JP2003084213A - 顕微ファイバスコープ - Google Patents

顕微ファイバスコープ

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JP2003084213A
JP2003084213A JP2001276407A JP2001276407A JP2003084213A JP 2003084213 A JP2003084213 A JP 2003084213A JP 2001276407 A JP2001276407 A JP 2001276407A JP 2001276407 A JP2001276407 A JP 2001276407A JP 2003084213 A JP2003084213 A JP 2003084213A
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JP
Japan
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microscopic
fiberscope
optical
objective lens
image
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JP2001276407A
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English (en)
Inventor
Kunio Isono
邦夫 磯野
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Inabata and Co Ltd
Original Assignee
Inabata and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバからなり可撓性を有するイメージ
ガイドを用い、任意位置の被観察物の顕微鏡的拡大画像
を得ることができる顕微ファイバスコープを提供する。 【解決手段】 それぞれ対物レンズを含む一対の拡大光
学系10、12の間を光ファイバからなり可撓性を有す
るイメージガイド11で連結する。一の拡大光学系10
を被観察物4側、他の光学系12を接眼レンズ3側に配
置する。光学系12は、イメージガイド11により導か
れる画像光の光路を変更する反射プリズム21aを有す
る反射手段20を備える。反射手段20は光軸方向とそ
れに直交する面に沿う方向で可動とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバからな
るイメージガイド(画像伝送用ファイバ)を利用した顕
微ファイバスコープに関し、特に画像をデジタル記録で
きるものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
ファイバスコープ、例えば内視鏡等においては、例えば
図1に示すように、数千本から数万本の光ファイバを束
にしたイメージガイド1の先端部に対物レンズ2を配
し、後端部に接眼レンズ3を配して拡大光学系を構成
し、被観察物4の拡大画像を得るという構造になってい
る。図中5は照明用光源、6はライトガイド、7はライ
トガイドファイバである。またθは視野角、図中点線で
示すイメージガイド1は湾曲状態を示す。光源5には、
ハロゲンランプやタングステンランプ等を用いるのが一
般的である。
【0003】ところがこのような構造単独で得られる画
像倍率は等倍〜2倍程度で、顕微鏡的な拡大画像を得る
ことが難しかった。また周知のように光学顕微鏡では、
いずれにしても被観察物を対物レンズの直下に配置して
観察する構造となっており、当然ながら内視鏡的な使い
方も難しかった。
【0004】本発明は、このような従来の諸問題点にか
んがみ、光ファイバからなり可撓性を有するイメージガ
イドを用い、任意位置の被観察物の顕微鏡的拡大画像を
得ることができる顕微ファイバスコープを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の顕微ファイバス
コープのうち請求項1に係るものは、上記目的を達成す
るために、それぞれ対物レンズを含む一対の拡大光学系
の間を、光ファイバからなり可撓性を有するイメージガ
イドで連結し、上記一対の拡大光学系の一を被観察物
側、他を接眼レンズ側としてなることを特徴とする。
【0006】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項1の顕微ファイバスコープにおい
て、上記一対の拡大光学系のうち上記被観察物側に位置
するものが第1の対物レンズ系を備え、上記接眼レンズ
側に位置するものが、上記イメージガイドにより導かれ
る画像光の光路を変更する反射プリズム等の反射手段
と、該反射手段により光路を変更された画像光を入射さ
せる第2の対物レンズ系とを有するとともに、上記反射
手段を上記第2の対物レンズ系の光軸方向と該光軸方向
に対して直交する面に沿う方向で移動させる駆動手段を
有することを特徴とする。
【0007】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項2の顕微ファイバスコープにおい
て、上記接眼レンズ側の拡大光学系が、上記第2の対物
レンズ系と上記接眼レンズの間に該第2の対物レンズ系
から射出する画像光の一部の光路を変更するとともに上
記画像光の残部を透過させる透過・反射手段を備え、上
記第2の対物レンズ系の光軸に沿って上記透過・反射手
段を挟んで画像をデジタル的に記録する記録手段を配し
てなることを特徴とする。
【0008】同請求項4に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項2または3の顕微ファイバスコープ
において、上記被観察物側の拡大光学系が上記被観察物
との間に該被観察物からの画像光の光路を変更する反射
プリズム等の第2の反射手段を備えることを特徴とす
る。
【0009】同請求項5に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項2ないし4のいずれかの顕微ファイ
バスコープにおいて、上記第2の反射手段を、上記第1
の対物レンズ系の光軸の周りで回動させる回動駆動手段
を備えることを特徴とする。
【0010】同請求項6に係るものは、上記目的を達成
するために、請求項2ないし5のいずれかの顕微ファイ
バスコープにおいて、上記第1の対物レンズ系をその光
軸方向で移動させる駆動手段を有することを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付して説明する。また光ファイバの接
続用のコネクタ等のように周知の要素は図示、説明を省
略する。図2は本発明に係る顕微ファイバスコープの一
実施形態を示す概略構成図である。図中10は第1対物
光学系、11はイメージガイド、12は第2対物光学
系、3は接眼レンズ、13はデジタル記憶部、14はモ
ニタである。
【0012】第1対物光学系10は、一個または複数個
のレンズ(図では2個のレンズ10a、10b)及び要
すればその他の光学素子からなり、第2対物光学系12
側となるレンズ10bの結像点にイメージガイド11の
一端を組み合わせ、被観察物4に対して照明光を照射で
きるように構成してある。被観察物4の照明手段として
は、イメージガイド11中を通した同軸照明(照明手段
15)、レンズ10aの直下または斜めから照明する落
射照明(照明手段16)、被観察物4の下側からの透過
照明(照明手段17)のいずれかを、または組み合わせ
て採用すればよい。さらに、図示は省略するが、レンズ
10aの外周からLED等の小サイズの発光素子を用い
て照明するように構成してもよい。
【0013】イメージガイド11を構成する光ファイバ
には極力小径のものを採用する。顕微鏡としてのファイ
バースコープであることから観察画像品質が重要である
ことはもちろんであり、このイメージガイド11で得た
画像をCRT等のモニタ14で映出することを考慮すれ
ば、1画素当たりの分解能が高いものが好ましいことは
当然である。
【0014】第2対物光学系12は、第1対物光学系1
0と同様に、一個または複数個のレンズ(図では2個の
レンズ12a、12b)及び要すればその他の光学素子
を含み、第1対物光学系10側となるレンズ12aの結
像位置に、イメージガイド11により伝送されてきた画
像光をレンズ12a側へ反射する反射手段20を配し、
レンズ12bのデジタル記憶部13側の結像位置に、画
像光を接眼レンズ3側へとデジタル記録部13側へと反
射、透過させる反射・透過手段21を設けて構成してあ
る。
【0015】図3に示すように、第1反射手段20は反
射プリズム21aを駆動架台21b上に搭載して構成し
たもので、レンズ12aの結像位置に配したイメージガ
イド11の一端と組み合わせて、イメージガイド11に
より伝送されてきた画像光をレンズ12a側へ反射する
ように構成してある。なお図では反射プリズム21aを
反射鏡のように描いてあるが、これは単に説明及び図示
を容易にするためのものである。また反射プリズム21
aの種類は所望の光路の変更形態に対応させて適宜選択
すればよい。ただし、第1反射手段20を設けず、レン
ズ12aの結像位置に直接にイメージガイド11の一端
を接続する構成としてもよい。
【0016】駆動架台21bは、図示は省略するが適宜
の機構により図の紙面において左右(X軸)方向及び上
下(Y軸)方向に可動とする。なお伝送光学系としての
精度が要求される場合には、駆動架台21bにX軸、Y
軸方向の駆動機構に加え、あおり機構を設けるとよい。
また反射・透過手段21についても適宜のプリズムを用
いる。
【0017】デジタル記録部13は、上述した二つの対
物光学系により得た画像をデジタル的に記憶するととも
に、モニタ14により表示できるようにするもので、C
CD等を含む公知の手段を適宜採用すればよい。CCD
カメラ等とCRT等のモニタを組み合わせる形態によ
り、観察倍率を上げることも可能である。
【0018】なお図示は省略するが、第1対物光学系1
0のレンズ10aの結像点にハーフミラーを配し、被観
察物4が第1対物光学系10の光軸方向直下に位置して
いなくても画像を取り込むことができるようにしてもよ
い。また、このハーフミラーを第1対物光学系10の光
軸の周りで回転可能に構成すれば、被観察物4の穴や空
所、凹部内、例えば口腔内の全周の画像を容易に取り込
むことが可能になる。さらに、第1対物光学系10全体
あるいはレンズ10aを上下(Y軸)方向に可動にする
支持構造を備えるようにすれば、Y軸方向でのフォーカ
シングが容易に行えるようになる。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る顕微ファイバスコープは、
以上説明してきたように、一対の拡大光学系の間を光フ
ァイバからなり可撓性を有するイメージガイドで連結し
てなるので、構造の簡易化を図れるだけでなく、顕微鏡
的な拡大率を発揮するに当たって被観察物に対してファ
イバスコープ全体としての光路を一線上に配する必要が
なくなって配置の自由度が高まるという効果がある。ま
た被観察物に近づける側の拡大光学系を小サイズ化する
ことは容易なので、医療や歯科の分野における検査、例
えば眼底検査や口腔内検査等において、観察対象である
患部に対して接眼側の光学系の位置を検査する医師等に
都合の良い場所とすることができ、換言すれば患者も比
較的自由に楽な姿勢を取って診断を受けることができる
ようになるという効果がある。
【0020】請求項3に係る顕微ファイバスコープは、
上記共通の効果に加え、画像をデジタル的に記録して観
察できるようになるという効果がある。
【0021】請求項4に係る顕微ファイバスコープは、
上記共通の効果に加え、被観察物の第1の対物光学系の
光軸方向で直下に位置していなくても画像を取り込むこ
とができるという効果がある。
【0022】請求項5に係る顕微ファイバスコープは、
上記共通の効果に加え、反射手段を回動させることによ
り穴や凹部内を容易に観察できるようになるという効果
がある。
【0023】請求項6に係る顕微ファイバスコープは、
上記共通の効果に加え、被観察物の第1の対物光学系に
おいて光軸方向でのフォーカシングが容易に行えるよう
になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のファイバスコープを示す概略断面図であ
る。
【図2】本発明に係る顕微ファイバスコープの一実施形
態を示す概略構成図である。
【図3】図2に示した実施形態の第2対物光学系で用い
得る反射手段の一例を示す概念図である。
【符号の説明】
3 接眼レンズ 4 被観察物 10 第1対物光学系 10a、10b レンズ 11 イメージガイド 12 第2対物光学系 12a、12b レンズ 13 デジタル記憶部 14 モニタ 15、16、17 照明手段 20 反射手段 21 反射・透過手段 21a 反射プリズム 21b 駆動架台

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ対物レンズを含む一対の拡大光
    学系の間を、光ファイバからなり可撓性を有するイメー
    ジガイドで連結し、上記一対の拡大光学系の一を被観察
    物側、他を接眼レンズ側としてなることを特徴とする顕
    微ファイバスコープ。
  2. 【請求項2】 請求項1の顕微ファイバスコープにおい
    て、上記一対の拡大光学系のうち上記被観察物側に位置
    するものが第1の対物レンズ系を備え、上記接眼レンズ
    側に位置するものが、上記イメージガイドにより導かれ
    る画像光の光路を変更する反射プリズム等の反射手段
    と、該反射手段により光路を変更された画像光を入射さ
    せる第2の対物レンズ系とを有するとともに、上記反射
    手段を上記第2の対物レンズ系の光軸方向と該光軸方向
    に対して直交する面に沿う方向で移動させる駆動手段を
    有することを特徴とする顕微ファイバスコープ。
  3. 【請求項3】 請求項2の顕微ファイバスコープにおい
    て、上記接眼レンズ側の拡大光学系が、上記第2の対物
    レンズ系と上記接眼レンズの間に該第2の対物レンズ系
    から射出する画像光の一部の光路を変更するとともに上
    記画像光の残部を透過させる透過・反射手段を備え、上
    記第2の対物レンズ系の光軸に沿って上記透過・反射手
    段を挟んで画像をデジタル的に記録する記録手段を配し
    てなることを特徴とする顕微ファイバスコープ。
  4. 【請求項4】 請求項2または3の顕微ファイバスコー
    プにおいて、上記被観察物側の拡大光学系が上記被観察
    物との間に該被観察物からの画像光の光路を変更する反
    射プリズム等の第2の反射手段を備えることを特徴とす
    る顕微ファイバスコープ。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかの顕微ファ
    イバスコープにおいて、上記第2の反射手段を、上記第
    1の対物レンズ系の光軸の周りで回動させる回動駆動手
    段を備えることを特徴とする顕微ファイバスコープ。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし5のいずれかの顕微ファ
    イバスコープにおいて、上記第1の対物レンズ系をその
    光軸方向で移動させる駆動手段を有することを特徴とす
    る顕微ファイバスコープ。
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