JP2003076491A - 無配線トラックボールシステム - Google Patents

無配線トラックボールシステム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラックボールシステムを、外外部電源およ
びコンピュータ等の中枢部への配線が不要なシステムと
すること。 【解決手段】 トラックボール1と、システム内の電子
回路に電力を供給するための電源と、該トラックボール
の回転による信号をコンピュータ等の中枢部に送信する
通信手段とを有するトラックボールシステムにおいて、
該トラックボール1を光を透過するものとし、該電源を
太陽電池2とし、前記通信手段を無線通信手段8とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトラックボールシス
テムに関し、特に、太陽電池を内蔵し、また、コンピュ
ータ中枢部等の上位機能との通信を無線で行うことによ
り、外部電源および配線を不要とするトラックボールシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等各種デジタル機器の座標
入力装置であるトラックボールシステムは、入力操作部
であるトラックボールと、トラックボールの回転を検出
する検出軸と、システム内に電力を供給するための電源
と、該トラックボールの回転による信号をコンピュータ
中枢部等の上位機能に送信する通信手段とを有する。従
来のシステムにおいては、電源はシステムが接続される
コンピュータ等、トラックボールシステム外部から供給
されており、このような外部電源との接続には、最低で
も三芯以上のケーブルによる配線が必要であった上、電
流も10〜100mA程度が必要であり、したがって相
当の電力を消費するものであった。
【0003】また、従来のシステムおいては、コンピュ
ータ中枢部等の上位機能への通信手段は配線によりなさ
れており、製造工程において、これに相当する工数およ
び工程時間が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来技術の欠点を除き、外部電源が不要なトラックボー
ルシステムを提供することである。また、外部電源やコ
ンピュータ中枢部等の上位機能への配線が不要なトラッ
クボールシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明者は鋭意検討し
た結果、太陽電池を用いて自己電源を構成し、通信手段
を無線とすることにより、上記課題を解決できることを
見出した。すなわち、上記課題を解決するための手段と
して、本願で特許請求される発明は以下のとおりであ
る。
【0006】(1)トラックボールと、後記トラックボ
ールシステム内に電力を供給するための電源と、該トラ
ックボールの回転による信号をコンピュータ中枢部等の
上位機能に送信する通信手段とを有するトラックボール
システムにおいて、該トラックボールが光を透過するも
のであり、該電源が太陽電池であることを特徴とする、
無配線トラックボールシステム。
【0007】(2)前記通信手段を無線通信手段とする
ことを特徴とする、(1)の無配線トラックボールシス
テム。
【0008】(3)前記無線通信手段に用いられる電磁
波が電波または赤外線であることを特徴とする、(2)
の無配線トラックボールシステム。
【0009】本発明は、光を透過するボールを用いたト
ラックボールシステムの内部に太陽電池を配置すること
によって自己電源とし、外部電源および外部電源への配
線を不要とするものである。さらに、検出した信号のコ
ンピュータ中枢部等の上位機能への送信を、電波、赤外
線等の電磁波による無線で行うことにより、トラックボ
ールシステムとコンピュータ中枢部等の上位機能との間
の配線を不要とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の無配線トラックボールシス
テムの概略構成を示した説明図である。図において本シ
ステムは、光を透過するトラックボール1と、該トラッ
クボール1の回転を検出するためにこれと摺接して配置
された検出軸3Aおよび3Bと、該トラックボール1を
透過した光の照射により内部に電子と正孔が生成され発
電が行われる太陽電池パネル2と、該太陽電池パネル2
と回路を構成し、該太陽電池パネル2において発電され
た電気を二次電池5に蓄電するための電源制御部4と、
該トラックボール1から該検出軸3Aおよび3Bに伝動
され、センサ6および演算回路7(いずれも、検出軸3
Aに係る部分のみ図示)により検出された回転に係る信
号をコンピュータ中枢部等の上位機能に送信(S)する
ための通信手段と、から主として構成される。
【0011】本発明の無配線トラックボールシステムは
上記のように構成されるため、前記トラックボール1に
室内光等の光が照射される状態(L)にすれば、トラッ
クボール1を透過した光は、該トラックボール1の下方
に設けられた前記太陽電池パネル2に到達し、該太陽電
池パネル2は到達した光の照射を受けて、その内部に電
子と正孔が生成され、発電が行われる。該太陽電池パネ
ル2において発電された電気は、電源制御部4の機能に
より、前記二次電池5に蓄電される。したがって自己電
源を構成するため、格別に外部電源を設ける必要がな
く、外部電源用の配線も不要となる。
【0012】前記トラックボール1は、入力操作をする
際にも室内光等の光の照射Lを受けることができるた
め、本発明のトラックボールシステムは、コンピュータ
等の操作中においても発電、蓄電が可能である。
【0013】なお、本発明においてトラックボール1
は、たとえば透明な樹脂により成形されたものを用いる
ことができるが、本発明はこれに限定されない。トラッ
クボール1における光の透過度は、該トラックボール1
を透過させた一般的な室内光により、前記太陽電池パネ
ル2における発電が充分に行われる程度以上のものであ
ればよい。
【0014】一方、前記トラックボール1の回転は、こ
れと摺接して配置された前記検出軸3Aおよび3Bに伝
動され、該検出軸3Aおよび3Bの回転は、前記センサ
6によりパルス信号として検知され(センサ6は、該検
出軸3Aに係る部分のみ図示)、該センサ6により検知
されたパルス信号は、前記演算回路7により処理されて
(該演算回路7は該検出軸3Aに係る部分のみ図示)、
回転の移動量と方向が信号化される。前記演算回路7に
より検出された信号は、前記通信手段によりコンピュー
タ中枢部等の上位機能に送信(S)される。
【0015】図1において、前記通信手段は、無線通信
手段8とすることができる。前記演算回路7により処理
された信号は、該無線通信手段8によって、コンピュー
タ中枢部等の上位機能に送信(S)される。したがっ
て、トラックボールシステムとコンピュータ中枢部等の
上位機能との間には、信号送信のための配線を設ける必
要がない。
【0016】該無線通信手段8としては、たとえば、ブ
ルートゥース仕様による無線モジュール、赤外線通信等
を用いることができ、また、該無線通信手段8に用いら
れる電磁波は、電波または赤外線とすることができる
が、本発明はこれらに限定されない。
【0017】
【発明の効果】本発明のトラックボールシステムによれ
ば、電源を太陽電池とするため、外部電源を不要とする
ことができ、該システムの消費電力の低減、ひいては該
システムが組み込まれるコンピュータ等の全体の消費電
力を低減することができる。また、コンピュータ中枢部
等の上位機能への信号の送信を無線通信手段により行う
ため、配線を不要とすることができ、製造工程において
工数および工程時間を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無配線トラックボールシステムの概略
構成を示した説明図。
【符号の説明】
1…トラックボール1、2…太陽電池パネル、3A、3
B…検出軸、4…電源制御部、5…二次電池、6…セン
サ、7…演算回路、8…無線通信手段、L…光の照射方
向、S…信号の送信

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックボールと、後記トラックボール
    システム内に電力を供給するための電源と、該トラック
    ボールの回転による信号をコンピュータ中枢部等の上位
    機能に送信する通信手段とを有するトラックボールシス
    テムにおいて、該トラックボールが光を透過するもので
    あり、該電源が太陽電池であることを特徴とする、無配
    線トラックボールシステム。
  2. 【請求項2】 前記通信手段を無線通信手段とすること
    を特徴とする、請求項1記載の無配線トラックボールシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記無線通信手段に用いられる電磁波が
    電波または赤外線であることを特徴とする、請求項2記
    載の無配線トラックボールシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015002018A1 (ja) * 2013-07-01 2015-01-08 シャープ株式会社 位置入力装置、電子機器、および表示装置

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JPH09322477A (ja) * 1996-05-24 1997-12-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd リモートコントローラ

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