JP2003079775A - スイングチェッカー - Google Patents

スイングチェッカー

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JP2003079775A
JP2003079775A JP2001279615A JP2001279615A JP2003079775A JP 2003079775 A JP2003079775 A JP 2003079775A JP 2001279615 A JP2001279615 A JP 2001279615A JP 2001279615 A JP2001279615 A JP 2001279615A JP 2003079775 A JP2003079775 A JP 2003079775A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイングフォームのチェックを容易化したス
イングチェッカーを提供する。 【解決手段】 キャスター(12)によって移動可能な
基台部(2)、天井部(18)が形成され、天井部の下
面側に自由空間(20)が形成された支持フレーム部
(14)、支柱部(支柱26、28)、天井部からロー
プ(38)によって自由空間内に移動可能に吊り下げら
れたボール(50)、自由空間外の支持フレーム部に取
り付けられてロープを巻き取り、又は、その巻き戻しに
よりボールの高さ調整を行うリール部(36)、ボール
の移動を規制するネット(遮蔽ネット52、54)を備
えたことにより、容易にスイングチェックを行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野球の打撃練習や
打撃フォームの修正等に用いられるスイングチェッカー
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、野球の打撃練習にはピッチングマ
シンが用いられ、スイングフォームのチェックは素振り
やトスバッティング等によって行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ピッチング
マシンを用いた打撃練習は大掛かりであり、練習者全員
にピッチングマシンを割り当てることは経済的でない。
【0004】また、スイングフォームのチェックを素振
りで行う場合、ボールとの関係が希薄になるため、実際
の打撃フォームを確認することが難しい。トスバッティ
ングをコーチが行う場合には、トスを行うコーチの位置
に視線が限定されるため、スイングの全容をチェックす
ることができない。また、協力者によるトスバッティン
グでは協力者を必要とし、その協力者とコーチとの連係
が不可欠となる。
【0005】そこで、本発明は、スイングフォームのチ
ェックを容易化したスイングチェッカーを提供すること
を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のスイングチェッ
カーは、キャスター(12)によって移動可能な基台部
(2)と、この基台部の後部側に立設されるとともに、
前記基台部の前部側を越えて張り出して天井部(18)
が形成され、前記天井部の下面側に自由空間(20)が
形成された支持フレーム部(14)と、前記基台部と前
記支持フレーム部との間に立設された支柱部(支柱2
6、28)と、前記支持フレーム部の前記天井部からロ
ープ(38)によって前記自由空間内に移動可能に吊り
下げられたボール(50)と、前記自由空間外の前記支
持フレーム部に取り付けられて前記ロープを巻き取り、
又は、その巻き戻しにより前記ボールの高さ調整を行う
リール部(36)と、前記支持フレーム部及び前記支柱
部によって形成された面部に張り付けられ、前記ボール
の移動を規制するとともに衝撃を吸収するネット(遮蔽
ネット52、54)とを備えたことを特徴とする。
【0007】即ち、リール部によってボールを所望の高
さに調整でき、そのボールに対して実際の打撃と同様に
バットを振り込むことができる。所望の高さのボールに
対する打撃フォーム、打撃スイングのチェックをするこ
とができる。ボールは、バットの振り込みによって飛翔
するが、ロープにより飛翔範囲が規制されるとともに、
支持フレーム部に張り付けられたネットに当たって練習
者側に戻る。練習者は、静止させたボールを打ってもよ
く、復帰移動中のボールをピッチャーが投げたボールに
見立てて打ってもよい。
【0008】本発明のスイングチェッカーにおいて、前
記支柱部と前記支持フレーム部との間に載置された捕球
ネット(64)と、この捕球ネットに開口されて前記支
柱部間に配置され、前記ボールとは別のボールが取り込
まれる第1の開口部(60)と、前記捕球ネットに開口
され、捕獲された前記ボールの取り出しが可能な第2の
開口部(62)とを備えたことを特徴とする。即ち、こ
のスイングチェッカーは、ロープを巻き込むことで、ボ
ールを支持フレーム部の頂部側に固定し、支持フレーム
部の自由空間を広げることができる。この状態で、支持
フレーム部の側面部から協力者が打撃位置にトスしたボ
ールを練習者が打ち込むことができる。そのボールを捕
球ネットの第1の開口部を狙って打てば、最も効果的な
練習ができ、その開口部から捕球ネット内にボールが捕
獲される。捕球ネット内に捕獲されたボールは第2の開
口部から容易に取り出すことができる。
【0009】本発明のスイングチェッカーにおいて、前
記ボールが取り付けられた前記ロープは、前記支持フレ
ーム部の前頂中央部から垂下されるとともに、前記支持
フレーム部に沿って前記支柱部に案内され、前記支柱部
と前記支持フレーム部との間の横桟部(横板34)に取
り付けられた前記リール部に巻き取り可能に取り付けら
れていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示した実施例を参照して説明する。
【0011】図1〜図4は本発明のスイングチェッカー
の実施例を示し、図1はその全容を示す斜視図、図2は
その正面図、図3はその平面図、図4は遮蔽ネット及び
捕球ネット部分を示す断面図、図5は使用状態を示す側
面図である。
【0012】基台部2には前後方向に延びる一対の脚部
4、6が設けられ、各脚部4、6間は横バー8、10で
橋絡されて一定間隔に保持されているとともに枠体とし
て構成され、各脚部4、6の各端部の下面にキャスター
12が設けられて移動可能である。この基台部2の各脚
部4、6の後部側から立設された支持フレーム部14は
背面柱部16と天井部18とから構成され、背面柱部1
6は直立状であり、天井部18は背面柱部16から前方
に拡開してなる傾斜面を構成し、天井部18の下面には
自由空間20が形成されている。
【0013】この支持フレーム部14は、背面柱部16
の上部に横バー22が取り付けられているとともに、こ
の横バー22と平行に横バー24が取り付けられ、これ
ら横バー22、24によって一定間隔に保持されている
とともに補強されている。また、脚部4、6の中間部と
天井部18との間には、支持フレーム部14の背面柱部
16と平行に直立した支柱26、28が立設されて支持
フレーム部14の天井部18が補強されている。この実
施例の場合、端部固定位置が一致していることから、横
バー10、24及び支柱26、28は、脚部4、6と支
持フレーム部14の天井部18との間隔内で垂直面部を
形成しているとともに、この垂直面部と背面柱部16と
の間には背面空間部32が形成されている。
【0014】また、支柱26と背面柱部16との中間部
に取り付けられた横桟部としての横板34にはリール部
36が取り付けられ、このリール部36に端部が固定さ
れたロープ38がガイドリング40、42、44、4
6、48を通して支柱26の近傍から支持フレーム部1
4に沿って導かれるとともに、支持フレーム部14の前
部中央から垂下され、その端部に合成樹脂等で形成され
たボール50が取り付けられている。即ち、ボール50
は、ロープ38によって自由空間20側に吊り下げら
れ、その高さは、自由空間20外に設置されたリール部
36の巻き取り又は巻き戻しによって所望の位置に調整
可能である。
【0015】そして、この実施例にあっては、支持フレ
ーム部14の横バー24の前側の天井部18には、遮蔽
ネット52が張り付けられ、横バー10、24及び支柱
26、28にも同様に遮蔽ネット54が張り付けられて
いる。遮蔽ネット54の中央上下部には、合成樹脂ロー
プ等で形成された円形のリング56、楕円状のリング5
8が縫い付けられて第1及び第2の開口部60、62が
形成されているとともに、背面空間部32に設置された
捕球ネット64が縫い付けられている。即ち、ボール5
0とは別のボールが使用され、開口部60に打ち込まれ
たそのボールは捕球ネット64に捕球され、そのボール
は開口部62から取り出すことができる。また、遮蔽ネ
ット54には、図4に示すように、ボールの衝撃による
磨耗防止のため、矩形の補強ネット66が縫い付けられ
て付設されている。
【0016】このような構成によれば、このスイングチ
ェッカーを所望の位置に移動して設置するとともに、ボ
ール50の下の所望の位置にベース板68(図1)を設
置し、図5に示すように、練習者はリール部36によっ
てロープ38を巻き取り、又は巻き戻すことにより、ボ
ール50の高さを所望の位置に設定し、そのボール50
に対してバット70を振り当てることによりバットスイ
ングの練習及びチェックを行うことができる。
【0017】この場合、ベース板68の設置位置又は練
習者の立つ位置を前後左右に変更し、リール部36の巻
き上げ又は巻き戻しでボール50の高さ調整をすること
により、練習者が必要とする所望の高さで、インコー
ス、アウトコース等の所望のコースのボールに対するバ
ットスイングを行うことができるとともに、そのチェッ
クを行うことができ、特に、コーチは、練習者の前後又
は左右の所望の角度からスイングを容易にしかも正確且
つ安全にチェックすることができる。
【0018】また、ロープ38とともにボール50を揺
らせることで、変化球を模擬した練習も可能である。
【0019】また、ロープ38を巻き上げてボール50
を支持フレーム部14の前頂部に固定した後、基台部2
の側部から協力者がトスしたボールを練習者が開口部6
0を的にして打ち込むことができる。開口部60に打ち
込まれたボールは捕球ネット64に捕球され、そのボー
ルは開口部62から容易に取り出すことができる。
【0020】なお、この実施例のスイングチェッカーで
は、単純な棒状の部材を以て強固な枠体が移動可能に構
成されているが、より軽量化を図るには、横バー8、2
4を省略してもよい。横バー24を省略した場合には、
横バー24の位置で遮蔽ネット52を支持する合成樹脂
ロープを使用すればよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果が得られる。 a 所望の高さに調整されたボールを自然な打撃スイン
グで打ち込むことができ、スイングフォームを正確にチ
ェックすることができる。 b ロープで吊り下げられたボールを自由空間外から高
さ調整することができ、安全に打撃練習を行うことがで
きる。 c ロープで吊り下げられたボールは支持フレーム部の
頂部側にロープを巻き上げて固定でき、支持フレーム部
の側部からトスされたボールを打ち込むことができる。 d 捕球ネット内に打ち込んだボールを捕獲することが
でき、そのボールを容易に取り出すことができ、安全且
つ効率的な打撃練習を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイングチェッカーの実施例を示す斜
視図である。
【図2】スイングチェッカーの正面図である。
【図3】スイングチェッカーの平面図である。
【図4】遮蔽ネット及び捕球ネット部分を示す断面図で
ある。
【図5】スイングチェッカーの側面図である。
【符号の説明】
2 基台部 12 キャスター 14 支持フレーム部 18 天井部 20 自由空間 26、28 支柱(支柱部) 34 横板(横桟部) 36 リール部 38 ロープ 50 ボール 52、54 遮蔽ネット(ネット) 60 第1の開口部 62 第2の開口部 64 捕球ネット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャスターによって移動可能な基台部
    と、 この基台部の後部側に立設されるとともに、前記基台部
    の前部側を越えて張り出して天井部が形成され、前記天
    井部の下面側に自由空間が形成された支持フレーム部
    と、 前記基台部と前記支持フレーム部との間に立設された支
    柱部と、 前記支持フレーム部の前記天井部からロープによって前
    記自由空間内に移動可能に吊り下げられたボールと、 前記自由空間外の前記支持フレーム部に取り付けられて
    前記ロープを巻き取り、又は、その巻き戻しにより前記
    ボールの高さ調整を行うリール部と、 前記支持フレーム部及び前記支柱部によって形成された
    面部に張り付けられ、前記ボールの移動を規制するとと
    もに衝撃を吸収するネットと、 を備えたことを特徴とするスイングチェッカー。
  2. 【請求項2】 前記支柱部と前記支持フレーム部との間
    に載置された捕球ネットと、 この捕球ネットに開口されて前記支柱部間に配置され、
    前記ボールとは別のボールが取り込まれる第1の開口部
    と、 前記捕球ネットに開口され、捕獲された前記ボールの取
    り出しが可能な第2の開口部と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のスイングチェ
    ッカー。
  3. 【請求項3】 前記ボールが取り付けられた前記ロープ
    は、前記支持フレーム部の前頂中央部から垂下されると
    ともに、前記支持フレーム部に沿って前記支柱部に案内
    され、前記支柱部と前記支持フレーム部との間の横桟部
    に取り付けられた前記リール部に巻き取り可能に取り付
    けられていることを特徴とする請求項1記載のスイング
    チェッカー。
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