JP2003084826A - 機器監視装置 - Google Patents

機器監視装置

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JP2003084826A
JP2003084826A JP2001277745A JP2001277745A JP2003084826A JP 2003084826 A JP2003084826 A JP 2003084826A JP 2001277745 A JP2001277745 A JP 2001277745A JP 2001277745 A JP2001277745 A JP 2001277745A JP 2003084826 A JP2003084826 A JP 2003084826A
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Yoshihiko Uhara
義彦 鵜原
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コストをかけずに機器の常時監視を達成するた
めの機器監視装置を提供する。 【解決手段】本発明の機器監視装置はプラントを構成す
る機器の状態量を検出する状態量検出手段と、前記状態
量検出手段により検出された状態量を所定の基準値と比
較する比較手段と、前記状態量を記憶する状態量記憶手
段と、前記状態量記憶手段に記憶された状態量を伝送す
る伝送手段と、時間を計測するタイマー手段と、電源を
供給する発電手段とから構成される現場機器監視装置
と、前記現場機器監視の記憶手段の内容を受信する受信
装置とから構成されているので、常時機器の状態量を監
視しており、基準値逸脱時は、その時刻と状態量を保存
することで、コストをかけずに機器の常時監視が可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラントを構成する
機器の状態を監視する機器監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所等の大型プラントにおいて
は、プラントを運転する上で重要な機器や、運転中に作
業員が近づけない場所に設置されている機器に対して、
温度、振動等の機器の状態量を検出するための検出器が
予め常設されている。そして、常設された検出器からの
信号は、専用ケーブルによって中央制御室まで伝送さ
れ、中央制御室において機器の状態を常時監視するよう
にしている。
【0003】一方、やや重要度の低い機器に対しては、
一般に巡視(パトロール)が定期的に行われ、各種機器
の目視点検を実施したり、振動、温度等の状態量を監視
員が現場で確認するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年プラン
トの保全コストの低減等を目的として、プラントを構成
する機器の状態を監視しながら機器の分解点検の要否を
決定するいわゆる状態監視保全が行われつつある。この
状態監視保全の対象となる機器の中には、上述した重要
度のやや低い機器も含まれるが、従来のように巡視によ
る監視方法によって状態監視保全を実施すると、巡視と
巡視の間に機器の状態変化が発生した場合に、状態変化
が検知されない恐れがある。
【0005】このような問題を解決するために、重要度
のやや低い機器に対しても予め検出器を常設し、各検出
器の信号を専用ケーブルを介して中央制御室まで伝送し
て監視を行う監視方法も考えられるが、このような監視
方法では、その実施のために膨大な工事費用が必要とな
るため現実的ではない。本発明は、上記情況に鑑みてな
されたものであり、その課題はコストをかけずに機器の
常時監視を達成するための機器監視装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の機器監視装置の発明は、プラントを
構成する機器の状態量を検出する状態量検出手段と、前
記状態量検出手段により検出された状態量を所定の基準
値と比較する比較手段と、前記状態量を記憶する状態量
記憶手段と、前記状態量記憶手段に記憶された状態量を
伝送する伝送手段と、時間を計測するタイマー手段と、
電源を供給する発電手段とから構成される現場機器監視
装置と、前記現場機器監視の記憶手段の内容を受信する
受信装置とから構成されることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の機
器監視装置において、現場機器監視装置の状態量記憶手
段は、比較手段により検出量が所定の基準値を逸脱した
場合に、検出量の値と逸脱した時刻を記憶することを特
徴とする。
【0008】請求項1及び請求項2によると、現場に設
置している現場機器監視装置は、機器の状態量を常時監
視して、基準値逸脱した場合の時刻と状態量を保存し、
パトロール時保存したデータを容易に収集できるので、
従来のパトロール時のみデータを採取する方法に較べて
監視の信頼性を十分に向上させることができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の機
器監視装置において、現場機器監視装置の比較手段は、
所定の時間毎に時間内に検出量が所定の基準値を逸脱し
た回数を計量し、状態記憶手段は、時間毎の逸脱回数を
記憶することを特徴とする。
【0010】請求項3によると、AE信号のように、所
定時間内に逸脱した回数をカウントし蓄積できるため、
発生頻度が重要な状態量についても精度の良い監視が可
能となる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の機
器監視装置において、発電機能として、センサ設置部位
の温度、振動、音響、光、放射線などを利用して発電す
る素子を組みこむか、または状態量検出手段の出力信号
を発電電力として利用することを特徴とする。請求項4
によると、センサ設置部位の温度、振動、音響、光、放
射線などを利用して発電する素子を設けているので、容
易かつ簡単に発電電力が得られる。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1記載の機
器監視装置において、受信装置は、制御信号発信手段を
具備し、機器状態を定期的に検査する点検員が制御信号
を発信することによって、複数の現場機器監視装置の記
憶手段の内容を受信装置に収集することを特徴とする。
請求項5によると、変化の時刻と変化した値を確実に蓄
積するので、監視の精度が向上する。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1記載の機
器監視装置において、少なくとも1個の現場機器監視装
置が基準値逸脱事象を検知した場合に、基準値逸脱を検
知した現場機器監視装置は、他の現場機器監視装置に基
準値逸脱信号を送信し、他の現場機器監視装置は、基準
値逸脱信号を受信して、その時点の状態量および時刻を
記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0014】請求項6によると、複数個の現場機器監視
装置が連動でき、少なくとも1つの状態量が基準値を逸
脱した場合に他の状態量保存も可能であるため、状態量
の変化が運転状態の変化によるものかあるいは、機器の
状態変化によるものかの判断がつき、精度の良い診断情
報を与えることができる。
【0015】請求項7記載の発明は、プラントを構成す
る機器の状態量を検出する状態量検出手段と、前記状態
量検出手段により検出された状態量を所定の基準値と比
較する比較手段と、状態量を伝送する伝送手段と、電源
を供給する発電手段とから構成される現場機器監視装置
と、複数の現場機器監視装置の監視結果を受信し、デー
タとして蓄積する現場データ蓄積装置とから構成される
ことを特徴とする。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項7記載の機
器監視装置において、現場機器監視装置は、状態量検出
手段により検出された状態量を所定の基準値と比較し、
状態量が所定の基準値を逸脱した場合に、その状態量を
現場データ蓄積装置に伝送し、現場データ蓄積装置は、
伝送された状態量と時刻をデータとして蓄積することを
特徴とする。
【0017】請求項9記載の発明は、請求項8記載の機
器監視装置において、現場データ蓄積装置は、複数の現
場機器監視装置から送信される状態量を常に基準値と比
較し、状態量が基準値を逸脱した場合に状態量と基準値
を蓄積することを特徴とする。
【0018】請求項10記載の発明は、プラントを構成
する機器の状態量を検出する状態量検出手段と、状態量
を伝送する伝送手段と、電源を供給する発電手段とから
構成される現場機器監視装置と、複数の現場機器監視装
置から発信される状態量を受信する受信手段と、所定の
基準値と比較する比較手段と、状態量を蓄積する現場デ
ータ蓄積手段とから構成されることを特徴とする。
【0019】請求項7ないし請求項10によると、現場
データ蓄積装置を備えることにより、個々の現場データ
監視装置の負荷を低減させ、コストを上げずに監視の精
度を向上させることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態(請
求項1及び請求項4対応)の機器監視装置のブロック構
成図である。
【0021】図に示したように、本実施形態の機器監視
装置は、必要に応じて現場に設置することができる現場
機器監視装置1と、データ受信装置2により構成されて
いる。現場機器監視装置1は、プラントを構成する機器
の状態量を検出する状態量検出手段3を備えており、こ
の状態量検出手段3はたとえば機器状態量の1種である
振動を検出する振動計等である。状態量検出手段3に
は、検出された状態量を所定の基準値と比較する比較手
段4が接続されており、一方、状態量記憶手段5は、比
較手段4およびタイマー手段6に接続され、比較手段4
において、基準値を逸脱した状態量が検知された場合
に、その状態量の値と逸脱した時刻が記憶される。
【0022】状態量伝送手段7は、状態量記憶手段5に
接続され、データ受信装置2より制御信号、すなわち送
信指示がなされると状態量記憶手段5に記憶している内
容をデータ受信装置2に送信する。データ受信装置2は
データ受信手段9とデータ蓄積手段10とから構成され
ている。
【0023】また、発電手段8は、上記の各手段に電源
を供給する。なお、発電手段は、センサ設置部位の温
度、振動、音響、光、放射線などを利用して発電する素
子によるかあるいは状態量検出手段の出力信号を発電電
力として利用する。
【0024】図2は、図1の第1実施形態(請求項2及
び請求項5対応)の第1の作用を説明するためのグラフ
である。通常の巡視点検により状態の変化が検知され監
視を強化すべき機器に対して、現場機器監視装置1が取
り付けられている。現場機器監視装置1には、予め状態
量の基準値が設定されている。
【0025】現場機器監視装置1の比較手段4には、図
2に示すような信号が入力される。現場機器監視装置1
の状態量検出手段3は、常時状態量を取り込み、比較手
段4は予め設定された基準値と状態量の比較を実施す
る。状態量が基準値以内に入っている時は、取り込まれ
た状態量はそのまま破棄されるが、状態量が基準値を逸
脱した場合には、比較手段4はタイマー手段6から逸脱
した時刻を得て、状態量記憶手段5に状態量と逸脱した
時刻を記憶する。以下これを繰り返すことで、状態量記
憶手段5には、基準値を逸脱した時の時刻とその時の状
態量のリストが作成されることになる。
【0026】また、巡視員は、制御信号発信手段を備え
たデータ受信装置2を持って現場を巡回し、受信装置2
より制御信号、すなわち送信指示がなされると、現場機
器監視装置1は、状態量記憶手段5の内容を、例えば無
線で伝送し、受信装置がデータを蓄積する。上述したよ
うに、第1実施形態においては、状態量が急激に変化し
た場合において、変化の時刻と変化した値を確実に蓄積
するので、監視の精度が向上する。
【0027】図3は、図1の第1実施形態(請求項3対
応)の第2の作用を説明するためのグラフである。本実
施形態は、例えばAE(アコースティック・エミッショ
ン)信号のように、信号の絶対値よりも、逸脱事象の発
生回数を重要視する場合に適切である。この場合、比較
手段4は、一定時間内に基準値を逸脱した回数を記憶
し、一定時間毎の逸脱回数を記憶手段に書き込む。その
結果、状態量記憶手段5には、一定時間毎の状態量の基
準値逸脱回数のリストが作成される。状態量記憶手段5
に蓄積された状態量は、図1の第1実施形態と同様、巡
回員の指示に従って受信装置に蓄積される。
【0028】図4は、図1の第1実施形態(請求項1対
応)の第3の作用を説明するためのグラフである。本実
施形態においては、一定時間毎に入力信号の統計量を算
出し、統計量と算出時間を合わせて記憶装置に書き込
む。統計量としては、例えば、1時間毎の最大値、最小
値、平均値、標準偏差等である。その結果、状態量記憶
手段5には、一定時間毎の状態量の統計量と、逸脱時の
時刻及び状態量が記載される。状態量記憶手段5に蓄積
された状態量は、図1の第1実施形態と同様、巡回員の
指示に従って受信装置に蓄積される。本実施形態によれ
ば、状態量が基準値を逸脱した状態のみならず、その変
化傾向を示すデータも蓄積できるため、さらに監視精度
が向上する。
【0029】図5は、本発明の第2実施形態(請求項6
対応)のブロック構成図である。図に示すように、本実
施形態は、複数個の現場機器監視装置1,1a,1b…
がお互いに信号を送受信できる構成となっており、少な
くとも一個の現場機器監視装置1が、状態量の逸脱事象
を検知すると、検知した現場機器監視装置1は、他の現
場機器監視装置1a…に状態記憶指示を送信し、他の現
場機器監視装置1a…は、状態記憶指示を受信すると、
その時点での時刻と状態量を状態量記憶手段に書き込
む。本実施形態によれば、一つの状態量が基準値を逸脱
した場合に、関連する状態量を同時に採取することがで
きるので、機器の異常の原因を精度良く究明できる。
【0030】図6は、本発明の第3実施形態(請求項7
及び請求項8対応)のブロック構成図である。図におい
て、本実施形態の機器監視装置は現場機器監視装置1と
現場データ蓄積装置11とから構成されている。現場機
器監視装置1は、機器の状態量を検出する状態量検出手
段3と、状態量検出手段3により検出された状態量を所
定の基準値と比較する比較手段4と、状態量を伝送する
状態量伝送手段7と、検出手段、比較手段及び伝送手段
に電源を供給する発電手段8により構成されている。一
方、現場データ蓄積装置11は、複数の現場機器監視装
置の監視結果を受信するデータ受信手段9と、データと
して蓄積する現場データ蓄積手段10とタイマー手段1
2により構成されている。
【0031】この構成によって、状態量伝送手段7から
データ受信手段9にデータが受信されると、受信された
状態量とタイマー手段12から出力される時刻がデータ
としてデータ蓄積手段10に蓄積される。
【0032】図7は本発明の第3実施形態(請求項9対
応)のブロック構成図である。図において、現場機器に
設置された現場機器監視装置1,1a,…,1cは、図
1の第1実施形態と同様、状態量検出手段により得られ
た状態量を状態量比較手段で比較し、基準値逸脱を検知
すると、基準値逸脱情報と、その時の状態量の値を、現
場データ蓄積装置11に無線伝送する。現場データ監視
装置11は、例えば機器を設置してある部屋に1台設置
しておき、機器に設置された複数個の現場機器監視装置
1,1a,…,1cからの信号を受信し、状態量逸脱時
の時刻及びその時の状態量を蓄積する。なお、現場デー
タ蓄積装置11は、例えば無線中継器を通して信号を既
存の伝送線を利用して伝送し、中央操作室に設置するこ
とも可能である。
【0033】図8は、本発明の第4実施形態(請求項1
0対応)のブロック構成図である。図に示すように、本
実施形態の機器監視装置は、現場機器監視装置1と現場
データ蓄積装置11により構成されている。現場機器監
視装置1は、機器の状態量を検出する状態量検出手段3
と、状態量検出手段3により検出された状態量を伝送す
る状態量伝送手段7及び、検出手段、比較手段及び伝送
手段に電源を供給する発電手段8により構成される。一
方、現場データ蓄積装置11は、現場機器監視装置1よ
り伝送された状態量を受信するデータ受信手段9と、状
態量を所定の基準値と比較する比較手段13と、状態量
が基準値を逸脱した場合にはその逸脱した時刻を知らせ
るタイマー手段12と、データを蓄積する現場データ蓄
積手段10により構成される。
【0034】現場機器に設置された現場機器監視装置1
は、状態量検出手段3により得られた状態量を現場デー
タ蓄積装置11に無線伝送する。現場データ蓄積装置1
1は例えば機器を設置してある部屋に1台設置してお
き、機器に設置された複数個の現場機器監視装置1から
の状態量を受信し、受信した状態量について比較手段1
3で比較し、基準値逸脱を検知すると、現場状態量逸脱
時の時刻及びその時の状態量をデータとしてデータ蓄積
手段10に蓄積する。なお、現場データ蓄積装置は、例
えば無線中継器を通して、信号を既存の伝送線を利用し
て伝送し、中央操作室に設置することも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、現
場に現場機器監視装置を設置して機器の状態量を常時監
視し、基準値逸脱の場合は時刻と状態量を保存している
ので、コストをかけずに機器の常時監視が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の機器監視装置のブロッ
ク構成図。
【図2】図1の第1の作用を説明するグラフ。
【図3】図1の第2の作用を説明するグラフ。
【図4】図1の第3の作用を説明するグラフ。
【図5】本発明の第2実施形態の機器監視装置のブロッ
ク構成図。
【図6】本発明の第3実施形態の機器監視装置のブロッ
ク構成図。
【図7】図6の第3実施形態の作用を説明するブロック
構成図。
【図8】本発明の第4実施形態の機器監視装置のブロッ
ク構成図。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c…現場機器監視手段、2…受信装
置、3…状態量検出手段、4…比較手段、5…状態量記
憶手段、6…タイマー手段、7…伝送手段、8…電源手
段、9…データ受信手段、10…データ蓄積手段、11
…現場データ蓄積手段、12…タイマー手段、13…比
較手段。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントを構成する機器の状態量を検出
    する状態量検出手段と、前記状態量検出手段により検出
    された状態量を所定の基準値と比較する比較手段と、前
    記状態量を記憶する状態量記憶手段と、前記状態量記憶
    手段に記憶された状態量を伝送する伝送手段と、時間を
    計測するタイマー手段と、電源を供給する発電手段とか
    ら構成される現場機器監視装置と、前記現場機器監視の
    記憶手段の内容を受信する受信装置とから構成されるこ
    とを特徴とする機器監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の機器監視装置において、
    現場機器監視装置の状態量記憶手段は、比較手段により
    検出量が所定の基準値を逸脱した場合に、検出量の値と
    逸脱した時刻を記憶することを特徴とする機器監視装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の機器監視装置において、
    現場機器監視装置の比較手段は、所定の時間毎に時間内
    に検出量が所定の基準値を逸脱した回数を計量し、状態
    記憶手段は、時間毎の逸脱回数を記憶することを特徴と
    する機器監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の機器監視装置において、
    発電機能として、センサ設置部位の温度、振動、音響、
    光、放射線などを利用して発電する素子を組みこむか、
    または状態量検出手段の出力信号を発電電力として利用
    することを特長とする機器監視装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の機器監視装置において、
    受信装置は、制御信号発信手段を具備し、機器状態を定
    期的に検査する点検員が制御信号を発信することによっ
    て、複数の現場機器監視装置の記憶手段の内容を受信装
    置に収集することを特徴とする機器監視装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の機器監視装置において、
    少なくとも1個の現場機器監視装置が基準値逸脱事象を
    検知した場合に、基準値逸脱を検知した現場機器監視装
    置は、他の現場機器監視装置に基準値逸脱信号を送信
    し、他の現場機器監視装置は、基準値逸脱信号を受信し
    て、その時点の状態量および時刻を記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする機器監視装置。
  7. 【請求項7】 プラントを構成する機器の状態量を検出
    する状態量検出手段と、状態量検出手段により検出され
    た状態量を所定の基準値と比較する比較手段と、状態量
    を伝送する伝送手段と、電源を供給する発電手段とから
    構成される現場機器監視装置と、複数の現場機器監視装
    置の監視結果を受信し、データとして蓄積する現場デー
    タ蓄積装置とから構成されることを特徴とする機器監視
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の機器監視装置において、
    現場機器監視装置は、状態量検出手段により検出された
    状態量を所定の基準値と比較し、状態量が所定の基準値
    を逸脱した場合に、その状態量を現場データ蓄積装置に
    伝送し、現場データ蓄積装置は、伝送された状態量と時
    刻をデータとして蓄積することを特徴とする機器監視装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の機器監視装置において、
    現場データ蓄積装置は、複数の現場機器監視装置から送
    信される状態量を常に基準値と比較し、状態量が基準値
    を逸脱した場合に状態量逸脱時刻と状態量を蓄積するこ
    とを特徴とする機器監視装置。
  10. 【請求項10】 プラントを構成する機器の状態量を検
    出する状態量検出手段と、状態量を伝送する伝送手段
    と、電源を供給する発電手段とから構成される現場機器
    監視装置と、複数の現場機器監視装置から発信される状
    態量を受信する受信手段と、所定の基準値と比較する比
    較手段と、状態量を蓄積する現場データ蓄積手段とから
    構成されることを特徴とする機器監視装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008181435A (ja) * 2007-01-26 2008-08-07 Hitachi Ltd 電子タグ応用維持管理業務支援装置
WO2015026166A1 (ko) * 2013-08-22 2015-02-26 비앤에프테크놀로지 주식회사 비정상 데이터 예측 방법 및 이 방법을 수행하기 위한 프로그램이 저장된 컴퓨터 판독가능한 저장매체

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