JP2003087146A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

Info

Publication number
JP2003087146A
JP2003087146A JP2002107470A JP2002107470A JP2003087146A JP 2003087146 A JP2003087146 A JP 2003087146A JP 2002107470 A JP2002107470 A JP 2002107470A JP 2002107470 A JP2002107470 A JP 2002107470A JP 2003087146 A JP2003087146 A JP 2003087146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
frequency
inductor
wireless communication
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002107470A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanao Fujiwara
正直 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MICRO FT KK
Excel Engineering Co Ltd
Original Assignee
MICRO FT KK
Excel Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MICRO FT KK, Excel Engineering Co Ltd filed Critical MICRO FT KK
Priority to JP2002107470A priority Critical patent/JP2003087146A/ja
Priority to US10/183,504 priority patent/US6909883B2/en
Publication of JP2003087146A publication Critical patent/JP2003087146A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B5/00Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
    • H03B5/30Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator
    • H03B5/32Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits
    • H04B1/26Circuits for superheterodyne receivers
    • H04B1/28Circuits for superheterodyne receivers the receiver comprising at least one semiconductor device having three or more electrodes
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B2201/00Aspects of oscillators relating to varying the frequency of the oscillations
    • H03B2201/02Varying the frequency of the oscillations by electronic means
    • H03B2201/025Varying the frequency of the oscillations by electronic means the means being an electronic switch for switching in or out oscillator elements
    • H03B2201/0266Varying the frequency of the oscillations by electronic means the means being an electronic switch for switching in or out oscillator elements the means comprising a transistor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高受信感度、小型でローコスト、汎用性の高
い装置を実現し、複数チャンネルの周波数を数逓倍して
所定の範囲の無線周波数帯のあらゆる周波数帯を任意に
選択して情報の送受信を可能とする無線通信装置を提供
する。 【解決手段】 受信部は、1個の水晶発振子122と、
水晶発振子122に直列に接続できるインダクタ124
と、水晶発振子122にインダクタ124を接続して接
地するかそのまま接地するかを切り替えるチャンネル切
替スイッチ123、調整切替スイッチ125とを有す
る。送信部は、1個の水晶発振子と、発振手段から発振
される周波数を決定するインダクタをそれぞれ含む複数
の周波数設定調整回路と、水晶発振子に接続される変調
回路に対して複数の周波数設定調整回路のいずれかを切
り替えて接続する切替接続スイッチとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線周波数帯が1
0[MHz]〜5[GHz]の周波数を使用して情報の
送受信を行なう無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線通信装置として、例えばアメ
リカ国内で用いられている子供用の「おもちゃ商品市
場」における装置であって、赤ちゃんの声を離れた部屋
から(5、6メートルから150メートルの範囲内)聴
くためのベビーモニタが知られている。このベビーモニ
タには、受信器は2チャンネルの2クリスタル(水晶)
方式を、送信器は2チャンネルの水晶制御FM変調をそ
れぞれ採用し、2チャンネル対応の情報送受信を可能と
している。
【0003】2クリスタルを無線通信装置の受信側およ
び送信側に備えたシステムとして、U.S.Paten
t 6,091,329号公報にモニタ/ハンズフリー
相互通信システムの開示がなされている。この公報の無
線通信装置について、アンテナ高周波(RF)回路から
復調回路(FM変調レシオ検波)までのRF回路の構成
は、トランジスタ6個、復調検波ダイオード2個を有し
てなる構成である。また、この回路構成では、使用周波
数であるチャンネルの数だけローカル発振回路に水晶発
振子を必要とする。つまり、この無線通信装置は、2チ
ャンネルに対応するために、水晶発振子を送信側と受信
側でそれぞれ2個ずつ備え、スイッチにより各チャンネ
ルを選択する。また、ローカル発振回路には、各水晶発
振子の数[Hz]程度の発振周波数の微調整として、バ
リアブルキャパシタを備えることが一般的である。この
ようなベビーモニタ等の無線通信装置の技術仕様につい
ては、例えばアメリカでは情報・通信分野の行政委員会
であるアメリカ連邦通信委員会(FCC)の標準規格に
準拠した装置として製品化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無線通信装置の回路構成では、アンテナ高周波回路から
復調回路(FMレシオ検波)迄のRF回路をトランジス
タ6個、復調検波ダイオード2個から構成されており、
ローカル発振器(オシレータ)が不安定な所を補うため
に中間周波増幅回路の帯域を広げているため、非常に受
信感度が悪いという問題があった。また、水晶発振子の
発振周波数の微調整用バリアブルキャパシタを備えた場
合は、微調整できる周波数の範囲が数[Hz]程度の狭
範囲であり、この範囲を越えると発振周波数が不安定に
なるという問題があった。
【0005】また従来の無線通信装置では、情報を通信
するチャンネル数だけローカル発振回路に高価な水晶発
振子や発振周波数微調整用のバリアブルキャパシタ等を
必要としていた。このチャンネル数が2チャンネル以上
になると装置コストが上昇し、小型化等のニーズに逆ら
い装置サイズが大きくなってしまうという問題があっ
た。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、複数チャンネルの送受信が可能で、かつ小型で
ローコスト、およびアメリカ連邦通信委員会(FCC)
等の標準規格を満たす汎用性の高い無線通信装置を提供
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記課題を解
決するために、本発明の無線通信装置は、無線送信さ
れ、受信された信号を中間周波数帯の信号に変換するた
めの周波数を発振するローカル発振部を備えた無線通信
装置において、前記ローカル発振部は、単一の水晶発振
子と、インダクタと、前記水晶発振子に前記インダクタ
を直列に接続するか否かを切り替えるスイッチとを有
し、前記インダクタを接続するか否かによって受信チャ
ンネルを切り替えることを特徴とする。
【0008】上記課題を解決するために、本発明の無線
通信装置は、入力された情報信号を周波数変調する変調
部を備えた無線通信装置において、前記変調部は、単一
の水晶発振子と、該水晶発振子による発振周波数を前記
入力情報信号により偏位させる変調回路と、該水晶発振
子に直列に接続されたインダクタと、該インダクタのイ
ンダクタンスを切り替えるスイッチとを有し、このイン
ダクタンスを切り替えることによって送信チャンネルを
切り替えることを特徴とする。
【0009】本発明は、前記ローカル発振部を備えた受
信部を有する単数または複数台の無線通信装置と、前記
変調部を備えた送信部を有する単数または複数台の無線
通信装置を用いることで、無線情報の送受信を行なう送
受信システムとして構成してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の無線通信装置の好ましい
実施の形態では、前記ローカル発振部は、前記水晶発振
子の一端がベースに接続されたトランジスタと、該トラ
ンジスタのベースとエミッタの間に接続されたキャパシ
タと、該エミッタを接地するエミッタ抵抗と、該エミッ
タ抵抗と並列に接続され前記水晶発振子の基本周波数の
ほぼ整数倍の周波数に同調する並列共振回路とを備え、
前記スイッチは、前記水晶発振子の他端を直接接地する
か、前記インダクタを介して接地するかを切り替え、そ
の切り替えに連動して、前記キャパシタのキャパシタン
スを切り替える。また、前記スイッチは、前記受信チャ
ンネルの切り替えに連動して、さらに前記エミッタ抵抗
の抵抗値を切り替える。
【0011】本発明の無線通信装置の好ましい実施の形
態では、前記インダクタには抵抗が並列に接続されお
り、その抵抗値は前記送信チャンネル切り替えと連動し
て切り替えられる。また、本実施形態では、前記送信チ
ャンネルの切り替えに連動して前記入力情報信号のレベ
ルを切り替える。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。 [受信部の実施例]図1は、本発明の一実施例に係る無
線通信装置の受信部の回路構成を示すブロック図(RECE
IVER BLOCK DIAGRAM)である。また、図2は、図1およ
び後述する図3の回路の一具体例を示し、図1および図
3と同一の符号、記号は、図1および図3と同様の部材
を示す。
【0013】図1において、アンテナ(ANTENNA )10
1により受信された受信信号(例えば音声情報を含む変
調信号)は、ローディングコイル(LOADING COIL)10
2を通してインダクタやキャパシタ(L2,C1,C2)を備え
るローパスフィルタ(LPF )103へ入力され、不要な
高周波成分が除去される。ここで、ローディングコイル
102とローパスフィルタ103の間には不図示のジャ
ンクションポイント(JP)が存在し、ハンダ等により
接続するように構成される。受信部は、このJPを有す
ることにより、受信部の試験や検査等を行なうときにア
ンテナ101から不必要な受信信号を受信させない構成
とすることが容易にできるため、試験や検査等に便利で
ある。
【0014】ローパスフィルタ103からの出力信号
は、高周波増幅回路(RF AMP:Q1 )104に入力され、
高周波増幅処理後、インダクタやキャパシタ(T1,T2,C
5,C7,C8)を備えるバンドパスフィルタ(BPF )105
に入力される。ここで、高周波増幅回路104には、直
流電圧(DC)3.5[V]が電源電圧として印加され
る。DC3.5[V]は、バッテリ(BATTERY )144
(006P 9[V] )、または、外部直流電源(EXT DC)電圧
(+6[V] )からの電圧値を定電圧回路(AVR Q2)126
および該定電圧回路126に接続されるツェナダイオー
ド(ZENER DIODE:D2)143により生成される。また、
後述するIC(IC1 3361)110にも同様に、DC3.
5[V]が電源電圧として供給される。
【0015】バンドパスフィルタ105では、高周波増
幅回路104から入力された信号について帯域外の不要
成分の処理を行ない、IC(IC1 3361)110へ出力す
る。IC110では、その内部に構成されているミキサ
回路(MIX )111にてバンドパスフィルタ105から
の受信信号と、水晶発振子(X1)122やIC110内
部に構成されているオシレータ(OSC )回路112を備
えるローカル発振部からの周波数がミキシングされ、受
信信号を中間周波数帯(例えば中心周波数455[kH
z])の信号とする。チャンネル切替スイッチ123
は、例えば2チャンネル(CH1とCH2)の受信信号
に対応するために水晶発振子122の他端にインダクタ
124を接続してグランドに落とすか、あるいはインダ
クタ124を接続せずにグランドに落とすかを切り替え
るものである。
【0016】チャンネル切替スイッチ123によりイン
ダクタ124を水晶発振子122に接続した場合(CH
1側)は、ローカル発振部の発振周波数をCH1の周波
数に設定できる。また、インダクタ124のコアーを調
整することにより、任意のチャンネルの微調整ができ
る。また、このCH1側にチャンネル切替スイッチ12
3が切り替えられた場合は、ローカル発振部の発振周波
数をインダクタ124を接続しないで接地した場合に比
べて低周波数とすることができる。換言すれば、チャン
ネル切替スイッチ123によりインダクタ124を水晶
発振子122に接続しない場合(CH2側)は、CH1
側に比べて高周波数とすることができる。CH1とCH
2の発振周波数の差は、チャンネル切替スイッチ123
による切り替えにより、例えば数十[kHz]とするこ
とができる。なお、このローカル発振部の詳細について
は、後述する。
【0017】図1において、ミキサ回路111によりロ
ーカル発振部からの周波数とミキシングされて中間周波
数帯となった受信信号は、中間周波数リミッタ増幅回路
(IFLIM AMP)113に入力されて中間周波数の増幅が
行なわれ、該中間周波数リミッタ増幅回路113に接続
されているセラミックフィルタ(FL1)121により中
間周波数(例えば455[kHz])を中心周波数とし
て所定の周波数範囲以外の信号についてノイズ除去処理
等の処理が行なわれる。
【0018】中間周波数リミッタ増幅回路113の出力
は、コードラチャ(QUADRATURE)復調回路(DET )11
4に入力され、受信した変調信号の復調(例えば受信信
号がFM変調信号の場合はFM復調)が行なわれる。コ
ードラチャ復調回路114の出力は、IC110内部の
ノイズ増幅回路115へ入力されるとともに、ボリュー
ム回路(VR1 )140を介してIC110外部の低周波
増幅回路(AF AMP:Q3)127へ入力される。
【0019】ノイズ増幅回路115では、入力信号に対
してノイズ増幅を行ない、スイッチ(SWITCH)116へ
ノイズ増幅信号を出力する。スイッチ116は、ノイズ
増幅信号を利用して発光ダイオード(D1)125に対し
てバッテリレベル情報信号を出力し、バッテリ144か
らの直流電圧が小さくなってきた時に発光ダイオード1
25を発光させたり、消燈させたりできる。
【0020】低周波増幅回路127では、入力信号に対
して可聴周波数帯の低周波数帯の信号の増幅を行ない、
レベル検出回路(DET:Q4)128に出力する。レベル検
出回路128にてレベル検出が行なわれた信号は、それ
ぞれスイッチ(SWITCH:Q5)130、スイッチ(SWITCH:
Q6)131、スイッチ(SWITCH:Q7)132、スイッチ
(SWITCH:Q8)133、およびスイッチ(SWITCH:Q9)1
34にそれぞれ並列に入力される。また、スイッチ13
0〜スイッチ134には、バッテリ144からの9
[V]または外部直流電源電圧からの+6[V]が印加
される。さらに、スイッチ130〜スイッチ134に
は、発光ダイオード(D3)135、発光ダイオード(D
4)136、発光ダイオード(D5)137、発光ダイオ
ード(D6)138、および発光ダイオード(D7)139
がそれぞれ接続される。発光ダイオード135〜139
にもバッテリ144からの9[V]または外部直流電源
電圧からの+6[V]が印加される。ここで、バッテリ
144と外部直流電源電圧は、並列に構成され、DC電
圧を印加する構成となる。これらのレベル検出回路12
8やスイッチ130〜スイッチ134、発光ダイオード
135〜139等により受信信号の音声レベルを発光ダ
イオードの発光で表示する音声レベルメータが構成され
る。
【0021】ボリューム回路140では、コードラチャ
復調回路114から入力された信号に対して音量調節を
行ない、低周波電力増幅回路(AF PA AMP:IC2 )141
に入力する。低周波電力増幅回路141では、スピーカ
(SPEAKER )142から音声出力するための低周波帯域
の電力増幅を行ない、スピーカ142によって受信信号
を音で出力する。
【0022】次に、本実施例のローカル発振部について
図3を用いて説明する。図3は、図1の受信部における
水晶発振子を備えた発振部の回路構成を示す拡大図(LO
CALOSC DIAGRAM)である。図3において、図1と同一の
符号は、図1と同様の構成要素を示す。
【0023】チャンネル切替スイッチ123は、水晶発
振子122の他端にインダクタ(T3)124を直列に接
続するか否かを切り替え、CH1に設定する場合はイン
ダクタ124を直列に接続して接地し、CH2に設定す
る場合はインダクタ124を接続しないでそのまま接地
する。水晶発振子122は、CH1またはCH2として
所定の発振周波数を発振する。また、インダクタ124
のコアーを不図示の調整手段により微調整することによ
り、任意のチャンネルに正確に設定することが可能とな
る。この水晶発振子122等による発振周波数を、オシ
レータ回路112が備え、水晶発振子122の一端が接
続されたトランジスタ201により増幅し、上記したミ
キサ回路111に出力する。
【0024】チャンネル切替スイッチ123によるCH
1またはCH2の切り替えと連動して、調整切替スイッ
チ205がCH1またはCH2へ切り替えられる(図3
中の点線参照)。ここで、図3には、チャンネル切替ス
イッチ123と調整切替スイッチ205は、それぞれC
H1側へ切り替えられている旨が示されている。
【0025】チャンネル切替スイッチ123のCH1側
への切り替えと連動して、調整切替スイッチ205がC
H1側へ切り替えられた場合は、トランジスタ201の
ベース(B )−エミッタ(E )間の帰還コンデンサ(帰
還キャパシタ)がキャパシタ(C10 )202とキャパシ
タ(C11 )203の並列回路構成となる。また、該並列
回路構成に伴い、エミッタ端子2には、抵抗回路(R5)
204がDCバイアスの制御用抵抗として接続される。
チャンネル切替スイッチ123がCH1に設定された場
合は、水晶発振子122にインダクタ124が直列に接
続されて発振周波数は低周波数側へシフトするが、イン
ダクタ124の存在により温度等によって発振周波数特
性が不安定になる。そこで、調整切替スイッチ205に
よって接続されたキャパシタ202,203および抵抗
回路204により、温度等による周波数特性の安定化
(発振周波数の変化を安定させる)と発振周波数の発振
強度の調整(発振強度を揃える調整)を行なう。
【0026】チャンネル切替スイッチ123のCH2側
への切り替えと連動して、調整切替スイッチ205がC
H2側へ切り替えられた場合は、帰還コンデンサはキャ
パシタ202のみとなり、DCバイアス制御用抵抗は抵
抗回路(R4)207となる。ここで、抵抗回路204
は、抵抗回路207より大抵抗値を有する回路を用いる
ことが好ましい。換言すれば、抵抗回路207は、抵抗
回路204より小抵抗値を有する回路を用いることが好
ましい。
【0027】エミッタ端子2に接続されているキャパシ
タ(C12 )206とインダクタ(L3)208による並列
回路は共振回路を構成し、水晶発振子122の基本周波
数のほぼ整数倍の周波数に同調するオーバートーン回路
となる。このオーバートーン回路により、例えば受信信
号が周波数3逓倍された信号の場合は水晶発振子122
からの発振周波数を3倍し、ローカル発振部から発振す
る。また、該オーバートーン回路と定電圧回路126に
よる3.5[V]の間に設けられるキャパシタ(C13 )
209は、DCカット用のバイパスコンデンサとして動
作する。
【0028】本実施例の受信部を有する無線通信装置の
一例としては、水晶発振子122に基本周波数が16.
624[MHz]のものを用い、CH1の周波数が4
9.845[MHz]、CH2の周波数が49.890
[MHz]の場合、CH1またはCH2の送信信号を高
感度で受信し、この受信した受信信号から音声信号の再
生を行なうことができる。この受信部の高周波回路は、
主にトランジスタ1個、ミキサ回路、ローカル発振回
路、中間周波増幅回路、コードラチャ復調回路(PLL
復調回路)を1個のパッケージに納めたIC(集積回
路)と、水晶発振子1個および455[kHz]のセラ
ミックフィルタから構成される。
【0029】[送信部の実施例]図4は、本発明の一実
施例に係る無線通信装置の送信部の回路構成を示すブロ
ック図(TRANSMITTER BLOCK DIAGRAM)である。また、
図5は、図4の回路の一具体例を示し、図4と同一の符
号、記号は、図4と同様の部材を示す。
【0030】図4において、マイク(C-MIC )301
は、入力信号である音声情報を入力する入力部である。
マイク301からの入力信号は、低周波増幅回路(AF A
MP:Q2)302に入力され、低周波増幅回路(Q2)30
2において可聴周波数帯(約15[Hz]〜20[kH
z])の低周波数帯の増幅が行なわれ、変調低周波リミ
ッタ増幅回路(MODULATION AF LIMITTOR AMP:IC1 TA713
7/KA2220)303に出力される。ここで、低周波増幅回
路302には、ACアダプタ(AC ADAPTOR)326から
の直流電圧(DC)6[V]が電源電圧として印加され
る。ACアダプタ326は、一般的な交流(AC)電源
コンセント(例えばAC120[V])へ接続され、D
C6[V]を出力する。また、ACアダプタ326の出
力は、後述する高周波増幅および発振回路322にも供
給され、後述する変調回路(MODULATOR )320にもツ
ェナダイオードを備える定電圧回路(AVR D2)323を
通して電源電圧が印加される。
【0031】低周波増幅回路302から変調低周波リミ
ッタ増幅回路303に入力された信号は、変調低周波リ
ミッタ増幅回路303の内部の低周波マイク増幅回路
(AF MIC AMP)304に入力され、マイク301に入力
された信号の増幅が行なわれる。低周波マイク増幅回路
304の出力は、低周波検波回路(AF DET D3)306
に入力されて低周波信号のレベル検出が行なわれた後、
変調低周波リミッタ増幅回路303にフィードバックさ
れる。このフィードバックされた信号は、変調低周波リ
ミッタ増幅回路303の内部に備えられたレベル制御回
路(LEVEL CONTROL )305に入力され、レベル制御回
路305にてレベル制御された信号を低周波マイク増幅
回路304の入力信号として入力することにより、入力
信号のレベル制御が行なわれる。
【0032】変調低周波リミッタ増幅回路303の出力
は、音声レベル制御用抵抗回路308に入力される。本
実施例では2チャンネル(CH1とCH2)の搬送周波
数で情報を送信する送信部の回路構成としているため、
音声レベル制御用抵抗回路308は、各チャンネルに対
応する抵抗回路309と抵抗回路310で構成される。
この音声レベル制御用抵抗回路308は、CH1とCH
2の変調感度の変化に連動して変化する変調度を一定に
保つように機能する回路である。
【0033】抵抗回路309と抵抗回路310は、CH
1の場合は抵抗回路310、CH2の場合は抵抗回路3
09がそれぞれ選択できるようにレベル制御切替接続ス
イッチ319により切り替えられる。本実施例では、C
H1の周波数はCH2の周波数より低周波数(Lo FREQU
ENCY)として送信部より送信される。換言すれば、CH
2の周波数はCH1の周波数より高周波数(Hi FREQUEN
CY)として送信部より送信される。
【0034】各抵抗回路309,310は、その抵抗値
としてCH2用の抵抗回路309は抵抗回路310より
小抵抗値のものが、CH1用の抵抗回路310は抵抗回
路309より大抵抗値のものが、それぞれ用いられる。
また、抵抗回路309は、例えば抵抗R7と抵抗R01
の並列回路として構成してもよく、抵抗回路310は、
例えば抵抗R8と抵抗R02の並列回路として構成して
もよい。送信部の変調感度については、これらの抵抗回
路309と抵抗回路310の各抵抗値により決定され
る。また、音声レベル制御用抵抗回路308のCH1側
の端子に接続されるキャパシタ(C02 )311は、入力
信号の高域周波数特性を補正するキャパシタである。
【0035】レベル制御切替接続スイッチ319により
切り替えられて抵抗回路309または抵抗回路310に
より音声レベル制御が行なわれた信号は、変調用バリア
ブルキャパシタ(D1)320aやインダクタ(L3)32
0bを備える変調回路320に入力される。変調回路3
20では、この入力情報信号により水晶発振子321に
よる発振周波数を偏位することにより入力情報信号をF
M変調する。具体的には、抵抗回路309または抵抗回
路310から抵抗(R6)328を通して入力される入力
信号で変調用バリアブルキャパシタ320aに印加され
る電圧を変動させ、後述する発振部の周波数を変動させ
てFM変調する。なお、変調用バリアブルキャパシタ3
20aには、抵抗(R5)327と抵抗(R6)328を通
して定電圧回路323から供給される一定のDC電圧が
バイアスされている。
【0036】変調回路320は、水晶発振子321に接
続される。水晶発振子321から発振される発振周波数
は、周波数切替接続スイッチ(S1)318によって周波
数設定調整回路312または周波数設定調整回路313
が切り替えられて変調回路320に接続されることによ
り、CH1とCH2の周波数を変えて発振される。つま
り、各チャンネルの発振周波数を周波数設定調整回路3
12または周波数設定調整回路313により変え、CH
1とCH2が選択および設定される。ここで、レベル制
御切替接続スイッチ319と周波数切替接続スイッチ3
18は、それぞれCH2側へ切り替えられている旨が図
3に示されている。
【0037】周波数設定調整回路312はインダクタ
(T2)314を含み、周波数設定調整回路313はイン
ダクタ(T3)316を含む。ここで、インダクタ314
は、CH2用のため、インダクタ316のインダクタン
スに比べて小インダクタンスのものを用いる。換言すれ
ば、インダクタ316は、CH1用のため、インダクタ
314のインダクタンスに比べて大インダクタンスもの
を用いる。また、インダクタ314とインダクタ316
のインダクタンスの微調整については、インダクタ31
4とインダクタ316のそれぞれのコアーを不図示の調
整手段によりそれぞれ調整することにより微調整するこ
とが可能である。
【0038】各周波数設定調整回路312,313は、
各インダクタ314,316を有することによる温度等
に基づく発振周波数の不安定性の解消を図るため、イン
ダクタ314には抵抗回路(R03 )315を、インダク
タ316には抵抗回路(R04)317をそれぞれ並列に
接続した回路構成となる。ここで、CH2用の抵抗回路
315は、抵抗回路317の抵抗値に比べて小抵抗値の
ものを、CH1用の抵抗回路317は、抵抗回路315
の抵抗値に比べて大抵抗値のものをそれぞれ備える。こ
れらの抵抗回路315と抵抗回路317の各抵抗値によ
りCH1とCH2の変調度(変調電位)の差が予め決め
られる。
【0039】レベル制御切替接続スイッチ319および
周波数切替接続スイッチ318は、各チャンネルに連動
してCH1側またはCH2側に切り替えられる(図3の
点線参照)。変調回路320は、レベル制御切替接続ス
イッチ319により切り替えられて入力される入力信号
を変調用バリアブルキャパシタ320a等によりFM変
調し、水晶発振子(X1)321に入力する。この水晶発
振子321への入力信号は、上記したように、各チャン
ネルの変調感度に応じて変調度を一定となるように調整
が行なわれた信号である。ここで、変調回路320に備
えられるインダクタL3は、変調効率を上げるために水
晶発振子321に直列に接続されるように構成される。
【0040】水晶発振子321は、入力される変調信号
について、周波数設定調整回路312または周波数設定
調整回路313、および変調回路320により各チャン
ネル毎に設定された周波数を中心周波数とするFM信号
とし、高周波増幅および発振回路(Q1)322へ出力す
る。高周波増幅および発振回路322は、高周波増幅回
路(RF POWER AMP)、周波数3逓倍回路(3rd FREQUENC
Y )、および発振回路(OSCILATOR)を有し、入力され
た信号に対して高周波増幅、周波数3逓倍等の処理を行
なう。高周波増幅および発振回路322にて各処理を施
された信号は、インダクタやキャパシタ(L2,C1,C2)を
備えるローパスフィルタ(LPF )324で不要成分の除
去等の処理後、インダクタ(L1)を備えるローディング
コイル(LODING COIL )325を通してアンテナ(ANTE
NNA )327より送信信号として送信される。ここで、
ローパスフィルタ324とローディングコイル325の
間には不図示のジャンクションポイント(JP)が存在
し、ハンダ等により接続するように構成される。送信部
は、このJPを有することにより、送信部の試験や検査
等を行なうときにアンテナ327から送信信号を送信さ
せない構成とすることが容易にできるため、試験や検査
等に便利である。
【0041】本実施例の送信部を有する無線通信装置の
一例としては、水晶発振子122に基本周波数が16.
624[MHz]のものを用い、入力する音声信号に対
して上記した周波数設定調整回路および周波数3逓倍回
路等により、CH1に49.845[MHz]、CH2
に49.890[MHz]を設定して、CH1またはC
H2の周波数の送信信号として、それぞれ安定に、かつ
変調度および変調感度差もなく送信することができる。
この送信部は、主にマイクアンプトランジスタ1個、変
調アンプおよび変調制御用IC1個、変調信号整流ダイ
オード1個、FM用ダイオード1個、水晶発振子1個、
発振および送信トランジスタ1個、定電圧ダイオード1
個から構成されている。
【0042】[送受信システムの実施例]本実施例で
は、本発明の一実施例に係わる受信部および送信部を用
いた送受信システムの実測結果を示す実施例について説
明する。上記した各実施例における受信部および送信部
を用いた送受信システムでは、上記した受信部のローカ
ル発振部等、および、送信部の変調回路や発振部等によ
り、無線周波数帯が10[MHz]〜5[GHz]の周
波数を使用して情報の送受信を行なうことが可能であ
る。まず、以下に示す例1および/または例2の周波数
による情報信号の送受信を行ない、受信部および送信部
の水晶発振子(X1)を有する発振部における周波数安
定度がFCCの検査規格をクリアでき、情報の送受信が
可能であることを例1および例2の場合について確認し
た。
【0043】<例1> ・X1の基本周波数:16.623833[MHz] ・CH1の周波数 :49.845[MHz] ・CH2の周波数 :49.890[MHz] <例2> ・X1の基本周波数:16.618833[MHz] ・CH1の周波数 :49.830[MHz] ・CH2の周波数 :49.875[MHz]
【0044】上記した送受信システムにおける他の例と
して、例3および例4を以下に示す。受信部および送信
部の水晶発振子(X1)を有する発振部における周波数
安定度が上記した例1および例2の場合と同様、例3お
よび/または例4の場合もFCCの検査規格をクリアで
き、情報の送受信が可能であることを確認した。
【0045】<例3> ・X1の基本周波数:49.435[MHz] ・CH1の周波数 :49.845[MHz] ・CH2の周波数 :49.890[MHz] <例4> ・X1の基本周波数:49.420[MHz] ・CH1の周波数 :49.830[MHz] ・CH2の周波数 :49.875[MHz]
【0046】本実施例においては、上記した各実施例に
おける受信部におけるチャンネル切替スイッチおよび調
整切替スイッチの切り替え、並びに、送信部における周
波数切替接続スイッチおよびレベル制御切替接続スイッ
チの切り替えによってローカル発振部の発振周波数を複
数チャンネル(例えばCH1とCH2の2チャンネル)
間で変更することにより、CH1とCH2の間の中心周
波数の差として最大45[kHz]隔てることができ、
CH1またはCH2のいずれかの周波数を用いて情報信
号の送受信が可能であることが分かった。
【0047】上記した各実施例においては、複数のチャ
ンネルを1個の水晶発振子を用いて送受信するため、小
型でローコストな通信システムを提供できるとともに、
FCC等の検査規格を満たす汎用性の高い無線通信シス
テムを提供できる。また、上記した受信部においては、
1個の水晶発振子を用いて複数チャンネルの送信信号を
高感度に受信する無線通信装置を提供できる。さらに、
上記した実施例における装置では、最大5チャンネルま
で無線通信の実現可能であり、複数のチャンネルを用い
て情報の送受信が可能なため、混信の問題にも対応でき
る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の効果を奏する。 (1)本発明の無線通信装置は、ローカル発振部に単一
の水晶発振子と、インダクタと、水晶発振子にインダク
タを直列に接続するか否かを切り替えるスイッチとを有
し、インダクタを接続するか否かによって受信チャンネ
ルを切り替えることにより、1個の水晶発振子で複数の
チャンネルを受信可能な受信部を提供することができ
る。さらに、水晶発振子が1個でローカル発振部が構成
されるため、小型かつローコストな受信部を有する無線
通信装置を提供することができる。
【0049】(2)ローカル発振部は、水晶発振子の一
端がベースに接続されたトランジスタと、トランジスタ
のベースとエミッタの間に接続されたキャパシタと、エ
ミッタを接地するエミッタ抵抗と、エミッタ抵抗と並列
に接続され水晶発振子の基本周波数のほぼ整数倍の周波
数に同調する並列共振回路とを備え、スイッチは、水晶
発振子の他端を直接接地するか、インダクタを介して接
地するかを切り替え、その切り替えに連動して、キャパ
シタのキャパシタンスを切り替えるため、温度等により
不安定となるローカル発振部の発振周波数を各チャンネ
ルに連動してキャパシタのキャパシタンスによって安定
させ、ローカル発振部の発振周波数を安定させることが
できる。
【0050】(3)スイッチは、受信チャンネルの切り
替えに連動して、さらにエミッタ抵抗の抵抗値を切り替
えるため、発振周波数の発振強度を揃える調整が行なわ
れ、さらに安定なローカル発振部とすることが可能とな
り、アメリカ連邦通信委員会の標準規格に準拠した汎用
性の高い受信部を有する無線通信装置を提供できる。
【0051】(4)本発明の無線通信装置は、変調部に
単一の水晶発振子と、水晶発振子による発振周波数を入
力情報信号により偏位させる変調回路と、水晶発振子に
直列に接続されたインダクタと、インダクタのインダク
タンスを切り替えるスイッチとを有し、このインダクタ
ンスを切り替えることによって送信チャンネルを切り替
えることにより、複数のチャンネルを任意に選択して情
報送信を行なう送信部を提供することが可能となる。さ
らに、水晶発振子は1個しか備えてないため、小型かつ
ローコストな送信部を有する無線通信装置を提供するこ
とができる。
【0052】(5)インダクタには抵抗が並列に接続さ
れおり、その抵抗値は送信チャンネル切り替えと連動し
て切り替えられるため、インダクタを備えることによっ
て温度等により不安定となる発振周波数の振幅(電位)
の安定化が図れる。
【0053】(6)変調部は、送信チャンネルの切り替
えに連動して前記入力情報信号のレベルを切り替えるた
め、さらに安定な発振手段とすることが可能となり、ア
メリカ連邦通信委員会の標準規格に準拠した汎用性の高
い送信部を有する無線通信装置を提供できる。
【0054】さらに、本発明では、無線情報の送受信を
行なう送受信システムとして構成することが可能であ
り、小型でローコストかつ標準規格に準拠し、複数チャ
ンネルを使用可能な送受信システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る無線通信装置の受信
部の回路構成を示すブロック図である。
【図2】 図1および図3の回路の一具体例を示す図で
ある。
【図3】 図1の受信部における水晶発振子を備えた発
振部の回路構成を示す拡大図である。
【図4】 本発明の一実施例に係る無線通信装置の送信
部の回路構成を示すブロック図である。
【図5】 図4の回路の一具体例を示す図である。
【符号の説明】
101,327:アンテナ、102,325:ローディ
ングコイル、103,324:ローパスフィルタ、10
4:高周波増幅回路、105:バンドパスフィルタ、1
10:IC1、111:ミキサ回路、112:オシレー
タ回路、113:中間周波数リミッタ増幅回路、11
4:コードラチャ復調回路、115:ノイズ増幅回路、
116,130,131,132,133,134:ス
イッチ、122,321:水晶発振子、123:切替ス
イッチ、124,208,314,316:インダク
タ、125,135,136,137,138,13
9:発光ダイオード、126,323:定電圧回路、1
27,302:低周波増幅回路、128:レベル検出回
路、140:ボリューム回路、141:低周波電力増幅
回路、142:スピーカ、143:ツェナダイオード、
144:バッテリ、201:トランジスタ、202,2
03,206,209,311:キャパシタ、204,
207,309,310,315,317:抵抗回路、
205:調整切替スイッチ、301:マイク、303:
変調低周波リミッタ増幅回路、304:低周波マイク増
幅回路、305:レベル制御回路、306:低周波検波
回路、308:音声レベル制御用抵抗回路、312,3
13:周波数設定調整回路、318:周波数切替接続ス
イッチ、319:レベル制御切替接続スイッチ、32
0:変調回路、320a:変調用バリアブルキャパシ
タ、320b:変調回路に備えられるインダクタ、32
2:高周波増幅および発振回路、326:ACアダプ
タ、327,328:抵抗。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線送信され、受信された信号を中間周
    波数帯の信号に変換するための周波数を発振するローカ
    ル発振部を備えた無線通信装置において、 前記ローカル発振部は、単一の水晶発振子と、インダク
    タと、前記水晶発振子に前記インダクタを直列に接続す
    るか否かを切り替えるスイッチとを有し、前記インダク
    タを接続するか否かによって受信チャンネルを切り替え
    ることを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記ローカル発振部は、前記水晶発振子
    の一端がベースに接続されたトランジスタと、該トラン
    ジスタのベースとエミッタの間に接続されたキャパシタ
    と、該エミッタを接地するエミッタ抵抗と、該エミッタ
    抵抗と並列に接続され前記水晶発振子の基本周波数のほ
    ぼ整数倍の周波数に同調する並列共振回路とを備え、 前記スイッチは、前記水晶発振子の他端を直接接地する
    か、前記インダクタを介して接地するかを切り替え、そ
    の切り替えに連動して、前記キャパシタのキャパシタン
    スを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の無線
    通信装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチは、前記受信チャンネルの
    切り替えに連動して、さらに前記エミッタ抵抗の抵抗値
    を切り替えることを特徴とする請求項2に記載の無線通
    信装置。
  4. 【請求項4】 入力された情報信号を周波数変調する変
    調部を備えた無線通信装置において、 前記変調部は、単一の水晶発振子と、該水晶発振子によ
    る発振周波数を前記入力情報信号により偏位させる変調
    回路と、該水晶発振子に直列に接続されたインダクタ
    と、該インダクタのインダクタンスを切り替えるスイッ
    チとを有し、このインダクタンスを切り替えることによ
    って送信チャンネルを切り替えることを特徴とする無線
    通信装置。
  5. 【請求項5】 前記インダクタには抵抗が並列に接続さ
    れおり、その抵抗値は前記送信チャンネル切り替えと連
    動して切り替えられることを特徴とする請求項4に記載
    の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記送信チャンネルの切り替えに連動し
    て前記入力情報信号のレベルを切り替えることを特徴と
    する請求項5に記載の無線通信装置。
JP2002107470A 2001-06-28 2002-04-10 無線通信装置 Pending JP2003087146A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002107470A JP2003087146A (ja) 2001-06-28 2002-04-10 無線通信装置
US10/183,504 US6909883B2 (en) 2001-06-28 2002-06-28 Wireless communication device

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001195999 2001-06-28
JP2001-195999 2001-06-28
JP2002107470A JP2003087146A (ja) 2001-06-28 2002-04-10 無線通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003087146A true JP2003087146A (ja) 2003-03-20

Family

ID=26617719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002107470A Pending JP2003087146A (ja) 2001-06-28 2002-04-10 無線通信装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6909883B2 (ja)
JP (1) JP2003087146A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3790734B2 (ja) * 2002-10-04 2006-06-28 松下電器産業株式会社 高周波装置、高周波増幅方法
US7450615B2 (en) * 2004-07-23 2008-11-11 At&T Intellectual Properties I, L.P. Apparatus and method for automatically bypassing a load coil in a digital subscriber line circuit
US7512395B2 (en) 2006-01-31 2009-03-31 International Business Machines Corporation Receiver and integrated AM-FM/IQ demodulators for gigabit-rate data detection
US8538366B2 (en) 2007-06-29 2013-09-17 Silicon Laboratories Inc Rotating harmonic rejection mixer
US7860480B2 (en) 2007-06-29 2010-12-28 Silicon Laboratories Inc. Method and apparatus for controlling a harmonic rejection mixer
US8260244B2 (en) * 2007-06-29 2012-09-04 Silicon Laboratories Inc. Rotating harmonic rejection mixer
US8503962B2 (en) * 2007-06-29 2013-08-06 Silicon Laboratories Inc. Implementing a rotating harmonic rejection mixer (RHRM) for a TV tuner in an integrated circuit
US7756504B2 (en) * 2007-06-29 2010-07-13 Silicon Laboratories Inc. Rotating harmonic rejection mixer
BR112014001567A2 (pt) * 2011-07-22 2017-06-27 Aspen Avionics Inc método de processamento de informações, método de exibição de informações e sistema para transmitir e receber comunicações de dados de aeronave
US8571512B2 (en) 2012-01-05 2013-10-29 Silicon Laboratories Inc. Implementing a passive rotating harmonic rejection mixer (RHRM) for a TV tuner in an integrated circuit

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241082B2 (ja) * 1973-03-28 1977-10-17
US4218773A (en) * 1976-01-19 1980-08-19 Sanyo Electric Co., Ltd. Superheterodyne receiver of scanning type with indicator means to display received frequency and frequency being stored in memory
US4501018A (en) * 1983-07-05 1985-02-19 Motorola, Inc. Simplex transceiver employing a common piezoelectric element for transmitting and receiving
US6219531B1 (en) * 1998-09-04 2001-04-17 Ericsson Inc. Architecture and frequency plan for a UHF portable radio

Also Published As

Publication number Publication date
US20030003884A1 (en) 2003-01-02
US6909883B2 (en) 2005-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7127217B2 (en) On-chip calibration signal generation for tunable filters for RF communications and associated methods
US20090117869A1 (en) Digital tunning error correction for intergrated receivers and associated methods
US20080182617A1 (en) Multiband mobile communication apparatus
US20120184234A1 (en) Simplified radio frequency receiver
JP5630648B2 (ja) 受信装置、受信方法、及び、電子機器
KR100186753B1 (ko) 직접 변복조 방식이 적용된 디지탈 무선 송수신 시스템
JP2003087146A (ja) 無線通信装置
JP3389945B2 (ja) デュアルバンド送受信回路
JP2000307458A (ja) Pll内蔵チューナic
US6259895B1 (en) Receiver and transmitter-receiver
JPH05183468A (ja) 送受信装置
JP2002500857A (ja) 通信装置
TW561709B (en) Harmonic modulation/down converter of RF signal transceiver
KR100353857B1 (ko) 이동통신 단말기의 듀얼 밴드 중간주파수 전압 제어발진장치
US6252468B1 (en) Signal generator with improved impedance matching characteristics
JP3063346B2 (ja) 無線送信装置
JP2003174381A (ja) 通信装置
JPH09107296A (ja) ワイヤレスマイク送/受信装置
Mirza et al. Development of a prototype voice communication system
JP3801493B2 (ja) 局部発振器を用いた送受信装置
KR200235736Y1 (ko) 광대역 수신장치
JP2000082780A (ja) 通信装置
KR200261462Y1 (ko) 무선 통신기기의 고주파 변환 모듈
KR20010095728A (ko) 무선마이크용 소출력 무선기기
JP2796969B2 (ja) 移動無線装置