JP2003087994A - 電源バックアップ回路及び逆電流消費回路 - Google Patents

電源バックアップ回路及び逆電流消費回路

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JP2003087994A
JP2003087994A JP2001273589A JP2001273589A JP2003087994A JP 2003087994 A JP2003087994 A JP 2003087994A JP 2001273589 A JP2001273589 A JP 2001273589A JP 2001273589 A JP2001273589 A JP 2001273589A JP 2003087994 A JP2003087994 A JP 2003087994A
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power supply
reverse current
power
diode
supply device
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JP2001273589A
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Akitaka Oya
章貴 大矢
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Sharp NEC Display Solutions Ltd
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NEC Viewtechnology Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次電池15から装置内部に電源V1を供給
するとき電流を無駄に消費せず、また、高温時に逆電流
が増大しても2次電池15への過充電を防止できる電源
バックアップ回路10を提供する。 【解決手段】 2次電池15は充電可能であり、電源装
置100からの電源供給が停止すると、電源装置100
の代わりに電子機器に電源V1を供給する。第1のダイ
オード12と第2のダイオード13とはダイオードオア
回路を構成しており、接続点から電子機器に電源V1を
供給する。スイッチング素子146は、電源装置100
から電源Vccが供給されているときオンし、電源装置
100からの電源供給が停止しているときオフする。負
荷部141は、スイッチング素子がオンしているとき
に、第1のダイオード12を超えた逆電流を消費する。
その際、負荷部141は逆電流が大きいとき抵抗値が小
さく、該逆電流が小さいとき抵抗値が大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部の電源装置か
らの電源の供給が停止したときに、電源装置に代わって
電子機器に電源を供給する電源バックアプップ回路に関
し、特に、充電可能な2次電池への過充電を防止した電
源バックアップ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】外部の電源装置からの電源で動作する電
子機器には、電源装置からの電源の供給が停止したとき
に、電源装置に代わって電源を供給する電源バックアッ
プ回路を有するものがある。それにより、停電やコンセ
ント抜け、電源装置の故障等が発生しても、電子機器は
動作を継続することができる。また、停電等により突然
電源が切れると故障するような電子機器では、電源バッ
クアップ回路は故障防止手段として重要である。また、
携帯型の電子機器は、外部からの電源供給が無いときに
も電源バックアップ回路により動作可能となっている。
【0003】図2は、従来の電源バックアップ回路の一
構成例を示す概略回路図である。図2を参照すると、従
来の電源バックアップ回路20は、充電回路21、ダイ
オード22,23,24及び2次電池25を有してい
る。電源バックアップ回路20には、電源装置100が
接続される。電源装置100は、商用電源等の交流電源
を直流電源Vccに変換する。
【0004】充電回路21は、電源装置100からの直
流電源を2次電池25の充電用に変換する。
【0005】2次電池25は、充電回路21により繰り
返し充電可能な電池であり、電源装置100からの電源
の供給が停止すると、装置内部に電源を供給する。2次
電池25の出力は電源装置100の出力より電圧が低
い。
【0006】ダイオード22は、2次電池25への逆電
流を防止するダイオードである。ダイオード23は、電
源装置100への逆電流を防止するダイオードである。
ダイオード22とダイオード23はダイオードオア回路
を構成しており、電源装置100と2次電池25の双方
から装置内部へ電源V1の供給を可能としている。ダイ
オード24は、2次電池25への過充電を防止するため
に2次電池25と並列に接続されており、ダイオード2
2を超えて流れた逆電流を消費する。
【0007】図2の電源バックアップ回路20の動作に
ついて説明する。
【0008】電源装置100から直流電源Vccを供給
されると、電源装置100の出力は2次電池25の出力
よりも電圧が高いので、電源装置100の出力が電源V
1として装置内部に供給される。また、電源装置100
からの直流電源Vccは、充電回路21にも供給されて
おり、充電回路21で変換されて2次電池5を充電す
る。このとき、ダイオード22を超えて流れた逆電流を
消費する。
【0009】電源装置100からの直流電源Vccの供
給が停止されると、2次電池25の出力が装置内部に電
源V1として供給される。
【0010】図3は、従来の電源バックアップ回路の他
の構成例を示す概略回路図である。図3を参照すると、
従来の電源バックアップ回路30は、充電回路31、ダ
イオード32,33、抵抗34及び2次電池35を有し
ている。電源バックアップ回路30には、電源装置10
0が接続される。電源装置100は、商用電源等の交流
電源を直流電源Vccに変換する。電源装置100の出
力の電圧Vccである。
【0011】充電回路31、ダイオード32,33及び
2次電池35は、図2の充電回路21、ダイオード2
2,23及び2次電池25とそれぞれ同じものである。
図3の電源バックアップ回路30は、ダイオード24の
代わりに抵抗34を有する点が図2と異なる。
【0012】図3の電源バックアップ回路30では、抵
抗34が、2次電池35への過充電を防止するために2
次電池35と並列に接続されており、ダイオード32を
超えて流れた逆電流を消費する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図2に示された従来の
電源バックアップ回路20は、2次電池25から装置内
部へ電源V1を供給するとき、ダイオード24で電流の
一部が消費されるので、2次電池25により電源を供給
可能な時間がそれだけ短くなる。同様に、図3に示され
た従来の電源バックアップ回路30は、2次電池35か
ら装置内部へ電源V1を供給するとき、抵抗34で電流
の一部が消費されるので、2次電池35により電源を供
給可能な時間がそれだけ短くなる。
【0014】また、一般にダイオードは温度によって特
性が変化するが、図3に示された電源バックアップ回路
30は、温度により変化するダイオード22からの逆電
流に対応することができない。
【0015】ダイオード32の特性の変化により、高温
時には、ダイオード32を超えて流れる逆電流が大きく
なる。その逆電流を2次電池25へ流さないために、抵
抗34の値は小さいことが必要がある。抵抗34の値が
小さいと、低温時にダイオード32を超えて流れる逆電
流が小さくなるので、2次電池35からの電流が抵抗3
4に流れて消費される。そのため、2次電池35により
電源を供給可能な時間がそれだけ短くなる。また、抵抗
34の値が小さいと、2次電池35から装置内部へ電源
を供給するときに、抵抗34で消費される電流が大きく
なり、2次電池35により電源を供給可能な時間が更に
短くなる。
【0016】ダイオード32の特性の変化により、低温
時には、ダイオード32を超えて流れる逆電流が小さく
なる。抵抗34の値を低温時に合わせて設定すると、高
温時に増大する逆電流を抵抗34で十分に消費すること
ができないため、2次電池35は過充電される。
【0017】なお、本明細書における高温及び低温は、
ダイオードの特性が変化により、図3の従来例において
2次電池の過充電等の電源バックアップ回路の動作に対
する影響を生じる程度以上の温度差を持った相対的な温
度である。また、高温及び低温は共にダイオードの動作
可能範囲内にあり、電子機器の通常の使用で起こり得る
ものである。
【0018】本発明の目的は、2次電池から装置内部に
電源を供給するとき電流を無駄に消費せず、また、ダイ
オードの特性の変化により、高温時に逆電流が増大して
も2次電池への過充電を防止できる電源バックアップ回
路を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電源バックアップ回路は、電源装置からの
電源により電力を蓄積し、該電源装置からの電源供給が
停止したときに、該電源装置に代わって電子機器に電源
を供給する電源バックアップ回路であって、前記電源装
置により繰り返し充電可能であり、該電源装置からの電
源供給が停止すると、該電源装置の代わりに前記電子機
器に電源を供給する2次電池と、前記2次電池の出力に
アノードが接続された第1のダイオードと、前記電源装
置の出力にアノードが接続され、カソードが前記第1の
ダイオードのカソードに接続されてダイオードオア回路
を構成し、接続点から前記電子機器に電源を供給する第
2のダイオードと、前記電源装置から電源が供給されて
いるときのみ前記第1のダイオードを超えた逆電流を消
費する逆電流消費部を有している。
【0020】したがって、逆電流消費部は、電源装置か
ら電源が電源バックアップ回路に供給されているときの
み第1のダイオードを超えた逆電流を消費するので、2
次電池への過充電を起こすことがなく、また、電源装置
からの電源の供給が停止したとき電流を無駄に消費しな
い。
【0021】本発明の電源バックアップ回路における一
態様によれば、前記逆電流消費部は、前記逆電流が大き
いとき抵抗値が小さく、該逆電流が小さいとき抵抗値が
大きい。
【0022】したがって、逆電流が大きいとき逆電流消
費部の抵抗値が小さくなるので、逆電流により2次電池
が過充電されることがなく、また、逆電流が小さいとき
逆電流消費部の抵抗値が大きくなるので、電流を無駄に
消費しない。
【0023】本発明の電源バックアップ回路における一
態様によれば、前記逆電流消費部は、前記電源装置から
電源が供給されているときオンし、前記電源装置からの
電源供給が停止しているときオフするスイッチング素子
と、該スイッチング素子がオンしているときに前記逆電
流を消費する負荷部を有している。
【0024】したがって、電源装置から電源が電源バッ
クアップ回路に供給されているときのみスイッチング素
子がオンして、負荷部で第1のダイオードを超えた逆電
流が消費され、電源装置からの電源の供給が停止したと
きスイッチング素子がオフして電流を無駄に消費しな
い。
【0025】本発明の電源バックアップ回路における一
態様によれば、前記負荷部は、前記逆電流が大きいとき
抵抗値が小さく、該逆電流が小さいとき抵抗値が大き
い。
【0026】したがって、逆電流が大きいとき逆電流消
費部の抵抗値が小さくなるので、逆電流により2次電池
が過充電されることがなく、また、逆電流が小さいとき
逆電流消費部の抵抗値が大きくなるので、電流を無駄に
消費しない。
【0027】本発明の電源バックアップ回路における一
態様によれば、前記負荷部は、温度が高いとき抵抗値が
小さく、温度が低いとき抵抗値が大きいサーミスタと、
該サーミスタと直列接続されており、温度により抵抗値
が変化しない抵抗とを有している。
【0028】したがって、逆電流が大きい高温時に逆電
流消費部の抵抗値が小さくなるので、逆電流により2次
電池が過充電されることがなく、また、逆電流が小さい
低温時に逆電流消費部の抵抗値が大きくなるので、電流
を無駄に消費しない。
【0029】本発明の逆電流消費回路は、電源装置によ
り繰り返し充電可能であり、該電源装置からの電源供給
が停止すると電源を供給する2次電池を有し、前記2次
電池の出力にアノードが接続された第1のダイオード
と、前記電源装置の出力にアノードが接続された第2の
ダイオードとで構成されたダイオードオア回路で電子機
器に電源を供給する電源バックアップ回路において、前
記第1のダイオードを超えた逆電流を消費する逆電流消
費回路であって、前記電源装置から電源が供給されてい
るときオンし、前記電源装置からの電源供給が停止して
いるときオフするスイッチング素子と、該スイッチング
素子がオンしているときに前記逆電流を消費する負荷部
を有している。
【0030】本発明の逆電流消費回路における一態様に
よれば、前記負荷部は、前記逆電流が大きいとき抵抗値
が小さく、該逆電流が小さいとき抵抗値が大きい、請求
項6記載の逆電流消費回路。
【0031】本発明の逆電流消費回路における一態様に
よれば、前記負荷部は、温度が高いとき抵抗値が小さ
く、温度が低いとき抵抗値が大きいサーミスタと、該サ
ーミスタと直列接続されており、温度により抵抗値が変
化しない抵抗とを有している。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図面
を参照して詳細に説明する。
【0033】図1は、本実施形態の電源バックアップ回
路の構成を示す概略回路図である。図1を参照すると、
本実施形態の電源バックアップ回路10は、充電回路1
1、ダイオート12,13、逆電流消費部14及び2次
電池15を有している。逆電流消費部14は、温度補正
部141、抵抗144,145及びトランジスタ146
を有している。温度補正部141は、NTCサーミスタ
142及び抵抗143を有している。
【0034】外部の電源装置100は、商用電源等の交
流電源を直流電源Vccに変換する。電源装置100の
出力は、充電回路11の入力端子と、ダイオード13の
アノードと、抵抗145の一方の端子とに接続されてい
る。
【0035】充電回路11の出力端子は、2次電池1の
プラス電極と、ダイオード12のアノードと、NTCサ
ーミスタ142の一方の端子とに接続されている。2次
電池15のマイナス電極は接地されている。
【0036】ダイオード12とダイオード13のカソー
ドは互いに接続され、接続点から装置内部に電源V1を
供給している。
【0037】NTCサーミスタ142の他方の端子は、
抵抗143の一方の端子に接続されている。抵抗143
の他方の端子は、トランジスタ146のコレクタに接続
されている。トランジスタ146のエミッタは接地され
ている。
【0038】抵抗145の他方の端子は、トランジスタ
146のベースと、抵抗144の一方の端子に接続され
ている。抵抗144の他方の端子は接地されている。
【0039】充電回路11は、電源装置100からの直
流電源Vccを2次電池15の充電用に変換する。
【0040】2次電池15は、充電回路11により繰り
返し充電可能な電池であり、電源装置100からの電源
の供給が停止すると、装置内部に電源を供給する。2次
電池15の出力は電源装置100の出力より電圧が低
い。
【0041】ダイオード12は、2次電池15への逆電
流を防止するダイオードである。ダイオード13は、電
源装置100への逆電流を防止するダイオードである。
ダイオード12とダイオード13はダイオードオア回路
を構成しており、電源装置100と2次電池15の双方
から装置内部へ電源V1の供給を可能としている。
【0042】逆電流消費部14は、2次電池15への過
充電を防止するために2次電池15と並列に接続されて
おり、ダイオード12を超えて流れた逆電流を消費す
る。
【0043】トランジスタ146は抵抗144及び抵抗
145でバイアスされており、電源装置100から直流
電源Vccが供給されるとオンし、供給が停止されると
オフするスイッチング素子である。トランジスタ146
は、電源装置100から直流電源Vccが供給されてい
るときオンすることで、ダイオード12を超えて流れる
逆電流を温度補正部141で消費させる。また、トラン
ジスタ146は、電源装置100から直流電源Vccが
供給されていないときオフすることで、2次電池15か
らの電流を温度補正部141で消費しないようにする。
【0044】温度補正部141のNTCサーミスタ14
2は、高温時に抵抗値が低く、低温時に抵抗値が大き
い。抵抗143は、温度に対して抵抗値が変化せず、温
度補正部141の抵抗値を所定の範囲に調整している。
NTCサーミスタ142の抵抗値が温度で変化すること
により、温度補正部141の抵抗値が所定の範囲内で変
化する。
【0045】図1の電源バックアップ回路10の動作に
ついて説明する。
【0046】電源装置100から直流電源Vccを供給
されると、電源装置100の出力は2次電池15の出力
よりも電圧が高いので、電源装置100の出力が電源V
1として装置内部に供給される。また、電源装置100
からの直流電源Vccは、充電回路11にも供給されて
おり、充電回路11で変換されて2次電池15を充電す
る。
【0047】また、電源装置100から電源バックアッ
プ回路10に直流電源Vccが供給されているときトラ
ンジスタ146がオンするので、ダイオード12を超え
た逆電流は温度補正部141で消費される。高温時には
逆電流が大きくなるが、NTCサーミスタ142の抵抗
値が小さくなるので、逆電流は温度補正部141で十分
に消費され、2次電池15は過充電されない。また、温
度上昇が大きく、NTCサーミスタ142の抵抗値が著
しく低下したとき、ダイオード12を超えた逆電流だけ
でなく、2次電池15からの電流が温度補正部142に
流れて消費される。抵抗143は、温度上昇が大きいと
きの2次電池15からの電流の消費を低減する。
【0048】低温時には逆電流が小さくなるが、NTC
サーミスタ142の抵抗値が大きくなるので、2次電池
15から温度補正部141に流れる電流が小さくなり、
2次電池15からの電流が無駄に消費され難くなる。
【0049】電源装置100から電源バックアップ回路
10に直流電源Vccが供給されないとき、2次電池1
5から装置内部に電源が供給される。その際、電源装置
100からの直流電源Vccの供給がないとトランジス
タ146はオフするので、2次電池15からの電流は温
度補正部141で消費されず、全て装置内部に供給され
る。
【0050】本実施形態によれば、電源装置100から
直流電源Vccが電源バックアップ回路10に供給され
ると、トランジスタ146がオンし、ダイオード12を
超えた逆電流が温度補正部141で消費され、直流電源
Vccの供給が停止すると、トランジスタ146がオフ
し、2次電池15からの電流が温度補正部141で消費
されない。したがって、2次電池15から装置内部へ長
時間の電源供給が可能である。
【0051】また、本実施形態によれば、逆電流の大き
い高温時にNTCサーミスタ142の抵抗値が下がるの
で、逆電流が増大しても、2次電池15が過充電される
ことがない。
【0052】また、本実施形態によれば、温度上昇が大
きくNTCサーミスタ142の抵抗値の低下が著しいと
きでも抵抗143の抵抗値は確保されるので、2次電池
15の電流消費が少ない。
【0053】また、本実施形態によれば、逆電流の小さ
い低温時にNTCサーミスタ142の抵抗値が上がるの
で、2次電池15の電流消費が少ない。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、電源装置から電源が電
源バックアップ回路に供給されているときのみ第1のダ
イオードを超えた逆電流が消費されるので、2次電池へ
の過充電を起こすことがなく、また電源装置からの電源
の供給が停止したとき電流が無駄に消費されず、長時間
に渡る装置内部への電源供給が可能である。
【0055】また、逆電流が大きいとき抵抗値が小さく
なることで逆電流により2次電池が過充電されることが
なく、また、逆電流が小さいとき抵抗値が大きくなるこ
とで電流を無駄に消費せず、長時間に渡る装置内部への
電源供給が可能である。
【0056】また、電源装置から電源が電源バックアッ
プ回路に供給されているときのみスイッチング素子がオ
ンして負荷部で第1のダイオードを超えた逆電流が消費
され、電源装置からの電源の供給が停止したときスイッ
チング素子がオフして電流を無駄に消費しないので、長
時間に渡る装置内部への電源供給が可能である。
【0057】また、逆電流が大きい高温時に抵抗値が小
さくなるので、逆電流により2次電池が過充電されるこ
とがなく、また、逆電流が小さい低温時に抵抗値が大き
くなるので、電流を無駄に消費せず、長時間にわたる装
置内部への電源供給が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の電源バックアップ回路の構成を示
す概略回路図である。
【図2】従来の電源バックアップ回路の一構成例を示す
概略回路図である。
【図3】従来の電源バックアップ回路の他の構成例を示
す概略回路図である。
【符号の説明】 10 電源バックアップ回路 11 充電回路 12,13 ダイオート 14 逆電流消費部 15 2次電池 100 電源装置 141 温度補正部 142 NTCサーミスタ 143,144,145 抵抗 146 トランジスタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源装置からの電源により電力を蓄積
    し、該電源装置からの電源供給が停止したときに、該電
    源装置に代わって電子機器に電源を供給する電源バック
    アップ回路であって、 前記電源装置により繰り返し充電可能であり、該電源装
    置からの電源供給が停止すると、該電源装置の代わりに
    前記電子機器に電源を供給する2次電池と、 前記2次電池の出力にアノードが接続された第1のダイ
    オードと、 前記電源装置の出力にアノードが接続され、カソードが
    前記第1のダイオードのカソードに接続されてダイオー
    ドオア回路を構成し、接続点から前記電子機器に電源を
    供給する第2のダイオードと、 前記電源装置から電源が供給されているときのみ前記第
    1のダイオードを超えた逆電流を消費する逆電流消費部
    を有する電源バックアップ回路。
  2. 【請求項2】 前記逆電流消費回路は、前記逆電流が大
    きいとき抵抗値が小さく、該逆電流が小さいとき抵抗値
    が大きい、請求項1記載の電源バックアップ回路。
  3. 【請求項3】 前記逆電流消費回路は、前記電源装置か
    ら電源が供給されているときオンし、前記電源装置から
    の電源供給が停止しているときオフするスイッチング素
    子と、該スイッチング素子がオンしているときに前記逆
    電流を消費する負荷部を有する、請求項1または2に記
    載の電源バックアップ回路。
  4. 【請求項4】 前記負荷部は、前記逆電流が大きいとき
    抵抗値が小さく、該逆電流が小さいとき抵抗値が大き
    い、請求項3記載の電源バックアップ回路。
  5. 【請求項5】 前記負荷部は、温度が高いとき抵抗値が
    小さく、温度が低いとき抵抗値が大きいサーミスタと、
    該サーミスタと直列接続されており、温度により抵抗値
    が変化しない抵抗とを有する、請求項3または4に記載
    の電源バックアップ回路。
  6. 【請求項6】 電源装置により繰り返し充電可能であ
    り、該電源装置からの電源供給が停止すると電源を供給
    する2次電池を有し、前記2次電池の出力にアノードが
    接続された第1のダイオードと、前記電源装置の出力に
    アノードが接続された第2のダイオードとで構成された
    ダイオードオア回路で電子機器に電源を供給する電源バ
    ックアップ回路において、前記第1のダイオードを超え
    た逆電流を消費する逆電流消費回路であって、 前記電源装置から電源が供給されているときオンし、前
    記電源装置からの電源供給が停止しているときオフする
    スイッチング素子と、 該スイッチング素子がオンしているときに前記逆電流を
    消費する負荷部を有する逆電流消費回路。
  7. 【請求項7】 前記負荷部は、前記逆電流が大きいとき
    抵抗値が小さく、該逆電流が小さいとき抵抗値が大き
    い、請求項6記載の逆電流消費回路。
  8. 【請求項8】 前記負荷部は、温度が高いとき抵抗値が
    小さく、温度が低いとき抵抗値が大きいサーミスタと、
    該サーミスタと直列接続されており、温度により抵抗値
    が変化しない抵抗とを有する、請求項6または7に記載
    の逆電流消費回路。
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