JP2003076618A - 装置状態管理方法及びそのシステム - Google Patents

装置状態管理方法及びそのシステム

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JP2003076618A
JP2003076618A JP2001262358A JP2001262358A JP2003076618A JP 2003076618 A JP2003076618 A JP 2003076618A JP 2001262358 A JP2001262358 A JP 2001262358A JP 2001262358 A JP2001262358 A JP 2001262358A JP 2003076618 A JP2003076618 A JP 2003076618A
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Noriyuki Yogoshi
紀之 余越
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ユーザアプリケーションからデー
タベースをアクセスすることでMO及び管理対象装置に
アクセスすることができる装置状態管理方法及びそのシ
ステムを提供することを目的とする。 【解決手段】 データベースから外部への制御の第1イ
ンタフェースをMOに実装し、MOをデータベース内部
に実装し、ユーザアプリケーションは、MOをデータベ
ースとして扱うことにより、ユーザアプリケーション
は、データベースをアクセスすることで外部の装置を制
御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置状態管理方法
及びそのシステムに関し、特に、装置の状態を管理する
機能であるMOをアプリケーションで実現し装置状態を
データベースに保持する装置状態管理方法及びそのシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、装置などの状態を管理する機能
としてのMO(Managed Object)を一般
的なアプリケーションとして実現し、ワークステーショ
ン(WS)やパーソナルコンピュータ(PC)等の計算
機内部で保持する必要がある情報について、データベー
スを利用して保持することで実現していた。この従来方
法では、ユーザは、MOを管理する該当アプリケーショ
ンと、CMIPやSNMPなどのプロトコルを利用して
制御や情報の取得を行う必要があった。
【0003】一方、通信装置や計算機の状態を管理また
は制御する場合には、装置の状態だけの管理ではなく、
例えば、利用者情報など管理対象と直接関連付けされな
い情報も必要で、上記利用者情報などを保持するデータ
ベースも必須であった。
【0004】図1は、従来方法を用いたネットワーク管
理システムの一例のブロック図を示す。同図中、ネット
ワーク管理システム(NMS)10は、GUI(Gra
phical User Interface)等のユ
ーザアプリケーション11と、WS,PC等の計算機1
2より構成され、伝送装置等の管理対象装置13を管理
する。
【0005】管理対象装置13の情報を扱うためには、
計算機12の内部にMO15として情報を保持する必要
があり、MO15内部の情報保管のためデータベース1
6,17を利用している。情報を保持する必要性として
は、第1に、NMS10側で管理対象装置13に設定し
た情報を保持しないで、管理対象装置13側だけに保持
させると、管理対象装置13側の情報が消滅したとき
に、元の状態に戻すことが困難になる。
【0006】第2に、NMS10側で設定した情報を読
み出すとき常に管理対象装置13まで情報を取得にいく
方法を採用すると、管理対象装置13とのインタフェー
スプトロコルによって、NMS10からの制御・読出し
時間が長くなるので、NMS10側に設定した情報を保
持することで読出し時間を短縮できるので、図2に示す
ように、設定した情報をデータベース16に保持してお
く。
【0007】第3に、管理対象装置13内部の変化(障
害情報、冗長構成部の切替え情報、運用状態など)情報
をNMS10側に管理対象装置13から非同期通知でき
る場合には、図3に示すようにNMS10側でそのイベ
ントを保持することで、常に管理対象装置13まで情報
を取得にいかず、NMS10側で状態を確認することが
可能となり、処理時間を短縮できる。上記の理由など
で、管理対象装置13を監視制御するためのアプリケー
ションではモデル化によりMO15を定義し、NMS1
0側にも各種の情報をデータベース16などを利用して
保持している。
【0008】しかし、NMS10が扱う情報は全てMO
15経由とは限らず、各管理対象装置13の設置場所等
の一般的な情報はデータベース17の保持し、直接デー
タベース17の情報も扱うことが多く、ユーザアプリケ
ーション11は、NMS10に対し、MO15経由のイ
ンタフェースと、直接データベース17経由のインタフ
ェースの2種類を扱う必要があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、ユー
ザアプリケーションで扱う情報を保持・管理するため
に、一般的にはデータベースを利用するが、通常のデー
タベースでは、ユーザが格納した情報のみの管理であ
り、管理対象装置などの実際の情報もユーザが格納しな
い限り管理できない。ユーザの格納するタイミングによ
っては、実際の管理対象装置の状態と異なる情報になる
こともある。つまり、実体の管理対象装置の情報など
は、一度データベースに格納しない限り、データベース
のインタフェースでは、処理できない。
【0010】また、通信機器や計算機の状態を管理する
ためには、実際の機器の状態を読み出したり、実際の機
器に各種制御情報を設定したりする必要がある。このよ
うな機能を実現するためには、MOとしてアプリケーシ
ョンを実装することになるが、データベースとのインタ
フェース(SQL文によるアクセス)とは異なるSNM
P,CMIP等のプロトコルをユーザアプリケーション
は使用する必要があり、多くのアクセスインタフェース
を実装しなければならない。つまり、データベースへの
アクセスインタフェース以外に実体(管理対象装置な
ど)にアクセスするためのインタフェースも必要とな
り、コスト高になる。
【0011】更に、大規模なシステムを実現する場合に
は、処理の負荷分散を行うため、MOを実装するサーバ
とデータベースを実装するサーバを分散させて構築する
ことが一般的である。しかし、この方法では、実際の情
報を取得するために、ユーザアプリケーションから、M
Oを実装するサーバを経由してデータベースを実装する
サーバへのアクセスとなり、直接データベースにアクセ
スするより処理時間がかかる。通信管理対象装置を監視
制御するようなリアルタイム処理を要求されるシステム
では、処理時間を早くする必要があり、処理時間の遅れ
が問題となる。
【0012】また、MOとデータベースが分離されて実
装されている場合、情報の排他制御、ロック処理、操作
のキャンセル、リカバリ等を行うトランザクション処理
を実現するためには、データベースのトランザクション
機能を利用することも可能であるが、MO側のアプリケ
ーションでトランザクション機能を個別に実装する必要
があり、アプリケーション作成のコストがかかるという
問題があった。
【0013】本発明は、上記の点に鑑みなされたもので
あり、ユーザアプリケーションからデータベースをアク
セスすることでMO及び管理対象装置にアクセスするこ
とができ、上記問題点を解決した装置状態管理方法及び
そのシステムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1または2に記載
の発明は、MOをデータベース内部に実装し、前記デー
タベースから外部への制御を行う第1インタフェースを
前記MOに実装したことにより、ユーザアプリケーショ
ンは、データベースをアクセスすることでMO及び外部
の装置を制御することができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、前記データベー
スから外部への制御に対する結果を前記制御に関連付け
て前記データベースに通知する第2インタフェースを前
記MOに実装してなることにより、外部の装置の制御結
果がMO及びデータベースに通知される。
【0016】請求項4に記載の発明は、前記データベー
スの外部の装置で変化した状態を前記MOに通知する第
3インタフェースを前記MOに実装してなることによ
り、外部の装置からのイベントをMO及びデータベース
で取り扱うことができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、前記データベー
スと前記外部の装置との間のプロトコルを変換するプロ
トコル変換部を有することにより、データベースと外部
の装置との間のプロトコルを変換して請求項2乃至4の
発明を実現できる。
【0018】付記6に記載の発明は、前記ユーザアプリ
ケーションから前記データベースに対するトランザクシ
ョン処理の完了前に、前記MOから外部への制御または
外部から前記MOへの通知を行うことにより、トランザ
クション処理の完了を待たずに高速の処理が可能とな
る。
【0019】付記7に記載の発明は、前記データベース
から前記ユーザアプリケーションに対しイベントを通知
する第4インタフェースを前記MOに実装してなること
により、データベースの内部変化をユーザアプリケーシ
ョン側で確認でき、ユーザが所有している情報の同期を
とることが可能となる。
【0020】付記10に記載の発明は、前記第1インタ
フェースに、前記データベース上のトランザクション処
理を延長する機能を実装したことにより、データベース
のトランザクション機能で、MOにトランザクション機
能を実現することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、SNMP(Simpl
e network managmentProtoc
ol)や通信分野で一般的に利用されているMIB(M
anegement Infomation Bas
e)情報で対象管理装置を表現したMOをいくつかの手
段を実現することで、データベース内部に実装させる方
法である。本発明ではデータベース内部にMOを実装さ
せることで、一般的なデータベースと同じ扱いで、ユー
ザ側は、対象管理装置を表現したMOを管理することが
できる。
【0022】図4は、本発明方法を用いたネットワーク
管理システムの第1実施例のブロック図を示す。同図
中、ネットワーク管理システム(NMS)20は、クラ
イアントとしてのGUI等のユーザアプリケーション2
1と、NMSサーバ22より構成され、伝送装置等の管
理対象装置13を管理する。そして、NMSサーバ22
は、データベース24とプロトコル変換部25とよりな
る。
【0023】ユーザアプリケーション21は、管理対象
装置13の状態を監視したり、管理対象装置13に各種
パラメータを設定したりするために、データベース24
内のMOを経由して情報の表示や制御をする。
【0024】MOは、管理対象装置をモデル化して管理
対象装置を機能単位に表現して、機能単位毎に情報と操
作を持ち、データベース24内に実装されている。これ
により、ユーザ側のユーザアプリケーション21から
は、データベース24の操作だけでMOをアクセスでき
る。
【0025】プロトコル変換部25は、ユーザアプリケ
ーション21から指示されMO経由で管理対象装置13
を制御する場合に、NMSサーバ22内部の通信プロト
コルを管理対象装置13との通信ブロトコルに変換する
機能である。なお、管理対象装置13との制御インタフ
ェースは、管理対象装置13毎に固有のインタフェース
が定義される。また、本発明では、管理対象装置13と
の通信プロトコルの変換機能だけでなく、データベース
24内部に存在するMOとのインタフェースをする機能
も含む。以下に主な機能を示す。
【0026】1.データベース24内部のMOから制御
メッセージを受け取る機能。
【0027】2.管理対象装置13へ制御をしたときの
応答をデータベース24内のMOに返送する機能。
【0028】3.管理対象装置13から非同期に通知さ
れるメッセージ(警報情報、管理対象装置内状態変化情
報など)をデータベース24内のMOに通知する機能。
【0029】図5は、データベース24内のMOの一実
施例の構成図を示す。同図中、データベース24内には
階層的に複数のMO30,31が設けられている。例え
ば、MO30は伝送装置内の1つのユニットに対応する
ものであり、MO30はユニット内の1つのカードに対
応するものである。
【0030】各MO30,31には、少なくとも1つの
テーブル34が設けられ、各MOが保持する情報を格納
する。MOの持つ情報によっては、複数のテーブル3
2,33が設けられる。テーブル32,33,34それ
ぞれには、テーブルを更新操作したときに実行されるメ
ソッドや、テーブルにまとまった操作や複雑な操作を指
示するためのメソッドを定義したストアドプロシジャ3
6,37,38が設けられている。以下に主なメソッド
を示す。
【0031】1.テーブルを更新する前、更新した後に
自動的に実行されるメソッド。
【0032】2.直接、まとまった操作をテーブルに対
して実行するメソッド。
【0033】3.テーブル内の変化を外部に通知するメ
ソッド。
【0034】4.テーブル間でメッセージを通知するメ
ソッド。
【0035】本発明を実現するためのデータベース24
と外部(ユーザアプリケーション21,プロトコル変換
部25)のインタフェースや、データベース24内のイ
ンタフェースには、以下の種類のインタフェースが存在
する。なお、丸付き数字は図5と対応している。
【0036】 一般的なテーブルをアクセスするため
の操作であり、質問用言語のSQL文を用いて、MOの
テーブルを参照したり、更新したりする。
【0037】 テーブルを更新(Insert,Up
dateなど)したときに自動的に実行されるインタフ
ェースであり、必要に応じてストアドプロシジャで定義
する。実行されるタイミングには、テーブルを更新する
前と、更新後の2タイプが存在する。
【0038】 テーブルにまとまった操作を依頼した
り、複雑な処理を依頼するためのインタフェースであ
る。テーブル内に複数のレコードを指示した操作や、M
O経由でデータベース外の管理対象装置に制御を依頼す
る場合に用いる。
【0039】 テーブル内に、変化が発生したとき
に、ユーザアプリケーションに通知するためのインタフ
ェースである。例えば、管理対象装置からの警報情報を
プロトコル変換部が認識し、データベースに情報を格納
したときに、インタフェースを利用してストアドプロ
シジャでユーザアプリに通知するような事象を実現す
る。
【0040】 ユーザアプリケーションからのインタ
フェースや他のMOからの操作依頼(インタフェース
)などで管理対象装置への制御を依頼された場合に、
操作情報を外部のプロトコル変換部に通知するために用
いる。
【0041】 インタフェースでプロトコル変換部
に操作が依頼されたときの結果を返送するために用い
る。
【0042】 管理対象装置から非同期に通知される
管理対象装置内の変化情報(警報情報や、状態変化通
知)などを、データベース内のMOに格納するための操
作である。直接、テーブルを更新するインタフェース以
外に該当テーブルに存在するストアドプロシジャを利用
するインタフェースも存在する。
【0043】 あるMOに対して操作が実施されたと
きに、他のMOに対して操作やテーブルの更新、参照を
実行するために用いる。
【0044】 インタフェースの逆方向の操作であ
り、他のMOからの操作やテーブル参照のインタフェー
スである。
【0045】図5に示すインタフェース〜を実装す
ることで、外部の管理対象装置13への情報設定が可能
となり、インタフェース,で外部の管理対象装置1
3の制御が可能となり、インタフェースで管理対象装
置13からの非同期通知情報のテーブルへの格納が可能
となる。インタフェース〜の実現方法は、一般的な
データベース製品によって異なるが、例として以下のよ
うなメソッドを利用する。
【0046】インタフェースの実装方法としては、ユ
ーザアプリケーション21からの操作の延長で、管理対
象装置13への制御を実行することになるため、ユーザ
アプリケーション21から該当MOとのデータベースへ
のアクセスセッションと、プロトコル変換部25から同
じMOに対するアクセスセッション間に通信をするため
のルートを実現する。
【0047】また、一部のデータベース製品では、パイ
プ機能を用いてプロセス間通信を実現することができ
る。但し、ユーザからの処理がトランザクション的に完
了する前に、管理対象装置へのアクセスが必要となるた
め、データベースへのCommit(完了)処理以前
に、処理が実行できる機能を用いる必要がある。
【0048】インタフェースは、インタフェースに
よって操作がプロトコル変換部25に通知されたとき
に、その操作を実行した結果応答や、実行後に取得した
情報をMO側に返送するために用いるインタフェースで
あるが、一般的なデータベースのストアドプロシジャで
実現できる。なお、インタフェースには、インタフェ
ースの制御と応答を対応付けるための情報が付与され
る。
【0049】インタフェースの実装方法については、
管理対象装置13からの非同期通知メッセージ(警報情
報や管理対象装置内の状態変化通知など)では、プロト
コル変換部25がイベントを受信した後に、該当イベン
トを格納するMO側のテーブルにInsert(挿入)
などのSQL文を用いる方法と、ストアドプロシジャで
格納処理を記述する方法がある。
【0050】また、本発明では、データベース24内に
MO30,31を実装するため、ユーザアプリケーショ
ン21は、特殊なプロトコルを用いてMOをアクセスす
る必要がなく、データベース24をアクセスためのイン
タフェース〜を実装するだけでよい。
【0051】インタフェースの実装方法としては、通
常のSQL文によるSelect(参照)、Inser
t(追加)、Update(更新)操作を用いる。外部
の管理対象装置13の情報は、インタフェースによ
り、MO30内部のテーブル32に格納されているた
め、ユーザアプリケーション21は、通常のテーブル上
の情報として参照できる。
【0052】また、管理対象装置13側の情報を変更し
たい場合には、テーブル32上の該当情報を更新したこ
とによるトリガから、インタフェースを利用してスト
アドプロシジャ36により、インタフェース、の処
理を実行する方法と、直接インタフェースを利用して
ストアドプロシジャ36を起動し、インタフェース、
の処理を実行する方法とがある。
【0053】インタフェースの実装方法としては、デ
ータベース製品によって、実現方法は異なるが、1つの
実装例としてデータベーストリガを利用する。このデー
タベーストリガとは、例えばテーブル32が更新(In
sertまたはUpdate)されたときに、更新処理
を実施する前か、実施後に処理の実行を宣言して自動的
にストアドプロシジャ36を実行する機能である。
【0054】インタフェースは、複雑な処理または複
数の処理を同時にMOに依頼するためのインタフェース
であるが、一般的なストアドプロシジャを用いて実現す
る。
【0055】インタフェースは、MO内部で変化した
状態(例えば、管理対象装置からの非同期通知イベント
は追加された場合など)を外部のユーザアプリケーショ
ン21に通知するインタフェースであるが、実装方法に
はいくつかの方法がある。
【0056】a)ユーザアプリケーション21から、M
O内部のテーブルの状態を周期的に読出し、変化を認識
したとき情報を取得する方法であり、周期的にSele
ct(参照)を利用して変化を確認するか、周期的にス
トアドプロシジャを発行して変化情報を入手する。
【0057】b)データベース製品によっては、データ
ベース24内で発生した変化をALERT機能でユーザ
に通知することが可能なものもある。予めユーザ側で該
当MOのテーブルにALERT通知の登録をすること
で、非同期にデータベース内部で発生した変化を受信す
ることができる。
【0058】c)データベース製品によっては、データ
ベースとの複数セッション間で通信ができる機能が実装
されており、その機能を用いて、外部のユーザに通知す
ることができる。
【0059】本発明では、データベース24内にMO3
0,31を実装するため、従来のようにMOとデータベ
ースを個々に分散させて実装することはなく、データを
共有することで、通信の情報量を削減でき、全体の処理
時間を軽減できる。MO機能とデータベース機能を同じ
サーバに実装することによる負荷増加に対しては、複数
プロセッサを実装して処理能力を上げることで回避でき
る。
【0060】また、データベース24内にMO30,3
1を実装することで、データベース24のトランザクシ
ョン機能をそのまま利用してMO30,31のトランザ
クション機能を実現することが可能となり、新たに開発
する必要がなくなり、コストを低減できる。
【0061】次に、具体的な実施例を示す。なお、操作
文はデータベース製品により実装方法が異なることや、
扱うプログラミング言語でも異なるため、論理的な記述
として説明を行う。
【0062】図6は、本発明方法を用いたネットワーク
管理システムの第2実施例のブロック図を示す。同図
中、図4と同一部分には同一符号を付す。図6におい
て、ネットワーク管理システム(NMS)20は、クラ
イアントとしてのGUI等のユーザアプリケーション2
1と、NMSサーバ22より構成され、伝送装置等の管
理対象装置13を管理する。そして、NMSサーバ22
は、データベース24とプロトコル変換部25とよりな
る。プロトコル変換部25はネットワークエレメントマ
ネージャである。
【0063】この実施例では、管理対象装置13を管理
するMOの一例として、データベース24内に設けられ
たカードクラスMO40を例に取って説明する。1つの
管理対象装置13には、複数のカード(パッケージ)が
実装されており、カードを操作するための情報をカード
クラスMO40内のカードテーブル41に格納する。ま
た、カード内で発生したイベント情報(警報情報)を、
カードクラスMO40内のイベントテーブル42に格納
して管理する。また、カードテーブル41,イベントテ
ーブル42それぞれにはストアドプロシジャ43,44
がが設けられている。
【0064】図7(A),(B)に、カードテーブル4
1,イベントテーブル42のスキーマ定義の一実施例を
示す。図7(A)において、カラム名CARD_IDは
複数パッケージを識別するプライマリーキーであり、C
ARD_NAMEは該当パッケージの名称情報(データ
ベース24内だけに存在)であり、ALARM_INH
は該当パッケージの監視をするかどうかのフラグであ
り、ALARM_STATEは該当パッケージの警報状
態である。
【0065】図7(B)において、カラム名EVENT
_IDは複数パッケージを識別するプライマリーキーで
あり、EVENT_TIMEはイベントの発生時刻であ
り、CARD_IDは該当イベントの対応するCARD
_ID情報であり、EVENT_MODEは障害情報の
発生、回復情報であり、EVENT_STAYUSは新
規のイベントの状態を管理する情報である。
【0066】カードテーブル41のストアドプロシジャ
43について説明する。CARD_RESETは、該当
カードに対してリセット操作を行うためのメソッドであ
る。実際の管理対象装置13にだけ制御をするために、
ストアドプロシジャで宣言する。
【0067】インタフェースとしてのCARD_AL
ARM_MODEは、該当カードの障害情報を監視する
かどうかを決める情報であり、実際の管理対象装置13
に設定するための情報であることから、管理対象装置1
3への設定制御を実行したあとで、カードテーブル41
上のALARM_MODEを変更するメソッドを定義す
る。
【0068】インタフェースとしてのSET_RES
PONSEは、CARD_RESETで操作した結果を
外部のプロトコル変換部25から返送するためのメソッ
ドである。
【0069】イベントテーブル42のストアドプロシジ
ャ44について説明する。インタフェースとしてのC
HECK_EVETは、新規にイベントが発生したこと
をチェックするためのメソッドである。
【0070】次に、実際の操作例について説明する。ま
ず、ユーザアプリケーション21からALM_INHモ
ードを変更し、管理対象装置13まで制御をする場合に
ついて、図8に示す動作フローと共に説明する。図中の
(イ)〜(へ)は下記の説明と対応している。
【0071】ユーザアプリケーション21の操作フロー
は、 (1)データベース22に対してストアドプロシジャC
ARD_ALARM_MODEを使用して制御をする
(イ)。
【0072】 CARD_ALARM_MODE(1120,1,0,RSP) TRX_ID = 1120 (トランザクションID) CARD_ID =1 (パッケージID) INH_MODE =0 (0:NOR,1:INH) (2)応答結果のRSPを見て、0ならば正常終了 1
または2ならば実行失敗である。
【0073】データベース24内のストアドプロシジャ
43の動作フローは、 (1)ユーザアプリケーション21から依頼されたCA
RD_ALARM_MODEのストアドプロシジャ43
の中で、CARD_ID,INH_MODEをネットワ
ークエレメントマネージャであるプロトコル変換部25
へのメッセージに格納して管理対象装置13への設定依
頼をする(ロ)。
【0074】(2)結果応答を別のメッセージパイプで
待つ。
【0075】(3)正常ならば、データベース24を更
新する。
【0076】(4)応答をユーザアプリケーション21
に応答する(ヘ)。
【0077】ネットワークエレメントマネージャである
プロトコル変換部25の動作フローは、 (1)MO40からの制御依頼メッセージを待つ。
【0078】(2)受信したメッセージから制御内容
と、該当インスタンスを確認し、実際の管理対象装置1
3への制御を実行する(ハ)。
【0079】(3)SET_RESPONSEを利用し
て管理対象装置13制御への結果情報をストアドプロシ
ジャ43にて応答する(ニ)(ホ)。
【0080】次に、ユーザアプリケーション21から管
理対象装置13のカードにリセット制御を実施する場合
について、図9に示す動作フローと共に説明する。図中
の(イ)〜(へ)は下記の説明と対応している。
【0081】ユーザアプリケーション21の操作フロー
は、 (1)データベースに対してストアドプロシジャCAR
D_RESETを使用して制御をする(イ)。
【0082】 CARD_RESET(1130,2,RSP) TRX_ID = 1130 (トランザクションID) CARD_ID =2 (パッケージID) (2)応答結果のRSPを見て、0ならば正常終了 1
または2ならば実行失敗である。
【0083】データベース内のストアドプロシジャの動
作フローは、 (1)アプリユーザから依頼されたCARD_RESE
Tのストアドプロシジャの中で、CARD_IDをネッ
トワークエレメントマネージャであるプロトコル変換部
25へのメッセージに格納して管理対象装置13への設
定依頼をする(ロ)。
【0084】(2)結果応答を別のメッセージパイプで
待つ。
【0085】(3)応答をユーザアプリケーション21
に応答する(ヘ)。
【0086】ネットワークエレメントマネージャである
プロトコル変換部25の動作フローは、 (1)MO40からの制御依頼メッセージを待つ。
【0087】(2)受信したメッセージから制御内容
と、該当インスタンスを確認し、実際の管理対象装置1
3への制御を実行する(ハ)。
【0088】(3)SET_RESPONSEを利用し
て管理対象装置13制御への結果情報をストアドプロシ
ジャ43にて応答する(ニ)(ホ)。
【0089】次に、管理対象装置13からの警報情報を
ユーザアプリケーション21で認識する場合について、
図10に示す動作フローと共に説明する。図中の(イ)
〜(ト)は下記の説明と対応している。
【0090】ユーザアプリケーション21の操作フロー
は、 (1)ストアドプロシジャ44のCHECK_EVNT
を利用して新規イベントを確認する。
【0091】(2)もし、RSPが1ならば、EVEN
T_TBLに対して、EVENT_STATUSが1に
なっているレコードを読み出す(イ)(ロ)(ホ)
(ヘ)(ト)。
【0092】SELECT EVENT_ID,EVE
NT_TIME,CARD_ID,EVENT_MOD
E FROM EVENT_TBL WHERE EVENT_STATUS = 1; (3)受信したイベントのEVENT_IDをチェック
し、最新のIDと最後のID間のEVENT_STAT
USを0に更新する(読み取ったことをテーブルに更新
する)。
【0093】ネットワークエレメントマネージャである
プロトコル変換部25の動作フローは、 (1)管理対象装置13から通知される非同期のメッセ
ージをEVENT_TBLにINSERTする(ハ)
(ニ)。
【0094】INSERT INTO EVENT_T
BL (EVENT_TIME,CARD_ID,EV
ENT_MODE) VALUES (2000.09.30 13:00:
15,1,MAJ); データベース24内のデータベーストリガによるストア
ドプロシジャ44の動作フローは、 (1)ネットワークエレメントマネージャであるプロト
コル変換部25から新規のイベントが格納されたときに
自動的に実行されるデータベーストリガにより、EVE
NT_IDを自動的に付与する。
【0095】(2)新規のイベントであることを、EV
ENT_STATUSに付与する。
【0096】(3)同じデータベーストリガ内部で、C
ARD_IDと同じレコードのCARD_TBLのAL
ARM_STATEを更新する。MAJならば1を設定
し、CLRならば0を設定する。
【0097】次に、ユーザアプリケーション21から管
理対象装置13のカードに情報セット制御を実施する場
合(正常終了時)の動作フローを図11に示す。
【0098】ユーザアプリケーション21は、データベ
ース24に対してストアドプロシジャCARD_SET
を使用して制御し(イ)、データベース24内のストア
ドプロシジャはプロトコル変換部25に管理対象装置1
3への設定依頼をする(ロ)。プロトコル変換部25
は、受信したメッセージから情報aを管理対象装置13
に設定し(ハ)、管理対象装置13からの正常応答があ
ると(ニ)、データベース24に設定情報aを更新保持
する(ホ)。データベース24はユーザアプリケーショ
ン21に正常応答を返す(ヘ)。
【0099】この正常応答を受けてユーザアプリケーシ
ョン21はデータベース24に対してストアドプロシジ
ャCARD_SETを使用して制御し(ト)、データベ
ース24内のストアドプロシジャはプロトコル変換部2
5に管理対象装置13への設定依頼をする(チ)。プロ
トコル変換部25は、受信したメッセージから情報aを
管理対象装置13に設定し(リ)、管理対象装置13か
らの正常応答があると(ヌ)、データベース24に設定
情報aを更新保持する(ル)。データベース24はユー
ザアプリケーション21に正常応答を返し(ヲ)、ユー
ザアプリケーション21はデータベース24にコミット
する(ワ)。
【0100】このように、ユーザアプリケーション21
は2つの処理を1つのトランザクションとして扱い、2
つの処理が正常応答になったときにデータベース24に
対してコミットすることが可能となる。データベース2
4はコミットタイミングで情報aと情報bのデータを実
際に更新する。なお、上記(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)の
動作、(チ)(リ)(ヌ)(ル)の動作は、トランザク
ションが完了していないときに外部への制御を行ってい
る箇所である。
【0101】図12は、ユーザアプリケーション21か
ら管理対象装置13のカードに情報セット制御を実施す
る場合(異常終了時)の動作フローを示す。
【0102】ユーザアプリケーション21は、データベ
ース24に対してストアドプロシジャCARD_SET
を使用して制御し(イ)、データベース24内のストア
ドプロシジャはプロトコル変換部25に管理対象装置1
3への設定依頼をする(ロ)。プロトコル変換部25
は、受信したメッセージから情報aを管理対象装置13
に設定し(ハ)、管理対象装置13からの正常応答があ
ると(ニ)、データベース24に設定情報aを更新保持
する(ホ)。データベース24はユーザアプリケーショ
ン21に正常応答を返す(ヘ)。
【0103】この正常応答を受けてユーザアプリケーシ
ョン21はデータベース24に対してストアドプロシジ
ャCARD_SETを使用して制御し(ト)、データベ
ース24内のストアドプロシジャは、プロトコル変換部
25に管理対象装置13への設定依頼をする(チ)。プ
ロトコル変換部25は受信したメッセージから情報aを
管理対象装置13に設定し(リ)、管理対象装置13か
らの異常応答があると(ヌ)、データベース24に設定
情報aを更新しない(ル)。データベース24はユーザ
アプリケーション21に異常終了応答を返し(ヲ)、ユ
ーザアプリケーション21はデータベース24への処理
をキャンセルする(ワ)。
【0104】このように、ユーザアプリケーション21
は2つの処理を1つのトランザクションとして扱い、2
つ目の処理が異常終了応答であったためデータベース2
4に対してキャンセルを指示する。データベース24は
一連の処理がキャンセルとなったため、データベース2
4への情報aの更新処理も未実施で、元の情報となる。
【0105】なお、上記の実施例は管理対象装置13に
再操作が執拗ない場合を示しているが、管理対象装置1
3に設定した情報aを元に戻す必要性がある場合には、
異常終了応答(ヲ)の後に、再度ユーザアプリケーショ
ン21から情報aを以前のの情報に設定する(イ)の制
御を実施し、それに対する応答(ヘ)の後に、データベ
ース24にキャンセルを指示する。
【0106】図13は、複数ユーザアプリケーションを
同一トランザクションとして動作させる処理を図11と
同一シーケンスで記述した動作フローを示す。図13中
の(イ)〜(ワ)は図11と対応している。
【0107】複数のユーザアプリケーション21a,2
1bが同じ管理対象装置13のカードに対して処理を実
施する場合、データベース24上で同じリソースに対し
ての操作となるため、先に処理を実行したユーザアプリ
ケーション側が処理を実施している間は、データベース
24の機能によりロックがかかり、他のユーザアプリケ
ーションは処理待ちになる。なお、本実施例では、同じ
操作で説明するが、同じリソースに対する操作であれ
ば、他の操作も処理待ちとなる。
【0108】図13では、ユーザアプリケーション21
bからの操作は、データベース24に依頼後に待ち状態
となる。その後、ユーザアプリケーション21aの処理
が完了後に処理が実行できる。つまり、データベース2
4内でユーザアプリケーション21bの処理が実行でき
るか確認しOKならば可能である。しかし、例えばリソ
ースの削除を行う処理が重なった場合は、後のユーザア
プリケーションからの処理は、待ち合わせ後に該当リソ
ースが存在しないことでデータベース24からエラー応
答となる。つまり、トランザクションの種類によって、
待ち合わせ後に並列処理となるか、エラー応答になるか
である。
【0109】次に、プロトコル変換部25について、更
に詳しく説明する。プロトコル変換部25は、データベ
ース24に対して管理対象装置13への処理依頼を定期
的に確認し、その情報を実際の管理対象装置13に対し
て操作するフォーマット(プロトコル)に変換する処理
部である。また、逆に管理対象装置13からの応答や非
同期イベント通知を受信し、データベース24に格納す
る処理を実施する。
【0110】プロトコル変換部25は、データベース2
4とはデータベース24の操作文法(質問用語)でアク
セスを行い、管理対象装置13とは管理対象装置13に
接続できるプロトコルで処理をする。例として管理対象
装置13とCMIPプロトコルの場合を記述する。CM
IPには、主な操作プロトコルとして以下のような操作
が存在する。
【0111】1.m−set 管理対象に情報を設定す
る処理。
【0112】2.m−get 管理対象から情報を読み
出す処理。
【0113】3.m−action 管理対象に対して
操作を実施する処理。
【0114】4.m−create 管理対象に対し、
リソースを生成指示する処理。
【0115】5.m−delete 管理対象に対し、
リソースを削除指示する処理。その他、非同期通知側と
して 6.m−event−report 管理対象から非同
期にイベント通知を受信する処理。
【0116】上記1〜6の処理にはいずれも、操作対象
となる相手を識別するアドレス情報(DN情報、実際に
はクラス情報とインスタンス情報で構成される)や、動
作情報(m−actionの場合)や、属性識別子(m
−getのときに、何の情報を読むか)や、属性値(m
−setの場合にどの値を設定するか)などの情報が付
与される。
【0117】プロトコル変換部25は、データベース2
4から指示があった情報を元に、管理対象装置13に対
してアクセスをするために、管理対象装置13と通信が
できるプロトコルに情報を変換して処理を実行する。ま
た、管理対象装置13からの応答を該当プロトコルで待
ち、結果をデータベース24の文法に変換してデータベ
ース24に格納する。管理対象装置13とのプロトコル
変換(実際に管理対象装置13ヘアクセスをする処理)
は、ライブラリ等を利用することになる。
【0118】例えば、CARD_ALARM_MODE
の設定を行う場合、プロトコル変換部25では、管理対
象装置13に対してALARM_MODEの状態を設定
する処理となるため、データベース24から受信した情
報(操作情報、管理対象アドレス情報、変更情報値)を
m−setのコマンドにパラメータとして格納し、管理
対象装置13に対して処理を実行する。データベース2
4からの情報は以下の通りである。
【0119】CARD_ALARM_MODE TRX_ID = 1120 CARD_ID = 1 INH_MODE = 0 管理対象装置13へのプロトコルは以下の通りである。
【0120】m−set(cardクラス,cardア
ドレス情報:1,属性:INH_MODE,属性値:
0) また、CARD_RESETの処理を行う場合、プロト
コル変換部25では、管理対象装置13に対してCAR
D_RESETの操作を実施するため、データベース2
4から受信した情報(操作情報、管理対象アドレス情
報、変更情報値)をm−actionのコマンドにパラ
メータとして格納し、管理対象装置13に対して処理を
実行する。データベース24からの情報は以下の通りで
ある。
【0121】CARD_RESET TRX_ID = 1130 CARD_ID = 2 管理対象装置13へのプロトコルは以下の通りである。
【0122】m−action(cardクラス,ca
rdアドレス情報:2) なお、インタフェースが請求項記載の第1インタフェ
ースに対応し、インタフェースが第2インタフェース
に対応し、インタフェースが第3インタフェースに対
応し、インタフェースが第4インタフェースに対応
し、CHECK文がデータベースに対する質問用言語の
MOへの操作を行う操作文に対応し、SELECT文が
データベースに対する質問用言語の参照文に対応する。
【0123】(付記1) 装置の状態を管理する機能で
あるMOをアプリケーションで実現し装置状態をデータ
ベースに保持する装置状態管理方法において、前記MO
を前記データベース内部に実装し、前記MOは、前記デ
ータベースから第1インタフェースを介して外部への制
御を行うことを特徴とする装置状態管理方法。
【0124】(付記2) 装置の状態を管理する機能で
あるMOをアプリケーションで実現し装置状態をデータ
ベースに保持する装置状態管理システムにおいて、前記
MOを前記データベース内部に実装し、前記データベー
スから外部への制御を行う第1インタフェースを前記M
Oに実装したことを特徴とする装置状態管理システム。
【0125】(付記3) 付記2記載の装置状態管理シ
ステムにおいて、前記データベースから外部への制御に
対する結果を前記制御に関連付けて前記データベースに
通知する第2インタフェースを前記MOに実装してなる
ことを特徴とする装置状態管理システム。
【0126】(付記4) 付記2記載の装置状態管理シ
ステムにおいて、前記データベースの外部の装置で変化
した状態を前記MOに通知する第3インタフェースを前
記MOに実装してなることを特徴とする装置状態管理シ
ステム。
【0127】(付記5) 付記2乃至4のいずれか記載
の装置状態管理システムにおいて、前記データベースと
前記外部の装置との間のプロトコルを変換するプロトコ
ル変換部を有することを特徴とする装置状態管理システ
ム。
【0128】(付記6) 付記2乃至5のいずれか記載
の装置状態管理システムにおいて、前記ユーザアプリケ
ーションから前記データベースに対するトランザクショ
ン処理の完了前に、前記MOから外部への制御または外
部から前記MOへの通知を行うことを特徴とする装置状
態管理システム。
【0129】(付記7) 付記2乃至6のいずれか記載
の装置状態管理システムにおいて、前記データベースか
ら前記ユーザアプリケーションに対しイベントを通知す
る第4インタフェースを前記MOに実装してなることを
特徴とする装置状態管理システム。
【0130】(付記8) 付記2または7記載の装置状
態管理システムにおいて、前記ユーザアプリケーション
から前記データベースに対する質問用言語に前記MOへ
の操作を行う操作文を設けたことを特徴とする装置状態
管理システム。
【0131】(付記9) 付記2または7記載の装置状
態管理システムにおいて、前記ユーザアプリケーション
から前記データベースに対する質問用言語の参照文を用
いて前記MOへの操作を行うことを特徴とする装置状態
管理システム。
【0132】(付記10) 付記2記載の装置状態管理
システムにおいて、前記第1インタフェースに、前記デ
ータベース上のトランザクション処理を延長する機能を
実装したことを特徴とする装置状態管理システム。
【0133】(付記11) 付記2記載の装置状態管理
システムにおいて、前記データベースとのセッション確
立制御を拡張し、複数ユーザを同一トランザクションと
して動作させることを特徴とする装置状態管理システ
ム。
【0134】
【発明の効果】上述の如く、請求項1または2に記載の
発明は、ユーザアプリケーションは、データベースをア
クセスすることでMO及び外部の装置を制御することが
できる。
【0135】請求項3に記載の発明は、外部の装置の制
御結果がMO及びデータベースに通知される。
【0136】請求項4に記載の発明は、外部の装置から
のイベントをMO及びデータベースで取り扱うことがで
きる。
【0137】請求項5に記載の発明は、データベースと
外部の装置との間のプロトコルを変換して請求項2乃至
4の発明を実現できる。
【0138】付記6に記載の発明は、トランザクション
処理の完了を待たずに高速の処理が可能となる。
【0139】付記7に記載の発明は、データベースの内
部変化をユーザアプリケーション側で確認でき、ユーザ
が所有している情報の同期をとることが可能となる。
【0140】付記10に記載の発明は、データベースの
トランザクション機能で、MOにトランザクション機能
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来方法を用いたネットワーク管理システムの
一例のブロック図である。
【図2】ユーザアプリケーションからデータベースへの
情報設定ルートを示す図である。
【図3】管理対象装置からデータベースへのイベント通
知ルートを示す図である。
【図4】本発明方法を用いたネットワーク管理システム
の第1実施例のブロック図である。
【図5】データベース内のMOの一実施例の構成図であ
る。
【図6】本発明方法を用いたネットワーク管理システム
の第2実施例のブロック図である。
【図7】カードテーブル,イベントテーブルのスキーマ
定義の一実施例を示す図である。
【図8】ユーザアプリケーションからALM_INHモ
ードを変更し、管理対象装置まで制御をする場合の動作
フローである。
【図9】ユーザアプリケーションから管理対象装置のカ
ードにリセット制御を実施する場合の動作フローであ
る。
【図10】管理対象装置からの警報情報をユーザアプリ
ケーションで認識する場合の動作フローである。
【図11】ユーザアプリケーションから管理対象装置の
カードに情報セット制御を実施する場合(正常終了時)
の動作フローである。
【図12】ユーザアプリケーションから管理対象装置の
カードに情報セット制御を実施する場合(異常終了時)
の動作フローである。
【図13】複数ユーザアプリケーションを同一トランザ
クションとして動作させる処理の動作フローである。
【符号の説明】
13 管理対象装置 20 ネットワーク管理システム 21 ユーザアプリケーション 22 NMSサーバ 24 データベース 25 プロトコル変換部 30,31 MO 32,33,34 テーブル 36,37,38 ストアドプロシジャ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の状態を管理する機能であるMOを
    アプリケーションで実現し装置状態をデータベースに保
    持する装置状態管理方法において、 前記MOを前記データベース内部に実装し、 前記MOは、前記データベースから第1インタフェース
    を介して外部への制御を行うことを特徴とする装置状態
    管理方法。
  2. 【請求項2】 装置の状態を管理する機能であるMOを
    アプリケーションで実現し装置状態をデータベースに保
    持する装置状態管理システムにおいて、 前記MOを前記データベース内部に実装し、 前記データベースから外部への制御を行う第1インタフ
    ェースを前記MOに実装したことを特徴とする装置状態
    管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置状態管理システムに
    おいて、 前記データベースから外部への制御に対する結果を前記
    制御に関連付けて前記データベースに通知する第2イン
    タフェースを前記MOに実装してなることを特徴とする
    装置状態管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の装置状態管理システムに
    おいて、 前記データベースの外部の装置で変化した状態を前記M
    Oに通知する第3インタフェースを前記MOに実装して
    なることを特徴とする装置状態管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれか記載の装置状
    態管理システムにおいて、 前記データベースと前記外部の装置との間のプロトコル
    を変換するプロトコル変換部を有することを特徴とする
    装置状態管理システム。
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