JP2003076980A - 光学的情報読取装置 - Google Patents
光学的情報読取装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コントラストが高く光学的情報を読み取り易
くする。 【解決手段】 投光手段7と結像手段9とイメージセン
サ10とを備え、投光手段7は、結像手段9の合焦位置
A近傍で光学的情報を有する読み取り面に全反射する光
Bが結像手段9の読み取り視野Cの少なくとも中央部全
域を照明するように照射面を配置した。結像手段9の最
も解像度の良くなる合焦位置A近傍で、ガラス基板等の
読み取り面にマーキングされた光学的情報に対して、投
光手段7により照明光を投光すると、少なくとも結像手
段9の視野Cの中央部において、マーキング処理されて
いない読み取り面は全反射し、結像手段9に入射する反
射光は極めて強く、マーキング処理された面は粗いため
乱反射し、結像手段9に入射する反射光は弱くなる。そ
のため、イメージセンサ10には、コントラストの良い
画像が結像される。
くする。 【解決手段】 投光手段7と結像手段9とイメージセン
サ10とを備え、投光手段7は、結像手段9の合焦位置
A近傍で光学的情報を有する読み取り面に全反射する光
Bが結像手段9の読み取り視野Cの少なくとも中央部全
域を照明するように照射面を配置した。結像手段9の最
も解像度の良くなる合焦位置A近傍で、ガラス基板等の
読み取り面にマーキングされた光学的情報に対して、投
光手段7により照明光を投光すると、少なくとも結像手
段9の視野Cの中央部において、マーキング処理されて
いない読み取り面は全反射し、結像手段9に入射する反
射光は極めて強く、マーキング処理された面は粗いため
乱反射し、結像手段9に入射する反射光は弱くなる。そ
のため、イメージセンサ10には、コントラストの良い
画像が結像される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バーコード、2
次元コード等の光学的情報を読み取る光学的情報読取装
置に関するものである。
次元コード等の光学的情報を読み取る光学的情報読取装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バーコード、2次元コード等の光学的情
報を読み取る光学的情報読み取り装置は、投光手段から
の照明光を光学的情報にあて、その反射光をレンズ等の
結像手段によりイメージセンサ上に結像させ、結像され
た光学的情報の画像データはイメージセンサにより電気
信号に変換して、イメージセンサが電気的に接続された
回路基板により信号処理する。
報を読み取る光学的情報読み取り装置は、投光手段から
の照明光を光学的情報にあて、その反射光をレンズ等の
結像手段によりイメージセンサ上に結像させ、結像され
た光学的情報の画像データはイメージセンサにより電気
信号に変換して、イメージセンサが電気的に接続された
回路基板により信号処理する。
【0003】従来、光学的情報読み取り装置の投光手段
は、図18と図19に示すように発光ダイオード等の光
源101を、結像手段102の視野103の周辺に配置
して、照明光を光学的情報手段に投光させる。
は、図18と図19に示すように発光ダイオード等の光
源101を、結像手段102の視野103の周辺に配置
して、照明光を光学的情報手段に投光させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、バーコード、2
次元コード等の光学的情報は、ガラス基板等の工業部品
へもマーキングされ、工場の工程管理、品質管理に活用
されている。ガラス基板に対してレーザービームで表面
を粗らくすることによりダイレクトマーキングされた光
学的情報は、紙に印刷された光学的情報に比べ、ガラス
基板表面とマーキング処理された面のコントラストが低
く、マーキングされた面を白く浮き上がらせようとする
と、強い照明光を必要とする。また、ガラス基板が透明
なために透過した背景の画像や、図20に示すようなガ
ラス表面で全反射した照明光源の像も、光学的情報を読
みにくくさせる。
次元コード等の光学的情報は、ガラス基板等の工業部品
へもマーキングされ、工場の工程管理、品質管理に活用
されている。ガラス基板に対してレーザービームで表面
を粗らくすることによりダイレクトマーキングされた光
学的情報は、紙に印刷された光学的情報に比べ、ガラス
基板表面とマーキング処理された面のコントラストが低
く、マーキングされた面を白く浮き上がらせようとする
と、強い照明光を必要とする。また、ガラス基板が透明
なために透過した背景の画像や、図20に示すようなガ
ラス表面で全反射した照明光源の像も、光学的情報を読
みにくくさせる。
【0005】したがって、この発明の目的は、ガラス基
板表面とマーキング処理された面のコントラストが高く
光学的情報を読み取り易い光学的情報読取装置を提供す
ることである。
板表面とマーキング処理された面のコントラストが高く
光学的情報を読み取り易い光学的情報読取装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光学的情
報読取装置は、少なくとも1つ以上の照射面から照射さ
れる光を光学的情報に投光させる投光手段と、前記光学
的情報からの反射光を受光して結像する結像手段と、前
記結像手段により結像された前記光学的情報の画素情報
を取り込むイメージセンサとを備え、前記投光手段は、
前記結像手段の合焦位置近傍で光学的情報を有する読み
取り面に全反射する光が前記結像手段の読み取り視野の
少なくとも中央部全域を照明するように前記照射面を配
置した。
報読取装置は、少なくとも1つ以上の照射面から照射さ
れる光を光学的情報に投光させる投光手段と、前記光学
的情報からの反射光を受光して結像する結像手段と、前
記結像手段により結像された前記光学的情報の画素情報
を取り込むイメージセンサとを備え、前記投光手段は、
前記結像手段の合焦位置近傍で光学的情報を有する読み
取り面に全反射する光が前記結像手段の読み取り視野の
少なくとも中央部全域を照明するように前記照射面を配
置した。
【0007】このように構成した光学的情報読取装置で
は、結像手段の最も解像度の良くなる合焦位置近傍で、
ガラス基板等の読み取り面にマーキングされた光学的情
報に対して、投光手段により照明光を投光すると、少な
くとも結像手段の視野の中央部において、マーキング処
理されていない読み取り面は全反射し、結像手段に入射
する反射光は極めて強く、マーキング処理された面は粗
いため乱反射し、結像手段に入射する反射光は弱くな
る。そのため、イメージセンサには、マーキング処理さ
れていない読み取り面は明るく、マーキング処理された
面は暗いコントラストの良い画像が結像される。
は、結像手段の最も解像度の良くなる合焦位置近傍で、
ガラス基板等の読み取り面にマーキングされた光学的情
報に対して、投光手段により照明光を投光すると、少な
くとも結像手段の視野の中央部において、マーキング処
理されていない読み取り面は全反射し、結像手段に入射
する反射光は極めて強く、マーキング処理された面は粗
いため乱反射し、結像手段に入射する反射光は弱くな
る。そのため、イメージセンサには、マーキング処理さ
れていない読み取り面は明るく、マーキング処理された
面は暗いコントラストの良い画像が結像される。
【0008】請求項2記載の光学的情報読取装置は、少
なくとも1つ以上の照射面から照射される光を光学的情
報に投光させる投光手段と、前記光学的情報からの反射
光を受光して結像する結像手段と、前記結像手段により
結像された前記光学的情報の画像情報を取り込むイメー
ジセンサとを備え、前記結像手段の光軸が前記光学的情
報を有する読み取り面に対して斜めになるように配置さ
れ、前記投光手段は前記結像手段の合焦点位置近傍で光
学的情報を有する読み取り面に対して全反射する光が前
記結像手段の読み取り面上の視野の少なくとも中央部全
域を照明し、かつ、前記投光手段の照射面は前記結像手
段の視野の外縁に配置されたことを特徴とする。
なくとも1つ以上の照射面から照射される光を光学的情
報に投光させる投光手段と、前記光学的情報からの反射
光を受光して結像する結像手段と、前記結像手段により
結像された前記光学的情報の画像情報を取り込むイメー
ジセンサとを備え、前記結像手段の光軸が前記光学的情
報を有する読み取り面に対して斜めになるように配置さ
れ、前記投光手段は前記結像手段の合焦点位置近傍で光
学的情報を有する読み取り面に対して全反射する光が前
記結像手段の読み取り面上の視野の少なくとも中央部全
域を照明し、かつ、前記投光手段の照射面は前記結像手
段の視野の外縁に配置されたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の光学的情報読取装置は、少
なくとも1つ以上の照射面から照射される光を光学素子
により一部反射させて光学的情報に投光させる投光手段
と、前記光学的情報からの反射光の前記光学素子を透過
した光を受光して結像する結像手段と、前記結像手段に
より結像された前記光学的情報の画素情報を取り込むイ
メージセンサとを備え、前記結像手段の光軸に対して光
学的情報を有する読み取り面が略垂直となり、前記投光
手段は、前記読み取り面に対して全反射する光が前記結
像手段の読み取り視野の少なくとも中央部全域を照明す
るように前記照射面を配置した。
なくとも1つ以上の照射面から照射される光を光学素子
により一部反射させて光学的情報に投光させる投光手段
と、前記光学的情報からの反射光の前記光学素子を透過
した光を受光して結像する結像手段と、前記結像手段に
より結像された前記光学的情報の画素情報を取り込むイ
メージセンサとを備え、前記結像手段の光軸に対して光
学的情報を有する読み取り面が略垂直となり、前記投光
手段は、前記読み取り面に対して全反射する光が前記結
像手段の読み取り視野の少なくとも中央部全域を照明す
るように前記照射面を配置した。
【0010】このように構成した光学的情報読取装置で
は、投光された照明光は、結像手段の光軸に対して垂直
位置にある、ガラス基板等の読み取り面にマーキングさ
れた光学的情報に対して、投光手段により照明光を投光
すると、少なくとも結像手段の視野の中央部においてマ
ーキング処理されていないすべての読み取り面は全反射
し、結像手段に入射する反射光は極めて強く、マーキン
グ処理された面は粗いため乱反射し、結像手段に入射す
る反射光は弱くなる。そのため、イメージセンサには、
マーキング処理されていない読み取り面は明るく、マー
キング処理された面は暗いコントラストの良い画像が結
像される。また、読み取り面が結像手段の光軸に略垂直
である時、結像手段と読み取り面の距離によらず常に読
み取り視野の中央部全体が全反射することにより読み取
り可能な領域を大きくすることができる。
は、投光された照明光は、結像手段の光軸に対して垂直
位置にある、ガラス基板等の読み取り面にマーキングさ
れた光学的情報に対して、投光手段により照明光を投光
すると、少なくとも結像手段の視野の中央部においてマ
ーキング処理されていないすべての読み取り面は全反射
し、結像手段に入射する反射光は極めて強く、マーキン
グ処理された面は粗いため乱反射し、結像手段に入射す
る反射光は弱くなる。そのため、イメージセンサには、
マーキング処理されていない読み取り面は明るく、マー
キング処理された面は暗いコントラストの良い画像が結
像される。また、読み取り面が結像手段の光軸に略垂直
である時、結像手段と読み取り面の距離によらず常に読
み取り視野の中央部全体が全反射することにより読み取
り可能な領域を大きくすることができる。
【0011】請求項4記載の光学的情報読取装置は、少
なくとも1つ以上の照射面から照射される光の一部を光
学素子により反射させて光学的情報に投光させ、かつ前
記光の別の一部を直接前記光学的情報に投光させる投光
手段と、前記光学的情報からの反射光の前記光学素子を
透過した光を受光して結像する結像手段と、前記結像手
段により結像された前記光学的情報の画素情報を電気信
号に変換するイメージセンサとを備え、前記結像手段の
光軸に対して光学的情報を有する読み取り面が略垂直と
なり、前記投光手段は、前記読み取り面に対して全反射
する光が前記結像手段の読み取り視野の少なくとも中央
部全域を照明するように前記照射面を配置した。
なくとも1つ以上の照射面から照射される光の一部を光
学素子により反射させて光学的情報に投光させ、かつ前
記光の別の一部を直接前記光学的情報に投光させる投光
手段と、前記光学的情報からの反射光の前記光学素子を
透過した光を受光して結像する結像手段と、前記結像手
段により結像された前記光学的情報の画素情報を電気信
号に変換するイメージセンサとを備え、前記結像手段の
光軸に対して光学的情報を有する読み取り面が略垂直と
なり、前記投光手段は、前記読み取り面に対して全反射
する光が前記結像手段の読み取り視野の少なくとも中央
部全域を照明するように前記照射面を配置した。
【0012】このように構成した光学的情報読取装置で
は、請求項2と同様の作用効果が得られる。この場合、
全反射する光の一部は、投光手段からの直接出た光であ
るため光学素子の面積を小さくすることができる。
は、請求項2と同様の作用効果が得られる。この場合、
全反射する光の一部は、投光手段からの直接出た光であ
るため光学素子の面積を小さくすることができる。
【0013】請求項5記載の光学的情報読取装置は、請
求項1,3または4において、投光手段の照射面は、フ
ィルムで面状にパッケージされた蛍光体粉末に電気を印
加して発光する。このように、投光手段の照射面は、フ
ィルムで面状にパッケージされた蛍光体粉末に電気を印
加して発光するので、面を発光源とすることで、空間効
率を上げ、装置をより小型にすることができる。
求項1,3または4において、投光手段の照射面は、フ
ィルムで面状にパッケージされた蛍光体粉末に電気を印
加して発光する。このように、投光手段の照射面は、フ
ィルムで面状にパッケージされた蛍光体粉末に電気を印
加して発光するので、面を発光源とすることで、空間効
率を上げ、装置をより小型にすることができる。
【0014】請求項6記載の光学的情報読取装置は、請
求項4において、投光手段の照射面に光を拡散させる拡
散体を配置し、拡散体と光学素子は、読み取り開口部を
有した先端ケースに取付けられた。このように、投光手
段の照射面に光を拡散させる拡散体を配置し、拡散体と
光学素子は、読み取り開口部を有した先端ケースに取付
けられたので、先端ケースを着脱して投光方法を切り替
えることができる。
求項4において、投光手段の照射面に光を拡散させる拡
散体を配置し、拡散体と光学素子は、読み取り開口部を
有した先端ケースに取付けられた。このように、投光手
段の照射面に光を拡散させる拡散体を配置し、拡散体と
光学素子は、読み取り開口部を有した先端ケースに取付
けられたので、先端ケースを着脱して投光方法を切り替
えることができる。
【0015】請求項7記載の光学的情報読取装置は、請
求項6において、光学素子の反射率は透過率より大き
い。このように、光学素子の反射率は透過率より大きい
ので、拡散体の全面から出て光学素子により反射して投
光する光と、拡散体から出て直接投光する光の強さの差
を抑えることができる。
求項6において、光学素子の反射率は透過率より大き
い。このように、光学素子の反射率は透過率より大きい
ので、拡散体の全面から出て光学素子により反射して投
光する光と、拡散体から出て直接投光する光の強さの差
を抑えることができる。
【0016】請求項8記載の光学的情報読取装置は、請
求項1,3または4において、光学的情報を読み取るた
めの読み取り開口部を有するケースを備え、読み取り開
口部の内面で光の反射を抑える手段を有した。このよう
に、読み取り開口部の内面で光の反射を抑える手段を有
したので、光学的情報の乱反射光が増えることを抑える
ことができる。
求項1,3または4において、光学的情報を読み取るた
めの読み取り開口部を有するケースを備え、読み取り開
口部の内面で光の反射を抑える手段を有した。このよう
に、読み取り開口部の内面で光の反射を抑える手段を有
したので、光学的情報の乱反射光が増えることを抑える
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1〜図6に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の
実施の形態の光学的情報読取装置を示す一部破断側面
図、図2は第1の実施の形態の光学的情報読取装置を示
す斜視図である。
1〜図6に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の
実施の形態の光学的情報読取装置を示す一部破断側面
図、図2は第1の実施の形態の光学的情報読取装置を示
す斜視図である。
【0018】図1および図2に示すように、光学的情報
読取装置1は、読み取り開口部4を有するケース2と、
少なくとも1つ以上の照射面から照射される光を読み取
り開口部4から光学的情報に投光させる投光手段と、光
学的情報からの反射光を受光して結像する結像手段と、
結像手段により結像された光学的情報の画素情報を電気
信号に変換するイメージセンサ10とを備えている。こ
の場合、外観上、外装ケース2の前方部に、バーコー
ド、2次元コード等の光学的情報3を読み取るための読
み取り開口部4を、外装ケース2の後方部に、操作者が
手で握るための把持部5を、外装ケース2の後端に、光
学的情報3からのデータをホストコンピュータに転送す
るためのケーブル6の取り出し口を配置している。
読取装置1は、読み取り開口部4を有するケース2と、
少なくとも1つ以上の照射面から照射される光を読み取
り開口部4から光学的情報に投光させる投光手段と、光
学的情報からの反射光を受光して結像する結像手段と、
結像手段により結像された光学的情報の画素情報を電気
信号に変換するイメージセンサ10とを備えている。こ
の場合、外観上、外装ケース2の前方部に、バーコー
ド、2次元コード等の光学的情報3を読み取るための読
み取り開口部4を、外装ケース2の後方部に、操作者が
手で握るための把持部5を、外装ケース2の後端に、光
学的情報3からのデータをホストコンピュータに転送す
るためのケーブル6の取り出し口を配置している。
【0019】外装ケース2の内部には、光学的情報3に
光を照射する投光手段として、照明光の光源である2次
元的に配列した複数の発光ダイオード7と、発光ダイオ
ード7からの光を拡散させる平板状の拡散体8と、光学
的情報3からの反射光を結像する結像手段としてレンズ
9と、レンズ9の結像位置に配置して2次元的に配列し
た受光素子を持ち結像された光学的情報3の画像情報を
電気信号に変換するイメージセンサ10と、イメージセ
ンサ10と電気的に接続し、画像情報を変換した電気信
号に対し信号処理を行い、ケーブル6を介して信号処理
したデータをホストコンピュータに転送する回路基板1
1とが組み込まれている。
光を照射する投光手段として、照明光の光源である2次
元的に配列した複数の発光ダイオード7と、発光ダイオ
ード7からの光を拡散させる平板状の拡散体8と、光学
的情報3からの反射光を結像する結像手段としてレンズ
9と、レンズ9の結像位置に配置して2次元的に配列し
た受光素子を持ち結像された光学的情報3の画像情報を
電気信号に変換するイメージセンサ10と、イメージセ
ンサ10と電気的に接続し、画像情報を変換した電気信
号に対し信号処理を行い、ケーブル6を介して信号処理
したデータをホストコンピュータに転送する回路基板1
1とが組み込まれている。
【0020】レンズ9のイメージセンサ10上に結像さ
れる画像の解像度が最も良い合焦位置Aは外装ケース2
の読み取り開口部4の近傍にある。光学的情報3はガラ
ス基板12の平滑な表面をレーザービームで粗くするこ
とによりダイレクトマーキングしたものである。光学的
情報3を覆うように開口部4の開口縁13をガラス基板
12に当接させる、または、図1に示すように僅かに浮
かせた状態では、光学的情報3はレンズ9の合焦位置A
の近傍にあり、イメージセンサ10上に解像度の良い画
像が結像される。
れる画像の解像度が最も良い合焦位置Aは外装ケース2
の読み取り開口部4の近傍にある。光学的情報3はガラ
ス基板12の平滑な表面をレーザービームで粗くするこ
とによりダイレクトマーキングしたものである。光学的
情報3を覆うように開口部4の開口縁13をガラス基板
12に当接させる、または、図1に示すように僅かに浮
かせた状態では、光学的情報3はレンズ9の合焦位置A
の近傍にあり、イメージセンサ10上に解像度の良い画
像が結像される。
【0021】また、開口縁13をガラス基板12に当接
させる、または、僅かに浮かせた状態、即ち、ガラス基
板12の表面がレンズ9の合焦位置Aの近傍で、開口縁
13に略平行な状態で、投光手段の拡散体8は、この拡
散体8の全面から光学的情報がマーキングされた読み取
り面に対してレンズ9に全反射する光Bが、レンズ9の
視野Cの中央部全域を照明するように配置されている。
させる、または、僅かに浮かせた状態、即ち、ガラス基
板12の表面がレンズ9の合焦位置Aの近傍で、開口縁
13に略平行な状態で、投光手段の拡散体8は、この拡
散体8の全面から光学的情報がマーキングされた読み取
り面に対してレンズ9に全反射する光Bが、レンズ9の
視野Cの中央部全域を照明するように配置されている。
【0022】このような構成において作用を説明する。
図3は第1の実施の形態の光学的情報読取装置の読み取
り視野と全反射領域の説明図、図4は第1の実施の形態
の光学的情報読取装置を傾けた時の読み取り状態を示す
説明図、図5および図6は第1の実施の形態の光学的情
報読取装置の読み取り視野と全反射領域の説明図であ
る。
図3は第1の実施の形態の光学的情報読取装置の読み取
り視野と全反射領域の説明図、図4は第1の実施の形態
の光学的情報読取装置を傾けた時の読み取り状態を示す
説明図、図5および図6は第1の実施の形態の光学的情
報読取装置の読み取り視野と全反射領域の説明図であ
る。
【0023】図1に示すように、光学的情報3を覆うよ
うに開口部4の開口縁13をガラス基板12に当接させ
る、または、僅かに浮かせた状態で光学的情報3を覆う
と、発光ダイオード7からの光は拡散体8の全面で拡散
され、光学的情報3のマーキングされたガラス基板12
に投光される。ガラス基板12からの反射した光は、レ
ンズ9によりイメージセンサ10上に図3に示すように
画像として結像される。拡散体8の全面からレンズ9に
対してガラス基板12の平滑な表面で全反射する光B
は、図3の2点鎖線で囲まれた全域、即ちレンズ9の視
野Cの中央部で極めて明るく結像し、視野Cの中央に置
かれた光学的情報3はレーザービームで表面が粗くなっ
ているため乱反射して暗く結像する。結像した画像は、
イメージセンサ10の2次元的に配列した受光素子が電
気信号に変換し、イメージセンサ10と電気的に接続し
た回路基板11が画像情報を変換した電気信号に対し信
号処理を行い、ケーブル6を介して信号処理したデータ
をホストコンピュータに転送する。
うに開口部4の開口縁13をガラス基板12に当接させ
る、または、僅かに浮かせた状態で光学的情報3を覆う
と、発光ダイオード7からの光は拡散体8の全面で拡散
され、光学的情報3のマーキングされたガラス基板12
に投光される。ガラス基板12からの反射した光は、レ
ンズ9によりイメージセンサ10上に図3に示すように
画像として結像される。拡散体8の全面からレンズ9に
対してガラス基板12の平滑な表面で全反射する光B
は、図3の2点鎖線で囲まれた全域、即ちレンズ9の視
野Cの中央部で極めて明るく結像し、視野Cの中央に置
かれた光学的情報3はレーザービームで表面が粗くなっ
ているため乱反射して暗く結像する。結像した画像は、
イメージセンサ10の2次元的に配列した受光素子が電
気信号に変換し、イメージセンサ10と電気的に接続し
た回路基板11が画像情報を変換した電気信号に対し信
号処理を行い、ケーブル6を介して信号処理したデータ
をホストコンピュータに転送する。
【0024】光学的情報読取装置1は、図4に示すよう
に、ガラス基板に対して開口縁13が平行な状態から、
少し傾いた姿勢においても、全反射する光Bの領域は、
視野Cの中央からずれるが、図5に示すように、視野C
の中に残る。このように、操作者は光学的情報を覆うよ
うに開口縁を読み取り面に当接させる、または、僅かに
浮かせた状態にすると、簡単に、最適な照明状態にする
ことができる。拡散体8の面積をさらに大きくして、図
6に示すように全反射する光Bの領域を視野Cより大き
くすると、光学的情報読み取り装置1は少し傾いた状態
においても、視野Cの全域で全反射する領域であり、読
み取りし易くなる。
に、ガラス基板に対して開口縁13が平行な状態から、
少し傾いた姿勢においても、全反射する光Bの領域は、
視野Cの中央からずれるが、図5に示すように、視野C
の中に残る。このように、操作者は光学的情報を覆うよ
うに開口縁を読み取り面に当接させる、または、僅かに
浮かせた状態にすると、簡単に、最適な照明状態にする
ことができる。拡散体8の面積をさらに大きくして、図
6に示すように全反射する光Bの領域を視野Cより大き
くすると、光学的情報読み取り装置1は少し傾いた状態
においても、視野Cの全域で全反射する領域であり、読
み取りし易くなる。
【0025】また、ガラス基板が透明なために透過した
背景の画像は読み取り平面の全反射による反射光に比べ
微小であるため無視できる。
背景の画像は読み取り平面の全反射による反射光に比べ
微小であるため無視できる。
【0026】以上のようにこの実施の形態によれば、少
なくとも結像手段の視野の中央部において、マーキング
処理されていない読み取り面は全反射し、結像手段に入
射する反射光は極めて強く、マーキング処理された面は
粗いため乱反射し、結像手段に入射する反射光は弱くな
る。そのため、イメージセンサには、マーキング処理さ
れていない読み取り面は明るく、マーキング処理された
面は暗いコントラストの良い画像が結像される。
なくとも結像手段の視野の中央部において、マーキング
処理されていない読み取り面は全反射し、結像手段に入
射する反射光は極めて強く、マーキング処理された面は
粗いため乱反射し、結像手段に入射する反射光は弱くな
る。そのため、イメージセンサには、マーキング処理さ
れていない読み取り面は明るく、マーキング処理された
面は暗いコントラストの良い画像が結像される。
【0027】この発明の第2の実施の形態を図7〜図1
2に基づいて説明する。図7はこの発明の第2の実施の
形態の光学的情報読取装置を示す斜視図、図8は第2の
実施の形態の光学的情報読取装置を示す一部破断側面図
である。
2に基づいて説明する。図7はこの発明の第2の実施の
形態の光学的情報読取装置を示す斜視図、図8は第2の
実施の形態の光学的情報読取装置を示す一部破断側面図
である。
【0028】図7および図8に示すように、光学的情報
読取装置14は、読み取り開口部17を有するケース1
5と、少なくとも1つ以上の照射面から照射される光を
光学素子により一部反射させて光学的情報に投光させる
投光手段と、光学的情報からの反射光の光学素子を透過
した光を受光して結像する結像手段と、結像手段により
結像された光学的情報の画素情報を電気信号に変換する
イメージセンサ24とを備えている。この場合、外観
上、外装ケース15の前方部に、バーコード、2次元コ
ード等の光学的情報16を読み取るための読み取り開口
部17を、外装ケース15の後方部に、操作者が手で握
るための把持部18を、外装ケース15の後端に、光学
的情報3からのデータをホストコンピュータに転送する
ためのケーブル19の取り出し口を配置している。
読取装置14は、読み取り開口部17を有するケース1
5と、少なくとも1つ以上の照射面から照射される光を
光学素子により一部反射させて光学的情報に投光させる
投光手段と、光学的情報からの反射光の光学素子を透過
した光を受光して結像する結像手段と、結像手段により
結像された光学的情報の画素情報を電気信号に変換する
イメージセンサ24とを備えている。この場合、外観
上、外装ケース15の前方部に、バーコード、2次元コ
ード等の光学的情報16を読み取るための読み取り開口
部17を、外装ケース15の後方部に、操作者が手で握
るための把持部18を、外装ケース15の後端に、光学
的情報3からのデータをホストコンピュータに転送する
ためのケーブル19の取り出し口を配置している。
【0029】外装ケース15の内部には、光学的情報1
6に光を照射する投光手段として、照明光の光源である
2次元的に配列した複数の発光ダイオード20と、発光
ダイオード20からの光を拡散させる平板状の拡散体2
1と、拡散体21からの光の一部を反射させる光学素子
であるハーフミラー22と、光学的情報16からの反射
光のハーフミラー22を透過した光を結像する結像手段
としてのレンズ23と、レンズ23の結像位置に配置し
て2次元的に配列した受光素子を持ち結像された光学的
情報16の画像情報を電気信号に変換するイメージセン
サ24と、イメージセンサ24と電気的に接続し、画像
情報を変換した電気信号に対し信号処理を行い、ケーブ
ル19を介して信号処理したデータをホストコンピュー
タに転送する回路基板25とが組み込まれている。
6に光を照射する投光手段として、照明光の光源である
2次元的に配列した複数の発光ダイオード20と、発光
ダイオード20からの光を拡散させる平板状の拡散体2
1と、拡散体21からの光の一部を反射させる光学素子
であるハーフミラー22と、光学的情報16からの反射
光のハーフミラー22を透過した光を結像する結像手段
としてのレンズ23と、レンズ23の結像位置に配置し
て2次元的に配列した受光素子を持ち結像された光学的
情報16の画像情報を電気信号に変換するイメージセン
サ24と、イメージセンサ24と電気的に接続し、画像
情報を変換した電気信号に対し信号処理を行い、ケーブ
ル19を介して信号処理したデータをホストコンピュー
タに転送する回路基板25とが組み込まれている。
【0030】また、結像手段の光軸に対して光学的情報
がマーキングされた読み取り面が略垂直となり、投光手
段は、読み取り面に対して全反射する光が結像手段の読
み取り視野の少なくとも中央部全域を照明するように照
射面となるハーフミラー22を配置した。
がマーキングされた読み取り面が略垂直となり、投光手
段は、読み取り面に対して全反射する光が結像手段の読
み取り視野の少なくとも中央部全域を照明するように照
射面となるハーフミラー22を配置した。
【0031】このような構成において作用を説明する。
図9は第2の実施の形態の光学的情報読取装置の読み取
り視野と全反射領域の説明図、図10は第2の実施の形
態の光学的情報読取装置を浮上させた時の読み取り状態
を示す説明図である。
図9は第2の実施の形態の光学的情報読取装置の読み取
り視野と全反射領域の説明図、図10は第2の実施の形
態の光学的情報読取装置を浮上させた時の読み取り状態
を示す説明図である。
【0032】図8に示すように、ガラス基板26の平滑
な表面をレーザービームで粗くすることによりダイレク
トマーキングした光学的情報16に対して、ガラス基板
26がレンズ23の光軸Dと略垂直になるように、開口
部17を対向させると、発光ダイオード20からの光は
拡散体21の全面で拡散され、ハーフミラー22により
一部が反射して光学的情報16がマーキングされたガラ
ス基板26に投光される。ガラス基板26からの反射し
た光は、ハーフミラー22を透過してレンズ23により
イメージセンサ24上に図9に示すように画像として結
像される。拡散体21の全面から出てハーフミラー22
により反射してレンズ23に対してガラス基板26の平
滑な表面で全反射する光Eは、レンズ23の視野Fの中
央部全域で極めて明るく結像し、視野Fの中央に置かれ
た光学的情報16はレーザービームで表面が粗くなって
いるため乱反射して暗く結像する。結像した画像は、イ
メージセンサ24の2次元的に配列した受光素子が電気
信号に変換し、イメージセンサ24と電気的に接続した
回路基板11が画像情報を変換した電気信号に対し信号
処理を行い、ケーブル19を介して信号処理したデータ
をホストコンピュータに転送する。
な表面をレーザービームで粗くすることによりダイレク
トマーキングした光学的情報16に対して、ガラス基板
26がレンズ23の光軸Dと略垂直になるように、開口
部17を対向させると、発光ダイオード20からの光は
拡散体21の全面で拡散され、ハーフミラー22により
一部が反射して光学的情報16がマーキングされたガラ
ス基板26に投光される。ガラス基板26からの反射し
た光は、ハーフミラー22を透過してレンズ23により
イメージセンサ24上に図9に示すように画像として結
像される。拡散体21の全面から出てハーフミラー22
により反射してレンズ23に対してガラス基板26の平
滑な表面で全反射する光Eは、レンズ23の視野Fの中
央部全域で極めて明るく結像し、視野Fの中央に置かれ
た光学的情報16はレーザービームで表面が粗くなって
いるため乱反射して暗く結像する。結像した画像は、イ
メージセンサ24の2次元的に配列した受光素子が電気
信号に変換し、イメージセンサ24と電気的に接続した
回路基板11が画像情報を変換した電気信号に対し信号
処理を行い、ケーブル19を介して信号処理したデータ
をホストコンピュータに転送する。
【0033】図10に示すようにガラス基板26を、レ
ンズ23の光軸Dに略垂直に、開口部17からさらに離
しても、全反射する光Eの領域は視野Fの中央部にあ
る。このように、読み取り平面が結像手段の光軸に略垂
直である時、結像手段と読み取り平面の距離によらず常
に読み取り視野の中央部全体が全反射することより読み
取り可能な領域を大きくすることができる。
ンズ23の光軸Dに略垂直に、開口部17からさらに離
しても、全反射する光Eの領域は視野Fの中央部にあ
る。このように、読み取り平面が結像手段の光軸に略垂
直である時、結像手段と読み取り平面の距離によらず常
に読み取り視野の中央部全体が全反射することより読み
取り可能な領域を大きくすることができる。
【0034】図11は第2の実施の形態の変形例に用い
る面光源の一形態を示す斜視図、図12は第2の実施の
形態の変形例の光学的情報読取装置を示す一部破断斜視
図である。投光手段としては、発光ダイオード20と拡
散体21の代わりに、図11に示すようなフィルムでパ
ッケージされた蛍光体粉末に交流電圧を印加して発光さ
せる面光源21aを用いると、図12のように配置して
投光部を小型にすることができる。
る面光源の一形態を示す斜視図、図12は第2の実施の
形態の変形例の光学的情報読取装置を示す一部破断斜視
図である。投光手段としては、発光ダイオード20と拡
散体21の代わりに、図11に示すようなフィルムでパ
ッケージされた蛍光体粉末に交流電圧を印加して発光さ
せる面光源21aを用いると、図12のように配置して
投光部を小型にすることができる。
【0035】以上のようにこの実施の形態でも第1の実
施の形態と同様の作用効果が得られる。さらに、読み取
り平面が結像手段の光軸に略垂直である時、結像手段と
読み取り平面の距離によらず常に読み取り視野の中央部
全体が全反射することにより読み取り可能な領域を大き
くすることができる。
施の形態と同様の作用効果が得られる。さらに、読み取
り平面が結像手段の光軸に略垂直である時、結像手段と
読み取り平面の距離によらず常に読み取り視野の中央部
全体が全反射することにより読み取り可能な領域を大き
くすることができる。
【0036】この発明の第3の実施の形態を図13〜図
17に基づいて説明する。図13はこの発明の第3の実
施の形態の光学的情報読取装置を示す斜視図、図14は
第3の実施の形態の光学的情報読取装置を示す一部破断
側面図、図15は第3の実施の形態の先端カバーの着脱
の説明図である。
17に基づいて説明する。図13はこの発明の第3の実
施の形態の光学的情報読取装置を示す斜視図、図14は
第3の実施の形態の光学的情報読取装置を示す一部破断
側面図、図15は第3の実施の形態の先端カバーの着脱
の説明図である。
【0037】図13および図14に示すように、光学的
情報読取装置27は、読み取り開口部30を有するケー
ス28と、少なくとも1つ以上の照射面から照射される
光の一部を光学素子により反射させて光学的情報に投光
させ、かつ光の別の一部を直接光学的情報に投光させる
投光手段と、光学的情報からの反射光の光学素子を透過
した光を受光して結像する結像手段と、結像手段により
結像された光学的情報の画素情報を電気信号に変換する
イメージセンサ39とを備えている。この場合、外観
上、外装ケース28の前方部に、バーコード、2次元コ
ード等の光学的情報29を読み取るための読み取り開口
部30を有した先端ケース31を、外装ケース28の後
方部に、操作者が手で握るための把持部32を、外装ケ
ース28の後端に、光学的情報29からのデータをホス
トコンピュータに転送するためのケーブル33の取り出
し口を配置している。
情報読取装置27は、読み取り開口部30を有するケー
ス28と、少なくとも1つ以上の照射面から照射される
光の一部を光学素子により反射させて光学的情報に投光
させ、かつ光の別の一部を直接光学的情報に投光させる
投光手段と、光学的情報からの反射光の光学素子を透過
した光を受光して結像する結像手段と、結像手段により
結像された光学的情報の画素情報を電気信号に変換する
イメージセンサ39とを備えている。この場合、外観
上、外装ケース28の前方部に、バーコード、2次元コ
ード等の光学的情報29を読み取るための読み取り開口
部30を有した先端ケース31を、外装ケース28の後
方部に、操作者が手で握るための把持部32を、外装ケ
ース28の後端に、光学的情報29からのデータをホス
トコンピュータに転送するためのケーブル33の取り出
し口を配置している。
【0038】外装ケース28の内部には、光学的情報2
9に光を照射する投光手段として、照明光の光源である
複数の発光ダイオード34,35と、発光ダイオード3
4、35からの光を拡散させる拡散体36と、拡散体3
6からの光の一部を反射させる光学素子であるハーフミ
ラー37と、光学的情報29からの反射光のハーフミラ
ー37を透過した光を結像する結像手段としてのレンズ
38と、レンズ38の結像位置に配置して2次元的に配
列した受光素子を持ち結像された光学的情報29の画像
情報を電気信号に変換するイメージセンサ39と、イメ
ージセンサ39と電気的に接続し、画像情報を変換した
電気信号に対し信号処理を行い、ケーブル33を介して
信号処理したデータをホストコンピュータに転送する回
路基板40とが組み込まれている。
9に光を照射する投光手段として、照明光の光源である
複数の発光ダイオード34,35と、発光ダイオード3
4、35からの光を拡散させる拡散体36と、拡散体3
6からの光の一部を反射させる光学素子であるハーフミ
ラー37と、光学的情報29からの反射光のハーフミラ
ー37を透過した光を結像する結像手段としてのレンズ
38と、レンズ38の結像位置に配置して2次元的に配
列した受光素子を持ち結像された光学的情報29の画像
情報を電気信号に変換するイメージセンサ39と、イメ
ージセンサ39と電気的に接続し、画像情報を変換した
電気信号に対し信号処理を行い、ケーブル33を介して
信号処理したデータをホストコンピュータに転送する回
路基板40とが組み込まれている。
【0039】発光ダイオード35と拡散体36とハーフ
ミラー37は、先端カバー31に取り付けられている。
図15に示すように先端カバー31の孔41を外装ケー
ス28の凸部42から外し、発光ダイオード35に対す
る電源ケーブルの中継コネクタ43を外すことより、先
端カバー31は外装ケース28から取り外すことができ
る。
ミラー37は、先端カバー31に取り付けられている。
図15に示すように先端カバー31の孔41を外装ケー
ス28の凸部42から外し、発光ダイオード35に対す
る電源ケーブルの中継コネクタ43を外すことより、先
端カバー31は外装ケース28から取り外すことができ
る。
【0040】また、結像手段の光軸に対して光学的情報
がマーキングされた読み取り面が略垂直となり、投光手
段は、読み取り面に対して全反射する光が結像手段の読
み取り視野の少なくとも中央部全域を照明するように照
射面となる拡散体36、ハーフミラー37を配置した。
がマーキングされた読み取り面が略垂直となり、投光手
段は、読み取り面に対して全反射する光が結像手段の読
み取り視野の少なくとも中央部全域を照明するように照
射面となる拡散体36、ハーフミラー37を配置した。
【0041】このような構成において作用を説明する。
図16は第3の実施の形態の光学的情報読取装置の読み
取り視野と全反射領域の説明図、図17は第3の実施の
形態の投光手段の切り替えの説明図である。
図16は第3の実施の形態の光学的情報読取装置の読み
取り視野と全反射領域の説明図、図17は第3の実施の
形態の投光手段の切り替えの説明図である。
【0042】図14に示すように、ガラス基板44の平
滑な表面をレーザービームで粗くすることによりダイレ
クトマーキングした光学的情報29に対して、ガラス基
板44がレンズ38の光軸Gと略垂直になるように、開
口部30を対向させると、発光ダイオード34、35か
らの光は拡散体36の全面で拡散され、その一部は、ハ
ーフミラー37により反射して、また別の一部は拡散体
36から出て直接光学的情報29がマーキングされたガ
ラス基板44に投光される。ガラス基板44からの反射
した光は、ハーフミラー37を透過してレンズ38によ
りイメージセンサ39上に図16に示すように画像とし
て結像される。拡散体36の全面から出てハーフミラー
37により反射して、または、拡散体36から直接出
て、レンズ38に対してガラス基板44の平滑な表面で
全反射する光Hは、レンズ38の視野Iの中央部全域で
極めて明るく結像し、視野Iの中央に置かれた光学的情
報29はレーザービームで表面が粗くなっているため乱
反射して暗く結像する。結像した画像は、イメージセン
サ39の2次元的に配列した受光素子が電気信号に変換
し、イメージセンサ39と電気的に接続した回路基板4
0が画像情報を変換した電気信号に対し信号処理を行
い、ケーブル33を介して信号処理したデータをホスト
コンピュータに転送する。
滑な表面をレーザービームで粗くすることによりダイレ
クトマーキングした光学的情報29に対して、ガラス基
板44がレンズ38の光軸Gと略垂直になるように、開
口部30を対向させると、発光ダイオード34、35か
らの光は拡散体36の全面で拡散され、その一部は、ハ
ーフミラー37により反射して、また別の一部は拡散体
36から出て直接光学的情報29がマーキングされたガ
ラス基板44に投光される。ガラス基板44からの反射
した光は、ハーフミラー37を透過してレンズ38によ
りイメージセンサ39上に図16に示すように画像とし
て結像される。拡散体36の全面から出てハーフミラー
37により反射して、または、拡散体36から直接出
て、レンズ38に対してガラス基板44の平滑な表面で
全反射する光Hは、レンズ38の視野Iの中央部全域で
極めて明るく結像し、視野Iの中央に置かれた光学的情
報29はレーザービームで表面が粗くなっているため乱
反射して暗く結像する。結像した画像は、イメージセン
サ39の2次元的に配列した受光素子が電気信号に変換
し、イメージセンサ39と電気的に接続した回路基板4
0が画像情報を変換した電気信号に対し信号処理を行
い、ケーブル33を介して信号処理したデータをホスト
コンピュータに転送する。
【0043】全反射する光の一部は、拡散体36からの
直接出た光であるため、ハーフミラー37の面積を小さ
くすることができ、投光部を小さくすることができる。
直接出た光であるため、ハーフミラー37の面積を小さ
くすることができ、投光部を小さくすることができる。
【0044】また、先端ケース31と先端ケース31に
取り付けられている発光ダイオード35と拡散体36と
ハーフミラー37を外装ケース28から取り外し、図1
7に示すように、別の先端ケース45と無色透明の板で
ある防塵窓46を外装ケース28に取り付けると、投光
は発光ダイオード34から直接投光することになり、表
面で乱反射しやすい普通紙などに印刷された光学的情報
に対しては、照明範囲が広く、ハーフミラー37による
光の損失のないことから優れる。このように、光学的情
報のマーキングの方法とマーキングされるメデイアの違
いにより、先端ケース31と先端ケース45の交換によ
り投光方法を切り換えることができる。このように、表
面で乱反射しやすい普通紙などに印刷された光学的情報
に対しては、発光ダイオードから直接投光することによ
り、照明範囲が広く、光学素子による光の損失のなくす
る等、光学的情報のマーキングの方法とマーキングされ
るメデイアの違いにより投光手段を選択できる。その他
の構成効果は第2の実施の形態と同様である。
取り付けられている発光ダイオード35と拡散体36と
ハーフミラー37を外装ケース28から取り外し、図1
7に示すように、別の先端ケース45と無色透明の板で
ある防塵窓46を外装ケース28に取り付けると、投光
は発光ダイオード34から直接投光することになり、表
面で乱反射しやすい普通紙などに印刷された光学的情報
に対しては、照明範囲が広く、ハーフミラー37による
光の損失のないことから優れる。このように、光学的情
報のマーキングの方法とマーキングされるメデイアの違
いにより、先端ケース31と先端ケース45の交換によ
り投光方法を切り換えることができる。このように、表
面で乱反射しやすい普通紙などに印刷された光学的情報
に対しては、発光ダイオードから直接投光することによ
り、照明範囲が広く、光学素子による光の損失のなくす
る等、光学的情報のマーキングの方法とマーキングされ
るメデイアの違いにより投光手段を選択できる。その他
の構成効果は第2の実施の形態と同様である。
【0045】尚、先端ケース31の開口部30の内壁
は、黒く、微小な凹凸を施し、内壁で照明光が反射する
ことを極力おさえることで、光学的情報29の乱反射光
が増えること抑え、画像のコントラストを良くさせるこ
とができる。これは第1および第2の実施の形態に同様
に適用してもよい。
は、黒く、微小な凹凸を施し、内壁で照明光が反射する
ことを極力おさえることで、光学的情報29の乱反射光
が増えること抑え、画像のコントラストを良くさせるこ
とができる。これは第1および第2の実施の形態に同様
に適用してもよい。
【0046】また、ハーフミラー37は、反射率を透過
率より高くして、拡散体36の全面から出てハーフミラ
ー37により反射してガラス基板44に投光する光と、
拡散体36から直接出てガラス基板44に投光する光の
強さの差を抑え、画像のむらをなくすことができる。
率より高くして、拡散体36の全面から出てハーフミラ
ー37により反射してガラス基板44に投光する光と、
拡散体36から直接出てガラス基板44に投光する光の
強さの差を抑え、画像のむらをなくすことができる。
【0047】なお、本発明の第1の実施の形態によれ
ば、投光手段は、結像手段の合焦位置近傍で光学的情報
がマーキングされた読み取り面に対して全反射する光が
結像手段の読み取り視野の少なくとも中央部全域を照明
するように照射面を配置したので、結像手段の最も解像
度の良くなる合焦位置近傍で、ガラス基板等の読み取り
面にマーキングされた光学的情報に対して、投光手段に
より照明光を投光すると、少なくとも結像手段の視野の
中央部において、マーキング処理されていない読み取り
面は全反射し、結像手段に入射する反射光は極めて強
く、マーキング処理された面は粗いため乱反射し、結像
手段に入射する反射光は弱くなる。そのため、イメージ
センサには、マーキング処理されていない読み取り面は
明るく、マーキング処理された面は暗いコントラストの
良い画像が結像される。
ば、投光手段は、結像手段の合焦位置近傍で光学的情報
がマーキングされた読み取り面に対して全反射する光が
結像手段の読み取り視野の少なくとも中央部全域を照明
するように照射面を配置したので、結像手段の最も解像
度の良くなる合焦位置近傍で、ガラス基板等の読み取り
面にマーキングされた光学的情報に対して、投光手段に
より照明光を投光すると、少なくとも結像手段の視野の
中央部において、マーキング処理されていない読み取り
面は全反射し、結像手段に入射する反射光は極めて強
く、マーキング処理された面は粗いため乱反射し、結像
手段に入射する反射光は弱くなる。そのため、イメージ
センサには、マーキング処理されていない読み取り面は
明るく、マーキング処理された面は暗いコントラストの
良い画像が結像される。
【0048】なお、本発明の第2の実施の形態によれ
ば、結像手段の光軸に対して略垂直に光学的情報がマー
キングされた読み取り面が位置し、投光手段は、読み取
り面に対して全反射する光が結像手段の読み取り視野の
少なくとも中央部全域を照明するように照射面を配置し
たので、投光された照明光は、結像手段の光軸に対して
垂直位置にある、ガラス基板等の読み取り面にマーキン
グされた光学的情報に対して、投光手段により照明光を
投光すると、少なくとも結像手段の視野の中央部におい
てマーキング処理されていないすべての読み取り面は全
反射し、結像手段に入射する反射光は極めて強く、マー
キング処理された面は粗いため乱反射し、結像手段に入
射する反射光は弱くなる。そのため、イメージセンサに
は、マーキング処理されていない読み取り面は明るく、
マーキング処理された面は暗いコントラストの良い画像
が結像される。また、読み取り面が結像手段の光軸に略
垂直である時、結像手段と読み取り面の距離によらず常
に読み取り視野の中央部全体が全反射することにより読
み取り可能な領域を大きくすることができる。
ば、結像手段の光軸に対して略垂直に光学的情報がマー
キングされた読み取り面が位置し、投光手段は、読み取
り面に対して全反射する光が結像手段の読み取り視野の
少なくとも中央部全域を照明するように照射面を配置し
たので、投光された照明光は、結像手段の光軸に対して
垂直位置にある、ガラス基板等の読み取り面にマーキン
グされた光学的情報に対して、投光手段により照明光を
投光すると、少なくとも結像手段の視野の中央部におい
てマーキング処理されていないすべての読み取り面は全
反射し、結像手段に入射する反射光は極めて強く、マー
キング処理された面は粗いため乱反射し、結像手段に入
射する反射光は弱くなる。そのため、イメージセンサに
は、マーキング処理されていない読み取り面は明るく、
マーキング処理された面は暗いコントラストの良い画像
が結像される。また、読み取り面が結像手段の光軸に略
垂直である時、結像手段と読み取り面の距離によらず常
に読み取り視野の中央部全体が全反射することにより読
み取り可能な領域を大きくすることができる。
【0049】なお、本発明の第3の実施の形態によれ
ば、結像手段の光軸に対して略垂直に光学的情報がマー
キングされた読み取り面が位置し、投光手段は、読み取
り面に対して全反射する光が結像手段の読み取り視野の
少なくとも中央部全域を照明するように照射面を配置し
たので、第2の実施の形態と同様の作用効果が得られ
る。この場合、全反射する光の一部は、投光手段からの
直接出た光であるため学素子の面積を小さくすることが
できる。
ば、結像手段の光軸に対して略垂直に光学的情報がマー
キングされた読み取り面が位置し、投光手段は、読み取
り面に対して全反射する光が結像手段の読み取り視野の
少なくとも中央部全域を照明するように照射面を配置し
たので、第2の実施の形態と同様の作用効果が得られ
る。この場合、全反射する光の一部は、投光手段からの
直接出た光であるため学素子の面積を小さくすることが
できる。
【0050】なお、本発明の実施の形態によれば、投光
手段の照射面は、フィルムで面状にパッケージされた蛍
光体粉末に電気を印加して発光するので、面を発光源と
することで、空間効率を上げ、装置をより小型にするこ
とができる。
手段の照射面は、フィルムで面状にパッケージされた蛍
光体粉末に電気を印加して発光するので、面を発光源と
することで、空間効率を上げ、装置をより小型にするこ
とができる。
【0051】なお、本発明の実施の形態によれば、投光
手段の照射面に光を拡散させる拡散体を配置し、拡散体
と光学素子は、読み取り開口部を有した先端ケースに取
付けられたので、先端ケースを着脱して投光方法を切り
替えることができる。このため、光学的情報のマーキン
グの方法とマーキングされるメディアの違いにより投光
手段を選択できる。
手段の照射面に光を拡散させる拡散体を配置し、拡散体
と光学素子は、読み取り開口部を有した先端ケースに取
付けられたので、先端ケースを着脱して投光方法を切り
替えることができる。このため、光学的情報のマーキン
グの方法とマーキングされるメディアの違いにより投光
手段を選択できる。
【0052】なお、本発明の実施の形態によれば、光学
素子の反射率は透過率より大きいので、拡散体の全面か
ら出て光学素子により反射して投光する光と、拡散体か
ら出て直接投光する光の強さの差を抑え、画像のむらを
なくすことができる。
素子の反射率は透過率より大きいので、拡散体の全面か
ら出て光学素子により反射して投光する光と、拡散体か
ら出て直接投光する光の強さの差を抑え、画像のむらを
なくすことができる。
【0053】なお、本発明の実施の形態によれば、読み
取り開口部の内面で光の反射を抑える手段を有したの
で、光学的情報の乱反射光が増えることを抑え、画像の
コントラストを向上させることができる。
取り開口部の内面で光の反射を抑える手段を有したの
で、光学的情報の乱反射光が増えることを抑え、画像の
コントラストを向上させることができる。
【0054】なお、本発明の実施の形態によれば、少な
くとも1つ以上の照射面から照射される光を光学的情報
に投光させる投光手段と、前記光学的情報からの反射光
を受光して結像する結像手段と、前記結像手段により結
像された前記光学的情報の画像情報を取り込むイメージ
センサとを備え、前記結像手段の光軸が前記光学的情報
を有する読み取り面に対して斜めになるように配置さ
れ、前記投光手段は前記結像手段の合焦点位置近傍で光
学的情報を有する読み取り面に対して全反射する光が前
記結像手段の読み取り面上の視野の少なくとも中央部全
域を照明し、かつ、前記投光手段の照射面は前記結像手
段の視野の外縁に配置することにより、読み取り面にむ
らなく投光でき、結像手段は読み取り面からの強い反射
光を入射することができ、また、ハーフミラーを使用し
ないため、ハーフミラーによる照射光や反射光の損失は
ない。
くとも1つ以上の照射面から照射される光を光学的情報
に投光させる投光手段と、前記光学的情報からの反射光
を受光して結像する結像手段と、前記結像手段により結
像された前記光学的情報の画像情報を取り込むイメージ
センサとを備え、前記結像手段の光軸が前記光学的情報
を有する読み取り面に対して斜めになるように配置さ
れ、前記投光手段は前記結像手段の合焦点位置近傍で光
学的情報を有する読み取り面に対して全反射する光が前
記結像手段の読み取り面上の視野の少なくとも中央部全
域を照明し、かつ、前記投光手段の照射面は前記結像手
段の視野の外縁に配置することにより、読み取り面にむ
らなく投光でき、結像手段は読み取り面からの強い反射
光を入射することができ、また、ハーフミラーを使用し
ないため、ハーフミラーによる照射光や反射光の損失は
ない。
【0055】
【発明の効果】この発明によれば、結像手段の合焦点近
傍で光学的情報が読み取り面に対して結像手段の読み取
り視野の少なくとも中央部全域を全反射させるように投
光するので、読み取り面をむらなく投光でき、結像手段
は読み取り面からの強い反射光を入射することができ
る。
傍で光学的情報が読み取り面に対して結像手段の読み取
り視野の少なくとも中央部全域を全反射させるように投
光するので、読み取り面をむらなく投光でき、結像手段
は読み取り面からの強い反射光を入射することができ
る。
【図1】この発明の第1の実施の形態の光学的情報読取
装置を示す一部破断側面図である。
装置を示す一部破断側面図である。
【図2】第1の実施の形態の光学的情報読取装置を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】第1の実施の形態の光学的情報読取装置の読み
取り視野と全反射領域の説明図である。
取り視野と全反射領域の説明図である。
【図4】第1の実施の形態の光学的情報読取装置を傾け
た時の読み取り状態を示す説明図である。
た時の読み取り状態を示す説明図である。
【図5】第1の実施の形態の光学的情報読取装置の読み
取り視野と全反射領域の説明図である。
取り視野と全反射領域の説明図である。
【図6】第1の実施の形態の光学的情報読取装置の読み
取り視野と全反射領域の説明図である。
取り視野と全反射領域の説明図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態の光学的情報読取
装置を示す斜視図である。
装置を示す斜視図である。
【図8】第2の実施の形態の光学的情報読取装置を示す
一部破断側面図である。
一部破断側面図である。
【図9】第2の実施の形態の光学的情報読取装置の読み
取り視野と全反射領域の説明図である。
取り視野と全反射領域の説明図である。
【図10】第2の実施の形態の光学的情報読取装置を浮
上させた時の読み取り状態を示す説明図である。
上させた時の読み取り状態を示す説明図である。
【図11】第2の実施の形態の変形例に用いる面光源の
一形態を示す斜視図である。
一形態を示す斜視図である。
【図12】第2の実施の形態の変形例の光学的情報読取
装置を示す一部破断斜視図である。
装置を示す一部破断斜視図である。
【図13】この発明の第3の実施の形態の光学的情報読
取装置を示す斜視図である。
取装置を示す斜視図である。
【図14】第3の実施の形態の光学的情報読取装置を示
す一部破断側面図である。
す一部破断側面図である。
【図15】第3の実施の形態の先端カバーの着脱の説明
図である。
図である。
【図16】第3の実施の形態の光学的情報読取装置の読
み取り視野と全反射領域の説明図である。
み取り視野と全反射領域の説明図である。
【図17】第3の実施の形態の投光手段の切り替えの説
明図である。
明図である。
【図18】従来例の説明図である。
【図19】従来例の照明光源の配置を示す説明図であ
る。
る。
【図20】従来例のガラス表面で全反射した照明光源の
像を示す説明図である。
像を示す説明図である。
7,20,34,35 発光ダイオード
8,22,36 拡散体
9,23,38 レンズ
22,37 ハーフミラー
10,24,38 イメージセンサ
11,25,40 回路基坂
A 合焦位置
B,E,H 全反射する光
C,F,I レンズの視野
D,G 光軸
フロントページの続き
(72)発明者 小林 圭一
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 5B047 AA30 CA19
5B072 CC21 CC24 DD02 DD21 KK03
LL07 LL11 LL18
5C072 AA01 BA04 CA05 CA09 DA02
DA05 DA16 DA21 EA04 PA08
VA07
Claims (8)
- 【請求項1】 少なくとも1つ以上の照射面から照射さ
れる光を光学的情報に投光させる投光手段と、前記光学
的情報からの反射光を受光して結像する結像手段と、前
記結像手段により結像された前記光学的情報の画素情報
を取り込むイメージセンサとを備え、前記投光手段は、
前記結像手段の合焦位置近傍で光学的情報を有する読み
取り面に全反射する光が前記結像手段の読み取り視野の
少なくとも中央部全域を照明するように前記照射面を配
置したことを特徴とする光学的情報読取装置。 - 【請求項2】 少なくとも1つ以上の照射面から照射さ
れる光を光学的情報に投光させる投光手段と、前記光学
的情報からの反射光を受光して結像する結像手段と、前
記結像手段により結像された前記光学的情報の画像情報
を取り込むイメージセンサとを備え、前記結像手段の光
軸が前記光学的情報を有する読み取り面に対して斜めに
なるように配置され、前記投光手段は前記結像手段の合
焦点位置近傍で光学的情報を有する読み取り面に対して
全反射する光が前記結像手段の読み取り面上の視野の少
なくとも中央部全域を照明し、かつ、前記投光手段の照
射面は前記結像手段の視野の外縁に配置されたことを特
徴とする光学的情報読取装置。 - 【請求項3】 少なくとも1つ以上の照射面から照射さ
れる光を光学素子により一部反射させて光学的情報に投
光させる投光手段と、前記光学的情報からの反射光の前
記光学素子を透過した光を受光して結像する結像手段
と、前記結像手段により結像された前記光学的情報の画
素情報を取り込むイメージセンサとを備え、前記結像手
段の光軸に対して光学的情報を有する読み取り面が略垂
直となり、前記投光手段は、前記読み取り面に対して全
反射する光が前記結像手段の読み取り視野の少なくとも
中央部全域を照明するように前記照射面を配置したこと
を特徴とする光学的情報読取装置。 - 【請求項4】 少なくとも1つ以上の照射面から照射さ
れる光の一部を光学素子により反射させて光学的情報に
投光させ、かつ前記光の別の一部を直接前記光学的情報
に投光させる投光手段と、前記光学的情報からの反射光
の前記光学素子を透過した光を受光して結像する結像手
段と、前記結像手段により結像された前記光学的情報の
画素情報を電気信号に変換するイメージセンサとを備
え、前記結像手段の光軸に対して光学的情報を有する読
み取り面が略垂直となり、前記投光手段は、前記読み取
り面に対して全反射する光が前記結像手段の読み取り視
野の少なくとも中央部全域を照明するように前記照射面
を配置したことを特徴とする光学的情報読取装置。 - 【請求項5】 投光手段の照射面は、フィルムで面状に
パッケージされた蛍光体粉末に電気を印加して発光する
請求項1,3または4記載の光学的情報読取装置。 - 【請求項6】 投光手段の照射面に光を拡散させる拡散
体を配置し、拡散体と光学素子は、読み取り開口部を有
した先端ケースに取付けられた請求項4記載の光学的情
報読取装置。 - 【請求項7】 光学素子の反射率は透過率より大きい請
求項6記載の光学的情報読取装置。 - 【請求項8】 光学的情報を読み取るための読み取り開
口部を有するケースを備え、前記読み取り開口部の内面
で光の反射を抑える手段を有した請求項1,3または4
記載の光学的情報読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002166727A JP2003076980A (ja) | 2002-06-07 | 2002-06-07 | 光学的情報読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002166727A JP2003076980A (ja) | 2002-06-07 | 2002-06-07 | 光学的情報読取装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000116109A Division JP3597751B2 (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | 光学的情報読取方法および読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003076980A true JP2003076980A (ja) | 2003-03-14 |
Family
ID=19195051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002166727A Pending JP2003076980A (ja) | 2002-06-07 | 2002-06-07 | 光学的情報読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003076980A (ja) |
-
2002
- 2002-06-07 JP JP2002166727A patent/JP2003076980A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050322 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050412 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050906 |