JP2003083396A - レシプロ式エンジンのバランサ - Google Patents

レシプロ式エンジンのバランサ

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JP2003083396A
JP2003083396A JP2001271115A JP2001271115A JP2003083396A JP 2003083396 A JP2003083396 A JP 2003083396A JP 2001271115 A JP2001271115 A JP 2001271115A JP 2001271115 A JP2001271115 A JP 2001271115A JP 2003083396 A JP2003083396 A JP 2003083396A
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cam
balancer
balancer shaft
shaft
balance
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JP2001271115A
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Katsuhiko Takahata
克彦 高畑
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L2810/00Arrangements solving specific problems in relation with valve gears
    • F01L2810/03Reducing vibration

Landscapes

  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来はエンジンの回転数の2倍の速度で回転さ
せていたバランスシャフトの回転速度を低下させること
の可能な装置を提供すること。 【解決手段】クランク軸1と連動して回転駆動されるバ
ランサ軸7と、該バランサ軸7に固着されたカム8と、
該カム8と係合し、前記バランサ軸7が一回転する間に
複数回往復運動されるバランスマス13とを有するよう
に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、レシプロ式エンジ
ンの爆発行程で発生する振動を緩和するバランサに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のバランスウェイトはクランクピン
とジャーナルをつなぐクランクアームの延長に設けた釣
合いおもりである。
【0003】気筒数の少ないエンジンでは、回転運動部
分の質量による慣性力や、往復運動部分による慣性力の
一部を釣り合わせて、バランスを保ち、軸受にかかる荷
重を軽減させている。多気筒エンジンでは、振動を互い
に打ち消し合っているが、部分的に不釣合いが有るの
で、軸受荷重の軽減と高速時のねじれ振動を減少するた
めバランスウェイトを付けている。
【0004】しかし、この従来のバランスウェイトだけ
では不十分な面があるので、最近の4気筒エンジンで
は、図6及び図7に示すように、クランク軸50の両脇
に2本のバランスシャフト51を配設し、その2本のバ
ランスシャフト51をクランク軸50の回転速度(エン
ジンの回転速度)の2倍の速度で正・逆回転するものが
提案され、実施もされてきた。即ち、クランク軸50の
両脇に配設された2本のバランスシャフト51は、クラ
ンクギア52、中間ギア53及びバランスシャフトギア
54を介して、クランク軸50より回転力を得るように
なっている。このとき、バランスシャフトギア54の歯
数はクランクギア52の歯数の半分に設定されている為
に、バランスシャフト51はクランク軸50の回転速度
の2倍の速度で回転する。なお、2本のバランスシャフ
ト51は同歯数のバランスシャフトドライブギア55に
よって、互いに逆向きに同速度で回転するように連結さ
れている。また、前記2本のバランスシャフト51に
は、半割り形状のアンバランスマス56がそれぞれ固着
されている。そして、該アンバランスマス56は、図7
に示すように、バランスシャフトドライブギア55の噛
合い位置における垂直面に関して面対称となる関係で配
置されている。
【0005】このような構成のエンジンが運転状態にあ
ると、バランスシャフト51がエンジン回転数の2倍で
回ることによって、ピストン57の往復運動によって生
ずる慣性力と逆向きの力を発生して、該ピストン57の
慣性力を打ち消し、エンジンの振動を低減する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来装
置においては、バランスシャフト51がエンジン回転数
の2倍で回転することにより、ジャーナル部に熱が発生
することで起こる部品の熱損や、駆動部品の強度低下が
発生するという欠点があった。
【0007】そこで本発明の目的は、従来はエンジンの
回転数の2倍の速度で回転させていたバランスシャフト
の回転速度を低下させることの可能な装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、クランク軸と連動し
て回転駆動されるバランサ軸と、該バランサ軸に固着さ
れたカムと、該カムと係合し、前記バランサ軸が一回転
する間に複数回往復運動されるバランスマスとを有して
なるものである。
【0009】この発明によると、バランサ軸を従来より
も低い速度で回転駆動させることによって、往復動する
バランスマスでピストンの慣性力を打ち消し、エンジン
の振動を低減することができる。
【0010】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記カムには複数の頂部を有するカ
ム溝が形成され、前記バランスマスに取付けられた係留
子が前記カム溝に嵌合することによって該バランスマス
が前記カムに係留されるようにしたものである。
【0011】この発明によると、カム溝によって、バラ
ンスマスの往復運動がより確実に行われる。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の発明において、前記バランスマスの往復動
を案内するガイドを、頂部が閉塞されたシリンダとし、
該シリンダの頂部にそれぞれ弁装置を備えた吸入口及び
吐出口を設けるとともに、これら吸入口及び吐出口を冷
凍回路に連結したものである。
【0013】この発明によると、バランスマスの往復動
を利用して冷媒を圧縮してエアコンを作動させることが
できる。
【0014】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
の何れかに記載の発明において、前記バランサ軸の回転
速度を前記クランク軸の回転速度と等速とし、前記カム
の端面には前記バランサ軸の軸心に関して点対称位置に
2つの頂部を有するカム溝を形成したものである。
【0015】この発明によると、バランサ軸の回転速度
を前記クランク軸の回転速度と等速とすることができる
ため、バランサ軸やバランスマスの関係する摺動部での
負担が大幅に軽減される。
【0016】請求項5に記載の発明では、請求項1〜4
の何れかに記載の発明において、前記バランサ軸はピス
トンの運動方向線上において前記クランク軸と平行に1
本配設されるとともに、前記バランスマスは前記ピスト
ンの運動方向と平行な方向に往復動されるようにしたも
のである。
【0017】この発明によると、バランスマスの往復運
動が、ピストンの慣性力の打ち消しにのみ確実に作用す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
【0019】(第1実施形態)図1は、本発明に関係す
る主要部のみ(シリンダブロックは図示せず)を示した
正面図であり、クランク軸1には、コンロッド2を介し
てピストン3が連結されるとともに、その一端にはクラ
ンクプーリ4が取付けられ、さらにその他端にはフライ
ホイール5がとりつけられている。該クランク軸1の下
方には、第1オイルパン6が配設され、該第1オイルパ
ン6にはバランサ軸7が、クランク軸1と平行に且つ回
転可能に支持されている。このとき、前記バランサ軸7
は、ピストン3の運動方向線上に位置するのが好適であ
る。即ち、後述のバランスマス13とピストン3との互
いの運動方向が同一直線上で整合するため、2次慣性力
が効果的に相殺される。つまり、余分なアンバランス分
力に基づく慣性力が別に新たに発生することはない。バ
ランサ軸7の一端で、クランク軸1のほぼ中央部に対応
する位置にはカム8が固着され、他端にはバランサ軸ギ
ア9が取付けられている。該バランサ軸ギア9は中間ギ
ア10を介してクランクギア11と噛合い、クランク軸
1の回転によって前記バランサ軸7が回転駆動される。
前記バランサ軸ギア9とクランクギア11とは同歯数と
されている。前記カム8は、バランサ軸7の軸心に関し
て点対称位置に2つの頂部を有するほぼ楕円形状をして
おり、その両端面には、該カム形状に沿ったカム溝12
が刻設されている。従って、該カム溝12はバランサ軸
7の軸心に関して点対称位置に2つの頂部を有するほぼ
楕円形状をとなされている。なお該カム溝12には、バ
ランスマス13に一体に取付けられた係留子14が嵌合
し、該バランスマス13は、第1オイルパン6に形成さ
れたガイド15に嵌挿されて、ピストン3の運動方向と
平行な方向に往復運動するように案内される。第1オイ
ルパン6の下方には第2オイルパン16が配置され、シ
リンダブロック全体の下面が閉塞されている。
【0020】引き続き、上記のように構成された第1実
施形態の作用を説明する。
【0021】クランク軸1が回転してエンジンが運転状
態にあると、ピストン3が上下往復動して2次慣性力A
を発生する(エンジンの運転中に発生する慣性力をグラ
フで示した図3を参照)。他方、クランクギア11、中
間ギア10及びバランサ軸ギア9を介してクランク軸1
から得た回転力で、バランサ軸7が回転駆動される。こ
のとき、前記バランサ軸ギア9とクランクギア11とは
同歯数とされているため、バランサ軸7はクランク軸1
と等速度で回転する。該バランサ軸7の回転で、該バラ
ンサ軸7に固着されたカム8が回転し、該カム8のカム
溝12に沿って前記係留子14が動くことで、該カム8
に係留されたバランスマス13がガイド15に案内され
ながら上下往復動する。バランスマス13の往復動によ
って慣性力が発生するが、バランサ軸7はクランク軸1
と等速度で回転することと、カム溝12には2つの頂部
が設けられていることから、バランサ軸による慣性力B
は、図3に示すように、バランサ軸7の1回転で2つの
山を有する形となる。ここで、ピストン3による2次慣
性力Aと、バランサ軸による慣性力Bとは、互いの位相
が90°ずれるように設定されているため、これら2次
慣性力Aとバランサ軸による慣性力Bとは、互いに打ち
消し合うように作用して、ピストン3による2次慣性力
Aが、外部に振動として伝達するのを低減することがで
きる。
【0022】上述の第1実施形態によって次のような効
果を奏する。 (a)バランサ軸の回転速度を従来の半分とすることが
できるため、ジャーナル部の耐磨耗性が向上したり、駆
動部品の耐久性を向上することができる。 (b)従来のアンバランスマスを回転させる方式のもの
においては、横方向の慣性力を相殺するため、2本のバ
ランサを互いに逆回転するように設けていたが、この実
施形態によるものにおいては、横方向の慣性力は発生し
ないため、バランサは1個で済み、部品点数の削減およ
び構造の簡素化が図れ、それによってコスト低減にも貢
献し得る。
【0023】(第2実施形態)上記第1実施形態のもの
において、ガイド15の部分を変更したものを、第2の
実施形態として図4に示す。これによると、バランスマ
ス13の往復動を案内するガイド15を、頂部(図にお
いては下底部)が閉塞されたシリンダとするとともに、
該シリンダの頂部にそれぞれ弁装置(図示せず)を備え
た吸入口17及び吐出口18が形成されている。そし
て、これら吸入口17及び吐出口18は、エアコンの冷
凍回路にそれぞれ連結されている。他の構成は上記第1
実施形態のものと同様であるため、同様な部材に対して
は、同一符号を付して説明を省略する。
【0024】上記構成になる第2実施形態の作用をつぎ
に説明する。
【0025】クランク軸1が回転してエンジンが運転状
態にあると、上記第1実施形態のものと同様に、クラン
ク軸1から駆動力を受けて回転するカム8の作用によっ
て、バランスマス13がガイド15であるシリンダ内を
上下往復動する。該往復動によって、閉塞されたシリン
ダ頂部とバランスマス13の端面との間に形成された密
閉空間(圧縮室)が、膨張・収縮を繰り返す。この膨張
・収縮動作がそのまま吸入・圧縮作用となり、冷凍回路
における冷媒の圧縮動作が行われ、エアコンが運転さ
れ、冷房作用を受けることができる。つまり、バランス
マス13が図において上昇するとき、前記密閉空間が膨
張するため、それに基づく吸入作用によって、吸入側の
冷凍回路に連結された吸入口17を経て冷媒が前記密閉
空間内に吸入される。つづいて、バランスマス13が図
において下降すると、前記密閉空間が収縮されて、それ
に基づく圧縮作用によって、前記密閉空間内に吸入され
ていた冷媒が、圧縮されて吐出口18を経て冷凍回路の
吐出側へと送り出される。
【0026】この第2実施形態によれば、上記第1実施
形態で得られる効果の他に、さらに下記のような効果を
享受し得る。 (c)バランスマス13の動きを、そのまま冷媒の圧縮
機として利用するため、カーエアコン用として別に新た
な圧縮機を設置する必要が無く、従って、車にとって部
品の削減が可能となり、コスト低減にも大きく貢献でき
る。 (d)前記密閉空間内に対して冷媒が吸入・排出される
ことによって、それがダンパー的な作用をし、カム8を
含めてバランスマス13の動きが安定した円滑なものと
なり、運動部分からの余分な振動の発生を抑制すること
ができる。
【0027】(第3実施形態)さらに、上記第1実施形
態及び第2実施形態のものにおいて、カム8の形状を変
更したものを、第3の実施形態として図5に示す。これ
によると、バランサ軸7に取付けられたカム19は、該
バランサ軸7の軸心に関して点対称位置に4つの頂部を
有しており、両端面には該カム19の形状に沿ったカム
溝20が形成されている。従って、前記カム溝20は前
記バランサ軸7の軸心に関して点対称位置に4つの頂部
を有した形状とされている。そして、同様に前記カム溝
20にはバランスマス13の係留子14が嵌合して、該
バランスマス13がカム19に対して係留されている。
なお、クランクギア11の歯数は、バランサ軸ギア9の
歯数の半分に設定されている。
【0028】上記構成になる第3実施形態において、エ
ンジンが運転状態にあると、クランク軸1の回転速度の
半分の速度でバランサ軸7、ひいてはカム19が回転す
るが、該カム溝20の頂部の数は、第1及び第2の実施
形態のものの倍とされているため、第1及び第2の実施
形態のものと同様、ピストン3の上下移動による慣性力
が効果的に打ち消される。
【0029】この第3実施形態によれば、さらに下記の
ような効果を享受し得る。 (e)バランサ軸7の回転速度をクランク軸1の回転速
度の半分とすることができるため、バランサ軸7やバラ
ンスマス13の関係する摺動部での負担が大幅に軽減さ
れ、その結果、摺動部品の耐久性が大きく向上するとと
もに、動力損失の低減に大きく貢献し得る。
【0030】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、下記のようにしても実施は可能である。 ○ 前記カム溝12、20は、カム8、19の両端面に
形成されたが、いずれか片側だけに形成して、所謂「方
持ち」でバランスマス13を係留するようにしても良い
し、また、カム8、19の外周面に埋め込み式の溝とし
てカム溝12、20を形成するようにしても良い。 ○ バランサ軸7はピストン3の運動方向線上に位置す
るように配置したが、余分に発生する振動が許容される
範囲内で、それらを適宜量ずらすことが可能である。 ○ また、バランサ軸7は1本と限らず、2本以上の複
数本であっても実施は可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
ランサ軸を比較的低い速度で回転させることができるた
め、関係するジャーナル部等の耐磨耗性が高くなり、従
って、エンジン全体としての耐久性が高くなるという効
果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンの本発明に関係する主要部だけを示す
正面図
【図2】クランク軸とバランスマスの連係状態を示す模
式図(図1におけるX−X矢視)
【図3】エンジンの運転中に発生する慣性力をグラフで
示す説明図
【図4】第2実施形態を示す模式図(図1におけるX−
X矢視)
【図5】第3実施形態を示す模式図(図1におけるX−
X矢視)
【図6】従来の技術を示す正面図
【図7】従来のクランク軸とバランスシャフトの連係状
態を示す模式図(図6におけるY−Y矢視)
【符号の説明】
1 クランク軸 3 ピストン 6 第1オイルパン 7 バランサ軸 8、19 カム 9 バランサ軸ギア 10 中間ギア 11 クランクギア 12、20 カム軸 13 バランスマス 15 ガイド 16 第2オイルパン 17 吸入口 18 吐出口 A 2次慣性力 B バランサ軸による慣性力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 21/20 F16H 21/28 21/28 53/02 Z 53/02 53/06 53/06 F04B 35/00 102

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク軸と連動して回転駆動されるバ
    ランサ軸と、該バランサ軸に固着されたカムと、該カム
    と係合し、前記バランサ軸が一回転する間に複数回往復
    運動されるバランスマスとを有してなるレシプロ式エン
    ジンのバランサ。
  2. 【請求項2】 前記カムには複数の頂部を有するカム溝
    が形成され、前記バランスマスに取付けられた係留子が
    前記カム溝に嵌合することによって該バランスマスが前
    記カムに係留されることを特徴とする請求項1に記載の
    レシプロ式エンジンのバランサ。
  3. 【請求項3】 前記バランスマスの往復動を案内するガ
    イドを、頂部が閉塞されたシリンダとし、該シリンダの
    頂部にそれぞれ弁装置を備えた吸入口及び吐出口を設け
    るとともに、これら吸入口及び吐出口を冷凍回路に連結
    したことを特徴とする請求項1または2に記載のレシプ
    ロ式エンジンのバランサ。
  4. 【請求項4】 前記バランサ軸の回転速度を前記クラン
    ク軸の回転速度と等速とし、前記カムの端面には前記バ
    ランサ軸の軸心に関して点対称位置に2つの頂部を有す
    るカム溝を形成したことを特徴とする請求項1〜3の何
    れかに記載のレシプロ式エンジンのバランサ。
  5. 【請求項5】 前記バランサ軸はピストンの運動方向線
    上において前記クランク軸と平行に1本配設されるとと
    もに、前記バランスマスは前記ピストンの運動方向と平
    行な方向に往復動されることを特徴とする請求項1〜4
    の何れかに記載のレシプロ式エンジンのバランサ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1626200A1 (en) 2004-08-09 2006-02-15 Mazda Motor Corporation Engine vibration reduction system
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