JP2003088898A - 汚泥水の分離・脱水汚泥の自動排出装置 - Google Patents
汚泥水の分離・脱水汚泥の自動排出装置Info
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- JP2003088898A JP2003088898A JP2001283807A JP2001283807A JP2003088898A JP 2003088898 A JP2003088898 A JP 2003088898A JP 2001283807 A JP2001283807 A JP 2001283807A JP 2001283807 A JP2001283807 A JP 2001283807A JP 2003088898 A JP2003088898 A JP 2003088898A
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- Filtration Of Liquid (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、道路工事では、表面の舗装層を
剥がすときに、カッターの加熱を防ぐために大量の散水
が行われ、カッターによる削り泥と散水とか混合して汚
泥として流れ、道路面を汚損するから、これを回収して
水分を分離し、脱水汚泥を排出して、連続的に長時間作
業を行える汚泥水の分離・脱水汚泥の自動排出装置の提
供にある。 【解決手段】 底面の軸心が所要径開口する回転縦軸濾
過槽３と、その底面開口より回転縦軸濾過槽３内に汚泥
を配管導入し、配管の先端から回転縦軸濾過槽３の内壁
面に向かって汚泥水を注入する汚泥水の注入手段と、回
転縦軸濾過槽３の内壁面に積層された脱水汚泥１３を自
動的に掻落して回転縦軸濾過槽３の外に排出する脱水汚
泥掻落・排出手段１５とからなる。
剥がすときに、カッターの加熱を防ぐために大量の散水
が行われ、カッターによる削り泥と散水とか混合して汚
泥として流れ、道路面を汚損するから、これを回収して
水分を分離し、脱水汚泥を排出して、連続的に長時間作
業を行える汚泥水の分離・脱水汚泥の自動排出装置の提
供にある。 【解決手段】 底面の軸心が所要径開口する回転縦軸濾
過槽３と、その底面開口より回転縦軸濾過槽３内に汚泥
を配管導入し、配管の先端から回転縦軸濾過槽３の内壁
面に向かって汚泥水を注入する汚泥水の注入手段と、回
転縦軸濾過槽３の内壁面に積層された脱水汚泥１３を自
動的に掻落して回転縦軸濾過槽３の外に排出する脱水汚
泥掻落・排出手段１５とからなる。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】この発明は、汚泥水の分離・
脱水汚泥の自動排出装置に関するものである。
脱水汚泥の自動排出装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、道路工事では、表面の舗装層を剥
がすときに、カッターで溝を切り、その溝間をシャベル
カーなどで堀り起している。また、凍結時にスリップを
防止するために、道路面にカッターで溝切り加工を行っ
ている。そして、いずれの場合も、カッターの加熱を防
ぐために大量の散水が行われ、カッターによる削り泥と
散水とが混合して汚泥となって流れ、道路面が汚損され
る。これを清掃しないと、スリップ事故につながるもの
であり、また、乾燥すれば埃となって環境悪化を招くも
のである。そこで、発生した泥と水は回収を義務ずけら
れている。
がすときに、カッターで溝を切り、その溝間をシャベル
カーなどで堀り起している。また、凍結時にスリップを
防止するために、道路面にカッターで溝切り加工を行っ
ている。そして、いずれの場合も、カッターの加熱を防
ぐために大量の散水が行われ、カッターによる削り泥と
散水とが混合して汚泥となって流れ、道路面が汚損され
る。これを清掃しないと、スリップ事故につながるもの
であり、また、乾燥すれば埃となって環境悪化を招くも
のである。そこで、発生した泥と水は回収を義務ずけら
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記道路工事の溝切り
作業を能率よく行うためには、途中で工事を中断する事
なく、長時間連続して行う必要があるから、散水を回収
して循環して使用することが要請されるものである。し
かし、汚泥水を再使用するには、汚泥と水分とに完全に
分離する必要があり、本発明者も、従来、沈殿槽式、凝
固剤による急速沈殿槽式、フィルター式などに、性能を
求めて挑戦してきたが、いまだ、工事現場に最適で満足
できる汚泥水の分離・脱水汚泥の自動排出装置が開発さ
れていないのである。
作業を能率よく行うためには、途中で工事を中断する事
なく、長時間連続して行う必要があるから、散水を回収
して循環して使用することが要請されるものである。し
かし、汚泥水を再使用するには、汚泥と水分とに完全に
分離する必要があり、本発明者も、従来、沈殿槽式、凝
固剤による急速沈殿槽式、フィルター式などに、性能を
求めて挑戦してきたが、いまだ、工事現場に最適で満足
できる汚泥水の分離・脱水汚泥の自動排出装置が開発さ
れていないのである。
【０００４】本発明者は、かかる現状に鑑みて、研究。
開発の結果、この発明の汚泥水の分離・脱水汚泥の自動
排出装置に到達したものである。
開発の結果、この発明の汚泥水の分離・脱水汚泥の自動
排出装置に到達したものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】底面の軸心が所要径開口
する回転縦軸濾過槽と、その底面開口より回転縦軸濾過
槽内に汚泥を配管導入し、配管の先端から回転縦軸濾過
槽の内壁面に向かって汚泥水を注入する汚泥水の注入手
段と、回転縦軸濾過槽の内壁面に積層された脱水汚泥を
自動的に掻落して回転縦軸濾過槽の外に排出する脱水汚
泥掻落・排出手段とからなる汚泥水の分離・脱水汚泥の
自動排出装置にある。
する回転縦軸濾過槽と、その底面開口より回転縦軸濾過
槽内に汚泥を配管導入し、配管の先端から回転縦軸濾過
槽の内壁面に向かって汚泥水を注入する汚泥水の注入手
段と、回転縦軸濾過槽の内壁面に積層された脱水汚泥を
自動的に掻落して回転縦軸濾過槽の外に排出する脱水汚
泥掻落・排出手段とからなる汚泥水の分離・脱水汚泥の
自動排出装置にある。
【０００６】前記汚泥水の注入手段は、回転縦軸濾過槽
の底部の中心の開口部から振止支柱に沿って配管を回転
縦軸濾過槽の内方に配備し、配管の先端を回転縦軸濾過
槽の内壁面に向かって対設してもよいものである。
の底部の中心の開口部から振止支柱に沿って配管を回転
縦軸濾過槽の内方に配備し、配管の先端を回転縦軸濾過
槽の内壁面に向かって対設してもよいものである。
【０００７】前記脱水汚泥掻落・排出手段は、回転縦軸
濾過槽を支承する振止支柱に併設された操作縦軸にラセ
ン状の削り取り用の螺旋刃を所要角度回転自在に配備し
接触する面の脱水汚泥を削り取り、バスケット部の内周
面を大円筒とし、回転縦軸濾過槽を毎分所要回転数で一
方へ回転し、螺旋刃をゆっくり他方へ回転し、任意厚に
積層された脱水汚泥を掻き落とし下方へ除去してもよい
ものである。
濾過槽を支承する振止支柱に併設された操作縦軸にラセ
ン状の削り取り用の螺旋刃を所要角度回転自在に配備し
接触する面の脱水汚泥を削り取り、バスケット部の内周
面を大円筒とし、回転縦軸濾過槽を毎分所要回転数で一
方へ回転し、螺旋刃をゆっくり他方へ回転し、任意厚に
積層された脱水汚泥を掻き落とし下方へ除去してもよい
ものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】底面の軸心が所要径開口する回転
縦軸濾過槽と、その底面の開口より振止支柱に沿って配
管を回転縦軸濾過槽の内方に配備し、配管の先端から回
転縦軸濾過槽の内壁面に向かって汚泥水を注入する汚泥
水の注入手段と、回転縦軸濾過槽を支承する振止支柱に
併設された操作縦軸にラセン状の削り取り用の螺旋刃を
所要角度回転自在に配備し、回転縦軸濾過槽の内壁面に
積層された脱水汚泥を、螺旋刃が接触する面で脱水汚泥
を掻き落し、下方へ除去して回転縦軸濾過槽の外に排出
する脱水汚泥掻落・排出手段とからなる汚泥水の分離・
脱水汚泥の自動排出装置。
縦軸濾過槽と、その底面の開口より振止支柱に沿って配
管を回転縦軸濾過槽の内方に配備し、配管の先端から回
転縦軸濾過槽の内壁面に向かって汚泥水を注入する汚泥
水の注入手段と、回転縦軸濾過槽を支承する振止支柱に
併設された操作縦軸にラセン状の削り取り用の螺旋刃を
所要角度回転自在に配備し、回転縦軸濾過槽の内壁面に
積層された脱水汚泥を、螺旋刃が接触する面で脱水汚泥
を掻き落し、下方へ除去して回転縦軸濾過槽の外に排出
する脱水汚泥掻落・排出手段とからなる汚泥水の分離・
脱水汚泥の自動排出装置。
【０００９】
【実施例】以下、この発明の汚泥水の分離・脱水汚泥の
自動排出装置を実施例である図面に基づき説明すると、
フレーム１の上部に原動機を含む縦軸回転駆動部２を設
け、その下端に回転縦軸濾過槽３を取付け、回転自在に
配備する。共振およびローリング防止・安定のために前
記縦軸回転駆動部２の下方部および回転縦軸濾過槽３の
上端に接続する回転軸４を支承する軸受筒５を非回転部
であるフレーム１に防振ゴム６を介在した架設フレーム
７に固設している。
自動排出装置を実施例である図面に基づき説明すると、
フレーム１の上部に原動機を含む縦軸回転駆動部２を設
け、その下端に回転縦軸濾過槽３を取付け、回転自在に
配備する。共振およびローリング防止・安定のために前
記縦軸回転駆動部２の下方部および回転縦軸濾過槽３の
上端に接続する回転軸４を支承する軸受筒５を非回転部
であるフレーム１に防振ゴム６を介在した架設フレーム
７に固設している。
【００１０】前記軸受筒５は、回転縦軸濾過槽３の回転
軸４とベアリング８を用い回転ロスを少なくしている。
また、回転縦軸濾過槽３の上部の下向き軸受筒９と振止
支柱１０との接続部にベアリング１１を用い回転ロスを
少なくしている。
軸４とベアリング８を用い回転ロスを少なくしている。
また、回転縦軸濾過槽３の上部の下向き軸受筒９と振止
支柱１０との接続部にベアリング１１を用い回転ロスを
少なくしている。
【００１１】前記回転縦軸濾過槽３は、側壁部３ａの通
水性を考慮し、金網、ハンチングメタル等でバスケット
部１２に設ける。濾過後の脱水汚泥１３は、比較的重量
が大きく、最大２００ｋｇの重量に耐えるように考慮す
る。縦軸に対して同心円の筒型に形成し、共振を防ぐた
め極力歪みの少ないものとする。
水性を考慮し、金網、ハンチングメタル等でバスケット
部１２に設ける。濾過後の脱水汚泥１３は、比較的重量
が大きく、最大２００ｋｇの重量に耐えるように考慮す
る。縦軸に対して同心円の筒型に形成し、共振を防ぐた
め極力歪みの少ないものとする。
【００１２】前記回転縦軸濾過槽３の側壁部３ａの内面
に濾布１４を配備する。この濾布１５の形状・材質は、
注入される汚泥にしたがって選定される。実験の結果で
は、次のデータが得られた。 濾布１５：ポリプロピレン製（ｐ９０５０） 汚泥水：１５００００〜２０００００ｐｐｍ 回転縦軸濾過槽３の容量：４２０ｍｍφ 回転数：６５０ｒｐｍ 脱水汚泥１４の積層厚：１００ｍｍ 以上の条件で、濾過処理水は、５５０ｐｐｍから６００
ｐｐｍ 約１／３００となった。（どろどろの汚泥水が
薄い白濁水となった）
に濾布１４を配備する。この濾布１５の形状・材質は、
注入される汚泥にしたがって選定される。実験の結果で
は、次のデータが得られた。 濾布１５：ポリプロピレン製（ｐ９０５０） 汚泥水：１５００００〜２０００００ｐｐｍ 回転縦軸濾過槽３の容量：４２０ｍｍφ 回転数：６５０ｒｐｍ 脱水汚泥１４の積層厚：１００ｍｍ 以上の条件で、濾過処理水は、５５０ｐｐｍから６００
ｐｐｍ 約１／３００となった。（どろどろの汚泥水が
薄い白濁水となった）
【００１３】前記回転縦軸濾過槽３内の濾布１４に積層
された脱水汚泥１３は、中心部の空間に設置された脱水
汚泥掻落・排出手段１５の操作縦軸１６に固着した螺旋
刃１７を接触させて削り取り、下方に落下させ、脱水汚
泥１３を回転縦軸濾過槽３の底部３ｂの中心の開口部１
８から、下方に対応して配備される排出受け皿１９に、
その脱水汚泥を受け、さらに、図示しないが、案内管を
通して自然落下または、同じく、図示しないが、振動、
螺旋送り羽根等の強制移送路手段により所要個所に排出
する。回転中にセンサーで脱水汚泥１３の積層厚を測定
し、前記脱水汚泥掻落・排出手段１５を作動させる。
された脱水汚泥１３は、中心部の空間に設置された脱水
汚泥掻落・排出手段１５の操作縦軸１６に固着した螺旋
刃１７を接触させて削り取り、下方に落下させ、脱水汚
泥１３を回転縦軸濾過槽３の底部３ｂの中心の開口部１
８から、下方に対応して配備される排出受け皿１９に、
その脱水汚泥を受け、さらに、図示しないが、案内管を
通して自然落下または、同じく、図示しないが、振動、
螺旋送り羽根等の強制移送路手段により所要個所に排出
する。回転中にセンサーで脱水汚泥１３の積層厚を測定
し、前記脱水汚泥掻落・排出手段１５を作動させる。
【００１４】前記回転縦軸濾過槽３の実施例として、例
えば、濾過槽容量を６００ｍｍφ×５００ｍｍＨとする
と、内周面の面積は、０．９ｍ2 であり、回転数６５０
ｒｐｍで濾過槽の内表面に付着する脱水汚泥１３は、９
０〜１００ｍｍＬまで、任意の厚に積層することがで
き、汚泥水（沈殿物７〜１０％）を連続脱水してマニフ
ァストの含水率３０％〜４２％となり、比較的固形の脱
水汚泥１３となる。この固形状の脱水汚泥１３を脱水汚
泥掻落・排出手段１５で除去する。
えば、濾過槽容量を６００ｍｍφ×５００ｍｍＨとする
と、内周面の面積は、０．９ｍ2 であり、回転数６５０
ｒｐｍで濾過槽の内表面に付着する脱水汚泥１３は、９
０〜１００ｍｍＬまで、任意の厚に積層することがで
き、汚泥水（沈殿物７〜１０％）を連続脱水してマニフ
ァストの含水率３０％〜４２％となり、比較的固形の脱
水汚泥１３となる。この固形状の脱水汚泥１３を脱水汚
泥掻落・排出手段１５で除去する。
【００１５】前記回転縦軸濾過槽３は、中心部上面に回
転軸４があり、縦軸回転駆動部２のモーター２０と接続
されている。回転軸４は、回転縦軸濾過槽３を回転させ
る。回転縦軸濾過槽３の側壁部３ａを円筒型のバスケッ
ト部１２に構成し、この部分を、前述のように、金網、
パンチングメタル等で構成する。回転縦軸濾過槽３の大
円の底部３ｂは、中心の開口部１８の内径縁１８ａを上
方に折り返して１２０ｍｍを立ち上げ、小円筒壁３ｃを
形成している。そのため脱水汚泥１３の積層量を、この
実施例では１００ｍｍを限度とする。
転軸４があり、縦軸回転駆動部２のモーター２０と接続
されている。回転軸４は、回転縦軸濾過槽３を回転させ
る。回転縦軸濾過槽３の側壁部３ａを円筒型のバスケッ
ト部１２に構成し、この部分を、前述のように、金網、
パンチングメタル等で構成する。回転縦軸濾過槽３の大
円の底部３ｂは、中心の開口部１８の内径縁１８ａを上
方に折り返して１２０ｍｍを立ち上げ、小円筒壁３ｃを
形成している。そのため脱水汚泥１３の積層量を、この
実施例では１００ｍｍを限度とする。
【００１６】濾布１４は、実施例では、ポリプロピレン
製であり、前記回転縦軸濾過槽３のバスケット部１２の
内面には、単に巻くたがけでよく、特別の形状加工およ
び薬剤処理は行わなくてよく、また、２重〜４重に重ね
ることでで汚泥水に含まれる脱水汚泥１３の種類に対応
し、また、濾過水の透明度を任意に調整して排出するこ
とも可能である。
製であり、前記回転縦軸濾過槽３のバスケット部１２の
内面には、単に巻くたがけでよく、特別の形状加工およ
び薬剤処理は行わなくてよく、また、２重〜４重に重ね
ることでで汚泥水に含まれる脱水汚泥１３の種類に対応
し、また、濾過水の透明度を任意に調整して排出するこ
とも可能である。
【００１７】前記濾布１４は、作業終了後は、脱水汚泥
１３を除去後、裏返しでバスケット部１３に装備し、回
転縦軸濾過槽３を回転させ清水を注入することで濾布１
４の洗浄、目詰まりが一気に解消できる。
１３を除去後、裏返しでバスケット部１３に装備し、回
転縦軸濾過槽３を回転させ清水を注入することで濾布１
４の洗浄、目詰まりが一気に解消できる。
【００１８】前記縦軸回転駆動部２のモーター２０は、
ブレーキ付きを使用する。脱水汚泥１３は、比較的重量
が大であるため、停止後も遠心力、惰性が強く働くた
め、インバーターにより一定の回転数まで下げ、最後に
ブレーキによりモーター２０を停止する。
ブレーキ付きを使用する。脱水汚泥１３は、比較的重量
が大であるため、停止後も遠心力、惰性が強く働くた
め、インバーターにより一定の回転数まで下げ、最後に
ブレーキによりモーター２０を停止する。
【００１９】前記回転縦軸濾過槽３の周囲を覆い、バス
ケット部１２の外周面から濾過放出する分離水を収集排
出する分離水収集排出カバー２１は、図示しないが、囲
み周壁部の一部が、作業者の正面で、左右に開く左右扉
板に構成している。この分離水収集排出カバー２１は、
振動・共振による前記回転縦軸濾過槽３の破損を考えて
堅固に製造する。また、左右扉板が開放時にリミットス
イッチが働き、縦軸回転駆動部２のモーター２０の電源
がＯＮとならない装置とする。
ケット部１２の外周面から濾過放出する分離水を収集排
出する分離水収集排出カバー２１は、図示しないが、囲
み周壁部の一部が、作業者の正面で、左右に開く左右扉
板に構成している。この分離水収集排出カバー２１は、
振動・共振による前記回転縦軸濾過槽３の破損を考えて
堅固に製造する。また、左右扉板が開放時にリミットス
イッチが働き、縦軸回転駆動部２のモーター２０の電源
がＯＮとならない装置とする。
【００２０】前記モーター２０は、屋外防雨型とし、風
積雪にも考慮し、耐候性とする。縦軸回転駆動部２のモ
ーター２０は、縦型で取り付け、カップリング２２で回
転縦軸濾過槽３の回転軸４と接続している。モーター２
０の回転数は、インバーターの方式で自由に選定する。
積雪にも考慮し、耐候性とする。縦軸回転駆動部２のモ
ーター２０は、縦型で取り付け、カップリング２２で回
転縦軸濾過槽３の回転軸４と接続している。モーター２
０の回転数は、インバーターの方式で自由に選定する。
【００２１】制御盤は、図示しないが、屋外防水型で、
ブレーカーを内臓し、インバーターによる回転数のセッ
ティングを行う、また、安全のためにフレーム１にもス
イッチを設ける。
ブレーカーを内臓し、インバーターによる回転数のセッ
ティングを行う、また、安全のためにフレーム１にもス
イッチを設ける。
【００２２】前記脱水汚泥掻落・排出手段１５は、前記
回転縦軸濾過槽３を縦貫する振止支柱１０に併設された
操作縦軸１６にラセン状の削り取り用の螺旋刃１７を取
り付け、操作縦軸１６を、例えば、油圧シリンダー２３
（エアシリンダーとすることもできる）に嵌入するピス
トンロッド２４の作動で回動し、約１１０度の角度の回
動をゆっくり与えることにより、その螺旋刃１７の外縁
１７ａが接触する脱水汚泥１３を掻き落とすものであ
る。すなわち、バスケット部１２の内周面の大円筒は、
毎分６５０回前後で左回転し、小円筒の螺旋刃１７はゆ
っくり右回転し、積層された脱水汚泥１３を掻き落とす
ものである。脱水汚泥１３は（含水率約３８〜４１％）
で、この装置で掻き（削り）落して下方へ除去すること
ができる。そして、前記のように、回転縦軸濾過槽３の
底部３ｂの中心の開口部１８の下方に対応して配備され
る排出受け皿１９に、その落下する脱水汚泥１３を受
け、さらに、脱水汚泥１３を図示しないが、案内管を通
して自然落下または、同じく、図示しないが、振動、螺
旋送り羽根等の強制移送路手段により回転縦軸濾過槽３
の外に排出する。回転縦軸濾過槽３が回転中にセンサー
で脱水汚泥１３の積層厚を測定し、前記脱水汚泥掻落・
排出手段１５を自動的に作動・停止させるもよいもので
ある。
回転縦軸濾過槽３を縦貫する振止支柱１０に併設された
操作縦軸１６にラセン状の削り取り用の螺旋刃１７を取
り付け、操作縦軸１６を、例えば、油圧シリンダー２３
（エアシリンダーとすることもできる）に嵌入するピス
トンロッド２４の作動で回動し、約１１０度の角度の回
動をゆっくり与えることにより、その螺旋刃１７の外縁
１７ａが接触する脱水汚泥１３を掻き落とすものであ
る。すなわち、バスケット部１２の内周面の大円筒は、
毎分６５０回前後で左回転し、小円筒の螺旋刃１７はゆ
っくり右回転し、積層された脱水汚泥１３を掻き落とす
ものである。脱水汚泥１３は（含水率約３８〜４１％）
で、この装置で掻き（削り）落して下方へ除去すること
ができる。そして、前記のように、回転縦軸濾過槽３の
底部３ｂの中心の開口部１８の下方に対応して配備され
る排出受け皿１９に、その落下する脱水汚泥１３を受
け、さらに、脱水汚泥１３を図示しないが、案内管を通
して自然落下または、同じく、図示しないが、振動、螺
旋送り羽根等の強制移送路手段により回転縦軸濾過槽３
の外に排出する。回転縦軸濾過槽３が回転中にセンサー
で脱水汚泥１３の積層厚を測定し、前記脱水汚泥掻落・
排出手段１５を自動的に作動・停止させるもよいもので
ある。
【００２３】汚泥水の注水配管２５は、下方から振止支
柱１０に沿って配備し、先端を回転縦軸濾過槽３の内壁
面に対設し、回収された汚泥水を収容した回収槽２６か
らポンプ２７で圧送し、回転縦軸濾過槽３の内壁面に吹
き出すから、汚泥水は、回転縦軸濾過槽３の内壁面に付
着し、回転縦軸濾過槽３の遠心力により均一に積層され
る。また、汚泥水の吹き出し中は、脱水汚泥掻落・排出
手段１５は、回転縦軸１６を油圧シリンダー２３内に嵌
入するピストンロッド２４の作動で回動し、回転縦軸濾
過槽３に積層する脱水汚泥１３と無接触位置に回動し、
その位置に停止している。注水中の汚泥水は、瞬時に脱
水され、排水管２８を通じて濾過水槽２９に集め、ポン
プ３０によりさらに高度の濾過装置（図示しない）へ圧
送するものである。前記脱水汚泥の排出工程は、秒単位
の短い時間である。よって、濾過工程と脱水汚泥の排出
工程を交互に行い、短い時間、秒単位のタイムロスで、
汚泥水の分離・脱水汚泥の自動排出を能率的に行うこと
ができる。
柱１０に沿って配備し、先端を回転縦軸濾過槽３の内壁
面に対設し、回収された汚泥水を収容した回収槽２６か
らポンプ２７で圧送し、回転縦軸濾過槽３の内壁面に吹
き出すから、汚泥水は、回転縦軸濾過槽３の内壁面に付
着し、回転縦軸濾過槽３の遠心力により均一に積層され
る。また、汚泥水の吹き出し中は、脱水汚泥掻落・排出
手段１５は、回転縦軸１６を油圧シリンダー２３内に嵌
入するピストンロッド２４の作動で回動し、回転縦軸濾
過槽３に積層する脱水汚泥１３と無接触位置に回動し、
その位置に停止している。注水中の汚泥水は、瞬時に脱
水され、排水管２８を通じて濾過水槽２９に集め、ポン
プ３０によりさらに高度の濾過装置（図示しない）へ圧
送するものである。前記脱水汚泥の排出工程は、秒単位
の短い時間である。よって、濾過工程と脱水汚泥の排出
工程を交互に行い、短い時間、秒単位のタイムロスで、
汚泥水の分離・脱水汚泥の自動排出を能率的に行うこと
ができる。
【００２４】
【発明の効果】この発明の汚泥水の分離・脱水汚泥の自
動排出装置は、以上のようになるから、連続してマニフ
ァストと水を比較的簡単に分離し、排水の基準を考慮し
た小型で利用価値が高い措置である。小型発電機または
エンジン式も考えられ、搭載型も可能であり広く需要が
期待される。
動排出装置は、以上のようになるから、連続してマニフ
ァストと水を比較的簡単に分離し、排水の基準を考慮し
た小型で利用価値が高い措置である。小型発電機または
エンジン式も考えられ、搭載型も可能であり広く需要が
期待される。
【図１】この発明の汚泥水の分離・脱水汚泥の自動排出
装置を示す縦断面図である。
装置を示す縦断面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】回転縦軸濾過槽単体の拡大縦断面説明図であ
る。
る。
１ フレーム
２ 縦軸回転駆動部
３ 回転縦軸濾過槽
３ａ 側壁部
３ｂ 底部
３ｃ 小円筒壁
４ 回転軸
５ 軸受筒
６ 防振ゴム
７ 架設フレーム
８ ベアリング
９ 下向き軸受筒
１０ 振止支柱
１１ ベアリング
１２ バスケット部
１３ 脱水汚泥
１４ 濾布
１５ 脱水汚泥掻落・排出手段
１６ 操作縦軸
１７ 螺旋刃
１８ 中心の開口部
１８ａ 内径縁
１９ 排出受け皿
２０ モーター
２１ 分離水収集排出カバー
２２ カップリング
２３ 油圧シリンダー
２４ ピストンロッド
２５ 汚泥水の注水配管
２６ 回収槽
２７ ポンプ
２８ 排水管
２９ 濾過水槽
３０ ポンプ
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 2D053 AA24 DA11 DA13
4D026 BA03 BB08 BC26 BC30 BD05
BE07 BF09 BF11 BF21
4D059 AA09 BE12 BE13 BE51 CB18
Claims (3)
- 【請求項１】 底面の軸心が所要径開口する回転縦軸濾
過槽と、その底面開口より回転縦軸濾過槽内に汚泥を配
管導入し、配管の先端から回転縦軸濾過槽の内壁面に向
かって汚泥水を注入する汚泥水の注入手段と、回転縦軸
濾過槽の内壁面に積層された脱水汚泥を自動的に掻落し
て回転縦軸濾過槽の外に排出する脱水汚泥掻落・排出手
段とからなる汚泥水の分離・脱水汚泥の自動排出装置。 - 【請求項２】 前記汚泥水の注入手段は、回転縦軸濾過
槽の底部の中心の開口部から振止支柱に沿って配管を回
転縦軸濾過槽の内方に配備し、配管の先端を回転縦軸濾
過槽の内壁面に向かって対設してなる請求項１の汚泥水
の分離・脱水汚泥の自動排出装置。 - 【請求項３】 前記脱水汚泥掻落・排出手段は、回転縦
軸濾過槽を支承する振止支柱に併設された操作縦軸にラ
セン状の削り取り用の螺旋刃を所要角度回転自在に配備
し接触する面の脱水汚泥を削り取り、バスケット部の内
周面を大円筒とし、回転縦軸濾過槽を毎分所要回転数で
一方へ回転し、螺旋刃をゆっくり他方へ回転し、任意厚
に積層された脱水汚泥を掻き落とし下方へ除去してなる
請求項１または請求項２の汚泥水の分離・脱水汚泥の自
動排出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001283807A JP2003088898A (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | 汚泥水の分離・脱水汚泥の自動排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001283807A JP2003088898A (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | 汚泥水の分離・脱水汚泥の自動排出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003088898A true JP2003088898A (ja) | 2003-03-25 |
Family
ID=19107253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001283807A Pending JP2003088898A (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | 汚泥水の分離・脱水汚泥の自動排出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003088898A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104722122A (zh) * | 2013-12-19 | 2015-06-24 | 路克捷国际股份有限公司 | 离心式过滤装置 |
| CN107758765A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-03-06 | 泰州市泰港动力机械有限公司 | 一种工业污水集中处理装置 |
| CN111484091A (zh) * | 2020-06-08 | 2020-08-04 | 马帅 | 一种污水处理用排泥装置 |
-
2001
- 2001-09-18 JP JP2001283807A patent/JP2003088898A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104722122A (zh) * | 2013-12-19 | 2015-06-24 | 路克捷国际股份有限公司 | 离心式过滤装置 |
| CN107758765A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-03-06 | 泰州市泰港动力机械有限公司 | 一种工业污水集中处理装置 |
| CN111484091A (zh) * | 2020-06-08 | 2020-08-04 | 马帅 | 一种污水处理用排泥装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040927 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041012 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050308 |