JP2003078344A - 天井タイルを用いたアンテナおよびその製造方法 - Google Patents

天井タイルを用いたアンテナおよびその製造方法

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JP2003078344A JP2002153166A JP2002153166A JP2003078344A JP 2003078344 A JP2003078344 A JP 2003078344A JP 2002153166 A JP2002153166 A JP 2002153166A JP 2002153166 A JP2002153166 A JP 2002153166A JP 2003078344 A JP2003078344 A JP 2003078344A
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antenna
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ceiling
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Sandor A Frecska
エイ. フレスカ サンダー
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    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B9/00Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation
    • E04B9/04Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation comprising slabs, panels, sheets or the like
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/44Details of, or arrangements associated with, antennas using equipment having another main function to serve additionally as an antenna, e.g. means for giving an antenna an aesthetic aspect

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、美観を壊さないように室内無線ア
ンテナとして認識されない室内無線アンテナおよびその
製造方法を提供すること。 【解決手段】 本発明は、室内通信システム用天井パネ
ルアンテナを製造する方法であって、室内通信システム
の動作帯域幅に基づいて、放射パッチおよび接地パッチ
それぞれのジオメトリ形状を決定する工程と、決定され
たジオメトリ形状を導電性シートから形成する工程と、
天井パネルを貫通する小さな穴を形成して、同軸ケーブ
ルの導体を天井パネルから放射パッチに送る工程と、放
射パッチを天井パネルの前面に取り付ける工程と、導体
を放射パッチに導電性を保った状態で締結する工程と、
接地パッチを該天井パネルの背面に取り付ける工程と、
該同軸ケーブルのシールディングを接地パッチに導電性
を保った状態で取り付ける工程と、を包含する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は概して、無線通信シ
ステムに関する。より詳細には、本発明は、室内での無
線通信と音声ネットワークと共に用いられるアンテナに
関する。
【0002】
【従来の技術】現在の室内無線を用いた手法では、アン
テナレードームの取り付け場所としては、天井、壁、柱
などがある。このような手法は、美観上好ましくなく、
室内無線アンテナとして見えないように、室内無線アン
テナを取り付ける手法が必要とされている。無線ローカ
ルエリアネットワーク(WLAN)アプリケーションお
よび建物内の音声ネットワークアプリケーションのどち
らにも対応できる無線手法も必要とされている。
【0003】商用の無線通信システムにおいて用いられ
ている無線周波数スペクトルは、800MHz〜およそ
5Ghzである。このようなシステムの多くには、固定
された有線インフラストラクチャおよびポータブルデバ
イスが設けられている。ポータブルデバイスは、アクセ
スポイントまたはベースステーションを介してインフラ
ストラクチャに到達する。現在用いられている無線シス
テムのアーキテクチャ(例えば、携帯電話システム)に
は、地理的に離れたベースステーションの固定部分と、
複数のリモート通信デバイスとが設けられる。ベースス
テーションには、トランシーバが少なくとも1つある。
トランシーバは、様々なフォーマット技術およびアクセ
ス技術(例えば、周波数分割多重アクセス(FDM
A)、時分割多重アクセス(TDMA)、符号分割多重
アクセス(CDMA)など)を用いたRF信号を交換す
ることにより、遠隔地の端末と通信する。通信チャンネ
ルは、800MHZ、900MHz、1800MHzお
よび/または1900MHzの周波数の近隣の周波数変
調RF搬送信号によってインプリメントされる。携帯電
話システムの一般的な局面については、当該分野におい
て公知である。
【0004】無線ローカルエリアネットワークは、柔軟
性に富むデータ通信システムであり、有線ローカルエリ
アネットワークの拡張または有線ローカルエリアネット
ワークの代替としてインプリメントされる。無線LAN
は、データの送受信を無線周波数(RF)技術を用いて
空中で行い、これにより、有線接続の必要性を最小限に
する。無線LANは、ユーザの移動度とデータ接続性と
を両立させる。送信対象データは、周波数変調によって
RF搬送波上に重ね合わされる。RF搬送波を異なる周
波数で送信すると、干渉を招くことなく、同じ空間内に
複数のRF搬送波を同時に存在させることが可能とな
る。
【0005】典型的な無線LAN構成において、送信器
/受信器デバイス(これらのデバイスはアクセスポイン
トと呼ばれる)は、標準的なケーブル布線を用いて、固
定位置から有線ネットワークに接続する。単一のアクセ
スポイントは、少人数のユーザのグループをサポートす
ることができ、数百フィートの範囲まで動作することが
できる。アクセスポイントまたはアクセスポイントに取
り付けられるアンテナは通常は、所望の伝送範囲および
受信範囲が得られるように高い位置に取り付けられる。
【0006】ある種類のWLANネットワークアーキテ
クチャは、「インフラストラクチャ」(IEEE 80
2.11b プロトコル規格)である。802.11b
WLANは、2.4Ghzの帯域で動作する。このアー
キテクチャでは、固定されたネットワークアクセスポイ
ントを用いており、これによりモバイルクライアントデ
バイスが通信することが可能となる。アクセスポイント
は、モバイルクライアントデバイスを1つのアクセスポ
イントから別のアクセスポイントへとハンドオフする工
程をモバイルクライアントデバイスに見えないような様
式で行い、これにより接続性を確実に提供する。無線デ
バイスには、特殊なネットワークインターフェースカー
ド(NIC)ならびにアンテナ、トランシーバおよび回
路が備えられ、これにより、アナログRF信号を、コン
ピュータによって用いられるデジタル信号に変換する。
【0007】RF波を通信させることが可能な距離は、
送信された出力および受信器の設計と、室内環境内の伝
播経路との関数である。RF波はほとんどの室内壁およ
び障害物を貫通することができるため、多くの無線LA
NではRFが用いられている。無線LANの到達範囲
は、100フィート未満〜300フィートを超える数値
であり得る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、美観を壊さ
ないように室内無線アンテナとして認識されない室内無
線アンテナおよびその製造方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、放射素子と、
接地素子と誘電性素子とを備える室内通信システム用に
用いられるアンテナであって、該誘電性素子は、鉱物繊
維、中程度の密度の繊維板、ファイバガラス、ドライ壁
およびポリ塩化ビニルからなる群から選択される材料を
含み、これにより上記目的が達成される。
【0010】前記放射素子および前記接地素子は、前記
誘電性素子の反対側の面に貼付され、該誘電性素子は第
1の天井パネル素子となる。
【0011】前記放射素子は、前記天井パネルの表面に
貼付されて、規定された職場領域に対面する。
【0012】前記天井パネルを貫通する穴を通じて前記
放射素子に締結された導電性素子をさらに備える。
【0013】前記放射素子を被覆する外装素子をさらに
備える。
【0014】前記外装素子はスクリムである。
【0015】前記放射素子および前記接地素子は、床被
覆部の反対側の表面に貼付される。
【0016】前記放射素子および前記接地素子は、壁パ
ネルの反対側の表面に貼付される。
【0017】前記室内通信システムは、800MHz〜
5GHzの無線周波数スペクトルで動作する。
【0018】本発明は、放射素子と、接地素子と誘電性
素子とを備える室内通信システム用アンテナであって、
該誘電性素子は天井パネルであり、これにより上記目的
が達成される。
【0019】前記誘電性素子は、鉱物繊維、中程度の密
度の繊維板、ファイバガラス、ドライ壁およびポリ塩化
ビニルからなる群から選択される材料を備える。
【0020】前記放射素子および前記接地素子は、前記
天井パネルの反対側の表面に貼付される。
【0021】前記天井パネルを貫通する穴を通じて前記
放射素子に締結された導電性素子をさらに備える。
【0022】前記天井パネルの表面上の前記放射素子を
被覆するスクリムをさらに備える。
【0023】前記放射素子を被覆する前記第1の天井パ
ネル素子と共にスタック状に取り付けられた第2の天井
パネル素子をさらに備える。
【0024】前記第2の天井パネル素子は、鉱物繊維、
中程度の密度の繊維板、ファイバガラス、ドライ壁およ
びポリ塩化ビニルからなる群から選択される材料を含
む。
【0025】前記接地素子を被覆する前記第1の天井パ
ネル素子とスタック状に取り付けられた第2の天井パネ
ル素子をさらに備える。
【0026】前記第2の天井パネル素子は、鉱物繊維、
中程度の密度の繊維板、ファイバガラス、ドライ壁およ
びポリ塩化ビニルからなる群から選択される材料を含
む。
【0027】前記放射素子を被覆する前記第1の天井パ
ネル素子とスタック状に取り付けられた第2の天井パネ
ル素子と、前記接地素子を被覆する該第1の天井パネル
素子とスタック状に取り付けられた第3の天井パネル素
子とをさらに備える。
【0028】前記第2の天井パネル素子および前記第3
の天井パネル素子は、鉱物繊維、中程度の密度の繊維
板、ファイバガラス、ドライ壁およびポリ塩化ビニルか
らなる群から選択される材料を含む。
【0029】前記室内通信システムは、800MHz〜
50Hzの無線周波数スペクトルで動作する。
【0030】本発明は、室内通信システム用天井パネル
アンテナを製造する方法であって、該室内通信システム
の動作帯域幅に基づいて、放射パッチおよび接地パッチ
それぞれのジオメトリ形状を決定する工程と、該決定さ
れたジオメトリ形状を導電性シートから形成する工程
と、天井パネルを貫通する小さな穴を形成して、同軸ケ
ーブルの導体を該天井パネルから該放射パッチに送る工
程と、該放射パッチを該天井パネルの前面に取り付ける
工程と、該導体を該放射パッチに導電性を保った状態で
締結する工程と、該接地パッチを該天井パネルの背面に
取り付ける工程と、該同軸ケーブルのシールディングを
該接地パッチに導電性を保った状態で取り付ける工程
と、を包含し、これにより上記目的が達成される。
【0031】前記接地パッチは、前記天井パネルの背面
に接着される。
【0032】前記放射パッチは、前記天井パネルの前面
に接着される。
【0033】前記放射パッチは、前記天井パネルの前面
に噴霧または印刷される、請求項22に記載の天井パネ
ルアンテナを製造する方法。
【0034】前記接地パッチは、前記天井パネルの背面
に噴霧または印刷される。
【0035】前記天井パネルは、鉱物繊維、中程度の密
度の繊維板、ファイバガラス、ドライ壁およびポリ塩化
ビニルからなる群から選択される材料を含む。
【0036】前記同軸ケーブルを前記接地パッチ中の穴
を通じて通す工程をさらに包含する。
【0037】本発明は、パッチスタイルアンテナを製造
する方法を提供する。パッチスタイルアンテナ中、誘電
性基板は天井のタイルそのものであり、放射素子および
接地面は、タイルの前面および背面にそれぞれ固定され
る。天井タイルはアンテナとして機能するため、現在行
われているような、アンテナポッドとしての空洞を設け
るために天井タイルの背面上に配線を這わせる作業が不
要となる。素子を小型化する必要がなくなるため、放射
素子および接地面のサイズは問題にならない。本発明を
用いれば、天井タイルを構築する際に用いられる誘電性
基板の厚さが増すため、より広い帯域幅およびより高い
利得が得られる。従って、複数の共振(すなわち、複数
の周波数)をより容易に達成できる。本発明を用いれ
ば、様々な別の構成要素の周囲を設計する際より高い設
計自由度が得られる。
【0038】パッチスタイルアンテナは以下の4つの素
子を含む:すなわち、接地面および放射平面、上記接地
面および上記放射平面を分断させる誘電性基板、ならび
に接続手段(例えば、同軸ケーブル)。本発明が提供す
るこのような新規な素子は、比較的肉厚の基板に音響天
井タイルとしての主な機能を既に行わせているため、マ
イクロストリップアンテナと関連付けられた典型的なプ
ラスチック薄板またはエポキシ材料に取って代わるもの
である。天井タイルは、音響バリアを提供する工程と通
信アンテナとして働く工程とを同時に行う二重機能を有
する。天井タイルは、埋め込まれたアンテナのホストと
して機能するのではなく、アンテナ活性部分になる。
【0039】本発明のユニークな局面は、天井タイル材
料そのものが誘電性基板として機能する点である。その
結果、製造工程が簡略化され、アンテナの設計柔軟度が
高まる。天井タイルがアンテナとなるため、現在用いら
れている方法の場合のように別個のアンテナを天井に取
り付けなくてもよくなる。
【0040】本発明は、以下の本発明の詳細な説明を添
付の図面と共に読めばより深く理解される。
【0041】
【発明の実施の形態】(関連出願への相互参照)本願
は、同時係属中であり、同一譲受人に譲渡された特許出
願「Ceiling Tile Transmitte
r and Receiver System」(シリ
アル番号第09/604,523号、出願日;2000
年6月27日)に関連する。本明細書中、参考のため、
この同時係属中の特許出願をその内容が全て本明細書中
に記載されているかのように援用する。
【0042】図1に示されるように、パッチアンテナ1
0は、金属製の放射パッチまたは平面20を含む。平面
20は誘電性基板30の片側にあり、誘電性基板30の
もう一方の側には接地面40がある。平面またはパッチ
20、40は導体であり、通常は銅で構成される。パッ
チ20、40のジオメトリは実質的に任意の形状でよい
が、分析を簡単にするため、従来の形状を用いることに
する。パッチ20、40は、誘電性基板に貼付される。
この基板は通常は磁性を持たない。基板の誘電率kは、
低い値(典型的には3未満)であるべきである。形状に
ついてさらに述べると、マイクロストリップパッチアン
テナのトレンドとしては、1mm〜2mmのオーダーの
またはできるだけ小型の肉薄基板が用いられることが多
い。パッチアンテナのサイズは、周波数およびアンテナ
設計の関数に比例する。現在の携帯電話の周波数および
無線ローカルエリアネットワーク周波数では、マイクロ
ストリップパッチアンテナの主なサイズの寸法は、およ
そ2インチ〜6インチである。しかし、サイズおよびジ
オメトリを大きくし、基板を肉厚にした設計もあり、そ
のような設計を用いると、より良好なアンテナ設計およ
び機能(すなわち、高い放射効率および広い帯域幅が得
られる設計)が得られる。小型化のトレンドが高まって
いるため、このようなサイズの大きな設計は容易には実
施することはできない。しかし、本発明では、天井タイ
ル(本明細書中、天井パネルとも呼ばれる)を誘電性基
板として用いる。放射素子20は、タイル30の前面に
取り付けられる。放射素子20は、導電性であり、タイ
ル30の前面に接着、塗布または印刷することが可能な
ものであれば任意の所望のジオメトリ形状(例えば、矩
形、三角形など)でよい。
【0043】1つの可能な放射素子として、放射パター
ン、インピーダンスおよび分極がセルラー周波数および
IEEE 802.1bの無線LANを網羅する0.4
〜3.8GHzの帯域幅で不変である対数螺線アンテナ
がある。
【0044】接地面40は、金属製の基板から構成さ
れ、エッチング、接着などによってタイル30の背面に
取り付けることができる。同軸ケーブルの中央導体50
は、半田または導電性ジョイント22により、タイル3
0中の穴を通じて放射素子20に導電性を保った状態で
締結される。同軸ケーブルの接地ラグ70は、(ジョイ
ント42によって)接地面40に導電性を保った状態で
締結される。これらの素子は、所望のアンテナ特性が得
られるように設計および配置される。
【0045】典型的なマイクロストリップパッチアンテ
ナの場合、基板の誘電率は以下の範囲内にある。
【0046】k=1〜k=3 典型的な天井板の場合、k=1.31である;別のいく
つかの天井材料(例えば、発泡セメント)の誘電率はk
=1.8であり、そのため、パッチアンテナ用の誘電性
基板としても適切である。同様に、中程度の密度の繊維
板で誘電率がk=2.6のものも適切である。放射パッ
チのサイズを近似値化するには、以下の式を用いて、パ
ッチの長さLを計算することができる。
【0047】L≒0.49λ、ここで、λ=波長であ
る。
【0048】携帯電話周波数が800MHzである場
合、λ=36.8cmであるため、L=18.032c
mである。このような大きなサイズのアンテナは通常は
望ましくないが、天井タイル30を基板として機能させ
れば、このような大きなサイズは受容可能となる。
【0049】マイクロストリップパッチアンテナ中の基
板の厚さは、通常1〜3mmのオーダーである。天井ボ
ード基板の平均的厚さは1.587cmであり、ほとん
どの用途において厚さが完全に大きすぎる。しかし、本
発明においては、天井板30に天井パネルとしての機能
およびアンテナ基板としての機能両方を行わせるため、
このような厚みがあっても大丈夫である。放射平面20
は、室内内面に対面しているタイル30の表面に配置さ
れ、同じ種類の外装(facing)または美観目的の
ために現在用いられているスクリム80で被覆され得
る。スクリム80を用いることができない場合、第2の
層の天井タイル材料90(図2を参照)を代わりに用い
て放射素子20を被覆し、これにより、スタック構成の
パッチアンテナ12を効果的に製造する。この構造にお
いて、放射素子20は、タイル材料30、90の2つの
層の間にある。図2は、本発明のこの第2の実施形態を
示す。
【0050】本発明の第3の実施形態において、天井タ
イル材料90の第2の層を用いて放射素子を被覆し、天
井タイル材料の第3の層を用いて接地面40を被覆し
て、別のスタック構成のパッチアンテナを製造すること
ができる。放射素子20はタイル材料30、90の2つ
の層間に設けられ、接地面40は材料30、100の2
つの層間に設けられる。図3は、本発明のこの第3の実
施形態を示す。
【0051】パッチアンテナの帯域幅は、用いられる基
板の厚さに比例する。天井タイルを基板として用いたこ
のような天井タイルアンテナの800MHzの携帯電話
周波数に対する周波数帯域幅は、帯域幅に関する以下の
式から計算することができる。ここで、帯域幅の単位は
MHzである。
【0052】
【数1】 ここで、fは動作周波数(単位:GHz)であり、hは
基板の厚さ(単位:インチ)である。
【0053】したがって、
【0054】
【数2】 同様に、2.4GHzの無線ローカルエリアネットワー
クに対する帯域幅はおよそ460MHzである。
【0055】天井タイルを基板として用いた天井タイル
アンテナを製造する方法を以下に述べる。
【0056】1.適切な放射パッチ20および接地パッ
チ40を設計した後、設計されたジオメトリを銅薄膜か
らダイカットして、設計精度を維持することができる。
【0057】2.小さな穴をドリル穿孔して、導体同軸
ケーブルをその穴に通し、放射素子20に取り付けるこ
とによってタイル30を製造する。
【0058】3.同軸ケーブルの導体50を、放射素子
20に導電性を保った状態で締結する。
【0059】4.放射素子20をタイル30の前面に接
着するか、そうでなければ締結する。
【0060】5.接地パッチ40に、同軸導体50を通
過させる穴を設ける。上記穴は、導体50を接地面40
から絶縁できるくらいに十分に大きくなければならな
い。同軸ケーブルのシールディングは、導電性を保った
状態で接地パッチ40に取り付けられ、接地パッチ40
は、タイル30の背面側に接着される。放射平面20お
よび接地面40は、噴霧または印刷によってタイル30
上に塗布され得る。天井タイル30は、様々な材料から
製造することが可能である。(例えば、鉱物繊維、中程
度の密度の繊維板、ファイバグラス、ドライ壁(セッコ
ウ)およびポリ塩化ビニル。
【0061】本明細書中に記載の天井タイルアンテナ
は、無線通信平面に組み込むことが可能であり、これに
より、無線デバイスおよびモバイルクライアントデバイ
ス(例えば、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタン
トおよび無線ラップトップコンピュータ)を包括的に接
続させることが可能となる。天井タイルパネルに加え
て、本発明のコンセプトは、壁パネル構成および床被覆
(床パネル)構成にも適用することが可能である。床パ
ネルアンテナを取り付ける場合、天井の高さが極めて高
い広い室内環境において行うのが好ましい場合がある。
典型的な天井タイルの取り付けは、鉱物繊維またはファ
イバガラスなどの材料から構成された複数の同じ天井パ
ネルを支持する天井格子構造において行われるが、本発
明は、天井パネル構造(例えば、複数の金属製のパネル
(例えば、空港のコンコースにおいて見受けられるよう
な金属製パネル))においても、用いることが可能であ
る。このような環境において、天井パネルアンテナを通
常通りに製造し、その後、天井パネルアンテナを周囲の
金属製のパネルと調和させるための材料で天井パネルア
ンテナをコーティングまたは噴霧する。
【0062】本発明について、天井タイルを製造した後
にそれらの天井タイルをアンテナ放射平面および接地面
に貼付するという文脈において説明してきたが、本発明
は、既存の天井タイルにアンテナ放射パッチおよび接地
パッチを取り付けるという文脈にも等しく適用すること
が可能である。そのため、本発明の単なる拡張例を挙げ
ると、レトロフィットキットを、建築業者、建物建築請
負者または(アンテナ素子を既存の天井タイルの外面に
リジッドに貼付するためのツールならびにさらなるハー
ドウェアおよび材料を備える)他の第3者に直接提供す
る例もある。
【0063】本明細書中の特許請求の範囲に記載されて
いる任意の請求項中の対応する構造、材料、作業および
任意の手段の均等物ならびに機能素子は、本明細書中の
特許請求の範囲に具体的に記載されている他の素子と組
み合わされて機能を行う任意の構造、材料または作業を
含むことが意図される。
【0064】本発明についてその実施形態を参照しなが
ら具体的に図示および説明してきたが、当業者であれ
ば、これらの実施形態には、本発明の趣旨および範囲か
ら逸脱することなく様々な形態および詳細点における改
変が可能であることことを理解する。無線ローカルエリ
アネットワークおよび音声ネットワークにおいて用いら
れる天井タイルアンテナ。パッチスタイルアンテナが製
造される。上記パッチスタイルアンテナにおいて、誘電
性基板は天井タイルそのものであり、放射素子および接
地面は、上記タイルの前面および背面にそれぞれ固定さ
れる。上記天井タイルがアンテナとして機能するため、
上記天井タイルの背面に配線を這わせて、アンテナポッ
ド用の空洞を設けなくてもよくなる。上記放射素子およ
び上記接地面のサイズは問題にならないため、上記素子
の小型化が不要となる。マイクロストリップアンテナと
比較して、天井タイルアンテナを用いれば、上記天井タ
イルを構築する際により肉厚の上記誘電性基板が用いら
れるため、より広い帯域幅およびより高い利得が得られ
る。したがって、複数の共振を達成することがより容易
となる。上記アンテナとして用いられる天井タイルは、
鉱物繊維、中程度の密度の繊維板、ファイバガラス、ド
ライ壁およびポリ塩化ビニルから製造され得る。
【0065】
【発明の効果】本発明により、美観を壊さないように室
内無線アンテナとして認識されない室内無線アンテナお
よびその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に従って構築された天井タイル
アンテナの第1の実施形態を示す。
【図2】図2は、本発明に従って構築された天井タイル
アンテナの第2の実施形態を示す。
【図3】図3は、本発明に従って構築された天井タイル
アンテナの第3の実施形態を示す。
【符号の説明】
10 アンテナ 20 平面 30 誘電性基板 40 接地面 50 導体
フロントページの続き Fターム(参考) 5J045 BA01 DA10 EA08 HA06 LA03 MA01 NA01 NA04 5J046 AA09 AB13 PA07 QA02 QA07 5J047 AA00 AB13 EF01

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射素子と、接地素子と誘電性素子とを
    備える室内通信システム用に用いられるアンテナであっ
    て、該誘電性素子は、鉱物繊維、中程度の密度の繊維
    板、ファイバガラス、ドライ壁およびポリ塩化ビニルか
    らなる群から選択される材料を含む、アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記放射素子および前記接地素子は、前
    記誘電性素子の反対側の面に貼付され、該誘電性素子は
    第1の天井パネル素子となる、請求項1に記載のアンテ
    ナ。
  3. 【請求項3】 前記放射素子は、前記天井パネルの表面
    に貼付されて、規定された職場領域に対面する、請求項
    2に記載のアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記天井パネルを貫通する穴を通じて前
    記放射素子に締結された導電性素子をさらに備える、請
    求項2に記載のアンテナ。
  5. 【請求項5】 前記放射素子を被覆する外装素子をさら
    に備える、請求項1に記載のアンテナ。
  6. 【請求項6】 前記外装素子はスクリムである、請求項
    5に記載のアンテナ。
  7. 【請求項7】 前記放射素子および前記接地素子は、床
    被覆部の反対側の表面に貼付される、請求項1に記載の
    アンテナ。
  8. 【請求項8】 前記放射素子および前記接地素子は、壁
    パネルの反対側の表面に貼付される、請求項1に記載の
    アンテナ。
  9. 【請求項9】 前記室内通信システムは、800MHz
    〜5GHzの無線周波数スペクトルで動作する、請求項
    1に記載のアンテナ。
  10. 【請求項10】 放射素子と、接地素子と誘電性素子と
    を備える室内通信システム用アンテナであって、該誘電
    性素子は天井パネルである、アンテナ。
  11. 【請求項11】 前記誘電性素子は、鉱物繊維、中程度
    の密度の繊維板、ファイバガラス、ドライ壁およびポリ
    塩化ビニルからなる群から選択される材料を備える、請
    求項10に記載のアンテナ。
  12. 【請求項12】 前記放射素子および前記接地素子は、
    前記天井パネルの反対側の表面に貼付される、請求項1
    0に記載のアンテナ。
  13. 【請求項13】 前記天井パネルを貫通する穴を通じて
    前記放射素子に締結された導電性素子をさらに備える、
    請求項10に記載のアンテナ。
  14. 【請求項14】 前記天井パネルの表面上の前記放射素
    子を被覆するスクリムをさらに備える、請求項10に記
    載のアンテナ。
  15. 【請求項15】 前記放射素子を被覆する前記第1の天
    井パネル素子と共にスタック状に取り付けられた第2の
    天井パネル素子をさらに備える、請求項2に記載のアン
    テナ。
  16. 【請求項16】 前記第2の天井パネル素子は、鉱物繊
    維、中程度の密度の繊維板、ファイバガラス、ドライ壁
    およびポリ塩化ビニルからなる群から選択される材料を
    含む、請求項15に記載のアンテナ。
  17. 【請求項17】 前記接地素子を被覆する前記第1の天
    井パネル素子とスタック状に取り付けられた第2の天井
    パネル素子をさらに備える、請求項2に記載のアンテ
    ナ。
  18. 【請求項18】 前記第2の天井パネル素子は、鉱物繊
    維、中程度の密度の繊維板、ファイバガラス、ドライ壁
    およびポリ塩化ビニルからなる群から選択される材料を
    含む、請求項17に記載のアンテナ。
  19. 【請求項19】 前記放射素子を被覆する前記第1の天
    井パネル素子とスタック状に取り付けられた第2の天井
    パネル素子と、前記接地素子を被覆する該第1の天井パ
    ネル素子とスタック状に取り付けられた第3の天井パネ
    ル素子とをさらに備える、請求項2に記載のアンテナ。
  20. 【請求項20】 前記第2の天井パネル素子および前記
    第3の天井パネル素子は、鉱物繊維、中程度の密度の繊
    維板、ファイバガラス、ドライ壁およびポリ塩化ビニル
    からなる群から選択される材料を含む、請求項19に記
    載のアンテナ。
  21. 【請求項21】 前記室内通信システムは、800MH
    z〜50Hzの無線周波数スペクトルで動作する、請求
    項10に記載のアンテナ。
  22. 【請求項22】 室内通信システム用天井パネルアンテ
    ナを製造する方法であって、 該室内通信システムの動作帯域幅に基づいて、放射パッ
    チおよび接地パッチそれぞれのジオメトリ形状を決定す
    る工程と、 該決定されたジオメトリ形状を導電性シートから形成す
    る工程と、 天井パネルを貫通する小さな穴を形成して、同軸ケーブ
    ルの導体を該天井パネルから該放射パッチに送る工程
    と、 該放射パッチを該天井パネルの前面に取り付ける工程
    と、 該導体を該放射パッチに導電性を保った状態で締結する
    工程と、 該接地パッチを該天井パネルの背面に取り付ける工程
    と、 該同軸ケーブルのシールディングを該接地パッチに導電
    性を保った状態で取り付ける工程と、を包含する、方
    法。
  23. 【請求項23】 前記接地パッチは、前記天井パネルの
    背面に接着される、請求項22に記載の天井パネルアン
    テナを製造する方法。
  24. 【請求項24】 前記放射パッチは、前記天井パネルの
    前面に接着される、請求項22に記載の天井パネルアン
    テナを製造する方法。
  25. 【請求項25】 前記放射パッチは、前記天井パネルの
    前面に噴霧または印刷される、請求項22に記載の天井
    パネルアンテナを製造する方法。
  26. 【請求項26】 前記接地パッチは、前記天井パネルの
    背面に噴霧または印刷される、請求項22に記載の天井
    パネルアンテナを製造する方法。
  27. 【請求項27】 前記天井パネルは、鉱物繊維、中程度
    の密度の繊維板、ファイバガラス、ドライ壁およびポリ
    塩化ビニルからなる群から選択される材料を含む、請求
    項22に記載の天井パネルアンテナを製造する方法。
  28. 【請求項28】 前記同軸ケーブルを前記接地パッチ中
    の穴を通じて通す工程をさらに包含する、請求項22に
    記載の天井パネルアンテナを製造する方法。
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