JP2003078991A - スピーカ - Google Patents
スピーカInfo
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- JP2003078991A JP2003078991A JP2001266968A JP2001266968A JP2003078991A JP 2003078991 A JP2003078991 A JP 2003078991A JP 2001266968 A JP2001266968 A JP 2001266968A JP 2001266968 A JP2001266968 A JP 2001266968A JP 2003078991 A JP2003078991 A JP 2003078991A
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- speaker
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- Pending
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Abstract
声用として用いられるスピーカに関するものであり、出
力音声の向上を図ったスピーカの提供を目的とするもの
である。 【解決手段】 本発明のスピーカは磁気回路12を構成
するプレート1aのマグネット2側の外周に溝10を設
けることで、プレート1aとマグネット2aの接着固着
に使用する接着剤の接着時の磁気ギャップ12aへのは
み出しを防止し、従来接着剤のはみ出し防止に用いられ
ていたプレート1aの鍔を廃止して鍔により制約されて
いたマグネット2aの径大化を図り、スピーカの出力音
圧の向上を図った。
Description
器の受話用、拡声用として用いられるスピーカに関する
ものである。
小形スピーカの側断面図により説明する。
磁性材料からなるヨークであり、2はその底面中央に重
畳して接着固着されたマグネットであり、1はこのマグ
ネット2上に重畳して接着固着された円板状の磁性材料
からなるプレートであり、このプレート1とマグネット
2とヨーク3とで磁気回路8が形成されるとともに、こ
の磁気回路8のプレート1の外周とヨーク3の内周間に
磁気ギャップ8aが形成されている。
成されたフレーム(このフレーム4は別途樹脂成形して
ヨーク3を圧入してヨーク3との一体化を図っても良
い)であり、5は磁気ギャップ8aに嵌め込まれるボイ
スコイル6を接着固着した振動板である。
り、内部保護およびスピーカに流れ込む空気の流入を制
御し、音響特性の制御を行なうものである。
らの音声電気信号をボイスコイル6に入力(入力手段に
ついては図示せず)する事で、磁気ギャップ8a内に保
持されたボイスコイル6を上下駆動させ、これに伴う振
動板5の上下駆動によって音波が放射されるものであ
る。
おいて、スピーカの出力音圧の向上が望まれているが、
現状の形状の中でスピーカの音圧を向上させるには前記
マグネット2の径を大きくする必要があるが、前記プレ
ート1の鍔9がその障害となっていた。鍔9はプレート
1とマグネット2を接着する時に使用する接着剤の磁気
ギャップ8a内へのはみ出しを防止するものであり、ボ
イスコイル6の動作不良を防止する必要から設けられた
ものである。
を解決して行ない、スピーカの音圧向上を図るものであ
る。
に、本発明の請求項1に記載のものは、磁気回路を構成
するプレートのマグネットとの接触面の外周近傍の内周
に溝を設けたものであり、プレートとマグネットの接着
に用いた接着剤のはみ出しを前記溝によって防止する事
で従来のプレートに設けていた鍔の廃止が可能となり、
マグネットの径を大きくして出力音圧の向上を可能とし
たものである。
1に記載のプレートのマグネットとの接触面側の略中心
部に窪みを設けたものであり、この窪みによって接着剤
塗布のバラツキによる接着剤はみ出しの防止効果をより
向上させるものである。
1に記載のプレートをマグネットとの接触面に対して凹
状の反りを有するように加工したものであり、請求項2
と同様にこの反りによる凹状部によって接着剤塗布のバ
ラツキによる接着剤はみ出しの防止効果をより向上させ
るものである。
の形態について図1から図2(b)により説明する。説
明にあたっては従来技術と同一部分には同一番号を付し
て説明を簡略化して説明する。
施の形態である移動体通信用の小形スピーカにより説明
する。図1は小形スピーカの側断面図であり、図2
(a)は同要部であるプレートの上面図であり、図2
(b)は同側断面図であり、主として請求項1および請
求項2について説明するものである。
ると、1aはプレートであり、10はこのプレート1a
のマグネット2aとの接触面側の外周近傍に設けられた
環状の溝であり、11は前記プレート1aのマグネット
2aとの接触面側の中央に設けられた窪み部である。な
お、12はこのプレート1aとマグネット2aとヨーク
3により形成された磁気回路である。
ット2aの接着結合に用いられる接着剤は接着結合時の
押圧によってもこの溝10に溜まり、磁気回路12のプ
レート1aとヨーク3間の磁気ギャップ12aへのはみ
出しが防止されることになる。
0によって行われるので、従来のスピーカのプレート1
の鍔9は不要となり、マグネット2aの径大化が図れ、
スピーカとしての出力音圧は増大する。
1はプレート1aを下にして上方からマグネット2を重
畳して接着固着する場合は、接着剤塗布時の接着剤の安
定的な溜まり場となる。
てプレート1aの加工時の反りを利用することも可能で
ある。
により打ち抜いて用いられるが、この打ち抜き時の反り
を利用するものであり、プレート1aのマグネット2a
との接着面側が凹状になるように打ち抜き方向を決めて
打ち抜くものである。
若干凹状に反るようにしてプレスすることにより、上記
実施の形態の窪み部11と同様の効果をプレス金型を特
別な形状に形成することなく得ることができる。
るが、前記反りによってプレート1aは反った状態に戻
ろうとして塗布された接着剤を中央に吸引することで、
外方への接着剤の広がり量を抑制し、溝10による磁気
ギャップ12aへのはみ出し防止効果を向上させる効果
も有するものである。
トに設けた溝によって接着剤の磁気ギャップ内へのはみ
出しを防止するので、プレート外周に従来設けられてい
た鍔を廃止でき、スピーカ形状を大きくすることなくマ
グネットの径の拡大を可能としてスピーカの出力音圧の
向上を図ったスピーカの提供を可能とするものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 ヨークとこのヨーク上に重畳されたマグ
ネットとこのマグネット上に接着により重畳されたプレ
ートで形成され、前記プレート外周と前記ヨーク間に磁
気ギャップを設けた磁気回路と、この磁気回路を装着し
たフレームと、このフレーム外周に接着結合された前記
磁気ギャップにはまり込むボイスコイルを接着固着した
振動板とで構成されるスピーカであって、前記プレート
の前記マグネットとの接触面の外周近傍の内周に溝を設
けたスピーカ。 - 【請求項2】 プレートのマグネットとの接触面側の略
中心部に窪みを設けた請求項1に記載のスピーカ。 - 【請求項3】 マグネットとの接触面に対して凹状の反
りを有するように加工したプレートを用いた請求項1に
記載のスピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001266968A JP2003078991A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001266968A JP2003078991A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | スピーカ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003078991A true JP2003078991A (ja) | 2003-03-14 |
Family
ID=19093167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001266968A Pending JP2003078991A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | スピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003078991A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004320595A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピーカ |
JP2005102166A (ja) * | 2003-08-19 | 2005-04-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピーカ |
JP2007158911A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Yoshiaki Akachi | 音響放射装置用電磁変換装置 |
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-
2001
- 2001-09-04 JP JP2001266968A patent/JP2003078991A/ja active Pending
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