JP2003102722A - 医療機器システム及びそのサーバ及びクライアント、並びにそれらの制御方法及びコンピュータプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

医療機器システム及びそのサーバ及びクライアント、並びにそれらの制御方法及びコンピュータプログラム及び記憶媒体

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JP2003102722A
JP2003102722A JP2001297750A JP2001297750A JP2003102722A JP 2003102722 A JP2003102722 A JP 2003102722A JP 2001297750 A JP2001297750 A JP 2001297750A JP 2001297750 A JP2001297750 A JP 2001297750A JP 2003102722 A JP2003102722 A JP 2003102722A
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Akira Mizukoshi
彰 水越
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検体をスキャンして被検体内の構造に関す
るデータを得て、その断層像を表示する医療用画像デー
タ取得システムを複数設置する際のコストを低減させ、
且つ、尚且つ、断層像の再構成に係る処理の稼働率を挙
げる。 【解決手段】 X線CTシステム1000乃至1002
と演算サーバ2000とはネットワーク3000を介し
て接続されている。X線CTシステムの操作コンソール
200は、ガントリ装置100及び搬送装置300を制
御するための設定を行い、スキャンさせる。スキャンを
開始するとガントリ装置100から透過X線データが操
作コンソール200に送られてくるので、そのデータを
演算サーバ2000に転送し、X線断層像の再構成処理
を依頼する。演算サーバ2000はこの要求にしたがっ
てX線断層像を再構成するための演算して、得られたX
線断層像を要求元の操作コンソール200に返送し、表
示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医療機器システム及
びそのサーバ及びクライアント、並びに、その制御方法
及びコンピュータプログラム及び記憶媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】X線CT(Computerized Tomography)装
置では、ドーナツ状の空洞部を有する装置(一般に、ガ
ントリ装置と呼ばれている)と、被検体を載置させる天
板を、ガントリ装置の空洞部に向けて搬送する搬送装置
と、ガントリ装置並びに搬送装置に対して各種制御信号
を与えると共にガントリ装置より得られた信号(デー
タ)に基づいてX線断層像を再構成し、表示する操作コ
ンソールで構成される。
【0003】ガントリ装置内には、被検体を挟んで設け
られたX線発生源(X線管)及びX線を検出するX線検
出器を有し、これらが回転体に固定されている。そし
て、スキャンを行う場合には、X線管を駆動して、回転
体を回動させることで、異なる回動角での被検体を透過
した(減衰した)X線量に対応する信号(透過X線デー
タ)を得る。
【0004】操作コンソールは、ガントリ装置及搬送装
置の制御処理を行うことは既に述べたが、その中でも最
も処理能力が要求されるのは、ガントリ装置から受信し
た透過X線データに基づくX線断層像を再構成する処理
である。
【0005】通常、X線CTシステムでは、被検体の搬
送を行うことで、その搬送方向(一般にZ軸と呼ばれ
る)に沿った複数のX線断層像を得ることになるので、
必然、その枚数分に比例した負荷が操作コンソールにか
かる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】操作コンソールは、ハ
ードウェア的には、所謂、ワークステーションもしくは
PCと実質的に同様であるが、上記の処理があるが故
に、内部に設けられるプロセッサ(CPU)は高速なも
のが要求される。また、X線断層像を再構成する処理を
高速なものとするため、通常この装置が備えるPCIバ
スに、デジタル信号プロセッサ(DSP等)を搭載した
ボードを1つ乃至複数接続することもある。このように
操作コンソールは、高い処理能力が要求され、必然、そ
の装置のコストは非常に高いものとなる。
【0007】また、複数のX線CTシステムを設けよう
とすると、その数だけ導入費用が発生し、導入の妨げに
なっている。
【0008】一方、患者さんをCT室に招いて、退室す
るまでに要する時間はせいぜい数分であり、その間の実
際にX線管を駆動するスキャンについては数十秒程度で
ある。そして、操作コンソールについて着目すると、1
枚のX線断層像を再構成するのに要する時間も、秒当た
り数枚の処理能力を有するから、実スキャンにかかる時
間に対する、操作コンソールのCPUの稼働率は、非常
に短い時間でしかない。
【0009】換言すれば、操作コンソールのCPUは、
そのほとんどが待機時間にあると言って良い状態にあ
る。したがって、複数のX線CTシステムを導入する場
合に考察すると、理論上、1台の操作コンソールで十分
に賄える。が、現実には別室にそれぞれCTシステムを
導入しなければならないし、それぞれで独立してスキャ
ンにかかる各種設定をおこなわなければならないという
問題もあり、共通の操作コンソールにすると弊害も発生
する。
【0010】本発明はかかる課題に着目してなされたも
のであり、被検体をスキャンして被検体内の構造に関す
るデータを得て、その断層像を表示する医療用画像デー
タ取得システムを複数設置する際のコストを低減させ、
尚且つ、断層像の再構成に係る処理の稼働率を挙げるこ
とを可能ならしめる医療機器システム及びそのサーバ及
びクライアント、並びにそれらの制御方法及びコンピュ
ータプログラム及び記憶媒体を提供しようとするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、例えば本発明の医療機器システムは以下の構成を備
える。すなわち、被検体の内部構造に関するデータを取
得する複数の医療用画像データ取得システムと、当該医
療用画像データ取得システムとネットワークで接続され
るサーバで構成される医療機器システムであって、前記
医療用画像データ取得システムは、被検体の内部構造に
関するデータを取得するためのスキャン装置を制御する
操作コンソールを備え、当該操作コンソールは、前記ネ
ットワークを介して、前記スキャン装置でスキャンして
得られたデータを前記サーバに転送して断層像の再構成
を要求する要求手段と、該要求手段による要求の結果、
前記サーバで再構成され、転送されてきた断層像データ
を受信し表示する手段とを備え、前記サーバは、前記操
作コンソールそれぞれから転送されてきたデータを受信
する受信手段と、該受信手段で受信したデータに基づい
て被検体内の内部構造に関する画像を再構成するための
演算手段と、該演算手段の演算によって再構成した画像
を、前記前記操作コンソールに転送する転送手段とを備
える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施形態を詳細に説明する。
【0013】図1は実施形態における医療用画像システ
ムの構成概念図である。図示において、1000乃至1
002はX線CTシステムであって、2000は演算サ
ーバ(詳細は後述)であり、これらはネットワーク30
00に接続されている。なお、このネットワーク300
0としては、ローカルエリアネットワーク(所謂、LA
N)やインターネットといった汎用のネットワークが挙
げられる。
【0014】X線CTシステム1000乃至1002
は、説明を簡単なものとするため、その全てが同じ構成
であるものとし、ここではX線CTシステム1000に
ついて説明する。
【0015】図2はX線CTシステム1000を構成す
るガントリ装置100、操作コンソール200、及び、
搬送装置300のブロック構成図である。
【0016】ガントリ装置100は、その全体の制御を
司るメインコントローラ1を始め以下の構成を備える。
【0017】2は操作コンソール200との通信を行う
ためのインタフェース、3は被検体(被検者)を収容す
るための空洞部を有する回転体であり、内部には、X線
発生源であるX線管4(X線管コントローラ5により駆
動制御される)、X線の照射範囲を画定するスリットを
有するコリメータ6が設けられている。
【0018】また、回転体3には、被検者を透過したX
線を検出する複数の検出素子で構成されるX線検出部
9、X線検出部9より得られたデータを収集するデータ
収集部10も備える。X線管4とX線検出部9は互いに
空洞部分を挟んで対向する位置に設けられ、その関係が
維持された状態で回転体3に保持され、図示矢印Aに沿
って回動するようになっている。この回動は、モータコ
ントローラ12からの駆動信号により駆動される回転モ
ータ11によって行われる。
【0019】13は、ガントリ装置100のチルト角を
変更するためのチルトモータであり14はメインコント
ローラ1の制御下でチルトモータ12に駆動信号を供給
するモータコントローラである。15は、ガントリのチ
ルト角変更スイッチ、ポジショニングライトのON/O
FFを始めとする各種スイッチが設けられている操作パ
ネルである。16は、被検体の位置決め用の光マークを
被検体に向けて照射するポジショニングライトである。
【0020】なお、X線検出部9は、検出素子が1列、
或いは多列のいずれでも構わない。因に、1列の検出素
子群で構成されるシステムをシングルスライスX線CT
システムと言い、多列の場合をマルチスライスX線CT
システムと言う。実施形態では、説明を簡単なものとす
るため、検出素子が1列のシングルスライスX線CTシ
ステムとして説明する。
【0021】ガントリ装置100のメインコントローラ
1は、I/F2を介して受信した各種コマンドの解析を
行い、それに基づいて上記のX線管コントローラ5、モ
ータコントローラ12に対し、各種制御信号を出力する
ことになる。また、メインコントローラ1は、データ収
集部10で収集されたデータを、I/F2を介して操作
コンソール200に送出する処理も行うことになる。
【0022】一方、搬送装置300は、メインコントロ
ーラ21を始め以下の構成を備える。
【0023】22は搬送装置300の昇降を指示する指
示スイッチや天板の移動を指示するスイッチ等で構成さ
れる操作パネル、23は天板の高さ、及び、天板のガン
トリ装置100の空洞部に向かう延出量を検出するセン
サ群で構成される。24は天板を含む装置の高さを変更
するためのモータであり、25はその駆動信号をメイン
コントローラ21の制御の下で印加するモータコントロ
ーラである。26は被検体を載置する天板であり、その
材質としてはX線の透過し易く、尚且つ、被検体を載置
した状態を保持する強度を有するため、アクリル等の発
泡材をCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)
等で包んで補強されたものが使われている。27は天板
26のZ軸方向の搬送を行わせるモータ、28はそのモ
ータ27に駆動信号を印加するモータコントローラであ
る。そして、29は操作コンソールと接続するためのイ
ンタフェースである。
【0024】上記構成において、搬送装置300のメイ
ンコントローラ21は、操作パネル22からの指示、或
いは、操作コンソール200からの指示に従い、天板2
6のZ軸方向への搬送を制御することになる。また、操
作パネル22からの指示に従って、装置自身の昇降、す
なわち、天板26の昇降制御も行うことになる。
【0025】次に実施形態における操作コンソール20
0について説明する。
【0026】操作コンソール200は、所謂ワークステ
ーションであり、図示に示す如く、装置全体の制御を司
るCPU51、ブートプログラムやBIOSを記憶して
いるROM52、主記憶装置として機能するRAM53
を始め、以下の構成を備える。
【0027】HDD54は、ハードディスク装置であっ
て、ここにOS、ガントリ装置100及び搬送装置30
0に各種指示を与えたりする各種設定用のプログラム
や、後述する演算サーバ2000との通信及びそれに関
係するプログラムを記憶している。
【0028】表示コントローラ55は表示しようとする
イメージデータを展開するビデオメモリVRAMを搭載
し、ここにイメージデータ等を展開することでCRT5
6に表示させることができるようになっている。なお、
X線断層像等の階調画像を高精細に表示するため、表示
コントローラ55はXGA(1024×768ドット)
もしくはSXGA(1280×1024ドット)の表示
能力を備える。
【0029】57及び58は、各種設定を行うためのキ
ーボード及びマウスである。また、59はガントリ装置
100と通信を行うためのインタフェースであり、60
はネットワーク3000(演算サーバ)に接続するため
のネットワークインターフェースである。
【0030】通常の操作コンソールの処理は大別する
と、スキャンに係る各種設定のための設定処理と、実際
にガントリ装置から転送されてきた透過X線データに基
づくX線断層像の再構成処理とに分けることができる。
前者の処理は、操作者(医師若しくは技師)の要求に応
じた処理を行うものであり、予め用意された各種設定メ
ニューの表示等、人間の操作に追従できるだけで良いの
で、高い処理速度は必要としない。一方、後者のX線断
層像を再構成するという処理は、非常に複雑な処理を行
うものであり、尚且つ、スキャン中においてほぼリアル
タイムに再構成して出力することが要求される。つま
り、X線断層像の再構成する処理は、その演算速度が最
重要なファクターとなる。
【0031】実施形態では、演算速度が要求されない処
理(各種設定のためのGUI部分)については、操作コ
ンソール200で行い、高速な演算速度が要求されるX
線断層像再構成処理については演算サーバ2000で行
うようにした。換言すれば、実施形態における操作コン
ソール200は、X線断層像の再構成にかかる処理が不
要なため、これまでのような高速な処理能力を必要とせ
ず、安価な装置で実現した。
【0032】演算サーバ2000は、その演算速度が高
い構成となっているため、単体のコストはこれまでのX
線CTシステムにおける操作コンソールと同等以上のコ
ストがかかるものの、図1に示す如く、複数のX線CT
システムを導入する場合、個々の操作コンソールは安価
な装置で代用できることになり、トータルの導入コスト
はむしろ低減することになる。また、保守管理費用の面
でも、安価な操作コンソールにかかる維持費も安くなる
分、全体の維持費低減にも寄与することも可能となる。
【0033】さて、演算サーバ2000であるが、ブロ
ック図としては、図3に示すようになる。
【0034】同図において、2001は演算サーバ20
00の全体の制御を司るCPUであり、操作コンソール
200のCPU51と比較して、高速なプロセッサを採
用する。また、2002はブートプログラムを格納して
いるROM、2003はCPU2001のワークエリア
として使用されるRAMであり、ここにサーバOS(例
えば米国AT&Tが開発したUNIXや、米国マイクロ
ソフト社が提供するWindowsNT等)がロードさ
れ、後述するX線断層像の再構成処理プログラムが実行
されることになる。2004は上記OS、再構成プログ
ラム、更には、クライアント(X線CTシステムにおけ
る各操作コンソール)を管理するテーブルが格納されて
いるハードディスクドライブ(HDD)である。このH
DD2004には、データを保存するものとしても用い
られる。
【0035】2005は表示コントローラであり、表示
用イメージを展開するVRAMを備え、そのVRAMに
展開されたイメージはCRT2006に表示される。但
し、演算サーバ2000は、その主たる目的は、クライ
アント(各X線CTシステムにおける操作コンソール)
からの依頼でX線断層像を再構成するための演算処理を
行うのが目的であるため、表示品位は高くなくても良
い。つまり、VGA(640×480ドット)クラスの
表示能力であれば充分で、安価なもので構わない。
【0036】2007、2008はキーボード及びマウ
スである。2010はネットワーク3000に接続する
ためのネットワークインターフェースである。そして、
2009はX線断層像を再構成する際に多くの演算処理
を行うために設けられたデジタルシグナルプロセッサ
(DSP)であり、図示に示す如く複数備える(備える
ことが可能となっている)。これらのDSP209は、
汎用バス(PCIバス)にボードとして接続するもので
あり、搭載する個数が多いほど再構成にかかる処理が内
部的に分散でき、全体として高速な演算速度の確保を実
現している。なお、DSPによる演算内容としては、行
列演算や高速フーリエ変換等が挙げられる。なお、実施
形態における演算サーバ2000はシングルプロセッサ
の例を示したが、マルチプロセッサの構成にしても良い
のは勿論である。また、1つのプロセッサでも演算処理
能力が高いものを用いている場合には、勿論、DSPも
不要であるし、マルチプロセッサにしなくても構わな
い。
【0037】以上、実施形態の医療用画像システムの構
成について説明したが、次に、X線CTシステムにおけ
る操作コンソール200及び演算サーバ2000の動作
処理手順を図4、図5のフローチャートにしたがって説
明する。
【0038】図4は実施形態における操作コンソール2
00の処理手順である。
【0039】電源が投入されると、OSがHDD54か
らRAM53にロードされ、次いで、X線CTに係るプ
ログラムがロードされると、ステップS1で演算サーバ
2000にログインする。次いで、ステップS2で、通
常のX線CTシステムと同様、スキャン計画を設定す
る。ここで言うスキャン計画とは、被検体を搬送装置3
00に載置させた状態で、ヘリカルスキャンを行うか、
アキシャルスキャンを行うか、及び、その搬送方向(Z
軸)のスキャンする範囲、何枚のX線断層像を再構成す
るか等の公知の手順であるので、その詳述は省略する。
なお、マルチスライスX線CTシステムの場合、スライ
ス厚の設定も行うことになる(シングルスライスX線C
Tの場合はスライス厚が固定)。
【0040】かかるスキャン計画の設定を行うと、次の
ステップS3で設定した内容を、X線断層像を再構成す
る処理のパラメータ(ヘリカルスキャンによる再構成で
あるか、アキシャルスキャンによる再構成であるかはも
とより、何枚のX線断層像を再構成するか等)演算サー
バ2000に通知し、X線断層像の再構成処理のジョブ
の依頼を行う。このジョブの依頼内容には、当然、依頼
元を識別する情報も含まれる。
【0041】次いで、ステップS4に進み、通常のスキ
ャンと同様、設定した計画内容にしたがってガントリ装
置100、搬送装置300に各種指令を発し、スキャン
を開始させる。この結果、ガントリ装置100及び搬送
装置300は、設定した計画にしたがって駆動すること
になる。
【0042】ステップS5では、ガントリ装置100か
ら透過X線データを受信したか否かを判断する。受信し
たと判断した場合には、ステップS6に進み、そのデー
タを演算サーバ2000にネットワークインターフェー
ス60を介して転送を行い(HDD54にも格納す
る)、受信していないと判断した場合には、ステップS
6の処理をスキップする。
【0043】次いで、ステップS7では、演算サーバ2
000から再構成されたX線断層像を受信したか否かを
判断し、受信していればそのX線断層像をHDD54に
格納すると共にCRT56に表示させ、受信していない
と判断した場合には、ステップS8の処理をスキップす
る。
【0044】そして、ステップS9で計画した通りの枚
数分のX線断層像を全て受信したと判断するまで、ステ
ップS5以降の処理を繰り返すことになる。
【0045】なお、ステップS5でデータ受信していな
いと判断する場合があるのは、アキシャルスキャンにお
いては、被検体の或るZ軸位置でのスキャンが完了して
から、次のZ軸の位置に搬送する間はガントリ装置から
データが受信されない場合があるからである。また、ガ
ントリ装置100からデータが受信していない場合であ
っても、演算サーバ2000からX線断層像が転送され
てくることも有り得えるので、その受信に対処するため
でもある。
【0046】また、演算サーバ2000からX線断層像
を受信しない場合というのは、X線断層像を再構成する
のには、例えばガントリ装置100の回転体3の1回転
分の透過X線データを必要とするためであり(その間は
再構成処理が完了できないという意味)、尚且つ、再構
成するのに要する時間も操作コンソール200とは非同
期となっているためである。
【0047】次に、実施形態における演算サーバ200
0の動作処理手順(図3における再構成プログラム)を
図5のフローチャートに従い説明する。なお、各X線C
Tシステム1000乃至1002における操作コンソー
ルは、既に本演算サーバ2000へのログインが完了し
ているものとする(ログインするには、HDD2004
のクライアント管理テーブルを参照して、認証処理が行
われる)。また、演算サーバ2000に搭載されたOS
は先に示したようにマルチユーザマルチタスクを実現す
るものであり、それぞれのX線CTシステムの操作コン
ソールからの要求に同時に応えることが可能となってい
る。以下は、1つの操作コンソールからの依頼に対する
処理を示している。
【0048】先ず、ステップS11において、X線CT
システムの操作コンソール(図1におけるX線CTシス
テム1000乃至1002の操作コンソールのいずれ
か)からスキャン計画に関する情報をジョブ依頼として
受信するのを待つ。
【0049】ジョブ依頼があると、ステップS12にお
いて、そのジョブ依頼に付随するX線断層像の再構成に
必要なパラメータ(アキシャルスキャンか、ヘリカルス
キャンかの区別、スライス厚と枚数等)をHDD200
4に格納する。
【0050】そして、ステップS13でジョブの依頼元
であるクライアント(操作コンソール)からのX線デー
タを受信し、依頼を受けたジョブデータとしてHDD2
004に格納していく。次いで、ステップS14で、再
構成に必要なデータが揃ったか否かを判断する。否の場
合にはステップS13に戻り、次のX線データの受信を
行うことになる。
【0051】こうして設定された計画に基づくX線断層
像の再構成に必要なデータが揃うと、処理はステップS
15に進み、DSP2009を用いてX線断層像を再構
成する(なお、再構成処理そのものは公知であるので、
その詳述は省略する)。再構成演算が完了すると、ステ
ップS16に進み、依頼元の操作コンソールに対して再
構成されたX線断層像データを転送する。この結果、依
頼元である操作コンソールはそれを受信し、表示出力す
ることになる(図4のステップS8)。
【0052】この転送が完了すると、依頼を受けたジョ
ブが終了したか否か、すなわち、指定された枚数のX線
断層像の再構成処理及び転送が完了したかを判断する。
否の場合には、ステップS13以降の処理を繰り返すこ
とになる。
【0053】以上説明したように本実施形態によれば、
複数のX線CTシステムを導入する際、高速な演算処理
能力を有する装置を1台設置するだけで、各システムに
おける操作コンソールは比較的処理能力が低い装置で良
くなり、通常のX線CTシステムを複数設置する場合よ
りも遥かに低コストで導入することが可能となる。ま
た、演算サーバは、複数のX線CTシステムからの要求
に応じて処理するものであるから、その稼働率を挙げる
ことも可能となる。
【0054】また、X線断層像の再構成処理等、画像処
理に関する要望は時を経て高まってきている。かかる点
に鑑みた場合、上記実施形態の構成にすることで、演算
サーバ2000にその要望に応える機能(ハードウェア
やプログラム)を導入し、操作コンソールについては単
に演算サーバ2000に対してその機能を呼び出す部分
を追加するだけでよくなり、システム全体のグレードア
ップにかかるコストも格段に安く済むようにできるし、
メンテナンスについても操作コンソールについては簡単
なものとすることができるので、維持費も安くすること
が可能となる。
【0055】<第2の実施形態>上記実施形態(第1の
実施形態)によると、各X線CTシステムにおける操作
コンソールは、スキャン中に得た透過X線データをほぼ
実時間で演算サーバ2000に転送し、そのX線断層像
を再構成してもらい、その結果を受信、そして表示する
例を示した。
【0056】しかし、特に、ヘリカルスキャン(搬送装
置300による被検体のZ軸方向への搬送を行いなが
ら、同時に、ガントリ装置100の回転体3によるX線
管4による曝射と検出を行うスキャン)、或いは、連続
したスライスをアキシャルスキャンで撮影した時では、
その際に得られた透過X線データを再度用いることで、
所望とするスライス厚や任意の断面のX線断層像を再構
成できる。つまり、スキャン中に得られたX線断層像を
リアルタイムで表示するばかりでなく、スキャン完了後
において、その透過X線データを再度用いて所望とする
スライス厚のX線断層像を再構成(レトロリコン)する
ことができる。
【0057】かかる要望に応えるには、各X線CTシス
テムにおける操作コンソールは、図4のステップS6
で、ガントリ装置100からのX線データを演算サーバ
2000に転送する際、そのデータを自身のHDD54
にも保存する処理を行う。
【0058】そして、図4のステップS9の後に、図6
に示すような処理を追加すればよい。以下、図6のフロ
ーチャートにしたがって説明する。
【0059】先ず、ステップS21で、従前のスキャン
結果に基づいて異なるパラメータ(スライス厚や枚数
等)に基づくX線断層像を再構成するか否かを選択す
る。否の場合には本処理を終える。
【0060】レトロリコンする旨を指示すると、そのた
めの画面が操作コンソールに表示し、その画面上で各種
パラメータを設定する(ステップS22)。この設定が
終わると、その設定されたパラメータに基づくジョブを
演算サーバ2000に依頼し(ステップS23)、その
後で透過X線データ(図4のステップS6で保存した透
過X線データ)を演算サーバ2000に転送する(ステ
ップS24)。この後、ステップS25で演算サーバ2
000より再構成したX線断層像を受信したか否かを判
断し、否の場合には転送を続けるためにステップS23
に戻る。
【0061】こうして、順次透過X線データを演算サー
バ2000に転送していくと、演算サーバ2000から
は再構成したX線断層像が送られてくるので、その画像
データをHDD54に格納すると共に表示する(ステッ
プS26)。この後、依頼した枚数のX線断層像が得ら
れたと判断するまで、ステップS21以降の処理を繰り
返すことになる。
【0062】以上説明したように本第2の実施形態によ
れば、第1の実施形態の作用効果に加えて、そのスキャ
ンが完了した後であっても、所望とするパラメータに基
づくX線断層像を得ることができるようになる。
【0063】<第3の実施形態>上記実施形態では、演
算サーバ2000を各X線CTシステムと独立した装置
であるものとして説明したが、複数のX線CTシステム
のうちの1台の操作コンソールが高速演算処理能力を有
するものとし、操作コンソール兼演算サーバとなってい
ても構わない。この構成にすることで、初めのX線CT
システムの導入時には、通常のX線CTシステムと同等
か多少コストが高くなるものの、2台目の以降のシステ
ムを導入する場合は低コストで導入できるようになり、
尚且つ、演算サーバを設置するサーバ室を設けることも
なくなる。
【0064】<その他の実施形態>実施形態の構成及び
その動作は上記の通りであるが、ここでその応用例を列
挙する。
【0065】1.病院外にサーバを設置し、クライアン
トとインターネット接続する場合でも、クライアント・
サーバの動作は変わらない。この方法の弱点はサーバが
受け持つクライアントが増加するとサーバに高い能力が
要求されることだが、例えばインターネット接続されて
いる場合では世界中からサーバにアクセスすることが可
能になる。病院での検査は昼間に行うことが殆どなの
で、世界中のクライアントの時差を考慮してサーバに接
続しておくとサーバの能力が同じ地域のクライアントが
複数接続するよりも低い能力で構わない。そして、サー
バの稼動時間が長くなり、結果としてサーバを有効利用
できるようになる。
【0066】2.サーバでは画像再構成と後処理のソフ
トウェアが動作すれば良いので、画像診断装置メーカが
設置したサーバである必要はない。例えばインターネッ
トWebサーバや科学技術の計算用のサーバ上で動作し
ても構わない。
【0067】3.CTスキャナを例にして説明したが、
MRIでも画像の再構成と後処理はHost Processorを使
ってソフトウェアで処理している。サーバでMRIの画
像再構成や後処理を行うソフトを稼動させてやれば、ク
ライアント数を増加させることができる。
【0068】4.イントラネットでの利用では、例えば
1台のCTスキャナにのみHost Processorを搭載し、他
のCTスキャナは安価なクライアントとする。これのC
Tスキャナーをクライアント・サーバとして接続すれ
ば、特別にサーバルームのようなものを設けなくても良
く、病院内での設置面積を少なくすることができて、Ho
st Processorを有効活用することができる。
【0069】上記実施形態は、ネットワークを構築する
ためのハードウェアを必要とするものの、その主たる特
徴は、各操作コンソール及び演算サーバで動作するアプ
リケーションによって実現している。つまり、本発明
は、コンピュータプログラムをもその範疇とするもので
ある。更に、コンピュータにプログラムを導入する場
合、通常、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−R
OM等の記憶媒体を装置にセットして、HDDにコピー
或いはインストールするものであるので、かかる記憶媒
体も本発明の範疇に含まれるものである。
【0070】また、実施形態では、複数のX線CTシス
テム(スキャン装置としてガントリ装置)で構成される
医療機器システムを例にして説明したが、例えばMRI
(磁気共鳴画像)システムでも、被検体をスキャンして
その断層像の再構成処理するものであり、その演算はX
線CTと同様、非常に複雑な演算によって導き出してい
るものであるので、かかるシステムに適用しても構わな
い。更に、X線CTシステム及びMRIシステム等の相
異なる医療用画像データ取得システムが混在したシステ
ムに適合する演算サーバを構築するには、各医療用画像
データ取得システムの操作コンソールがその演算サーバ
に対して再構成のジョブの依頼する際に、そのシステム
を識別する情報(X線CTかMRIかを識別する情報)
を附加するようにする。そして、演算サーバは、その各
医療用画像データ取得システム用(MRI、X線CT)
の再構成にかかるプログラムを搭載し、識別情報に基づ
いてこれらのプログラムに割り振る処理を追加すれば良
いであろう。この結果、MRI及びX線CTシステムが
1台ずつであっても、演算サーバを設けることに充分な
意味を持つ。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
検体をスキャンして被検体内の構造に関するデータを得
て、その断層像を表示する医療用画像データ取得システ
ムを複数設置する際のコストを低減させ、且つ、尚且
つ、断層像の再構成に係る処理の稼働率を上げることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における医療用画像システムの全体構
成図である。
【図2】実施形態におけるX線CTシステムのブロック
構成図である。
【図3】実施形態における演算サーバのブロック構成図
である。
【図4】実施形態におけるX線CTシステムの操作コン
ソールの処理手順を示すフローチャートである。
【図5】実施形態における演算サーバの処理手順を示す
フローチャートである。
【図6】第2の実施形態における操作コンソールの処理
手順の一部を示すフローチャートである。
フロントページの続き (72)発明者 水越 彰 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 AA22 FH06 FH07 FH10 4C096 AB42 AD03 AD12 AD13 AD16 DA21

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の内部構造に関するデータを取得
    する複数の医療用画像データ取得システムと、当該医療
    用画像データ取得システムとネットワークで接続される
    サーバで構成される医療機器システムであって、 前記医療用画像データ取得システムは、被検体の内部構
    造に関するデータを取得するためのスキャン装置を制御
    する操作コンソールを備え、 当該操作コンソールは、 前記ネットワークを介して、前記スキャン装置でスキャ
    ンして得られたデータを前記サーバに転送して断層像の
    再構成を要求する要求手段と、 該要求手段による要求の結果、前記サーバで再構成さ
    れ、転送されてきた断層像データを受信し表示する手段
    とを備え、 前記サーバは、 前記操作コンソールそれぞれから転送されてきたデータ
    を受信する受信手段と、 該受信手段で受信したデータに基づいて被検体内の内部
    構造に関する画像を再構成するための演算手段と、 該演算手段の演算によって再構成した画像を、前記前記
    操作コンソールに転送する転送手段とを備えることを特
    徴とする医療機器システム。
  2. 【請求項2】 前記医療用画像データ取得システムは、
    X線CTシステム或いはMRIシステムであることを特
    徴とする請求項第1項に記載の医療機器システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、前記複数の医療用画像デ
    ータ取得システムの1つの操作コンソールと兼用するこ
    とを特徴とする請求項第1項又は第2項に記載の医療機
    器システム。
  4. 【請求項4】 被検体の断層像を再構成するためのデー
    タを得るスキャン装置及び被検体を当該スキャン装置に
    搬送する搬送装置の動作設定と、再構成された像を表示
    する操作コンソールであって、 ネットワーク上に設けられた所定のサーバと接続する接
    続手段と、 前記スキャン装置より得られたデータを、前記サーバに
    転送し、断層像の再構成処理を要求する要求手段と、 該要求手段で要求した結果、前記演算サーバで再構成さ
    れた断層像を受信し、表示する表示手段とを備えること
    を特徴とする操作コンソール。
  5. 【請求項5】 更に、前記スキャン装置からのデータを
    格納する格納手段を備え、 前記要求手段は格納手段で格納したデータを前記サーバ
    に転送することを特徴とする請求項第4項に記載の操作
    コンソール。
  6. 【請求項6】 被検体の断層像を再構成するためのデー
    タを得るスキャン装置及び被検体を当該スキャン装置に
    向けて搬送する搬送装置に対する動作設定及び再構成さ
    れた像を表示する操作コンソールの制御方法であって、 前記スキャン装置より得られたデータを、ネットワーク
    上に設けられた所定のサーバに転送し、断層像の再構成
    処理を要求する要求工程と、 該要求工程で要求した結果、前記サーバで再構成された
    断層像を受信し、表示する表示工程とを備えることを特
    徴とする操作コンソールの制御方法。
  7. 【請求項7】 更に、前記スキャン装置からのデータを
    所定の記憶手段に格納する格納工程を備え、 前記要求工程は前記記憶手段に格納したデータを前記サ
    ーバに転送することを特徴とする請求項第6項に記載の
    操作コンソールの制御方法。
  8. 【請求項8】 被検体の断層像を再構成するためのデー
    タを得るスキャン装置及び被検体を当該スキャン装置に
    向けて搬送する搬送装置に対する動作設定及び再構成さ
    れた像を表示する操作コンソールとして機能するコンピ
    ュータプログラムであって、 前記スキャン装置より得られたデータを、ネットワーク
    上に設けられた所定のサーバに転送し、断層像の再構成
    処理を要求する要求工程のプログラムコードと、 該要求工程で要求した結果、前記サーバで再構成された
    断層像を受信し、表示する表示工程のプログラムコード
    とを備えることを特徴とする操作コンソール用のコンピ
    ュータプログラム。
  9. 【請求項9】 更に、前記スキャン装置からのデータを
    所定の記憶手段に格納する格納工程のプログラムコード
    を備え、 前記要求工程は前記記憶手段に格納したデータを前記サ
    ーバに転送することを特徴とする請求項第8項に記載の
    操作コンソール用のコンピュータプログラム。
  10. 【請求項10】 請求項第8項又は第9項のいずれか1
    つに記載のコンピュータプログラムを格納することを特
    徴とする記憶媒体。
  11. 【請求項11】 被検体の内部構造に関するデータを取
    得するためのスキャン装置を有する複数の医療用画像デ
    ータ取得システムとネットワークを介して接続可能なサ
    ーバであって、 各医療用画像データ取得システムから転送されてきた前
    記データを受信する受信手段と、 該受信手段で受信したデータに基づいて被検体内の内部
    構造に関する画像を再構成するための演算手段と、 該演算手段の演算によって再構成した画像を、前記医療
    用画像データ取得システムに転送する転送手段とを備え
    ることを特徴とするサーバ。
  12. 【請求項12】 前記サーバには、デジタル信号プロセ
    ッサが搭載されていることを特徴とする請求項第11項
    に記載のサーバ。
  13. 【請求項13】 被検体の内部構造に関するデータを取
    得するためのスキャン装置を有する複数の医療用画像デ
    ータ取得システムとネットワークを介して接続可能なサ
    ーバの制御方法であって、 各医療用画像データ取得システムから転送されてきた前
    記データを受信する受信工程と、 該受信工程で受信したデータに基づいて被検体内の内部
    構造に関する画像を再構成するための演算工程と、 該演算工程の演算によって再構成した画像を、前記医療
    用画像データ取得システムに転送する転送工程とを備え
    ることを特徴とするサーバの制御方法。
  14. 【請求項14】 被検体の内部構造に関するデータを取
    得するためのスキャン装置を有する複数の医療用画像デ
    ータ取得システムとネットワークを介して接続可能なサ
    ーバ用のコンピュータプログラムであって、 各医療用画像データ取得システムから転送されてきた前
    記データを受信する受信工程のプログラムコードと、 該受信工程で受信したデータに基づいて被検体内の内部
    構造に関する画像を再構成するための演算工程のプログ
    ラムコードと、 該演算工程の演算によって再構成した画像を、前記医療
    用画像データ取得システムに転送する転送工程のプログ
    ラムコードとを備えることを特徴とするコンピュータプ
    ログラム。
  15. 【請求項15】 請求項第14項に記載のコンピュータ
    プログラムを格納することを特徴とする記憶媒体。
  16. 【請求項16】 複数のX線CTシステムと当該複数の
    X線CTシステムとネットワークを介して接続されるサ
    ーバで構成される医療機器システムであって、 前記複数のX線CTシステムにおける各操作コンソール
    は、 スキャンにかかるパラメータを前記ネットワークを介し
    て前記サーバに通知する通知手段と、 前記ネットワークを介して、自身のシステム内のガント
    リ装置でスキャンして得られた透過X線データを前記サ
    ーバに転送して断層像の再構成を要求する要求手段と、 該要求手段による要求した結果、前記サーバで再構成さ
    れ、転送されてきた断層像データを受信し表示する手段
    とを備え、 前記サーバは、 前記操作コンソールそれぞれの通知手段で通知されたパ
    ラメータ及び透過X線データを受信する受信手段と、 該受信手段で受信したパラメータにしたがって、透過X
    線データを用いてX線断層像を演算によって再構成する
    演算手段と、 該演算手段の演算によって再構成したX線断層像を、要
    求元の操作コンソールに転送する転送手段とを備えるこ
    とを特徴とする医療機器システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006155600A (ja) * 2004-10-28 2006-06-15 Microsoft Corp メッセージパッシングプロセッサ
JP2011239911A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Toshiba Corp X線ct画像撮影システム及びプログラム

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