JP2003083927A - バイオセンサ、バイオセンサシート、バイオセンサカートリッジ、及び、バイオセンサ分与装置 - Google Patents

バイオセンサ、バイオセンサシート、バイオセンサカートリッジ、及び、バイオセンサ分与装置

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JP2003083927A
JP2003083927A JP2001278561A JP2001278561A JP2003083927A JP 2003083927 A JP2003083927 A JP 2003083927A JP 2001278561 A JP2001278561 A JP 2001278561A JP 2001278561 A JP2001278561 A JP 2001278561A JP 2003083927 A JP2003083927 A JP 2003083927A
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良則 天野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扱いやすさが向上したバイオセンサ、バイオ
センサシート、バイオセンサカートリッジ、およびバイ
オセンサ分与装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 電気的データを取得する為のバイオセン
サ46を、複数個長手方向に縦列に配列してテープ状の
センサ群の形態にしたものを、センサ供給室98とセン
サ回収室102を有するバイオセンサカートリッジ38
の筐体内に収納し、該カートリッジをその測定器でもあ
るバイオセンサ分与装置30に装填した状態で、分与装
置30の操作により、その長手方向へ順次搬送されたバ
イオセンサ46の測定部をバイオセンサカートリッジ3
8の窓から突出させて測定を行い、測定済みのバイオセ
ンサ46をバイオセンサカートリッジ38のセンサ回収
室102に回収することを連続的かつ複数回行えるよう
に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の生体試料中
の特定成分を高精度で、迅速かつ容易に定量することの
できるバイオセンサ、そのバイオセンサが複数配列形成
されたバイオセンサシート、そのバイオセンサシートを
収納したバイオセンサカートリッジ、及び、そのバイオ
センサカートリッジを装填し、容易な操作で複数回の測
定が可能なバイオセンサ分与装置、に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、酵素の有する特異的触媒作用を利
用した種々のバイオセンサが開発され、臨床分野への応
用が試みられるなかで、迅速にかつ精度よく測定できる
バイオセンサが実用化されている。
【0003】グルコースセンサを例にとると、糖尿病患
者数の増加が著しい今日、血糖値を測定し管理するに
は、従来のように血液を遠心分離して血しょうを測定す
るのでは非常に煩雑な手順を要するため全血で測定でき
るセンサが要望され、これに応えるものとして、特開昭
61−294351号公報に記載のバイオセンサが既に
提案されている。このバイオセンサは、専用測定器よ
り、センサの電極系へ所定の電圧を供給して電極間に流
れる電流値を計測し、この信号をもとに試料液中の基質
濃度を計算し、その値を測定器の表示部に示すものであ
る。
【0004】一方、バイオセンサ及び測定器の形態につ
いても、例えば特開平8−262026号公報に記載さ
れているように、バイオセンサを複数個セットしたバイ
オセンサカートリッジを用い、測定器に装填しノブ操作
を行う事により、複数回の測定が行えるバイオセンサ分
与装置が既に開発されており、これにより、高齢者の多
い糖尿病患者等の使用者にとって、誤操作を起こしやす
く、測定使用の際に煩雑と感じる面が改善されてきてい
る。
【0005】これは、例えば、センサを測定器本体の取
り付け口に取り付ける際に、センサをうまく取り付け口
に取り付けられず、そのままセンサを落としたり、セン
サを逆方向に挿入したり、さらには逆方向に挿入したま
まで計測してしまうなどの、取り扱い上の誤操作に対す
る対策を施したものであり、簡単な操作で確実な測定を
行えるものとなっている。
【0006】図4および図5は、上記従来のバイオセン
サパックを用いたバイオセンサ分与装置の構成を示す模
式図である。図において、バイオセンサ46は、概略円
形のセンサパック120の中心部を基準として放射線状
に複数個収納されている。センサパック120は、乾燥
剤材料112がその中に配置される乾燥剤キャビティー
と、個々のセンサを保持するセンサ保持キャビティーと
を有し、この乾燥剤キャビティーとセンサ保持キャビテ
ィーとは流体連絡、即ち、キャビティー同士が連通する
ように構成されている。
【0007】バイオセンサ分与装置30は、バイオセン
サパック120を受け入れるのに適した形状を有するも
のであり、該分与装置は、上部ケース35及び下部ケー
ス36を有し、該上部ケースと下部ケースとが、これら
の嵌合部分を軸として二枚貝の殻のように互いに相対的
に回動することで開閉し、かつ、バイオセンサパックを
その中で用いるように配置することができる外側ハウジ
ングを有する。ハウジング内にそのように配置されたバ
イオセンサパックによって、ハウジングの上部ケース上
に配置された滑動アクチュエータ40上の滑動ラッチ5
8が、表示/データ処理モード又は試験モードへの装置
の設定を制御する。
【0008】バイオセンサ分与装置30は、滑動ラッチ
をその表示モード位置、すなわち滑動アクチュエータ上
の側位、へと移動することによって、表示モードに設定
される。即ち、滑動アクチュエータを、装置ハウジング
の後部付近のその待機位置から装置ハウジングの前端へ
と押すと、装置の使用者は、上部ケース内のディスプレ
イユニットに表示されるデータを視認したり、上部ケー
スの後部の手動ボタンを介して分与装置にデータを入力
したりすることができる。一方、滑動ラッチがその試験
位置にあり、滑動アクチュエータを、その待機位置から
装置ハウジングの前端付近の試験位置へと押したとき、
バイオセンサ分与装置30は試験モードになる。即ち、
滑動アクチュエータをその起動された位置、又は試験用
の位置へと押した際は、センサは、センサキャビティー
の一つから放出されるため、その試験位置に置かれて、
センサの試験端が、ハウジングの試験端から突出し、セ
ンサ上の接点が、外側ハウジングの上部の二枚貝状のシ
ェル内に配置されたプリント配線基板のマイクロプロセ
ッサ又は他のデータ処理回路の少なくとも一方に結合さ
れる。その結果、センサを試験しようとする血液に挿入
したとき、センサから得られるデータを処理することが
できる。次いで、処理されたデータは、装置の上部ケー
ス内のスクリーンに表示するか、又はその後、データポ
ートコネクタを介して他の分析用機器に供給するために
蓄えることができる。
【0009】血液分析試験を完了したならば、滑動アク
チュエータを、装置ハウジングの後部に向けて反対方向
に、その待機位置へと移動させる。滑動アクチュエータ
をその試験位置から元に戻すにつれて、センサが分与装
置から取り外され、バイオセンサパックを前進(回転)
させる結果、もう一つのセンサが、バイオセンサパック
から放出され、このセンサを次回に実施しようとする血
中グルコース試験に用いることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のバイオセンサ分
与装置は以上のように構成されており、複数のバイオセ
ンサが適度の大きさを持つ概略円形のバイオセンサパッ
クに予め搭載されており、分与装置が二枚貝状の形状と
なっているため、これを開けるだけでセンサパックを容
易に装着でき、かつ、いったん分与装置内にセットした
後は、ケースの外からバイオセンサパックを操作でき、
個々のセンサを容易に取り出すことができ、しかもバイ
オセンサ分与装置自体が測定装置でもあるため、個々の
センサの分与と測定とをあわせて行うことができ、高齢
者等でも扱いやすく、誤操作等を殆ど招くことなく測定
を行うことができる。
【0011】しかしながら、上記従来のバイオセンサ分
与装置においては、測定終了毎にバイオセンサを、血液
などの生体試料が付着した剥き出しのままで廃棄しなけ
ればならないという衛生上の問題があり、また測定を行
うたびごとに廃棄操作を行わなければならないため、使
用者にとって非常に煩雑であるという問題も生じてい
た。
【0012】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、分与装置のレバーやダイヤル操作など
による簡易な手動操作のみで、バイオセンサカートリッ
ジ内のバイオセンサを送出し測定位置にセットでき、測
定終了後のセンサ回収も連続的にバイオセンサカートリ
ッジ内に行うことができ、複数回の生体値測定を簡便容
易に行う事が出来る、扱いやすさが一層向上したバイオ
センサ、バイオセンサシート、バイオセンサカートリッ
ジ、及びバイオセンサ分与装置を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載のバイオセンサシートは、
試料の電気的データを取得するバイオセンサを複数配列
形成してなるバイオセンサシートであって、該バイオセ
ンサの試料点着部から電極部付近までの基底は、U字型
の切り欠きを持ち、舌片となって、前記基底バイオセン
サシートに対し折上げもしくは折下げ可能である、こと
を特徴とするものである。
【0014】また、本発明の請求項2に記載のバイオセ
ンサシートは、請求項1に記載のバイオセンサシートに
おいて、前記複数個のバイオセンサが形成された基底バ
イオセンサシートの形状はテープ状である、ことを特徴
とするものである。
【0015】また、本発明の請求項3に記載のバイオセ
ンサカートリッジは、請求項2に記載のバイオセンサシ
ートを収納するバイオセンサカートリッジであって、筐
体内に、前記バイオセンサシートが収納され、当該筐体
がバイオセンサ分与装置に装填され、目的の試料測定を
行う際、該バイオセンサ分与装置の操作により、各バイ
オセンサの分与,測定が可能となる、ことを特徴とする
ものである。
【0016】また、本発明の請求項4に記載のバイオセ
ンサカートリッジは、請求項3に記載のバイオセンサカ
ートリッジにおいて、使用前の前記バイオセンサシート
が巻き付けられ該バイオセンサシートに形成された各バ
イオセンサを測定時に順次供給するためのバイオセンサ
供給ローラと、前記バイオセンサシートを巻き取り使用
済みの各バイオセンサを順次回収するための巻取りロー
ラと、前記バイオセンサ供給ローラを収容するバイオセ
ンサ供給室と、前記巻取りローラを収容するバイオセン
サ回収室と、を備えた、ことを特徴とするものである。
【0017】また、本発明の請求項5に記載のバイオセ
ンサカートリッジは、請求項4に記載のバイオセンサカ
ートリッジにおいて、前記バイオセンサ供給室は、乾燥
剤が内蔵されている、ことを特徴とするものである。
【0018】また、本発明の請求項6に記載のバイオセ
ンサカートリッジは、請求項4に記載のバイオセンサカ
ートリッジにおいて、前記バイオセンサ供給室は、外気
との連通を抑えるための封止部材を備えた、ことを特徴
とするものである。
【0019】また、本発明の請求項7に記載のバイオセ
ンサカートリッジは、請求項6に記載のバイオセンサカ
ートリッジにおいて、前記封止部材は、封止ローラであ
る、ことを特徴とするものである。
【0020】また、本発明の請求項8に記載のバイオセ
ンサカートリッジは、請求項6に記載のバイオセンサカ
ートリッジにおいて、前記封止部材は、封止ブレードで
ある、ことを特徴とするものである。
【0021】また、本発明の請求項9に記載のバイオセ
ンサカートリッジは、請求項4に記載のバイオセンサカ
ートリッジにおいて、前記バイオセンサ回収室は、使用
済みのバイオセンサに付着している試料溶液を拭き取る
吸収ローラを備えた、ことを特徴とするものである。
【0022】また、本発明の請求項10に記載のバイオ
センサカートリッジは、請求項3に記載のバイオセンサ
カートリッジにおいて、前記バイオセンサシートは、そ
の長手方向に搬送される、ことを特徴とするものであ
る。
【0023】また、本発明の請求項11に記載のバイオ
センサカートリッジは、請求項3に記載のバイオセンサ
カートリッジにおいて、前記筐体内で、前記各バイオセ
ンサの先端部がバイオセンサの送り方向に対して全て上
流側を向くように配設した、ことを特徴とするものであ
る。
【0024】また、本発明の請求項12に記載のバイオ
センサカートリッジは、請求項3に記載のバイオセンサ
カートリッジにおいて、前記筐体の一部に窓を設け、前
記テープ状に配列されたバイオセンサの先端部のセンサ
測定部を当該窓から該バイオセンサカートリッジの外側
へ突出させることを可能とする、ことを特徴とするもの
である。
【0025】また、本発明の請求項13に記載のバイオ
センサカートリッジは、請求項3に記載のバイオセンサ
カートリッジにおいて、前記バイオセンサシートの各バ
イオセンサのセンサ測定部を当該バイオセンサカートリ
ッジの外側へ突出させるためのスライド部材を備えた、
ことを特徴とするものである。
【0026】また、本発明の請求項14に記載のバイオ
センサカートリッジは、請求項12に記載のバイオセン
サカートリッジにおいて、前記窓に、開閉蓋を設けた、
ことを特徴とするものである。
【0027】また、本発明の請求項15に記載のバイオ
センサカートリッジは、請求項3に記載のバイオセンサ
カートリッジにおいて、前記バイオセンサ分与装置と係
合するためのラッチを設けた、ことを特徴とするもので
ある。
【0028】また、本発明の請求項16に記載のバイオ
センサカートリッジは、請求項4に記載のバイオセンサ
カートリッジにおいて、前記バイオセンサ供給ローラ
と、前記巻取りローラとは、それぞれの回転軸に対して
滑りクラッチをもつ、ことを特徴とするものである。
【0029】また、本発明の請求項17に記載のバイオ
センサカートリッジは、請求項3に記載のバイオセンサ
カートリッジにおいて、前記バイオセンサ分与装置の電
極アームを導入する電極アーム導入窓を設けた、ことを
特徴とするものである。
【0030】また、本発明の請求項18に記載のバイオ
センサ分与装置は、請求項3に記載のバイオセンサカー
トリッジを測定位置にセットし、各バイオセンサを分与
して目的の溶液成分測定を複数回連続的に行える、バイ
オセンサ分与装置であって、前記バイオセンサカートリ
ッジ内のバイオセンサシートを搬送するバイオセンサ搬
送手段と、前記バイオセンサシートのバイオセンサの測
定部を各測定部毎に搬送経路上から所定の測定位置に搬
出する搬出手段と、前記バイオセンサの電極部と接続さ
れる電極接点を有する電極アームと、を備え、前記搬送
手段により長手方向へ順送されたバイオセンサの各測定
部は、前記搬出手段により所定の測定位置に搬出された
状態で、試料の点着を行い、各測定部毎にその電極部と
前記電極アームの電極接点とを接続させることにより、
各バイオセンサからの電気的データを得るようにした、
ことを特徴とするものである。
【0031】また、本発明の請求項19に記載のバイオ
センサ分与装置は、請求項18に記載のバイオセンサ分
与装置において、前記バイオセンサ搬送手段は、手動の
ダイアルである、ことを特徴とするものである。
【0032】また、本発明の請求項20に記載のバイオ
センサ分与装置は、請求項18に記載のバイオセンサ分
与装置において、前記バイオセンサ搬送手段は、該バイ
オセンサ分与装置の本体の一側面に配置した、ことを特
徴とするものである。
【0033】また、本発明の請求項21に記載のバイオ
センサ分与装置は、請求項18に記載のバイオセンサ分
与装置において、前記バイオセンサカートリッジが装填
されるための凹部を備えた、ことを特徴とするものであ
る。
【0034】また、本発明の請求項22に記載のバイオ
センサ分与装置は、請求項18に記載のバイオセンサ分
与装置において、前記バイオセンサカートリッジと係合
するためのラッチを備えた、ことを特徴とするものであ
る。
【0035】また、本発明の請求項23に記載のバイオ
センサ分与装置は、請求項18に記載のバイオセンサ分
与装置において、前記搬出手段は、前記バイオセンサカ
ートリッジのスライド部材をスライドさせる突出駆動部
材である、ことを特徴とするものである。
【0036】また、本発明の請求項24に記載のバイオ
センサ分与装置は、請求項18に記載のバイオセンサ分
与装置において、前記バイオセンサカートリッジの供給
ローラおよび回収ローラをそれぞれ駆動する駆動ローラ
を備えた、ことを特徴とするものである。
【0037】また、本発明の請求項25に記載のバイオ
センサ分与装置は、請求項18に記載のバイオセンサ分
与装置において、前記バイオセンサの測定結果の表示を
行う表示部を備えた、ことを特徴とするものである。
【0038】また、本発明の請求項26に記載のバイオ
センサ分与装置は、請求項18に記載のバイオセンサ分
与装置において、該バイオセンサ分与装置の制御を行
い、または、該バイオセンサ分与装置に情報を入力する
ための入力手段を備えた、ことを特徴とするものであ
る。
【0039】また、本発明の請求項27に記載のバイオ
センサ分与装置は、請求項18に記載のバイオセンサ分
与装置において、該バイオセンサ分与装置に蓄積された
情報を外部に出力するための出力手段を備えた、ことを
特徴とするものである。
【0040】また、本発明の請求項28に記載のバイオ
センサは、前記バイオセンサの一対の電極部同士が、該
バイオセンサの試料点着部の幅より広い間隔で配置され
ている、ことを特徴とするものである。
【0041】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
請求項1または請求項2に記載のバイオセンサシート、
請求項13ないし請求項17に記載のバイオセンサカー
トリッジ、請求項18ないし請求項27に記載のバイオ
センサ分与装置、及び請求項28に記載のバイオセンサ
を、実施の形態1として、図1、図2、図3、図6を参
照しながら説明する。
【0042】なお、ここで示す実施の形態はあくまでも
一例であって、本発明は必ずしもこの実施の形態に限ら
れるものではない。同様に、以下の説明において、血中
グルコースの測定を例に挙げて説明を行うが、本発明は
グルコースの測定に限られるものではない。
【0043】まず、本実施の形態1によるバイオセンサ
の構成について説明する。図3(a)は本実施の形態1
による、テープ状の形態を呈するバイオセンサ群におけ
る、一個のバイオセンサの外観斜視図、図3(b)は上
記バイオセンサの断面模式図、図3(c)は上記バイオ
センサの電極接点部とバイオセンサ分与装置の電極アー
ムの接点部との相対的な位置関係を示す模式図である。
【0044】上記バイオセンサ46は、それ自身の基本
構成となるポリエチレンテレフタレート(PET)など
のテープ状の樹脂シート(バイオセンサシート61、基
底バイオセンサシート)を、そのベースとして形成さ
れ、バイオセンサがその長手方向に沿って複数配列さ
れ、個々のバイオセンサは、試料点着部100と、酵素
反応部60と、センサ基底部56と、センサ電極部10
9と、電極パターン部63とを有する。
【0045】また、試料測定の時に、上記バイオセンサ
の、試料点着部100と、酵素反応部60などを有する
測定部を、収納用のバイオセンサカートリッジの外へ突
出させるため、バイオセンサ46の酵素を含んだ点着部
100からセンサ電極部109との間の基底部分56
は、センサ電極部109近傍の樹脂シート領域において
のみ周辺の樹脂シートと接合されている。この部分的な
接合を可能にするように、該バイオセンサの測定部の外
周側に沿ってU字型となるようにバイオセンサシート6
1が切断されている。従って、バイオセンサ46はその
外周部が概略的にU字型の切り欠き55を持ちながら、
電極部の周辺においてのみ樹脂シートと接続しているた
め、この舌片となったバイオセンサ先端のセンサ測定部
は折り上げもしくは折り下げが可能であり、かつ樹脂シ
ートから分離脱落することなく、バイオセンサシート6
1が順送されるに従って、バイオセンサカートリッジの
突出し窓119へ向かって前進することができる。
【0046】なお、図3(c)に示すように、センサ電
極部109はバイオセンサシート61上の表面側に形成
され、バイオセンサの試料点着部100と電極部109
とのサイズや位置関係は、試料の点着によりバイオセン
サ分与装置30の電極アーム117及びその接点部96
を汚さないように、電極部109において両電極の間隔
の寸法bは、試料点着部100の寸法aより大きく、さ
らに、前記寸法bは電極アーム117の両接点部96の
間隔の寸法cとほぼ等しくなるように設定する。縦列に
長手方向に配列しテープ状の形態を呈するように繋がっ
た上記バイオセンサは、ローラに巻かれて、カートリッ
ジ内に収納される。
【0047】次に、上記テープ状のバイオセンサを収納
するバイオセンサカートリッジの構成について説明す
る。図2(a)は、本発明の実施の形態1によるバイオ
センサカートリッジの断面図である。図2(b)は、本
発明の実施の形態1によるバイオセンサカートリッジか
らバイオセンサの測定部が突出した状態の断面図であ
る。
【0048】図2に示したように、バイオセンサカート
リッジ38は、電極アーム117の導入窓123を持つ
カートリッジケース(筐体)110、センサ供給ローラ
103、センサ回収ローラ115、乾燥剤112などで
構成される。センサ供給ローラ103からはバイオセン
サ46が順次送出されるために、バイオセンサ46へ体
液などの試料を付与するなどの所定の測定操作を可能と
する。
【0049】図1には、本発明の実施の形態1による、
バイオセンサの測定部を突き出したバイオセンサカート
リッジ38の斜視図を示している。それによれば、上記
バイオセンサカートリッジ38はカートリッジケース1
10と、試験端44と、バイオセンサ分与装置と嵌合す
るためのラッチ凹部97を持つことが分かる。
【0050】図2(a)に示すように、上記バイオセン
サカートリッジ38は、バイオセンサテープ114と、
センサ供給室(バイオセンサ供給室)98と、センサ回
収室(バイオセンサ回収室)102と、バイオセンサの
突き出しピン(スライド部材)48と、その付勢手段1
22と、バイオセンサ突き出し窓(窓)119と、該窓
119に設けた開閉蓋121と、電極アーム導入窓12
3と、を有する。センサ供給室98には、センサ供給ロ
ーラ(バイオセンサ供給ローラ)103と、外気との隔
離のための封止ローラ(封止部材)118及び封止ブレ
ード(封止部材)116と、センサ供給室98内を乾燥
状態に保つための乾燥剤112とを備え、センサ回収室
102には、センサ回収ローラ(巻き取りローラ)11
5と、使用済みバイオセンサの測定部に付着した試料を
吸収する吸収ローラ111とを設けている。
【0051】ただし、バイオセンサ46を送り出すセン
サ供給ローラ103と、使用済みのセンサ部を巻き取る
ためのセンサ回収ローラ115とが連動して回転運動を
行うため、それぞれのローラに巻かれたバイオセンサ4
6の巻き径が変化することになる。バイオセンサ46を
順送するための駆動力をセンサ回収ローラ115に与え
ると、センサ供給ローラ103とセンサ回収ローラ11
5とはバイオセンサ46の巻き取り力につられて従動す
る。このセンサ供給ローラ103とセンサ回収ローラ1
15とは、その回転軸に対して巻き取りローラ部が滑り
クラッチ(図示せず)を持ち、滑り対偶(Sliding Pair)
となるように構成されており、これにより、巻き取り時
のバイオセンサの使用量によって、バイオセンサの巻き
径が変化することによるバイオセンサの送り量の変化を
吸収するようにしている。
【0052】また、前述したように、バイオセンサカー
トリッジ38のセンサ供給室98においては、個々のバ
イオセンサ46は、外気と連通することなく乾燥状態に
保たれるように、封止ローラ118や封止ブレード11
6などの封止手段によって隔離されて密閉されている。
その結果、個々のバイオセンサ46の測定動作時に起こ
るバイオセンサ46の大気への開放動作は、バイオセン
サ供給室98に装填されている未使用のバイオセンサ4
6の乾燥状態には影響しないことになる。
【0053】また、封止ローラ118や封止ブレード1
16などの封止手段を通過したバイオセンサ46は、順
次送られる時に各部材にバイオセンサ46の先端部(点
着部100など)が引っかからないようにするため、セ
ンサの基底部分56は、図3(a)に示したように、U
字型に形成された切り欠き部55の点着部100側が、
バイオセンサ46の送り側に対して上流側となるように
配設される。
【0054】このバイオセンサ46が、長手方向に搬送
され、バイオセンサ突出し窓119の直下に送られる
と、バイオセンサ46のセンサ電極部109と電極アー
ム119の接点部96とは電気的に接続した状態とな
る。この位置において、図2(b)に示すように、突出
しピン(スライド部材)48をその軸方向へスライド動
作させるための、バイオセンサ分与装置30側に配設さ
れた突出しピン駆動部材47を操作することにより、バ
イオセンサ46の基底部分56を押し上げることにな
る。これにより、バイオセンサ46の点着部100が、
バイオセンサカートリッジ38の内部から突き出すこと
になり、カートリッジ38の開閉蓋121をくぐって止
まり、血液などの生体試料を点着する準備が完了するこ
とになる。
【0055】次に、本発明の実施の形態1によるバイオ
センサ分与装置の構成について説明する。図1は、本発
明の実施の形態1による、バイオセンサ分与装置の外観
斜視図を示している。
【0056】図1において、30は本実施の形態1にお
けるバイオセンサ分与装置である。34はその本体ケー
スであり、本体ケース34は、前端(試験端)44と、
後端42と、作動アクチュエータ(バイオセンサ搬送手
段、手動のダイアル)40を有する側面と、測定結果等
を表示する表示画面(表示部)52と、バイオセンサカ
ートリッジ38を嵌合させる凹部59と、バイオセンサ
カートリッジ38を凹部59に固定するためのラッチ5
8と、バイオセンサカートリッジ38の突き出しピン4
8を突出するための突き出しピン駆動部材(搬出手段、
突出駆動部材)47などを有する。
【0057】また、前記凹部59には、前記バイオセン
サカートリッジの供給ローラ及び回収ローラをそれぞれ
駆動する駆動ローラ105a及び駆動ローラ105b
と、2つの接点部96を有する電極アーム117と、が
設けられている。
【0058】バイオセンサカートリッジ38を前記凹部
59内に配置したならば、本体ケース34の側面部にあ
る作動アクチュエータ40を、バイオセンサカートリッ
ジ38に隣接する配置位置(本体の一側面)において、
本体ケース34の前端側又は試験端44側に作動又は回
動することができる。但し、作動アクチュエータ40の
回動が有効になるのは試験端44側(右回り)のみであ
り、作動アクチュエータ40を本体ケース34の前端側
(左回り)に回動したとしても、バイオセンサカートリ
ッジのセンサ供給ローラ103とセンサ回収ローラ11
5とは滑りクラッチによりこの方向には回転せず、回収
ローラ側に順送されるべきセンサバイオセンサが供給ロ
ーラ側に逆送されることはない。
【0059】図1,図2に示したとおり、本体ケース3
4は一部に凹部59をもつ容器であり、センサ分与のた
めの本体ケース34とバイオセンサカートリッジ38と
は、互いにラッチ58によって嵌合することにより略直
方体となるように、相補的な形状を有している。また本
体ケース34の凹部には、バイオセンサカートリッジ3
8の内部に装填されたバイオセンサ46を順送するため
のセンサ供給ローラ103,センサ回収ローラ115を
駆動するための駆動ローラ105a,105bが延伸し
ており、本体ケース34の凹部59の内部に突き出した
ラッチ58によりバイオセンサカートリッジ38との密
接な係合関係が保たれる。
【0060】次に、上記バイオセンサカートリッジ38
をバイオセンサ分与装置30に装填するときの動作につ
いて説明する。血液などの生体試料を使って血中グルコ
ースを試験するために、センサ分与装置30を人が使用
するには、センサ分与装置30の一部に形成された凹部
59は、開放される結果、本体ケース34の一部を形成
するようにバイオセンサカートリッジ38を装着できる
ことが必要となる。図1に示すように、バイオセンサカ
ートリッジ38の試験端44を手前にして、バイオセン
サ分与装置30の凹部59に装填する。このとき、凹部
59に設けられている電極アーム117はバイオセンサ
カートリッジ38の電極アーム導入窓123に入り、ま
た駆動ローラ105aと駆動ローラ105bはそれぞれ
バイオセンサカートリッジのセンサ供給ローラ103と
センサ回収ローラ115の中心の空き部分に装着され
る。バイオセンサカートリッジ38を装着した後、バイ
オセンサ分与装置30の凹部59に隣接する部分に備え
られている、凹部59の内部に突き出すラッチ58を突
き出し(ロックし)、バイオセンサカートリッジ38
を、当該バイオセンサカートリッジ38に設けられてい
るラッチ凹部97を介して相補的に、バイオセンサ分与
装置30に固定・嵌合する。バイオセンサカートリッジ
38をこのように設置し、ラッチ58をラッチ凹部97
内に係合することによって、本体ケース34に留めるこ
とができる。また、センサ分与装置30では、ラッチ5
8を、本体ケース34の凹部59内にバイオセンサカー
トリッジ38を留める位置から移動させることで開放さ
れる。ラッチ58をそのように解放することによって、
本体ケース34からバイオセンサカートリッジ38を除
去し、かつ新たなバイオセンサカートリッジ38を本体
ケース34に装着することができる。
【0061】作動アクチュエータ40によりバイオセン
サ46を試験端44に移動したならば、センサ分与装置
30が、その表示モードへと賦活されるようにセットさ
れる。加えて、作動アクチュエータ40の操作は、表示
画面52を、本体ケース34の上方から視認することを
妨げることはない。バイオセンサカートリッジ38と、
実施された試験とに関する情報は、液晶ディスプレイユ
ニットなどの表示画面52に表示することができる。表
示される情報は、本体ケース34の後端42から突出す
るボタン82及び84(図6参照)の作動によって制御
することができる。これらのボタンは、液晶ディスプレ
イユニット52の表示に従って、本体ケース30内のプ
リント配線基板(図示せず)上の回路(図示せず)に情
報を入力するためにも用いられる。
【0062】センサ分与装置30の使用者が、情報の取
得又はデータの入力を完了したとき、作動アクチュエー
タ40を操作することによって、バイオセンサ46を試
験端44から回収経路側へ送る。次いで、センサ分与装
置30は、オフ又は待機状態になる。
【0063】次に、上記のようにバイオセンサカートリ
ッジ38が装填されたバイオセンサ分与装置30の使用
方法について説明する。センサ分与装置30の主要な用
途は、血中グルコース試験に関する。そのような試験を
実施しようとするときは、センサ分与装置30の使用者
が、作動アクチュエータ40を試験端44側へと回動操
作することで、装置30は試験モードに設定される。
【0064】バイオセンサカートリッジ38をバイオセ
ンサ分与装置30に装填し、準備が整ったら、バイオセ
ンサ分与装置30の本体ケース34の側面部に、凹部5
9に隣接する位置に配置されている作動アクチュエータ
40を、本体ケース34の前端又は試験端44側に作動
あるいは回動する。
【0065】作動アクチュエータ40をその作動方向へ
と操作することで、分与装置30は、試験モードに設定
される。また、この操作によりバイオセンサカートリッ
ジ38が送出され、バイオセンサカートリッジ38内に
縦列に配置された複数のバイオセンサ46(図3参照)
の一つの生体試料の点着部100が、バイオセンサカー
トリッジ38のバイオセンサ突出し窓119の位置にお
いて突出しピン48により突き出される。また、試験端
44に到達したバイオセンサ46は、その基底部分56
がバイオセンサカートリッジ38の試験端44に形成さ
れたバイオセンサ突出し窓119から突き出す位置で突
出しピン48の送りを止める。突き出したバイオセンサ
46が、試験端44においてバイオセンサ突出し窓11
9から突き出した状態で留まると、バイオセンサ46の
センサ電極部109は、電極アーム117を介して本体
ケース34内に配置されたプリント配線基板(図示せ
ず)の電子回路に電気的に結合する。
【0066】この動作をより詳しく述べると以下のよう
になる。即ち、作動アクチュエータ40をその操作方向
へと操作すると、図示しないギアなどの駆動機構によ
り、駆動ローラ105aと駆動ローラ105bとが回転
し、それによってバイオセンサカートリッジのセンサ供
給ローラ103とセンサ回収ローラ115が駆動され、
バイオセンサカートリッジ内に縦列に配置されたバイオ
センサテープ(複数のバイオセンサ46)が順送され
る。その中の1つのバイオセンサ46がバイオセンサ突
き出し窓119に相当する位置付近まで順送されると、
表示画面52は表示モードへと賦活される。その後使用
者が、バイオセンサ分与装置30の凹部59と隣接する
位置に設けられている突き出しピン駆動部材47を凹部
59の方向へスライドさせると、センサカートリッジ3
8の突出しピン48は軸方向に動き、バイオセンサシー
ト61のU字型の切り欠きのところを通り、バイオセン
サ46の基底部分56を押し上げて窓119へ突き出
す。バイオセンサ46の測定部端はその突き出しピン4
8により、突き出し窓119から突出し、開閉蓋121
をくぐった状態で、突き出しピン48の送りを止める。
その状態において、バイオセンサ46のセンサ電極部1
09は、分与装置30の電極アーム117を介して、本
体ケース34内に配置されたプリント基板(図示せず)
上の電子回路(図示せず)と電気的に結合する。また、
プリント基板の電子回路は、血中グルコース試験操作の
際に生成されたデータを処理、記憶したり表示画面52
に表示するための、マイクロプロセッサなどを有しても
良い。
【0067】バイオセンサ46の試料点着部100には
生物学的感知材料又は試薬材料へと延びている毛細管
(図示せず)が設けられている。バイオセンサ46の点
着部100に生体溶液(例えば、人の指を穿刺した後で
指に蓄積される血液)を付与したとき、溶液の一部は毛
管作用によって毛細管に吸い込まれるため、試験をする
のに充分な量の溶液がバイオセンサ46に吸い込まれて
拡散してゆき、バイオセンサ46の試薬材料と化学的に
反応する。その結果、試験しようとする溶液成分、例え
ば、血液の血中グルコースレベルを示す電気信号が、プ
リント配線基板の電気回路に結合させた電極アーム11
7の電極接点96に与えられる。また、所定の処理を経
て、バイオセンサカートリッジ38と実施された試験と
に関する情報は表示画面52により表示される。表示さ
れる情報は、図6に示す本体ケース34の後端42から
突出するボタン(入力手段)82及び84の作動によっ
て制御することもできる。このボタンは、前述したよう
に、表示画面52の表示に従って、プリント配線基板
(図示せず)上の回路(図示せず)に情報を入力するこ
とも可能である。
【0068】また、前述したとおり、作動アクチュエー
タ40は、本体ケース34の側面に取り付けられ、図1
及び図2に示したように回動或いはスライドさせること
ができるが、作動アクチュエータ40を試験端44側へ
と回動する操作を行うに際して、本体ケース34の表示
画面52の視認性が妨げられることはない。
【0069】血液分析試験が完了したならば、作動アク
チュエータ40を、本体ケース34の試験端44側ある
いは後端42側へと手動で操作することで、バイオセン
サ46は、バイオセンサカートリッジ38の試験端44
から退避し、バイオセンサカートリッジ38のバイオセ
ンサ突出し窓119から退避しながら、センサ回収室1
02へ収納される。
【0070】つぎに、所定の測定操作を終えた後、バイ
オセンサ分与装置30側にある突出しピン駆動部材47
の付勢を解除することで、バイオセンサカートリッジ3
8内に設けられた突出しピン48を、バイオセンサ突出
し窓119から後退させることで、バイオセンサ46の
点着部100もバイオセンサカートリッジ38内へ収納
されることになる。
【0071】この後、バイオセンサカートリッジ38内
に配置されたバイオセンサ46に関しては、それぞれバ
イオセンサシート61の端部がバイオセンサ46の回収
される経路へ導かれて、センサ回収室102内にあるセ
ンサ回収ローラ115に巻きつけられる。
【0072】より具体的には、生体溶液分析試験の所定
の測定操作を終えた後、バイオセンサ分与装置30側に
ある突出しピン駆動部材47の付勢を解除することで、
バイオセンサカートリッジ38内に設けられた突出しピ
ン48はバイオセンサ突出し窓119から後退し、バイ
オセンサ46の点着部100はバイオセンサカートリッ
ジ38内へ収納されることになる。
【0073】即ち、作動アクチュエータ40を、本体ケ
ース34の試験端44及び/又は後端42側へと手動で
操作すると、バイオセンサシート61が回収される経路
へ導かれて順送され、バイオセンサ46は、センサの基
底部56が突き出しピン48及び開閉蓋121と接しな
がら次第に回収室側102側へ引き込まれ、そして、突
き出しピン48の付勢が完全に解除されることにより、
バイオセンサ46は、完全にバイオセンサ突出し窓11
9から退避し、センサ回収室102へ入り、続いて開閉
蓋121が閉じることになる。
【0074】そして、バイオセンサカートリッジ38中
に引き込まれ回収された使用済みのバイオセンサに付着
している生体溶液は、バイオセンサカートリッジ38の
回収室内に備えていた吸収ローラ111によって吸収さ
れ、あるいは他の衛生処理が施される。その後、バイオ
センサ46はバイオセンサシート61と共にセンサ回収
ローラ115上に巻きつけられる。次いで、バイオセン
サ分与装置30は、オフ又は待機の状態にあることにな
る。
【0075】上記の一連動作において、血液などの生体
試料が付着している点着箇所と接触することでバイオセ
ンサ分与装置30の電極アーム117の接点96との接
触不良を発生させないように、バイオセンサ46の点着
部100は、図3(c)に示すように、点着部100を
またぐように構成された電極アーム117の接点96の
間を通過しながら、センサ回収室102へ案内される。
つまり、図中の寸法cを寸法aより大きくし、また寸法
bと寸法cをほぼ等しくすることで、電極接点部96に
血液などが付着せず、バイオセンサ46と電極アームの
接点96との接触部の信頼性が確保されることになる。
【0076】以上をもって、1つのバイオセンサ46に
ついての一連の操作は完了する。
【0077】これら一連の操作を各バイオセンサ毎に繰
り返すことによって、バイオセンサカートリッジ38内
に収納されている複数のバイオセンサ46によって連続
的に測定を実施することができる。
【0078】次に、バイオセンサカートリッジ38をバ
イオセンサ分与装置30から取り外すときの動作につい
て説明する。すべてのバイオセンサの測定が完了したと
き、もしくは測定を終わらせたいときに、バイオセンサ
カートリッジ38をバイオセンサ分与装置30から取り
外すことができる。
【0079】それは、本体ケース34に設けられた突き
出しラッチ58を解放することによって、本体ケース3
4からバイオセンサカートリッジ38を簡単に除去し、
かつ新たなバイオセンサカートリッジ38を本体ケース
34に位置させることができる。
【0080】バイオセンサ分与装置30は使用者が容易
に携帯し取扱いできるために、その大きさが比較的コン
パクトであることを必要とするが、その中に配置された
バイオセンサカートリッジ38を前進(回転)させ、個
別化された一つのバイオセンサ46を、バイオセンサカ
ートリッジ38の収納位置から放出し、そして放出され
たバイオセンサ46を試験位置へと移動し、後に測定済
みのバイオセンサをバイオセンサカートリッジ38内に
回収するのに要する機械的要素を内包する必要もある。
加えて、バイオセンサ分与装置30は、プリント配線基
板上にマイクロプロセッサやその他のデータ処理回路4
9を設けて、試験操作の際にバイオセンサ46が発生す
るデータを取得し、かつ、実施されている試験に関する
情報を与えるために、手動ボタン82及び84からの入
力をも処理し、そして蓄積された情報を表示画面52に
与えたり、蓄積された情報を、図6のデータポートコネ
クタ(出力手段)86を介してその他の分析用又はコン
ピュータ機器に与える必要もある。本実施の形態1で
は、このような考慮を踏まえて前記バイオセンサ分与装
置を構成した。
【0081】このように、本発明の実施の形態1による
バイオセンサ、バイオセンサカートリッジ、及びバイオ
センサ分与装置によれば、複数個のバイオセンサセンサ
を有するバイオセンサテープをバイオセンサカートリッ
ジに収納し、それをバイオセンサ分与装置に装填するこ
とによって、従来のバイオセンサを測定装置本体へ挿入
する際の煩わしさを軽減でき、バイオセンサを用いた複
数回の測定を連続的に、かつ簡単に行うことができる。
また、使用済みのバイオセンサはバイオセンサカートリ
ッジ内部で確実に回収されるため、従来のように操作者
が血液などの生体試料により手を汚すなど、衛生面での
余計な心配を軽減することもできる。
【0082】なお、既に述べたように、バイオセンサ分
与装置30は、血中グルコース以外の流体を試験するの
にも用い得るものであり、試薬材料を用いて分析できる
いかなる種類の化学的流体の測定に関連しても、用いる
ことができる。
【0083】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に記載
のバイオセンサシートによれば、試料の電気的データを
取得するバイオセンサを複数配列形成してなるバイオセ
ンサシートであって、該バイオセンサの試料点着部から
電極部付近までの基底は、U字型の切り欠きを持ち、舌
片となって、前記基底バイオセンサシートに対し折上げ
もしくは折下げ可能である、ようにしたので、個々のバ
イオセンサをシートから切り離さなくても、その測定部
が突出でき、その他のバイオセンサに影響を与えずに測
定を実施でき、測定装置に装着され測定を行う際、連続
的に複数回の測定が可能になるという効果がある。
【0084】また、本発明の請求項2に記載のバイオセ
ンサシートによれば、請求項1に記載のバイオセンサシ
ートにおいて、前記複数個のバイオセンサが形成された
基底バイオセンサシートの形状はテープ状である、よう
にしたので、バイオセンサの外周部の一部がテープ状セ
ンサのベースフィルムと連結された状態であるため、個
々のバイオセンサが脱落することを防ぐことができると
いう効果がある。
【0085】また、本発明の請求項3に記載のバイオセ
ンサカートリッジによれば、請求項2に記載のバイオセ
ンサシートを収納するバイオセンサカートリッジであっ
て、筐体内に、前記バイオセンサシートが収納され、当
該筐体がバイオセンサ分与装置に装填され、目的の試料
測定を行う際、該バイオセンサ分与装置の操作により、
各バイオセンサの分与,測定が可能となる、ようにした
ので、生体試料からの生体成分の複数回の測定を簡便容
易にかつ、連続的に行うことができるという効果があ
る。
【0086】また、本発明の請求項4に記載のバイオセ
ンサカートリッジによれば、請求項3に記載のバイオセ
ンサカートリッジにおいて、使用前の前記バイオセンサ
シートが巻き付けられ該バイオセンサシートに形成され
た各バイオセンサを測定時に順次供給するためのバイオ
センサ供給ローラと、前記バイオセンサシートを巻き取
り使用済みの各バイオセンサを順次回収するための巻取
りローラと、前記バイオセンサ供給ローラを収容するバ
イオセンサ供給室と、前記巻取りローラを収容するバイ
オセンサ回収室と、を備えるようにしたので、バイオセ
ンサを順次送出し、連続測定が可能となり、かつ、巻き
取ることができるため、使用済みのセンサを清潔に回収
できるという効果がある。
【0087】また、本発明の請求項5に記載のバイオセ
ンサカートリッジによれば、請求項4に記載のバイオセ
ンサカートリッジにおいて、前記バイオセンサ供給室
は、乾燥剤が内蔵されている、ようにしたので、バイオ
センサに使用される試薬物質の特性劣化を防止し、性能
の維持保証ができるという効果がある。
【0088】また、本発明の請求項6に記載のバイオセ
ンサカートリッジによれば、請求項4に記載のバイオセ
ンサカートリッジにおいて、前記バイオセンサ供給室
は、外気との連通を抑えるための封止部材を備えるよう
にしたので、バイオセンサを密閉の状態にし、外気への
暴露を防ぐことで、バイオセンサに使用される試薬物質
の特性劣化を防止できるという効果がある。
【0089】また、本発明の請求項7に記載のバイオセ
ンサカートリッジによれば、請求項6に記載のバイオセ
ンサカートリッジにおいて、前記封止部材は、封止ロー
ラである、ようにしたので、バイオセンサを密閉の状態
にし、外気への暴露を防ぐことで、バイオセンサに使用
される試薬物質の特性劣化を防止できるという効果があ
る。
【0090】また、本発明の請求項8に記載のバイオセ
ンサカートリッジによれば、請求項6に記載のバイオセ
ンサカートリッジにおいて、前記封止部材は、封止ブレ
ードである、ようにしたので、バイオセンサを密閉の状
態にし、外気への暴露を防ぐことで、バイオセンサに使
用される試薬物質の特性劣化を防止できるという効果が
ある。
【0091】また、本発明の請求項9に記載のバイオセ
ンサカートリッジによれば、請求項4に記載のバイオセ
ンサカートリッジにおいて、前記バイオセンサ回収室
は、使用済みのバイオセンサに付着している試料溶液を
拭き取る吸収ローラを備えるようにしたので、バイオセ
ンサをより衛生的に扱うことができるという効果があ
る。
【0092】また、本発明の請求項10に記載のバイオ
センサカートリッジによれば、請求項3に記載のバイオ
センサカートリッジにおいて、前記バイオセンサシート
は、その長手方向に搬送される、ようにしたので、テー
プ状の形態のバイオセンサが順次送出され、連続的に複
数回の測定が可能となるという効果がある。
【0093】また、本発明の請求項11に記載のバイオ
センサカートリッジによれば、請求項3に記載のバイオ
センサカートリッジにおいて、前記筐体内で、前記各バ
イオセンサの先端部がバイオセンサの送り方向に対して
全て上流側を向くように配設するようにしたので、測定
後にバイオセンサの測定部が測定装置の部材にひっかか
るのを防ぎ、測定者に対して生体試料が付着したり、回
収動作を妨げるのを防ぐことができるという効果があ
る。
【0094】また、本発明の請求項12に記載のバイオ
センサカートリッジによれば、請求項3に記載のバイオ
センサカートリッジにおいて、前記筐体の一部に窓を設
け、前記テープ状に配列されたバイオセンサの先端部の
センサ測定部を当該窓から該バイオセンサカートリッジ
の外側へ突出させることを可能とする、ようにしたの
で、テープ状の形態のバイオセンサが順次送出される
際、その測定部がカートリッジの外部に突出することに
よって、試薬の点着、及びバイオセンサの電極と測定器
の電極との接続が可能になるという効果がある。
【0095】また、本発明の請求項13に記載のバイオ
センサカートリッジによれば、請求項3に記載のバイオ
センサカートリッジにおいて、前記バイオセンサシート
の各バイオセンサのセンサ測定部を当該バイオセンサカ
ートリッジの外側へ突出させるためのスライド部材を備
えるようにしたので、測定を行う際、バイオセンサの測
定部をカートリッジの外部に突出させることによって、
試薬の点着、バイオセンサの電極と測定器の電極との接
続を確実に行えるという効果がある。
【0096】また、本発明の請求項14に記載のバイオ
センサカートリッジによれば、請求項12に記載のバイ
オセンサカートリッジにおいて、前記窓に、開閉蓋を設
けるようにしたので、測定をしないとき、バイオセンサ
カートリッジの内部を外気や汚れから守るという効果が
ある。
【0097】また、本発明の請求項15に記載のバイオ
センサカートリッジによれば、請求項3に記載のバイオ
センサカートリッジにおいて、前記バイオセンサ分与装
置と係合するためのラッチを設けるようにしたので、測
定装置との装着をより確実にできるという効果がある。
【0098】また、本発明の請求項16に記載のバイオ
センサカートリッジによれば、請求項4に記載のバイオ
センサカートリッジにおいて、前記バイオセンサ供給ロ
ーラと、前記巻取りローラとは、それぞれの回転軸に対
して滑りクラッチをもつ、ようにしたので、巻取り時の
バイオセンサの使用量によって、バイオセンサの巻き径
が変化することによるバイオセンサの送り量の変化を吸
収できという効果がある。
【0099】また、本発明の請求項17に記載のバイオ
センサカートリッジによれば、請求項3に記載のバイオ
センサカートリッジにおいて、前記バイオセンサ分与装
置の電極アームを導入する電極アーム導入窓を設けるよ
うにしたので、バイオセンサの電極と分与装置の電極と
の接続を可能にし、電気的なデータを得ることができる
という効果がある。
【0100】また、本発明の請求項18に記載のバイオ
センサ分与装置によれば、請求項3に記載のバイオセン
サカートリッジを測定位置にセットし、各バイオセンサ
を分与して目的の溶液成分測定を複数回連続的に行え
る、バイオセンサ分与装置であって、前記バイオセンサ
カートリッジ内のバイオセンサシートを搬送するバイオ
センサ搬送手段と、前記バイオセンサシートのバイオセ
ンサの測定部を各測定部毎に搬送経路上から所定の測定
位置に搬出する搬出手段と、前記バイオセンサの電極部
と接続される電極接点を有する電極アームと、を備え、
前記搬送手段により長手方向へ順送されたバイオセンサ
の各測定部は、前記搬出手段により所定の測定位置に搬
出された状態で、試料の点着を行い、各測定部毎にその
電極部と前記電極アームの電極接点とを接続させること
により、各バイオセンサからの電気的データを得るよう
にしたので、生体試料の特定成分の複数回の測定を簡便
容易に、連続的に行うことができ、しかも、バイオセン
サの回収も容易かつ衛生的に行うことができるという効
果がある。
【0101】また、本発明の請求項19に記載のバイオ
センサ分与装置によれば、請求項18に記載のバイオセ
ンサ分与装置において、前記バイオセンサ搬送手段は、
手動のダイアルである、ものとしたので、バイオセンサ
カートリッジの中に収納されているバイオセンサを繰り
返し送出することができるという効果がある。
【0102】また、本発明の請求項20に記載のバイオ
センサ分与装置によれば、請求項18に記載のバイオセ
ンサ分与装置において、前記バイオセンサ搬送手段は、
該バイオセンサ分与装置の本体の一側面に配置するよう
にしたので、使用者が手動操作を行うことで手で測定装
置本体の前面が覆われてしまったり、センサの送出動作
に支障をきたすことを防ぐことができ、また、表裏の区
別なく測定値の表示手段を設けることが可能な配置構造
にできるという効果がある。
【0103】また、本発明の請求項21に記載のバイオ
センサ分与装置によれば、請求項18に記載のバイオセ
ンサ分与装置において、前記バイオセンサカートリッジ
が装填されるための凹部を備えるようにしたので、バイ
オセンサカートリッジを安定的、かつ、確実に装填する
ことができるという効果がある。
【0104】また、本発明の請求項22に記載のバイオ
センサ分与装置によれば、請求項18に記載のバイオセ
ンサ分与装置において、前記バイオセンサカートリッジ
と係合するためのラッチを備えるようにしたので、バイ
オセンサカートリッジの装填をより確実に行うことがで
きるという効果がある。
【0105】また、本発明の請求項23に記載のバイオ
センサ分与装置によれば、請求項18に記載のバイオセ
ンサ分与装置において、前記搬出手段は、前記バイオセ
ンサカートリッジのスライド部材をスライドさせる突出
駆動部材である、ものとしたので、分与装置により、個
々のバイオセンサを操作,コントロールでき、バイオセ
ンサの測定を簡単かつ確実に行えるという効果がある。
【0106】また、本発明の請求項24に記載のバイオ
センサ分与装置によれば、請求項18に記載のバイオセ
ンサ分与装置において、前記バイオセンサカートリッジ
の供給ローラおよび回収ローラをそれぞれ駆動する駆動
ローラを備えるようにしたので、測定装置の側の操作で
バイオセンサテープを送出できるという効果がある。
【0107】また、本発明の請求項25に記載のバイオ
センサ分与装置によれば、請求項18に記載のバイオセ
ンサ分与装置において、前記バイオセンサの測定結果の
表示を行う表示部を備えるようにしたので、測定結果を
迅速に確認できるという効果がある。
【0108】また、本発明の請求項26に記載のバイオ
センサ分与装置によれば、請求項18に記載のバイオセ
ンサ分与装置において、該バイオセンサ分与装置の制御
を行い、または、該バイオセンサ分与装置に情報を入力
するための入力手段を備えるようにしたので、測定分析
のための情報を提供でき、正確な測定結果を得られるよ
うにコントロールできるという効果がある。
【0109】また、本発明の請求項27に記載のバイオ
センサ分与装置によれば、請求項18に記載のバイオセ
ンサ分与装置において、該バイオセンサ分与装置に蓄積
された情報を外部に出力するための出力手段を備えるよ
うにしたので、測定結果の蓄積や、更なる分析が可能に
なるという効果がある。
【0110】また、本発明の請求項28に記載のバイオ
センサによれば、前記バイオセンサの一対の電極部同士
が、該バイオセンサの試料点着部の幅より広い間隔で配
置されている、ようにしたので、測定装置に装着されて
測定を行う際、試料溶液が測定装置の電極部を汚すのを
防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるバイオセンサ分与
装置及びバイオセンサカートリッジの外観斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態1によるバイオセンサカー
トリッジの断面模式図であり、図2(a)はバイオセン
サカートリッジの断面模式図、図2(b)はバイオセン
サカートリッジのバイオセンサの測定部が突出した状態
の断面模式図である。
【図3】本発明の実施の形態1によるバイオセンサの外
観斜視図であり、図3(a)はバイオセンサ部の外観斜
視図、図3(b)はバイオセンサの断面模式図、図3
(c)はバイオセンサの電極接点部とカートリッジ側の
電極アーム部との相対的な位置関係を示す模式図であ
る。
【図4】従来のバイオセンサ分与装置の外観斜視図であ
る。
【図5】従来のバイオセンサ分与装置及びバイオセンサ
パックの外観斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態1によるバイオセンサ分与
装置を後端側から見た正面図である。
【符号の説明】
30 バイオセンサ分与装置 34 本体ケース 35 上側ケース 36 下側ケース 38 バイオセンサカートリッジ 40 作動アクチュエータ 42 後端 43 上部ケースの後端 44 試験端 46 バイオセンサ 47 突出しピン駆動部材 48 突出しピン 52 表示画面 55 切り欠き部 56 センサの基底部分 58 ラッチ 59 本体ケース前端の凹部 60 酵素反応部 61 バイオセンサシート 63 電極パターン部 82,84 ボタン 86 データポートコネクタ 96 電極アームの接点 97 ラッチ凹部 98 センサ供給室 100 点着部 102 センサ回収室 103 センサ供給ローラ 105a、105b 駆動ローラ 109 センサ電極部 110 カートリッジケース 111 吸収ローラ 112 乾燥剤 113 電極接点部 114 バイオセンサテープ 115 センサ回収ローラ 116 封止ブレード 117 電極アーム 118 封止ローラ 119 バイオセンサ突出し窓 120 バイオセンサパック 121 開閉蓋 122 付勢手段 123 電極アーム導入窓 130 校正コード化ラベル 131 内部導電性トレース 132 指示矢印
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/66 C12Q 1/00 B // C12Q 1/00 G01N 27/46 G 338 Fターム(参考) 2G045 AA13 AA25 CA25 CA26 DA31 FB01 FB05 HA09 HA14 4B029 AA07 BB16 CC03 FA12 4B063 QA01 QQ03 QQ68 QR01 QS36 QS39 QX04

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料の電気的データを取得するバイオセ
    ンサを複数配列形成してなるバイオセンサシートであっ
    て、 該バイオセンサの試料点着部から電極部付近までの基底
    は、U字型の切り欠きを持ち、舌片となって、前記基底
    バイオセンサシートに対し折上げもしくは折下げ可能で
    ある、 ことを特徴とするバイオセンサシート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のバイオセンサシートに
    おいて、 前記複数個のバイオセンサが形成された基底バイオセン
    サシートの形状はテープ状である、 ことを特徴とするバイオセンサシート。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のバイオセンサシートを
    収納するバイオセンサカートリッジであって、 筐体内に、前記バイオセンサシートが収納され、 当該筐体がバイオセンサ分与装置に装填され、 目的の試料測定を行う際、該バイオセンサ分与装置の操
    作により、各バイオセンサの分与,測定が可能となる、 ことを特徴とするバイオセンサカートリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のバイオセンサカートリ
    ッジにおいて、 使用前の前記バイオセンサシートが巻き付けられ該バイ
    オセンサシートに形成された各バイオセンサを測定時に
    順次供給するためのバイオセンサ供給ローラと、 前記バイオセンサシートを巻き取り使用済みの各バイオ
    センサを順次回収するための巻取りローラと、 前記バイオセンサ供給ローラを収容するバイオセンサ供
    給室と、 前記巻取りローラを収容するバイオセンサ回収室と、を
    備えた、 ことを特徴とするバイオセンサカートリッジ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のバイオセンサカートリ
    ッジにおいて、 前記バイオセンサ供給室は、乾燥剤が内蔵されている、 ことを特徴とするバイオセンサカートリッジ。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のバイオセンサカートリ
    ッジにおいて、 前記バイオセンサ供給室は、外気との連通を抑えるため
    の封止部材を備えた、 ことを特徴とするバイオセンサカートリッジ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のバイオセンサカートリ
    ッジにおいて、 前記封止部材は、封止ローラである、 ことを特徴とするバイオセンサカートリッジ。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のバイオセンサカートリ
    ッジにおいて、 前記封止部材は、封止ブレードである、 ことを特徴とするバイオセンサカートリッジ。
  9. 【請求項9】 請求項4に記載のバイオセンサカートリ
    ッジにおいて、 前記バイオセンサ回収室は、使用済みのバイオセンサに
    付着している試料溶液を拭き取る吸収ローラを備えた、 ことを特徴とするバイオセンサカートリッジ。
  10. 【請求項10】 請求項3に記載のバイオセンサカート
    リッジにおいて、 前記バイオセンサシートは、その長手方向に搬送され
    る、 ことを特徴とするバイオセンサカートリッジ。
  11. 【請求項11】 請求項3に記載のバイオセンサカート
    リッジにおいて、 前記筐体内で、前記各バイオセンサの先端部がバイオセ
    ンサの送り方向に対して全て上流側を向くように配設し
    た、 ことを特徴とするバイオセンサカートリッジ。
  12. 【請求項12】 請求項3に記載のバイオセンサカート
    リッジにおいて、 前記筐体の一部に窓を設け、 前記テープ状に配列されたバイオセンサの先端部のセン
    サ測定部を当該窓から該バイオセンサカートリッジの外
    側へ突出させることを可能とする、 ことを特徴とするバイオセンサカートリッジ。
  13. 【請求項13】 請求項3に記載のバイオセンサカート
    リッジにおいて、 前記バイオセンサシートの各バイオセンサのセンサ測定
    部を当該バイオセンサカートリッジの外側へ突出させる
    ためのスライド部材を備えた、 ことを特徴とするバイオセンサカートリッジ。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載のバイオセンサカー
    トリッジにおいて、 前記窓に、開閉蓋を設けた、ことを特徴とするバイオセ
    ンサカートリッジ。
  15. 【請求項15】 請求項3に記載のバイオセンサカート
    リッジにおいて、 前記バイオセンサ分与装置と係合するためのラッチを設
    けた、ことを特徴とするバイオセンサカートリッジ。
  16. 【請求項16】 請求項4に記載のバイオセンサカート
    リッジにおいて、 前記バイオセンサ供給ローラと、前記巻取りローラと
    は、それぞれの回転軸に対して滑りクラッチをもつ、 ことを特徴とするバイオセンサカートリッジ。
  17. 【請求項17】 請求項3に記載のバイオセンサカート
    リッジにおいて、 前記バイオセンサ分与装置の電極アームを導入する電極
    アーム導入窓を設けた、 ことを特徴とするバイオセンサカートリッジ。
  18. 【請求項18】 請求項3に記載のバイオセンサカート
    リッジを測定位置にセットし、各バイオセンサを分与し
    て目的の溶液成分測定を複数回連続的に行える、バイオ
    センサ分与装置であって、 前記バイオセンサカートリッジ内のバイオセンサシート
    を搬送するバイオセンサ搬送手段と、 前記バイオセンサシートのバイオセンサの測定部を各測
    定部毎に搬送経路上から所定の測定位置に搬出する搬出
    手段と、 前記バイオセンサの電極部と接続される電極接点を有す
    る電極アームと、を備え、 前記搬送手段により長手方向へ順送されたバイオセンサ
    の各測定部は、前記搬出手段により所定の測定位置に搬
    出された状態で、試料の点着を行い、各測定部毎にその
    電極部と前記電極アームの電極接点とを接続させること
    により、各バイオセンサからの電気的データを得るよう
    にした、 ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のバイオセンサ分与
    装置において、 前記バイオセンサ搬送手段は、手動のダイアルである、 ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載のバイオセンサ分与
    装置において、 前記バイオセンサ搬送手段は、該バイオセンサ分与装置
    の本体の一側面に配置した、 ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  21. 【請求項21】 請求項18に記載のバイオセンサ分与
    装置において、 前記バイオセンサカートリッジが装填されるための凹部
    を備えた、ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  22. 【請求項22】 請求項18に記載のバイオセンサ分与
    装置において、 前記バイオセンサカートリッジと係合するためのラッチ
    を備えた、ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  23. 【請求項23】 請求項18に記載のバイオセンサ分与
    装置において、 前記搬出手段は、前記バイオセンサカートリッジのスラ
    イド部材をスライドさせる突出駆動部材である、 ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  24. 【請求項24】 請求項18に記載のバイオセンサ分与
    装置において、 前記バイオセンサカートリッジの供給ローラおよび回収
    ローラをそれぞれ駆動する駆動ローラを備えた、 ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  25. 【請求項25】 請求項18に記載のバイオセンサ分与
    装置において、 前記バイオセンサの測定結果の表示を行う表示部を備え
    た、 ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  26. 【請求項26】 請求項18に記載のバイオセンサ分与
    装置において、 該バイオセンサ分与装置の制御を行い、または、該バイ
    オセンサ分与装置に情報を入力するための入力手段を備
    えた、 ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  27. 【請求項27】 請求項18に記載のバイオセンサ分与
    装置において、 該バイオセンサ分与装置に蓄積された情報を外部に出力
    するための出力手段を備えた、 ことを特徴とするバイオセンサ分与装置。
  28. 【請求項28】 試料の電気的データを取得するための
    バイオセンサであって、 前記バイオセンサの一対の電極部同士が、該バイオセン
    サの試料点着部の幅より広い間隔で配置されている、 ことを特徴とするバイオセンサ。
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