JP2003092759A - 動画像符号化装置 - Google Patents
動画像符号化装置Info
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- JP2003092759A JP2003092759A JP2001282379A JP2001282379A JP2003092759A JP 2003092759 A JP2003092759 A JP 2003092759A JP 2001282379 A JP2001282379 A JP 2001282379A JP 2001282379 A JP2001282379 A JP 2001282379A JP 2003092759 A JP2003092759 A JP 2003092759A
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Abstract
に安定した動画像が再生されることが可能になる動画像
符号化装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 符号化モード設定部6が、1画像が画面
内符号化されたときの発生符号量を推定する。また、こ
の発生符号量が取り去られたときの仮想バッファのバッ
ファ占有量も推定する。符号化モード設定部6が、この
推定されたバッファ占有量をもとづいて、フレームレー
トを推定する。装置制御部7が、所望のフレームレート
を指定する。推定されたフレームレートと、前記指定さ
れているフレームレ−トとの差が所定値以上か否かが判
定される。判定されたフレームレートの差が所定値未満
の場合は画面内符号化を実行し、前記判定されたフレー
ムレートの差が所定値以上である場合は画面間符号化に
よって符号化を実行するように制御する動画像符号化装
置による。
Description
たり、圧縮された動画像を伸張するための動画像符号化
装置に関し、特に、圧縮された動画像を伸張して鮮明な
画像を出力するための動画像符号化装置に関する。
TU−T(International Telecommunication Union-Te
lecommunication sector)勧告のH.26xやISO/
IEC(International Standards Organization/Inter
national Electrotechnical Commission)標準のMPE
G(Moving Picture Experts Group)に代表される動画
像符号化方式によって、動画像を符号化するための装置
である。すなわち、動画像符号化装置は、動き補償およ
び直交変換(たとえば、離散コサイン変換)等を用いて
フレーム単位で符号化を実行する。
EC標準のMPEGに代表される動画像符号化方式は、
一般に、入力される映像信号に対して空間的および時間
的相関関係により圧縮をかける。この圧縮により得られ
るデータをもとに、所定の順序にしたがってさらに可変
長符号化を行い、符号列(ビットストリーム)を生成す
る。
ータにしたがって指定された符号量のビットストリーム
を出力しなければならない。さらにデコーダ側のバッフ
ァにおいて、オーバーフローやアンダーフローが生じな
いように、エンコーダ側でデコーダ側のバッファの占有
量を想定して発生符号量を制御しなくてはならない。こ
のバッファは、VBV(Video Buffering Verifier)バ
ッファと呼ばれる。また、単に仮想バッファと呼ぶこと
もある。VBVバッファの容量は、MPEG−4ではプ
ロファイルとレベルによって上限値が決まっている。発
生符号量は、フレームをマクロブロック(MB:MacroB
lock)ごとにDCTが実行された結果得られた離散コサ
イン変換(DCT:Discrete Cosine Transform)係数
を量子化するために使用される量子化スケールにより制
御される。一般に、発生符号量と量子化スケールとは反
比例の関係にある。この性質を利用して発生符号量を自
在に変化させることが可能である。
があるため、量子化スケールだけで発生符号量を制御す
ることは不可能である。そこで、発生符号量が目標値よ
りも多い場合は、フレームスキップ数が増やされる。フ
レームスキップ数を増やすことで、符号化すべきフレー
ムを遅らせ、VBVバッファのアンダーフローをふせぐ
ことができる。また、発生符号量が目標値よりも少ない
場合は、スタッフィングが実行される。スタッフィング
は、冗長なビットを挿入することで、VBVバッファの
オーバーフローをふせぐ。
法を示す図であって、時間に対する仮想バッファのバッ
ファ占有量を示す。フレームスキップの制御方法として
は、VBVバッファにある境界値(B(min))を設
ける。これを下回る場合(図1に示される時刻t4)は
フレームスキップ数を増やし、境界値を越すまでスキッ
プすることでバッファ量を増加させる。
法によると、発生符号量が多い状態が続く場合は、バッ
ファ占有量が少ない状態が続き、バッファ占有量が境界
値周辺を上下動する。たとえば、図1に示されている時
刻t4と時刻t5のように上下動する。ゆえに、フレー
ムスキップ数を増やしてバッファの回復を行う動作と所
定のフレームスキップの動作とが繰り返される。その結
果、フレーム間隔が不安定な状態となり見た目にも非常
に品質が悪くなる。
ムアクセス性を考慮して、ビットストリーム中にI−V
OP(I−VOP:Intra-Video Object Plane)を挿入
する場合がある。I−VOPは比較的符号量が多いた
め、頻繁にI−VOPを挿入すると、VBVバッファが
アンダーフロー傾向になる。また、前記境界値周辺でI
−VOPを挿入することにより急激にフレームスキップ
数が増えるという問題がある。
この発明の目的は、動画像の見た目の品質を向上させ、
スムーズに安定した動画像が再生されることが可能にな
る動画像符号化装置を提供することである。
側でのバッファの占有量を推測するための仮想バッファ
を参照しながら符号化を実行する動画像符号化装置にお
いて、1画像が画面内符号化されたときの発生符号量を
推定する発生符号量推定手段と、前記1画像分の推定さ
れた発生符号量が取り去られたときの前記仮想バッファ
のバッファ占有量を推定するバッファ占有量推定手段
と、前記推定されたバッファ占有量をもとづいて、フレ
ームレートを推定するフレームレート推定手段と、所望
のフレームレートを指定するフレームレート指定手段
と、前記推定されたフレームレートと、前記指定されて
いるフレームレ−トとの差が所定値以上か否かを判定す
るフレームレート判定手段と、前記判定されたフレーム
レートの差が所定値未満の場合は画面内符号化を実行
し、前記判定されたフレームレートの差が所定値以上で
ある場合は画面間符号化によって符号化を実行するよう
に制御する符号化制御手段と、を具備することを特徴と
する動画像符号化装置によって提供される。
化後の仮想バッファを予測し、その予測値から得られる
フレームレートが現在のフレームレートから大きく変動
するときは、I−VOPの符号化を行わない。
を設け、そのポイントごとに異なるフレームレートを設
定するフレームレート更新部を設ける。この複数ポイン
トごとに設定されたフレームレートをビデオの符号化部
に送り、符号化部は指定されたフレームレートにしたが
って入力される画像をスキップし、符号化を行う。
ら所定の時間内に含まれるべきI−VOPの数を制御
し、バッファアンダーフローを抑制する。
動画像符号化装置の実施形態を説明する。 (第1の実施形態)図2は、第1の実施形態における動
画像符号化装置の電気的な内部構成を示す機能ブロック
図である。この発明の動画像符号化装置は、符号化部
1、出力バッファ2、仮想バッファ3、フレームレート
更新部4、発生符号量制御部5、符号化モード設定部
6、および装置制御部7からなる。
画像入力装置から入力する。画像入力装置は、ディジタ
ルビデオカメラ、あるいは録画再生機器のような動画像
信号の信号源である。入力した画像信号が、所定の動画
像圧縮方式、すなわち、ISO/IEC標準のMPEG
−4方式やITU−T勧告のH.263方式、またはこ
れらを変更した方式にしたがって、符号化される。符号
化は、動画像圧縮方式にしたがって、入力した画像信号
に含まれるフレームそれぞれを所定のマクロブロックに
分割する。符号化モード設定部6から、各マクロブロッ
クを符号化する符号化モード(イントラ符号化またはイ
ンター符号化)が入力される。
Experts Group Phase 4)における動画像符号化方式に
ついて述べる。映像信号は、複数のビデオオブジェクト
プレーン(VOP:Video Object Plane)から構成され
る。VOPは矩形状の場合、MPEG−1、2における
フレームおよびフィールドに相当する。VOP単位で空
間的および時間的相関関係により圧縮を行う。VOP
は、輝度信号と色差信号を有して、複数のMBから構成
される。MBは、輝度信号に対して縦横16画素からな
る。空間的圧縮および時間的圧縮は、このMB単位に実
行される。空間的圧縮では、DCTと量子化によって画
像が圧縮される。時間的圧縮では、動き補償(MC:Mo
tion Compensation)によって、画像が圧縮される。
みで符号化される画面内符号化(イントラ符号化)と、
空間的圧縮と時間的圧縮によって符号化される画面間符
号化(インター符合化)がある。画面内符号化されたV
OPは、I−VOP(Intra-VOP)と呼ばれる。画面間
符号化されたVOPは、P−VOP(Predictive-VOP)
とB−VOP(Bi-directionally predictive-VOP)と
の2種類がある。P−VOPは、参照VOPとして時間
的に前に符号化されたVOPのみが参照されたVOPで
あって、片方向のMCが実行されて、符号化されたVO
Pである。また、B−VOPは、参照VOPとして時間
的に前後に符号化されたVOPが参照されたVOPであ
って、双方向のMCが実行されて、符号化されたVOP
である。ここで参照VOPとは、過去にI−VOPまた
はP−VOPとして符号化され画面間符号化で用いるた
めに復号されたVOPの中で、現在符号化すべきVOP
に対して時間的に隣接するVOPである。1度の画面間
符号化では、高々2つのVOPが参照される。また、I
−VOPに含まれるMBは、すべてイントラで符号化さ
れなければならない。一方、PおよびB−VOPに含ま
れる各MBは、イントラ、インターのどちらを用いて符
号化されても良い。ここで、「VOPを画面内符号化す
る」、「VOPをイントラ符号化する」、および「I−
VOPで符号化する」は、すべて同様の内容を示す。し
たがって、このいずれの表現も内容的な違いはなく、同
様の内容を意味する。
る。符号化すべきMBを含むVOPがI−VOPの場合
は符号化部1が、輝度信号と色差信号について、量子化
されたDCT係数を可変長符号化により圧縮する。量子
化されたDCT係数は、輝度信号と色差信号とについ
て、DCTと量子化とが実行されて算出される。そし
て、ヘッダ情報とともに所定の順序にしたがってビット
ストリームを作成する。
−VOP以外の場合は符号化部1が、符号化すべきMB
との輝度信号における差分値(MC誤差)が最も小さく
なる参照VOP上のMBが探し出される。参照VOP
は、符号化すべきMBを含むVOPに対して、時間的に
隣接している符号化されたVOPである。参照VOP上
のMBで、符号化すべきMBとの輝度信号における差分
値(MC誤差)が最も小さくなるような、MBが探し出
される。このMBを探し出すために、ブロックマッチン
グに代表される動き検出法が使用される。符号化すべき
MBからMC誤差が最も小さくなるMBまでの動きを示
すベクトルが生成される。このベクトルは、動きベクト
ルと呼ばれる。MC誤差に対して、DCTと量子化とが
実行される。得られた動きベクトルと、輝度信号および
色差信号のMC誤差について量子化されたDCT係数と
を可変長符号化により圧縮する。これら圧縮された動き
ベクトルと量子化されたDCT係数とが、ヘッダ情報と
ともに所定の順序にしたがってビットストリームとして
生成される。
される動画像のフレームレートを指定する制御信号が符
号化部1に出力される。さらに、発生符号量制御部5か
ら、符号化によって発生する符号量の目標値を指定する
制御信号が符号化部1に出力される。これら、フレーム
レートと発生符号量の目標値とが指定されて、符号化部
1はフレームスキップまたはスタッフィングを実行す
る。そして、可変長符号化された符号列は、出力バッフ
ァ2に出力される。
れた符号化列を、目標のビットレートで出力する。この
ビットレートは、装置制御部7で設定される。また、V
OPの発生符号量を算出し、算出された発生符号量を仮
想バッファ3と発生符号量制御部5に出力する。
れたバッファ占有量の初期値(図1のB0)がバッファ
占有量に設定される。最初のフレームの符号化後、出力
バッファ2から得られる最初のフレームの発生符号量
(図1のd0)を、バッファ占有量から減少させる(図
1のB’0)。その後、つぎに符号化するフレームまで
の時間(図1のT:フレーム間隔)にビットレートを乗
じた値を、バッファ占有量に増加させる(図1の
B1)。これ以降、出力バッファ2から得られる発生符
号量を、バッファ占有量から減少させ、つぎのフレーム
間隔にビットレートを乗じた値を、バッファ占有量に増
加させる、ということをフレームごとに実行する。ま
た、仮想バッファ3は、時刻ごとのバッファ占有量を、
フレームレート更新部4、発生符号量制御部5、および
符号化モード設定部6へ与える。
量が取り去られた後のバッファ占有量を検査し、あらか
じめ設定されたフレームスキップを実行するバッファ占
有量に対応するしきい値(制御ポイント)に応じたフレ
ームレートを符号化モード設定部6および符号化部1に
出力する。複数の制御ポイントに応じたフレームレート
を符号化モード設定部6および符号化部1に出力する。
ら得られる符号化したVOPの発生符号量と、符号化し
たVOPの量子化スケールの平均値とを、符号化モード
別に記憶し、これを符号化モード設定部6へと与える。
また、つぎに符号化すべきVOP符号化モードを、所定
の規則(たとえば、MPEG−2のGOP構造)や後述
する動画像の変化を考慮して決定し、これを符号化モー
ド設定部6へと与える。また、仮想バッファ3のバッフ
ァ占有量から、つぎに符号化すべきVOPの量子化スケ
ールやスタッフィングビット数などを、符号化部1へと
与える。
部5で決定された符号化モードで符号化された場合の発
生符号量を推定する。この符号量と、仮想バッファ3か
ら得られるバッファ占有量とから符号化後の仮想バッフ
ァ3のバッファ占有量を推定する。そして、推定された
バッファ占有量に対応するフレームレートに適する符号
化モードを指定する制御信号を符号化部1に出力する。
ァ2、仮想バッファ3、フレームレート更新部4、およ
び発生符号量制御部5を制御する。たとえば、装置が出
力すべきビットストリームの制御をする。具体的には、
目標となる発生符号量(目標ビットレート)を発生符号
量制御部5に指示する。発生符号量制御部5は、この目
標ビットレートに合うように、符号化部1に様々な符号
化パラメタ(量子化スケール、スタッフィングビット
数、符号化モード、およびフレームスキップ数)を与
え、発生符号量を制御している。また、目標となる、単
位時間当りのフレーム数(目標フレームレート)をフレ
ームレート更新部4に指示する。さらに、仮想バッファ
3に初期遅延量の値を指示する。また、誤り耐性などの
符号化モードの設定条件を発生符号量制御部5に設定す
る。さらに、制御ポイントを設定してもよい。また、装
置制御部7は、装置に入力される画像信号の制御も実行
する。
することによって、符号化する方式を設定するフロー図
である。
ス性を考慮して、ビットストリーム中にI−VOPで符
号化されることがある。一般的に、P−VOPやB−V
OPで符号化を行うよりも、I−VOPで符号化を行う
方が発生する符号量は多くなることが知られている。
と、仮想バッファ3がアンダーフロー傾向になる。特
に、バッファ占有量が低い場合(たとえば、図1、図4
または図5のB(min)の場合)で比較的発生符号量
の多いI−VOPで符号化を行うと、B(min)を下
回り、フレームスキップ数が急激に増加し、目標フレー
ムレートが急激に小さくなる場合が起こりうる。このよ
うに目標フレームレートが急激に変動している符号化さ
れた動画像を、ユーザが見た場合、見栄えが悪いと感じ
ることが多い。そこで、I−VOPの挿入により目標フ
レームレートが急激に変動してしまう場合には、I−V
OPで符号化をしないように制御する。
ST−A1でVOPをイントラ符号化するか否かが判定
される。この判定は、発生符号量制御部5が実行する。
たとえば、動画像が劇的に変化する(シーンチェンジ)
場合は、VOPをイントラ符号化する等の制御をする。
発生符号量制御部5がVOPをイントラ符号化すると判
定した場合は、ステップST−A3に進む。一方、発生
符号量制御部5がVOPをイントラ符号化しないと判定
した場合は、ステップST−A2に進む。
ー符号化する。ここでは、P−VOPに符号化する。ま
た、P−VOPだけでなく、B−VOPに符号化するよ
うに設定されてもよい。また、発生符号量制御部5が判
断して、P−VOPまたはB−VOPのいずれかに符号
化するように設定してもよい。さらに、後述するように
ステップST−A3、およびST−A4においてI−V
OPについて実行されることをP−VOPについても実
行されてもよい。すなわち、P−VOPで符号化後のフ
レームレートが推定されて、このフレームレートが所定
値以上である場合は、B−VOPで符号化するように設
定されていてもよい。
号化後のフレームレートを推定する。そして、ステップ
ST−A4では、ステップST−A3で推定されたフレ
ームレートと所望のフレームレートとの差が、所定値よ
り小さいか否かが判定される。すなわち、ステップST
−A3で推定されたフレームレートがその直前のフレー
ムレートに比較して急激に変化しているか否かが判定さ
れる。この場合は、その差が所定値よりも小さい場合
は、フレームレートが急激に変化していないと判定され
ることになる。この所定値は、装置制御部7によって与
えられる。ステップST−A4で、ステップST−A3
で推定されたフレームレートと所望のフレームレートと
の差が、所定値より小さい場合は、ステップST−A5
に進む。一方、ステップST−A3で推定されたフレー
ムレートと所望のフレームレートとの差が、所定値より
小さくない場合は、ステップST−A2に進む。
Pで符号化後の仮想バッファ3のバッファ占有量を知る
必要がある。すなわち、I−VOPで符号化した場合の
符号量が必要になる。そこで、以前に符号化したI−V
OPの符号量とその量子化スケールの平均値とから、符
号化モード設定部6がI−VOPの符号量を推測する。
この推測されたI−VOPの符号量と、符号化直前の仮
想バッファ3のバッファ占有量とにより、I−VOPに
符号化した場合の仮想バッファ3のバッファ占有量を計
算して推測することが可能になる。バッファ占有量が推
測されると、フレームレートを推定することができる。
画像を符号化する。そして、つぎのVOPを符号化する
ために、ステップST−A1に戻る。そして、全ての動
画像を符号化するまで、上記ステップを繰り返す。
符号化する場合での、時間に対する仮想バッファ3のバ
ッファ占有量の一例を示す図である。図5は、図4に示
されるように符号化される動画像を、第1の実施形態に
おける動画像符号化装置を使用して符号化した場合の、
時間に対する仮想バッファ3のバッファ占有量を示す図
である。
を実行することにより、図4でVOPをイントラ符号化
している時刻tIで、VOPをイントラ符号化しないで
P−VOP符号化した場合を図5は示している。すなわ
ち、図4および図5に示されている時刻tIにおいて、
図4では、I−VOPに符号化しているが、図5では、
P−VOPに符号化している。
に符号化した後のフレームレートを推定して、そのフレ
ームレートの変化が所定値以内である場合には、I−V
OPに符号化される(図5の時刻t’I)。図4に示さ
れる時刻tIでI−VOP符号化されると、フレームス
キップが図4に示されるように、I−VOPに符号化さ
れる前後で大きく変動する。図5では、時刻tIで符号
化する時点で図3に示される方法により、時刻tIの前
後ではI−VOPに符号化されるとフレームレートが大
きく変動してしまうことを避けるために時刻tIではP
−VOPに符号化する。
の前後に見られるようなフレームスキップ数の変動はな
くなり、変動の少ないフレームスキップを得ることが可
能になる。したがって、動画像全体を通じて画質向上を
実現することが可能になる。
形態に係る動画像符号化装置の構成は、第1の実施形態
に係る動画符号化装置の構成と同様である。すなわち、
この発明の動画像符号化装置は、符号化部1、出力バッ
ファ2、仮想バッファ3、フレームレート更新部4、発
生符号量制御部5、符号化モード設定部6、および装置
制御部7からなる。ただし、フレームレート更新部4お
よび発生符号量制御部5の動作が異なる。以下、この相
違点を中心にして第2の実施形態を説明する。
る時間に対する仮想バッファ3のバッファ占有量を示す
図であって、フレームスキップを実行するバッファ占有
量に対応するしきい値(制御ポイント)を3段階設定し
た場合(図6に示されているB1、B2、およびB(m
in))の時間に対する仮想バッファ3のバッファ占有
量の履歴(破線)と、制御ポイントを1つのみ設定した
場合(図6に示されているB(min))の時間に対す
る仮想バッファ3のバッファ占有量の履歴(実線)とを
示す図である。
しきい値である制御ポイントが3段階設けられている。
一番大きな値としてB1、つぎに大きな値としてB2、
最終的な限界値としてB(min)が設定されている。
B(min)は、1画像がインター符号化された程度の
大きさであり、B1とB2との差、およびB2とB(m
in)との差も1画像がインター符号化された程度の大
きさである。しかし、これらの値は特に限定する必要は
なく、動画像符号化装置の製造者が所望の値に自在に設
定することが可能である。仮想バッファ3内のバッファ
占有量は、フレームレート更新部4に入力され、3段階
に設定された制御ポイントに応じた目標フレームレート
を符号化モード設定部6および符号化部1に出力する。
15枚とする。すなわち、通常の制御では、符号化する
フレーム間隔が2枚ごとスキップする枚数は1枚という
設定で符号化を実行する。フレームレート更新部4には
通常動作でのスキップ枚数は1、B1を下回った場合の
スキップ枚数は2、B2を下回った場合のスキップ枚数
は3、B(min)を下回った場合はバッファが回復す
るまでのスキップ枚数だけスキップするという条件が入
力されている。
からt3まで)では、バッファ占有量が十分であるため
制御ポイントを設定しない場合(実線の履歴)、および
制御ポイントを設定する場合(破線の履歴)ともに同様
なバッファ占有量の履歴を示す。t0からt3まで、一
定の時間間隔Tを保っている。この時間間隔(フレーム
スキップ)は、フレームレートに反比例している。ゆえ
に、図6のt0からt 3までフレームレートは、秒15
枚をキープし、1枚スキップしながら符号化されてい
る。時刻t3において、第1の制御ポイントB1を下回
る。したがって、フレームレート更新部4においてB1
に対応するスキップ枚数2が選択される。すると、フレ
ームスキップ数が増える。換言すれば、フレームレート
が遅くなる。図6では、つぎに符号化される時刻をt’
4とすると、t’4−t3>Tになる。その後の
t’4、t’5、t’6では、それぞれスキップ枚数が
3、2、3と続く。このように、図6に示した符号化例
では、制御ポイントを3つ設定した場合は、フレームス
キップ数は、3枚より多くなっていない。したがって、
全体を通してB(min)を下回る機会が著しく減少
し、大きなフレームスキップを必要としなくなる。
されていない場合は、時刻t3において、スキップ枚数
は1のままである。そして、この場合は、つぎに符号化
する時刻t4においてB(min)を下回る。ゆえに、
バッファアンダーフローを防ぐために、大きなフレーム
スキップが実行される。図6の場合は、スキップ枚数は
3枚より多くなってしまう。また、B(min)以上の
スキップ枚数は常に1であるので、符号量の多いフレー
ムがあると時刻t6の場合のように、バッファ占有量が
再びB(min)を下回ってしまう場合が頻発しうる。
その結果、フレームスキップ数が1と3の間をゆらぎ、
フレームスキップ数の変動が大きくなる。また、この場
合であれば、B1の制御ポイントの周辺を行ったり来た
りする場合でも、フレームスキップ数の変動は1枚です
むため、見た目には大きな変動を感じさせずにすむ。
合は、制御ポイントが1つしかない場合に比較して、フ
レームスキップ数のゆらぎの大きさが小さい。したがっ
て、見た目には大きな変動を感じさせずにすむ。バッフ
ァ占有量のフレームスキップ数が1枚ずつ段階的に変化
するように設定されているので、フレームスキップ数が
突然2枚変化する可能性は、制御ポイントが1つしかな
い場合に比較して格段に少なくなる。さらにはバッファ
占有量が全体を通して高い値で推移するため量子化スケ
ール値を粗くすることも少なくなり、全体を通した画質
向上を実現できる。
時間内のイントラ符号化されたVOPの数を確認するこ
とによって符号化する方式を設定する工程を含むフロー
図である。
ローに1つのステップが加わったものが第2の実施形態
での符号化の動作を示すフローである。すなわち図3の
ステップST−A1とステップST−A3との間に新た
なステップが付加される。新たなステップは、頻繁にI
−VOPで符号化されないようにするためのものであ
る。
−VOPで符号化を行うよりも、I−VOPで符号化を
行う方が発生する符号量は多くなる。したがって、頻繁
にI−VOPを挿入すると、仮想バッファ3がアンダー
フロー傾向になる。たとえば、動画像が劇的に変化する
シーンチェンジの場合は、VOPをイントラ符号化する
ことが多く、シーンチェンジが頻出する場合は仮想バッ
ファ3がアンダーフロー傾向になりやすい。そこで、I
−VOPを頻繁に挿入しないように制御する。その方法
として第2の実施形態では、ある一定時間内で符号化さ
れたVOPのうち、I−VOPで符号化される最大のV
OP数を制限する。
をイントラ符号化すると決定した場合に、ステップST
−B1からステップST−B3に進む。ステップST−
B3では、過去の所定時間内にI−VOPに符号化され
たVOP数をあらかじめ設定してある所定数と比較す
る。I−VOPに符号化されたVOP数が所定数以上で
ある場合には、バッファ占有量が小さくバッファアンダ
ーフローが発生しやすい状態であるとみなす。この場合
は、I−VOPに符号化せず、P−VOPで符号化する
(ST−B2)。また、設定してある所定数は、通常、
仮想バッファ3の大きさに依存して決定される。過去の
所定時間内のI−VOP数は、たとえば符号化モード設
定部6がカウントしておき、VOPが符号化されるごと
にアップデートされるように設定しておく。
I−VOPが頻繁に挿入され仮想バッファ3がバッファ
アンダーフロー傾向になることを抑制することができ
る。
で示した図3と同様である。
て、図7のフロー図に示される方法を使用して、動画像
を符号化した場合の、時間に対する仮想バッファ3のバ
ッファ占有量を示す図である。
のB1またはB2以下にある場合は、B2以上B1未
満、B(min)以上B2未満、B(min)未満にし
たがって、段階的にフレームスキップ数が多くされる。
その結果、隣同士のフレームでは、スキップする枚数に
最大1枚の差があるだけである。ところで、バッファ占
有量がB(min)未満の場合は、隣のフレームとの間
でスキップする枚数差が1枚以上である可能性はある。
しかし、B(min)以上のしきい値B1およびB2で
段階的にフレームスキップ数が増加されているので、ス
キップ枚数差が2枚以上になる場合は少ない。したがっ
て、ユーザは、見た目に画像が大きく変動することな
く、スムーズに安定した動画像を見ることが可能にな
る。また、バッファ占有量が全体を通して高い値で推移
するため量子化スケール値を粗くすることも少なくな
り、全体を通した画質向上を実現できる。
定時間内で符号化されたVOPのうち、I−VOPで符
号化される最大のVOP数を制限している。さらに、あ
るVOPを符号化する際に、フレームレートがどう変化
するかを推定して、その推定されたフレームレートにし
たがって、イントラ符号化をするかインター符号化をす
るかが決定される。したがって、フレームレートが急激
に低下することを避けることができる。ゆえに、バッフ
ァアンダーフローを防ぐことが可能になる。また、フレ
ームスキップ数が急に増えることも防ぐことができる。
その結果、ユーザは、見た目に画像が大きく変動するこ
となく、スムーズに安定した動画像を見ることが可能に
なる。また、バッファ占有量が全体を通して高い値で推
移するため量子化スケール値を粗くすることも少なくな
り、全体を通した画質向上を実現できる。
れるものではなく、その技術的範囲において種々変形し
て実施することができる。
フレームスキップ数が大きく変動することを避けること
ができるので、見た目に画像が大きく変動することな
く、スムーズに安定した動画像を見ることが可能にな
る。
値で推移させることが可能になる。したがって、量子化
スケール値を粗くすることも少なくなり、全体を通した
画質向上を実現できる。
あって、時間に対する仮想バッファのバッファ占有量を
示す図である。
の電気的な内部構成を示す機能ブロック図である。
方式を設定するための手順を示すフロー図であって、符
号化後のフレームレートを推定することによって、符号
化する方式を設定するフロー図である。
合での、時間に対する仮想バッファのバッファ占有量の
一例を示す図である。
この発明の第1の実施形態における動画像符号化装置を
使用して符号化した場合の、時間に対する仮想バッファ
のバッファ占有量を示す図である。
る仮想バッファのバッファ占有量を示す図であって、フ
レームスキップを実行するバッファ占有量に対応するし
きい値(制御ポイント)を3段階設定した場合の時間に
対する仮想バッファのバッファ占有量の履歴(破線)
と、制御ポイントを1つのみ設定した場合の時間に対す
る仮想バッファのバッファ占有量の履歴(実線)とを示
す図である。
方式を設定するための手順を示すフロー図であって、図
3の工程に加えて、過去の所定時間内のイントラ符号化
されたVOPの数を確認することによって符号化する方
式を設定する工程を含むフロー図である。
ロー図に示される方法を使用して、動画像を符号化した
場合の、時間に対する仮想バッファのバッファ占有量を
示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 復号側でのバッファの占有量を推測する
ための仮想バッファを参照しながら符号化を実行する動
画像符号化装置において、 1画像が画面内符号化されたときの発生符号量を推定す
る発生符号量推定手段と、 前記1画像分の推定された発生符号量が取り去られたと
きの前記仮想バッファのバッファ占有量を推定するバッ
ファ占有量推定手段と、 前記推定されたバッファ占有量をもとづいて、フレーム
レートを推定するフレームレート推定手段と、 所望のフレームレートを指定するフレームレート指定手
段と、 前記推定されたフレームレートと、前記指定されている
フレームレ−トとの差が所定値以上か否かを判定するフ
レームレート判定手段と、 前記判定されたフレームレートの差が所定値未満の場合
は画面内符号化を実行し、前記判定されたフレームレー
トの差が所定値以上である場合は画面間符号化によって
符号化を実行するように制御する符号化制御手段と、 を具備することを特徴とする動画像符号化装置。 - 【請求項2】 仮想バッファにしきい値を設定する設定
手段と、 当該しきい値と1画像が符号化された直後の前記仮想バ
ッファのバッファ占有量とが比較されることによって、
フレームレートを更新するフレームレート更新手段と、 をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の動画
像符号化装置。 - 【請求項3】 前記設定手段は、バッファ占有量に複数
のしきい値を設定することを特徴とする請求項2記載の
動画像符号化装置。 - 【請求項4】 前記フレームレート更新手段は、前記複
数のしきい値のうち、最も大きい値を有するしきい値か
ら最も低い値を有するしきい値によって区切られた複数
の領域で、1画像が符号化された直後の前記仮想バッフ
ァのバッファ占有量が低い領域に属するほど、フレーム
レートが順に低くなるように更新することを特徴とする
請求項3記載の動画像符号化装置。 - 【請求項5】 過去のある時間内に画面内符号化された
フレームの数を算出するフレーム数算出手段と、 前記算出されたフレーム数が所定数未満か否かを判定す
るフレーム数判定手段と、 前記フレーム数が所定数以上の場合は画面間符号化を実
行するように制御する制御手段と、 をさらに具備することを特徴とする請求項1から請求項
4のいずれかに記載の動画像符号化装置。
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- 2001-09-17 JP JP2001282379A patent/JP4718736B2/ja not_active Expired - Fee Related
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