JP2003076694A - 画像検索装置及びその方法、プログラム - Google Patents

画像検索装置及びその方法、プログラム

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JP2003076694A
JP2003076694A JP2001269451A JP2001269451A JP2003076694A JP 2003076694 A JP2003076694 A JP 2003076694A JP 2001269451 A JP2001269451 A JP 2001269451A JP 2001269451 A JP2001269451 A JP 2001269451A JP 2003076694 A JP2003076694 A JP 2003076694A
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Mikiko Sugiyama
幹子 杉山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーワード検索をより効率的にかつ簡単に実
行することができる画像検索装置及びその方法、プログ
ラムを提供する。 【解決手段】 登録対象の画像データを入力し、入力し
た画像データに付与する付帯情報を入力する。その付帯
情報に対する意味分類情報を取得し、その意味分類情報
から付帯情報に含まれるキーワードが多義性を有するか
否かを判定する。その判定の結果、前記キーワードが多
義性を有する場合、記意味分類情報とその付帯情報に基
づいて、画像データを検索する。その検索結果に基づい
て、画像データの分類名を設定する。そして、設定され
た分類名に基づいて、前記付帯情報を所定画面上に表示
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像データ
とその付帯情報を管理し、その管理されている付帯情報
より所望の画像データを検索する画像検索装置及びその
方法、プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、写真をデジタル信号としてメモリ
カード等の記憶媒体に記憶する電子スチルカメラが提供
されている。これらの電子スチルカメラで撮影された写
真等の画像データは、従来の銀塩フィルムを用いたカメ
ラで撮影された写真と比べ、光メモリなどの可搬性メモ
リに記憶することにより物理的なスペースを必要とする
ことなく大量に保持することが可能になっている。
【0003】従来、このような大量に蓄積された画像デ
ータの中から所望とする画像データを検索する方法とし
て、画像データの個々にキーワードを付与し、操作者が
指定した検索条件と付与されたキーワードと比較し検索
を行う手法がある。以降、この手法を、キーワード検索
と呼ぶ。
【0004】このキーワード検索は、あらかじめ用意さ
れた入力フィールドに操作者が検索条件を入力する。検
索条件において、自然言語文での記述や論理演算子など
でキーワードを複数指定することも可能である。また、
キーワードを指定する方法として、操作者が先頭文字を
入力すると、その先頭文字と同じキーワードが画像デー
タベースより検索されリストから選択する方法も存在す
る。
【0005】また、キーワード検索の別の手法として、
あらかじめ意味毎に階層化したディレクトリ構造を持
ち、その階層化名をキーワードとし、これらの階層を提
示してキーワードを付与、もしくは分類させ検索する手
法が存在する。例えば、特開平7−129621号公報
等において、これらの手法についての提案がなされてい
る。
【0006】更に、キーワード検索として、画像データ
に付加したキーワードをn次元空間に配置し、検索条件
として指定された範囲(n次元空間における範囲)内の
キーワードを持つ画像データを検索する、つまり、検索
条件に指定されたキーワードのみならず画像データに付
与された他のキーワードとの関連性をも判断し画像デー
タの一致度を求め検索する手法(以降、類似内容検索と
呼ぶ)が存在する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像データ検索で、特に、キーワード検索では、所
望とする画像データに適切なキーワードを見出して検索
条件文において指定することが必要である。
【0008】例えば、蓄積された画像データに付与され
たキーワードをあらかじめ認知していれば簡単に検索を
することは可能であるが、認知していない場合、操作者
が適切なキーワードを思考錯誤しながら検索を行わなけ
ればならない。
【0009】また、階層化名によるキーワード検索で
は、操作者があらかじめ階層化を理解しておく必要があ
り、また、キーワードを付与する度に階層構造をたどら
なければならず面倒であった。
【0010】階層化名によるキーワード検索を行うため
のキーワードの階層化には、シソーラス辞書を用いて自
動的に分類する方法が考えられる。しかしながら、この
分類においては、キーワードに多義性がある場合、適切
なグループ化が行われない可能性がある。
【0011】本発明は、上記の問題点を改善するための
ものであり、本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、キーワード検索をより効率的にかつ簡単に実行
することができる画像検索装置及びその方法、プログラ
ムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による画像検索装置は以下の構成を備える。
即ち、複数の画像データとその付帯情報を管理し、その
管理されている付帯情報より所望の画像データを検索す
る画像検索装置であって、登録対象の画像データを入力
する画像入力手段と、前記画像入力手段によって入力し
た画像データに付与する付帯情報を入力する付帯情報入
力手段と、前記付帯情報に対する意味分類情報を取得す
る取得手段と、前記意味分類情報から前記付帯情報に含
まれるキーワードが多義性を有するか否かを判定する判
定手段と、前記判定手段による判定の結果、前記キーワ
ードが多義性を有する場合、前記意味分類情報とその付
帯情報に基づいて、画像データを検索する検索手段と、
前記検索手段の検索結果に基づいて、前記画像データの
分類名を設定する設定手段と、前記設定手段により設定
された分類名に基づいて、前記付帯情報を所定画面上に
表示制御する表示制御手段とを備える。
【0013】また、好ましくは、前記判定手段は、前記
意味分類情報において、第一階層を示す階層レベルが存
在するか否かを判定する。
【0014】また、好ましくは、前記検索手段は、前記
意味分類情報から第一階層が存在するごとに分類名を取
得し、その取得された分類名とその付帯情報に基づい
て、画像データを検索する。
【0015】また、好ましくは、前記設定手段は、前記
付帯情報に含まれるキーワードと、前記検索手段により
検索された画像データの付帯情報に含まれるキーワード
とが一致する場合、該付帯情報に対する意味分類情報か
ら取得される分類名を前記画像データの分類名に設定す
る。
【0016】また、好ましくは、前記表示制御手段は、
前記所定画面上に表示する付帯情報として、前記設定手
段で設定された分類名を表示する分類名表示部と、前記
分類名表示部で表示される分類名に対する分類内付帯情
報を表示する分類内付帯情報表示部とを有する。
【0017】上記の目的を達成するための本発明による
画像検索装置は以下の構成を備える。即ち、複数の画像
データとその付帯情報を管理し、その管理されている付
帯情報より所望の画像データを検索する画像検索装置で
あって、登録対象の画像データを入力する画像入力手段
と、前記画像入力手段によって入力した画像データに付
与する付帯情報を入力する付帯情報入力手段と、前記付
帯情報に対する補助情報を入力する補助情報入力手段
と、前記補助情報の第1分類情報を取得する取得手段
と、前記付帯情報に対する第2分類情報を設定する設定
手段と、前記第1あるいは第2分類情報に基づいて、前
記付帯情報を所定画面上に表示する表示制御手段と、前
記所定画面上の付帯情報に基づいて、画像データを検索
する検索手段とを備える。
【0018】また、好ましくは、前記取得手段は、補助
情報−意味分類情報テーブルより、前記補助情報に対す
る意味分類情報を取得する変換手段と、前記変換手段よ
り取得された意味分類情報より、前記第1分類情報の分
類名を取得する。
【0019】また、好ましくは、前記補助補助−意味分
類情報テーブルは、補助情報とその補助情報に対する意
味分類情報からなる。
【0020】また、好ましくは、前記取得手段は、前記
変換手段より取得された意味分類情報と前記付帯情報を
対応付けて登録シソーラス辞書に記憶する記憶手段とを
備える。
【0021】また、好ましくは、前記設定手段は、前記
登録シソーラス辞書から、前記付帯情報に対する意味分
類情報を検索する検索手段と、前記検索手段より検索さ
れた意味分類情報より取得される分類名を前記第2分類
情報として設定する。
【0022】また、好ましくは、前記設定手段は、前記
意味分類情報より分類名が取得されない場合、シソーラ
ス辞書から、前記付帯情報と一致する見出語を検索し、
その見出語に対する意味分類情報から取得される分類名
を前記第2分類情報として設定する。
【0023】上記の目的を達成するための本発明による
画像検索方法は以下の構成を備える。即ち、複数の画像
データとその付帯情報を管理し、その管理されている付
帯情報より所望の画像データを検索する画像検索方法で
あって、登録対象の画像データを入力する画像入力工程
と、前記画像入力工程によって入力した画像データに付
与する付帯情報を入力する付帯情報入力工程と、前記付
帯情報に対する意味分類情報を取得する取得工程と、前
記意味分類情報から前記付帯情報に含まれるキーワード
が多義性を有するか否かを判定する判定工程と、前記判
定工程による判定の結果、前記キーワードが多義性を有
する場合、前記意味分類情報とその付帯情報に基づい
て、画像データを検索する検索工程と、前記検索工程の
検索結果に基づいて、前記画像データの分類名を設定す
る設定工程と、前記設定工程により設定された分類名に
基づいて、前記付帯情報を所定画面上に表示制御する表
示制御工程とを備える。
【0024】上記の目的を達成するための本発明による
画像検索方法は以下の構成を備える。即ち、複数の画像
データとその付帯情報を管理し、その管理されている付
帯情報より所望の画像データを検索する画像検索方法で
あって、登録対象の画像データを入力する画像入力工程
と、前記画像入力工程によって入力した画像データに付
与する付帯情報を入力する付帯情報入力工程と、前記付
帯情報に対する補助情報を入力する補助情報入力工程
と、前記補助情報の第1分類情報を取得する取得工程
と、前記付帯情報に対する第2分類情報を設定する設定
工程と、前記第1あるいは第2分類情報に基づいて、前
記付帯情報を所定画面上に表示する表示制御工程と、前
記所定画面上の付帯情報に基づいて、画像データを検索
する検索工程とを備える。
【0025】上記の目的を達成するための本発明による
プログラムは以下の構成を備える。即ち、複数の画像デ
ータとその付帯情報を管理し、その管理されている付帯
情報より所望の画像データを検索する画像検索をコンピ
ュータに機能させるためのプログラムであって、登録対
象の画像データを入力する画像入力工程のプログラムコ
ードと、前記画像入力工程によって入力した画像データ
に付与する付帯情報を入力する付帯情報入力工程のプロ
グラムコードと、前記付帯情報に対する意味分類情報を
取得する取得工程のプログラムコードと、前記意味分類
情報から前記付帯情報に含まれるキーワードが多義性を
有するか否かを判定する判定工程のプログラムコード
と、前記判定工程による判定の結果、前記キーワードが
多義性を有する場合、前記意味分類情報とその付帯情報
に基づいて、画像データを検索する検索工程のプログラ
ムコードと、前記検索工程の検索結果に基づいて、前記
画像データの分類名を設定する設定工程のプログラムコ
ードと、前記設定工程により設定された分類名に基づい
て、前記付帯情報を所定画面上に表示制御する表示制御
工程のプログラムコードとを備える。
【0026】上記の目的を達成するための本発明による
プログラムは以下の構成を備える。即ち、複数の画像デ
ータとその付帯情報を管理し、その管理されている付帯
情報より所望の画像データを検索する画像検索をコンピ
ュータに機能させるためのプログラムであって、登録対
象の画像データを入力する画像入力工程のプログラムコ
ードと、前記画像入力工程によって入力した画像データ
に付与する付帯情報を入力する付帯情報入力工程のプロ
グラムコードと、前記付帯情報に対する補助情報を入力
する補助情報入力工程のプログラムコードと、前記補助
情報の第1分類情報を取得する取得工程のプログラムコ
ードと、前記付帯情報に対する第2分類情報を設定する
設定工程のプログラムコードと、前記第1あるいは第2
分類情報に基づいて、前記付帯情報を所定画面上に表示
する表示制御工程のプログラムコードと、前記所定画面
上の付帯情報に基づいて、画像データを検索する検索工
程のプログラムコードとを備える。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の実施形態を説明する。 <実施形態1>図1は実施形態1の画像検索装置の構成
例を示すブロック図である。
【0028】11は本画像検索装置である。12は本画
像検索装置11の制御の中心となるCPUである。13
は実施形態1の画像検索を行うためのプログラムを含む
各種プログラム及びデータテーブル等の各種データを保
存するROMである。14は各種プログラムを実行する
ための作業領域、データの一時退避領域として機能する
RAMである。15は本画像検索装置11の処理状況
や、キーワード等の各種データを入力するための検索画
面を含む各種操作画面を表示するための表示部である。
この表示部15は、例えば、CRTやLCDで構成され
る。
【0029】16は外部記憶装置及び外部入出力装置と
接続するための周辺コントローラ部である。17は画像
データを保存するための外部記憶装置である。18、1
9は画像データを生成するデジタルカメラ、デジタルビ
デオカメラである。操作者がデジタルカメラ18やデジ
タルビデオカメラ19で取得した画像データは、外部記
憶装置17やROM13に保持される。20はマウスや
キーボードなどの入力装置である。
【0030】図2は実施形態1の画像検索装置における
画像情報テーブルの構成例を示す図である。
【0031】この画像情報テーブルは、図1のROM1
3もしくは外部記憶装置17において保持されている。
画像情報テーブルは、操作者がデジタルカメラ18やデ
ジタルビデオカメラ19で取得した画像データファイル
名とその画像データを識別する画像IDから構成され
る。例えば、画像データファイル「000_0001.jpg」に
は、画像ID「001」が割り当てられている。
【0032】尚、図2では、画像IDとして、任意の数
値(連番)を用いたが、これに限定されず、画像データ
ファイル名が一意となる場合、画像データファイル名を
画像IDとして用いてもよい。
【0033】図3は実施形態1の画像検索装置における
キーワード情報テーブルの構成例を示す図である。
【0034】このキーワード情報テーブルは、図1のR
OM13もしくは外部記憶装置17において保持されて
いる。キーワード情報テーブルは、画像データを示す画
像IDとその画像データに付与されているキーワード及
びそのキーワードの重要度を示すキーワード重要度から
構成される。
【0035】実施形態1では、キーワードの重要度は、
画像の主題的な言葉の場合「3」を、その言葉で検索し
て表示された場合に満足である場合は「2」、重要では
ないが妥当なキーワードである場合は「1」が付与され
ている。
【0036】尚、重要度の基準は、これに限定されず、
画像に付与されたキーワードの重要度を示すものであれ
ば、どのようなものでも良い。
【0037】図3において、例えば、画像ID「00
1」には、キーワードが「花」、「赤い」、「公園」が
付与されており、それぞれのキーワードの重要度とし
て、「花=3」、「赤い=1」、「公園=1」が付与さ
れている。
【0038】図4は実施形態1の画像検索装置における
意味分類情報テーブルの構成例を示す図である。
【0039】この意味分類情報テーブルは、図1のRO
M13もしくは外部記憶装置17において保持されてい
る。意味分類情報テーブルは、画像データを示す画像I
Dとその画像データに付与されているキーワードと、そ
のキーワードの分類から構成される。
【0040】実施形態1では、意味分類情報テーブルと
キーワード情報テーブルを別テーブルとしたが、同じテ
ーブル上で構成されてもよい。
【0041】図5は実施形態1の画像検索装置における
シソーラス辞書の構成例を示す図である。
【0042】このシソーラス辞書は、図1のROM13
もしくは外部記憶装置17において保持されている。シ
ソーラス辞書は、単語表記を示す見出語と、その意味的
分類を示す意味分類と、品詞とから構成される。
【0043】図5において、例えば、見出語「公園」に
は、品詞が「名詞」、意味分類が「具体物:製造物:抽
象物:場所」となっている。この場合、「具体物(第一
階層)、製造物(第二階層)」と「抽象物(第一階
層)、場所(第二階層)」の2つの意味を持つこと(多
義性)を示す。また、見出語「赤い」には、品詞が「形
容詞」、意味分類はなしとなっている。
【0044】尚、実施形態1では、シソーラス辞書内に
おいて、品詞も構成要素となっているがこれとは別に単
語辞書として別に構成してもよい。
【0045】図6は実施形態1の画像検索装置における
キーワード分類情報テーブルの構成例を示す図である。
【0046】このキーワード分類情報テーブルは、図1
のROM13もしくは外部記憶装置17において保持さ
れている。キーワード分類情報テーブルは、分類内容を
示す分類名と、その分類に対応するキーワードと、その
キーワードにおける代表画像の画像IDと、蓄積された
画像データのキーワードにおけるそのキーワードの重要
度を加算した値であるレベルから構成される。このレベ
ルは、重要度が高くなおかつそのキーワードが多くの画
像に付与されている場合にレベルが高くなる。
【0047】図6において、例えば、キーワード「ワラ
ビー」は、分類名が「動物」、代表画像の画像IDが
「039」、レベルが「12」となっている。この代表
画像は、蓄積された画像データの中からキーワード「ワ
ラビー」が付与されている画像データの1つが選択され
る。また、キーワード「ワラビー」は、キーワード
「鳥」やキーワード「魚」よりも、重要度が高くなって
いる。
【0048】図7は実施形態1の画像検索装置における
検索画面の一実施形態を示す図である。
【0049】この検索画面600は、図1のCPU12
の制御により表示部15において表示される。
【0050】検索画面600は、画像データの分類名を
表示する分類名表示部61と、その分類に対応するキー
ワード数を表示するキーワード数表示部62と、その分
類に対応するキーワードを表示するキーワード表示部6
3と、そのキーワードに対する画像データ例(代表画
像)を表示する代表画像表示部64と、検索条件のキー
ワードを設定する検索条件設定部65と、検索の実行を
指示する検索実行指示部66から構成される。
【0051】尚、実施形態1では、キーワード表示部6
3は、チェックボックスで構成されているものとする。
しかし、この構成は、これに限定されず、ボタン等のキ
ーワードの指定の有無を判断できるものであれば、どの
ようなものでも良い。もしくは、入力装置20により選
択し、検索条件設定部65にドラック&ドロップするこ
とにより、そのキーワードが自動的に設定されても構わ
ない。また、代表画像表示部64においても、この代表
画像の選択の有無を判断できるもので構成されており、
実施形態1では、ボタン上に画像データが表示されるよ
うになっている。
【0052】図7において、例えば、画像データは、分
類名表示部61で、その分類名として、「動物」、「人
間」、「植物」、「場所」、「製造物」、「抽象物」に
分類されている。また、キーワード数表示部62では、
そのキーワード数として、「動物」が「50」、「人
間」が「100」、「植物」が「40」、「場所」が
「99」、「製造物」が「12」、「抽象物」が「5
0」となっている。また、キーワード表示部63では、
例えば、分類名が「動物」に対応する画像データに付与
されているキーワードとして、「魚」、「象」、「犬」
が存在している。また、各キーワードには、その隣の代
表画像表示部64で対応する代表画像が表示されてい
る。
【0053】図8は実施形態1の画像検索装置における
異表記同義語辞書の構成例を示す図である。
【0054】この異表記同義語辞書は、図1のROM1
3もしくは外部記憶装置17において保持されている。
異表記同義語辞書は、見出語と、その見出語にあてはま
る異表記もしくは同義語から構成される。例えば、見出
語「花」は、「フラワー」、「flower」、「お
花」などの異表記もしくは同義語が存在している。
【0055】図9は実施形態1の画像検索装置における
下位概念単語辞書の構成例を示す図である。
【0056】この下位概念単語辞書は、図1のROM1
3もしくは外部記憶装置17において保持されている。
下位概念単語辞書は、見出語と、その見出語に対応する
下位概念を示す単語及びその階層を示すレベルから構成
される。例えば、見出語「車」は、「ポルシェ」、「バ
イク」、「トラック」、「車輪」などの下位概念の単語
が存在しており、それぞれレベルとして「ポルシェ=
0.8」、「バイク=0.64」、「トラック=0.6
4」、「車輪=0.55」が付与されている。
【0057】そして、実施形態1では、画像データと、
図2〜図6、図8、図9で説明した各種情報をその画像
データの付帯情報とし、この付帯情報と画像データを対
応づけたデータベースを構築している。
【0058】次に、実施形態1の画像検索装置の画像検
索処理について説明する。
【0059】図10は実施形態1の画像検索装置におけ
るキーワード登録処理を示すフローチャートである。
【0060】まず、ステップS111において、新規登
録対象の画像データ及びそれに付与するキーワードの入
力が終了したか否かを判定する。入力が終了していない
場合、ステップS112に進み、入力装置20により既
に外部記憶装置17もしくはROM13に記憶されてい
る新規登録対象の画像データを、もしくはデジタルカメ
ラ18及びデジタルビデオ19で生成された新規登録対
象の画像データを周辺コントローラ16を経由して、取
得する。
【0061】次に、ステップS113において、ステッ
プS112で取得した画像データに付与するキーワード
を入力装置20より入力する。ステップS114におい
て、ステップS113で入力したキーワードの重要度を
入力する。実施形態1では、重要度を操作者により入力
装置20より入力することとしているが、キーワードの
入力順位により重要度を自動的に付与してもよい。尚、
これらキーワード及び重要度の入力は、不図示の登録画
面を用いて行う。
【0062】次に、ステップS115、ステップS11
6において、キーワードに対する意味分類及び品詞を図
5のシソーラス辞書を用いて取得する。次に、ステップ
S117において、その取得した意味分類及び品詞に基
づいて、キーワードに対する分類名を決定する。この分
類名決定処理の詳細については、図14を用いて後述す
る。尚、実施形態1においては、分類項目としては、
「人間」、「植物」、「動物」、「場所」、「製造
物」、「抽象物」と分類したが、この分類だけに限らな
い。
【0063】そして、ステップS118において、ステ
ップS112で取得した画像データに付与するキーワー
ド及び重要度の入力、キーワードに対する意味分類及び
品詞の取得、キーワードに対する分類名の決定が終了す
るまで、ステップS113からステップS118の処理
を繰り返す。また、ステップS112で取得された画像
データ、ステップS113、ステップS114で入力し
たキーワード及び重要度、ステップS115、ステップ
S116で取得された意味分類及び品詞、ステップS1
17で決定された分類名は、それぞれ、図1のRAM1
4に保持される。
【0064】そして、ステップS111において、取得
した画像データに付与するキーワードの入力が終了した
場合、ステップS119において、RAM14に保持し
たそれぞれのデータをデータベースに登録する。このデ
ータベースは、上述の各テーブルをデータベースとして
登録し、外部記憶装置17もしくはROM13に保持さ
れる。また、各テーブルは、インデックスを作成し高速
化を行う構成になっている。
【0065】具体的には、ステップS112で取得した
画像データを、図2の画像情報テーブルの画像データフ
ァイル名に登録し、画像IDを割り当てる。次に、ステ
ップS113で入力したキーワードとステップS114
で入力した重要度を図3のキーワード情報テーブルに保
持する。次に、ステップS117で決定された分類名を
図4の意味分類情報テーブルに保持する。
【0066】ステップS120において、入力したキー
ワードを取得する。次に、ステップS121において、
図6のキーワード分類情報テーブルにおいて、キーワー
ドが登録されているか否かを判定する。ステップS12
1において、キーワードが既に登録されている場合、ス
テップS122に進む。
【0067】一方、ステップS121において、入力し
たキーワードが既にキーワード分類情報テーブルに登録
されていない場合、ステップS122において、登録し
たキーワードを検索条件文として設定してキーワード検
索を行って代表画像を取得するキーワード検索処理を行
う。このキーワード検索処理の詳細については、図12
を用いて後述する。
【0068】ステップS123において、キーワード検
索によって検索された画像データ群の中で一番もっとも
らしい画像データを代表画像として設定する。取得され
た代表画像は、図6のキーワード分類情報テーブルにお
ける代表画像に登録される。また、このとき、分類名及
びキーワードも登録される。
【0069】ステップS124において、入力したキー
ワードの分類が終了するまで、ステップS120からス
テップS124までの処理を繰り返す。
【0070】一方、ステップS124において、入力し
たキーワードの分類が終了した場合、ステップS125
において、分類内でキーワードが増えた分類に限り意味
分類順位処理を行う。この意味分類順位処理の詳細につ
いては、図13を用いて後述する。この処理で取得され
たキーワードの順位は、図6のキーワード分類情報テー
ブルにおけるレベルに反映される。
【0071】次に、図10のステップS117の分類決
定処理の詳細について、図11を用いて説明する。
【0072】図10は実施形態1の画像検索装置におけ
る分類決定処理の詳細を示すフローチャートである。
【0073】まず、ステップS251において、図10
のステップS115で取得された意味分類が存在するか
否かを判定する。意味分類が存在していない場合、ステ
ップS252に進み、キーワードが分類設定を行う品詞
であるか否かを、図10のステップS116で取得され
た品詞に基づいて判定する。尚、キーワードの品詞が助
詞、助動詞、接続詞、代名詞などの意味を持たない単語
は、分類名が取得されない。
【0074】ステップS252において、分類設定を行
う品詞である場合、ステップS53に進み、分類名を
「抽象物」と設定する。ここで「抽象物」と分類した
が、他の分類と区別できればよい。一方、分類設定を行
う品詞でない場合、分類名を設定せずに、処理を終了す
る。
【0075】一方、ステップS251において、意味分
類が存在している場合、ステップS254に進み、図1
0のステップS115で取得された意味分類で、第一階
層となる意味分類が2以上存在するか否かを判定する。
2以上存在しない場合は、ステップS260に進み、そ
の取得された意味分類を分類名に設定する。一方、2以
上存在する場合、ステップS255に進む。
【0076】ステップS255において、判断分類名の
取得を行う。この判断分類名とは、図10のステップS
115で取得された意味分類において、第1階層毎の意
味分類の分類を示す。例えば、キーワード「マウス」に
ついての意味分類は、「具体物(第一階層):動物(第
二階層):具体物(第一階層):製造物(第二階層)」
となり、判断分類名は、「動物」及び「製造物」とな
る。つまり、判断分類名の有無によって、キーワードの
多義性の有無を判定する。
【0077】ステップS255において取得した判断分
類名により、ステップS256において、類似内容検索
を行う。類似内容検索の詳細については、従来方法と同
様に行うため、その説明は省略する。
【0078】ステップS257において、ステップS2
56の類似内容検索の検索結果において、そのキーワー
ドを付与された画像データが存在するか否かを判定す
る。存在する場合、ステップS258に進み、分類名を
判断分類名で設定する。一方、存在しない場合、分類名
を設定せずに、ステップS259に進む。
【0079】ステップS259において、意味分類に存
在する判断分類名の取得が終了するまで、ステップS2
55からステップS259の処理を繰り返す。取得が終
了したら、処理を終了する。
【0080】次に、図10のステップS122のキーワ
ード検索処理の詳細について、図12を用いて説明す
る。
【0081】図12は実施形態1の画像検索装置におけ
るキーワード検索処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
【0082】まず、ステップS331において、検索す
る検索条件文とするキーワードを取得する。次に、ステ
ップS332において、自然言語処理により、検索条件
文を単語に分割する。この自然言語処理については、既
存の自然言語処理を用いることとし、その説明は省略す
る。尚、分割された単語において、品詞を参照し助詞や
助動詞などの具体物もしくは抽象物を示さない単語は、
この分割単語より削除する。
【0083】次に、ステップS333において、ステッ
プS332で単語分割されたそれぞれの単語において、
異表記及び同義語を図8の異表記同義語辞書により取得
して、異表記・同義語検索キーを作成する。そして、ス
テップS334において、下位概念単語及びそのレベル
を図9の下位概念単語辞書により取得して、下位概念検
索キーを作成する。ステップS335において、分割さ
れた単語が終了するまで、異表記・同義語の検索キーの
作成、下位概念検索キーの作成を繰り返す。
【0084】ステップS336において、ステップS3
31で取得したキーワード、ステップS332で分割さ
れた単語と、ステップS333で作成した異表記・同義
語検索キー、ステップS334で作成した下位概念検索
キーを用いて、図3のキーワード情報テーブルより、キ
ーワードと検索キーを比較して同じキーワードを有する
画像データを検索する。
【0085】ステップS337において、検索された画
像データにおいて、スコア計算を行う。このスコア計算
は、キーワードをレベル3、キーワードから展開された
異表記・同義語単語をレベル2、キーワードから展開さ
れた下位概念単語をレベル1+下位概念辞書から取得し
たレベルとする。そして、画像に付与されているキーワ
ードの重要度との値によりスコア値を計算する。ここで
のスコア値の計算方法は本発明のみにとどまらない。
【0086】ステップS338において、ステップS3
36で検索された画像データのスコア計算が終了するま
で、ステップS337の処理を繰り返す。終了した場
合、ステップS339において、スコア値により画像デ
ータを降順にソートする。
【0087】次に、図10のステップS125の意味分
類順位処理の詳細について、図13を用いて説明する。
【0088】図13は実施形態1の画像検索装置におけ
る意味分類順位処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
【0089】まず、ステップS441において、順位を
変更する分類名の取得を行う。ステップS442におい
て、その分類名に対応するキーワードを図6のキーワー
ド分類情報テーブルより取得する。ステップS443に
おいて、図3のキーワード情報テーブルより、ステップ
S442で取得したキーワードにおける全ての重要度を
加算し合計を求める。ステップS444において、分類
内のキーワードが終了するまで、重要度の合計を求め
る。取得された合計値は、図6のキーワード分類情報テ
ーブルのレベルに格納される。
【0090】これらの処理により、画像データにキーワ
ードを付与し、図7の検索画面を表示するための検索画
面表示処理を行う。
【0091】図14は実施形態1の画像検索装置におけ
る検索画面表示処理を示すフローチャートである。
【0092】まず、ステップS521において、図6の
キーワード分類情報テーブルより、分類名、キーワード
及び代表画像をレベルの降順に取得し、RAM14に保
持する。また、各分類にあてはまるキーワード数も取得
し、RAM14に保持する。次に、ステップS522に
おいて、ステップS521で取得した分類名の重複を取
り除き、図7の検索画面600の分類名61に表示す
る。
【0093】ステップS523において、ステップS5
22で表示した分類名に対するキーワード数を取得し、
図7の検索画面600のキーワード数表示部62に表示
する。次に、ステップS524及びステップS525に
おいて、キーワードとその代表画像を図7の検索画面6
00のキーワード63及び代表画像64をステップS5
21で取得した順位で表示する。
【0094】ステップS526において、ステップS5
22の分類内におけるキーワードとその代表画像の表示
が終了するまで、ステップS524及びステップS52
5の処理を繰り返す。また、ステップS527におい
て、分類名及びキーワード数の表示が終了するまで、ス
テップS522からステップS526の処理を繰り返
す。ここまでの処理により、図7の検索画面600が表
示される。
【0095】尚、検索画面600上の他の構成要素(例
えば、検索条件設定部65や検索実行指示部66)の表
示処理は、特に記載していないが同様に、検索画面60
0に表示される。
【0096】次に、ステップS528において、検索画
面600に対する操作の入力待ち状態になる。検索画面
600において、何らかの操作の入力が行われた場合
に、以降の処理を行う。
【0097】ステップS529において、キーワードが
追加指定されたか否かを判定する。この判定は、図7の
検索画面600上のキーワード表示部63において、検
索条件の追加が指定されたか否かで判定する。実施形態
1では、キーワード表示部63は、チェックボックスで
構成されているため、このチェックボックスがオンされ
た場合にキーワードが追加指定されたと判定する。そし
て、キーワードが追加指定された場合、ステップS53
0において、検索条件設定部65にそのキーワードを追
加する。
【0098】一方、ステップS529において、キーワ
ードが追加指定されていない場合、ステップS531に
おいて、キーワードが削除指定されたか否かを判定す
る。この判定は、図7の検索画面600上のキーワード
表示部63において、検索条件の削除が指定されたか否
かで判定する。実施形態1では、キーワード表示部63
は、チェックボックスで構成されているため、チェック
ボックスがオフされた場合にキーワードが削除指定され
たと判定する。そして、キーワードが削除指定された場
合、ステップS532において、検索条件設定部65よ
りそのキーワードを削除する。
【0099】一方、ステップS531において、キーワ
ードが削除指定されていない場合、ステップS533に
おいて、代表画像が指定されたか否かを判定する。この
判定は、図7の検索画面600上の代表画像表示部64
が、入力装置20、例えば、マウスのボタンにより押下
されたか否かで判定する。代表画像が指定された場合、
ステップS534において、検索条件設定部65にその
代表画像に対応するキーワードを検索条件文として設定
する。そして、ステップS537において、取得した検
索条件を用いて図12で説明したキーワード検索処理を
実行する。更に、ステップS538において、キーワー
ド検索処理において取得された順に画像IDより画像フ
ァイル名を取得し、検索結果とする画像データを検索結
果表示画面(不図示)に表示する。
【0100】一方、ステップS533において、代表画
像が指定されていない場合、ステップS535におい
て、検索実行が指定された否かを判定する。この判定
は、図7の検索画面600上の検索実行指示部66が、
入力装置20、例えば、マウスのボタンにより押下され
たか否かで判定する。検索実行が指定された場合、ステ
ップS536において、検索条件を検索条件設定部65
より取得する。そして、図12のキーワード検索処理
(ステップS537)に進む。ステップS537におい
て、図7の検索条件設定部65より、検索条件を取得
し、その検索条件においてキーワード検索を行う。更
に、ステップS538において、キーワード検索処理に
おいて取得された順に画像IDより画像ファイル名を取
得し、検索結果とする画像データを検索結果表示画面
(不図示)に表示する。
【0101】次に、具体的な動作例について説明する。
【0102】例えば、「000_0002.jpg」の画像データに
キーワード「マウス」、「キーボード」、「パソコン」
を付与、「001_0002.jpg」の画像データにキーワード
「マウス」、「ドッグ」、「ペットショップ」を付与す
ることとする。図10のステップS112において、登
録対象の画像データ「000_0002.jpg」を取得する。取得
した画像データより、図2の画像情報テーブルの画像デ
ータファイル名に「000_0002.jpg」が、画像IDに「0
02」が登録される。次に、ステップS113におい
て、登録するキーワード「パソコン」、及びステップS
114において重要度「2」を入力する。そして、ステ
ップS115において、キーワード「マウス」に対する
意味分類を図4のシソーラス辞書により取得する。
【0103】また、図4のシソーラス辞書により、「マ
ウス」に対する意味分類は取得されているため、ステッ
プS254において、取得した意味分類「具体物:動
物:具体物:製造物」において、第一階層が2以上存在
するか判断する。この場合、「具体物」の第一階層が2
以上あるため、ステップS255に進む。
【0104】次に、ステップS255において、判断分
類名の「動物」を取得する。そして、検索条件を「動
物」+「マウス」とし、ステップS256において、類
似内容検索を行う。ここで、類似内容検索として、「動
物」の「マウス」に関わる内容を示す画像データが検索
される。そのため、実施形態1の図3に示す画像データ
の場合、検索結果はなしになる。そして、ステップS2
57において、キーワード「マウス」と登録する画像I
D「002」が、ステップS256の類似内容検索にお
いて検索結果として表示されたか否かを判定する。画像
ID「002」は、検索結果に存在しないため、分類名
「動物」は付与されない。
【0105】再度、ステップS255に戻り、判断分類
名の「製造物」を取得する。そして、検索条件を「製造
物」+「マウス」とし、ステップS256において、類
似内容検索を行う。ここで、類似内容検索として、「製
造物」の「マウス」に関わる内容を示す画像データが検
索される。そのため、実施形態1の図3に示す画像デー
タの場合、画像ID「002」が検索される。そして、
ステップS257において、キーワード「マウス」と登
録する画像ID「002」がステップS256の類似内
容検索において検索結果として表示されたかを判定す
る。画像ID「002」は、検索結果に存在するため、
分類名「製造物」が付与される。
【0106】同様にして、「000_0002.jpg」の画像デー
タにキーワード「キーボード」、「パソコン」を、ま
た、「001_0002.jpg」の画像データにキーワード「マウ
ス」、「ドッグ」、「ペットショップ」を付与する。こ
の場合、画像データ「001_0002.jpg」のキーワード「マ
ウス」は、分類名として「動物」が付与され、「製造
物」は付与されない。
【0107】ステップS119において、図2の画像情
報テーブルには、画像ID「002」に画像データファ
イル名「000_0002.jpg」が、画像ID「006」に画像
データファイル名「001_0002.jpg」が格納される。ま
た、図3のキーワード情報テーブルには、画像ID「0
02」において、キーワード「マウス」、その重要度
「3」、キーワード「キーボード」、その重要度
「2」、キーワード「パソコン」、その重要度「2」で
登録される。また、画像ID「006」において、キー
ワード「マウス」、その重要度「2」、キーワード「ド
ッグ」、その重要度「2」、キーワード「ペットショッ
プ」、その重要度「1」で登録される。
【0108】また、図4の意味分類情報テーブルには、
画像ID「002」において、キーワード「マウス」、
その分類名「動物」、キーワード「キーボード」、その
分類名「製造物」、キーワード「パソコン」、その分類
名「製造物」で登録される。また、画像ID「006」
において、キーワード「マウス」、その分類名「動
物」、キーワード「ドッグ」、その分類名「動物」、キ
ーワード「ペットショップ」、その分類名「製造物」及
び分類名「場所」で登録される。
【0109】次に、図6のキーワード分類情報テーブル
において、代表画像及び分類内キーワードを取得する。
ステップS120において、入力したキーワード及びそ
の分類名を取得する。ステップS121において、登録
した分類名におけるキーワードが、図6のキーワード分
類情報テーブルに登録されているか否かを判定する。こ
の場合、キーワード分類情報テーブルに登録されている
データは何も存在しないとする。
【0110】そして、ステップS122において、検索
条件を「マウス」としキーワード検索を行う。そして、
ステップS123において、検索結果から一番もっとも
らしい画像を取得する。以上、ステップS121からス
テップS123の処理を繰り返し、同様に、登録した分
類名に対するキーワードの代表画像の取得を行い、デー
タベースに登録する。この場合、図6において、分類名
「動物」に対するキーワード「マウス」、その代表画像
「006」、分類名「製造物」に対するキーワード「キ
ーボード」、その代表画像「006」と繰り返す。
【0111】この場合、追加変更された分類名及びその
キーワードは、分類名「製造物」、キーワード「マウ
ス」、分類名「製造物」、キーワード「キーボード」、
分類名「製造物」、キーワード「パソコン」、分類名
「動物」、キーワード「マウス」、キーワード「動
物」、「ドッグ」、「ペットショップ」である。
【0112】そのため、ステップS224において、意
味分類は「製造物」、「動物」が変更されたので、次に
変更されたキーワードの順位を求め直す。これは、図1
3のステップS441において、追加変更された分類名
「製造物」を取得する。次に、ステップS442におい
て、追加変更されたキーワード「マウス」を取得する。
次に、ステップS443において、キーワード「マウ
ス」が付与されている画像データの重要度を加算し合計
を求める。求められた値は、図6のキーワード分類情報
テーブルのレベルに格納される。このようにして、ステ
ップS441からステップS444において重要度の加
算を行い重要度の合計を求める。同様にして、分類名
「動物」に対しても行う。
【0113】次に、図14の検索画面表示処理の具体例
について説明する。
【0114】ステップS521において、図6のキーワ
ード分類情報テーブルより、分類名を取得し、重複を取
り除き表示する分類名を取得する。この場合、「動
物」、「人間」、「植物」、「場所」、「製造物」、
「抽象物」が取得される。また、その分類名ごとにレベ
ルの降順にキーワードと代表画像を取得する。更に、分
類名におけるキーワードの加算も行う。
【0115】そして、ステップS522において、ま
ず、分類名「動物」を図7の検索画面600において、
分類名表示部61に表示する。次に、ステップS523
において、キーワード数表示部62にキーワード数「5
0」を表示する。更に、ステップS524及びステップ
S825において、「動物」の分類に存在するキーワー
ド及び代表画像を取得した順にそれぞれキーワード表示
部63及び代表画像表示部64に表示する。分類名「動
物」の場合、「魚」、「象」、「犬」のが順番に表示さ
れる。全ての分類に対し、同様に表示を行う。以上のよ
うにして、図7の検索画面600が表示される。
【0116】次に、実際の検索画面の操作例について説
明する。
【0117】既に、検索条件設定部63において、「走
っている」が設定され、また、検索条件に対し、「子
供」を追加する場合は、操作者は、図6の検索画面60
0におけるキーワード表示部63において、「子供」に
対応するチェックボックスをオンする。その場合、ステ
ップS529において、キーワードが追加指定されたと
判定し、ステップS530において、検索条件設定部6
5にキーワード「子供」が追加され、「走っている 子
供」と表示される。
【0118】また、検索条件設定部63に既に「走って
いる 子供」が設定されている場合、検索条件に対し、
「子供」を削除する場合は、操作者は、図7の検索画面
600におけるキーワード表示部63において、「子
供」に対応するチェックボックスをオフする。その場
合、ステップS529において、キーワードが削除指定
されたと判定し、ステップS530において、検索条件
設定部65中のキーワード「子供」が削除され「走って
いる」と表示される。
【0119】また、代表画像を利用して「花」を検索す
る場合は、操作者は、図7の検索画面600における
「花」に対応する代表画像表示部64を選択する。その
場合、ステップS533において、代表画像より検索が
起動されたとし、検索条件設定部65にキーワード
「花」を設定する。そして、ステップS536におい
て、検索条件文に「花」を設定し、キーワード検索を行
う。次に、ステップS537において、検索された画像
データを表示する。
【0120】また、検索実行指示部66を利用して検索
を行う場合は、操作者は、図7の検索画面600におけ
る検索実行指示部66を選択する。その場合、ステップ
S535において、検索実行が指定されたと判定し、ス
テップS536において、検索条件設定部65に存在す
る検索条件を取得して、キーワード検索を行う。例え
ば、検索条件部に「走っている子供」と入力されている
状態で、キーワード「犬」のキーワード表示部63が選
択された場合、検索条件は、「走っている子供犬」で検
索される。
【0121】以上説明したように、実施形態1によれ
ば、図7の検索画面600を用いることで、キーワード
の階層化を行ったキーワード検索において、あらかじめ
付与されたキーワードを認知していなくても簡単に検索
を行うことができる。また、多義性を考慮して検索する
ことを可能とし、画像検索の操作性を向上させることが
できる。 <実施形態2>実施形態2は、シソーラス辞書を用いて
キーワードの階層化を行ったキーワード検索を行う例に
ついて説明する。
【0122】尚、実施形態2の画像検索装置の構成は、
実施形態1の図1の画像検索装置に準じ、その説明につ
いては省略する。また、実施形態1で説明した各種テー
ブルの内、共通に用いるテーブルについては、その説明
を省略する。
【0123】図15は実施形態2の画像検索装置におけ
るキーワード情報テーブルの構成例を示す図である。
【0124】実施形態2のキーワード情報テーブルは、
実施形態1の図3のキーワード情報テーブルに対して、
キーワードに関連付けられるキーワード補助情報が更に
構成されている。このキーワード補助情報については、
後述する。
【0125】図16は実施形態2の画像検索装置におけ
る意味分類情報テーブルの構成例を示す図である。
【0126】この意味分類情報テーブルは、実施形態1
の図4の意味分類情報テーブルと同様な構成であるが、
後述する具体例のために、その内容が異なっている。
【0127】図17は実施形態2の画像検索装置におけ
るシソーラス辞書の構成例を示す図である。
【0128】このシソーラス辞書は、実施形態1の図5
のシソーラス辞書と同様な構成であるが、後述する具体
例のために、その内容が異なっている。
【0129】図18は実施形態2の画像検索装置におけ
る登録シソーラス辞書の構成例を示す図である。
【0130】この登録シソーラス辞書は、図1のROM
13もしくは外部記憶装置17において保持されてい
る。登録シソーラス辞書は、単語表記を示す見出語と、
その意味的分類を示す意味分類とから構成される。例え
ば、見出語「こどもの国」には、意味分類が「抽象物:
場所」となっている。また、この登録シソーラス辞書
は、入力されたキーワードを見出語として順次登録され
るものである。
【0131】図19は実施形態2の画像検索装置におけ
る補助情報−意味分類名変換情報テーブルの構成例を示
す図である。
【0132】この補助情報−意味分類名変換情報テーブ
ルは、図1のROM13もしくは外部記憶装置17にお
いて保持されている。補助情報−意味分類名変換情報テ
ーブルは、キーワード補助情報名を示す補助情報名と意
味分類名から構成される。
【0133】この補助情報名は、キーワードを付与する
ときに関連付けされた情報である。例えば、図20の登
録画面では、登録対象の画像データ161に対し、場所
を示すキーワード162が設定される。この場合、「w
here」が補助情報名167となる。同様に、物を示
すキーワード163が設定され、この場合「what」
が補助情報名168となる。補助情報名「etc」のキ
ーワード166には、その他のキーワードが付与され
る。
【0134】このようにして、図20の登録画面では、
「where」、「what」、「who」、「whe
n」、「etc」が補助情報名となる。また、図19の
補助情報−意味分類名変換情報テーブルにおける意味分
類名は、補助情報名に対するシソーラス辞書の意味分類
名を示す。補助情報名「where」は、場所を示すた
め、シソーラス辞書の意味分類名「抽象物:場所」が対
になっている。そのため、例えば、図20で入力された
キーワードは162、この補助情報名167(wher
e)より意味分類名(抽象物:場所)に変換され分類さ
れる。つまり、図20において、補助情報名169(w
ho)に対するキーワード164として、「翔ちゃん」
が指定された場合、図19において、「who」に対す
る意味分類名は、「具体物:人間」であるため「翔ちゃ
ん」は「具体物:人間」を意味分類名としてもつことに
なる。
【0135】尚、図20の登録画面では示していない
が、更に、キーワードの重要度を入力する入力領域を構
成しても良いし、キーワードの入力順位により重要度を
自動的に付与しても良い。
【0136】図21は実施形態2の画像検索装置におけ
るキーワード分類情報テーブルの構成例を示す図であ
る。
【0137】このキーワード分類情報テーブルは、図1
のROM13もしくは外部記憶装置17において保持さ
れている。キーワード分類情報テーブルは、分類内容を
示す分類名と、その分類に対応するキーワードと、その
キーワードにおける代表画像の画像IDと、蓄積された
画像データのキーワードにおけるそのキーワードの重要
度を加算した値であるレベルから構成される。このレベ
ルは、重要度が高くなおかつそのキーワードが多くの画
像に付与されている場合にレベルが高くなる。
【0138】図21において、例えば、キーワード
「魚」は、分類名が「動物」、代表画像の画像IDが
「039」、レベルが「12」となっている。この代表
画像は、蓄積された画像データの中からキーワード
「魚」が付与されている画像データの1つが選択され
る。また、キーワード「魚」は、キーワード「象」やキ
ーワード「犬」よりも、重要度が高くなっている。
【0139】図22は実施形態2の画像検索装置におけ
る検索画面の一実施形態を示す図である。
【0140】この検索画面700は、図1のCPU12
の制御により表示部15において表示される。
【0141】検索画面700は、画像データの分類名を
表示する分類名表示部71と、その分類に対応するキー
ワード数を表示するキーワード数表示部72と、その分
類に対応するキーワードを表示するキーワード表示部7
3と、そのキーワードに対する画像データ例(代表画
像)を表示する代表画像表示部74と、検索条件のキー
ワードを設定する検索条件設定部75と、検索の実行を
指示する検索実行指示部76から構成される。
【0142】尚、実施形態2では、キーワード表示部7
3は、チェックボックスで構成されているものとする。
しかし、この構成は、これに限定されず、ボタン等のキ
ーワードの指定の有無を判断できるものであれば、どの
ようなものでも良い。もしくは、入力装置20により選
択し、検索条件設定部75にドラック&ドロップするこ
とにより、そのキーワードが自動的に設定されても構わ
ない。また、代表画像表示部74においても、この代表
画像の選択の有無を判断できるもので構成されており、
実施形態2では、ボタン上に画像データが表示されるよ
うになっている。
【0143】図22において、例えば、画像データは、
分類名表示部61で、その分類名として、「動物」、
「人間」、「植物」、「場所」、「製造物」、「抽象
物」に分類されている。実施形態2では、このような分
類になっているが、この分類に限定されず、シソーラス
を用いた階層分けならば、階層化された分類も可能であ
る。
【0144】また、キーワード数表示部72では、その
キーワード数として、「動物」が「50」、「人間」が
「100」、「植物」が「40」、「場所」が「9
9」、「製造物」が「12」、「抽象物」が「50」と
なっている。また、キーワード表示部73では、例え
ば、分類名が「動物」に対応する画像データに付与され
ているキーワードとして、「魚」、「象」、「犬」が存
在している。また、各キーワードには、その隣の代表画
像表示部74で対応する代表画像が表示されている。
尚、図22の網掛け部分は、固有名詞等のキーワードに
おいても分類がなされるということを示しており、この
場合、図22の「翔くん」、「舞ちゃん」などのキーワ
ードはシソーラス辞書から分類されたキーワードと異な
ることを示すものである。
【0145】次に、実施形態2の画像検索装置の画像検
索処理について説明する。
【0146】図23は実施形態2の画像検索装置におけ
るキーワード登録処理を示すフローチャートである。
【0147】まず、ステップS611において、新規登
録対象の画像データ及びそれに付与するキーワードの入
力が終了したか否かを判定する。入力が終了していない
場合、ステップS612に進み、入力装置20により既
に外部記憶装置17もしくはROM13に記憶されてい
る新規登録対象の画像データを、もしくはデジタルカメ
ラ18及びデジタルビデオ19で生成された新規登録対
象の画像データを周辺コントローラ16を経由して、取
得する。
【0148】次に、ステップS613において、ステッ
プS612で取得した画像データに付与するキーワード
を入力装置20より入力する。ステップS614におい
て、ステップS613で入力したキーワードのキーワー
ド補助情報を入力する。ステップS615において、ス
テップS613で入力したキーワードの重要度を入力す
る。実施形態2では、重要度を操作者により入力装置2
0より入力することとしているが、キーワードの入力順
位により重要度を自動的に付与してもよい。尚、これら
キーワード、キーワード補助情報及び重要度の入力は、
上述の図20の登録画面を用いて行う。
【0149】次に、ステップS616において、キーワ
ードに対する分類名を決定する。この分類名決定処理の
詳細については、図24を用いて後述する。尚、実施形
態2においては、分類項目としては、「人間」、「植
物」、「動物」、「場所」、「製造物」、「抽象物」と
分類したが、この分類だけに限らない。
【0150】そして、ステップS617において、ステ
ップS612で取得した画像データに付与するキーワー
ド、キーワード補助情報及び重要度の入力、キーワード
に対する分類名の決定が終了するまで、ステップS61
3からステップS617の処理を繰り返す。また、ステ
ップS612で取得された画像データ、ステップS61
3、ステップS614及びステップS615で入力した
キーワード、キーワード補助情報及び重要度、ステップ
S616で決定された分類名は、それぞれ、図1のRA
M14に保持される。
【0151】そして、ステップS611において、取得
した画像データに付与するキーワードの入力が終了した
場合、ステップS618において、RAM14に保持し
たそれぞれのデータをデータベースに登録する。このデ
ータベースは、上述の各テーブルをデータベースとして
登録し、外部記憶装置17もしくはROM13に保持さ
れる。また、各テーブルは、インデックスを作成し高速
化を行う構成になっている。
【0152】具体的には、ステップS612で取得した
画像データを、図2の画像情報テーブルの画像データフ
ァイル名に登録し、画像IDを割り当てる。次に、ステ
ップS613で入力したキーワードとステップS614
で入力したキーワード補助情報とステップS615で入
力した重要度を図15のキーワード情報テーブルに保持
する。次に、ステップS616で決定された分類名を図
16の意味分類情報テーブルに保持する。
【0153】ステップS618において、入力したキー
ワードを取得する。次に、ステップS619において、
図21のキーワード分類情報テーブルにおいて、キーワ
ードが登録されているか否かを判定する。ステップS6
20において、キーワードが既に登録されている場合、
ステップS621に進む。
【0154】一方、ステップS620において、入力し
たキーワードが既にキーワード分類情報テーブルに登録
されていない場合、ステップS621において、登録し
たキーワードを検索条件文として設定してキーワード検
索を行って代表画像を取得するキーワード検索処理を行
う。このキーワード検索処理の詳細については、実施形
態1の図12で説明した通りである。
【0155】ステップS622において、キーワード検
索によって検索された画像データ群の中で一番もっとも
らしい画像データを代表画像として設定する。取得され
た代表画像は、図21のキーワード分類情報テーブルに
おける代表画像に登録される。また、このとき、分類名
及びキーワードも登録される。
【0156】ステップS623において、入力したキー
ワードの分類が終了するまで、ステップS619からス
テップS623までの処理を繰り返す。
【0157】一方、ステップS623において、入力し
たキーワードの分類が終了した場合、ステップS624
において、分類内でキーワードが増えた分類に限り意味
分類順位処理を行う。この意味分類順位処理の詳細につ
いては、実施形態1の図13で説明した通りである。こ
の処理で取得されたキーワードの順位は、図21のキー
ワード分類情報テーブルにおけるレベルに反映される。
【0158】次に、図23のステップS616の分類決
定処理の詳細について、図24を用いて説明する。
【0159】図24は実施形態2の画像検索装置におけ
る分類決定処理の詳細を示すフローチャートである。
【0160】ステップS751において、図19の補助
情報−意味分類名変換情報テーブルより、図23のステ
ップS614において取得したキーワード補助情報に対
する意味分類を取得する。ステップS752において、
意味分類が取得されたか否かを判定する。意味分類が取
得された場合、ステップS753において、意味分類を
分類名に設定する。そして、ステップS766におい
て、図18の登録シソーラス辞書において、見出語をキ
ーワードとし、その意味分類を登録する。
【0161】例えば、図20の登録画面において、キー
ワード補助情報名「where」に対するキーワードが
「こどもの国」と登録されたとする。この場合、ステッ
プS751において、図19の補助情報−意味分類名変
換情報テーブルを参照し、補助情報名「where」に
対する意味分類名「抽象物:場所」を取得する。そし
て、ステップS752において、意味分類が取得された
と判定されるため、ステップS753において、キーワ
ード「こどもの国」に対し分類名が「場所」と設定され
る。そして、ステップS766で、図18の登録シソー
ラス辞書において、見出語「こどもの国」に対し意味分
類「抽象物:場所」を登録する。
【0162】一方、ステップS752において、意味分
類が取得されない場合、ステップS767に進む。ステ
ップS767において、図18の登録シソーラス辞書に
おいて、図23のステップS613において取得したキ
ーワードと一致する見出語が存在するか否かを判定す
る。一致する見出語が存在する場合、ステップS768
において、その見出語に対応する意味分類を分類名に設
定する。
【0163】一方、ステップS767において、一致す
る見出語が存在しない場合、ステップS754に進む。
ステップS754において、図17のシソーラス辞書よ
り、図23のステップS613において取得したキーワ
ードと一致する見出語の意味分類を取得する。次に、ス
テップS755において、その意味分類に対応する品詞
を取得する。
【0164】ステップS756において、ステップS7
54において意味分類が取得されたか否かを判定する。
意味分類が取得されない場合、ステップS757におい
て、分類設定を行う品詞か否かを、ステップS755に
おいて取得された品詞に基づいて判定する。品詞が助
詞、助動詞、接続詞、代名詞などの意味を持たない単語
は、分類名が取得されない。ステップS757におい
て、分類設定を行う品詞である場合、ステップS758
において、分類名を「抽象物」と設定する。ここで「抽
象物」と分類したが、他の分類と区別できればよい。
【0165】一方、ステップS756において、ステッ
プS754において意味分類が取得された場合、ステッ
プS759において、ステップS754において取得さ
れた意味分類で、第一階層となる意味分類が2以上存在
するか否かを判定する。2以上存在しない場合、ステッ
プS765に進み、その取得された意味分類を分類名に
設定する。一方、2以上存在する場合、ステップS76
0に進む。
【0166】ステップS760において、判断分類名の
取得を行う。この判断分類名とは、ステップS754に
おいて取得された意味分類において、第一階層ごとの意
味分類の分類を示す。例えば、キーワード「マウス」に
ついての意味分類は、「具体物(第一階層):動物(第
二階層):具体物(第一階層):製造物(第二階層)」
となり、判断分類名は、「動物」及び「製造物」とな
る。
【0167】ステップS755において取得した分類名
により、ステップS761において、類似内容検索を行
う。従来方法と同様に行うため、その説明は省略する。
【0168】ステップS762において、ステップS7
61の類似内容検索の検索結果において、そのキーワー
ドが付与された画像データが存在するか否かを判定す
る。存在する場合、ステップS763に進み、分類名を
判断分類名で設定する。一方、存在しない場合、分類名
を設定せずに、ステップS764に進む。
【0169】ステップS764において、意味分類に存
在する判断分類名の取得が終了するまで、ステップS7
60からステップS764の処理を繰り返す。取得が終
了したら、処理を終了する。
【0170】これらの処理により、画像データにキーワ
ードを付与し、図22の検索画面を表示するための検索
画面表示処理を行う。尚、検索画面表示処理は、実施形
態1の図14に準じて実行することができ、ここでは、
説明を省略する。
【0171】次に、具体的な動作例について説明する。
【0172】例えば、「000_0003.jpg」の画像データに
キーワード「牛」、「こどもの国」を付与することとす
る。キーワード登録の具体例として、図20の登録画面
を用いる。図20の登録画面において、キーワード
「牛」は、キーワード補助情報「etc」に、キーワー
ド「こどもの国」は、キーワード補助情報「wher
e」のそれぞれのキーワードに格納されるとする。
【0173】図23のステップS612において、登録
対象の画像「000_0003.jpg」を取得する。取得された画
像データより、図2の画像情報テーブルの画像データフ
ァイル名に「000_0003.jpg」が、画像IDに「003」
が登録される。次に、ステップS613において登録す
るキーワード「牛」、及びステップS614においてキ
ーワード補助情報「etc」、ステップS15において
重要度「3」を入力する。そして、ステップS616に
おいて、キーワード「牛」に対する分類名を決定するこ
の分類名の決定について、図24を用いて説明する。
【0174】ステップS751において、図19の補助
情報−意味分類名変換情報テーブルより、キーワード
「牛」のキーワード補助情報名「etc」に対する意味
分類名を取得する。この場合、補助情報名「etc」は
存在しないため、ステップS767に進む。
【0175】ステップS767において、図18の登録
シソーラス辞書にキーワード「牛」と一致する見出語が
存在する否かを判定する。この場合、一致する見出語が
存在しないので、次に、ステップS754において、図
17のシソーラス辞書より、見出語「牛」に対する意味
分類「具体物:動物」を取得する。ステップS755に
おいて、図17のシソーラス辞書より品詞名「名詞」を
取得する。
【0176】ステップS756において、キーワード
「牛」に対する意味分類が存在しているか否かを判定す
る。この場合、キーワード「牛」に対する意味分類「具
体物:動物」が存在しているため、ステップS759に
進む。ステップS759において、意味分類「具体物:
動物」は第一階層が1つのみであるため、ステップS7
65において、キーワード「牛」に対する分類名は「動
物」と設定される。
【0177】また、図23のステップS617におい
て、まだ、キーワード「こどもの国」に対する分類名の
決定が終了していないため、ステップS613に進む。
ステップS613において、登録するキーワード「こど
もの国」、及びステップS614においてキーワード補
助情報「where」、ステップS615において重要
度「1」を入力する。そして、ステップS616におい
て、キーワード「こどもの国」に対する分類名を決定す
る。
【0178】この分類名の決定について、図24を用い
て説明する。
【0179】ステップS751において、図19の補助
情報−意味分類名変換情報テーブルより、キーワード
「こどもの国」のキーワード補助情報「where」に
対する意味分類名を取得する。この場合、補助情報名
「where」に対する意味分類名「抽象物:場所」が
存在するため、ステップS753に進む。
【0180】ステップS753において、キーワード
「こどもの国」に対する分類名は「場所」に設定され
る。そして、図18の登録シソーラス辞書にキーワード
「こどもの国」と一致する見出語が存在するか否かを判
定する。この場合、一致する見出語が存在するので、見
出語「こどもの国」で意味分類「抽象物:場所」が登録
される。
【0181】図23に戻り、ステップS618におい
て、図2の画像情報テーブルには、画像ID「003」
に画像データファイル名「000_0003.jpg」が格納され
る。また、図15のキーワード情報テーブルには、画像
ID「003」において、キーワード「牛」、その重要
度「3」、キーワード「こどもの国」、その重要度
「1」で登録される。また、図16の意味分類情報テー
ブルには、画像ID「003」において、キーワード
「牛」、その分類名「動物」、キーワード「こどもの
国」、その分類名「場所」で登録される。
【0182】次に、図21のキーワード分類情報テーブ
ルにおいて、代表画像及び分類内キーワードを取得す
る。ステップS619において、入力したキーワード及
びその分類名を取得する。ステップS620において、
登録した分類名におけるキーワードが、図21のキーワ
ード分類情報テーブルに登録されているか否かを判定す
る。この場合、キーワード分類情報テーブルに格納され
ているデータは何も存在しないとする。
【0183】そして、ステップS621において、検索
条件を「牛」としキーワード検索を行う。そして、ステ
ップS622において、検索結果から一番もっともらし
い画像を取得する。ステップS620からステップS6
22の処理を繰り返し、同様に登録した分類名に対する
キーワードの代表画像の取得を行い、データベースに登
録する。この場合、図21において、分類名「動物」に
対するキーワード「牛」、その代表画像「003」、分
類名「場所」に対するキーワード「こどもの国」、その
代表画像「003」と繰り返す。
【0184】ステップS624において、意味分類は
「動物」、「場所」に対する意味分類が変更されたの
で、次に変更されたキーワードの順位を求め直す。これ
は、図13のステップS441において、追加変更され
た分類名「動物」を取得する。次に、ステップS442
において、追加変更されたキーワード「牛」を取得す
る。ステップS443において、キーワード「牛」が付
与されている画像データの重要度を加算し合計を求め
る。求められた値は、図21のキーワード分類情報テー
ブルのレベルに格納される。このように、ステップS4
41からステップS444において重要度の加算を行い
重要度の合計を求める。同様にして、分類名「場所」に
対しても行う。
【0185】尚、検索画面表示処理の具体例について
は、実施形態1の図7の検索画面600を実施形態2の
図22の検索画面700に置き換えるだけであるので、
ここでは省略する。
【0186】以上説明したように、実施形態2によれ
ば、シソーラス辞書を用いてキーワードの階層化を行っ
たキーワード検索を行うことにより、あらかじめ付与さ
れたキーワードを認知していなくても簡単に検索ができ
る。また、シソーラス辞書に存在しない単語においても
意味分類を行い検索することが可能となる。これによ
り、画像検索の操作性を向上させることができる。
【0187】以上、実施形態例を詳述したが、本発明
は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良
いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良
い。
【0188】尚、本発明は、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウェアのプログラム(実施形態1では図
10〜図14に示すフローチャート、実施形態2では図
23、図24に示すフローチャートに対応したプログラ
ム)を、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給
し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給さ
れたプログラムコードを読み出して実行することによっ
ても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機
能を有していれば、形態は、プログラムである必要はな
い。
【0189】従って、本発明の機能処理をコンピュータ
で実現するために、該コンピュータにインストールされ
るプログラムコード自体も本発明を実現するものであ
る。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理
を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれ
る。
【0190】その場合、プログラムの機能を有していれ
ば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行され
るプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プ
ログラムの形態を問わない。
【0191】プログラムを供給するための記録媒体とし
ては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD
−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発
性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,
DVD−R)などがある。
【0192】その他、プログラムの供給方法としては、
クライアントコンピュータのブラウザを用いてインター
ネットのホームページに接続し、該ホームページから本
発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮
され自動インストール機能を含むファイルをハードディ
スク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供
給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログ
ラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファ
イルを異なるホームページからダウンロードすることに
よっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理を
コンピュータで実現するためのプログラムファイルを複
数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバ
も、本発明のクレームに含まれるものである。
【0193】また、本発明のプログラムを暗号化してC
D−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所
定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを
介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロ
ードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化され
たプログラムを実行してコンピュータにインストールさ
せて実現することも可能である。
【0194】また、コンピュータが、読み出したプログ
ラムを実行することによって、前述した実施形態の機能
が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コン
ピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一
部または全部を行ない、その処理によっても前述した実
施形態の機能が実現され得る。
【0195】さらに、記録媒体から読み出されたプログ
ラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコ
ンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモ
リに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、
その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU
などが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理
によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0196】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キーワード検索をより効率的にかつ簡単に実行すること
ができる画像検索装置及びその方法、プログラムを提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の画像検索装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】実施形態1の画像検索装置における画像情報テ
ーブルの構成例を示す図である。
【図3】実施形態1の画像検索装置におけるキーワード
情報テーブルの構成例を示す図である。
【図4】実施形態1の画像検索装置における意味分類情
報テーブルの構成例を示す図である。
【図5】実施形態1の画像検索装置におけるシソーラス
辞書の構成例を示す図である。
【図6】実施形態1の画像検索装置におけるキーワード
分類情報テーブルの構成例を示す図である。
【図7】実施形態1の画像検索装置における検索画面の
一実施形態を示す図である。
【図8】実施形態1の画像検索装置における異表記同義
語辞書の構成例を示す図である。
【図9】実施形態1の画像検索装置における下位概念単
語辞書の構成例を示す図である。
【図10】実施形態1の画像検索装置におけるキーワー
ド登録処理を示すフローチャートである。
【図11】実施形態1の画像検索装置における分類決定
処理の詳細を示すフローチャートである。
【図12】実施形態1の画像検索装置におけるキーワー
ド検索処理の詳細を示すフローチャートである。
【図13】実施形態1の画像検索装置における意味分類
順位処理の詳細を示すフローチャートである。
【図14】実施形態1の画像検索装置における検索画面
表示処理を示すフローチャートである。
【図15】実施形態2の画像検索装置におけるキーワー
ド情報テーブルの構成例を示す図である。
【図16】実施形態2の画像検索装置における意味分類
情報テーブルの構成例を示す図である。
【図17】実施形態2の画像検索装置におけるシソーラ
ス辞書の構成例を示す図である。
【図18】実施形態2の画像検索装置における登録シソ
ーラス辞書の構成例を示す図である。
【図19】実施形態2の画像検索装置における補助情報
−意味分類名変換情報テーブルの構成例を示す図であ
る。
【図20】実施形態2の登録画面の一実施形態を示す図
である。
【図21】実施形態2の画像検索装置におけるキーワー
ド分類情報テーブルの構成例を示す図である。
【図22】実施形態2の画像検索装置における検索画面
の一実施形態を示す図である。
【図23】実施形態2の画像検索装置におけるキーワー
ド登録処理を示すフローチャートである。
【図24】実施形態2の画像検索装置における分類決定
処理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 画像検索装置 12 CPU 13 ROM 14 RAM 15 表示部 16 周辺コントローラ部 17 外部記憶装置 18 デジタルカメラ 19 デジタルビデオカメラ 20 入力装置

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像データとその付帯情報を管理
    し、その管理されている付帯情報より所望の画像データ
    を検索する画像検索装置であって、 登録対象の画像データを入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段によって入力した画像データに付与す
    る付帯情報を入力する付帯情報入力手段と、 前記付帯情報に対する意味分類情報を取得する取得手段
    と、 前記意味分類情報から前記付帯情報に含まれるキーワー
    ドが多義性を有するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段による判定の結果、前記キーワードが多義
    性を有する場合、前記意味分類情報とその付帯情報に基
    づいて、画像データを検索する検索手段と、 前記検索手段の検索結果に基づいて、前記画像データの
    分類名を設定する設定手段と、 前記設定手段により設定された分類名に基づいて、前記
    付帯情報を所定画面上に表示制御する表示制御手段とを
    備えることを特徴とする画像検索装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記意味分類情報にお
    いて、第一階層を示す階層レベルが存在するか否かを判
    定することを特徴とする請求項1に記載の画像検索装
    置。
  3. 【請求項3】 前記検索手段は、前記意味分類情報から
    第一階層が存在するごとに分類名を取得し、その取得さ
    れた分類名とその付帯情報に基づいて、画像データを検
    索することを特徴とする請求項1に記載の画像検索装
    置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段は、前記付帯情報に含まれ
    るキーワードと、前記検索手段により検索された画像デ
    ータの付帯情報に含まれるキーワードとが一致する場
    合、該付帯情報に対する意味分類情報から取得される分
    類名を前記画像データの分類名に設定することを特徴と
    する請求項1に記載の画像検索装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、前記所定画面上に
    表示する付帯情報として、前記設定手段で設定された分
    類名を表示する分類名表示部と、前記分類名表示部で表
    示される分類名に対する分類内付帯情報を表示する分類
    内付帯情報表示部とを有することを特徴とする請求項1
    に記載の画像検索装置。
  6. 【請求項6】 複数の画像データとその付帯情報を管理
    し、その管理されている付帯情報より所望の画像データ
    を検索する画像検索装置であって、 登録対象の画像データを入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段によって入力した画像データに付与す
    る付帯情報を入力する付帯情報入力手段と、 前記付帯情報に対する補助情報を入力する補助情報入力
    手段と、 前記補助情報の第1分類情報を取得する取得手段と、 前記付帯情報に対する第2分類情報を設定する設定手段
    と、 前記第1あるいは第2分類情報に基づいて、前記付帯情
    報を所定画面上に表示する表示制御手段と、 前記所定画面上の付帯情報に基づいて、画像データを検
    索する検索手段とを備えることを特徴とする画像検索装
    置。
  7. 【請求項7】 前記取得手段は、補助情報−意味分類情
    報テーブルより、前記補助情報に対する意味分類情報を
    取得する変換手段と、 前記変換手段より取得された意味分類情報より、前記第
    1分類情報の分類名を取得することを特徴とする請求項
    6に記載の画像検索装置。
  8. 【請求項8】 前記補助補助−意味分類情報テーブル
    は、補助情報とその補助情報に対する意味分類情報から
    なることを特徴とする請求項7に記載の画像検索装置。
  9. 【請求項9】 前記取得手段は、前記変換手段より取得
    された意味分類情報と前記付帯情報を対応付けて登録シ
    ソーラス辞書に記憶する記憶手段とを備えることを特徴
    とする請求項7に記載の画像検索装置。
  10. 【請求項10】 前記設定手段は、前記登録シソーラス
    辞書から、前記付帯情報に対する意味分類情報を検索す
    る検索手段と、 前記検索手段より検索された意味分類情報より取得され
    る分類名を前記第2分類情報として設定することを特徴
    とする請求項9に記載の画像検索装置。
  11. 【請求項11】 前記設定手段は、前記意味分類情報よ
    り分類名が取得されない場合、シソーラス辞書から、前
    記付帯情報と一致する見出語を検索し、その見出語に対
    する意味分類情報から取得される分類名を前記第2分類
    情報として設定することを特徴とする請求項10に記載
    の画像検索装置。
  12. 【請求項12】 複数の画像データとその付帯情報を管
    理し、その管理されている付帯情報より所望の画像デー
    タを検索する画像検索方法であって、 登録対象の画像データを入力する画像入力工程と、 前記画像入力工程によって入力した画像データに付与す
    る付帯情報を入力する付帯情報入力工程と、 前記付帯情報に対する意味分類情報を取得する取得工程
    と、 前記意味分類情報から前記付帯情報に含まれるキーワー
    ドが多義性を有するか否かを判定する判定工程と、 前記判定工程による判定の結果、前記キーワードが多義
    性を有する場合、前記意味分類情報とその付帯情報に基
    づいて、画像データを検索する検索工程と、 前記検索工程の検索結果に基づいて、前記画像データの
    分類名を設定する設定工程と、 前記設定工程により設定された分類名に基づいて、前記
    付帯情報を所定画面上に表示制御する表示制御工程とを
    備えることを特徴とする画像検索方法。
  13. 【請求項13】 前記判定工程は、前記意味分類情報に
    おいて、第一階層を示す階層レベルが存在するか否かを
    判定することを特徴とする請求項12に記載の画像検索
    方法。
  14. 【請求項14】 前記検索工程は、前記意味分類情報か
    ら第一階層が存在するごとに分類名を取得し、その取得
    された分類名とその付帯情報に基づいて、画像データを
    検索することを特徴とする請求項12に記載の画像検索
    方法。
  15. 【請求項15】 前記設定工程は、前記付帯情報に含ま
    れるキーワードと、前記検索工程により検索された画像
    データの付帯情報に含まれるキーワードとが一致する場
    合、該付帯情報に対する意味分類情報から取得される分
    類名を前記画像データの分類名に設定することを特徴と
    する請求項12に記載の画像検索方法。
  16. 【請求項16】 前記表示制御工程は、前記所定画面上
    に表示する付帯情報として、前記設定工程で設定された
    分類名を表示する分類名表示部と、前記分類名表示部で
    表示される分類名に対する分類内付帯情報を表示する分
    類内付帯情報表示部とを有することを特徴とする請求項
    12に記載の画像検索方法。
  17. 【請求項17】 複数の画像データとその付帯情報を管
    理し、その管理されている付帯情報より所望の画像デー
    タを検索する画像検索方法であって、 登録対象の画像データを入力する画像入力工程と、 前記画像入力工程によって入力した画像データに付与す
    る付帯情報を入力する付帯情報入力工程と、 前記付帯情報に対する補助情報を入力する補助情報入力
    工程と、 前記補助情報の第1分類情報を取得する取得工程と、 前記付帯情報に対する第2分類情報を設定する設定工程
    と、 前記第1あるいは第2分類情報に基づいて、前記付帯情
    報を所定画面上に表示する表示制御工程と、 前記所定画面上の付帯情報に基づいて、画像データを検
    索する検索工程とを備えることを特徴とする画像検索方
    法。
  18. 【請求項18】 前記取得工程は、補助情報−意味分類
    情報テーブルより、前記補助情報に対する意味分類情報
    を取得する変換工程と、 前記変換工程より取得された意味分類情報より、前記第
    1分類情報の分類名を取得することを特徴とする請求項
    17に記載の画像検索方法。
  19. 【請求項19】 前記補助補助−意味分類情報テーブル
    は、補助情報とその補助情報に対する意味分類情報から
    なることを特徴とする請求項18に記載の画像検索方
    法。
  20. 【請求項20】 前記取得工程は、前記変換工程より取
    得された意味分類情報と前記付帯情報を対応付けて登録
    シソーラス辞書に記憶する記憶工程とを備えることを特
    徴とする請求項18に記載の画像検索方法。
  21. 【請求項21】 前記設定工程は、前記登録シソーラス
    辞書から、前記付帯情報に対する意味分類情報を検索す
    る検索工程と、 前記検索工程より検索された意味分類情報より取得され
    る分類名を前記第2分類情報として設定することを特徴
    とする請求項20に記載の画像検索方法。
  22. 【請求項22】 前記設定工程は、前記意味分類情報よ
    り分類名が取得されない場合、シソーラス辞書から、前
    記付帯情報と一致する見出語を検索し、その見出語に対
    する意味分類情報から取得される分類名を前記第2分類
    情報として設定することを特徴とする請求項21に記載
    の画像検索方法。
  23. 【請求項23】 複数の画像データとその付帯情報を管
    理し、その管理されている付帯情報より所望の画像デー
    タを検索する画像検索をコンピュータに機能させるため
    のプログラムであって、 登録対象の画像データを入力する画像入力工程のプログ
    ラムコードと、 前記画像入力工程によって入力した画像データに付与す
    る付帯情報を入力する付帯情報入力工程のプログラムコ
    ードと、 前記付帯情報に対する意味分類情報を取得する取得工程
    のプログラムコードと、 前記意味分類情報から前記付帯情報に含まれるキーワー
    ドが多義性を有するか否かを判定する判定工程のプログ
    ラムコードと、 前記判定工程による判定の結果、前記キーワードが多義
    性を有する場合、前記意味分類情報とその付帯情報に基
    づいて、画像データを検索する検索工程のプログラムコ
    ードと、 前記検索工程の検索結果に基づいて、前記画像データの
    分類名を設定する設定工程のプログラムコードと、 前記設定工程により設定された分類名に基づいて、前記
    付帯情報を所定画面上に表示制御する表示制御工程のプ
    ログラムコードとを備えることを特徴とするプログラ
    ム。
  24. 【請求項24】 複数の画像データとその付帯情報を管
    理し、その管理されている付帯情報より所望の画像デー
    タを検索する画像検索をコンピュータに機能させるため
    のプログラムであって、 登録対象の画像データを入力する画像入力工程のプログ
    ラムコードと、 前記画像入力工程によって入力した画像データに付与す
    る付帯情報を入力する付帯情報入力工程のプログラムコ
    ードと、 前記付帯情報に対する補助情報を入力する補助情報入力
    工程のプログラムコードと、 前記補助情報の第1分類情報を取得する取得工程のプロ
    グラムコードと、 前記付帯情報に対する第2分類情報を設定する設定工程
    のプログラムコードと、 前記第1あるいは第2分類情報に基づいて、前記付帯情
    報を所定画面上に表示する表示制御工程のプログラムコ
    ードと、 前記所定画面上の付帯情報に基づいて、画像データを検
    索する検索工程のプログラムコードとを備えることを特
    徴とするプログラム。
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