JP2003102780A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

パンツ型使い捨ておむつ

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JP2003102780A JP2001303861A JP2001303861A JP2003102780A JP 2003102780 A JP2003102780 A JP 2003102780A JP 2001303861 A JP2001303861 A JP 2001303861A JP 2001303861 A JP2001303861 A JP 2001303861A JP 2003102780 A JP2003102780 A JP 2003102780A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着用感が良く、防漏性に優れており、大便後
の処理を容易に行うことのできるパンツ型使い捨ておむ
つを提供すること。 【解決手段】 レッグ開口部の周縁に沿うレッグ弾性領
域が、腹側部Aから股下部Cに亘る弾性部材71と、背
側部Bから股下部Cに亘る弾性部材72とを備えて形成
され、両弾性部材71,72は、ギャザー形成部71
a,72aと延在部71b,72bとからなり且つおむ
つの幅方向中央に達しない位置に端部を有しており、延
在部における、ギャザー形成部と延在部との境界近傍に
おける両弾性部材71,72それぞれの最小配設幅W
1,W2が、ギャザー形成部における複数本の各弾性部
材71,72の最大配設幅W3,W4よりも狭いパンツ
型使い捨ておむつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着用感が良く、防
漏性に優れたパンツ型の使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】パンツ
型の使い捨ておむつは高月齢児や成人失禁者等に広く利
用されている。斯かるパンツ型のおむつは、下着のパン
ツと同じように着用できるものであるため、着用感を下
着に近づけるような工夫されている一方、おむつとして
の基本的性能(吸収性、防漏性など)を備えている必要
がある。市販のパンツ型おむつがウエスト開口部やレッ
グ開口部に、ギャザーを形成させるように弾性部材を配
しているのもこのためである。特に、レッグ弾性部材
は、排尿部及び排便部に近接しているので防漏性に重要
な意味を持っている。
【0003】一般的なパンツ型おむつにおけるレッグ弾
性部材は、レッグ開口部に沿った形で配されている。レ
ッグ弾性部材の配設態様としては、製造的な観点から、
おむつを幅方向に横断させることなく、おむつの腹側部
から股下部を経由して背側部に亘って弾性部材を配する
ものと、腹側部及び背側部から別々の弾性部材を一方の
レッグ開口部に沿って股下部まで配し、それをおむつ幅
方向の反対側へ横切らせて、各々腹側部及び背側部迄、
他方のレッグ開口部に沿わせて配するものが一般的であ
る。後者の態様のおむつとして、腹側部から配した弾性
部材と背側部から配した弾性部材を股下域で交差させ、
股下中央部に、両弾性部材によって閉じた空間を形成す
るようにしたものが市販されているが、当該空間は、両
弾性部材が固定された外装材料等の自由度を規制してし
まうので股下におけるフィット性に欠けるきらいがあ
る。また、股下域において弾性伸縮性を有する場合には
当該部位における吸収体が幅方向に縮むために吸収体を
有効活用しにくいということがある。
【0004】従って、本発明の目的は、着用感が良く、
防漏性に優れており、大便後の処理を容易に行うことの
できるパンツ型使い捨ておむつを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性の表
面シート、液不透過性の裏面シート及び液保持性の吸収
体を備え、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形
成されているパンツ型の使い捨ておむつにおいて、前記
レッグ開口部には、その周縁に沿ってレッグ弾性領域が
形成されており、該レッグ弾性領域は、腹側部から股下
部に亘って配された複数本の第1弾性部材と、背側部か
ら股下部に亘って配された複数本の第2弾性部材とを備
えて形成されており、股下部における第1及び第2弾性
部材は、前記レッグ開口部の周縁に沿って配されたギャ
ザー形成部と該ギャザー形成部からおむつ幅方向中央に
向かって延出する延在部とを有しており且つおむつ幅方
向中央に達しない位置に端部を有しており、前記延在部
における、前記ギャザー形成部と該延在部との境界近傍
における前記複数本の第1及び第2弾性部材の最小配設
幅が、それぞれ、前記ギャザー形成部における前記複数
本の第1及び第2弾性部材の最大配設幅よりも狭いこと
を特徴とするパンツ型使い捨ておむつを提供することに
より、上記の目的を達成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその好ましい実施
形態に基づいて説明する。本発明の第1実施形態として
のパンツ型使い捨ておむつ1は、図1及び図2に示すよ
うに、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シー
ト3及びこれら両シート間に介在された液保持性の吸収
体4を備え、腹側部Aの両側縁部と背側部Bの両側縁部
とが互いに接合されて、ウエスト開口部D及び一対のレ
ッグ開口部E,Eが形成されているパンツ型の使い捨て
おむつである。
【0007】本実施形態の使い捨ておむつ1において、
吸収体4は、中央部分が括れた砂時計状であり、表面シ
ート2及び裏面シート3も該吸収体4の外形に合わせて
略同様の形状とされている。また、表面シート2及び裏
面シート3は、吸収体4の長手方向の両側縁の外方にお
いて互いに接合され、吸収体4の長手方向端縁から延出
した部分において互いに接合されている。
【0008】裏面シート3の外側(おむつ外表面側)に
は、2枚の外層不織布が配されており、該外層不織布
は、吸収体4の長手方向の両端縁及び両側縁よりも使い
捨ておむつの外方に向けて延出し、延出した外層不織布
により、ウエスト開口部Dの周縁部及びレッグ開口部
E,Eの周縁部が形成されている。そして、2枚の外層
不織布間に、ウエスト弾性部材6、レッグ弾性部材7
1,72及び胴廻り弾性部材9が配されて、ウエスト弾
性領域(ウエストギャザー)60、レッグ弾性領域(レ
ッグギャザー)70及び胴回り弾性領域(胴回りギャザ
ー)90が形成されている。尚、表面シート2、裏面シ
ート3及び吸収体4は一体化されて吸収性本体10を形
成しており、該吸収性本体10は、2枚の外層不織布か
らなる外層体5に接合固定されている。また、吸収体4
の両側縁に沿って立体ギャザー8が形成されている。
【0009】而して、第1実施形態の使い捨ておむつ1
における一対のレッグ開口部には、その周縁に沿ってレ
ッグ弾性領域が形成されており、該レッグ弾性領域は、
腹側部Aから股下部Cに亘って配された複数本(3本)
の第1弾性部材71と、背側部Bから股下部Cに亘って
配された複数本(3本)の第2弾性部材72とを備えて
形成されており、股下部Cにおける第1及び第2弾性部
材71,72は、前記レッグ開口部の周縁に沿って配さ
れたギャザー形成部71a,72aと該ギャザー形成部
71a,72aからおむつ幅方向中央に向かって延出す
る延在部71b,72bとを有しており且つおむつ幅方
向中央に達しない位置に端部71c,72cを有してお
り、延在部71b,72bにおける、ギャザー形成部7
1a,72aと該延在部71b,72bとの境界近傍に
おける、前記複数本の第1及び第2弾性部材の最小配設
幅W1,W2が、それぞれ、前記ギャザー形成部71
a,71aにおける前記複数本の第1及び第2弾性部材
の最大配設幅W3,W4よりも狭くなされている(W1
<W3,W2<W4)。
【0010】ここで、複数本の第1(第2)弾性部材の
配設幅とは、複数本の第1(第2)弾性部材の内の両外
側に位置する弾性部材の外側縁同士間の距離であり、図
2に示すように、おむつを展開且つ伸長させた状態にお
いて、複数本の第1(第2)弾性部材の内の真中の弾性
部材(例えば4本の場合は内側2本の何れでも良い)の
法線(接線に直交する直線)に沿って測定する。尚、第
1実施形態における第1及び第2弾性部材71,72
は、各々帯状をなしており3本づつ並列に配されてい
る。
【0011】第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1
によれば、斯かる構成を有するため、以下の効果が奏さ
れる。即ち、股下域(おむつ長手方向における、両側部
に延在部71b,72bが存在する部位及びその近傍)
C1で吸収体4が幅方向に大きく縮まない上に、ほぼ環
状のレッグ弾性領域に配された第1及び第2弾性部材7
1,72の股下部Cにおける終点(後述する交差部K及
びその近傍)には、着用中に引っ張り力が集中して加わ
るので、その近傍にある吸収体4側部が着用者側に持ち
上げられ、股下部Cの全域にわたって高い吸収性能を発
揮する。
【0012】詳述すると、第1実施形態においては、第
1弾性部材71と第2弾性部材72とが、股下部Cにお
いて互いに交差しており、その交差部Kより内側まで各
弾性部材71,72が延在している。第1及び第2弾性
部材71,72におけるギャザー形成部71a,72a
と延在部71b,72bの境界は、第1及び第2弾性部
材それぞれの接線が、おむつを幅方向に2等分するおむ
つ中央線(長手方向に延びる中央線)に対して45度の
角度をなす位置であり、第1実施形態におけるギャザー
形成部と延在部との境界は、前記交差部Kの位置とほぼ
一致している。
【0013】そして、延在部71b,72bにおける、
第1及び第2弾性部材の交差部Kの近傍においては、複
数本の第1弾性部材71同士間の間隔が、腹側部A寄り
のギャザー形成部における間隔よりも狭くなっており、
複数本の第2弾性部材72同士間の間隔も、背側部B寄
りのギャザー形成部における間隔よりも狭くなってい
る。但し、第1及び第2弾性部材の端部71c,72c
は、接着剤が一部塗布されていないことがあり、この場
合には、設計意図に反して各弾性部材の配設幅が拡がっ
たり、逆に狭まったりすることがあるが、当該箇所(端
部)は、本発明の効果に大きな寄与を与えるものではな
いので、ギャザー形成部と延在部の境界近傍から除く。
【0014】斯かる構成を有するため、当該部位では、
弾性部材による弾性伸縮性の影響がおむつ長手方向に関
して最低限に抑えられていると共に、狭い面積に伸縮力
が集中して加わる構造となっている。そして、交差部
(ギャザー形成部と延在部との境界)Kの近傍におけ
る、複数本の第1又は第2弾性部材の配設幅が広い場合
に比べると剛性の高い領域が狭められるので、股下域C
1における、着用者の脚の動きに対する弾性部材が固定
された外装材料の追従性が高まる。また、股下部の硬さ
が低減されるので、特に脚を閉じた時に感じられるよう
な股下部の違和感が低減される。弾性部材の収縮力が狭
い面積に集中するので、吸収体が高い剛性を持つもので
あっても、ポケット構造を形成し易く、高い防漏性を有
することとなる。他方、ギャザー形成部においては、弾
性部材の配設幅W3,W4が広くなっているため、脚周
りを締め付ける力が広い面積に分散されることで、優し
く締め付け、跡付きの防止になる。
【0015】上記効果を効率良く発現させる観点から、
ギャザー形成部と延在部との境界近傍における複数本の
第1弾性部材71の最小配設幅W1と、ギャザー形成部
71aにおける複数本の第1弾性部材71の最大配設幅
W3との比(W1/W3)は0.05〜0.5、特に
0.1〜0.3であることが好ましく、同様の観点か
ら、前記最小配設幅W1は5〜20mmが好ましく、前
記最大配設幅W3は10〜50mmが好ましい。また、
ギャザー形成部と延在部との境界近傍における複数本の
第2弾性部材72の最小配設幅W2と、ギャザー形成部
72aにおける複数本の第1弾性部材72の最大配設幅
W4との比(W2/W4)並びに最小配設幅W2及び最
大配設幅W4の好ましい範囲は、比(W1/W3)並び
に幅W1及び幅W3と同様である。
【0016】しかも、本実施形態のおむつ1は、第1及
び第2弾性部材71,72の端部71c,72cが、お
むつ幅方向中央(おむつを幅方向に2等分する中央線)
に達しない位置にあり、股下域を横断する弾性部材がな
いので、吸収体が幅方向に縮んで吸収効率が低下するこ
とを防止でき、更によれたり、壊れたりしずらい。ま
た、一般に、大便の処理を行う際には、パンツの側部接
合を引き剥がして着用者のお尻の下に展開したおむつが
くるように脱がし、着用者のお尻を持ち上げてお尻を拭
く等の作業を行うが、このとき、従来のパンツ型おむつ
においては、股下を横断する弾性部材を契機として吸収
体が着用者側に大きく屈曲し、作業の邪魔になることが
ある。特に、股下で弾性部材が交差する形状の場合、広
い面積に亘って屈曲を助長する。これに対して、本実施
形態のパンツ型使い捨ておむつにおいては、股下部を横
断させない態様で、第1及び第2弾性部材を配してある
ため、作業の邪魔となるような高い屈曲部の形成を防止
することができる。
【0017】また、本実施形態の使い捨ておむつ1にお
いては、第1及び第2弾性部材71,72のおむつ幅方
向中央側の一部が吸収体4と重なっているため、これら
の弾性部材により、吸収体4が体と反対側に凸のポケッ
ト構造を作出し、その保形性は高くなる。そのため、
尿、便両方に対する防漏効果が高くなる。また大便処理
を行う時も、当該ポケットに便が収納され、偶発的に便
が移行して着用者や保護者の肌に付いたり、おむつから
はみ出したりすることを防ぐことができる。
【0018】また、本実施形態の使い捨ておむつにおけ
る、左右一対の第1及び第2弾性部材は、それぞれ股下
部を幅方向に横断させて配した弾性部材をおむつの幅方
向中央部において切断分割して設けられている。そのた
め、製造の容易という、股下部を弾性部材が横断するタ
イプの従来おむつ(特にいわゆる横流れ方式で製法する
おむつ)の利点を損なうことがない。尚、切断により生
じた端部の近傍は、伸張状態が解除されて弾性伸縮性を
発現しない。
【0019】更に、第1及び第2弾性部材は、それぞれ
吸収体と重なる部位においては、弾性伸縮性を発現しな
いようになされており、そのため、吸収体側部におい
て、吸収体を幅方向に縮める作用がないまま、適度な剛
性が与えられるので、着用者の股下部へのフィット性が
高まり、更に吸収体のポケット構造が形成され易い。
【0020】以下、本発明の第2実施形態としてのパン
ツ型使い捨ておむつについて説明する。第2実施形態の
おむつ1’は、股下部Cにおける第1及び第弾性部材の
配設態様が相違する点においてのみ第1実施形態と相違
するため、第2実施形態については、主として第1実施
形態との相違点について説明し、同様の点については説
明を省略する。特に説明しない点については、好ましい
態様を含めて、第1実施形態に関して上述した説明が適
宜適用される。
【0021】第2実施形態のパンツ型使い捨ておむつ
1’においては、図3に示すように、第1弾性部材71
と第2弾性部材72とが、股下部において交差せずに互
いに離間しており、延在部71b,72bにおける、ギ
ャザー形成部71a,72aと該延在部71b,72b
との境界近傍において相隣接する第1弾性部材と第2弾
性部材との間の離間幅W5が、ギャザー形成部71a,
72aにおける第1及び第2弾性部材それぞれの最大配
設幅の合計(W3+W4)よりも小さくなされている。
【0022】第2実施形態のおむつによれば、斯かる構
成を有するため、第1実施形態と同様の効果が奏される
のに加えて、弾性部材が重なって大きな剛性を持つ部分
がなくなることと、弾性伸縮性による応力が、交差部に
集中しないことにより、着用者の股下部における装着感
が向上される。
【0023】上記効果を得る観点から、前記離間幅W5
と、前記最大配設幅の合計(W3+W4)との比〔W5
/(W3+W4)〕は0.05〜1.5、特に0.1〜
1.0であることが好ましい。また、前記離間幅W5は
5〜30mmが好ましく、前記最大配設幅の合計(W3
+W4)は20〜100mmが好ましい。ここで、前記
離間幅W5は、おむつ幅方向中央側の端部において最も
近接する第1及び第2弾性部材の対向する側縁同士間の
距離であり、おむつを展開且つ伸長させた状態において
おむつの長手方向に沿って測定する。
【0024】本発明は、上記実施形態に制限されず種々
変更可能である。本発明の使い捨ておむつにおける各部
材の形成材料としては、従来の使い捨ておむつに用いら
れている各種公知のものを用いることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明のパンツ型使い捨ておむつは、着
用感が良く、防漏性に優れており、大便後の処理を容易
に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパンツ型使い捨ておむつの一実施形態
を示す斜視図である。
【図2】図1に示す使い捨ておむつの展開且つ伸張状態
を示す一部破断平面図である。
【図3】本発明のパンツ型使い捨ておむつの他の実施形
態を示す平面図(図2対応図)である。
【符号の説明】
1 パンツ型使い捨ておむつ 2 表面シート 3 裏面シート 4 吸収体 5 外層体 70 レッグ弾性領域(レッグギャザー) 71 第1弾性部材(レッグ弾性部材) 71a ギャザー形成部 71b 延在部 71c 端部 72 第2弾性部材(レッグ弾性部材) 72a ギャザー形成部 72b 延在部 72c 端部 A 腹側部 B 背側部 C 股下部 C1 股下域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早瀬 徹 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 3B029 BD12 BD13 4C098 AA09 CC02 CC03 CC07 CC12 CE05 DD03 DD05 DD06 DD10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性の表面シート、液不透過性の裏
    面シート及び液保持性の吸収体を備え、ウエスト開口部
    及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型の使
    い捨ておむつにおいて、 前記レッグ開口部には、その周縁に沿ってレッグ弾性領
    域が形成されており、該レッグ弾性領域は、腹側部から
    股下部に亘って配された複数本の第1弾性部材と、背側
    部から股下部に亘って配された複数本の第2弾性部材と
    を備えて形成されており、 股下部における第1及び第2弾性部材は、前記レッグ開
    口部の周縁に沿って配されたギャザー形成部と該ギャザ
    ー形成部からおむつ幅方向中央に向かって延出する延在
    部とを有しており且つおむつ幅方向中央に達しない位置
    に端部を有しており、 前記延在部における、前記ギャザー形成部と該延在部と
    の境界近傍における前記複数本の第1及び第2弾性部材
    の最小配設幅が、それぞれ、前記ギャザー形成部におけ
    る該複数本の第1及び第2弾性部材の最大配設幅よりも
    狭いことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  2. 【請求項2】 第1弾性部材と第2弾性部材とが、股下
    部において互いに交差している請求項1記載のパンツ型
    使い捨ておむつ。
  3. 【請求項3】 第1弾性部材と第2弾性部材とが、股下
    部において互いに離間しており、前記延在部における、
    前記ギャザー形成部と該延在部との境界近傍において相
    隣接する第1弾性部材と第2弾性部材との間の離間幅
    が、前記ギャザー形成部における第1及び第2弾性部材
    それぞれの最大配設幅の合計よりも小さい請求項1記載
    のパンツ型使い捨ておむつ。
  4. 【請求項4】 第1及び第2弾性部材のおむつ幅方向中
    央側の一部が、前記吸収体と重なっている請求項1〜3
    の何れか記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  5. 【請求項5】 第1及び第2弾性部材は、それぞれ前記
    吸収体と重なる部位において、弾性伸縮性を発現しない
    ようになされている請求項4記載のパンツ型使い捨てお
    むつ。
  6. 【請求項6】 左右一対の第1及び第2弾性部材は、股
    下部を幅方向に横断させて配した弾性部材をおむつの幅
    方向中央部において切断分割して設けられている請求項
    1〜5の何れか記載のパンツ型使い捨ておむつ。
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