JP2003106616A - インバータエアコン - Google Patents

インバータエアコン

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JP2003106616A JP2001300592A JP2001300592A JP2003106616A JP 2003106616 A JP2003106616 A JP 2003106616A JP 2001300592 A JP2001300592 A JP 2001300592A JP 2001300592 A JP2001300592 A JP 2001300592A JP 2003106616 A JP2003106616 A JP 2003106616A
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Toshinari Baba
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Shiro Maeda
志朗 前田
Toshihiro Sugimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で高力率を維持しながら高調波の
抑制を可能とする出力電圧可変コンバータを搭載したイ
ンバータエアコンを提供する。 【解決手段】 交流電源1からの交流を全波整流するブ
リッジ整流回路6と、交流電源1とブリッジ整流回路6
の交流入力端6aとの間に接続されたリアクタ8と、交
流入力端6bと直流出力端6dとの間に双方向スイッチ9
を介して接続されたコンデンサ10と、平滑コンデンサ
7と、ゼロクロス検出手段13と、双方向スイッチ駆動
信号生成手段14と、双方向スイッチ駆動手段14と、
圧縮機駆動手段11と、圧縮機12を備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブリッジ整流回路
を利用した整流方式を用いたコンバータを備えるインバ
ータエアコンに関する。
【0002】
【従来の技術】コンバータとしてダイオードを利用した
整流回路を搭載したインバータエアコンが知られてい
る。図21、図22にブリッジ整流回路を利用した全波
整流回路を備えたインバータエアコンの回路構成の一例
を示す。本図に示した全波整流回路は、4つのダイオー
ド2〜5で構成されたブリッジ整流回路6を備えてい
る。11はインバータ部、15は圧縮機部を示してい
る。
【0003】図21は、交流電源1からの交流が正の半
周期の間における電流の流れを示している。電流は矢印
で示したように、ダイオード2、平滑コンデンサ7、ダ
イオード5の順に流れるので、正の電圧Voを取り出す
ことができる。
【0004】図22は、交流電源1からの交流が負の半
周期の間における電流の流れを示している。電流は矢印
で示したように、ダイオード4、平滑コンデンサ7、ダ
イオード3の順に流れるので、正の電圧Voを取り出す
ことができる。すなわち、交流電源1からの交流入力は
全波整流され、正の直流電圧が得られることになる。
【0005】図23は図21、図22に示すインバータ
エアコンにおける出力電圧と圧縮機の回転数およびイン
バータへの通流率の関係を示している。出力電圧は電源
電圧と負荷によって定まる固定値であるため、圧縮機の
回転数はインバータへの通流率を可変することによって
制御される。したがってインバータへの通流率が上限値
に達した時点が圧縮機の最高回転数である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような従来のコンバータを備えたインバータエアコンで
は、交流電源1の電圧が直流出力電圧より高い期間しか
入力電流が流れないため力率が低く、電源高調波も大き
くなるとともに、負荷が上昇するに伴い出力電圧が下降
するため、圧縮機の最高回転数が上昇しないという問題
があった。
【0007】通常高調波の改善策としては交流電源1と
ブリッジ整流回路6との間にリアクタを接続する方法が
用いられるが、この方法では高調波は抑制できても力率
が約70%程度しか得られないため、電源系統に負担を
かけるという課題があった。
【0008】また出力電圧を上昇させるための改善策と
しては、高周波スイッチング式の昇圧型コンバータを搭
載する方法が用いられるが、この方式では高周波スイッ
チング用の素子を用いることによるコストアップおよび
高周波スイッチングに伴う発生ノイズの増加という課題
があった。
【0009】本発明のインバータエアコンは、前記のよ
うな従来の課題を解決するものであり、高力率、高調波
抑制と出力電圧の上昇による圧縮機の最高回転数の増加
が実現できるインバータエアコンを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のインバータエアコンは、交流電源とブリッジ
整流回路の交流入力端との間に接続されたリアクタと、
前記ブリッジ整流回路の交流入力端と直流出力端との間
に双方向スイッチを介して接続されたコンデンサを設け
たコンバータ部を有するものである。
【0011】コンバータを搭載し、双方向スイッチを適
切な位相および導通幅で導通させることにより、入力電
流の高調波の抑制と高力率化が両立でき、かつ交流電源
の電圧ピーク値以上の直流出力電圧が得られ、しかもそ
の出力電圧値が制御可能となるため圧縮機の最大回転数
が増加する。
【0012】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するため、請求項
1記載の本発明は、交流電源と、前記交流電源からの交
流を全波整流する4個のダイオードで形成されたブリッ
ジ整流回路と、前記ブリッジ整流回路の直流出力端に接
続された平滑コンデンサとを有するコンバータであっ
て、前記交流電源と前記ブリッジ整流回路の交流入力端
との間に接続されたリアクタと、前記ブリッジ整流回路
の交流入力端と直流出力端との間に双方向スイッチを介
して接続されたコンデンサと、前記交流電源の電圧のゼ
ロ点を検出するゼロクロス検出手段と、前記ゼロクロス
検出手段の出力に基づき前記双方向スイッチの駆動信号
を生成する双方向スイッチ駆動信号生成手段と、前記双
方向スイッチ駆動信号生成手段の信号に基づき前記双方
向スイッチを駆動する双方向スイッチ駆動手段を備えた
ものである。
【0013】このような構成により前記双方向スイッチ
を適切な位相および導通幅で導通させることで、入力電
流の高調波の抑制と高力率化が両立でき、かつ交流電源
の電圧ピーク値以上の直流出力電圧が得られ、しかもそ
の出力電圧が制御可能となるため、圧縮機の最高回転数
を向上することができる。
【0014】請求項2記載の本発明は、双方向スイッチ
駆動信号生成手段は入力電圧ゼロクロスのΔd(0≦
d)後にオン信号を生成し、そのΔt(0≦t)後にオ
フ信号を生成して交流電源から流入する入力電流の高調
波と平滑コンデンサの両端電圧である出力電圧を制御す
るものである。
【0015】請求項3記載の本発明は、出力電圧を検出
する手段を備え、かつ双方向スイッチ駆動信号生成手段
は前記出力電圧検出手段の出力が常に一定となるように
Δtを選択するものであり、これにより負荷変動が発生
した場合でも安定した出力電圧が得られることになり、
安定した圧縮機回転数制御が可能となる。
【0016】請求項4記載の本発明は、入力電流の検出
手段を備え、かつ前記双方向スイッチ駆動信号生成手段
の内部にあらかじめ入力電流に応じたΔdとΔtの組み
合わせを記憶させた記憶手段を有し、前記入力電流検出
手段の出力に基づき前記記憶手段から入力電流に応じた
Δd、Δtの組み合わせを選択するものである。
【0017】これにより負荷変動に対し常に最適な動作
点でコンバータを駆動することができるため、エアコン
の消費電力を低減することができる。
【0018】請求項5記載の本発明は、入力電流の検出
手段を備え、前記入力電流検出手段の出力が一定値に達
した時点でΔdもしくはΔtを入力電流がより小さくな
るように選択するものであり、これにより高負荷時に最
高力率点でコンバータを駆動することが可能となるた
め、コンセントの最大容量を効率的に活用することがで
き、エアコンの最高能力を向上することができる。
【0019】請求項6記載の本発明は、圧縮機回転数の
検出手段を備え、かつ双方向スイッチ駆動信号生成手段
の内部にあらかじめ圧縮機回転数に応じたΔdとΔtの
組み合わせを記憶する記憶手段を有し、前記圧縮機回転
数検出手段の出力に応じて前記記憶手段から回転数に応
じたΔdとΔtの組み合わせを選択するもので、これに
より負荷変動に対し常に最適な動作点でコンバータを駆
動することが可能であり、エアコンの消費電力を低減す
ることができる。
【0020】請求項7記載の本発明は、双方向スイッチ
駆動信号生成回路の内部にあらかじめ圧縮機の指令回転
数に応じたΔdとΔtの組み合わせを記憶させた記憶手
段を有し、前記記憶手段から圧縮機の指令回転数に応じ
たΔdとΔtの組み合わせを選択するもので、これによ
り負荷変動に対し常に最適な動作点でコンバータを駆動
することが可能であり、エアコンの消費電力を低減する
ことができる。
【0021】請求項8記載の本発明は、出力電圧検出手
段の出力に基づき、出力電圧が常に一定となるようにΔ
tを選択し、かつインバータへの通流率を可変すること
によって圧縮機の回転数を制御する第一の領域と、PW
M制御のインバータへの通流率を固定し、かつ出力電圧
を可変して圧縮機の回転数を制御する第二の領域と、出
力電圧を可変するとともにPWM制御のインバータへの
通流率を可変して圧縮機の回転数を可変する第三の領域
を有するものである。
【0022】これにより比較的軽負荷の領域では安定し
た圧縮機の回転数制御が可能となる。また高負荷の領域
では出力電圧を上昇させることにより圧縮機の最高回転
数を増加することができるため、エアコンの最高能力が
向上する。
【0023】請求項9記載の本発明は、出力電圧が常に
一定になるようにΔtを0≦Δt≦t1の範囲で選択
し、かつPWM制御のインバータへの通流率を可変する
ことによって圧縮機の回転数を可変する第一の領域と、
Δtをt1に固定して、PWM制御のインバータへの通
流率を可変することによって圧縮機の回転数を可変する
第二の領域を有するものであり、軽負荷時に必要以上に
コンバータの直流出力電圧が上昇することを防止してお
り、インバータエアコンの電子制御装置における各素子
の耐圧破壊を防止することができる。
【0024】請求項10記載の本発明は、PWM制御に
おけるインバータの通流率の増減速度が、前記双方向ス
イッチ駆動信号生成手段におけるΔtの増減速度を常に
上回るもので、これにより安定した圧縮機回転数制御を
実現することができる。
【0025】請求項11記載の本発明は、Δtの増減速
度とインバータへの通流率の増減速度との少なくとも1
つを、圧縮機の回転数、または圧縮機の指令回転数、ま
たは負荷検出手段の出力の少なくとも1つに応じて切り
替えるものであり、負荷に応じた最適な圧縮機の回転数
の変更速度と安定した圧縮機の回転数制御をともに実現
することができる。
【0026】請求項12記載の本発明は、入力電流の検
出手段を備え、入力電流が所定値を超えていればΔt>
0、所定値以下であればΔt=0とするもので、軽負荷
時に必要以上にコンバータの直流出力電圧が上昇するこ
とを防止しており、インバータエアコンの電子制御装置
における各素子の耐圧破壊を防止することができる。
【0027】請求項13記載の本発明は、入力電流の所
定値が冷房運転時と暖房運転時で異なるもので、それぞ
れの運転時において最適な切り替え点でコンバータを駆
動することが可能であり、エアコンの消費電力を低減す
ることができる。
【0028】請求項14記載の本発明は、圧縮機回転数
の検出手段を備え圧縮機回転数が所定値を超えていれば
Δt>0、所定値以下であればΔt=0とするもので、
軽負荷時に必要以上にコンバータの直流出力電圧が上昇
することを防止しており、インバータエアコンの電子制
御装置における各素子の耐圧破壊を防止することができ
る。
【0029】請求項15記載の本発明は、圧縮機回転数
の所定値が冷房運転時と暖房運転時で異なるもので、そ
れぞれの運転時において最適な切り替え点でコンバータ
を駆動することが可能であり、エアコンの消費電力を低
減することができる。
【0030】請求項16記載の本発明は、圧縮機の指令
回転数が所定値を越えていればΔt>0、所定値いかで
あればΔt=0とするもので、軽負荷時に必要以上に出
力電圧が上昇することを防止しており、インバータエア
コンの電子制御装置における各素子の耐圧破壊を防止す
ることができる。
【0031】請求項17記載の本発明は、圧縮機の指令
回転数の所定値が冷房運転時と暖房運転時で異なるもの
で、それぞれの運転時において最適な切り替え点でコン
バータを駆動することが可能であり、エアコンの消費電
力を低減することができる。
【0032】請求項18記載の本発明は、電源周波数検
出手段を備え、かつ双方向スイッチ駆動信号生成手段の
内部に、あらかじめ電源周波数に応じたΔdを記憶させ
た記憶手段を有し、前記電源周波数検出手段の出力に基
づき前記記憶手段から電源周波数に応じたΔdを選択す
るものであり双方向スイッチの制御を容易にするもので
ある。
【0033】以下本発明の実施の形態について図面を参
照して説明する。従来例と同一構成のものは、同一番号
を付して説明する。 (実施の形態1)図1〜図4は本発明に係るインバータ
エアコンの構成の実施の形態1を示している。
【0034】図1〜図4に示したインバータエアコンの
コンバータは、4つのダイオード2〜5で形成されたブ
リッジ整流回路6と、交流電源1とを備えている。交流
電源1とブリッジ整流回路6の交流入力端との間にはリ
アクタ8が、ブリッジ整流回路の交流入力端と直流出力
端との間にはコンデンサ10が接続されている。
【0035】図1、図2に示した構成図では、コンデン
サ10はブリッジ整流回路6の交流入力端6aまたは6
bと、負の直流出力端6cとの間に双方向スイッチ9を
介して接続されており、図3、図4に示した構成図で
は、コンデンサ10はブリッジ整流回路6の交流入力端
6aまたは6bと、正の直流出力端6dとの間に接続さ
れている。
【0036】また、ブリッジ整流回路6の正の直流出力
端6dと、負の直流出力端6cとの間には、平滑コンデ
ンサ7が接続されている。この平滑コンデンサ7によ
り、ブリッジ整流回路6によって得られた変化の激しい
直流を滑らかな直流にすることができる。
【0037】さらに、交流電源1の電圧のゼロクロス点
を検出するゼロクロス検出手段12と、前記ゼロクロス
検出手段12の出力に基づき、双方向スイッチ9の駆動
信号を生成する双方向スイッチ駆動信号生成手段13
と、前記双方向スイッチ駆動信号生成手段13の出力に
基づき双方向スイッチ9の駆動を行う双方向スイッチ駆
動手段14を有している。
【0038】なお、図2〜図4ではゼロクロス検出手段
12、双方向スイッチ駆動信号生成手段13、双方向ス
イッチ駆動手段14の記載を省略している。
【0039】以下、図5〜図8を用いて、図1に示した
コンバータの動作について説明する。図5、図6は、交
流入力電圧Viが正の半周期の間を示し、図7、図8
は、負の半周期の間を示している。また、図9、図10
は図1に示したコンバータについてViを200V、L
を10mH、Cを300μF、Coを1800μFとし
た場合の実施例の各波形を示したものである。
【0040】図9は、交流入力電圧Vi、リアクタ8を
流れる電流(交流入力電流)IL、直流出力電圧Vo、
および双方向スイッチ9の駆動信号Vgの各波形を、図
3(b)は、交流入力電圧Vi、コンデンサ10を流れ
る電流Ic、およびコンデンサ10両端間の電圧Vcの
各波形を示している。
【0041】以上の構成において、交流入力電圧Vi
の、正の交流半周期のゼロクロス直後では双方向スイッ
チ9がオフされており、直流出力電圧Voが交流入力電
圧Viより高く、ダイオード2、5が逆バイアスされて
いるため入力電流は流れない。
【0042】なお、この時コンデンサ10は前周期で充
電された結果、図示の極性で電圧Vc1を有する。交流
入力電圧Viの負から正へのゼロクロス点から時間Δd
後に双方向スイッチ駆動信号生成手段14は双方向スイ
ッチ9のオン信号を生成し、双方向スイッチ駆動手段1
5により双方向スイッチ9がオンされると、図5の矢印
に示すように電流が流れる。
【0043】すなわち交流電源1から順に、リアクタ
8、ダイオード2、平滑コンデンサ7、コンデンサ10
に電流が流れ、コンデンサ10は放電してその電圧はV
c1より低下する。なお、この双方向スイッチ9のオン
時点で交流入力電圧Viとコンデンサ10の電圧Vc1
の和が平滑コンデンサ7の電圧Voより大きくなるよう
にΔdを選ぶものとする。
【0044】そして、双方向スイッチ9のオン時点から
時間Δt後に双方向スイッチ駆動信号生成手段14は双
方向スイッチ9のオフ信号を生成し、双方向スイッチ駆
動手段15により双方向スイッチ9がオフされると、コ
ンデンサ10はその時点の電圧Vc2を保持しながら、
電流は図6に示すように交流電源1からリアクタ8、ダ
イオード2、平滑コンデンサ7、ダイオード5の順に流
れ、交流入力電圧Viの低下によりやがてゼロとなる。
【0045】交流入力電圧Viの、負の交流半周期のゼ
ロクロス直後では、双方向スイッチ9はオフされてお
り、直流出力電圧Voが交流入力電圧Viより高く、ダ
イオード3、4が逆バイアスされているため入力電流は
流れない。
【0046】交流入力電圧Viの正から負へのゼロクロ
ス点からΔd後に双方向スイッチ駆動信号生成手段14
は双方向スイッチ9のオン信号を生成し、双方向スイッ
チ駆動手段15により双方向スイッチ9がオンされる
と、図7の矢印に示すように電流が流れる。
【0047】すなわち交流電源1から順に、コンデンサ
10、ダイオード3、リアクタ8と電流が流れ、コンデ
ンサ10は充電される。そして、双方向スイッチ9のオ
ン時点からΔt後に双方向スイッチ駆動信号生成手段1
4は双方向スイッチ9のオフ信号を生成し、双方向スイ
ッチ駆動手段15により双方向スイッチ9がオフされる
と、コンデンサ10は電圧Vc1まで充電された状態で
その電圧を保持し、電流は図8に示すように交流電源1
から、ダイオード4、平滑コンデンサ7、ダイオード
3、リアクタ8の順に流れ、交流入力電圧Viの低下に
よりやがてゼロとなる。
【0048】以上のようにコンデンサ10を充放電させ
ることにより、従来例より入力電圧のゼロクロスに近い
ところから入力電流を流せることとなるため、高力率化
が図れる。
【0049】また、Δtを増加することによりリアクタ
8への磁気エネルギー蓄積量およびコンデンサ10への
充電量を増加させ、出力電圧Voを増加することができ
る。同様にΔtを減少させることにより出力電圧Voを
減少させることができ、Δtの増減により出力電圧Vo
を可変できることとなる。
【0050】さらに、電流はリアクタ8と、コンデンサ
10または平滑コンデンサ7との直列共振電流となるた
め、昇圧回路で一般的に用いられるリアクタの短絡回路
より電流の急増が抑制でき、リアクタ8のうなりを抑制
できることとなる。さらに電流はリアクタ8と、コンデ
ンサ10または平滑コンデンサ7との直列共振電流とな
り、高周波のリンギング成分を含まないため、リアクタ
8のインダクタンスLとコンデンサ10のキャパシタン
スC、Δd、Δtを適当に選ぶことにより、高調波を適
切に抑制することができる。
【0051】図11に入力電流の高調波成分と高調波規
制国内ガイドライン15との比較の一例を示している。
本図では、横軸が高調波の次数、縦軸が電流値を示して
いる。
【0052】なお、図1に示したコンバータの動作につ
いて説明したが、図2〜図4に示したいずれのコンバー
タについても動作は同様である。
【0053】以上の動作により、出力電圧Voを増加す
ることにより圧縮機の最高回転数を上昇させることがで
き、エアコンの最大能力が上昇する。
【0054】また、エアコンの最大入力電力は一般的に (最大入力電力)=(入力電圧)×(最大入力電流)×
(力率) で表される。入力電圧は固定であり、最大入力電流はコ
ンセントの最大容量で制限されるため、力率を向上させ
ることにより最大入力電力が上昇する。その結果とし
て、エアコンの最大能力を向上させることができる。 (実施の形態2)図13は図1に出力電圧検出手段17
を追加し、その出力に基づき双方向スイッチ駆動信号生
成手段14がΔtを設定するものである。
【0055】圧縮機の回転数制御の安定性は出力電圧の
変動に大きな影響を受ける。従って上記構成において出
力電圧検出手段17は出力電圧を検出し、双方向スイッ
チ駆動信号生成手段14に伝達する。そして双方向スイ
ッチ駆動信号生成手段14はあらかじめ定められた出力
電圧になるようにΔtを設定する。
【0056】そして圧縮機の速度制御手段はインバータ
への通流率を可変することにより圧縮機の回転数を制御
する。
【0057】以上の動作により、負荷変動・電源電圧変
動の有無にかかわらず出力電圧を一定にすることがで
き、安定した圧縮機回転数制御が可能となる。 (実施の形態3)図14は図1に負荷検出手段16と、
前記双方向スイッチ駆動信号生成手段14の内部にΔd
およびΔtを記憶する記憶手段14aを追加したもので
ある。
【0058】以上の構成において、前記記憶手段14a
には、負荷の大きさに応じて最適なΔd、Δtの値をあ
らかじめ求めたテーブルを記憶させておき、負荷検出手
段16の出力を受けて、負荷の大きさに応じたΔd、Δ
tをテーブルから読み出し、それらに基づき双方向スイ
ッチ駆動信号を生成する。そして、双方向スイッチ駆動
手段14により双方向スイッチ9を駆動するものであ
る。
【0059】以上の動作により、あらゆる負荷に対して
最適な力率と出力電圧値、および高調波抑制効果が得ら
れることとなる。 (実施の形態4)図14の構成において、双方向スイッ
チ駆動信号生成手段14は負荷検出手段16の出力を受
けて、前記出力があらかじめ定められた大きさに達した
場合、ΔtもしくはΔdを増減することにより、前記出
力がより小さくなる組み合わせを選択し、それに基づき
双方向スイッチ駆動信号を生成する。
【0060】以上の動作により、特に高負荷時に最適な
力率を得ることができ、電源容量を有効利用することが
でき、エアコンの最大能力を向上することができる。 (実施の形態5)図15は図14に圧縮機回転数検出手
段18を追加したものである。
【0061】以上の構成において、記憶手段14aに
は、圧縮機の回転数に応じて最適なΔd、Δtの値をあ
らかじめ求めたテーブルを記憶させておき、圧縮機回転
数検出手段の出力を受けて、回転数に応じたΔd、Δt
をテーブルから読み出し、それらに基づき双方向スイッ
チ駆動信号を生成する。そして、双方向スイッチ駆動手
段15により双方向スイッチ9を駆動するものである。
【0062】以上の動作により、あらゆる回転数に対し
て最適な力率と出力電圧値、および高調波抑制効果が得
られることとなる。 (実施の形態6)図16は図15の構成において、圧縮
機の回転数に応じて双方向スイッチ駆動信号生成手段1
4がΔtを設定し出力電圧を所定値に制御しながら、イ
ンバータへの通流率を可変することにより圧縮機の回転
数を制御する第一の領域と、インバータへの通流率を固
定し出力電圧を可変することにより圧縮機の回転数を制
御する第二の領域と、出力電圧とインバータへの通流率
を共に可変して圧縮機の回転数を制御する第三の領域と
を備えた場合の出力電圧とインバータへの通流率および
圧縮機回転数の関係を示したものである。
【0063】上記構成において第一の領域では出力電圧
検出手段17はコンバータの直流出力電圧を検出し、双
方向スイッチ駆動信号生成手段14に伝達する。そして
双方向スイッチ駆動信号生成手段14はあらかじめ定め
られた出力電圧になるようにΔtを設定する。
【0064】また第二の領域では、圧縮機回転数検出手
段18は圧縮機の回転数を検出し、双方向スイッチ駆動
信号生成手段14に伝達する。そして双方向スイッチ駆
動信号生成手段14は圧縮機12が所定の回転数になる
ようにΔtを設定する。
【0065】第三の領域では、圧縮機回転数検出手段1
8は圧縮機の回転数を検出し、双方向スイッチ駆動信号
生成手段14に伝達する。そして双方向スイッチ駆動信
号生成手段14は圧縮機12が所定の回転数になるよう
にΔtを設定するとともに、インバータ制御におけるイ
ンバータへの通流率をΔtの増減に併せて増減させる。
【0066】以上の動作により、第一の領域では負荷変
動、出力電圧変動の有無にかかわらず出力電圧を一定に
することができ、安定した圧縮機回転数制御が可能とな
る。
【0067】また、各回転数においてコンバータおよび
インバータのトータル効率が最適となるような出力電圧
をあらかじめ定めておくことにより、エアコンの高効率
化が実現できる。
【0068】第二の領域では、インバータへの通流率が
100%の状態で圧縮機の回転数制御を行うことができ
るため、インバータのスイッチング素子の損失が減少
し、高効率化を図ることができるとともに、出力電圧を
上昇させることにより回転数を増加することができるた
め、圧縮機の最高回転数が上昇し、エアコンの最大能力
が上昇する。
【0069】第三の領域では、インバータへの通流率と
出力電圧を共に上昇させることにより、インバータへの
通流率のみで圧縮機の回転数を制御する領域と、出力電
圧のみで圧縮機の回転数を制御する領域の端境期を設け
ることで、領域間の移行時にも、圧縮機の回転数をスム
ーズに変化させることができる。 (実施の形態7)図17は図15の構成において、出力
電圧が常に一定となるよう双方向スイッチ駆動信号生成
手段14がΔtを0≦Δt≦t1において設定し、イン
バータへの通流率を可変することにより圧縮機の回転数
を制御する第一の領域と、Δtをt1に固定し、インバ
ータへの通流率を可変することにより圧縮機の回転数を
制御する第二の領域とを備えた場合のΔtと出力電圧お
よびインバータへの通流率の関係を示したものである。
【0070】上記構成において出力電圧検出手段17は
コンバータの直流出力電圧を検出し、双方向スイッチ駆
動信号生成手段14に伝達する。そして双方向スイッチ
駆動信号生成手段は出力電圧があらかじめ定められた所
定値になるように0≦Δt≦t1の範囲でΔtを設定す
る。第一の領域では、コンバータの出力電圧はあらかじ
め定められた所定値に制御され、インバータへの通流率
を可変することにより圧縮機の回転数を制御する。
【0071】負荷が上昇していく場合、Δtを増加させ
ることによってコンバータの直流出力電圧を所定値に制
御するため、ある負荷ではΔt=t1に到達し、第二の
領域に移行する。第二の領域では、コンバータの出力電
圧はあらかじめ定められた所定値よりも低い電圧である
が、それにかかわらず双方向スイッチ駆動信号生成手段
14はΔt=t1に固定し、インバータへの通流率を可
変することにより圧縮機の回転数を制御する。
【0072】Δtをt1に固定した状態で負荷が下降す
ることによりコンバータの出力電圧が上昇し、あらかじ
め定められた所定値に到達すると、第二の領域から第一
の領域に移行する。上記構成により、Δtの上限値を定
めることにより、高調波電流を適切に抑制しながら、出
力電圧が必要以上に上昇するのを防止することができ
る。
【0073】また、双方向スイッチの最大容量はΔtの
最大値に依存するため、Δtの上限値を定めることによ
り、双方向スイッチの最大容量を制限することができ、
素子の小型化・コストダウンが可能となる。さらに、Δ
tを固定した領域では、インバータへの通流率のみで圧
縮機の回転数を制御できるため、圧縮機の回転数制御が
簡略化できる。 (実施の形態8)図13の構成において、双方向スイッ
チ駆動信号生成手段14はあらかじめ定められた出力電
圧になるようにΔtを設定し、インバータへの通流率を
増減することにより圧縮機の回転数を制御した場合の、
圧縮機の回転数を制御するインバータへの通流率の増減
速度と、コンバータの直流出力電圧を制御するΔtの増
減速度が圧縮機の回転数に及ぼす影響について説明す
る。
【0074】例えばインバータへの通流率を増加させて
圧縮機の回転数を上昇させた時、同時に負荷が上昇する
ため、出力電圧が減少する。そこで、双方向スイッチ駆
動信号生成手段14は、あらかじめ定められた出力電圧
になるようΔtを増加させて、出力電圧を上昇させる。
【0075】この際に、インバータへの通流率の増減速
度が遅い場合、出力電圧の上昇に対してインバータへの
通流率の減少が間に合わず、圧縮機の回転数がさらに上
昇し、定められた回転数を超えてしまう場合が生じ、安
定した回転数制御が困難となるという様に、コンバータ
の直流出力電圧制御とインバータの圧縮機回転数制御が
互いに干渉しあう可能性がある。
【0076】そこで、インバータの通流率の増減速度
を、Δtの増減による直流出力電圧の上昇・下降速度を
充分上回る速度に設定することにより、圧縮機の回転数
は直流出力電圧の変化に極めて短時間で対応することが
可能となり、安定した回転数制御が可能となる。 (実施の形態9)図18は図14の構成において、入力
電流値が所定値以下であればΔt=0、所定値を超えて
いればΔt>0とした場合の入力電流とΔtの関係を示
したものである。
【0077】負荷が小さい場合、Δt=0とすることに
より、直流出力電圧が必要以上に上昇する可能性があ
る。以上の構成において、双方向スイッチ駆動信号生成
手段14は入力電流検出手段16から伝達された入力電
流が所定値以下であればΔt=0を選択し、所定値を超
えていればΔt>0を選択することにより、直流出力電
圧の異常な上昇を防止することができる。 (実施の形態10)図19は図15の構成において、圧
縮機の回転数が所定値以下であればΔt=0、所定値を
超えていればΔt>0とした場合の圧縮機の回転数とΔ
tの回転数の関係を示したものである。
【0078】以上の構成において、双方向スイッチ駆動
信号生成手段14は圧縮機回転数検出手段から伝達され
た回転数が所定値以下であればΔt=0を選択し、所定
値を超えていればΔt>0を選択することにより、直流
出力電圧の異常な上昇を防止することができる。 (実施の形態11)図20は図13に電源周波数検出手
段13aを追加し、その出力に基づき双方向スイッチ駆
動信号生成手段14がΔdを設定するものである。
【0079】前記Δdは特定の負荷変動範囲において
は、負荷に応じて細かな調整をせず一定値としても適切
な力率と高調波抑制効果が得られる。一方、電源周波数
に対しては50Hz、60Hzに応じてそれぞれ適切な
値に切り換える必要がある。
【0080】従って上記構成において電源周波数検出手
段13aは電源周波数を検出し、双方向スイッチ駆動信
号生成手段14に伝達する。そして双方向スイッチ駆動
信号生成手段14は電源周波数に応じてあらかじめ定め
られたΔdを設定し、それに基づいて双方向スイッチ駆
動手段15が双方向スイッチ9を駆動する。
【0081】以上の動作により、特定の負荷領域におい
てΔdを一定値とすることができ、制御を簡単にするこ
とができ、かつ電源周波数のいかんにかかわらず適切な
力率と出力電圧値、および高調波抑制効果が得られるこ
ととなる。
【0082】
【発明の効果】以上のように本発明のインバータエアコ
ンによれば、コンバータのブリッジ整流回路の交流入力
端と直流出力端との間に双方向スイッチを介してコンデ
ンサを接続し、双方向スイッチを適切に駆動し、圧縮機
の回転数制御方式を適切に切り替えることにより高力率
と高調波抑制とを両立させることができ、かつエアコン
の最大能力を向上することができる。
【0083】以上のように、請求項1記載の本発明は、
交流電源と、前記交流電源からの交流を全波整流する4
個のダイオードで形成されたブリッジ整流回路と、前記
ブリッジ整流回路の直流出力端に接続された平滑コンデ
ンサとを有するコンバータであって、前記交流電源と前
記ブリッジ整流回路の交流入力端との間に接続されたリ
アクタと、前記ブリッジ整流回路の交流入力端と直流出
力端との間に双方向スイッチを介して接続されたコンデ
ンサと、前記交流電源の電圧のゼロ点を検出するゼロク
ロス検出手段と、前記ゼロクロス検出手段の出力に基づ
き前記双方向スイッチの駆動信号を生成する双方向スイ
ッチ駆動信号生成手段と、前記双方向スイッチ駆動信号
生成手段の信号に基づき前記双方向スイッチを駆動する
双方向スイッチ駆動手段を備えたものである。
【0084】このような構成により前記双方向スイッチ
を適切な位相および導通幅で導通させることで、入力電
流の高調波の抑制と高力率化が両立でき、かつ交流電源
の電圧ピーク値以上の直流出力電圧が得られ、しかもそ
の出力電圧が制御可能となるため、圧縮機の最高回転数
を向上することができる。
【0085】請求項3記載の本発明は、出力電圧を検出
する手段を備え、かつ双方向スイッチ駆動信号生成手段
は前記出力電圧検出手段の出力が常に一定となるように
Δtを選択するものであり、これにより負荷変動が発生
した場合でも安定した出力電圧が得られることになり、
安定した圧縮機回転数制御が可能となる。
【0086】請求項4記載の本発明は、入力電流の検出
手段を備え、かつ前記双方向スイッチ駆動信号生成手段
の内部にあらかじめ入力電流に応じたΔdとΔtの組み
合わせを記憶させた記憶手段を有し、前記入力電流検出
手段の出力に基づき前記記憶手段から入力電流に応じた
Δd、Δtの組み合わせを選択するものである。
【0087】これにより負荷変動に対し常に最適な動作
点でコンバータを駆動することができるため、エアコン
の消費電力を低減することができる。
【0088】請求項5記載の本発明は、入力電流の検出
手段を備え、前記入力電流検出手段の出力が一定値に達
した時点でΔdもしくはΔtを入力電流がより小さくな
るように選択するものであり、これにより高負荷時に最
高力率点でコンバータを駆動することが可能となるた
め、コンセントの最大容量を効率的に活用することがで
き、エアコンの最高能力を向上することができる。
【0089】請求項6記載の本発明は、圧縮機回転数の
検出手段を備え、かつ双方向スイッチ駆動信号生成手段
の内部にあらかじめ圧縮機回転数に応じたΔdとΔtの
組み合わせを記憶する記憶手段を有し、前記圧縮機回転
数検出手段の出力に応じて前記記憶手段から回転数に応
じたΔdとΔtの組み合わせを選択するもので、これに
より負荷変動に対し常に最適な動作点でコンバータを駆
動することが可能であり、エアコンの消費電力を低減す
ることができる。
【0090】請求項7記載の本発明は、双方向スイッチ
駆動信号生成回路の内部にあらかじめ圧縮機の指令回転
数に応じたΔdとΔtの組み合わせを記憶させた記憶手
段を有し、前記記憶手段から圧縮機の指令回転数に応じ
たΔdとΔtの組み合わせを選択するもので、これによ
り負荷変動に対し常に最適な動作点でコンバータを駆動
することが可能であり、エアコンの消費電力を低減する
ことができる。
【0091】請求項8記載の本発明は、出力電圧検出手
段の出力に基づき、出力電圧が常に一定となるようにΔ
tを選択し、かつインバータへの通流率を可変すること
によって圧縮機の回転数を制御する第一の領域と、PW
M制御のインバータへの通流率を固定し、かつ出力電圧
を可変して圧縮機の回転数を制御する第二の領域と、出
力電圧を可変するとともにPWM制御のインバータへの
通流率を可変して圧縮機の回転数を可変する第三の領域
を有するものである。
【0092】これにより比較的軽負荷の領域では安定し
た圧縮機の回転数制御が可能となる。また高負荷の領域
では出力電圧を上昇させることにより圧縮機の最高回転
数を増加することができるため、エアコンの最高能力が
向上する。
【0093】請求項9記載の本発明は、出力電圧が常に
一定になるようにΔtを0≦Δt≦t1の範囲で選択
し、かつPWM制御のインバータへの通流率を可変する
ことによって圧縮機の回転数を可変する第一の領域と、
Δtをt1に固定して、PWM制御のインバータへの通
流率を可変することによって圧縮機の回転数を可変する
第二の領域を有するものであり、軽負荷時に必要以上に
コンバータの直流出力電圧が上昇することを防止してお
り、インバータエアコンの電子制御装置における各素子
の耐圧破壊を防止することができる。
【0094】請求項10記載の本発明は、PWM制御に
おけるインバータの通流率の増減速度が、前記双方向ス
イッチ駆動信号生成手段におけるΔtの増減速度を常に
上回るもので、これにより安定した圧縮機回転数制御を
実現することができる。
【0095】請求項11記載の本発明は、Δtの増減速
度とインバータへの通流率の増減速度との少なくとも1
つを、圧縮機の回転数、または圧縮機の指令回転数、ま
たは負荷検出手段の出力の少なくとも1つに応じて切り
替えるものであり、負荷に応じた最適な圧縮機の回転数
の変更速度と安定した圧縮機の回転数制御をともに実現
することができる。
【0096】請求項12記載の本発明は、入力電流の検
出手段を備え、入力電流が所定値を超えていればΔt>
0、所定値以下であればΔt=0とするもので、軽負荷
時に必要以上にコンバータの直流出力電圧が上昇するこ
とを防止しており、インバータエアコンの電子制御装置
における各素子の耐圧破壊を防止することができる。
【0097】請求項13記載の本発明は、入力電流の所
定値が冷房運転時と暖房運転時で異なるもので、それぞ
れの運転時において最適な切り替え点でコンバータを駆
動することが可能であり、エアコンの消費電力を低減す
ることができる。
【0098】請求項14記載の本発明は、圧縮機回転数
の検出手段を備え圧縮機回転数が所定値を超えていれば
Δt>0、所定値以下であればΔt=0とするもので、
軽負荷時に必要以上にコンバータの直流出力電圧が上昇
することを防止しており、インバータエアコンの電子制
御装置における各素子の耐圧破壊を防止することができ
る。
【0099】請求項15記載の本発明は、圧縮機回転数
の所定値が冷房運転時と暖房運転時で異なるもので、そ
れぞれの運転時において最適な切り替え点でコンバータ
を駆動することが可能であり、エアコンの消費電力を低
減することができる。
【0100】請求項16記載の本発明は、圧縮機の指令
回転数が所定値を越えていればΔt>0、所定値いかで
あればΔt=0とするもので、軽負荷時に必要以上に出
力電圧が上昇することを防止しており、インバータエア
コンの電子制御装置における各素子の耐圧破壊を防止す
ることができる。
【0101】請求項17記載の本発明は、圧縮機の指令
回転数の所定値が冷房運転時と暖房運転時で異なるもの
で、それぞれの運転時において最適な切り替え点でコン
バータを駆動することが可能であり、エアコンの消費電
力を低減することができる。
【0102】請求項18記載の本発明は、電源周波数検
出手段を備え、かつ双方向スイッチ駆動信号生成手段の
内部に、あらかじめ電源周波数に応じたΔdを記憶させ
た記憶手段を有し、前記電源周波数検出手段の出力に基
づき前記記憶手段から電源周波数に応じたΔdを選択す
るものであり双方向スイッチの制御を容易にするもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るインバータエアコ
ンの構成図
【図2】同インバータエアコンの構成図
【図3】同インバータエアコンの構成図
【図4】同インバータエアコンの構成図
【図5】同インバータエアコンのコンバータの動作説明
【図6】同インバータエアコンのコンバータの動作説明
【図7】同インバータエアコンのコンバータの動作説明
【図8】同インバータエアコンのコンバータの動作説明
【図9】同インバータエアコンに係る波形図
【図10】同インバータエアコンに係る波形図
【図11】同インバータエアコンに係る高調波規制国内
ガイドラインを示す説明図
【図12】本発明の実施の形態1および2に係るコンバ
ータの特性図
【図13】本発明の実施の形態2に係るインバータエア
コンの構成図
【図14】本発明の実施の形態3および4に係るインバ
ータエアコンの構成図
【図15】本発明の実施の形態5に係るインバータエア
コンの構成図
【図16】本発明の実施の形態6に係るインバータエア
コンの制御説明図
【図17】本発明の実施の形態7に係るインバータエア
コンの制御説明図
【図18】本発明の実施の形態9に係るインバータエア
コンの特性図
【図19】本発明の実施の形態10に係るインバータエ
アコンの特性図
【図20】本発明の実施の形態11に係るインバータエ
アコンの構成図
【図21】従来のインバータエアコンにおけるコンバー
タの回路図
【図22】同コンバータの回路図
【図23】同インバータエアコンにおける制御説明図
【符号の説明】
1 交流電源 2、3、4、5 ダイオード 6 ブリッジ整流回路 7 平滑コンデンサ 8 リアクタ 9 双方向スイッチ 10 コンデンサ 11 圧縮機駆動手段 12 圧縮機 13 ゼロクロス検出手段 14 双方向スイッチ駆動信号生成手段 15 双方向スイッチ駆動手段 16 負荷検出手段 17 出力電圧検出手段 18 圧縮機回転数検出手段 13a 電源周波数検出手段 14a 記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 英二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 原田 員宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 前田 志朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 杉本 智弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA01 AA03 AA08 CC19 DD02 EE04 5H576 AA10 BB01 BB05 CC05 DD02 DD04 EE11 EE18 EE19 EE25 GG02 GG07 HA02 HB02 LL15 LL24

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と、前記交流電源からの交流を
    全波整流する4個のダイオードで形成されたブリッジ整
    流回路と、前記ブリッジ整流回路の直流出力端に接続さ
    れた平滑コンデンサと、前記交流電源と前記ブリッジ整
    流回路の交流入力端との間に接続されたリアクタと、前
    記ブリッジ整流回路の交流入力端と直流出力端との間に
    双方向スイッチを介して接続されたコンデンサと、前記
    交流電源の電圧のゼロ点を検出するゼロクロス検出手段
    と、前記ゼロクロス検出手段の出力に基づき前記双方向
    スイッチの駆動信号を生成する双方向スイッチ駆動信号
    生成手段と、前記双方向スイッチ駆動信号生成手段の信
    号に基づき前記双方向スイッチを駆動する双方向スイッ
    チ駆動手段を備えたコンバータと、前記コンバータの直
    流出力電圧を交流電圧に変換するインバータと、このイ
    ンバータにより駆動される圧縮機と、前記圧縮機が指令
    の速度で運転するようにインバータへの通流率を変更す
    ることによりインバータ出力周波数またはインバータ出
    力電圧を制御する速度制御手段を搭載したインバータエ
    アコン。
  2. 【請求項2】 双方向スイッチ駆動信号生成手段は入力
    電圧ゼロクロスのΔd(0≦d)後にオン信号を生成
    し、そのΔt(0≦t)後にオフ信号を生成して交流電
    源から流入する入力電流の高調波と平滑コンデンサの両
    端電圧である出力電圧を制御することを特徴とした請求
    項1に記載のインバータエアコン。
  3. 【請求項3】 コンバータの直流出力電圧を検出するコ
    ンバータ出力電圧検出手段を備え、かつ双方向スイッチ
    駆動信号生成手段にあらかじめ一定の目標出力電圧を記
    憶させた記憶手段を有し、コンバータ出力電圧が目標電
    圧以下であればΔtを増加し、コンバータ出力電圧が目
    標電圧を超えていればΔtを減少することで、コンバー
    タ出力電圧が常に目標電圧の近傍に近づくようにΔtを
    制御する請求項2記載のインバータエアコン。
  4. 【請求項4】 入力電流を検出する入力電流検出手段を
    備え、かつ前記双方向スイッチ駆動信号生成手段の内部
    にあらかじめ入力電流に応じたΔdとΔtの組み合わせ
    を記憶させた記憶手段を有し、前記入力電流検出手段の
    出力に基づき前記記憶手段から入力電流に応じたΔdと
    Δtの組み合わせを選択する請求項2記載のインバータ
    エアコン。
  5. 【請求項5】 入力電流検出手段の出力が一定値に達し
    た時点で入力電流がより小さくなるようにΔdとΔtの
    組み合わせを選択する請求項2記載のインバータエアコ
    ン。
  6. 【請求項6】 圧縮機回転数を検出する圧縮機回転数検
    出手段を備え、かつ双方向スイッチ駆動信号生成手段の
    内部にあらかじめ前記圧縮機回転数に応じたΔdとΔt
    の組み合わせを記憶する記憶手段を有し、前記圧縮機回
    転数検出手段の出力に基づき前記記憶手段から回転数に
    応じたΔdとΔtの組み合わせを選択する請求項2に記
    載のインバータエアコン。
  7. 【請求項7】 双方向スイッチ駆動信号生成手段の内部
    にあらかじめ圧縮機指令回転数に応じたΔdとΔtの組
    み合わせを記憶する記憶手段を有し、圧縮機指令回転数
    に基づいてΔdとΔtの組み合わせを選択する請求項2
    記載のインバータエアコン。
  8. 【請求項8】 コンバータの負荷を検出する負荷検出手
    段を備え、かつ双方向スイッチ駆動信号生成手段の内部
    にあらかじめ圧縮機の回転数または圧縮機の指令回転数
    または負荷検出手段の出力の少なくとも1つに応じたコ
    ンバータの目標出力電圧を記憶させた記憶手段を有し、
    出力電圧検出手段の出力に基づき前記記憶手段に記憶さ
    れた目標出力電圧に近づくようにΔtを選択し、かつ圧
    縮機の速度制御手段がインバータへの通流率を可変する
    ことによって圧縮機の回転数を制御する第一の領域と、
    前記インバータへの通流率を固定し、かつ双方向スイッ
    チ駆動信号生成手段が圧縮機回転数検出手段の出力に基
    づきΔtを増減することによりコンバータ出力電圧を可
    変して圧縮機の回転数を制御する第二の領域と、前記双
    方向スイッチ駆動信号生成手段におけるΔtとインバー
    タへの通流率を同時に可変することにより圧縮機の回転
    数を制御する第三の領域を有する請求項2記載のインバ
    ータエアコン。
  9. 【請求項9】 双方向スイッチ駆動信号生成手段はコン
    バータ出力電圧が記憶手段にあらかじめ定められた所定
    値になるようにΔtを0≦Δt≦t1の範囲で選択し、
    かつインバータへの通流率を可変することによって圧縮
    機の回転数を制御する第一の領域と、Δtをt1に固定
    して、インバータへの通流率を可変することによって圧
    縮機の回転数を可変する第二の領域を有する請求項2記
    載のインバータエアコン。
  10. 【請求項10】 圧縮機速度制御手段におけるインバー
    タへの通流率の増減速度が、双方向スイッチ駆動信号生
    成手段におけるΔtの増減速度を常に上回る請求項2記
    載のインバータエアコン。
  11. 【請求項11】 Δtの増減速度と前記インバータへ
    の、通流率の変更速度の少なくとも一方を、圧縮機の回
    転数、または圧縮機の指令回転数または負荷検出手段の
    出力の少なくとも1つに応じて変更する請求項10記載
    のインバータエアコン。
  12. 【請求項12】 入力電流を検出する入力電流検出手段
    を備え、入力電流が所定値を超えていれば前記Δt>0
    の状態、所定値以下であればΔt=0の状態とする請求
    項2〜請求項11いずれかに記載のインバータエアコ
    ン。
  13. 【請求項13】 入力電流の所定値が冷房運転時と暖房
    運転時で異なる請求項12記載のインバータエアコン。
  14. 【請求項14】 圧縮機の回転数を検出する回転数検出
    手段を備え、圧縮機の回転数が所定値を超えていれば前
    記Δt>0、所定値以下であればΔt=0とする請求項
    2〜請求項11いずれかに記載のインバータエアコン。
  15. 【請求項15】 圧縮機回転数の所定値が冷房運転時と
    暖房運転時で異なる請求項14記載のインバータエアコ
    ン。
  16. 【請求項16】 双方向スイッチ駆動信号生成手段によ
    るオフ信号の生成において、圧縮機の指令回転数が所定
    値を越えていればΔt>0の状態、所定値以下であれば
    Δt=0とする請求項2〜請求項11いずれかに記載の
    インバータエアコン。
  17. 【請求項17】 圧縮機指令回転数の所定値が冷房運転
    時と暖房運転時で異なる請求項16記載のインバータエ
    アコン。
  18. 【請求項18】 電源周波数を検出する電源周波数検出
    手段を備え、前記電源周波数検出手段の出力に基づき電
    源周波数に応じたΔdを選択する請求項2〜請求項17
    いずれかに記載のインバータエアコン。
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