JP2003092870A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2003092870A
JP2003092870A JP2001325676A JP2001325676A JP2003092870A JP 2003092870 A JP2003092870 A JP 2003092870A JP 2001325676 A JP2001325676 A JP 2001325676A JP 2001325676 A JP2001325676 A JP 2001325676A JP 2003092870 A JP2003092870 A JP 2003092870A
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stator
energy
magnet
magnetic field
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Tomishige Osako
富重 大迫
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Abstract

(57)【要約】 【目的】新発見の誘導磁界磁気現象「オオサコの原理」
によって永久磁石の磁気エネルギーによって,ロータを
継続的に回転させて,磁気エネルギーだけで回転力を取
出すモータを提供する。 【構成】円盤状のヨークにその一部が欠落したリング形
状の永久磁石でできたロータと永久磁石でできたラジア
ル方向に自由に動くスライド作動ステータやスラスト方
向に自由に動くバタフライ作動ステータを備え、これら
ステータとロータとの間で発生する磁気反応によって磁
気エネルギーから回転エネルギーを得る構造を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野 この発明は,永久磁石でできたステータと永久磁石でで
きたロータとの間に発生する新発見の磁気と磁気による
誘導磁界磁気現象「オオサコの原理」によって回転エネ
ルギーを得ることができる様に構成したモータに関する
ものである。背景技術 ステータとロータからなる電気モータは、その構造から
種々のものが多数提案され、かつ,実用化が図られてき
た。従来から知られている典型的な電気モータは所定形
状にプレス打抜きしたケイ素鋼板の積層体からなるステ
ータおよびロータに、線材を所要回数まいて電磁コイル
をそれぞれに形成させ、これらのコイルに電力を供給す
ることによってロータに磁気的な回転エネルギーを発生
させる構造になっている。近年では、磁束密度や保持力
が飛躍的に向上した磁性材料が製造される様になってき
たために、この永久磁石をステータとして使用し、ロー
タのコイルだけに電力を供給することで回転エネルギー
を取り出せるモータが広く実用化されている。(マグネ
ット界磁モータ) 電気モータは、マイケル・ファラデーにより19世紀前
半に発明されたものである。その後,多くの改良が重ね
られて,現在知られている高性能のモータが生産される
ようになった。この種のモータは、今日の文明社会にお
いて不可欠な存在になっているが、モータの動力源とし
て、当然のことながら電気エネルギーが必要である。し
かるに、現在、電気エネルギーの多くを化石燃料の燃焼
による火力発電に依存している。そのために、この石油
資源はごく近い将来、枯渇することが確実になってい
る。また、燃焼に伴う大気汚染や地球温暖化現象等の深
刻な問題が山積してきている。一方、原子力発電は、過
去において画期的なエネルギー源として注目をあびた
が、その反面、安全性確保の見地から、運転管理その他
新たな発電所の建設に多くの問題を提起している。その
ために、現在、早急に環境に対してクリーンで安全性の
高い代替エネルギー、例えば太陽発電、風力発電潮力発
電の開発がすすめられているが、いずれも効率や安定
性、その他ランニングコスト等の問題があり、実用域に
到達するには至っていないのが実情である。先に述べた
様に,電気モータを回転させるには、電力が必要である
が、この電力は、資源の枯渇や環境汚染の様に生態系に
深刻な影響を与える代償として得られるものである。そ
こで発明者は、電力その他、従来より知られている環境
破壊を伴うエネルギー源に頼らず、既に広く知られてい
る永久磁石に着眼し、これにより外部からエネルギーを
受けることなく、ローテイタを回転させるべく、長年に
渡り前人未踏の分野の研究開発に鋭意努力を重ねて来
た。その結果、未知の磁気&磁気現象を発見し、その
後、さらに長年にわたり研究開発を地道に続け、ついに
磁気エネルギーを回転エネルギーに変換することに成功
したものである。現代物理では、磁気は重力と同じで、
エネルギーではないと言う事を「真理」としている。そ
のために、現在、この地球上でほとんどの人々が、それ
を常識として、磁気は我々が利用できるエネルギーに変
換できないと信じている。しかしながら、1932年に
ノーベル物理学賞を受賞した、当時、最も素粒子物理学
の分野で権威であった、ドイツのウェルナー・ハイゼン
ベルグ(マックス・プランク研究所所長)Werner
K.Heisenberg(1901〜1976)の
談話として、Hilscherが1981年に発行した
彼の著書 ”Energy in Uberflas
s”(満ちあふれるエネルギー)の中で、次の様なメッ
セージを紹介している。「人類は、いつの日か磁力をエ
ネルギー源として利用できると思う。しかしながら、我
々、専門おんちの科学者たちにそれを成し遂げること
は、無理であり、これはきっと専門外の人によって実現
されるにちがいない。」 本特許出願人の発明者の信じる真理は、「磁気は、私達
を取巻く世界を構成している微小物質の原子の世界から
沸き出してくる無限のエネルギー、もっと詳しく言え
ば、原子核の回りを公転する電子の永久スピン(自転)
運動によって、ミクロの世界から、私達のマクロの世界
に無限に沸き出しているものであり、これは、人間の英
知と努力によって必ずその利用が可能な無限エネルギー
である。その上、環境破壊を伴わずに、クリーンで枯渇
することなく「未来永劫に人類を救う」救世主となり得
るものである。この人類未知の誘導磁界磁気現象を発見
し、磁気エネルギーの有効利用を図って実現されたのが
本発明に係る構成のモータである。なお、「永久磁石を
使用することにより、外部からエネルギー供給を受ける
ことなくローテイタを継続的に回転させる」という点に
関し、特許取得の面で常に問題となるのは、それが所
詮、実現不可能な「永久機関」なのではないか、という
点である。すなわち外部からエネルギーを供給するこ
となく無限に他へエネルギーを与え、或いは供給され
るエネルギーよりも多くのエネルギーを無限に出し得る
「第一種永久機関」は、現在確立されている一般的エネ
ルギー保存の法則に反するもので、発明としての成立性
がないという点は、発明者のよく理解しているところで
ある。また、大気や海洋の熱を利用してエネルギーを取
り出す「第二種永久機関」もまた、熱力学第二法則に反
するために実現不可能であり、発明としての成立性がな
いという点は、発明者の充分理解しているところであ
る。それは、自然界に存在する高い熱源と低い熱源を使
う第二種永久機関は、いずれ、その熱源が平衡状態にな
るからである。エネルギー保存の法則によれば、「閉じ
た系の中で、エネルギーは、無から生じる事も無く、消
滅することもない。」とされている。そのために、永久
機関は絶対に不可能だとされ、世界中で特許審査の段階
でエネルギーのインプットがないと言う理由で拒絶され
ている。本特許申請人である発明者は、磁気エネルギー
は宇宙空間から無限に沸き出して来ているものであり、
磁気現象をもエネルギー保存の法則で対処する現代科学
はまさに「ものさしで重さを測ろう」とするものに等し
いと考える。本発明は,後述することからも明らかな如
く、永久磁石が生起している強力な磁気エネルギーをエ
ネルギー源としているものである。私達の生存している
銀河宇宙を取巻く宇宙空間は、無限にエネルギーが発生
しており、永久磁石はそのエネルギーの伝達経路を形成
する働きをしているものである。しかしながら、現在の
我々の永久磁石は、その磁力線が経年的に減衰する性格
を有しており、当然のことながら永久磁石を利用したロ
ータの回転力は弱くなり、やがてはロータの回転は、停
止するに至るものであり、いわゆる、実現不可能な「永
久機関」とは明確に一線を画するものである。発明の開示 この発明は、先に説明したように、永久磁石が生起する
磁気エネルギーを好適に制御して、新発見の磁気と磁気
による誘導磁界現象「オオサコの原理」によって磁気エ
ネルギーが得られる限り、継続的にロータを回転させ得
るモータを提供することを目的とする。前記課題を克服
し、所期の目的を達成するために本発明に係るモータ
は、永久磁石でできたステータと、永久磁石でできたロ
ータが近接して相対方向に移動する際に発生する新発見
の磁気と磁気による誘導磁界物理現象によって、磁気か
ら回転エネルギーを発生する様に設計された下記の要件
から構成されていることを特徴とする。
前記ローテイタは,以下の構成を有している。永久磁
石を材質としており、その形状は、円盤状あるいはリン
グ状をしておりその表面は、表がN極であれば裏がS極
に着磁されており、表がS極であれば裏がN極に着磁さ
れており、なおかつ、360度磁石が配設されず、表面
の一部が欠落した略円状磁界を形成させている。つまり
端部を有する磁石からできている。
前記ステータは,以下の構成を有している。永久磁石
を材質としており、その極性はロータの表面の磁力線と
引き合う様にロータ(14)の表面の極性と反対の極性
部分をもっている。そしてステータ(16)は、ケーシ
ング(10)に固定されたままのタイプ、あるいは、ス
テータヨーク(22)と共にロータ(14)の表面を反
復してスライド作動するタイプ、さらには、ステータヨ
ーク(18)と共にロータ(14)の表面から反復して
離れたり、近づいたりするバタフライ作動タイプがあ
る。そして、スライド作動するステータと、バタフライ
作動するステータをロッドやリンク、ボールジョイン
ト、ベルクランク、ギャー、ワイヤーなどの様な適易な
伝達機構で連結して同期運動をさせてロータを回転させ
ることもできる。。また、ディスク状のロータに対し、
円盤状、あるいは円筒状の外周面に略ラジアル磁力線を
配置したロータも可能である。当然、この際にも、一部
が欠落した構造で有端部分がある磁力線構成が必要であ
る。さらに、前記ロータの磁石の端部の片方を、相対移
動終了後ステータがロータから離れる時に磁力線によっ
て発生するブレーキ作用を軽減するため、ステータと相
互干渉する部分の面積を徐々に減らす構造に設計されて
いる。又は、別な方法として、前記ロータの磁石の端部
の片方を、相対移動終了後ステータがロータから離れる
時に磁力線によって発生するブレーキ作用を軽減するた
めソレノイドを設置し、はなれる部分を通過する時だけ
電流を流すこともできる。発明を実施するための最良の形態 次に本発明に係るモータにつき、新発見の磁気と磁気に
よる誘導磁界現象「オオサコの原理」を添付図面を参照
しながら説明し、尚且つ、好適な実施例を挙げながら以
下説明する。第1図は、板状の長い永久磁石と、短い磁
石との間に発生する磁力線を模擬的に表したものであ
る。現代の一般常識になっている磁石と磁石の間に単な
る吸引力が発生しているのみである。世の中に定着して
いる固定概念通り、この関係から我々人類が利用できる
エネルギーを得ることは不可能である。第2図は、長い
磁石(以下、ロータとする。)の端部分とそれにオフセ
ットの位置にある短い磁石(以下、ステータとする。)
との間に発生している磁力線を模擬的に表したものであ
る。磁力線はロータ(14)とステータ(16)の間で
斜めに引き合っており、この様に斜めに傾いた磁力線
は、ロータ(14)やステータ(16)を動かす、推進
力になる。この状態から第3図に示す様に、ロータ(1
4)が移動するか、ステータ(16)が移動するかし
て、相対移動が磁界慣性を伴う速度で継続されると、ロ
ータ(14)とステータ(16)の間に、傾斜した磁力
線(以下、傾斜磁界と呼ぶ)が形成された状態が続き、
推進力が維持され、第4図に示す様にステータ(16)
の最後までロータ(14)が移動する。「この現象が、
本発明の発明者が発見した磁気物理現象であり、これを
誘導磁界現象と呼ぶことにする。」これまで、表面積が
同じ磁石同志が重なる位置からずれた状態、つまりオフ
セットされた位置にあると磁力線が傾斜し、ゴムひもの
ような磁力線が引き伸ばされた様な状態になり、離れた
位置にある両方の磁石をひき寄せる作用が知られてい
る。この作用がロータを回すエネルギーになっているの
である。我々人類は、電気を利用してロータに多数の電
磁石を構成し、ステータとロータの間に常に傾斜磁力線
が形成される様にしてモータを動かしている。これまで
表面積の小さい磁石と、表面積の大きい磁石の間で吸引
力は知られていたが、お互いがスライドして、エネルギ
ーを発生させることは、前人未踏の発見であり、かつ発
明でもある。1820年から1830年代に偉大な科学
者たちによって相次いで発見された電流と磁気の現象以
来、初めての磁気と磁気による誘導磁界現象である。永
久機関をつくることは、はるか昔から人類のロマンであ
り、多数の科学者たちが何世紀にもわたってあくなき挑
戦を続けてきた記録が残っている。特に、中世のヨーロ
ッパではいろいろな挑戦が行われていた。その中には、
インドの数学者であり天文学者でもあったバースカラ
(1150頃)やレオナルド・ダ・ヴィンチ(15世紀
頃)、イギリスのウースター侯爵(17世紀)さらには
エリザベス一世の侍医であったギルバートなどが有名で
ある。ところが、19世紀の半ばになるとエネルギー保
存の法則がひろく知られる様になった。それ以降、現代
に至るまで永久機関をつくる物理学者は誰ひとりとして
いなくなった。現代では、ある程度の工学的、理学的な
常識を備えている一般の人々は、永久機関の様な発明が
絶対に不可能であり、またそれが「真理」だと信じてい
る。幸いにも、21世紀にはいり、奇跡的に貴重な物理
現象が得られた結果、この磁気現象には「エネルギー保
存の法則」は無縁のものである。この磁気現象を利用し
て磁気をエネルギーに連続して変換する手段を得るため
に、第5図の様な円盤磁石を考えて見る。しかしなが
ら、この関係からは、どんなにしてもロータ(14)と
ステータ(16)の間で推進力は発生せずに、単に双方
がスラスト方向に引き合うだけである。次に第6図の様
に、ロータ(14)の一部がなくなった、有端磁石にお
いては、その端部分とステータ(16)の間で磁力線が
傾斜し、ロータ(14)を回転させる。そしてロータ
(14)の移動が継続して続くと、第7図の様に傾斜磁
界が維持されロータ(14)をさらに回転させ第8図の
様に、ステータ(16)がロータ(14)の端部分と重
なるまで磁石と磁石による回転エネルギーが得られる。
一方、円盤状や円筒状の外周面に磁力線を配置したらど
うなるかを示したのが第9図以下の図面である。第9図
では、完全な円周上に放射線状の磁力線を備え、これに
ステータ(28)を作用させている。ここでは、ロータ
(20)とステータ(28)が単に引き合うだけで何ら
回転エネルギー発生しないことは、一般の物理常識であ
る。但し、円周の一部が欠落した不完全なラジアル磁界
においては、第10図に見る通り、そのロータ(28)
の端部分において、ステータ(20)との間に傾斜磁界
が形成され、さらにロータ(28)が回転すると第11
図、さらに第12図の様に傾斜磁界が維持されてロータ
(28)をステータ(20)が重なる位置まで回転させ
て磁石と磁石によるエネルギーが得られる。さて、デイ
スク型とラジアル型の両方の磁気反応で、大きな問題と
なって立ちはだかるのが、ステータ(16)がロータ
(14)の尾端部を離れる時、つまり、ロータ(14)
の磁界領域からいかにステータ(16)を脱出させるか
である。せっかく誘導磁界現象でロータ(14)をステ
ータ(16)で回転させても、この脱出ができなければ
継続して、ロータ(14)を回転させ、インプット無し
でエネルギーを得る事は不可能である。発明者は、第1
5図や第16図、第17図、第18図に示す様にこの問
題を脱出ゾーンの磁石の表面積をゆるやかにに減少させ
る方法で解決した。もう一つの方法は、一方のステータ
(16)をラジアル方向に動かしたり、もう一方をスラ
スト軸方向に動かしロータ(14)とステータ(16)
の距離を広げる方法である。実際のモータでは、第19
図に示す様に、磁性体でできた円盤状のロータヨーク
(12)の上に、約180度〜340度永久磁石を配置
し、その上に、第20図で示す様にラジアル方向に自由
にスィングできるスライド作動ヨーク(22)と一体に
なったステータ(16)を配置する。あるいは、第21
図や第22図の様にスラスト方向に自由にバタフライ作
動ができるステータを利用しても良い。この時点でロー
タ(14)の先端部にステータ(16)を近づけるとロ
ータ(14)は一気に尾端部まで回転移動する。ロータ
(14)とステータ(16)が重なって、いよいよ脱出
となった時、ステータ(16)をロータ(14)の外周
側に少し移動し、さらにロータ(14)の先端部が回っ
て着た時、ステータ(16)をロータ(14)の内周側
に少し移動する。これを繰り返すことによりロータ(1
4)の回転は加速され連続した回転エネルギーが得られ
る。このスタータ(16)を、ロータ(14)の磁石に
同期して動かすために、ステータ(16)の反対側の面
に、同じ様にロータ(14)を配置し、第21図や第2
2図に示す様なステータ(16)を配置する。バタフラ
イステータ(16)は、ロータ(14)の先端部で強力
に吸引され、尾部端部で反発され、押し戻される現象が
発生する。この現象をを利用して、このステータ(1
6)の動きをロッド(24)、ベルクランク、リンク、
ギャー、ワイヤーなどの適易な伝達機構を使って、もう
一方のステータ(16)を駆動する構造にしてある。第
23図と第24図は、上下方向に反復して動くバタフラ
イ作動ステータ(16)の動きを、ボールジョイントと
ロッド(24)を使った、簡単な仕組みでもう一方のス
テータ(16)に左右方向の反復運動させる様子を示し
たものである。このスラスト方向にバタフライ作動する
ステータ(16)は、これ単独でもロータ(14)を回
転させることが可能である。第25図は、本発明による
基本的なモータの簡略断面図である。第26図は、バタ
フライステータ(16)とロータの簡略図である。これ
までに説明したロータやステータの永久磁石材料として
は,極めて強力な磁力が得られる点で,超伝導磁石や,
希土類型のサマリウム・コバルト磁石やネオジウム・鉄
・ボロン磁石が好適に使用されるが,用途によっては従
来のアルニコ磁石やフェライト磁石であっても十分であ
る。産業上の利用の可能性 以上に述べた様に,本発明に係るモータは,ステータと
ロータに永久磁石を利用し、これらの両磁石との間でお
きる誘導磁界現象を利用してロータに継続的に回転エネ
ルギーを発生させることができる。すなわち、永久磁石
から得られる磁気エネルギーを好適に制御して、この磁
気エネルギーが得られる限りローテイタを継続的に回転
させてエネルギーを得るものであって、外部からは何の
エネルギーも必要としない。このために、資源の枯渇や
環境汚染のような生態系に深刻な影響を与える恐れも全
くなく、クリーンなエネルギー供給源となり得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来から知られている単なる磁石と磁石の引
き合う状態の磁力線を示した図である。第2図は、ロー
タの端部とステータの間に発生する傾斜磁界を示した図
である。第3図は、本発明の誘導磁界現象がロータの表
面とステータの表面で発生し、傾斜磁界が形成され、ス
テータとロータに相対的な移動エネルギーが発生してい
ることを示した図である。第4図は、本発明の誘導磁界
現象が継続され、ロータの尾端部までステータが進んだ
状態を示した図である。第5図は、本発明の誘導磁界現
象を利用したモータを実現するため、ディスク状のロー
タを示した図であるが、この場合は、ロータとステータ
の間に傾斜磁界が形成されないために、何ら回転エネル
ギーは発生しない。第6図は、誘導磁界現象を発生させ
るために、一部を欠落させた未完全のリング状のロータ
とステータの先端部で傾斜磁界が発生していることを示
した図である。第7図は、本発明の誘導磁界現象がロー
タの表面とステータの表面で発生し、傾斜磁界が形成さ
れ、ステータとロータに相対的な移動エネルギーが発生
していることを示した図である。第8図は、本発明の誘
導磁界現象が継続され、ロータの尾端部までステータが
進んだ状態を示した図である。第9図は、筒形の外周面
に放射線状に磁力線を配置した場合を示す図である。勿
論、この図の状態では傾斜磁界は存在せず、何ら回転エ
ネルギーは発生していない。第10図は、ディスクまた
は、円筒形の外周面に磁石が一部欠落した部分を配置し
た未完全放射線状の場合を示しており、ロータ先端部と
ステータの間に傾斜磁界が形成されロータに回転エネル
ギーが発生している。第11図は、本発明の誘導磁界現
象がロータの表面とステータの表面で発生し、傾斜磁界
が形成され、ステータとロータに相対的な移動エネルギ
ーが発生していることを示した図である。第12図は、
本発明の誘導磁界現象が継続され、ロータの尾端部まで
ステータが進んだ状態を示した図である。第13図は、
ディスク型の本発明のモータのロータの尾部端部とステ
ータがスムースに離れることができる様に、ロータの尾
部端部にソレノイド設を置した状態を示す図である。第
14図は、ラジアル型のモータのロータの尾部端部とス
テータがスムースに離れることができる様に、ロータの
尾部端部にソレノイドを設置した状態を示す図である。
第15図は、ディスク型のモータの尾部端部とステータ
がスムースに離れることができる様に、ロータの尾部端
部にスロープを設け、スタータとロータの間がゆるやか
に離れる様にした状態を示している図である。第16図
は、ディスク型のモータの尾部端部とステータがスムー
スに離れることができる様に、ロータの尾部端部が先細
りになる形状にし、スタータとロータの間がゆるやかに
離れる様にした状態を示している図である。第17図
は、ディスク型のモータの尾部端部とステータがスムー
スに離れることができる様に、ロータの尾部端部にスロ
ープを設け、ステータの形状もテーパにしてスタータと
ロータの間がゆるやかに離れる様にした事を示している
図である。第18図は、ラジアル型のモータの尾部端部
とステータがスムースに離れることができる様に、ロー
タの尾部端部にスロープを設け、さらにステータの形状
もテーパにしてスタータとロータの間がゆるやかに離れ
る様にした事を示している図である。第19図は、本発
明のモータの実際のロータを示した図である。第20図
は、本発明のモータの実際のロータにスライドス作動テ
ータを作用させた状態をを示した図である。第21図
は、本発明のモータの実際のロータにバタフライ作動ス
テータを作用させた状態をを示した図である。第22図
は、本発明のモータの実際のロータにバタフライ作動ス
テータを作用させた状態をを示た図である。第23図
は、バタフライ作動ステータの上下動作をスライド作動
ステータに伝え、左右動作に変換している状態を示した
図である。第24図は、バタフライ作動ステータの上下
動作をラジアル作動ステータに伝え、左右動作に変換し
ている状態を示した図である。第25図は、本発明のモ
ータの側断面の概略図である。第26図は、バタフライ
作動ステータとロータを示した図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】永久磁石でできたステータと、永久磁石で
    できたロータが引き合って相対方向にスライドする際に
    発生する新発見の磁気と磁気による誘導磁界現象「オオ
    サコの原理」によって、磁気によって回転エネルギーを
    継続して発生する様に設計された下記の要件から構成さ
    れていることを特徴とするモータ。 前記ロータ(14)は,以下の構成を有している。永
    久磁石を材質としており、その形状は、円盤状あるいは
    リング状をしておりその表面は、表がN極であれば裏が
    S極に着磁されており、表がS極であれば裏がN極に着
    磁されており、尚かつ、360度にわたっては磁石が配
    置されず、一部が欠落した略円状磁界を形成している。
    つまり端部を有する磁石からできている。 前記ステータ(16)は,以下の構成を有している。
    永久磁石を材質としており、その極性はロータの表面の
    磁力線と引き合う様にロータ(14)の表面の極性と反
    対の極性部分をもっている。そしてステータ(16)
    は、ケーシング(10)に固定されたままのタイプ、あ
    るいは、ステータヨーク(22)と共にロータ(14)
    の表面を反復してスライド作動するタイプ、さらには、
    ステータヨーク(18)と共にロータ(14)の表面か
    ら反復して離れたり、近づいたりするバタフライ作動タ
    イプがある。
  2. 【請求項2】前記ステータ(16)のスライド作動する
    ステータ(22)とバタフライ作動するステータ(1
    8)をロッド(24)やリンク、ボールジョイント、ベ
    ルクランク、ギャー、ワイヤー等の適易な伝達機構で連
    結して同期運動をさせてロータ(14)を回転させる様
    に設計された請求項1記載のモータ。
  3. 【請求項3】前記ロータ(14)の磁石の尾端部を、相
    対移動終了後ステータ(16)がロータ(14)から離
    れる時に磁力線によって発生するブレーキ作用を軽減す
    るためステータ(16)と相互干渉する部分の面積を徐
    々に減らす構造、あるいは磁束密度を徐々に減らす構造
    にした請求項1記載のモータ。
  4. 【請求項4】円盤状、あるいは円筒状の外周面に一部が
    欠落した略放射線状の磁力線を配置したロータ(28)
    を備えた請求項1記載のモータ。
  5. 【請求項5】前記ロータ(14)、(28)の磁石の端
    部の片方を、相対移動終了後ステータ(16)がロータ
    (14)から離れる時に磁力線によって発生するブレー
    キ作用を軽減するためソレノイド(26)を設置した請
    求項1記載のモータ。
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