JP2003091768A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2003091768A
JP2003091768A JP2001283548A JP2001283548A JP2003091768A JP 2003091768 A JP2003091768 A JP 2003091768A JP 2001283548 A JP2001283548 A JP 2001283548A JP 2001283548 A JP2001283548 A JP 2001283548A JP 2003091768 A JP2003091768 A JP 2003091768A
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Yoshikazu Tanaka
良和 田中
Koji Hirota
光二 広田
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 照度の高い照明や電飾が似つかわしくない場
所に設置した場合であってもその場の雰囲気を損ねるこ
となく、しかも商品の販売促進を図ること。 【解決手段】 この自動販売機は、商品の販売後に購入
者の所望とする対象を撮像して画像データを生成した
後、タッチパネル70から入力された電子メールアドレ
スを宛先として当該画像データを送信するようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動販売機は、人手を介さずに商品を販
売できるため、人件費が掛からない、販売時間に制約が
ない、等々の利点がある。しかしながら、そのほとんど
は定められた場所に継続的に固定設置されるものであ
り、自動販売機自らが積極的に商品を販売するものでは
ない。従って、こうした利用者を待つだけの受動的な存
在である自動販売機において商品の販売促進を図るに
は、当該商品を如何にアピールできるかがきわめて重要
となる。例えば、自動販売機の多くが、前面に陳列した
販売商品の見本に対して比較的照度の高い照明を当てた
り、前面に各種電飾を施すようにしているのも、販売促
進を狙った一例である。すなわち、この種の自動販売機
によれば、設置箇所が薄暗い場所、あるいは街灯の少な
い夜道であっても、見本を照らし出すことによって販売
商品を強烈にアピールできるため、さらには電飾によっ
て自らの存在をアピールできるため、利用者の購入意欲
を高め、販売促進に繋げることができるようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動販売機
の設置個所としては、上述した照度の高い照明や電飾が
似つかわしくない場所も少なくない。例えば、その場の
雰囲気を盛り上げるために敢えて照明を薄暗く設定した
飲食店等の営業店舗、あるいはスポットライトやミラー
ボール等の光の演出を施すようにした営業施設にあって
は、設置した自動販売機の照明や電飾が目立ち過ぎるこ
とになり、飲食店の雰囲気を損ねたり、光の演出効果の
妨げとなる虞れがある。
【0004】もちろん、こうした場所に設置する自動販
売機に関しては、照明の照度を下げたり、電飾を省略す
ることで上述した問題を解決することができる。しかし
ながら、照明の照度を下げたり電飾を省略した自動販売
機にあっては、当然に商品のアピール度も下がり、さら
にはその存在自体も認知され難くなるため、商品の売り
上げが著しく低下してしまうのは否めない。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みて、照度の高い
照明や電飾が似つかわしくない場所に設置した場合であ
ってもその場の雰囲気を損ねることなく、しかも商品の
販売促進を図ることのできる自動販売機を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動販売機
は、商品の販売後に購入者の所望とする対象を撮像して
画像データを生成する撮像手段と、任意の電子メールア
ドレスを入力するアドレス入力手段とを備え、前記アド
レス入力手段から入力された電子メールアドレスによっ
て特定される者に、前記撮像手段によって生成された画
像データを縦覧できるサービスを提供することを特徴と
する(請求項1)。
【0007】上記サービスについては、前記アドレス入
力手段から入力された電子メールアドレスを宛先として
前記画像データを送信するようにしてもよいし(請求項
2)、ネットワークに接続された所定のサーバに前記画
像データを転送する一方、前記アドレス入力手段から入
力された電子メールアドレスを宛先として前記サーバに
転送した画像データを縦覧するための情報を送信するよ
うにしてもよい(請求項3)。
【0008】また、上記自動販売機には、商品の販売以
前においては販売商品の画像を表示する一方、商品の販
売後においては前記撮像手段の撮像範囲を表示する表示
手段を設けることが好ましい(請求項4)。この表示手
段の表面にタッチパネルを配設して前記アドレス入力手
段を構成するとともに、このタッチパネルを通じて商品
の選択情報を取得したり(請求項5)、予め設定した時
間を越えて貨幣の投入検出信号および商品選択情報を取
得しなかった場合には、前記表示手段にコマーシャルメ
ッセージを表示することがさらに好ましい(請求項
6)。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係る自動販売機の好適な実施の形態を詳細に説明す
る。
【0010】図1は、本発明に係る自動販売機の外観を
示した正面図、図2は、自動販売機の内部概略構成を示
したブロック図である。ここで例示する自動販売機は、
雰囲気を盛り上げるために敢えて照明を薄暗く設定した
飲食店等の営業店舗、あるいはスポットライトやミラー
ボール等の光の演出を施すようにした営業施設を設置対
象としてタバコ等の商品を販売するためのものである。
【0011】図1に示すように、この自動販売機には、
前面パネル1に硬貨投入口2、紙幣投入口3、返却レバ
ー4、硬貨返却口5、商品払出口6を設けてある。硬貨
投入口2は、硬貨を受け入れてこれを硬貨処理部10に
取り込むための開口である。硬貨処理部10は、取り込
んだ硬貨の金種を識別し、この識別データをマスター制
御部20Aに与えるとともに、取り込んだ硬貨を回収す
るための部分である。紙幣投入口3は、紙幣を受け入れ
てこれを紙幣処理部30に取り込むための開口である。
紙幣処理部30は、取り込んだ紙幣の金種を識別し、こ
の識別データをマスター制御部20Aに与えるととも
に、取り込んだ紙幣を回収する部分である。返却レバー
4は、投入した貨幣を返却するための操作部分である。
返却紙幣はそのまま紙幣投入口3から利用者に返却され
る一方、返却硬貨は硬貨返却口5から利用者に返却され
ることになる。商品払出口6は、商品ストッカ部40か
ら払い出された商品を利用者が受け取るための開口であ
る。商品ストッカ部40は、販売すべき複数種類の商品
を予め各別に収納する部分であり、マスター制御部20
Aから制御信号が与えられた場合に、対応する種類の商
品を商品払出口6に払い出す機能を有している。
【0012】また、上記自動販売機には、前面パネル1
に表示部50および光学レンズ60を設けてある。
【0013】表示部50は、マスター制御部20Aおよ
び撮像配信制御部20Bから表示制御信号が与えられた
場合に、該表示制御信号に応じた画像を前面パネル1の
前方域に表示する部分であり、例えば液晶ディスプレ
イ、あるいはCRT(CathodeRay Tube)ディスプレイ
によって構成してある。この表示部50の表面は、タッ
チパネル70によって覆ってある。タッチパネル70
は、表示部50の表示画像を透過するべく透明に構成し
た入力装置であり、接触を検出した位置の座標データを
撮像配信制御部20Bに与える機能を有している。
【0014】光学レンズ60は、前面パネル1の前方域
を被写体としてこれを撮像素子であるCCD(Charge C
oupled Device)61に結像するためのものである。C
CD61は、光学レンズ60を通じて入射した光を電気
信号に変換し、これを撮像配信制御部20Bに与える部
分である。
【0015】自動販売機のマスター制御部20Aは、紙
幣処理部30、硬貨処理部10、タッチパネル70から
与えられたデータ、並びに予めメモリ80Aに格納した
プログラムやデータに基づいて上述した各部の制御を行
う部分である。一方、自動販売機の撮像配信制御部20
Bは、タッチパネル70から与えられたデータ、並びに
予めメモリ80Bに格納したプログラムやデータに基づ
いて画像処理および通信処理を行う部分である。画像処
理とは、CCD61から電気信号が与えられた場合に、
当該電気信号に適宜信号処理および画像圧縮を施すこと
によって画像データを生成し、これをメモリ80Bに格
納する処理を主機能とするものである。通信処理とは、
通信インターフェース90を通じてインターネット10
0上の任意の端末と各種データの送受信を行う処理を主
機能とするものである。
【0016】図3は、上述したマスター制御部20Aの
処理手順を示したフローチャート、図4は、上述した撮
像配信制御部20Bの処理手順を示したフローチャート
である。以下、これらの図を参照しながら、本実施の形
態の自動販売機の動作について説明する。
【0017】まず、上記自動販売機においては、図3に
示すように、電源が投入されると、マスター制御部20
Aからの表示制御信号に基づき、表示部50に販売待機
中である旨の表示が行われ(ステップS1)、その後、
利用者の購入操作待ちとなる(ステップS2)。
【0018】ステップS1の販売待機中表示では、販売
すべき商品のコマーシャルメッセージを表示することが
好ましい。コマーシャルメッセージとしては、動画情報
を繰り返し表示したり、複数の静止画像を切り換え表示
することが好ましい。こうしたコマーシャルメッセージ
の表示は、利用者に対して商品の購入意欲を高める効果
があるばかりでなく、表示部50の焼き付きを防止する
効果も期待することができる。
【0019】ステップS2の購入操作待ちにおいて、購
入操作を検出した場合、具体的には、利用者がタッチパ
ネル70に触れた場合、あるいは硬貨投入口2や紙幣投
入口3から貨幣の投入を検出した場合には、表示部50
に対してマスター制御部20Aから表示制御信号が与え
られ、販売待機中表示が成人識別画面に切り換わる(ス
テップS3)。成人識別画面とは、図には明示していな
いが、例えば「あなたは20歳以上の成人ですか?」と
いう表示を行うとともに、その可否(YESもしくはN
O)を確認する画面である。利用者が画面上の「NO」
に触れた場合には、ステップS4において手順がステッ
プS1にリターンされ、再び販売待機中表示となる。
【0020】これに対して成人識別画面において利用者
が「YES」に触れると、ステップS4において手順が
ステップS5に移行する。このステップS5では、表示
部50に対してマスター制御部20Aから表示制御信号
が与えられることになり、成人識別画面が販売商品表示
に切り換わり(ステップS5)、その後、商品の選択・
入金待ちとなる(ステップS6、ステップS7、ステッ
プS8)。
【0021】商品販売表示とは、例えば図5に示すよう
に、商品ストッカ部40に収納された販売すべき複数種
類の商品と、それぞれの購入金額とを表示するととも
に、利用者に対して貨幣の投入を促す表示である。商品
が売り切れている場合には、当該商品の下に「売り切
れ」である旨の表示を行ってもよいが、当該商品の表示
自体を取りやめるようにすることも可能である。既に貨
幣が投入されている場合には、図6に示すように、投入
金額の表示も行う。
【0022】商品の選択入力がなく、あるいは商品の選
択後にあっても投入金額が商品金額を上回ることなく所
定の時間が経過すると、手順がステップS1にリターン
され、再び販売待機中となる。但し、既に入金があった
場合には、これを利用客に返却した後に販売待機中に復
帰する(ステップS9、ステップS10)。
【0023】一方、商品が選択され、投入金額が商品金
額を上回ると、マスター制御部20Aからの制御信号に
応じて商品ストッカ部40から選択された商品の払い出
しが行われる(ステップS11)。さらに、商品金額よ
りも投入金額が大きい場合には釣り銭が返却される(ス
テップS12、ステップS13)。この結果、商品を購
入した利用者(以下単に購入者という)は、商品払出口
6から当該購入商品を受け取ることができ、さらに釣り
銭がある場合には硬貨返却口5から釣り銭を受け取るこ
とができるようになる。
【0024】商品の払出しを終了したマスター制御部2
0Aは、次いで表示部50を通じて購入者に撮影案内画
面の表示を行う(ステップS14)。撮影案内画面と
は、例えば図7に示すように、これから撮影をした場
合、その画像を任意の電子メールアドレスに送信できる
旨の説明を行うとともに、その可否を確認する画面であ
る。
【0025】購入者が撮影を希望せず、画面上の「N
O」に触れた場合、あるいはいずれも選択せずに所定の
時間が経過すると、ステップS15において手順がステ
ップS16に移行し、販売終了画面を表示した後、再び
販売待機中に復帰する。
【0026】これに対して撮影案内画面において購入者
が「YES」に触れると、撮像配信制御部20Bに対し
て撮像処理開始信号を送出し(ステップS17)、その
後、後述する撮像処理信号終了信号を受信するまでの
間、待機状態となる(ステップS18)。
【0027】マスター制御部20Aから撮像処理開始信
号を受信した撮像配信制御部20Bでは、図4に示すよ
うに、まず、後述するリトライ回数nを初期化し(ステ
ップS21)、その後、表示部50に撮像範囲の表示を
行う(ステップS22)。この撮像範囲の表示は、光学
レンズ60によってCCD61に結像された画像をリア
ルタイムで表示部50に表示した動画である。これによ
り、購入者は、表示部50を視認しながら所望のポーズ
を取ることができるようになる。
【0028】撮像範囲の表示から所定の待ち時間(例え
ば5秒)が経過すると、ステップS23において手順が
ステップS24に移行し、撮像を行うとともに、先に初
期化したリトライ回数nをインクリメントする。さら
に、撮像画像確認表示を行い(ステップS25)、購入
者からの決定待ちとなる(ステップS26)。撮像画像
確認表示とは、例えば、図8に示すように、送信対象と
なる静止画像を表示するとともに、送信の可否を確認す
る画面である。
【0029】撮像画像確認表示において購入者が「N
O」に触れると、リトライ回数nが2以下であるか否か
を確認し(ステップS27)、2以下であれば、手順が
ステップS22にリターンして再び上述した撮像操作を
繰り返し行うことができる。
【0030】一方、撮像画像確認表示において購入者が
「YES」に触れた場合、あるいは撮像画像確認表示に
おいて購入者が「NO」に触れた場合であってもリトラ
イ回数nが2を越えている場合には、ステップS25で
表示した画像を送信画像として決定し、適宜信号処理お
よび画像圧縮を行うことにより送信画像データを生成す
る(ステップS28)。
【0031】次いで、撮像配信制御部20Bは、表示部
50に表示制御信号を出力して電子メールアドレスの入
力画面表示を行う(ステップS29)。電子メールアド
レスの入力画面表示とは、例えば、図9に示すように、
画面上にキーボードと同様の入力部51を表示するとと
もに、該キーボードから入力された電子メールアドレス
を表示する表示窓52を表示するようにしたものであ
る。同図に示すように、送信画像データを同時に縮小表
示するようにしてもよい。
【0032】ステップS30において電子メールアドレ
スの入力をキャンセルすれば、後述する画像データの送
信を行うことなく販売終了画面を表示し(ステップS3
2)、さらにマスター制御部20Aに対して撮像処理終
了信号を送出して(ステップS33)、手順を終了す
る。この結果、マスター制御部20Aは、図3に示すよ
うに、ステップS18において手順をステップS1にリ
ターンし、表示部50に販売待機中である旨の表示をし
て利用者の購入操作待ちとなる。
【0033】一方、電子メールアドレスの入力が終了す
ると、ステップS30において手順がステップS31に
移行し、入力された電子メールアドレスに対して画像デ
ータが送信されることになる。この結果、入力された電
子メールアドレスを所有する者は、インターネット10
0に接続したパソコン101や携帯端末102、さらに
は携帯電話103を通じて画像データを縦覧することが
できるようになる。
【0034】ここで、購入者が送信先として入力する電
子メールアドレスは、当然に購入者の知人・友人である
場合が多い。従って、画像データを縦覧した者(以下単
に画像縦覧者という)は、購入者に対して連絡を取り、
このサービスの詳細を知ることができるようになる。つ
まり、商品を購入すれば、知人や友人に対して自分の画
像を送信することのできる自動販売機の存在を知り得る
ことになる。さらに画像縦覧者がこれに興味を持てば、
次の機会には、購入者となって他の知人や友人に対して
自己の画像データを送信するようになる。やがて、こう
した友人・知人の輪が順次広がるようになり、さらには
いわゆる口コミ情報となって、上述した自動販売機の存
在が広く一般に行き渡るようになり、商品の販売促進を
図ることができるようになる。
【0035】また、自動販売機で商品を販売する会社が
インターネット100上のサーバ104にWEB(Worl
d Wide Web)ページを有している場合には、送信した画
像データにそのURL(Uniform Resource Locator)を
付記することで、上述した効果が一層顕著となる。つま
り、画像縦覧者が直接サーバ104のWEBページにア
クセスすることによって上述したサービスの詳細を知る
ことができるようになるとともに、画像縦覧者の友人・
知人に対しても当該URLを通知することで、より正確
な情報を提供することができるようになる。さらに、商
品の販売会社にとっては、WEBページを通じて新たな
商品の宣伝やキャンペーン等の情報を提供したり、新商
品に関するアンケート調査を実施することも可能とな
り、次の商品の販売促進を図ることができるようにな
る。なお、こうした新しい商品の宣伝やキャンペーン等
の情報、あるいは新商品に関するアンケート調査は、画
像データの送信先として入力された電子メールアドレス
に送信することも可能である。但し、こうした電子メー
ルアドレスの利用に関しては、予め図10に示すよう
に、予め購入者に対して確認をとっておくことが好まし
い。
【0036】さらに、電子メールアドレスの入力終了
後、購入者が画像縦覧者に対してメッセージを追加でき
るようにすれば、購入者と画像縦覧者との通信手段とし
ての機能も果たすようになり、当該購入者に対する付加
価値が一層高まる。
【0037】上述した各種作用効果は、自動販売機に対
して照度の高い照明や電飾を施すことを要しない。従っ
て、照明を薄暗く設定した飲食店等の営業店舗、あるい
はスポットライトやミラーボール等の光の演出を施すよ
うにした営業施設等、照度の高い照明や電飾が似つかわ
しくない場所に設置した場合にも、その場の雰囲気を何
等損なうことがない。
【0038】このように、上記自動販売機によれば、照
度の高い照明や電飾を何等設けることを要さず、商品の
購入者はもちろん、画像データを実際に縦覧した者に対
しても、商品の購入によって知人や友人に自分の所望と
する画像データを送信することのできる存在を告知する
ことができるようになり、照明を薄暗く設定した飲食店
等の営業店舗、あるいはスポットライトやミラーボール
等の光の演出を施すようにした営業施設等、照度の高い
照明や電飾が似つかわしくない場所に設置した場合に
も、その場の雰囲気を何等損なうことなく、しかも商品
の販売促進を図ることができるようになる。
【0039】しかも、表示部50に販売商品の画像を表
示するようにしているため、商品見本の陳列や交換とい
った作業が不要となり、メンテナンス性が著しく向上す
る。しかも、この表示部50を撮像の際の確認表示画面
として用いるようにしているため、専用の表示手段が不
要になって自動販売機の大型化や製造コストの著しい増
大を招来する虞れがない。
【0040】さらに、表示部50の表面にタッチパネル
70を配設し、このタッチパネル70から商品の選択情
報を取得するとともに、電子メールアドレスの入力情報
を取得するようにしているため、商品販売のための入力
装置と電子メールアドレスを入力するための入力装置と
が共通となり、製造コストの著しい増大を招来する虞れ
もない。
【0041】なお、上述した実施の形態では、画像デー
タを縦覧できるサービスとして、入力された電子メール
アドレスに対して画像データを直接送信するようにして
いるが、本発明はこれに限定されない。例えば、ネット
ワークに接続された所定のサーバに画像データを転送す
る一方、入力された電子メールアドレスに対しては、こ
のサーバに転送した画像データのURLを送信するよう
にしても同様のサービスを提供することが可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る自
動販売機によれば、商品の販売後に購入者の所望とする
対象を撮像して画像データを生成する撮像手段と、任意
の電子メールアドレスを入力するアドレス入力手段とを
備え、前記アドレス入力手段から入力された電子メール
アドレスによって特定される者に、前記撮像手段によっ
て生成された画像データを縦覧できるサービスを提供す
るようにしている。具体的には、請求項2に係る発明の
ように、前記電子メールアドレスを宛先として前記画像
データを送信したり、請求項3に係る発明のように、ネ
ットワークに接続された所定のサーバに前記画像データ
を転送する一方、前記アドレス入力手段から入力された
電子メールアドレスを宛先として前記サーバに転送した
画像データを縦覧するための情報を送信するようにして
いる。従って、照度の高い照明や電飾を何等設けること
を要さず、商品の購入者はもちろん、画像データを実際
に縦覧した者に対しても、こうしたサービスを提供する
付加価値の高い自動販売機の存在を告知することができ
るようになり、さらにはこれが口コミ情報となって広く
一般に知れ渡るようになる。この結果、照明を薄暗く設
定した飲食店等の営業店舗、あるいはスポットライトや
ミラーボール等の光の演出を施すようにした営業施設
等、照度の高い照明や電飾が似つかわしくない場所に設
置した場合にも、その場の雰囲気を何等損なうことな
く、しかも商品の販売促進を図ることができるようにな
る。
【0043】また、請求項4に係る自動販売機によれ
ば、商品の販売以前においては販売商品の画像を表示す
る一方、商品の販売後においては前記撮像手段の撮像範
囲を表示する表示手段を設けるようにしているため、商
品見本の陳列や交換が不要になってメンテナンス性が向
上するとともに、撮像のための専用の表示手段が不要に
なって自動販売機の大型化や製造コストの著しい増大を
招来する虞れがない。
【0044】また、請求項5に係る自動販売機によれ
ば、表示手段の表面にタッチパネルを配設して前記アド
レス入力手段を構成するとともに、このタッチパネルを
通じて商品の選択情報を取得するようにしているため、
電子メールアドレスを入力するための入力装置と商品販
売のための入力装置とが共通となり、製造コストの著し
い増大を招来する虞れがない。
【0045】また、予め設定した時間を越えて貨幣の投
入検出信号および商品選択情報を取得しなかった場合に
は、前記表示手段にコマーシャルメッセージを表示する
ようにしているため、商品の販売促進を図ることができ
るばかりか、表示手段の焼き付きを防止することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の外観を示した正面図
である。
【図2】図1に示した自動販売機の内部概略構成を示し
たブロック図である。
【図3】図1に示したマスター制御部で実施される処理
の手順を示したフローチャートである。
【図4】図1に示した撮像配信制御部で実施される処理
の手順を示したフローチャートである。
【図5】商品販売表示の一例を示す概念図である。
【図6】商品販売表示の一例を示す概念図である。
【図7】撮影案内画面表示の一例を示す概念図である。
【図8】撮像画像確認表示の一例を示す概念図である。
【図9】入力画面表示の一例を示す概念図である。
【図10】電子メールアドレスの利用に関する確認表示
の一例を示す概念図である。
【符号の説明】
1 前面パネル 2 硬貨投入口 3 紙幣投入口 4 返却レバー 5 硬貨返却口 6 商品払出口 10 硬貨処理部 20A マスター制御部 20B 撮像配信制御部 30 紙幣処理部 40 商品ストッカ部 50 表示部 51 入力部 52 表示窓 60 光学レンズ 61 CCD 70 タッチパネル 80A メモリ 80B メモリ 90 通信インターフェース 100 インターネット 101 パソコン 102 携帯端末 103 携帯電話 104 サーバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の販売後に購入者の所望とする対象
    を撮像して画像データを生成する撮像手段と、 任意の電子メールアドレスを入力するアドレス入力手段
    と を備え、前記アドレス入力手段から入力された電子メー
    ルアドレスによって特定される者に、前記撮像手段によ
    って生成された画像データを縦覧できるサービスを提供
    することを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記アドレス入力手段から入力された電
    子メールアドレスを宛先として前記画像データを送信す
    ることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続された所定のサーバ
    に前記画像データを転送する一方、前記アドレス入力手
    段から入力された電子メールアドレスを宛先として前記
    サーバに転送した画像データを縦覧するための情報を送
    信することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 商品の販売以前においては販売商品の画
    像を表示する一方、商品の販売後においては前記撮像手
    段の撮像範囲を表示する表示手段を備えることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記表示手段の表面にタッチパネルを配
    設して前記アドレス入力手段を構成するとともに、この
    タッチパネルを通じて商品の選択情報を取得することを
    特徴とする請求項4に記載の自動販売機。
  6. 【請求項6】 予め設定した時間を越えて貨幣の投入検
    出信号および商品選択情報を取得しなかった場合には、
    前記表示手段にコマーシャルメッセージを表示すること
    を特徴とする請求項4または5に記載の自動販売機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008027294A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機及びプログラム
JP2012190271A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
JP2018500626A (ja) * 2014-10-08 2018-01-11 ザ マッキス カンパニー インコーポレイテッド ホログラム商品自動販売機
JP7509643B2 (ja) 2020-10-01 2024-07-02 グローリー株式会社 自動取引システム

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