JP2003079621A - 超音波プローブおよび超音波診断装置 - Google Patents

超音波プローブおよび超音波診断装置

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JP2003079621A JP2001279857A JP2001279857A JP2003079621A JP 2003079621 A JP2003079621 A JP 2003079621A JP 2001279857 A JP2001279857 A JP 2001279857A JP 2001279857 A JP2001279857 A JP 2001279857A JP 2003079621 A JP2003079621 A JP 2003079621A
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Takashi Togasaki
隆 栂嵜
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランスデューサと駆動回路基板に2次元ア
レイ状に設けられた対応する多数の接続電極が、安定し
て接続され、かつ、接続の際にトランスデューサへの悪
影響が発生しない超音波プローブとそれを用いた超音波
診断装置を提供すること。 【解決手段】 トランスデューサ3の接続電極21と対
応する駆動回路基板28の接続電極29とを、中継基板
22と導電ゴム27を介して、中継基板22と駆動回路
基板28とを固定具34、35のねじ締めにより導電ゴ
ム27を変形させて固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波プローブとそ
れを用いた超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波の医学的な応用として、超音波パ
ルス反射法を用いて生体の軟部組織の断層像を表示する
超音波診断装置が用いられている。
【0003】この超音波診断装置は、X線診断装置、X
線CT装置、MRI装置及び核医学診断装置等の他の診
断装置に比ベ、リアルタイム表示が可能であること、装
置が小型で安価であること、X線等の被曝がなく安全性
が高く、さらに超音波ドップラ法により血流イメージン
グが可能である等の独自の特徴がある。そのため、心
臓、腹部、乳線、泌尿器、及び産婦人科等で広く用いら
れている。
【0004】特に、超音波プローブを被検体の表面に当
てるだけの簡単な操作で、心臓の拍動や胎児の動きの様
子がりアルタイム表示で得られ、かつ、安全性が高いた
め繰り返して検査が行える他、ベッドサイドへ移動して
行っての検査も容易に行える等、装置の操作が簡便であ
る。
【0005】また、データの収集では、従来の2次元的
な断層像に加え、1次元アレイ型の超音波プローブの断
層面をスライス面と直交方向に手動若しくは機械的に揺
動し、又はブローブを軸回転させることで、ボリューム
スキヤン(3次元スキャンともいう)を行い、そのボリ
ュームデータから任意断面の断層像を生成したり、血管
を3次元的に表示したり、胎児等の表面画像を立体的に
表示させるといった各種のデータ収集、表示方法が考案
されている。
【0006】しかし、1次元アレイ型の超音波ブローブ
を機械的または手動で動かすことは、結果的にデータ収
集に長時間を要し、実時間での動画像を得ることは実際
的には困難である。
【0007】そのため、近年、製造技術の進歩により、
超音波振動子を2次元的に配列した小型の2次元アレイ
型の超音波プローブが開発され、実用化に向け検討が進
められている。この2次元アレイを電子スキャンさせる
ことで、超音波ビームを任意の向きに3次元的に送受信
することができ、これにより原理的には、実時間でのボ
リュームデータの収集が可能となってきた。ただし、2
次元アレイでは素子数が大幅に増加する。2次元アレイ
の構成を、例えば、64素子×64素子で構成すると、
その素子数は4096になる。一般的な1素子で1チャ
ンネルを構成するものとすると、そのチャンネル数は、
4096チャンネルになり、その接続電極が多数必要に
なる。
【0008】このように、超音波振動子を2次元配置し
た2次元アレイ型の超音波プローブでは超音波振動子と
駆動回路基板とを接続する接続電極が多数になり、従来
の構造では組立が困難になっている。また、反射ノイズ
抑制のための減衰層の耐熱温度が低いことからトランス
デューサと駆動回路基板との接続は低温接続が必要にな
っている。
【0009】これに対して、図5に2次元アレイ型の超
音波プローブの構成断面図を示すように、2次元的に配
置された接続電極の接続が可能な接続構造として、トラ
ンスデューサ51の接続電極52と電子部品が実装され
た駆動回路基板53の接続電極54とを対向させて、シ
リコンゴムに金属柱を埋め込んだ導電ゴム55を介し
て、固定具56a、56bでねじ57により締結するこ
とにより、導電ゴム55を加圧してトランスデューサ5
1と駆動回路基板53とを締結するエリア接続構造が提
案されている。(A Demountable Int
erconnect System for a 50
×50 Ultresonic Imaging Tr
ansducer Array: IEEE tran
s.UFFC vol.44, No.5, 199
7)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
2次元アレイ型の超音波プローブの構造では、組立の際
に、固定具56aがトランスデューサ51に加圧力を加
えて導電ゴム55に押し当てて、トランスデューサ51
の接続電極52と駆動回路基板53の接続電極54との
電気的接続を得ている。そのため、接続電極の数が増加
すると、組立の際に必要な加圧力が増加して、トランス
デューサ51が破損する恐れがある。したがって、接続
電極の増加に伴い多ピン化が困難になっている。
【0011】本発明は、これらの事情に基づいてなされ
たもので、トランスデューサと駆動回路基板に2次元ア
レイ状に設けられた対応する多数の接続電極が、安定し
て接続され、かつ、接続の際にトランスデューサへの悪
影響が発生しない超音波プローブとそれを用いた超音波
診断装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による手
段によれば、2次元アレイ状に形成された超音波振動子
に対応して一側面に2次元アレイ状に第1の接続電極が
形成されているトランスデューサと、このトランスデュ
ーサの前記第1の接続電極に対応して配置されバンプに
よって接続された第2の接続電極を一側面に有し、他側
面に該第2の接続電極に導通して対応して配置された第
3の接続電極を有する中継基板と、この中継基板の前記
第3の接続電極に対応して配置された第4の接続電極を
一側面に有し、他側面に電子部品を実装した基板を接続
した駆動回路基板と、前記中継基板の前記第3の接続電
極と前記駆動回路基板の前記第4の接続基板との間に配
置された導電ゴムとを備え、前記中継基板と前記駆動回
路基板とが前記導電ゴムを変形させて固定具により加圧
状態で電気的に導通されかつ機械的に固定されているこ
とを特徴とする超音波プローブである。
【0013】また請求項2の発明による手段によれば、
前記中継基板と前記駆動回路基板とを前記導電ゴムを変
形させて固定具により加圧状態での固定は、ねじ締めに
よりおこなっていることを特徴とする超音波プローブで
ある。
【0014】また請求項3の発明による手段によれば、
前記トランスデューサと前記中継基板の間は封止樹脂に
より封止されていることを特徴とする超音波プローブで
ある。
【0015】また請求項4の発明による手段によれば、
2次元アレイ状のトランスデューサを備えた超音波プロ
ーブにより被検体から検出した信号により超音波画像を
得る超音波診断装置において、前記超音波プローブは上
記の超音波プローブを用いていることを特徴とする超音
波診断装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0017】図1は、本実施形態に係る2次元アレイ型
の超音波プローブの外観図である。この2次元アレイ型
の超音波プローブ1は、ケース2の内部の先端に、トラ
ンスデューサ3が収容されている。このトランスデュー
サ3は、超音波診断装置(不図示)の本体に対して、後
述する中継基板、駆動回路基板、電子部品を実装した子基
板およびケースで後端から延出するケーブル4を介して
電気的に接続されている。
【0018】図2に超音波診断装置の信号処理系統を示
す模式図を示す。ケーブル4は、複数の送信専用ケーブ
ル線5と、複数の受信専用ケーブル線6と、送受信兼用
ケーブル線7とが束ねられている。送信専用ケーブル線
5は送信パルスを発生する送信回路8に接続され、受信
専用ケーブル線6は主にディジタルビームフォームによ
り受信信号を生成する受信回路9に接続され、送受信兼
用ケーブル線7は送受信切替スイッチ11を介して送信
時と受信時とで2次元スキャン及び3次元スキャン用の
送信回路8と受信回路9とに選択的に接続される。Bモ
ード処理部12は、受信信号の振幅に基づいて組織の形
態情報を表すBモード画像データを生成する。(なお、
Bモードとは、超音波ビームを生体内で走査し、その反射
信号をブラウン管上で輝度変調しながら、走査に応じた
表示をブラウン管上で行い、生体の超音波診断像を表示
する方法)。カラーフローマッピングモード処理部(C
FM)13は、受信信号に含まれるドップラ偏移量に基
づいて血流等の速度値、パワー値及び分散値の分布を表
すカラーフローマッピング画像データを生成する。画像
処理部14は、Bモード画像データとカラーフローマッ
ピング画像データとに対して所定の処理をおこなう。
【0019】モニタ15は、画像処理部14で処理され
た画像データに基づいてBモード画像又はカラーフロー
マッピング画像を表示する。
【0020】次に、超音波プローブ1の構造と内部の電
気的な接続関係について説明する。図3は、超音波プロ
ーブ1の構造と電気的な接続関係を示す断面図である。
【0021】トランスデューサ3の一側面(第1面)3
aの表面には超音波振動子17がアレイ状に、0.25
mmのピッチで64×64の4096個が形成されてい
る。超音波振動子17は圧電単結晶を用いており、圧電
単結晶は特に限定されず、Pb((Zn1/3Nb
2/30.91Ti0.09)Oに代表される亜鉛
ニオブ酸鉛とチタン酸鉛との固溶体からなる単結晶、マ
グネシウムニオブ酸鉛とチタン酸鉛との固溶体からなる
単結晶、ニオブ酸リチウム単結晶等を適時用いることが
できる。なお、圧電単結晶はキュリー点が180℃程度
と低いため、はんだ付けやアレイ加工の熱で分極劣化を
生じやすい。このため、圧電単結晶はアレイ加工後に再
分極する処理が施されている。
【0022】超音波振動子17の下層には、厚みが1m
mから2mmの減衰層18を形成するバッキング材が接
着剤(不図示)により接着されて形成されている。バッ
キング材としては、ネオプレンゴムにフェライト粉末を
混合したバッキング材や、クロロプレンゴムとエポキシ
樹脂とを混合したバッキング材などのようにゴム系バッ
キング材が用いられている。また、接着剤により形成さ
れた接着層は、チッピング防止層としての機能を兼ねて
いる。
【0023】減衰層18にはCuからなる貫通電極19
が一方の端を各々の超音波振動子17と接続して形成さ
れている。貫通電極19の他方の端はトランスデューサ
3の第2面3bに露出して、0.05mm×0.05m
mの第1の接続電極21を64×64個をアレイ状に形
成している。
【0024】また、図示していないが、超音波振動子1
7の上面にはアルミナ粉末をエポキシ樹脂に分散させた
複合材料から形成されている音響整合層が設けられ、超
音波振動子17と同様にアレイ加工されている。音響整
合層の上面には音響レンズが形成され、この音響レンズ
を通して超音波の送受信が行われる。
【0025】トランスデューサ3の第2面3bと電気的
に接続している中継基板22はアルミナセラミックから
なり、トランスデューサ3の第1の接続電極21に対応
する位置に、ニッケルと金を積層した第2の接続電極2
3が形成されている。第1の接続電極21と第2の接続
電極23は銀粒子を含む導電樹脂からなる突起電極24
により電気的に接続されている。また、トランスデュー
サ3と中継基板22との間隙はエポキシ系樹脂もしくは
シリコン樹脂からなる封止樹脂25が充填されて、機械
的にも補強されている。中継基板22のもう一方の面に
はニッケルと金を積層した第3の接続電極26が0.5
mmのピッチで、64×64個がアレイ状に形成されて
おり、第2の接続電極23と第3の接続電極26は多層
配線によって1対1の対応関係で電気的に接続されてい
る。なお、第2の接続電極23と第3の接続電極26と
は、それぞれに形成されている2次元アレイ状の電極間
のピッチは同じではなく、第3の接続電極26のピッチ
の方が、第2の接続電極23のピッチよりも長く形成さ
れている。これは、それぞれの接続電極23、26が接
続する相手側の接続電極21、29に適合させているた
めである。
【0026】中継基板22の第3の接続電極26が形成
された面には、導電ゴム27を介して電気的に接続され
ている駆動回路基板28が設けられている。駆動回路基
板28はアルミナセラミックを絶縁層として用いてい
る。中継基板22の第3の接続電極26に対応する位置
に、それぞれニッケルと金を積層した第4の接続電極2
9がアレイ状に形成されており、それぞれの対向する電
極同士が導電ゴム27を介して電気的に接続されてい
る。駆動回路基板28のもう一方の面には、半導体素子
と受動回路部品からなる電子部品31を搭載した複数の
子基板32が、駆動回路基板28の面に直角方向に延出
するようにコネクタ33に装着されて電気的に接続され
ている。なお、駆動回路基板28に実装されている電子
部品31は、高速演算処理をおこなうために、電子部品
31からの発熱によるトランスデューサ3の温度上昇に
よる悪影響が問題となることがあるが、駆動回路基板2
8とトランスデューサ3との間に中継基板22を介して
いるため、駆動回路基板28からトランスデューサ3へ
の熱伝達による、動作時のトランスデューサ3の温度上
昇の抑制が構造的におこなわれている。
【0027】中継基板22と駆動回路基板28との固定
は、中継基板22のトランスデューサ3側の面に係合す
る固定具A34と、駆動回路基板28の子基板32が装
着されている側に係合する固定具B35とをねじ36に
より締結することにより、弾性体である導電ゴム27が
圧縮されて機械的に固定されている。なお、導電ゴム2
7は、直径が10μm〜30μmのタングステンもしく
は真鍮の金属柱または金属球をシリコンゴムに埋め込ん
だものを用いている。その他にも、銀もしくはパラジウ
ムなどの金属粉末もしくはカーボン粉末をシリコンゴム
中に分散させたものを用いることもできる。
【0028】次に、超音波プローブ1の組立手順につい
て説明する。図4は超音波プローブ1のねじ締めによる
組立以前の分解図である。なお、符号は、図3と同一部
分には同一符合を用いて個々の説明を省略する。
【0029】図5に示すように、ねじ締め以前の状態で、
トランスデューサ3と中継基板22は、第1の接続電極
21と第2の接続電極23とが、突起電極24を介して
バンプにより電気的に接続され、かつ、トランスデュー
サ3と中継基板22との間は、エポキシ系樹脂もしくは
シリコン樹脂からなる封止樹脂25が充填されて一体化
されている。
【0030】一方、駆動回路基板28には、一側面に半導
体素子と受動回路部品からなる電子部品31を搭載した
複数の子基板32がコネクタ33に装着され電気的に接
続されている。
【0031】中継基板22の第3の接続電極26と駆動
回路基板28の第4の接続電極29とを、間に導電性ゴ
ムを配置して対向させ、中継基板22のトランスデュー
サ3側の面に固定具A34を係合させ、また、駆動回路
基板28の子基板32が装着されている側に固定具B3
5を係合させて、ねじ36により締結する。締結の際の
加圧力は、1端子あたり0.05N以上の加圧力が必要
であるため、全体では200N以上の荷重が必要であ
る。
【0032】その結果、図3に示したように、弾性体であ
る導電ゴム27は圧縮して電気的に第3の接続電極26
と第4の接続電極29とを導通すると共に、機械的に中
継基板22と駆動回路基板28とが導電ゴム27に密接
した固定状態を形成する。この場合、ねじ締めによる力
は、中継基板22と駆動回路基板28に作用し、トランス
デューサ3には作用しないので、トランスデューサ3が
負荷を受けることはなく破損することはない。また、中
継基板22の第3の接続電極26と駆動回路基板28の
第4の接続電極29は、導電ゴム27を介して接続して
いるんで接続時にトランスデューサ3が高温に晒される
ことはなく、熱による悪影響は防止できる。
【0033】以上に説明したように、本実施の形態の超
音波プローブ1は、構造的に中継基板22と駆動回路基
板28とが固定具34、35により機械的に固定される
ため、トランスデューサ3に荷重を加わらない。そのた
め、トランスデューサ3を破損することはない。つま
り、多ピン接続で良好な電気的接続を実現するには、1
端子あたり0.05N以上の加圧力が必要であり、全体
では200N以上の荷重が必要である。この荷重がトラ
ンスデューサ3には一切加わらないために、従来の構造
では発生していたトランスデューサ3の破損の問題を解
決することが可能になり、多ピン接続が実現できる。ま
た、この機械的な固定は、常温でおこなうことができる
ので、固定の際に熱によるトランスデューサ3への悪影
響は全く発生しない。
【0034】また、中継基板22と駆動回路基板28の
固定が固定具34、35を用いて、導電ゴム27を挟み
込みんだ構造であるために、両基板22、28の電気的
な接続後の動作検査で、不良が発見された場合に容易に
不良部品のリペアを行うことが出来る。
【0035】また、駆動回路基板28に実装されている
電子部品31は、高速演算処理をおこなうために、電子
部品31からの発熱によるプローブの温度上昇が問題と
なることがあるが、駆動回路基板28とトランスデュー
サ3との間に中継基板22を介しているため、駆動回路
基板28からトランスデューサ3への熱伝達による、動
作時のプローブ温度上昇の抑制が可能である。
【0036】また、上述の超音波プローブを用いた超音
波診断装置は、常に安定した超音波画像を得ることがで
きる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、トランスデューサと駆
動回路基板に設けられた対応する多数の接続電極が、安
定して接続され、かつ、接続の際にトランスデューサへ
の悪影響が発生しない超音波プローブが実現できる。
【0038】また、その超音波プローブを用いた超音波
診断装置は、常に良好な超音波画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】超音波プローブの外観図。
【図2】超音波プローブの接続図。
【図3】超音波プローブ構造と電気的な接続関係を示す
断面図。
【図4】超音波プローブの組立以前の分解図。
【図5】従来の超音波プローブの構成断面図。
【符号の説明】
1…超音波プローブ、3…トランスデューサ、17…超
音波振動子、18…減衰層、21…第1の接続電極、2
2…中継基板、23…第2の接続電極、26…第3の接
続電極、27…導電ゴム、28…駆動回路基板、29…
第4の接続電極、34…固定具A、35…固定具B
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G047 AC13 BA03 BC13 CA01 DB02 DB12 EA11 GA02 GA03 GB02 GB17 GB21 GB32 4C301 AA02 BB22 EE12 GA02 GA03 GB09 GB33 4C601 BB05 BB06 EE10 GA01 GA02 GA03 GB01 GB03 GB06 GB41 5D019 AA26 BB18 BB26 EE02 EE06 FF04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元アレイ状に形成された超音波振動
    子に対応して一側面に2次元アレイ状に第1の接続電極
    が形成されているトランスデューサと、このトランスデ
    ューサの前記第1の接続電極に対応して配置されバンプ
    によって接続された第2の接続電極を一側面に有し、他
    側面に該第2の接続電極に導通して対応して配置された
    第3の接続電極を有する中継基板と、この中継基板の前
    記第3の接続電極に対応して配置された第4の接続電極
    を一側面に有し、他側面に電子部品を実装した基板を接
    続した駆動回路基板と、前記中継基板の前記第3の接続
    電極と前記駆動回路基板の前記第4の接続基板との間に
    配置された導電ゴムとを備え、前記中継基板と前記駆動
    回路基板とが前記導電ゴムを変形させて固定具により加
    圧状態で電気的に導通されかつ機械的に固定されている
    ことを特徴とする超音波プローブ。
  2. 【請求項2】 前記中継基板と前記駆動回路基板とを前
    記導電ゴムを変形させて固定具により加圧状態での固定
    は、ねじ締めによりおこなっていることを特徴とする請
    求項1記載の超音波プローブ。
  3. 【請求項3】 前記トランスデューサと前記中継基板の
    間は封止樹脂により封止されていることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の超音波プローブ。
  4. 【請求項4】 2次元アレイ状のトランスデューサを備
    えた超音波プローブにより被検体から検出した信号によ
    り超音波画像を得る超音波診断装置において、前記超音
    波プローブは請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記
    載の超音波プローブを用いていることを特徴とする超音
    波診断装置。
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