JP2003102638A - 浴 室 - Google Patents

浴 室

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JP2003102638A
JP2003102638A JP2001305206A JP2001305206A JP2003102638A JP 2003102638 A JP2003102638 A JP 2003102638A JP 2001305206 A JP2001305206 A JP 2001305206A JP 2001305206 A JP2001305206 A JP 2001305206A JP 2003102638 A JP2003102638 A JP 2003102638A
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JP
Japan
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power generation
supply pipe
water supply
bathroom
peltier element
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Application number
JP2001305206A
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English (en)
Inventor
Mamoru Hashimoto
衛 橋本
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気消費器具に必要な電力を外部電源のみに頼
らないで供給することができ、ひいてはその電気消費器
具に使用される光熱費を低廉可能な浴室を提供する。 【解決手段】混合水栓10の温度差が生じる部位に第1
発電用ペルチェ素子13が設けられ、その第1発電用ペ
ルチェ素子13によって生じる起電力に起因して電熱線
41、51が駆動されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は様々な電気消費器具
が設けられた浴室に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、浴室において、鏡に防曇ヒータを
取り付けたり、手摺に暖房ヒータを取り付けたりするこ
とが検討されつつある。このような電気消費器具が浴室
に装備されれば、その浴室が快適な空間になる。また、
浴室に隣接する脱衣室や洗面化粧室にも同様の電気消費
器具が多く装備されつつあり、この場合にはその脱衣室
等が快適な空間になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、浴室におい
て、上記防曇ヒータ等の電気消費器具が外部から供給さ
れる電力のみによって駆動されるとすれば、電気消費器
具の種類が増えたり、電気消費器具の様々な機能が拡充
したりするにつれて、電気の使用量が益々増大してしま
う。このため、浴室で使用される光熱費が増大してしま
う。
【0004】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされ
たものであって、電気消費器具に必要な電力を外部電源
のみに頼らないで供給することができ、ひいてはその電
気消費器具に使用される光熱費を低廉可能な浴室を提供
することを解決すべき課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題解
決のために鋭意研究を行い、浴室においては、水や外気
より温度の高い湯が存在することに着目し、本発明を完
成させるに至った。
【0006】すなわち、本発明の浴室では、混合水栓そ
の他の温度差が生じる部位に発電用ペルチェ素子が設け
られ、該発電用ペルチェ素子によって生じる起電力に起
因して電気消費器具が駆動されるようになっていること
を特徴とする。
【0007】本発明の浴室では、湯が供給されたり、湯
が貯留されたりすることにより、混合水栓その他の部位
に温度差が生じることとなる。この温度差が生じる部位
に発電用ペルチェ素子を設けることにより、その発電用
ペルチェ素子はゼーベック効果で起電力を生じ、その起
電力により電気消費器具を駆動させることができる。こ
のため、電気消費器具を駆動させる際に、外部電源のみ
に頼らないで電力を供給することができる。
【0008】したがって、本発明の浴室では、電気消費
器具に使用される光熱費を低廉することができる。
【0009】本発明の浴室では、発電用ペルチェ素子
は、混合水栓、浴槽、給湯管及び給水管の少なくとも1
つの近傍に設けられていることが好ましい。混合水栓で
は、給湯管から供給される湯と給水管から供給される水
とが混合することから、混合水栓内の給湯管側と給水管
側との間で温度差を生じることとなる。また、浴槽では
水や湯が貯留されることから、浴槽の内側と外側との間
や、浴槽と給水管及び給湯管との間では、温度差を生じ
ることとなる。さらに、給水管と給湯管との間や給湯管
と外気との間においても、温度差を生じることとなる。
このため、これらに設けられた発電用ペルチェ素子で
は、確実にゼーベック効果を生じ、確実に起電力を生じ
ることができる。
【0010】電気消費器具としては、防曇ヒータ、暖房
ヒータ、電灯、浴室内用ラジオ、浴室内用テレビ、給湯
器の操作リモコン等の様々なものを採用することができ
る。
【0011】特に、電気消費器具が鏡に取り付けられた
防曇ヒータであることが好ましい。浴室内では、蒸気が
鏡を曇らせてしまうため、防曇ヒータによって鏡を防曇
することができる。また、電気消費器具が手摺に取り付
けられた暖房ヒータであることも好ましい。使用者が手
摺を利用して入浴する際、暖房ヒータによって温められ
た手摺を掴み持つことができる。こうして、これらによ
り使用者は快適に浴室を使用することができる。また、
防曇ヒータ及び暖房ヒータで消費される程度の起電力
は、発電用ペルチェ素子から得られる起電力で十分に賄
うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を参照しつつ説明する。
【0013】実施形態の浴室としてのユニットバスで
は、図1に示すように、混合水栓10を備えた樹脂製の
浴槽20が設けられている。浴槽20の周辺の壁面90
には、シャワー付混合水栓30、鏡40、手摺50及び
電灯60が備えられている。
【0014】混合水栓10には、図2に示すように、湯
が供給されている第1給湯管11及び水道水が供給され
ている第1給水管12が接続されている。この混合水栓
10内は、第1給湯管11と接続された第1流路11a
と、第1給水管12と接続された第2流路12aとが形
成されている。第1流路11aと第2流路12aとが合
流する部位には第1流路11aと第2流路12aとを一
部区画するように第1発電用ペルチェ素子13が設けら
れ、第1発電用ペルチェ素子13を経由した湯と水道水
とが吐水口14から吐水可能になっている。
【0015】また、図1に示す浴槽20の外周には、図
3に示すように、第2発電用ペルチェ素子23が埋設さ
れている。
【0016】さらに、図1に示すシャワー付混合水栓3
0には、図4に示すように、湯が供給されている第2給
湯管31及び水道水が供給されている第2給水管32が
接続されている。これら第2給湯管31及び第2給水管
32は接続管34により互いに繋がっている。接続管3
4内では第3発電用ペルチェ素子33が第2給湯管31
内の湯と第2給水管32内の水道水とが混合しないよう
に設けられている。
【0017】他方、図1に示す鏡40は、図5に示すよ
うに、ガラス層40a、反射層40b及び断熱層40c
から構成されており、反射層40bと断熱層40cとの
間には防曇ヒータとしての電熱線41が設けられてい
る。また、図1に示す手摺50も、図6に示すように、
内部に暖房ヒータとしての電熱線51が設けられてい
る。電熱線41、51が電気消費器具である。これら電
熱線41、51は、第1〜3発電用ペルチェ素子13、
23、33に接続されている。
【0018】以上のように構成されたユニットバスで
は、図2に示すように、混合水栓10において、第1給
湯管11から供給される湯によって第1発電用ペルチェ
素子13の発熱面13aが加熱され、第1給水管12か
ら供給される水道水によって第1発電用ペルチェ素子1
3の吸熱面13bが冷却される。
【0019】また、図3に示すように、湯が貯留された
浴槽20において、湯の温度まで温められた浴槽20自
身によって第2発電用ペルチェ素子23の発熱面23a
が加熱され、ユニットバス内の外気によって、第2発電
用ペルチェ素子23の吸熱面23bが冷却される。
【0020】さらに、図4に示すように、接続管34内
において、第2給湯管31内を流れる湯によって第3発
電用ペルチェ素子33の発熱面33aが加熱され、給水
管32内を流れる水道水によって第3発電用ペルチェ素
子33の吸熱面33bが冷却される。
【0021】こうして、第1〜3発電用ペルチェ素子1
3、23、33では、ゼーベック効果により起電力が生
じることとなるため、この起電力によって、図4及び図
5に示す電熱線41、51を十分に起動させることがで
きる。こうして、電熱線41が起動されることにより、
ガラス層40a及び反射層40bが温められ、蒸気によ
って鏡40が曇ることを防止できる。また、電熱線51
が起動されることにより、手摺50が温められ、使用者
が快適に手摺50を掴み持つことができる。このため、
このユニットバスでは、外部電源から供給される電力の
みに頼らないで電力を供給することができるため、光熱
費を低廉することができる。
【0022】なお、本実施形態において、第1〜3発電
用ペルチェ素子13、23、33で生じた起電力を図示
しない蓄電池に蓄えておけば、温度差がなくなっても電
熱線41、51を駆動させることができる。また、これ
ら電気消費器具を第1〜3発電用ペルチェ素子13、2
3、33や蓄電池とともに外部電源に接続しておけば、
第1〜3発電用ペルチェ素子13、23、33の起電力
を補助電源に用いることができる。さらに、図1に示す
電灯60にLEDを採用し、その電灯60を第1〜3発
電用ペルチェ素子13、23、33や蓄電池を接続すれ
ば、停電等の際にも非常用の照明として利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係り、ユニットバスの全体斜視図で
ある。
【図2】実施形態に係り、混合水栓の一部横断面図であ
る。
【図3】実施形態に係り、浴槽の拡大縦断面図である。
【図4】実施形態に係り、給湯管及び給水管の一部横断
面図である。
【図5】実施形態に係り、鏡の拡大縦断面図である。
【図6】実施形態に係り、手摺の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
10、30…混合水栓(10…混合水栓、30…シャワ
ー付混合水栓) 13、23、33…発電用ペルチェ素子(13…第1発
電用ペルチェ素子、23…第2発電用ペルチェ素子、3
3…第3発電用ペルチェ素子) 41、51…電気消費器具(41…防曇ヒータ(電熱
線)、51…暖房ヒータ(電熱線)) 20…浴槽 11、31…給湯管(11…第1給湯管、31…第2給
湯管) 12、32…給水管(12…第1給水管、32…第2給
水管) 40…鏡 50…手摺

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】混合水栓その他の温度差が生じる部位に発
    電用ペルチェ素子が設けられ、該発電用ペルチェ素子に
    よって生じる起電力に起因して電気消費器具が駆動され
    るようになっていることを特徴とする浴室。
  2. 【請求項2】発電用ペルチェ素子は、混合水栓、浴槽、
    給湯管及び給水管の少なくとも1つの近傍に設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の浴室。
  3. 【請求項3】電気消費器具は、鏡に取り付けられた防曇
    ヒータであることを特徴とする請求項1記載の浴室。
  4. 【請求項4】電気消費器具は、手摺に取り付けられた暖
    房ヒータであることを特徴とする請求項1記載の浴室。
JP2001305206A 2001-10-01 2001-10-01 浴 室 Pending JP2003102638A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102853109A (zh) * 2012-08-17 2013-01-02 苏州启智机电技术有限公司 示温水龙头
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