JP2003076714A - 情報価値を用いたデータ処理システム - Google Patents

情報価値を用いたデータ処理システム

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JP2003076714A
JP2003076714A JP2002178035A JP2002178035A JP2003076714A JP 2003076714 A JP2003076714 A JP 2003076714A JP 2002178035 A JP2002178035 A JP 2002178035A JP 2002178035 A JP2002178035 A JP 2002178035A JP 2003076714 A JP2003076714 A JP 2003076714A
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Kunihiro Maeda
邦宏 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数のユーザーの、変動する趣味・嗜好・関
心等を捉えた、データの検索や閲覧に利用可能なシステ
ムおよびそのインターフェースを提供する。 【解決手段】 インターネット等に接続されて備えられ
るサーバーシステムにおいて、様々な情報を探索可能に
するために、ユーザーからの関心度に基づき情報価値を
集計し集積するためのデータ処理システムであって、ユ
ーザーがユーザー情報を識別するための情報を前記の記
憶手段に登録するユーザー情報記憶手段と、ユーザーが
任意の情報に対する情報価値データを入力して記憶させ
る情報価値登録手段と、記憶された情報価値データの変
動を、ユーザーの関与や時間軸等に従い計測して更新す
る時間軸更新手段や他ユーザー更新手段と、変動する前
記の情報価値データを記憶する情報価値記憶手段とを備
え、情報価値データを登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
に接続されて備えられるサーバーシステムにおいて、コ
ンピュータネットワークに接続された記憶手段に記憶さ
れる様々な情報を探索可能にするために、ユーザーから
の関心度に基づき情報価値を集計し集積するためのデー
タ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット等を用いた情報の
取得手段としては、検索エンジンやディレクトリサービ
スが知られている。これらは自動的にキーワード等によ
りWEB上の情報から検索を行う形態や、WEB際とを
評価してカテゴリー等の別に分類した形態などが知られ
ている。また、WEBサイトを閲覧するユーザーが情報
を評価してランキングを行ったりする場所を提供するサ
ービスなども知られている。
【0003】このような分野の技術としては、例えば、
特開平11−265388「情報検索支援方法、システ
ムおよび情報検索支援プログラムを記録した記録媒体」
においては、未だ自らの要求を明確化していないユーザ
が迅速に自分の気に入るホームページURLを明確化で
きるようにするための技術が開示されている。
【0004】また、特開平10−320414「トレン
ドホームページ探索方式」においては、ネットワークで
の不必要なトラフィックを回避しながら現在関心が寄せ
られているホームページを自動的に探索しうるトレンド
ホームページ探索方式を提供するための技術が開示され
ている。この発明は、あるサイトとその関連するホーム
ページを提供しているサイトへのユーザのアクセス情報
を用いて、サイトの特性をサイト特性判定器で分析し、
個々のホームページに対する関心の度合いを表す関心度
を関心度計算器で計算し、関連するホームページのサイ
トへ移動するかどうかを決定して、ネットワークでの不
必要なトラフィックを回避しながら現在関心が寄せられ
ているをホームページを自動的に探索するものである。
【0005】あるいは、特開2001−75972「ユ
ーザグループ動的生成方法及び装置、並びにユーザグル
ープ動的生成プログラムを記録した記録媒体」において
は、インターネットなどで情報提供者の提供する情報に
興味を持つ可能性のあるユーザグループを動的に生成す
るための技術が開示されている。この発明は、情報提供
者が入力したキーワード群に対して、各ユーザのユーザ
プロファイルを対応させ、情報提供者の提供する情報に
興味を持つユーザグループを選択する手段、前記選択さ
れたユーザグループを第1グループとし該第1グループ
に対して、各ユーザのユーザプロファイルを対応させ
て、前記第1グループと類似した興味を持つユーザグル
ープを選択し、さらに、該選択されたユーザグループ及
び前記第1グループと類似度の高いユーザグループを選
択して、第2グループとする手段、前記第1グループお
よび第2グループから、多数のユーザが持っている興味
を抽出して知識体系として登録する手段を設ける、とい
うものである。
【0006】上記したように、情報の検索等を行う場合
に、ユーザーの関心度などをも考慮した技術の開発が試
みられてはいるものの、従来の検索エンジンやカテゴリ
ー分けされた情報は、本来ハイパーリンクというヒエラ
ルキーや、サービス提供者側による人為的なデータ登録
とは関係の内、縦横無尽なつながりを実現することを理
想としたインターネットの魅力を削いでしまう恐れがあ
る。ここでは、人間個人の一人一人が持つ多面的な側面
を捉え、垂直的(分野別)にも水平的(分野を縦断)に
も情報を検索できる関係性重視の趣味・嗜好・関心等を
捉えた、データの検索や閲覧に利用可能なデータベース
を実現することはできなかった。また、個人個人の趣味
・嗜好・関心等は、時間に従い薄れたり、増加したり、
変動をするものであり、これらを捉えることも従来はで
きていなかった。
【0007】そこで上記課題を解決し、本発明において
は、なるべく多くのユーザーから関心事(キーワードや
コメント等)を集め、時間に従い変動する個人個人の趣
味・嗜好・関心等を共有可能にするデータベースをオン
ライン上に構築し、ユーザーに検索エンジンでもディレ
クトリサービスでもない新しい情報取得のためのデータ
処理システムを提供することを目的とする。これによ
り、オンライン上で自分と他人との関心事を共有し、そ
の違いや共通点を見つけ、さらに新しい情報や価値観と
の出会いを見つけ、さらに時間と共に変動したり新しい
関心事が発見できたりするようないわば「関心空間」を
共有できる。さらに、構築された本発明のシステムを、
オンラインショッピングの販売者や、広告提供者などが
利用することにより、上記の「関心空間」を用いて情報
を閲覧したユーザーが、情報をたどって見つけた商品を
購入したり、広告を閲覧したり、これらの情報に対する
評価やコメントを記入したりといった様々な展開が可能
なシステムを構築することをも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明においては、インターネット
等に接続されて備えられるサーバーシステムにおいて、
コンピュータネットワークに接続された記憶手段に記憶
される様々な情報を探索可能にするために、ユーザーか
らの関心度に基づき情報価値を集計し集積するためのデ
ータ処理システムであって、ユーザーがユーザー情報を
識別するための情報を前記の記憶手段に登録するユーザ
ー情報記憶手段と、ユーザーが任意の情報に対する情報
価値データを入力して記憶させる情報価値登録手段と、
記憶された前記の情報価値データを、他のユーザーによ
る情報価値データの付加、他のユーザーによるコメント
の記入、情報価値データの登録、ハイパーリンクの設
定、他のユーザーによるその他の関与、のいずれかを計
測して変動させ、情報価値データを更新する他ユーザー
更新手段と、変動する前記の情報価値データを記憶する
情報価値記憶手段とが備えられ、前記のサーバーシステ
ムにアクセスするユーザーからの要求に応答して、前記
の記憶手段に記憶される情報価値データを含むデータへ
のアクセスを可能にする、情報価値を用いたデータ処理
システムであることを特徴としている。
【0009】また、上記課題を解決するため、請求項2
に記載の発明においては、インターネット等に接続され
て備えられるサーバーシステムにおいて、コンピュータ
ネットワークに接続された記憶手段に記憶される様々な
情報を探索可能にするために、ユーザーからの関心度に
基づき情報価値を集計し集積するためのデータ処理シス
テムであって、ユーザーがユーザー情報を識別するため
の情報を前記の記憶手段に登録するユーザー情報記憶手
段と、ユーザーが任意の情報に対する情報価値データを
入力して記憶させる情報価値登録手段と、前記の記憶さ
れた情報価値データの変動を、時間軸に従い計測して、
前記で記憶された情報価値データを更新する時間軸更新
手段と、記憶された前記の情報価値データを、他のユー
ザーによる情報価値データの付加、他のユーザーによる
コメントの記入、情報価値データの登録、ハイパーリン
クの設定、他のユーザーによるその他の関与、のいずれ
かを計測して変動させ、情報価値データを更新する他ユ
ーザー更新手段と、変動する前記の情報価値データを記
憶する情報価値記憶手段とが備えられ、前記のサーバー
システムにアクセスするユーザーからの要求に応答し
て、前記の記憶手段に記憶される情報価値データを含む
データへのアクセスを可能にする、情報価値を用いたデ
ータ処理システムであることを特徴としている。
【0010】また、上記課題を解決するため、請求項3
に記載の発明においては、請求項1または2に記載の発
明において、前記の記憶された情報価値データの変動
を、時間軸に従い計測して、前記で記憶された情報価値
を更新する時間軸更新手段は、ユーザーが入力して記憶
させた任意の情報価値データを、所定の時間ごとに、情
報価値データを算出するための所定の数値又は係数を用
いて減少させる処理を行い、情報価値データの更新を行
う、情報価値を用いたデータ処理システムであることを
特徴としている。
【0011】また、上記課題を解決するため、請求項4
に記載の発明においては、請求項1〜3に記載の発明に
おいて、前記の記憶手段には、情報価値を登録するユー
ザーごとに、ユーザー情報及び情報価値データを記憶す
るためのユーザー記憶領域とが設けられ、前記のサーバ
ーシステムにアクセスするユーザーからの要求に応答し
て、前記のユーザー記憶領域に記憶された情報価値デー
タ、及び情報価値データ登録の対象となった情報へのリ
ンク情報を含む、前記の情報価値を登録したユーザーご
とのWEBページを、アクセスしたユーザー端末に送信
して表示可能にする、情報価値を用いたデータ処理シス
テムであることを特徴としている。
【0012】また、上記課題を解決するため、請求項5
に記載の発明においては、請求項1〜4に記載の発明に
おいて、ユーザーが任意の情報に対する情報価値データ
を入力して記憶させる情報価値登録処理と、前記の記憶
された情報価値データの変動を、他のユーザーによる情
報価値データの付加を計測して、情報価値データを更新
する他ユーザー更新手段によるデータの更新処理は、前
記の記憶手段に記憶される、登録されたユーザー情報ご
との情報価値データを示すエイリアス情報を用いて登録
し、エイリアス情報に対する他のユーザーの関与に応じ
て数値を加算する処理を行い、情報価値データの更新を
行うものである、情報価値を用いたデータ処理システム
であることを特徴としている。
【0013】また、上記課題を解決するため、請求項6
に記載の発明においては、請求項5に記載の発明におい
て、前記のエイリアス情報に対する他のユーザーの関与
に応じて数値を加算する処理は、他のユーザーが、情報
価値データ、及び情報価値データ登録の対象となった情
報へのリンク情報を含む前記のWEBページを閲覧した
際に、情報価値データ登録の対象となった情報へのコメ
ントの記入、リンク情報のリンク先の参照、リンク情報
のリンク先のブックマーク登録、閲覧した他のユーザー
自身のユーザー記憶領域への、当該情報に対する情報価
値データの登録、の内のいずれかの関与に応じて数値を
加算する処理である、情報価値を用いたデータ処理シス
テムであることを特徴としている。
【0014】また、上記課題を解決するため、請求項7
に記載の発明においては、請求項5又は6に記載の発明
において、前記の情報価値データ、及び情報価値データ
登録の対象となった情報へのリンク情報を含む前記のW
EBページには、情報価値データ登録の対象となった情
報への他のユーザーが記入したコメント、当該情報に対
する情報価値データの登録をした他のユーザーのユーザ
ー記憶領域に記憶された情報を含むWEBページへのハ
イパーリンク情報、の内のいずれかが含まれて表示さ
れ、複数のユーザーが登録した情報を含むユーザーごと
に設けられるWEBページ間をリンク情報に従い移動可
能にされた、情報価値を用いたデータ処理システムであ
ることを特徴としている。
【0015】また、上記課題を解決するため、請求項8
に記載の発明においては、請求項1〜7に記載の情報価
値を用いたデータ処理システムにおいて、前記の情報価
値データ、及び情報価値データ登録の対象となった情報
へのリンク情報を含む前記のWEBページには、情報価
値データ登録の対象となった情報への他のユーザーが記
入したコメント、当該情報に対する情報価値データの登
録をした他のユーザーのユーザー記憶領域に記憶された
情報を含むWEBページへのハイパーリンク情報、の内
のいずれかが含まれて表示され、他のユーザーによるコ
メントの記入、情報価値データの登録、ハイパーリンク
の設定、他のユーザーによるその他の関与により、ユー
ザーごとに設けられるWEBページに含まれる情報が変
動可能にされた、情報価値を用いたデータ処理システム
であることを特徴としている。
【0016】また、上記課題を解決するため、請求項9
に記載の発明においては、請求項1〜8に記載の発明に
おいて、前記のシステムにはさらに、ユーザーによる情
報価値データの登録、他のユーザーによるコメントの記
入、情報価値データの登録、ハイパーリンクの設定、他
のユーザーによるその他の関与を記録するログデータ集
計手段が備えられた、情報価値を用いたデータ処理シス
テムであることを特徴としている。
【0017】また、上記課題を解決するため、請求項1
0に記載の発明においては、請求項1〜9に記載の発明
において、前記のシステムにはさらに、ユーザー情報記
憶手段に記憶されるユーザー情報、ユーザーを識別する
ユーザー情報に関連して記憶されるユーザー属性、情報
価値データの登録の対象となる情報、のいずれかをキー
ワードとして情報の検索、閲覧、または集計を行うデー
タ閲覧手段が備えられた、情報価値を用いたデータ処理
システムであることを特徴としている。
【0018】また、上記課題を解決するため、請求項1
1に記載の発明においては、インターネット等に接続さ
れて備えられ、コンピュータネットワークに接続された
記憶手段に記憶される様々な情報を探索可能にするため
に、ユーザーからの関心度に基づき情報価値を集計し集
積するためのデータ処理システムを備えた、請求項1〜
10のいずれかに記載のサーバーシステムと、前記の情
報価値データを登録するユーザー、及び登録された情報
価値データ、及び情報価値データ登録の対象となった情
報へのリンク情報を含むWEBページを閲覧するユーザ
ーが、インターネット等を介して前記のサーバーシステ
ムにアクセスするためのユーザー端末とから構成され
た、情報価値を用いたデータ処理システムであることを
特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。本発明のデータ処理システム
は、インターネット等に接続されて備えられるサーバー
システムにおいて、コンピュータネットワークに接続さ
れた記憶手段に記憶される様々な情報を探索可能にする
ために、ユーザーからの関心度に基づき情報価値を集計
し集積するためのシステムである。図1は、本発明のシ
ステムの基本的な構成を示すシステム構成図である。図
1において、符号1はコンピュータ端末や、携帯電話な
どの携帯情報端末などのユーザー端末を示し、2はイン
ターネットに代表されるコンピュータネットワークを、
3はサーバーシステムを示す。ここでコンピュータネッ
トワークには、インターネットをはじめとして、専用線
により接続されたネットワーク形態や、企業内LAN、
企業間LAN、WANなどの形態を広く含む。またここ
で用いられる通信回線の形態には、有線通信、無線通信
の形態を広く含み、衛星通信や、Bluetoothな
どを用いた形態を含む。
【0020】本発明に用いられるサーバーシステム3
は、通常は、アプリケーションサーバー、データベース
サーバー、認証サーバー、WEBサーバー、その他必要
に応じメールサーバー、その他の各種装置により構成さ
れるが、必ずしもこのような携帯には限定されない。。
これらの各サーバーは、物理的に同一の装置に設けられ
る形態や、物理的に複数の装置からなる形態、あるいは
ネットワークを介して接続される物理的に複数の装置か
らなる形態などを含み、機能的に同様の機能が実現され
るならば、様々な形態を含む。本発明のサーバーシステ
ム3には、記憶手段、制御手段、入力手段、出力手段、
表示手段などが備えられて構成される。記憶手段は、デ
ータベースサーバーなどに備えられるハードディスクな
どの記憶装置である。記憶装置には、オペレーションシ
ステム(OS)や各種アプリケーションプログラムのほ
か、後述する様々なデータが記憶される。またWEB上
に表示されるWEBページであるコンテンツデータファ
イルなどが記憶される。制御手段は、オペレーションシ
ステム(OS)や各種アプリケーションプログラム等を
用いてCPUなどを動作させ、システム制御を行い、ま
たユーザー端末との間でデータの送受信を制御する。
【0021】図2は、サーバーシステム3の基本的な構
成を示すブロック図である。図2において、符号10は
WEBページ記憶手段、11はユーザー情報記憶手段、
12は情報価値記憶手段を示す。また14はデータ送受
信手段、15は制御手段、16は情報価値登録手段、1
7は時間軸更新手段、18は他ユーザー更新手段を示
す。また図示しないが、時間軸に従い情報価値を変動す
る際に用いられる計時手段を備えることができる。
【0022】本発明のデータ処理システムは、ユーザー
がユーザー情報を識別するための情報を前記の記憶手段
に登録するユーザー情報記憶手段を備えている。ユーザ
ー情報記憶手段は、インターネット等2を介してサーバ
ーシステム3にアクセスした利用者が、WEBページに
設けられた入力フォームにユーザーに関する情報を入力
し送信するなどのデータ送信を行うことにより、ユーザ
ー情報をユーザー情報記憶手段11に記憶させ、ユーザ
ー登録を行うための記憶手段である。記憶されるユーザ
ー情報としては、ユーザーの氏名、電子メールアドレス
や、年齢、性別などのユーザーの属性情報や、ユーザー
登録を行った際に必要に応じ発行されるユーザーIDや
パスワード、ユーザー登録を行った際に、WEBページ
記憶手段に記憶されるユーザーごとのWEBページが記
憶される所在を示すデータ(サーバー側から見ればディ
レクトリ構造などであり、ユーザー端末側から見ればそ
のURL等)などである。
【0023】次に、本発明のデータ処理システムは、変
動する前記の情報価値データを記憶する情報価値記憶手
段12を備えている。情報価値記憶手段12は、インタ
ーネット等2を介してサーバーシステム3にアクセスし
たユーザー登録済の利用者が、ユーザーごとに設けられ
るWEBページ上の入力用インターフェースを用いるな
どして、任意の情報に対する情報仮データを入力し送信
するなどのデータ送信を行うことにより、情報価値デー
タを情報価値記憶手段12に記憶させ、情報価値データ
の登録を行うための記憶手段である。情報価値記憶手段
12に記憶される情報価値データの内容については後述
する。
【0024】次に、本発明のデータ処理システムは、ユ
ーザーが任意の情報に対する情報価値データを入力して
記憶させる情報価値登録手段16を備えている。情報価
値登録手段16は、インターネット等2を介してサーバ
ーシステム3にアクセスした利用者が、WEBページに
設けられた入力フォームにユーザーに関する情報を入力
し送信するなどのデータ送信を行うことにより、情報価
値データを情報価値記憶手段12に記憶させるための記
憶手段である。請求項5に記載の発明においては、ユー
ザーが任意の情報に対する情報価値データを入力して記
憶させる情報価値登録処理と、記憶された前記の情報価
値データを、他のユーザーによる情報価値データの付
加、他のユーザーによるコメントの記入、情報価値デー
タの登録、ハイパーリンクの設定、他のユーザーによる
その他の関与、のいずれかを計測して変動させ、情報価
値データを更新する他ユーザー更新手段によるデータの
更新処理は、下記のような特徴を備える。すなわち、前
記の記憶手段に記憶される、登録されたユーザー情報ご
との情報価値データを示すエイリアス情報を用いて登録
し、エイリアス情報に対する他のユーザーの関与に応じ
て数値を加算する処理を行い、情報価値データの更新を
行うことを特徴とする。図3、図4、及び図5に、エイ
リアス情報を用いて、ユーザーが任意の情報に対する情
報価値データを入力して記憶させる情報価値登録処理
と、前記の記憶された情報価値データの変動を、他のユ
ーザーによる情報価値データの付加を計測して、情報価
値データを更新する他ユーザー更新手段によるデータの
更新処理を行う、ユーザーごとに設けられるWEBペー
ジ上の入力用インターフェースを示す。
【0025】また、本発明のデータ処理システムは、請
求項2に記載したように、記憶された前記の情報価値デ
ータの変動を、時間軸に従い計測して、前記で記憶され
た情報価値データを更新する時間軸更新手段を備えるこ
とができる。時間軸更新手段を備えた場合には、時間の
経過に従い情報価値を変動させることができる。前記の
記憶された情報価値データの変動を、時間軸に従い計測
して、前記で記憶された情報価値を更新する時間軸更新
手段は、ユーザーが入力して記憶させた任意の情報価値
データを、所定の時間ごとに、情報価値データを算出す
るための所定の数値又は係数を用いて減少させる処理を
行い、情報価値データの更新を行うことを特徴とする。
ここで、所定の時間ごとに情報価値データの更新を行う
処理は、情報価値データが登録された時点から、サーバ
ーシステムの計時手段が時間を計測して行うことでもよ
いが、あるいは毎日所定時刻にすべての登録済の情報価
値データを更新するような一律の処理であってもよい。
また1日ごとに更新したり、1週間ごとに更新したり、
所定の時間は様々に設定可能である。情報価値データを
算出するための所定の数値は、例えば所定時間ごとに、
一定数値のデータを、情報価値データから減算する処理
や、あるいは所定時間ごとに、情報価値データに所定の
係数を乗算したりその他の関数を用いて算出処理とする
ことができる。このための所定の数値や所定の係数は、
あらかじめサーバーシステム3において設定されるが、
設定の方法はこれらの数値や係数のデータを記憶してお
くか、あるいは処理を行うプログラム中に記述しておく
方法をとることができる。図6において、時間軸更新手
段により更新される情報価値データの変動例を示す。ま
た図7は、情報価値データの数値の変動を示す。
【0026】また、本発明のデータ処理システムは、記
憶された前記の情報価値データを、他のユーザーによる
情報価値データの付加、他のユーザーによるコメントの
記入、情報価値データの登録、ハイパーリンクの設定、
他のユーザーによるその他の関与、のいずれかを計測し
て変動させ、情報価値データを更新する他ユーザー更新
手段を備えている。前記のエイリアス情報に対する他の
ユーザーの関与に応じて数値を加算する処理は、他のユ
ーザーが、情報価値データ、及び情報価値データ登録の
対象となった情報へのリンク情報を含む前記のWEBペ
ージを閲覧して、情報価値データ登録の対象となった情
報へのコメントの記入、リンク情報のリンク先の参照、
リンク情報のリンク先のブックマーク登録、閲覧した他
のユーザー自身のユーザー記憶領域への、当該情報に対
する情報価値データの登録、の内のいずれかの関与に応
じて数値を加算する処理である。
【0027】以下、図面を参照して本発明のデータ処理
システムの基本的な処理の流れについて説明する。図
8、及び図9は、本発明のシステムを用いて、ユーザー
端末が備える表示手段に表示されるWEBページの一例
を示し、のサーバーシステムにアクセスするユーザーか
らの要求に応答して、前記の記憶手段に記憶される情報
価値データを含むデータへのアクセスが可能になってい
る。また、図10から図15は、本発明の基本的な処理
の流れの一例を示すフローチャートである。
【0028】初めに、ユーザー端末1からサーバーシス
テム2にアクセスして、ユーザー登録を行う処理の流れ
について説明する。図10を参照して説明するが、まず
ユーザー端末からインターネット等に接続し(S10
0)、接続が確立して(S101)、本発明のシステム
を提供するWEBサイトのURLの入力等により(S1
02)、サーバーシステム3にアクセスする(S10
3)。メニュー画面等のHTMLファイルなどのWEB
ページをユーザー端末に送信し、ユーザー端末が備える
表示手段に表示される(S104)。ユーザー端末にお
いて、ユーザー登録処理を選択すると(S105)、ユ
ーザー情報入力フォームなどの入力画面等のWEBペー
ジが表示される(S106)。ユーザー端末において
は、ユーザーの氏名、電子メールアドレスなどの前記し
たユーザー情報を入力し、送信ボタンを押すなどする
と、入力されたデータはサーバーシステム3に送信され
(S107)、サーバーシステムにおいて受信される
(S108)。
【0029】サーバーシステム3においては、データ送
受信手段14、制御手段15によりデータが受信され、
受信したデータに含まれるユーザー情報をユーザー情報
記憶手段11に記憶する(S109)。また、登録した
ユーザーごとに設けられるユーザー用WEBページの設
定が行われ(S110)、必要に応じユーザーID等の
発行される(S111)。ユーザー用WEBページの所
在を示すURLや、ユーザーIDなどのデータと友に、
ユーザー登録完了を示すデータが、サーバーシステム3
からユーザー端末にWEBページあるいは電子メールな
どのデータ形式により送信され(S112)、ユーザー
端末において受信されることにより(S100)、ユー
ザー登録処理が完了する。以後、ユーザーはユーザーI
Dを入力したり、指定されたURLを入力することによ
り自分用のWEBページを閲覧したり、情報価値データ
を登録したりすることができる。なお、ユーザーは他の
ユーザー用のWEBページを閲覧したり、他のユーザー
が登録した情報を検索・閲覧したりすることができる
が、これについては後述する。
【0030】次に、情報価値データの登録処理について
図11及び図12を用いて説明する。初めに、ユーザー
登録済のユーザーは、ユーザー端末1からインターネッ
ト等に接続し(S200)、接続が確立して(S20
1)、前記のユーザー登録により設定されたユーザー用
URLの入力等を行い(S202)、サーバーシステム
3にアクセスする(S203)。ユーザー用WEBペー
ジがユーザー端末に送信され、ユーザー端末において表
示される(S204)。ユーザー用のWEBページの一
例を図8及び図9に示すが、図8においては登録された
情報価値データのキーワード、カテゴリー、更新日時、
情報価値データの数値等の情報が表示されると共に、登
録された情報に対するコメント等の入力を選択すること
ができるようにされている。
【0031】また図9においては、図9左側には様々な
登録済の情報が表示され、表示された情報中に記述され
ているリンク情報をクリック等して元の情報の所在する
別のWEBページを閲覧したり、キーワード等により登
録済の情報を検索したりすることができるようにされて
いる。また図9の右側において、登録済の情報のコメン
トを記入したり、コメントや、新規の情報を記入して登
録可能にしたりするメニューを選択する一例を示す。ま
た他のユーザーから自分の登録した情報に対するハイパ
ーリンクが設定されているか否かの確認や、リンク先の
他のユーザーのWEBページを閲覧するメニュー、他の
ユーザーが自分の登録した情報に対して記入したコメン
ト等の閲覧メニューなどを選択可能にすることができ
る。なお図8及び図9に示す例は一例であって、この他
にも様々な構成をとることができる。
【0032】前記の情報価値データ、及び情報価値デー
タ登録の対象となった情報へのリンク情報を含む前記の
WEBページには、情報価値データ登録の対象となった
情報への他のユーザーが記入したコメント、当該情報に
対する情報価値データの登録をした他のユーザーのユー
ザー記憶領域に記憶された情報を含むWEBページへの
ハイパーリンク情報、の内のいずれかが含まれて表示さ
れる。請求項8に記載したように、情報価値を用いたデ
ータ処理システムにおいて、他のユーザーによるコメン
トの記入、情報価値データの登録、ハイパーリンクの設
定、他のユーザーによるその他の関与により、ユーザー
ごとに設けられるWEBページに含まれる情報が変動可
能にされたインターフェースを備えるようにすれば、ウ
ェブ上の仮想の空間において、ユーザー同士の関心や関
与、ハイパーリンクなどによる繋がりにより、ユーザー
ごとに設けられたWEBページが変動されるものとな
る。他のユーザーが情報同士をハイパーリンクにより結
びつけたり、コメントを記入したりする関与によって、
情報価値を登録したユーザー自身による関与以外の要素
によっても、繋がり重視のインターフェイスでユーザー
間のコミュニケーションを活性化しさせることができ
る。ユーザー自身が登録したキーワードを起点にしなが
らも、そのカテゴリーや時間を超えて繋がりが広がって
いくために、コミュニティが自然と活性化し、たとえば
商品や店舗、サービスを利用するユーザー同士が自発的
かつ相互の啓発で情報が連鎖してゆくようにすることが
できる。
【0033】また、請求項9に記載したように、前記の
システムにはさらに、ユーザーによる情報価値データの
登録、他のユーザーによるコメントの記入、情報価値デ
ータの登録、ハイパーリンクの設定、他のユーザーによ
るその他の関与を記録するログデータ集計手段が備える
ことができる。また、請求項10に記載したように、ユ
ーザー情報記憶手段に記憶されるユーザー情報、ユーザ
ーを識別するユーザー情報に関連して記憶されるユーザ
ー属性、情報価値データの登録の対象となる情報、のい
ずれかをキーワードとして情報の検索、閲覧、または集
計を行うデータ閲覧手段が備えることができる。
【0034】このようにすれば、本発明のシステムをマ
ーケティングツール等として活用し、データマイニング
などに利用することができる。ユーザー動向や統計デー
タを元に定性調査や定量調査だけでなく、複数の商品の
関連性を抽出したり、時系列に統計を出すなど新しい手
法でマーケティングデータを取得するために、ログデー
タ集計手段やデータ閲覧手段を利用して、データの検索
・抽出・閲覧・集計などを行う。たとえば、一例として
は、定期刊行物を出版する雑誌編集部が、定期購読者や
一般読者向けに編集者やライターなどと情報交換できる
コミュニティを形成し、雑誌の読者にとっては編集スタ
ッフや著名なライターとコミュニケーションの機会が得
られる上、自ら情報提供をすることで自己表現の場を得
ることができる。一方、編集部はユーザー動向を元にマ
ーケティングをすることが可能なうえに、雑誌に広告掲
載している商品のオンライン販売や販売促進を行うこと
ができる。あるいは、本発明のシステムをマーケティン
グ会社のモニター会員に利用してもらい、マーケティン
グ会社は法人顧客のニーズに合わせ、ターゲットの検
索、データマイニングを行い、報告データを作成したり
することもできる。
【0035】次に、ユーザー端末において検索情報価値
入力処理を選択し(S205)、情報価値データの入力
画面等のWEBページを表示させる(S206)。一例
としては、エイリアス情報等のユーザーインターフェー
スを含むWEBページが表示されるが(S207)、こ
れは一例としては図3に示すような表示であり、ユーザ
ー自身を示すアイコン表示などがされている。図3に示
す画面表示は、情報価値を二次元空間上に模式的に示す
インターフェースであって、図4においては、情報価値
データの数値の大きさが、ユーザーから放射状に示され
る点(情報点という)の大きさ及び点とユーザーを示す
アイコンとを結ぶ線により示されている。また放射状に
示される線の方向は、キーワードやジャンル、カテゴリ
ー等を示すようにすることができる。
【0036】なお、図3及び図4に示す情報価値を二次
元空間上に模式的に示す表示は、ユーザー端末の表示画
面に表示させてもよいが、サーバーシステム2の情報価
値記憶手段において記憶させデータ管理をする形態であ
ってもよい。さらに、図4及び図5に示すように、他の
ユーザー登録済のユーザーが、情報価値データ及び情報
価値データ登録の対象となった情報へのリンク情報を含
む前記のWEBページを閲覧して、情報価値データ登録
の対象となった情報へのコメントの記入、リンク情報の
リンク先の参照、リンク情報のリンク先のブックマーク
登録、閲覧した他のユーザー自身のユーザー記憶領域へ
の、当該情報に対する情報価値データの登録、等の関与
をした場合には、他のユーザーから自分の情報点へのリ
ンク等の付加や、情報価値データの変動(数値の増加)
を表すことになる。また、登録済の情報のジャンル、キ
ーワード等に応じ前記の模式図は3次元上にあらわすこ
となどもできる。
【0037】次に、情報価値データの対象となる情報、
例えばユーザーが関心のある商品名、人物名、サービス
名、映画や音楽等のタイトル、アーティスト名、スポー
ツ選手名などの人名、地名、その他の情報を入力し(S
208)、情報価値データの対象となる情報のジャン
ル、キーワード、参照先URL等を入力する(S20
9)。これら登録を行う情報のデータが所在するWEB
ページの参照先URLを入力すれば、作成され更新され
るユーザー用WEBページ中に、参照先URLへのリン
ク情報が記述される。次に、さらに別の情報を入力する
場合には(S210)、S208に戻って同様に処理を
繰り返し、情報の入力が済むと、送信ボタンを押すなど
して、入力されたデータがサーバーシステムに送信され
(S211)、サーバーシステム3において受信される
(S212)。
【0038】サーバーシステム3においては、情報価値
データの対象となる情報、情報のジャンル、キーワー
ド、参照先URL等を、情報価値記憶手段12に記憶し
(S213)、また情報価値の大きさを示す数値である
情報価値データを記憶する(S214)。なお、情報価
値の大きさを示す数値である情報価値データは、一律に
あらかじめ例えば「100」のように設定しておくこと
もできる。次に、時間軸更新手段により情報価値の更新
を行う際に、情報の登録された時点から経過時間を計測
する場合には、計時手段を参照し(S215)、日時デ
ータを取得して(S216)、情報価値データの登録日
時等を情報価値記憶手段12に記憶する(S217)。
次に、記憶された情報価値データを抽出し、これらのデ
ータを含むユーザー用HTMLファイル等を生成し(S
218)、生成され更新されたWEBページをユーザー
端末に送信することにより(S219)、ユーザー端末
において情報登録後の更新された情報を含むWEBペー
ジが表示される(S220)。
【0039】次に、図13を用いて、記憶された情報価
値データの変動を、時間軸に従い計測する場合におい
て、前記で記憶された情報価値を時間軸更新手段17に
より更新する処理について説明する。時間軸更新手段1
7が所定時間ごと等において計時手段を参照し(S22
1)、所定時間が経過したか否かを判定する(S22
2)。所定時間が経過したか否かは、情報の登録された
時点から経過時間を計測する場合には、情報価値記憶手
段12に記憶された情報価値データの登録日時等を参照
して照合を行う。また一定日時(例えば毎日所定時刻)
ごとに一律にすべての情報価値データの更新を行うよう
な場合には、所定時刻になったか否かを判定する。判定
の結果、所定時間が経過した場合には(S222)、所
定の数値又は係数を参照し(S223)、情報価値デー
タの数値から所定の数値の減算を行い、あるいは所定の
係数の乗算を行うことにより、情報価値データを更新す
る(S224)。このように、時間軸に従い記憶された
情報価値データは更新されるので、ユーザー端末からユ
ーザーが情報価値データを閲覧する場合には、常に更新
された最新の情報価値データが抽出され、これらのデー
タを含むユーザー用HTMLファイル等を生成されて、
更新されたWEBページをユーザー端末に送信すること
により最新のデータを閲覧することができる。
【0040】次に、他ユーザー更新手段により、前記の
記憶された情報価値データの変動を、他のユーザーによ
る情報価値データの付加を計測して、情報価値データを
更新する処理について、図14及び図15を用いて説明
する。図14及び図15においては、他のユーザー端末
(すなわち情報を登録したユーザーとは別のユーザー)
からアクセスして処理が行われる流れを示している。初
めに、ユーザー端末1からインターネット等に接続し
(S300)、接続が確立して(S301)、ユーザー
用URLの入力等を行い(S302)、サーバーシステ
ム3にアクセスする(S303)。ユーザー用画面等の
WEBページをユーザー端末1に送信し、ユーザー端末
が備える表示画面等に表示される(S304)。ここ
で、他のユーザーのWEBページのデータを参照しない
場合には(S305)、閲覧、検索、メニュー画面に戻
る等の処理を選択することができる。
【0041】他のユーザーのWEBページのデータを参
照する場合には(S305)、検索・閲覧等の処理を選
択する(S306)。ここでは他のユーザー名、キーワ
ードジャンルやカテゴリー等により、他のユーザーが登
録した情報を検索・抽出したりすることができ、抽出さ
れたデータから選択又は指定を行うことにより、他のユ
ーザーのWEBページがユーザー端末1に送信され表示
される(S307)。図9に示されるような他のユーザ
ーが情報を登録したWEBページなどである。ユーザー
はこれらの情報を閲覧したりすることができ、コメント
の記入、リンク先情報の参照等の関与をすることができ
る(S308)。他のユーザーが登録した情報への関与
の内容は、例えば、情報価値データ登録の対象となった
情報へのコメントの記入、リンク情報のリンク先の参
照、リンク情報のリンク先のブックマーク登録、閲覧し
たユーザー自身の情報価値記憶手段内のユーザー記憶領
域への、当該情報に対する情報価値データの登録、など
である。
【0042】ユーザー端末1において、コメントの記入
等の関与を行い(S309)、データがサーバーシステ
ム3に送信され(S310)、送信されたデータはサー
バーシステム3において受信され(S311)、コメン
トの記入等があればこれらのデータはサーバーシステム
3の情報価値記憶手段12等に記憶される(S31
2)。また、どの種類の関与をしたかを他ユーザー更新
手段が判定し(S313)、判定された関与の内容(例
えばコメントの記入)に応じて、情報価値データを更新
するための所定の数値又は係数を参照し(S314)、
該当する情報価値データを更新する(S315)。例え
ば情報のリンク参照先を閲覧すれば数値が20増加し、
また情報に対するコメントを記入すれば数値が30増加
する、あるいは増加させる数値をユーザーが入力する、
などの形態を採用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
人間個人の一人一人が持つ多面的な側面を捉え、垂直的
(分野別)にも水平的(分野を縦断)にも情報を検索で
きる関係性重視の趣味・嗜好・関心等を捉えた、データ
の検索や閲覧に利用可能なデータベースを実現し、さら
に個人個人の趣味・嗜好・関心等は、時間に従い薄れた
り、増加したりといった変動を反映させることができ
る。ユーザーは、ユーザーが自分の有するコンテクスト
と他人のコンテクストとをつなげ、自分の関心のある情
報を起点にして、新しい情報を見つけることができる。
またコミュニティを運営する側も、それらのコンテクス
トが自立的に集積し、連鎖することで、人・モノ・場所
や情報の意外な接点を見つけることが可能になる。ま
た、本発明によれば、なるべく多くのユーザーから関心
事(キーワードやコメント等)を集め、ユーザーの関与
や時間に従い変動する個人個人の趣味・嗜好・関心等を
共有可能にするデータベースをオンライン上に構築し、
ユーザーに検索エンジンでもディレクトリサービスでも
ない新しい情報取得のためのデータ処理システムを提供
し、オンライン上で自分と他人との関心事を共有し、そ
の違いや共通点を見つけ、さらに新しい情報や価値観と
の出会いを見つけ、さらに時間と共に変動したり新しい
関心事が発見できたりするようないわば「関心空間」を
共有可能なシステムを提供することができる。さらに、
構築された本発明のシステムを、オンラインショッピン
グの販売者や、広告提供者などが利用することにより、
上記の「関心空間」を用いて情報を閲覧したユーザー
が、情報をたどって見つけた商品を購入したり、広告を
閲覧したり、これらの情報に対する評価やコメントを記
入したりといった様々な展開が可能なシステムを構築す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムの基本的な構成を示すシステ
ム構成図である。
【図2】サーバーシステム3の基本的な構成を示すブロ
ック図である。
【図3】エイリアス情報を用いて、情報価値登録処理
と、データの更新処理を行う、ユーザーごとに設けられ
るWEBページ上の入力用インターフェースを示す図で
ある。
【図4】エイリアス情報を用いて、情報価値登録処理
と、データの更新処理を行う、ユーザーごとに設けられ
るWEBページ上の入力用インターフェースを示す図で
ある。
【図5】エイリアス情報を用いて、情報価値登録処理
と、データの更新処理を行う、ユーザーごとに設けられ
るWEBページ上の入力用インターフェースを示す図で
ある。
【図6】時間軸更新手段により更新される情報価値デー
タの変動例を示す図である。
【図7】情報価値データの数値の変動を示す図である。
【図8】本発明のシステムを用いて、ユーザー端末が備
える表示手段に表示されるWEBページの一例を示す図
である。
【図9】本発明のシステムを用いて、ユーザー端末が備
える表示手段に表示されるWEBページの一例を示す図
である。
【図10】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフ
ローチャートである。
【図11】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフ
ローチャートである。
【図12】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフ
ローチャートである。
【図13】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフ
ローチャートである。
【図14】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフ
ローチャートである。
【図15】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 ユーザー端末 2 インターネット等 3 サーバーシステム 10 WEBページ記憶手段 11 ユーザー情報記憶手段 12 情報価値記憶手段 14 データ送受信手段 15 制御手段 16 情報価値登録手段 17 時間軸更新手段 18 他ユーザー更新手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット等に接続されて備えられ
    るサーバーシステムにおいて、コンピュータネットワー
    クに接続された記憶手段に記憶される様々な情報を探索
    可能にするために、ユーザーからの関心度に基づき情報
    価値を集計し集積するためのデータ処理システムであっ
    て、ユーザーがユーザー情報を識別するための情報を前
    記の記憶手段に登録するユーザー情報記憶手段と、ユー
    ザーが任意の情報に対する情報価値データを入力して記
    憶させる情報価値登録手段と、記憶された前記の情報価
    値データを、他のユーザーによる情報価値データの付
    加、他のユーザーによるコメントの記入、情報価値デー
    タの登録、ハイパーリンクの設定、他のユーザーによる
    その他の関与、のいずれかを計測して変動させ、情報価
    値データを更新する他ユーザー更新手段と、変動する前
    記の情報価値データを記憶する情報価値記憶手段とが備
    えられ、前記のサーバーシステムにアクセスするユーザ
    ーからの要求に応答して、前記の記憶手段に記憶される
    情報価値データを含むデータへのアクセスを可能にする
    ことを特徴とする、情報価値を用いたデータ処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 インターネット等に接続されて備えられ
    るサーバーシステムにおいて、コンピュータネットワー
    クに接続された記憶手段に記憶される様々な情報を探索
    可能にするために、ユーザーからの関心度に基づき情報
    価値を集計し集積するためのデータ処理システムであっ
    て、ユーザーがユーザー情報を識別するための情報を前
    記の記憶手段に登録するユーザー情報記憶手段と、ユー
    ザーが任意の情報に対する情報価値データを入力して記
    憶させる情報価値登録手段と、前記の記憶された情報価
    値データの変動を、時間軸に従い計測して、前記で記憶
    された情報価値データを更新する時間軸更新手段と、記
    憶された前記の情報価値データを、他のユーザーによる
    情報価値データの付加、他のユーザーによるコメントの
    記入、情報価値データの登録、ハイパーリンクの設定、
    他のユーザーによるその他の関与、のいずれかを計測し
    て変動させ、情報価値データを更新する他ユーザー更新
    手段と、変動する前記の情報価値データを記憶する情報
    価値記憶手段とが備えられ、前記のサーバーシステムに
    アクセスするユーザーからの要求に応答して、前記の記
    憶手段に記憶される情報価値データを含むデータへのア
    クセスを可能にすることを特徴とする、情報価値を用い
    たデータ処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の発明におい
    て、前記の記憶された情報価値データの変動を、時間軸
    に従い計測して、前記で記憶された情報価値を更新する
    時間軸更新手段は、ユーザーが入力して記憶させた任意
    の情報価値データを、所定の時間ごとに、情報価値デー
    タを算出するための所定の数値又は係数を用いて減少さ
    せる処理を行い、情報価値データの更新を行うことを特
    徴とする、情報価値を用いたデータ処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載の発明において、前
    記の記憶手段には、情報価値を登録するユーザーごと
    に、ユーザー情報及び情報価値データを記憶するための
    ユーザー記憶領域とが設けられ、前記のサーバーシステ
    ムにアクセスするユーザーからの要求に応答して、前記
    のユーザー記憶領域に記憶された情報価値データ、及び
    情報価値データ登録の対象となった情報へのリンク情報
    を含む、前記の情報価値を登録したユーザーごとのWE
    Bページを、アクセスしたユーザー端末に送信して表示
    可能にすることを特徴とする、情報価値を用いたデータ
    処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4に記載の発明において、ユ
    ーザーが任意の情報に対する情報価値データを入力して
    記憶させる情報価値登録処理と、前記の記憶された情報
    価値データの変動を、他のユーザーによる情報価値デー
    タの付加を計測して、情報価値データを更新する他ユー
    ザー更新手段によるデータの更新処理は、前記の記憶手
    段に記憶される、登録されたユーザー情報ごとの情報価
    値データを示すエイリアス情報を用いて登録し、エイリ
    アス情報に対する他のユーザーの関与に応じて数値を加
    算する処理を行い、情報価値データの更新を行うもので
    あることを特徴とする、情報価値を用いたデータ処理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の発明において、前記の
    エイリアス情報に対する他のユーザーの関与に応じて数
    値を加算する処理は、他のユーザーが、情報価値デー
    タ、及び情報価値データ登録の対象となった情報へのリ
    ンク情報を含む前記のWEBページを閲覧した際に、情
    報価値データ登録の対象となった情報へのコメントの記
    入、リンク情報のリンク先の参照、リンク情報のリンク
    先のブックマーク登録、閲覧した他のユーザー自身のユ
    ーザー記憶領域への、当該情報に対する情報価値データ
    の登録、の内のいずれかの関与に応じて数値を加算する
    処理であることを特徴とする、情報価値を用いたデータ
    処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載の発明において、
    前記の情報価値データ、及び情報価値データ登録の対象
    となった情報へのリンク情報を含む前記のWEBページ
    には、情報価値データ登録の対象となった情報への他の
    ユーザーが記入したコメント、当該情報に対する情報価
    値データの登録をした他のユーザーのユーザー記憶領域
    に記憶された情報を含むWEBページへのハイパーリン
    ク情報、の内のいずれかが含まれて表示され、複数のユ
    ーザーが登録した情報を含むユーザーごとに設けられる
    WEBページ間をリンク情報に従い移動可能にされたこ
    とを特徴とする、情報価値を用いたデータ処理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7に記載の情報価値を用いた
    データ処理システムにおいて、前記の情報価値データ、
    及び情報価値データ登録の対象となった情報へのリンク
    情報を含む前記のWEBページには、情報価値データ登
    録の対象となった情報への他のユーザーが記入したコメ
    ント、当該情報に対する情報価値データの登録をした他
    のユーザーのユーザー記憶領域に記憶された情報を含む
    WEBページへのハイパーリンク情報、の内のいずれか
    が含まれて表示され、他のユーザーによるコメントの記
    入、情報価値データの登録、ハイパーリンクの設定、他
    のユーザーによるその他の関与により、ユーザーごとに
    設けられるWEBページに含まれる情報が変動可能にさ
    れたことを特徴とする、情報価値を用いたデータ処理シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8に記載の発明において、前
    記のシステムにはさらに、ユーザーによる情報価値デー
    タの登録、他のユーザーによるコメントの記入、情報価
    値データの登録、ハイパーリンクの設定、他のユーザー
    によるその他の関与を記録するログデータ集計手段が備
    えられたことを特徴とする、情報価値を用いたデータ処
    理システム。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9に記載の発明において、
    前記のシステムにはさらに、ユーザー情報記憶手段に記
    憶されるユーザー情報、ユーザーを識別するユーザー情
    報に関連して記憶されるユーザー属性、情報価値データ
    の登録の対象となる情報、のいずれかをキーワードとし
    て情報の検索、閲覧、または集計を行うデータ閲覧手段
    が備えられたことを特徴とする、情報価値を用いたデー
    タ処理システム。
  11. 【請求項11】 インターネット等に接続されて備えら
    れ、コンピュータネットワークに接続された記憶手段に
    記憶される様々な情報を探索可能にするために、ユーザ
    ーからの関心度に基づき情報価値を集計し集積するため
    のデータ処理システムを備えた、請求項1〜10のいず
    れかに記載のサーバーシステムと、前記の情報価値デー
    タを登録するユーザー、及び登録された情報価値デー
    タ、及び情報価値データ登録の対象となった情報へのリ
    ンク情報を含むWEBページを閲覧するユーザーが、イ
    ンターネット等を介して前記のサーバーシステムにアク
    セスするためのユーザー端末とから構成されたことを特
    徴とする、情報価値を用いたデータ処理システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7496752B2 (en) 2003-04-18 2009-02-24 Sony Computer Entertainment Inc. System and method for controlling communication using device ID

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