JP2003080486A - ロボットハンド及びその把持方法並びにその制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ロボットハンド及びその把持方法並びにその制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2003080486A
JP2003080486A JP2001274769A JP2001274769A JP2003080486A JP 2003080486 A JP2003080486 A JP 2003080486A JP 2001274769 A JP2001274769 A JP 2001274769A JP 2001274769 A JP2001274769 A JP 2001274769A JP 2003080486 A JP2003080486 A JP 2003080486A
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Kenichi Yoshimura
研一 吉村
Tadakatsu Harada
忠克 原田
Tomoyasu Hirasawa
友康 平澤
Tomiko Takahashi
斗美子 高橋
Takuya Uchida
拓也 内田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロボットハンド及び把持方法において、種々
の形状の把持対象物を安定的に把持するとともに、十分
な保持力を確保して組立作業や分解作業を確実に行い、
コンプライアンス機能を持たせる。 【解決手段】 フィンガ2a,2bによりワークを挟持
するロボットハンド5において、フィンガ2a,2bの
ワークとの接触部に粉体を封入可能な複数の独立した粉
体ホルダ3を設け、各粉体ホルダ3に対応した粉体の供
給及び排出を行う粉体給排手段32と、粉体の流量を検
出する流量検知手段33と、粉体給排手段32を制御
し、流量検知手段33の検出値に基づいて各粉体ホルダ
3の粉体封入量を制御する封入量制御手段34を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、把持対象物を把
持して組立及び分解を行うロボットハンドに関し、特に
把持対象物を安定的に把持し、また組立や分解の際に生
じ得る誤差を吸収する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から把持対象物(ワーク)を把持し
て所定の組立作業や分解作業を行うロボットハンドが知
られている。このようなロボットハンドにより組立作業
や分解作業を行うには、把持対象物を安定的に把持し、
その誤差や位置決め誤差を吸収する必要がある。ロボッ
トハンドに把持対象物を安定的に把持させるためにはそ
のフィンガを特定の形状にしたり、あるいはその姿勢を
変化させたりすることにより把持対象物を機械的に拘束
することに加え、フィンガと把持対象物の表面との摩擦
で把持対象物を固定することが考えられる。そのための
方法にフィンガの表面をゴム等の弾性材料で構成し、そ
の変形と摩擦とによって把持対象物を把持したり、把持
対象物の形状に対応した形状のフィンガを持つハンドで
把持するという方法がある。しかし、フィンガの表面を
弾性材料で構成すると、形状の複雑な把持対象物を把持
しようとしたときに弾性材料の変形量だけではフィンガ
の先端が把持対象物の形状に倣う(追従する)ことがで
きず、把持が不安定になることがあった。また、フィン
ガの形状を把持対象物の形状に対応させる方法では、把
持対象物ごとにフィンガあるいはハンドを用意して把持
対象物ごとにその都度交換しなければならず、余計なコ
ストがかかるばかりか交換作業に要する時間が大きくな
るという問題があった。
【0003】一方、誤差を吸収する方法としては、リス
ト部に設けたコンプライアンス機構を介してアームとハ
ンドを接続することによって誤差を吸収する方法が一般
的である。しかし、この方法の場合、コンプライアンス
機構を設けていることによりリストの可動部からハンド
先端までの距離が大きくなって振動しやすく、ハンド先
端での微小な動きが難しくなるという問題があった。以
上のようなことから、把持対象物ごとにフィンガあるい
はハンドを交換することなく形状の複雑な把持対象物を
安定的に把持し、把持対象物の誤差や位置決め誤差を吸
収できるロボットハンドに関し、例えば特許第2699
520号公報と、特開平8−294885号公報とがあ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特許第2699520
号公報には、アームの先端に2つ以上のフィンガを有す
るハンドにおいて、フィンガの先端部にワークを保持す
るための流動性磁性粉体を封入した袋部を設けたロボッ
トが開示されている。このロボットは、ワークを挟持し
て組立作業を行う際、一旦その流動性磁性粉体を非磁化
させ袋部を軟化させてワークの形状に対応して変形し、
その後、磁化させ袋部を硬化させることによってワーク
を把持するようになっている。そのため、このロボット
は、磁界の作用で機能が影響を受けるワークを把持でき
ないという欠点があった。また、このロボットは、組立
作業の際にワークの引っ掛かりや傾きを検知するため、
ワークを把持した状態でそれに加わる荷重を検知するよ
うになっていて、その検知値からワークの引っ掛かりや
傾きを検知した時に組立作業を停止させ、流動性磁性粉
体を非磁化し軟化させた状態でフィンガを振ることによ
って、ワークの姿勢を修正し再び流動性磁性粉体を磁化
して組立作業を開始する。しかし、こうすると、ワーク
を把持しているときに流動性磁性粉体を軟化させること
になるから、その把持が不安定になりやすく、ワークを
落としてしまうおそれもある。また、流動性磁性粉体は
弾性が小さいため軟化させてフィンガを振っても、ワー
クが所望の姿勢に戻らないおそれもある。
【0005】一方、特開平8−294885号公報に
は、ロボットハンドの指面に複数のエアバックを装着し
てそのエアバックへの供給圧力を一定とし、ワークの把
持動作によりそのエアバックを収縮変形させてワークと
エアバックの接触面積を拡大するようにしたロボットハ
ンドが記載されている。このロボットハンドは、エアバ
ックの働きによりワークとの接触面積が大きくはなる
が、エアバック内の流体にエアーを用いるので追従性が
あまく、ワークを正確に位置決めできないおそれがあっ
た。そのエアーの内圧を上げた状態で用いると想定され
るシリコンやゴムではエアバックが変形するが、それ以
上変形しない厚さになると接触面積が大きくならない可
能性がある。しかし、接触面積が多少増えても、ワーク
(例えば部品)の形状に完全に倣う(対応する)状態には
ならないため、組立反力に耐えることができず、正常な
組立ができないおそれがあった。この発明は、上記の問
題点を解決するためになされたもので、ロボットハンド
及び把持方法において、種々の形状の把持対象物を安定
的に把持するとともに、十分な保持力を確保して組立作
業や分解作業を確実に行い、コンプライアンス機能を持
たせたることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、2本以上のフィンガにより把持対象物
を所定の力で挟持するロボットハンドにおいて、少なく
とも1本以上のフィンガが把持対象物の形状に合わせて
変形し、該フィンガの変形状態を維持し得るように構成
されていることを特徴とするものである。このロボット
ハンドは、変形したフィンガの形状により把持対象物を
機械的に拘束することができ、種々の形状の把持対象物
を安定的に把持することができる。また、上記フィンガ
が、把持対象物との接触部に粉体を封入可能な複数の独
立した粉体ホルダを有し、その各粉体ホルダに対応した
粉体の供給及び排出を行う粉体給排手段と、粉体給排手
段を制御する制御手段とを設けたロボットハンドとして
もよい。
【0007】粉体の流量を検出する検出手段と、その手
段の検出値に基づき上記各粉体ホルダの粉体封入量を制
御する封入量制御手段とを設けてもよい。さらに、既知
の把持対象物の形状及び把持作業に合わせて選択的に上
記各粉体ホルダの粉体の供給及び排出を行うように構成
されているロボットハンドとしてもよい。このロボット
ハンドによれば、既知はもとより未知の物体をも含む種
々の形状の把持対象物を安定的に把持することができ
る。そして、把持対象物と上記フィンガとの接触状態を
検知する接触検知手段と、該手段の検知結果によって、
上記各粉体ホルダの粉体封入量の過不足を判断する封入
量判断手段を設けてもよい。このロボットハンドによれ
ば、フィンガと物体との接触状態を検出して、既知はも
とより未知の物体をも含む種々の形状の把持対象物を安
定的に把持することができる。
【0008】またこの発明は、把持対象物との接触部に
粉体を封入可能な複数の独立した粉体ホルダを有する2
本以上のフィンガにより把持対象物を挟持するロボット
ハンドの把持方法において、把持対象物とフィンガとの
接触状態を検知する接触検知工程と、該工程の検知結果
によって、上記粉体ホルダの粉体封入量の過不足を判断
する封入量判断工程とを有するロボットハンドの把持方
法も提供する。上記接触検知工程は、把持対象物とフィ
ンガとの接触状態を両者の接触力により検知するのが好
ましい。
【0009】また、上記封入量判断工程は、把持対象物
とフィンガの接触力が前記すべてのフィンガで均等にな
るようにして、上記各粉体ホルダへの粉体封入量の過不
足を判断するのがよい。把持対象物の把持作業時に、上
記接触検知工程の検知結果が上記すべてのフィンガで均
等になるように把持対象物を操る工程を有するとよい。
さらに、この発明は、把持対象物との接触部に粉体を封
入可能な複数の独立した粉体ホルダを有する2本以上の
フィンガにより把持対象物を挟持するロボットハンドの
制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体であって、把持対象物とフィンガとの接触状態
を検知する接触検知機能と、その機能の検知結果によっ
て、上記粉体ホルダの粉体封入量の過不足を判断する機
能をコンピュータに実現させるプログラムを含むロボッ
トハンドの制御プログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体も提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1は、この発明による
ロボットハンド5の構成を模式的に示す図である。ロボ
ットハンド5は、図に示すように、ハンド1と、フィン
ガ2と、粉体ホルダ3とを有し、粉体チューブ31と、
粉体給排手段32と、流量検知手段33と、封入量制御
手段34とを有している。ハンド1は、モータ及び歯車
等からなる機構を内蔵していて、フィンガ2の間隔を狭
めたり広げたりしながらワークを把持させる動作を実行
する。フィンガ2は、相対立して配置され接近及び離反
するように動作する2本のフィンガ2a,2bからなっ
ていて、ワークと接触する接触面に微小粒径の粉体が封
入可能な独立した粉体ホルダ3が複数設けられ、各粉体
ホルダ3の粉体の封入量(粉体封入量)が調整されて把
持対象物の形状に合わせて変形するように構成されてい
る。このような構成により、ロボットハンド5はフィン
ガをワークの形状に対応して変形させてワークを機械的
に拘束することができて、種々の形状のワークを安定的
に把持することができるようになっている。なお、この
点については後に詳しく説明する。
【0011】各粉体ホルダ3は粉体チューブ31を介し
て粉体給排手段32と連結され、把持状態が安定するよ
うにワークの形状や把持作業に対応して粉体の供給及び
排出の制御により粉体封入量が制御され、それによって
各フィンガ2a,2bの接触面が変形しかつその変形状
態が維持されるようになっている。また、各粉体ホルダ
3は、物体との接触の境界領域に存在するため、ハンド
1の挟持動作でワークから受ける反力により内部を粉体
が移動することによってその形状に倣うように変形す
る。これによってワークが安定的に把持される。粉体チ
ューブ31は各粉体ホルダ3と粉体給排手段32とを連
結するチューブで、粉体給排手段32から粉体ホルダ3
への粉体の供給及び粉体ホルダ3から粉体給排手段32
への排出を行う際に粉体が通過する。粉体給排手段32
は粉体チューブ31を通じて各粉体ホルダ3への粉体の
供給及び排出を実行する。流量検知手段33は粉体チュ
ーブ31に装着され、粉体チューブ31の内部を通過す
る粉体の流量を検出する。封入量制御手段34は粉体給
排手段32を制御するとともに、流量検知手段33の検
出値に基づき粉体の供給または排出量を制御して各粉体
ホルダ3内の粉体封入量を制御する手段である。
【0012】次に、各粉体ホルダ3内の粉体封入量を制
御する手順について、図3を参照して説明する。図3は
粉体封入量を粉体の流量により制御する手順を示すフロ
ーチャートで、Sはステップを略記したものである。粉
体封入量の制御動作が始まるとステップ1に進み、ま
ず、封入すべき粉体封入量を封入量制御手段34がワー
クやロボットハンド5により行われる作業内容に応じて
粉体ホルダ3ごとに設定する。ステップ2に進むと粉体
給排手段32が動作して粉体の供給あるいは排出が開始
され、続くステップ3では流量検知手段33が動作して
粉体流量の検出が行われる。そして、続くステップ4で
検出される粉体流量を逐次時間積分して各粉体ホルダ3
の粉体封入量を算出する。ステップ5に進むとステップ
4で求めた粉体封入量が設定値以上であるか否かを判断
し、そうであればステップ6に進み、そうでければステ
ップ3に戻る。ステップ6では粉体の供給または排出量
が設定値に達したとして粉体の供給または排出を停止す
る。こうして、粉体封入量が設定値に達するまで粉体の
供給または排出が継続される。ロボットハンド5は以上
の手順で各粉体ホルダ3の粉体封入量を制御してワーク
を把持することになる。
【0013】続いて、図2、図4及び図6を参照し、ワ
ークが既知部品である場合を例にとって、その組立作業
と、形状とに応じて粉体の供給あるいは排出を行って各
粉体ホルダ3の粉体封入量を選択的に制御してワークを
把持する場合の手順について説明する。図2は、ロボッ
トハンド5により、部品10と部品11とを組立てる場
合の組立作業の一工程を模式的に示す図である。部品1
0は、平板状の底部10aの上面中央に棒状の突起10
bを有する軸受部10cが形成されている。部品11
は、突起10bに対応する孔部11aが形成された部材
で、その孔部11aに突起10bを挿入して軸受部10
cに載置することができるようになっている。この部品
10と部品11を組立てて一体化するには、まず部品1
1を把持してその孔部11aに部品10の突起10bを
挿入しなければならないから、部品11を把持すること
ができるように保持力を大きくする必要がある。部品1
0と部品11の形状と両者の組立作業を考慮して、各粉
体ホルダ3の粉体封入量は次のように制御される。
【0014】まず、各粉体ホルダ3について、フィンガ
2a,2bの先端(前方)部分の粉体を排出する一方、
その他の粉体ホルダ3に粉体を供給して封入する選択的
な供給排出を行うことによって、フィンガ2によるいわ
ゆる段付き爪を擬似的に形成する。続いて、その状態で
部品11をフィンガ2a,2bの間に把持して持ち上げ
る。そして、部品11の孔部11aの位置を突起10b
に併せたときにフィンガ2a,2bの間隔を広げて部品
11を矢印a方向に落下させ、突起10bを孔部11a
に挿入させる。以上により部品11を部品10に挿入す
る部品10と部品11の組立作業が安定的に行われる。
以上とは逆に部品10と部品11とを分解する場合は、
フィンガ2a,2bの先端(前方)部分の粉体ホルダ3
に粉体を封入し、その他の粉体ホルダ3から粉体を排出
することによって、フィンガ2によるいわゆる引掛け爪
を擬似的に形成し、部品11を把持するための保持力を
確保する。その状態で部品11をフィンガ2a,2bの
間に把持して持ち上げ部品10から引き抜く。以上によ
って、部品10と部品11の分解作業が安定的に行われ
る。
【0015】そして、図4に示すように、部品12の形
状が逆テーパ状の場合の各粉体ホルダ3の粉体封入量
は、フィンガ2a,2bの接触面が部品12の逆テーパ
形状に対応した順テーパ形状になるように制御される。
ところが、部品12は形状が元々既知であり、予め粉体
封入量が粉体ホルダ3ごとに設定されており、封入量制
御手段34がその設定値になるように粉体封入量を各粉
体ホルダ3ごとに選択的に制御して所望の順テーパ形状
を各粉体ホルダ3によって形成する。そのために各粉体
ホルダ3は粉体封入量が図6に示すフローチャートにし
たがって次のように制御される。すなわち、処理開始後
のステップ7では、記憶されている情報にしたがい各粉
体ホルダ3の粉体封入量を封入量制御手段34が決定し
てステップ8に進み、各粉体ホルダ3の粉体の供給を開
始する。後続のステップ9では各粉体ホルダ3の粉体封
入量を判断し、粉体封入量が設定値に一致すればステッ
プ10に進み、そうでなければステップ8に戻って設定
値になるまで処理を繰返す。ステップ10では粉体封入
量が設定値になったとして粉体の供給を停止してステッ
プ11に進む。
【0016】ここまでのステップで、フィンガ2a,2
bの接触面部分が部品12の逆テーパ形状に対応した順
テーパ形状になっている。そして、フィンガ2a,2b
を把持可能位置まで開放してステップ12に進み、フィ
ンガ2a,2bを移動させて部品12を把持させる。こ
のようにすると、フィンガ2a,2bの接触面が部品1
2の逆テーパ形状に対応した順テーパ形状になっている
から、部品12の把持状態は極めて安定する。このよう
に、ロボットハンド5は、ワークの形状及び作業に対応
して爪形状が変形されるため、種々の形状のワークを安
定して把持できるようになっている。続いて、図5に示
すロボットハンド15について説明する。このロボット
ハンド15は、図1に示すロボットハンド5と比較して
接触検知手段50と、封入量判断手段51とが設けられ
ている点で異なるほかは共通している。以下の説明はそ
の相違点を中心に行い、共通点の説明は省略ないし簡略
化する。
【0017】接触検知手段50は、2本のフィンガ2
a,2bの相対する内側の接触面に粉体ホルダ3に対応
して設けられた接触検知手段50a,50bからなって
いて、その表面に独立した粉体ホルダ3が複数装着され
ている。各接触検知手段50a,50bは、各粉体ホル
ダ3に把持対象物が接触するときの接触力を各粉体ホル
ダ3を通じ計測してワークとフィンガ2a,2bの接触
状態を検知することが可能に構成されている。封入量判
断手段51は、封入量制御手段34と接触検知手段50
に接続されていて、各粉体ホルダ3に封入されている粉
体封入量の過不足を接触検知手段50から入力する接触
力により判断し、その判断の結果を封入量制御手段34
に入力する。つまり、封入量制御手段34が流量検知手
段33による粉体の流量値を検出しながら封入量判断手
段51から入力する情報により各粉体ホルダ3への粉体
供給または排出量を制御でき、これによって各粉体ホル
ダ3の粉体封入量が適切な値に制御される。
【0018】次に、接触検知手段50の検知結果により
各粉体ホルダ3の封入量を選択的に制御する手順につい
て図7に示すフローチャートを参照して説明する。ロボ
ットハンド15は、把持動作を開始後のステップ13で
フィンガ2を移動させ、把持しようとするワーク(例え
ば部品)とフィンガ2を接触を開始させる。続くステッ
プ14で接触検知手段50がONか否か(接触があるか
否か)を判断し、ONであればステップ15に進み、O
Nでなければ(OFFであれば)ステップ17に進む。
ステップ15に進むと、粉体ホルダ3から粉体の排出を
行ってステップ16に進み、封入量判断手段51によっ
て粉体封入量の過不足を判断し、その結果により粉体の
排出が完了したか否かが判断される。ここで、完了した
と判断した場合にはステップ20に進み、そうでなけれ
ばステップ15に戻る。以上のステップを実行すること
で、ワークに接触する各粉体ホルダ3について、ワーク
との接触が確実になる妥当な粉体封入量になるまで粉体
排出処理を繰返す。
【0019】一方、ステップ17に進むと、フィンガ2
a,2bの移動が完了したか否かを判断して完了したと
判断した場合には後続のステップ18に進むが、そうで
ない場合にはステップ14に戻ってフィンガ2a,2b
の移動が完了するまで動作を繰返す。ステップ18に進
むと、フィンガ2a,2bの移動が完了したとして粉体
給排手段32により粉体チューブ31を通じて各粉体ホ
ルダ3への粉体供給を開始してステップ19に進み、封
入量判断手段51により各粉体ホルダ3への粉体封入量
の過不足が有るか否かを判断し、過不足がない(設定値
になっている)ならステップ20に進み、そうでなけれ
ばステップ18に戻る。ステップ20では、各粉体ホル
ダ3の粉体封入量が適切になったとして各粉体ホルダ3
への粉体の供給を停止する。
【0020】以上のようにして、ステップ13からステ
ップ20までを実行すると、次のような作用効果が得ら
れる。ロボットハンド15によりワークを把持する場合
には、各粉体ホルダ3がワークに接触するためそのワー
クに接触する粉体ホルダ3から粉体が排出される。この
場合、封入量判断手段51が動作して粉体封入量の過不
足を各粉体ホルダ3ごとに判断することによって、接触
がより効果的になるようにしている。つまり、接触検知
手段50の検知結果より、接触はしているものの接触が
必要以上の粉体ホルダ3からは粉体を排出させてより適
切にフィンガ2a,2bに接触させる一方、接触が発生
していない粉体ホルダ3には設定された封入量になるま
で粉体を封入して確実に接触させるようにする。以上に
より、ロボットハンド15にとって表面形状が未知のワ
ークでも、その表面の凹凸形状に合わせて爪形状を変形
でき、ワークを安定的に把持することが可能となる。
【0021】次に、粉体ホルダの粉体封入量をワークと
フィンガ2a,2bとの接触力がワーク(例えば部品)
との接触面上ですべて均等になるようにして制御する手
順について図8に示すフローチャートを参照して説明す
る。ロボットハンド15は動作を開始するとステップ2
1に進み、ワークの接触力を設定する。これは部品の把
持力となる。把持動作を開始してフィンガ2を移動させ
ると、フィンガ2がワークとの接触を開始する。そこ
で、続くステップ22では、上述したステップ14と同
様に接触検知手段50の動作状態がONであるか否かを
判断し、ONであればステップ23に進み、ONでない
(OFFである)場合にはステップ26に進む。ステッ
プ23では、該当する各粉体ホルダ3で粉体の供給また
は排出を行い、続くステップ24では封入量判断手段5
1により、各粉体ホルダ3の粉体封入量が、接触力が設
定値に一致する妥当な量か否かを判断する。ここで、接
触力が設定値に一致していれば後続のステップ25に進
み、そうでなければステップ23に戻る。ステップ25
に進むと、フィンガ2a,2bの移動が完了したか否か
を判断して完了していればステップ29に進み、完了し
ていなければステップ23に戻る。以上のステップ23
からステップ25までを実行することにより、フィンガ
2の移動が完了した時点でワークとの接触を生じている
各粉体ホルダ3の接触力が設定値と等しくなるように粉
体封入量が制御されることになる。
【0022】一方、ステップ26ではフィンガ2a,2
bの移動が完了したか否かを判断して完了していれば後
続のステップ27に進み、完了していなければステップ
22に戻る。そして、ステップ27からステップ29ま
でを実行して処理を終了する。ステップ27からステッ
プ29は、上述したステップ18からステップ20まで
と同様なので詳しい説明を省略する。このステップ27
からステップ29までの処理によれば、接触検知手段5
0によりワークとの接触が発生していないと判断された
粉体ホルダ3には設定された封入量になるまで粉体が封
入されることになる。以上により、ロボットハンド15
によれば、接触が発生する境界領域の粉体ホルダ3にお
いても、設定値を満たすために必要な量の粉体が封入さ
れるため、既知部品、未知部品のいずれに対してもその
部品の表面形状の凹凸に合わせて爪形状が変形され、部
品をより一層安定的かつ位置精度良く把持することが可
能となる。
【0023】次に、図9及び図10を参照して組立作業
時に部品のずれが生じた場合に、接触検知手段50の出
力値がすべてのフィンガで同じになるように制御するた
めの手順について説明する。ロボットハンド15は組立
作業を開始するとステップ30に進み、組立作業の対象
となる部品を把持する動作を実行する。この場合、図9
に示すように、部品11を把持して部品10に挿入する
組立作業において、部品11の孔部11aと、部品10
の突起10bの位置がずれているのにそのままの状態で
挿入作業を行えば、部品10,11はもとよりフィンガ
2を通してハンド1に対しても過大な力が加わり、部品
10,11及びハンド1が破損してしまうおそれがあ
る。そこで、このようなずれが生じた場合でも、正確に
作業できるコンプライアンス機能を付加するため以下の
ような手順で制御を行う。
【0024】ステップ30に続いてステップ31に進む
と、封入量判断手段51により各粉体ホルダ3の粉体封
入量が、設定値に一致する妥当な量か否かを判断して、
一致していればステップ32に進み、不一致なら再度ス
テップ31を実行する。ステップ32に進むと、部品1
1の部品10への挿入を開始し、続くステップ33では
各フィンガ2aと2bの出力が一致しているか否かを判
断し、一致していればステップ34に進み不一致ならス
テップ35に進む。各フィンガ2aと2bの出力が一致
しているということは、上述のずれが生じていないと判
断された場合であるから、ステップ34では、部品11
の部品10への挿入が完了したか否かを判断し、完了し
ていれば組立作業を終了し、完了していなければステッ
プ33に戻る。
【0025】ハンド1で部品11を把持すると、すべて
のフィンガにおいてフィンガと部品11の接触力が均等
になるように制御されているため、接触検知手段50a
と50bの計測値は等しくなっている。したがって、部
品11を部品10へ挿入する作業を行う場合に部品11
の孔部11aと、部品10の突起10bの位置がずれて
部品10,11およびハンド1に過大な力が加わると、
元来等しいはずの接触検知手段50aと接触検知手段5
0bの計測値がずれてしまう。そこで、各フィンガ2a
と2bの出力が一致せずにずれた場合は、ステップ35
に進んでずれた計測値を等しくするように部品11の位
置を操る操作工程を設けることにより、部品11と部品
10の中心位置を一致させて正確な挿入動作を行えるよ
うになる。この部品11の操る操作工程としては、フィ
ンガの移動による調整、アームの移動による調整により
実行することが考えられるが、フィンガによる操りの方
が調整距離及び時間を短縮することができるので、より
有利である。例えば、2フィンガのチャックタイプハン
ドであれば、フィンガを同時に平行移動させることによ
り、このコンプライアンス機能を達成できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、ロボットハンドのフィンガがワークの形状及び作
業に対応して爪形状が変形されるため、既知形状はもと
より未知形状でも、種々の形状のワークを安定して把持
できる。したがって、十分な保持力を確保して組立作業
や分解作業を確実に行うことができる。また、フィンガ
とワークの接触状態がすべてのフィンガで等しくなるよ
うに制御して、コンプライアンス機能を持たせたること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるロボットハンドの構成を模式的
に示す図である。
【図2】この発明によるロボットハンドにより、選択的
に粉体ホルダの供給排出を行って2つの既知部品を組立
てる作業の一工程を模式的に示す図である。
【図3】粉体ホルダの粉体封入量を粉体の流量により制
御する手順を示すフローチャートである。
【図4】この発明によるロボットハンドにより、逆テー
パ状の部品をその形状に合わせて選択的に粉体ホルダの
供給排出を行い把持する工程を模式的に示す図である。
【図5】この発明による別のロボットハンドの構成を模
式的に示す図である。
【図6】粉体ホルダの粉体封入量を粉体の流量により制
御する別の手順を示すフローチャートである。
【図7】粉体ホルダの粉体封入量を接触検知手段の検知
結果により制御する手順を示すフローチャートである。
【図8】粉体ホルダの粉体封入量をワークとフィンガと
の接触力がワークとの接触面上ですべて均等になるよう
にして制御する手順を示すフローチャートである。
【図9】組立作業時に部品の位置ずれを生じた場合に接
触検知手段の出力値がすべてのフィンガで同じになるよ
うにする組立作業の一工程を模式的に示す図である。
【図10】組立作業時に部品の位置ずれを生じた場合に
接触検知手段の出力値がすべてのフィンガで同じになる
ように制御する手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:ハンド 2,2a,2b:フィンガ 3:粉体ホルダ 5,15:ロボットハンド 10,11,12:部品 10a:底部 10b:突起 10c:軸受部 11a:孔部 31:粉体チューブ 32:粉体給排手段 33:流量検知手段 34:封入量制御手段 50:接触検知手段 51:封入量判断手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平澤 友康 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 斗美子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 内田 拓也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 3C007 DS01 ES03 ET08 EV14 EV16 HS00 KS00 KS30 KS31 KX08 LV06 MT10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本以上のフィンガにより把持対象物を
    所定の力で挟持するロボットハンドにおいて、 少なくとも1本以上のフィンガが把持対象物の形状に合
    わせて変形し、該フィンガの変形状態を維持し得るよう
    に構成されていることを特徴とするロボットハンド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のロボットハンドにおい
    て、 前記フィンガが、把持対象物との接触部に粉体を封入可
    能な複数の独立した粉体ホルダを有し、 該各粉体ホルダに対応した粉体の供給及び排出を行う粉
    体給排手段と、 該粉体給排手段を制御する制御手段とを設けたことを特
    徴とするロボットハンド。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のロボットハンドにおい
    て、 粉体の流量を検出する検出手段と、 該手段の検出値に基づき前記各粉体ホルダの粉体封入量
    を制御する封入量制御手段とを設けたことを特徴とする
    ロボットハンド。
  4. 【請求項4】 既知の把持対象物の形状及び把持作業に
    合わせて選択的に前記各粉体ホルダの粉体の供給及び排
    出を行うように構成されていることを特徴とする請求項
    2又は3に記載のロボットハンド。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3に記載のロボットハンド
    において、 把持対象物と前記フィンガとの接触状態を検知する接触
    検知手段と、 該手段の検知結果によって、前記各粉体ホルダの粉体封
    入量の過不足を判断する封入量判断手段を設けたことを
    特徴とするロボットハンド。
  6. 【請求項6】 把持対象物との接触部に粉体を封入可能
    な複数の独立した粉体ホルダを有する2本以上のフィン
    ガにより把持対象物を挟持するロボットハンドの把持方
    法において、 把持対象物とフィンガとの接触状態を検知する接触検知
    工程と、 該工程の検知結果によって、前記粉体ホルダの粉体封入
    量の過不足を判断する封入量判断工程とを有することを
    特徴とするロボットハンドの把持方法。
  7. 【請求項7】 前記接触検知工程は、把持対象物とフィ
    ンガとの接触状態を両者の接触力により検知することを
    特徴とする請求項6記載のロボットハンドの把持方法。
  8. 【請求項8】 前記封入量判断工程は、把持対象物とフ
    ィンガの接触力が前記すべてのフィンガで均等になるよ
    うにして、前記各粉体ホルダへの粉体封入量の過不足を
    判断することを特徴とする請求項6記載のロボットハン
    ドの把持方法。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のロボットハンドの把持方
    法において、 把持対象物の把持作業時に、前記接触検知工程の検知結
    果が前記すべてのフィンガで均等になるように把持対象
    物を操る工程を有することを特徴とするロボットハンド
    の把持方法。
  10. 【請求項10】 把持対象物との接触部に粉体を封入可
    能な複数の独立した粉体ホルダを有する2本以上のフィ
    ンガにより把持対象物を挟持するロボットハンドの制御
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体であって、 把持対象物とフィンガとの接触状態を検知する接触検知
    機能と、 該機能の検知結果によって、前記粉体ホルダの粉体封入
    量の過不足を判断する機能をコンピュータに実現させる
    プログラムを含むロボットハンドの制御プログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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