及びエンドパルス発生回路2にタイミ
ング信号として入力される。
【0037】パルス幅制御信号Data9..0は駆動信
号波形の時間幅を制御する10ビットの制御信号(デー
タ)であり、パルス高制御信号PHM1..0は、駆動信
号波形の振幅(駆動信号の信号レベル)を制御する2ビ
ットの制御信号(データ)である。パルス高制御信号PH
M1..0は、駆動信号波形の最大波高値(Vm)が1〜
4レベルすなわち波高値V1からV4のいずれであるか
を示し、パルス幅制御信号Data9..0の上位8ビッ
トは駆動信号波形の立ち下げ位置(エンドパルス発生タ
イミング)を立ち上げ位置(スタートパルス発生タイミ
ング)からのスロット数(0〜255)で示し、下位2
ビットはその立ち下がり部の階段形状を、遅延スロット
幅が2であるレベル(立ち下がり部の階段形状におい
て、2スロット分維持される波高値)が「無」及び1〜
3レベルのいずれであるかで示す。これらの制御信号
は、前記10ビット相当の階調のデータに基づいてマイ
クロプロセッサまたはグラフィックコントローラなどの
不図示の表示制御装置で作成されてこの駆動信号発生回
路に入力される。
【0038】パルス幅制御信号Data9..0のうち、
上位8ビット(Data9..2)は、エンドパルス発生
回路2に入力され、下位2ビット(Data1..0)と
パルス高制御信号PHM1..0は、デコード回路4に入
力される。
【0039】本実施例では、データビット長R=10の
階調データを表現するために、P=10ビット(Dat
a9..0)を用いてスロット幅Δtの単位パルスを0〜
259個の範囲でパルス幅制御し、Q=2ビット(PH
M1..0)を用いて波高レベルを1〜4レベルすなわち
波高値V1からV4の範囲で振幅(波高値)制御する
(実際には、Q=2ビットはパルス幅制御にも影響す
る)。つまり、10ビットの画像データを表示するため
に前記R、P、Qの各データはR<P+Qなる関係を持
つ。
【0040】R=P+Qである場合、例えば、振幅制御
に上位2ビットを使い、残りの8ビットでパルス幅の制
御を行うと、駆動信号波形の立ち下がり部を階段状にし
た場合には10ビットのすべての画像データを表現する
ことができない。すなわち階調数が低下する。しかし、
本実施例では、R<P+Qとなるように、パルス幅の制
御をP=10ビットで行っており、これにより、R=1
0ビットのすべての階調データを表現することができ
る。ここで、本発明のデジタル信号処理の流れをまとめ
ると以下のようになる。まず10ビットの階調データよ
り、波形のパルス幅を示すパルス幅サブワード及び前記
複数の波高値のうちの使用する波高値を示す波高値サブ
ワード(このサブワードはパルス幅の情報を含まない)
からなる12ビットのデジタルビデオワードを生成す
る。次に、12ビットのデジタルビデオワードは複数の
サブワードである10ビットのパルス幅サブワードと2
ビットの波高値サブワードに分割され、各々駆動信号発
生回路に入力される。さらに各サブワードは、駆動信号
発生回路により、駆動信号波形のパルス幅に対応するア
クティブ時間をもった、パルス幅制御信号PWM1〜P
WM4に変換され、パルス幅制御信号PWM1〜PWM
4を入力として、出力回路6より、発光素子に印加され
る駆動信号が出力される。なお本実施例においては波形
のパルス幅を示すパルス幅サブワードは駆動信号の波形
のうちの所定の波高値が出力される期間に対応するサブ
ワード(Data9..2)と駆動信号の波形の終端部
の形状を示すサブワード(Data1..0)とから構
成されている。
【0041】スタートパルス発生回路1とエンドパルス
発生回路2でそれぞれ発生したSTART信号とEND
信号は、ディレイ回路3によりそれぞれ0〜複数段遅延
された信号ST0〜ST3及びED0〜ED4の複数の
信号を発生する。この遅延信号ST0〜ST3及びED
0〜ED4をパルス幅制御信号の下位ビット(Data
1..0)とパルス高制御信号PHM1..0によりデコー
ドされた信号STP1〜4及びEDP1〜4信号を用い
てPWM発生回路5からV1〜V4に対応するそれぞれ
のパルス幅信号(PWM1〜4)を出力する。以上の信号
を発生させる回路の一例を図3に示す。
【0042】図3において、スタートパルス発生回路1
はD−フリップフロップ(ディレイドフリップフロッ
プ;本明細書ではフリップフロップをFFとも称する)
とANDゲートで構成し、エンドパルス発生回路2は8
ビットカウンタと8ビットコンパレータで構成し、ディ
レイ回路3は第1のディレイ回路を構成する3つのD−
FF(それぞれST1、ST2、ST3を出力する)、
及び第2のディレイ回路を構成する4つのD−FF(そ
れぞれED1、ED2、ED3、ED4を出力する)で
構成し、デコード回路4は各ゲート回路で構成し、PW
M発生回路5はJK−FFで構成した。
【0043】ここでは、ディレイ回路3と輝度データに
基づいてディレイ出力を選択するデコード回路4の構成
を用いることによって、エンドパルス発生回路2が1セ
ットのカウンタとコンパレータという簡略な構成であり
ながら、パルス幅発生回路5から4段の各電位を出力す
るパルス幅をそれぞれ制御する信号を形成することがで
きる。なお、図3においてトリガ信号は、スタートパル
ス発生回路1のD−FF及びエンドパルス発生回路2の
カウンタ7にリセット信号(/RST)として入力され
る。リセット信号に付したスラッシュ(/)は、リセッ
ト信号が負論理の信号、すなわち常時はHレベルで、L
レベルになったとき前記D−FF及びカウンタ7をリセ
ットすることを示している。
【0044】図3において、各回路のタイミングを同期
するための同期信号CLKが、スタートパルス発生回路
1、エンドパルス発生回路2、ディレイ回路3及びPW
M発生回路5に入力される。同期信号CLKは、必要に
応じてデコード回路4にも入力される。トリガ信号/R
STは、スタートパルス発生回路1及びエンドパルス発
生回路2のタイミング信号として入力される。パルス幅
制御信号Data9..0は駆動信号波形の時間幅(パル
ス幅)を制御する制御信号(データ)であり、パルス高制
御信号PHM1..0は、振幅(波高値)を制御する制御
信号(データ)である。パルス幅制御信号Data9..0
のうち、上位8ビット(Data9..2)は、エンドパ
ルス発生回路2に入力され、下位2ビット(Data
1..0)とパルス高制御信号PHM1..0は、デコード
回路4に入力される。
【0045】スタートパルス発生回路1とエンドパルス
発生回路2でそれぞれ発生したSTART信号とEND
信号は、ディレイ回路3により0乃至複数段遅延され、
ST0〜ST3信号及びED0〜ED4信号の複数の信
号が発生する。この遅延信号ST0〜ST3及びED0
〜ED4をData1..0と波高値データPHM1..0
の制御信号によりデコードした信号STP1〜4とED
P1〜4信号を用いてPWM発生回路5からV1〜V4
に対応するそれぞれのパルス幅信号(PWM1〜4)を出
力する。図4は、図3のデコード回路4の構成を示す。
【0046】次に図3の回路機能を、図5〜図8のタイ
ミング図を用いて説明する。図5は、Data9..0=
0000011100bの時のタイミング図、図6は、
Data9..0=0000011101bの時のタイミ
ング図、図7は、Data9..0=000001111
0bの時のタイミング図、図8は、Data9..0=0
000011111bの時のタイミング図である。PH
M1..0信号は使用する駆動電圧(信号レベルの波高
値)を制御する制御信号であり、駆動信号波形としてV
1だけ使用する場合にはPHM1..0=00bを入力
し、駆動信号波形としてV1〜V2を使用する場合には
PHM1..0=01bを入力し、駆動信号波形としてV
1〜V3を使用する場合にはPHM1..0=10bを入
力し、駆動信号波形としてV1〜V4を使用する場合に
はPHM1..0=11bを入力する。図5〜図8は、駆
動信号波形としてV1〜V4のすべての電位を用いる場
合であり、PHM1..0としては11bが入力されてい
る。
【0047】先ず、図5のData9..0=00000
11100bの時のタイミング図により図3の回路機能
を説明する。スタートパルス発生回路1に入力したCL
K信号と/RST信号からスタートパルスSTARTが
出力される。また、エンドパルス発生回路2のカウンタ
7に入力したCLK信号と/RST信号によりカウンタ
がリセットされてCLK信号が0からカウントされ直
し、CLK信号に同期したカウント値(図5のCoun
ter)が出力される。このカウンタの値とData
9..0の上位8ビットのData9..2の値をコンパレ
ータで比較し、等しくなった時点でエンドパルスEND
が発生する。このときのData9..2の値は、スター
トパルスからV4のエンドパルスまでのカウント値に相
当する。
【0048】次にスタートパルス発生回路1で発生した
START信号とエンドパルス発生回路2で発生したE
ND信号がディレイ回路3に入力されるとCLK信号に
同期したST0〜ST3、ED0〜ED4の信号が出力
される。
【0049】さらに、デコード回路4に入力したST0
〜ST3、ED0〜ED4の信号とData1..0信号
(=00b)とPHM1..0信号(=11b)からPWM発
生回路5の各JK−FFへの入力信号STP1〜4、E
DP1〜4信号が出力され、PWM発生回路5から各電
位のPWM出力波形PWM1〜PWM4が発生する。
【0050】この図5に対し図6のData9..0=0
000011101bの時には、EDP1信号が図5の
Data9..0=0000011100bの時よりも1
CLK(=1スロット)遅延された信号となり、PWM
1の信号も1CLK分長くなる。
【0051】図7のData9..0=00000111
10bの時には、さらにEDP2信号も1CLK分遅く
なり、PWM2の信号が1CLK分長くなる。PWM1
の信号は図6と同じである。
【0052】同様に図8のData9..0=00000
11111bの時には、EDP3信号も1CLK分遅く
なり、PWM3の信号が1CLK分長くなる。PWM2
及びPWM1の信号は図7と同じである。以上のように
図3の回路により図2の階調波形を形成することができ
る。
【0053】但し、本発明は図3の回路に限定されるも
のではない。PWM回路5はRS−FFで構成しても構
わないし、デコード回路5も他の構成回路でも作成でき
る。図1に示す回路構成、特に、3はディレイ回路、4
はデコード回路の構成とすることにより、回路規模が大
きくなりやすいエンドパルス発生回路2のカウンタとコ
ンパレータ部をコンパクトに構成することができる。
【0054】次に、冷陰極電子放出素子の印加電圧(V
f)−放出電流(Ie)特性を図9に示す。冷陰極電子
放出素子はあるしきい値電圧Vth以上で電子を放出す
る。ここでは、放出電流がIe=I1の時の印加電圧が
選択電位との電位差として素子に印加される電位をV4
と設定し、Ie=I1*3/4の時の印加電圧が選択電
位との電位差として素子に印加される電位をV3、Ie
=I1*1/2の時の印加電圧が選択電位との電位差と
して素子に印加される電位をV2、Ie=I1*1/4
の時の印加電圧が選択電位との電位差として素子に印加
される電位をV1と設定することで、図2に示した駆動
信号波形で階調を表現することができる。
【0055】本実施例においては、発光素子の一例であ
る冷陰極電子放出素子を駆動する場合について説明を行
ったが、他の発光素子や半導体素子を駆動する場合にお
いても図2に示した駆動信号波形で階調表現できるもの
は、本実施例の回路構成を使うことができる。
【0056】図10は、図3における出力回路6の具体
例を示す。図10の回路において、電位V1〜V4は、
0<V1<V2<V3<V4であり、それぞれPWM出
力波形PWM1〜PWM4に対応して出力される。PW
M1〜PWM4はQ1〜Q4への入力に適したレベルに
なるように不図示の信号レベル変換回路によりそれぞれ
TV1〜TV4に変換される。ただし、出力回路6の構
成によってはレベル変換回路を用いることなく、PWM
1〜PWM4をそのままTV1〜TV4に用いてもかま
わない。TV1〜TV4はタイミング的にはPWM1〜
PWM4と同じである。Q1〜Q4はこのTV1〜TV
4に応じてオンすることによりそれぞれ電位V1〜V4
を出力端子OUTに出力するトランジスタまたはペアト
ランジスタである。PWM発生回路6の出力PWM1〜
PWM4に対応するTV1〜TV4は、これらのうち2
つ以上がHレベルであっても2個以上のトランジスタQ
1〜Q4が同時にオンすることがないように、かつHレ
ベルであるTV1〜TV4に対応する電位V1〜V4の
うち最大のもののみが出力端子OUTに出力されるよう
に、論理回路を介して各トランジスタQ1〜Q4のゲー
トGV1〜GV4に印加される。図11はTV1〜TV
4、GV4〜GV0及びOUTの波形の一例を示す。
【0057】図12に本実施例の画像表示装置の構成を
示す。1201は電子放出素子が形成される電子源であ
る。1206は変調回路であって、以上説明した駆動信
号発生回路が各変調配線1203に対応して設けられて
いる。1205は走査配線1204を走査駆動する回路
であり、選択した走査配線に選択電位を与え、非選択状
態の走査配線に非選択電位を与える。1202は蛍光体
である。走査配線1204及び変調配線1203の各交
点に対応して電子放出素子が設けられているが、各電子
放出素子は前記駆動信号が与えられて電子を放出する。
該放出された電子により蛍光体1202が発光して画像
が表示される。
【0058】
【発明の効果】以上の具体的な例をあげて説明してきた
本発明によると簡単、かつ、よりコストを押さえた回路
で、階段状に立ち上がり及び/もしくは立ち下がる駆動
信号波形を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る駆動信号発生回路の
構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明が実現しようとする駆動信号波形の一
例を示す波形図である。
【図3】 図1の構成の具体例を示す回路図である。
【図4】 図3におけるデコード回路の具体例を示す回
路図である。
【図5】 図3の回路の動作を説明するためのタイミン
グ図である。
【図6】 図3の回路の動作を説明するためのタイミン
グ図である。
【図7】 図3の回路の動作を説明するためのタイミン
グ図である。
【図8】 図3の回路の動作を説明するためのタイミン
グ図である。
【図9】 冷陰極電子放出素子の印加電圧(Vf)と放
出電流(Ie)の関係を示す特性図である。
【図10】 図3における出力回路の具体例を示す回路
図である。
【図11】 図10の回路の動作を説明するためのタイ
ミング図である。
【図12】 本発明に係る画像表示装置の構成例を示す
概念図である。
【符号の説明】
1:スタートパルス発生回路、2:エンドパルス発生回
路、3:ディレイ回路、4:デコード回路、5:PWM
発生回路、6:出力回路、7:カウンタ回路、8:コン
パレータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/22 G09G 3/22 E H 3/30 3/30 K (72)発明者 青木 正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 篠 健治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 村山 和彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 坂本 務 埼玉県深谷市幡羅町1丁目9番2号株式会 社東芝深谷工場内 Fターム(参考) 5C080 AA06 AA07 AA18 BB05 DD30 FF09 JJ02 JJ03 JJ04 JJ05

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 V1からVn(nは2以上の整数)の多
    段電位源(V(n−1)<Vn)を用いた波高値変調とパ
    ルス幅変調を併用し、 入力階調データに対応する波高値がVm(2≦m≦n;
    mは整数)である場合、 立ち上がり時には、2≦k≦m(kは整数)の各Vk出
    力がV(k−1)出力より前記パルス幅変調の単位時間で
    ある1スロット後に出力されて、波高値がオフレベルか
    らVmまで順次階段状に増加し、 立ち下がり時には、1≦k≦m−1の各V(k−1)出力
    がVk出力より1もしくは2スロット後に出力されて、
    波高値がVmからオフレベルまで階段状に減少する階段
    状の波形を有する駆動信号で負荷を階調制御する駆動信
    号発生回路であって、 V1出力のスタートを同期させるパルスを発生させるス
    タートパルス出力回路と、 Vm出力のエンドを同期させるパルスを発生させるエン
    ドパルス出力回路と、 前記V1出力のスタートを同期させるパルスを1スロッ
    トずつ順次遅延した複数個のディレイ出力を発生する第
    1のディレイ回路と、 前記Vm出力のエンドを同期させるパルスを1スロット
    ずつ順次遅延した複数個のディレイ出力を発生する第2
    のディレイ回路と、 前記V1出力のスタートを同期させるパルス及び前記V
    m出力のエンドを同期させるパルス及び前記各ディレイ
    出力から1≦k≦nの各Vk出力のパルス幅を設定する
    制御信号を作成する回路と、 前記制御信号により1≦k≦nの各Vk出力のパルス幅
    信号を発生するパルス幅発生回路とを有することを特徴
    とする駆動信号発生回路。
  2. 【請求項2】 前記スロットの時間幅を設定する同期ク
    ロック信号、 前記駆動信号のスタートを設定するスタートトリガ信
    号、及び前記階調データに基づいて作成された、前記駆
    動信号の波高値を設定する第1のデータ信号と該波高値
    のパルス幅を設定する第2のデータ信号と立ち下がり部
    の階段形状を設定する第3のデータとを含む制御デー
    タ、 を入力され、 同期クロック信号により少なくとも前記スタートパルス
    出力回路と前記エンドパルス出力回路と前記第1及び第
    2のディレイ回路とを制御し、 スタートトリガ信号により前記スタートパルス出力回路
    を制御し、 スタートトリガ信号及び第2のデータ信号により前記エ
    ンドパルス出力回路を制御し、 第3のデータ信号及び第1のデータ信号により前記制御
    信号を作成する回路を制御することを特徴とする請求項
    1に記載の駆動信号発生回路。
  3. 【請求項3】 前記スタートパルス出力回路は、前記ス
    タートトリガ信号に基づいて同期クロック信号に同期し
    たスタートパルスを発生し、 前記エンドパルス出力回路は、前記スタートトリガ信号
    によりリセットされるとともに前記同期クロック信号を
    カウントするカウンタと、該カウンタのカウント値と前
    記第2のデータ信号とが一致したときにエンドパルスを
    発生するコンパレータとを有し、 前記第1のディレイ回路は、2≦j≦n(jは整数)の
    各jについて前記スタートパルスを(j−1)スロット
    遅延したn−1個のディレイ出力を発生し、 前記第2のディレイ回路は、1≦j≦nの各jについて
    エンドパルスをjスロット遅延したn個のディレイ出力
    を発生し、 前記制御信号を出力する回路は前記第1及び第3のデー
    タ信号に基づき各Vk出力について前記スタートパルス
    もしくは前記スタートパルスを遅延した複数のディレイ
    出力のうちの1つと前記エンドパルスもしくは前記エン
    ドパルスを遅延した複数のディレイ出力のうちの1つを
    選択してそれらをそのVk出力の出力スタートパルスと
    出力エンドパルスとして出力し、 前記パルス幅発生回路は、各Vk出力の出力スタートパ
    ルスのタイミングでオンしかつ出力エンドパルスのタイ
    ミングでオフする信号をそのVk出力のパルス幅信号と
    して出力することを特徴とする請求項2に記載の駆動信
    号発生回路。
  4. 【請求項4】 前記パルス幅信号に基づいて、各波高値
    出力を発生する出力回路であって、2以上のVk出力に
    ついてオン信号が同時に発生している場合は、最大波高
    値の出力のみを発生する出力回路を、さらに備えること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の駆動
    信号発生回路。
  5. 【請求項5】 前記負荷が発光素子であることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか1つに記載の駆動信号発生
    回路。
  6. 【請求項6】 発光素子を階調制御する駆動信号とし
    て、信号レベルをそれぞれが異なる発光状態に対応する
    複数n個の波高値から選択した波形を有する駆動信号を
    発生する駆動信号発生回路であって、前記駆動信号の波
    形の立ち上がりが同期される立ち上げ信号を出力する回
    路Aと、前記立ち上げ信号から所定時間ごと順次遅延し
    た少なくともn−1個のディレイ信号を出力する回路B
    と、前記駆動信号の波形として、前記立ち上げ信号に同
    期して前記発光素子がオフになっている状態に対応する
    信号レベルから前記n個の波高値のうちの最低波高値ま
    で信号レベルを立ち上げ、その後、入力される階調デー
    タによって決まる所定波高値に信号レベルが達するまで
    前記所定時間毎に前記各ディレイ信号に同期して信号レ
    ベルを1段高い波高値に順次上げていく立ち上がり形状
    を有する前記駆動信号を出力する回路Cと、を有するこ
    とを特徴とする駆動信号発生回路。
  7. 【請求項7】 前記所定波高値からの前記駆動信号波形
    の立ち下げが同期される立ち下げ信号を出力する回路D
    と、前記立ち下げ信号から所定時間ごと順次遅延した少
    なくともn個の立ち下げ用ディレイ信号を出力する回路
    Eと、を有しており、 前記回路Cは、前記立ち下げ信号に同期して前記所定波
    高値より1段低い波高値まで信号レベルを立ち下げ、そ
    の後、前記入力される階調データに応じて選択した前記
    各立ち下げ用ディレイ信号に同期して、信号レベルを1
    段低い波高値に順次立ち下げていくものである請求項6
    に記載の駆動信号発生回路。
  8. 【請求項8】 発光素子を階調制御する駆動信号とし
    て、信号レベルをそれぞれが異なる発光状態に対応する
    複数n個の波高値を選択した波形を有する駆動信号を発
    生する駆動信号発生回路であって、所定波高値から1段
    低い波高値への信号レベルの立ち下げが同期される立ち
    下げ信号を出力する回路Dと、前記立ち下げ信号から所
    定時間ごと順次遅延した少なくともn個の立ち下げ用デ
    ィレイ信号を出力する回路Eと、前記所定波高値から前
    記立ち下げ信号に同期して前記所定波高値より1段低い
    波高値まで信号レベルを立ち下げ、その後、前記入力され
    る階調データに応じて選択した前記立ち下げ用ディレイ
    信号に同期して、信号レベルを1段低い波高値に順次立
    ち下げていく波形を有する駆動信号を出力する回路C
    と、を有することを特徴とする駆動信号発生回路。
  9. 【請求項9】 前記所定波高値が前記n個の波高値のう
    ちの低いほうから数えてm番目(m≦n)の波高値であ
    り、前記立ち下げ用ディレイ信号の選択は、前記n個の
    立ち下げ用ディレイ信号のうちのm−1個を選択するも
    のである請求項7もしくは8に記載の駆動信号発生回
    路。
  10. 【請求項10】 画像表示装置であって、複数の発光素
    子と、該複数の発光素子を駆動する駆動信号を発生する
    請求項1乃至9いずれかに記載の駆動信号発生回路とを
    有することを特徴とする画像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の発光素子は、複数の走査配
    線と、複数の変調配線とによってマトリクス状に接続さ
    れており、複数の前記駆動信号発生回路が前記変調配線
    のそれぞれに接続されている請求項10に記載の画像表
    示装置。
  12. 【請求項12】 走査回路を有しており、該走査回路
    は、前記複数の走査配線を順次選択し、選択した走査配
    線に選択電位を与えるものであり、前記複数の駆動信号
    発生回路は、一つの前記走査配線が選択されている期間
    中に、該一つの走査配線に接続される複数の前記発光素
    子を駆動する駆動信号を供給するものである請求項11
    に記載の画像表示装置。
  13. 【請求項13】 前記発光素子が電子放出素子である請
    求項10乃至12いずれかに記載の画像表示装置。
  14. 【請求項14】 前記発光素子がEL素子である請求項
    10乃至12いずれかに記載の画像表示装置。
  15. 【請求項15】 不連続な複数の波高値で波高値制御さ
    れ、かつ不連続なパルス幅でパルス幅制御される駆動信
    号により発光素子を駆動する発光素子の制御方法におい
    て、 階調データより複数のサブワードを含むデジタルビデオ
    ワードを生成し、所定タイミングに対してそれぞれが所
    定の時間差を有する複数の信号のうちの一部を前記複数
    のサブワードのうちの全部でない一部のサブワードに基
    づいて選択することによりそれぞれが所定のアクティブ
    時間を規定する複数のパルス幅制御信号を生成し、前記
    アクティブ時間に対応して前記駆動信号の各波高値のパ
    ルス幅を制御することを特徴とする制御方法。
  16. 【請求項16】 前記駆動信号の波形の立ち上がり部分
    及び立下り部分が階段状になるように制御することを特
    徴とする請求項15に記載の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記デジタルビデオワードは、前記複
    数の波高値のうちの使用する波高値を示す波高値サブワ
    ードと、波形のパルス幅を示すパルス幅サブワードとを
    含む請求項15もしくは16に記載の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記デジタルビデオワードは、駆動信
    号の波形の終端部の形状を示すサブワードを含む請求項
    17に記載の制御方法。
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