JP2003101550A - ネットワーク機器の監視方法および装置並びにプログラム - Google Patents

ネットワーク機器の監視方法および装置並びにプログラム

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JP2003101550A
JP2003101550A JP2001288205A JP2001288205A JP2003101550A JP 2003101550 A JP2003101550 A JP 2003101550A JP 2001288205 A JP2001288205 A JP 2001288205A JP 2001288205 A JP2001288205 A JP 2001288205A JP 2003101550 A JP2003101550 A JP 2003101550A
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signal
monitoring
network
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Masaki Inoue
政樹 井上
Hiroaki Takahashi
宏彰 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに接続され機器の情報収集を自
動化し、各種ネットワーク機器の削除、追加、移動を容
易に把握可能にすること。 【解決手段】 監視装置のアンテナから質問信号を所定
の無線周波数帯で送信し、その質問信号に対する各機器
の無線部品から機器の識別信号を応答信号として受信す
るステップと、受信した機器の識別信号と前回の監視処
理によって受信した識別番号とを照合し、追加および削
除された機器を判別するステップとを備える。また、前
記監視装置のアンテナとして無指向性のアンテナを用
い、該アンテナの各素子で受信した前記応答信号の位相
差によって機器の配置位置を特定するステップをさらに
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN等のネット
ワーク設備運用管理システムにおける各種ネットワーク
機器の追加、削除、移動等を監視するのに好適なネット
ワーク機器の監視方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、LAN等のネットワーク設備運用
管理システムでは、ネットワークに接続されている機器
の構成や配線図、障害情報を知ることが可能であるが、
ネットワーク設備の物理的な所在は手動で入力せねばな
らない。初期設置状況を入力するのはもちろんのこと、
例えば接続機器を追加・削除した場合、当該機器の識別
番号・種別を再入力せねばならず、また接続機器の設置
個所を移動させた場合は配線図にフィードバックさせる
ために移動先の位置を入力せねばならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、新規設営や機
器移動をネットワーク管理者が逐一把握する必要があ
り、的確に管理できないという問題が生じていた。ま
た、無線LANシステムなど頻繁に機器の移動が行われ
る環境などでは、設置状況の一元管理が難しいという問
題点があった。
【0004】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、その目的はネットワークに接続
され機器の情報収集を自動化し、各種ネットワーク機器
の削除、追加、移動を容易に把握することができるネッ
トワーク機器の監視方法および装置ならびに監視装置で
用いるプログラムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ネットワークに接続された各機器に当該
機器の識別情報を返信する無線部品を付加し、機器の追
加および削除を監視する方法であって、監視装置のアン
テナから質問信号を所定の無線周波数帯で送信し、その
質問信号に対する各機器の無線部品から機器の識別信号
を応答信号として受信するステップと、受信した機器の
識別信号と前回の監視処理によって受信した識別番号と
を照合し、追加および削除された機器を判別するステッ
プとを備えることを特徴とする。また、前記監視装置の
アンテナとして無指向性のアンテナを用い、該アンテナ
の各素子で受信した前記応答信号の位相差によって機器
の配置位置を特定するステップをさらに備えることを特
徴とする。また、前記監視装置のアンテナとして有指向
性のアンテナを用い、該アンテナの向きを監視対象範囲
内で順次に変化させながら前記質問信号を送信し、その
質問信号に対する応答信号によって機器の配置位置を特
定するステップをさらに備えることを特徴とする。
【0006】本発明に係るネットワーク機器の監視装置
は、機器識別情報を返信する無線部品を付加したネット
ワーク機器の追加および削除を監視する装置であって、
アンテナから質問信号を所定の無線周波数帯で送信し、
その質問信号に対する各ネットワーク機器の無線部品か
ら機器識別信号を応答信号として受信する手段と、受信
した機器識別信号と前回の監視処理によって受信した機
器識別番号とを照合し、追加および削除されたネットワ
ーク機器を判別する手段とを備えることを特徴とする。
また、前記アンテナとして無指向性のアンテナを用い、
該アンテナの各素子で受信した前記応答信号の位相差に
よって機器の配置位置を特定する手段をさらに備えるこ
とを特徴とする。また、前記監視装置のアンテナとして
有指向性のアンテナを用い、該アンテナの向きを監視対
象範囲内で順次に変化させながら前記質問信号を送信
し、その質問信号に対する応答信号によって機器の配置
位置を特定する手段をさらに備えることを特徴とする。
【0007】本発明に係るネットワーク機器監視用のプ
ログラムは、ネットワークに接続された各機器に当該機
器の識別情報を返信する無線部品を付加し、機器の追加
および削除を監視するために監視装置内で稼動するプロ
グラムであって、アンテナから質問信号を所定の無線周
波数帯で送信し、その質問信号に対する各機器の無線部
品から機器の識別信号を応答信号として受信する処理
と、受信した機器の識別信号と前回の監視処理によって
受信した識別番号とを照合し、追加および削除された機
器を判別する処理とを含むことを特徴とする。また、無
指向性のアンテナの各素子で受信した前記応答信号の位
相差によって機器の配置位置を特定する処理をさらに含
むことを特徴とする。また、有指向性のアンテナの向き
を監視対象範囲内で順次に変化させながら前記質問信号
を送信し、その質問信号に対する応答信号によって機器
の配置位置を特定する処理をさらに含むことを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の一
形態を図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発
明を適用したネットワーク機器監視装置の実施の形態を
示す全体構成図である。本実施形態のネットワーク機器
監視装置は、演算を行なう中央処理装置10と、電波の
送受信が可能なアンテナ装置11と、中央処理装置10
を操作した結果を表示させるための端末装置12と、L
AN等のネットワークに接続されている機器の情報が格
納されている機器情報データファイル13と、各機器の
位置が格納されている機器配置データファイル14とか
ら成り、プリンタや無線LAN端末などの各種のネット
ワーク機器19,20の追加、削除、配置位置を各機器
に付加した無線タグ(無線部品)191、201によっ
て監視するように構成されている。
【0009】ネットワーク機器監視装置内の中央処理装
置10には、アンテナ11を制御して各機器に付加され
た無線タグの情報を取得するタグ情報読取プログラム1
5と、無線タグからの応答によって各機器の配置を追跡
する機器配置追跡プログラム16と、機器情報データフ
ァイル13に格納された機器情報を参照する機器情報参
照プログラム17と、機器配置データファイル14に格
納された機器情報を参照する機器配置参照プログラム1
8とが格納されている。監視対象のネットワーク機器1
9,20には、それぞれ無線タグ191、201が内蔵
もしくは外付けされている。各無線タグ191,201
は、無指向性のアンテナおよび電池並びにLSIを内蔵
した無線部品であり、外部からの電源供給を必要とせ
ず、LSIメモリには予めタグIDが記録されている。
タグIDはそれぞれユニークな識別情報であり、変更で
きないよう構成されている。
【0010】次に各データファイル13,14について
説明する。図2は、機器情報データファイル13に格納
されるデータの内容の一例を示した図である。機器1台
分のレコードは無線タグに記憶されているタグID13
1と、機器ごとに振り分けられた機器識別番号132
と、機器種別133から構成される。以上のデータが機
器の台数分だけ格納されている。本実施形態では、無線
タグ191,201にはタグID131のみが保持さ
れ、このタグIDを読み取った後に、ユーザによって当
該タグIDに対応する機器識別番号132および機器種
別133が入力される。本実施形態では、読取段階で
は、タグID131を機器識別番号として扱い、読取後
に、そのタグID131に対応する機器識別番号132
および機器種別133を入力して格納する。
【0011】図3は、機器配置データファイル14に格
納されるデータの内容の一例を示した図である。このデ
ータファイル14は2つに分かれており、アンテナ11
から読み取った直後のデータを格納するデータファイル
(新)141と機器の追加・削除・移動の情報を得るた
めに読み取り以前の情報(前回の監視処理時に取得した
情報)を格納するためのデータファイル(旧)142で
構成される。それぞれのデータファイルにおいて、機器
1台分のレコードはタグIDと位置情報(アンテナから
の角度と距離)で構成される。そして、各機器情報のレ
コードはアンテナ11が設置されているフロアごとにま
とめられ、各フロアにどの機器があるか参照できるよう
になっている。
【0012】次に、監視処理の概要について図4を用い
て説明する。まず、機器情報データファイル13、機器
配置データファイル14をオープンし、データの読み込
みを行い(ステップ401)、記録されている機器情報
及び配置を現在のフロア内の機器情報として端末装置1
2の画面に表示する(ステップ402)。次に利用者の
入力を判別し(ステップ403、406)、処理修了要
求であれば前記各データファイル13,14をクローズ
して終了する。利用者による機器情報修正要求であれ
ば、機器情報参照プログラム17を実行し、機器情報の
修正を行なう(ステップ405)。また、利用者による
位置修正要求であれば、機器配置参照プログラム18を
実行し、配置情報の修正を行なう(ステップ407)。
無線タグ191,201の情報読取要求であれば、タグ
情報読取プログラム15を実行し、各機器19,20に
取り付けられた無線タグ191,201からの情報を読
み取る(ステップ408)。
【0013】次に、読み取った情報と前回読取を行なっ
た情報とを比較し、追加、削除、移動された機器をリス
トアップする。追加された機器においてはその情報を機
器情報データファイル13に追加する(ステップ40
9)。また、リストアップされた機器を画面に表示し
(ステップ410)、読取誤差等でデータを修正せねば
ならない場合に備え、利用者の入力を待つ(ステップ4
11)。処理終了要求であれば、ステップ403へ戻
る。位置修正要求であれば、機器配置参照プログラム1
8を実行し、配置情報の修正を行なう(ステップ41
2)。機器情報修正要求であれば、機器情報参照プログ
ラム17を実行し、機器情報の修正を行なう(ステップ
413)。
【0014】次に無線タグ191,201の動作につい
て説明する。図5に無線タグ191,201の動作をフ
ローチャートで示す。無線タグ191,201には無指
向性のアンテナが内蔵されており、アンテナ11からの
質問信号を受信する。受信されるまで判定をループし
(ステップ501)、受信した場合はタグ自体に記録さ
れているタグIDを応答信号として送信する(ステップ
502)。
【0015】次に、タグ情報読取プログラム15につい
て説明する。タグ情報読取プログラム15はアンテナ1
1にアダプティブアレイアンテナを用いる場合とホーン
アンテナを用いる場合とで処理が異なる。まず、図6に
アダプティブアレイアンテナを用いたタグ情報読取プロ
グラム15の概要をフローチャートで示す。まず、利用
者はタグ読取を行なうフロアの番号と、フロアの縦横の
寸法を入力し(ステップ601)。フロアのある位置に
向けてアンテナ指向性を定める(ステップ602)。ア
ダプティブアレイアンテナは、アンテナの各素子で受信
した電波の位相差に重み関数を付加することにより、あ
る方向から来た電波のみを取り出すことが出来る。これ
により、無線タグ191,201の位置を識別すること
が可能になる。次に、受信時間計測用のタイマをリセッ
ト後、計測をスタートさせ(ステップ603)、無線タ
グ191、201へ向けた質問信号を送信する(ステッ
プ604)。そして、設定した指向性の方向から無線タ
グ191,201の応答信号が受信したかどうかを判定
し(ステップ605)、受信した場合はタグIDと指向
性方向のフロア位置を機器配置データファイル(新)1
81に格納する(ステップ606)。
【0016】次に、受信に十分な時間が経過したかどう
かをタイマから判定し(ステップ607)、経過してい
なければステップ604へ戻り、経過していれば次の処
理に移る。次に、フロア内を全方向スキャンしたかどう
かを判定し(ステップ608)、NOであればステップ6
02に戻り、指向性を変える。全方向スキャンし終えた
のなら終了する。
【0017】次に、図7にホーンアンテナを用いたタグ
情報読取プログラム15の概要をフローチャートで示
す。図8にスキャンの方法を示す。アンテナ11にホー
ンアンテナを用いた場合、指向性は固定されているた
め、アンテナ本体を動かしてフロア内をスキャンする。
そこで、タグ読取を行なうフロアの番号と、フロアの縦
横の寸法を入力後(ステップ701)、ホーンアンテナ
の指向性が図8(a),(b)の点線部分801のよう
に変化するようにアンテナの向きを順次に変化させる。
なお、図8における符号802は監視対象となるネット
ワーク機器である。
【0018】アンテナ11の向きを変える場合、まずX
座標が「0」の状態から、X軸方向に徐々にアンテナ本
体を動かし、無線タグ191,201からの応答信号を
受信し、受信した時点のX座標をその無線タグ191,
201が位置するX座標とみなす。ステップ702でX
座標を更新し、ステップ703〜707で図6のステッ
プ603〜607と同様の信号送受信処理を行なう。
【0019】その後、X座標でのスキャンが終了したか
判定し(ステップ708)、終了したならばY方向のス
キャンに移る。まず、アンテナ11のスキャン方向を9
0度変え、Y座標が「0」の状態から、Y軸方向に徐々
にアンテナ本体を動かし、無線タグ191,201から
の応答信号を受信する(ステップ709)。続いて、ス
テップ710〜714で前記のステップ703〜707
と同様の信号送受信処理を行なう。そして、Y座標での
スキャンが終了したか判定し(ステップ715)、終了
したならばプログラムを終了する。
【0020】次に、機器配置追跡プログラム16につい
て説明する図9に機器配置追跡プログラム16の概要を
フローチャートに示す。まず、ループ用変数iをリセッ
ト(i=0)し(ステップ901)、インクリメント
(i=i+1)する(ステップ902)。次に、機器配
置データファイル(新)141からi番目の機器のタグ
IDとフロア位置のデータを読み出す(ステップ90
3)。そして、読み出したデータが機器配置データファ
イル(旧)142に存在するかを判定し(ステップ90
4)、存在しない場合は追加機器リストにデータを追加
する(ステップ905)。追加機器リストには該当する
機器のタグIDが格納されている。次に機器情報データ
ファイル14内に追加されていた機器が存在するかどう
かタグIDを比較することで判定する(ステップ90
6)。機器情報データファイル13に存在しない場合
は、利用者に機器情報(機器識別番号132、機器種別
133)の入力を促し、機器情報データファイル13を
更新する(ステップ907)。
【0021】ステップ904にて機器配置データファイ
ル(旧)142内に機器が存在すると判定された場合、
フロア位置を比較し、機器が移動しているかどうか判定
する(ステップ908)。移動したと判定された場合、
移動機器リストにデータを追加する(ステップ90
9)。移動機器リストには該当する機器のタグIDが格
納されている。以上の処理の後、機器配置データファイ
ル(新)141から全てのデータを読み出したかどうか
判定し(ステップ910)、まだデータが残っている場
合はステップ902へ戻る。全てのデータを読み出した
と判定された場合、ループを終了する。
【0022】次に、再びループ用変数iをリセットし
(ステップ911)、インクリメントする(ステップ9
12)。次に、機器配置データファイル(旧)142か
らi番目の機器のタグIDとフロア位置を読み出す(ス
テップ913)。読み出したデータが機器配置データフ
ァイル(新)141に存在するかを判定し(ステップ9
14)、存在しない場合は削除機器リストにデータを追
加する(ステップ915)。移動機器リストには該当す
る機器のタグIDが格納されている。次に、機器配置デ
ータファイル(旧)142から全てのデータを読み出し
たかどうか判定し(ステップ916)、まだデータが残
っている場合はステップ912へ戻る。全てのデータを
読み出したと判定された場合、ループを終了し、機器配
置データファイル(新)141を機器配置データファイ
ル(旧)142に上書きし(ステップ917)、機器配
置データファイル(新)141をクリアする(ステップ
918)。
【0023】次に機器情報参照プログラム17について
説明する。図10に機器情報参照プログラム17の概要
をフローチャートで示す。まず機器情報データファイル
13から全てのデータを読み出す(ステップ101)。
そして、読み込んだデータをタグID、機器識別番号、
機器種別を一覧にし、端末装置12の画面に表示する
(ステップ102)。次に利用者の入力を判別し(ステ
ップ103)、処理終了要求であれば、処理を終了す
る。機器情報を修正したい場合は、一覧から修正したい
機器を選択する。選択後、修正個所を入力し(ステップ
104)、入力後に入力内容の確認を促す(ステップ1
05)。再入力要求であればステップ103に戻り、O
Kであれば機器情報データファイル13を修正内容にし
たがって修正する(ステップ106)。次に利用者の入
力を判別し(ステップ107)、参照要求であればステ
ップ101に戻り、処理終了要求であればプログラムを
終了する。
【0024】次に機器配置参照プログラム18について
説明する。図11に機器配置参照プログラム18の概要
をフローチャートで示す。まず機器配置データファイル
(旧)142から全てのデータを読み出し(ステップ1
11)、また機器情報データファイル13から全てのデ
ータを読み出す(ステップ112)。次に、読み込んだ
データからフロア、タグID、機器識別番号、機器種
別、位置の情報を一覧にし、端末装置12の画面に表示
する(ステップ113)。
【0025】次に利用者の入力を判別し(ステップ11
4)、処理終了要求であれば処理を終了する。機器配置
を修正したい場合は、一覧から修正したい機器を選択す
る。選択後、修正個所を入力し(ステップ115)、入
力後に入力内容の確認を促す(ステップ116)。再入
力要求であればステップ114に戻り、OKであれば機
器配置データファイル(旧)142を修正内容にしたが
って修正する(ステップ117)。次に利用者の入力を
判別し(ステップ118)、参照要求であればステップ
111に戻り、処理終了要求であればプログラムを終了
する。
【0026】以上の処理によって、ネットワークに接続
された各種の機器の削除、追加および移動を自動的に把
握することが可能になる。また、無線タグは外部の電力
を供給する必要がなく、ネットワーク機器に特別な処置
を施さずに、外部に貼り付けるだけで容易に実現でき
る。また、現在配置されている機器と、機器に関する情
報を独立して管理しているため、一度設置したことのあ
る機器を削除した後に再び追加する際、データを再度入
力せずに済むと言う効果がある。
【0027】なお、本発明では、無線タグが付加されて
いれば、実際にはネットワークに接続されていない機器
であっても、監視対象範囲内に存在した場合には検出す
ることができる。実際にネットワークに接続されている
かどうかは、ルータ等の中継機器内の管理情報ベース
(MIB)に保持されている経路情報を参照することに
より、判定することができる。従って、ルータ等の中継
機器内の管理情報ベース(MIB)の情報をさらに参照
することにより、(1)フロア内に存在するが、ネット
ワークには接続されていない機器、(2)ネットワーク
に接続されているが、現在は稼動していない機器を区別
して判定することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明によれ
ば、ネットワーク機器に設置した無線タグからの情報を
収集することにより、ネットワーク機器の追加、削除、
移動を管理者が意識することなく自動的に把握すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワーク機器監視装置の実施の形
態を示す全体構成図である。
【図2】機器情報データファイルの内容例を示す図であ
る。
【図3】機器配置データファイルの内容例を示す図であ
る。
【図4】ネットワーク機器の監視処理の概要を示すフロ
ーチャートである。
【図5】無線タグの動作の概要を示すフローチャートで
ある。
【図6】アダプティブアレイアンテナによる無線タグ情
報読取の手順の概要を示すフローチャートである。
【図7】ホーンアンテナによる無線タグ情報読取の手順
の概要を示すフローチャートである。
【図8】ホーンアンテナによる無線タグ情報読取のスキ
ャン手順を示す説明図である。
【図9】機器情報の追加・削除・移動判定の手順の概要
を示すフローチャートである。
【図10】機器情報の参照・修正の手順の概要を示すフ
ローチャートである。
【図11】機器配置の参照・修正の手順の概要を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10…中央処理装置、11…アンテナ、12…端末装
置、13…機器情報データファイル、14…機器配置デ
ータファイル、15…機器情報読取プログラム、16…
機器配置追跡プログラム、17…機器情報参照プログラ
ム、18…機器配置参照プログラム、19,20…ネッ
トワーク機器、191,201…無線タグ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 宏彰 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会 社内 Fターム(参考) 5B089 GA21 GB02 HA11 JA35 JB16 KB03 KB06 KC47 5K030 GA14 HC09 JA10 JL01 JT09 MA06 MD07 5K033 BA08 DA01 DA19 DB20 EA03 EC02 5K067 AA21 BB21 DD17 DD24 JJ53 KK01 KK02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された各機器に当該
    機器の識別情報を返信する無線部品を付加し、機器の追
    加および削除を監視する方法であって、 監視装置のアンテナから質問信号を所定の無線周波数帯
    で送信し、その質問信号に対する各機器の無線部品から
    機器の識別信号を応答信号として受信するステップと、 受信した機器の識別信号と前回の監視処理によって受信
    した識別番号とを照合し、追加および削除された機器を
    判別するステップとを備えることを特徴とするネットワ
    ーク機器の監視方法。
  2. 【請求項2】 前記監視装置のアンテナとして無指向性
    のアンテナを用い、該アンテナの各素子で受信した前記
    応答信号の位相差によって機器の配置位置を特定するス
    テップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載
    のネットワーク機器の監視方法。
  3. 【請求項3】 前記監視装置のアンテナとして有指向性
    のアンテナを用い、該アンテナの向きを監視対象範囲内
    で順次に変化させながら前記質問信号を送信し、その質
    問信号に対する応答信号によって機器の配置位置を特定
    するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1
    に記載のネットワーク機器の監視方法。
  4. 【請求項4】 機器識別情報を返信する無線部品を付加
    したネットワーク機器の追加および削除を監視する装置
    であって、 アンテナから質問信号を所定の無線周波数帯で送信し、
    その質問信号に対する各ネットワーク機器の無線部品か
    ら機器識別信号を応答信号として受信する手段と、 受信した機器識別信号と前回の監視処理によって受信し
    た機器識別番号とを照合し、追加および削除されたネッ
    トワーク機器を判別する手段とを備えることを特徴とす
    るネットワーク機器の監視装置。
  5. 【請求項5】 前記アンテナとして無指向性のアンテナ
    を用い、該アンテナの各素子で受信した前記応答信号の
    位相差によって機器の配置位置を特定する手段をさらに
    備えることを特徴とする請求項4に記載のネットワーク
    機器の監視装置。
  6. 【請求項6】 前記監視装置のアンテナとして有指向性
    のアンテナを用い、該アンテナの向きを監視対象範囲内
    で順次に変化させながら前記質問信号を送信し、その質
    問信号に対する応答信号によって機器の配置位置を特定
    する手段をさらに備えることを特徴とする請求項4に記
    載のネットワーク機器の監視装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続された各機器に当該
    機器の識別情報を返信する無線部品を付加し、機器の追
    加および削除を監視するために監視装置内で稼動するプ
    ログラムであって、 アンテナから質問信号を所定の無線周波数帯で送信し、
    その質問信号に対する各機器の無線部品から機器の識別
    信号を応答信号として受信する処理と、 受信した機器の識別信号と前回の監視処理によって受信
    した識別番号とを照合し、追加および削除された機器を
    判別する処理とを含むことを特徴とするネットワーク機
    器監視用のプログラム。
  8. 【請求項8】 無指向性のアンテナの各素子で受信した
    前記応答信号の位相差によって機器の配置位置を特定す
    る処理をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の
    ネットワーク機器監視用のプログラム。
  9. 【請求項9】 有指向性のアンテナの向きを監視対象範
    囲内で順次に変化させながら前記質問信号を送信し、そ
    の質問信号に対する応答信号によって機器の配置位置を
    特定する処理をさらに含むことを特徴とする請求項7に
    記載のネットワーク機器監視用のプログラム。
JP2001288205A 2001-09-21 2001-09-21 ネットワーク機器の監視方法および装置並びにプログラム Pending JP2003101550A (ja)

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