JP2003076448A - 電源コントローラ及び電源コントロールシステム - Google Patents

電源コントローラ及び電源コントロールシステム

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JP2003076448A
JP2003076448A JP2001268697A JP2001268697A JP2003076448A JP 2003076448 A JP2003076448 A JP 2003076448A JP 2001268697 A JP2001268697 A JP 2001268697A JP 2001268697 A JP2001268697 A JP 2001268697A JP 2003076448 A JP2003076448 A JP 2003076448A
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power supply
power
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computer
time
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Hirobumi Naito
博文 内藤
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MERRWETH KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータネットワーク機器を人の手を介
さずに24時間体制で監視して、問題発生時には、再起
動を行うことが可能な電源コントローラ及び電源コント
ロールシステムを提供する. 【解決手段】 電源コントロールシステム1の監視サー
バ10は、ネットワーク17を介して、パーソナルコン
ピュータ101に対して、ping信号を送り、正しく
応答が帰って来ない場合には、電源コントローラ30に
対して、パーソナルコンピュータ101の電源ポート番
号及びオフ時間コマンド等を送信して、パーソナルコン
ピュータ101の電源を極短い所定時間だけ瞬間的にオ
フ状態にしてリセットを行い復旧させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの電
源を所定の短時間だけ瞬間的にオフ状態にした後にオン
状態にすることによって、コンピュータをリセットさせ
て復旧する電源コントローラ及び電源コントロールシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット等のネットワーク
を介して各種のデータを記憶したサーバからクライアン
ト端末に対して各種の情報やサービスが提供されるシス
テムが知られている。このサーバ等のコンピュータネッ
トワーク機器が、何らかの原因で停止した場合には、復
旧する為に、当該コンピュータネットワーク機器の再起
動が必要であった。また、この再起動の操作は、電源供
給を遮断及び接続する一般的な電源制御装置を用いて電
源供給を遮断し、再度電気の供給を開始しても、一般的
なコンピュータは停止するだけで再起動しないため、ほ
とんどは人的な作業により、電源スイッチを操作するこ
とで行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、24時間稼働しているコンピュータネットワ
ーク機器を復旧させるためには、人員を24時間待機さ
せておかなければならず、人的負担が大きくなるという
問題点があった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、コンピュータネットワーク機器を人の
手を介さずに24時間体制で監視して、問題発生時に
は、再起動を行うことが可能な電源コントローラ及び電
源コントロールシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明の電源コントローラは、コンピ
ュータを瞬間的にオフ状態にして再起動させるための電
源コントローラであって、電源をオフ状態に保つ長さの
オフ時間コマンドを受信するオフ時間受信手段と、当該
オフ時間受信手段が受信したオフ時間コマンドに基づい
て、前記コンピュータの電源を所定時間だけオフ状態に
した後にオン状態にする電源制御手段とを備えている。
【0006】この構成の発明では、電源制御手段は、オ
フ時間受信手段が受信したオフ時間コマンドに基づい
て、コンピュータの電源を所定時間だけオフ状態にした
後にオン状態にする。すると、コンピュータは再起動し
て復旧する。
【0007】請求項2に係る発明の電源コントローラ
は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記電源コ
ントローラには、複数のコンピュータの電源端子が各々
接続される複数の電源ポートが設けられ、当該複数の電
源ポートの何れかを指定する電源ポート識別コマンドを
受信する電源ポート識別コマンド受信手段を備え、前記
電源ポート識別コマンド受信手段が受信した電源ポート
識別コマンドに対応する電源ポートに接続されたコンピ
ュータの電源を、前記電源制御手段は、前記オフ時間受
信手段が受信したオフ時間コマンドに基づいて、前記コ
ンピュータの電源を所定時間だけオフ状態にした後にオ
ン状態にすることを特徴とする構成となっている。
【0008】この構成の発明では、請求項1に記載の発
明の作用に加えて、電源ポート識別コマンド受信手段が
受信した電源ポート識別コマンドに対応する電源ポート
に接続されたコンピュータの電源を、電源制御手段は、
オフ時間受信手段が受信したオフ時間コマンドに基づい
て、所定時間だけオフ状態にした後にオン状態にする。
すると、該当する電源ポートに接続されたコンピュータ
は再起動して復旧する。
【0009】請求項3に係る発明の電源コントロールシ
ステムでは、ネットワークに接続された複数のコンピュ
ータの内、指定されたコンピュータを瞬間的にオフ状態
にして再起動させるための電源コントローラと前記コン
ピュータの稼働状況を監視する監視サーバとをネットワ
ークを介して接続した電源コントロールシステムにおい
て、前記監視サーバは、少なくとも前記複数のコンピュ
ータ毎のIPアドレス、電源をオフ状態に保つ長さのオ
フ時間コマンド及び前記電源コントローラの複数の電源
ポートを識別する電源ポート識別コマンドを記憶したフ
ァイルと、当該ファイルからIPアドレスを読み出し
て、該当するコンピュータに試験信号を送信して当該コ
ンピュータの作動状況を試験する作動状況判断手段と、
当該作動状況判断手段が、当該コンピュータが正常に作
動していないと判断したときに、前記ファイルから前記
電源ポート識別コマンド及び前記オフ時間コマンドを読
み出して、電源ポート識別コマンド及び前記オフ時間コ
マンドを前記電源コントローラに送信する送信手段とを
備え、前記電源コントローラは、複数のコンピュータの
電源端子が各々接続される複数の電源ポートと、当該複
数の電源ポートの何れかを指定する電源ポート識別コマ
ンドを受信する電源ポート識別コマンド受信手段と、前
記電源ポートをオフ状態に保つ長さのオフ時間コマンド
を受信するオフ時間受信手段と、前記電源ポート識別コ
マンド受信手段が受信した電源ポート識別コマンドに基
づいて、該当するコンピュータの電源を前記オフ時間受
信手段が受信したオフ時間コマンドに基づいて所定時間
だけオフ状態にした後にオン状態にする電源制御手段と
を備えている。
【0010】この構成の発明では、ネットワークに接続
された複数のコンピュータの内、指定されたコンピュー
タを瞬間的にオフ状態にして再起動させるための電源コ
ントローラと前記コンピュータの稼働状況を監視する監
視サーバとをネットワークを介して接続した電源コント
ロールシステムにおいて、監視サーバでは、ファイル
が、少なくとも複数のコンピュータ毎のIPアドレス、
電源をオフ状態に保つ長さのオフ時間コマンド及び電源
コントローラの複数の電源ポートを識別する電源ポート
識別コマンドを記憶し、作動状況判断手段は前記ファイ
ルからIPアドレスを読み出して、該当するコンピュー
タに試験信号を送信して当該コンピュータの作動状況を
試験する。作動状況判断手段が、コンピュータが正常に
作動していないと判断したときに、送信手段は前記ファ
イルから電源ポート識別コマンド及びオフ時間コマンド
を読み出して、電源コントローラに送信する。電源コン
トローラでは、電源ポート識別コマンド受信手段が複数
の電源ポートの何れかを指定する電源ポート識別コマン
ドを受信し、オフ時間受信手段が電源ポートをオフ状態
に保つ長さのオフ時間コマンドを受信する。電源制御手
段は、電源ポート識別コマンド受信手段が受信した電源
ポート識別コマンドに基づいて、該当するコンピュータ
の電源をオフ時間受信手段が受信したオフ時間コマンド
に基づいて所定時間だけオフ状態にした後にオン状態に
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施
の形態である電源コントロールシステム1の概念図であ
る。この実施の形態の電源コントロールシステム1で
は、まず、監視システム40と、監視対象ネットワーク
20とがTcp/Ipプロトコルに準拠したインターネ
ット等のネットワーク17を介して接続されている。ま
た、監視システム40には、ネットワーク17を介し
て、管理者端末50も接続されている。さらに、監視シ
ステム40には、その主要部を構成する監視サーバ10
が設けられ、監視サーバ10が操作機能及び監視・制御
機能を提供するようになっている。また、監視対象ネッ
トワーク20には、電源コントローラ30と、電源コン
トローラ30の電源ポート(図示外)に接続されたサー
バとして機能するパーソナルコンピュータ101が6台
接続できるようになっている。
【0012】次に、図2を参照して、監視サーバ10の
構成について説明する。図2は、監視サーバ10の機器
構成を示すブロック図である。
【0013】図2に示すように、監視サーバ10には、
監視サーバ10の制御を司るCPU2が設けられ、CP
U2には、各種のコマンドを一時的に記憶するRAM4
と、BIOS等を記憶したROM3と、コマンドの受け
渡しの仲介を行うI/Oインターフェース5とが接続さ
れている。I/Oインターフェース5には、LANカー
ド6と、キーボード7と、ビデオカード8と、フロッピ
ー(登録商標)デスクドライブ14と、CD−ROMド
ライブ11と、ハードディスク装置12と、マウス13
とが接続されている。
【0014】尚、ハードディスク装置12には、プログ
ラム記憶エリア12a、設定ファイル記憶エリア12
b、ログファイル記憶エリア12c、制御ファイル記憶
エリア12d、状態ファイル記憶エリア12e等が設け
られている。また、RAM4には、各種のコマンドを一
時的に記憶するワークエリア4aが設けられている。
【0015】また、LANカード6には、ルータ15が
接続され、ルータ15は、ネットワーク17に接続され
ている。さらに、ビデオカード8には、CRT9が接続
されている。また、CD−ROMドライブ11に挿入さ
れるCD−ROM11aには、監視サーバ10の後述す
る機能を実現するために監視サーバ10で実行される各
種のプログラムが記憶されており、導入時には、当該プ
ログラムは、CD−ROM11aから、ハードディスク
装置12のプログラム記憶エリア12にセットアップさ
れて記憶されるようになっている。
【0016】次に、図3を参照して、電源コントローラ
30の回路構成について説明する。図3は、電源コント
ローラ30の回路図である。図3に示すように、電源コ
ントローラ30には、9600bpsの通信速度で図示
外のネットワーク接続用ターミナルアダプタと通信する
ためRS−232C端子37が設けられ、RS−232
C端子37は、RS−232Cコントローラ31に接続
されている。RS−232Cコントローラ31は、信号
線31a,31bを介して、シーケンス用マイコン33
に接続され、シーケンス用マイコン33には、信号線3
3a及び信号線33bを介して、リレー36を制御する
ロジックIC32が接続されている。
【0017】また、シーケンス用マイコン33には、4
本の信号線33dを介して、後述する電源ポートのオン
・オフを示すLED34aのオン・オフを制御するロジ
ックIC34が接続されている。また、シーケンス用マ
イコン33には、信号線33d及び信号線33e、信号
線33cを介して、16文字2行のLCD表示部35a
を備えたLCD表示基板35が接続されている。
【0018】尚、ロジックIC32の端子2から7まで
が、各々ポートとなっており、合計6ポートが設けられ
ている。従って、6台のパーソナルコンピュータ101
の電源を制御することができる。ロジックIC32の端
子2から端子7の各々には、反転バッファ32aが接続
され、反転バッファ32aには抵抗32bが接続され、
抵抗32bはスイッチング用のトランジスタ32cのベ
ースに接続されている。トランジスタ32cのエミッタ
は接地され、コレクタは、リレー36のコイル側端子に
接続されている。また、リレー36のコイル側端子に
は、逆電流防止ダイオード36eとチャタリング防止コ
ンデンサ36fとが接続されている。さらに、リレー3
6には、AC100Vが入力されるAC入力端子36
a,36bと、パーソナルコンピュータ101へAC1
00Vを出力するAC出力端子36c,36dとが設け
られている。AC入力端子36a及びAC出力端子36
dには、サージバッファ36gが各々設けられている。
【0019】また、ロジックIC34の端子2から端子
7には、各々抵抗34bが接続され、抵抗34bには、
LED34aが接続されている。このLED34aは、
リレー36の動作による電源ポートのオン・オフの状態
を示すようになっている。
【0020】上記の回路構成を有する電源コントローラ
30では、図1に示すネットワーク17を介して監視サ
ーバ10から電源ポートを指定するポート番号と待機時
間コマンド及びオフ時間コマンドを受信すると、ロジッ
クIC32の該当ポートに接続されたリレー36が、A
C出力端子36c,36dから出力されるAC100V
の電源を、待機時間コマンドが示す所定の待機時間の経
過後に、オフ時間コマンドに示された時間だけ瞬間的に
オフ状態にした後にオン状態にする。すると、当該AC
出力端子36c,36d(電源ポート)に接続されたパ
ーソナルコンピュータ101がリセットされた状態とな
って再起動して復旧することになる。
【0021】従って、フリーズ等しているパーソナルコ
ンピュータ101等のネットワーク機器を極短い所定時
間だけ瞬間的にオフ状態にした後にオン状態にして、停
止することなく再起動して復旧させることができる。瞬
間的にオフ状態して再起動できる所定時間(オフ時間)
は、機器毎に異なるので、予め測定してパーソナルコン
ピュータ101等のネットワーク機器毎に、ハードディ
スク装置12の制御ファイル記憶エリア12dに記憶し
ておく。所定時間の一例としては、5/16秒〜8/1
6秒程度のものが多い。
【0022】以下、本実施の形態である電源コントロー
ルシステム1の動作の詳細を図4乃至図6に示すフロー
チャートを参照して説明する。図4は、電源コントロー
ルシステム1の監視サーバ10の動作のフローチャート
であり、図5は、図4のフローチャートのS6の電源コ
ントローラ30への制御信号送信処理のサブルーチンの
フローチャートであり、図6は、電源コントローラ30
の制御のフローチャートである。
【0023】まず、図4のフローチャートを参照して、
監視サーバ10の監視処理について説明する。監視サー
バ10では、まず、図2に示すハードディスク装置12
の設定ファイル記憶エリア12aに記憶された設定ファ
イルから、例えば、パーソナルコンピュータ101のネ
ットワーク機器定義を一台分読み込む。このネットワー
ク機器定義には、パーソナルコンピュータ101のIP
アドレス、電源ポート番号等が含まれている。
【0024】次いで、機器状態ファイルをハードディス
ク装置12の状態ファイル記憶エリア12eから読み込
む(S2)。この機器状態ファイルには、前回の監視処
理でチェックされた該当機機の状態が記憶されている。
その状態の一例としては、「稼働中」、「故障中」、
「停止中」、「再起動中」等がある。次いで、該当機器
が「故障中」又は「停止中」でなければ、「稼働中」又
は「再起動中」であるので(S3:YES)、該当機機
の作動状態をチェックする(S4)。該当機器が「故障
中」や「停止中」なら(S3:NO)、S1に戻る。
【0025】S4の作動状態チェックでは、ネットワー
ク17を介して、該当のネットワーク機器(例えば、パ
ーソナルコンピュータ101)に、pingを送信す
る。その結果、該当のネットワーク機器(例えば、パー
ソナルコンピュータ101)から正常な応答があれば、
該当機機は正常に動作しているので(S5:YES)、
該当機器の状態を稼働中に変更し(S12)、S1に戻
る。正常な応答が無いなら、該当機機は正常に動作して
いないので(S5:NO)、電源コントローラ30へ電
源をリセットして復旧させるための制御信号を送信する
(S6)。
【0026】この電源コントローラ30への制御信号送
信処理(S6)を、図5に示すフローチャートを参照し
て説明する。制御信号送信処理では、図5に示すよう
に、まず、ハードディスク装置12の制御ファイル記憶
エリア12dから制御ファイルを取り込む(S50)。
この制御ファイルには、電源コントローラ30のIPア
ドレス、リセットする電源ポート番号、待機時間コマン
ド、オフ時間コマンド等が記憶されている。次いで、監
視サーバ10から該当の電源コントローラ30へ所定の
文字列からなるスタート信号を送信する(S51)。こ
のスタート信号を受信すると電源コントローラ30は動
作可能となるので、次いで、電源ポート番号を送信し
(S52)、次いで、待機時間コマンド、オフ時間コマ
ンドを送信し(S53)、処理を終了する。
【0027】次いで、図6のフローチャートを参照して
電源コントローラ30の制御を説明する。図6に示すよ
うに、監視サーバ10からスタート信号を受信すると
(S71:YES)、動作を開始し、次に、監視サーバ
10から電源ポート番号を受信すると(S72:YE
S)、電源ポート番号をセットする(S73)。次い
で、監視サーバ10から待機時間コマンド、オフ時間コ
マンドのコマンドを受信する(S74)。待機時間が経
過して実行時間となり(S75:YES)、コマンドが
一定時間オフである場合には(S76:NO、S77:
NO、S78:YES)、シーケンス用マイコン33の
RA2をオフ時間コマンドの指定時間の長さだけlow
とする(S84)。すると、信号線33aを介して接続
されたロジックIC32の該当ポートに接続されたリレ
ー36が動作して、そのオフ時間コマンドの指定時間だ
け、AC出力端子36c、36dへの電源の供給を瞬間
的にオフ状態にした後にオン状態にする。即ち、AC出
力端子36c、36dに接続されたパーソナルコンピュ
ータ101の電源がそのオフ時間コマンドの指定時間だ
け、瞬間的にオフ状態になった後にオン状態になる。こ
のオフ時間コマンドは、1〜255の値で表されてお
り、その値に1/16秒を乗じた極短い時間だけ瞬間的
にオフ状態に保たれる。オフ時間コマンドの一例として
は「5」〜「8」である。
【0028】尚、監視サーバ10から単に電源オフの指
示を受けると(S76:YES)、シーケンス用マイコ
ン33のRA2をlowとする(S82)。すると、信
号線33aを介して接続されたロジックIC32の該当
ポートに接続されたリレー36が動作して、AC出力端
子36c、36dへの電源の供給をオフ状態にする。即
ち、AC出力端子36c、36dに接続されたパーソナ
ルコンピュータ101の電源がオフ状態になる。また、
監視サーバ10から単に電源オンの指示を受けると(S
76:NO、S77:YES)、シーケンス用マイコン
33のRA2をhighとする(S83)。すると、信
号線33aを介して接続されたロジックIC32の該当
ポートに接続されたリレー36が動作して、AC出力端
子36c、36dへの電源の供給をオン状態にする。
【0029】また、LCD1行目表示のコマンドを受信
すると(S79:YES)、1行目開始コマンドと16
文字のメッセージをLCD表示基板35に出力する(S
85)、さらに、LCD2行目表示のコマンドを受信す
ると(S80:YES)、2行目開始コマンドと16文
字のメッセージをLCD表示基板35に出力する(S8
6)、また、LCDのクリアのコマンドを受信すると
(S81:YES)、LCDクリアコマンドをLCD表
示基板35に出力する(S87)。
【0030】次に、図4のフローチャートのS7に戻
り、リセット回数カウンタNを「N=N+1」としてイ
ンクリメントする(S7)。次に、リセット回数が3回
を超えたか否かを判断する(S8)。これは、リセット
回数カウンタN>3となれば(S8:YES)、電源を
所定時間オフにした後にオンにするリセットを3回行っ
ても、パーソナルコンピュータ101が復旧しないの
で、故障と判断できるので、ハードディスク装置12の
状態ファイル記憶エリア12eに、当該パーソナルコン
ピュータ101は「故障中」と記憶し(S10)、リセ
ット回数カウンタNを「0」としてクリアして(S1
1)、S1に戻る。また、リセット回数カウンタNが
「3」以下の場合には(S8:YES)、ハードディス
ク装置12の状態ファイル記憶エリア12eに、当該パ
ーソナルコンピュータ101は「再起動中」と記憶し
(S9)、S1に戻る。
【0031】以上説明したように、本実施の形態の電源
コントロールシステム1では、パーソナルコンピュータ
101やサーバ等のネットワーク機器を人手を介するこ
となく、24時間ネットワークを介して監視することが
できる。そして、動作が正常で無い、例えば、フリーズ
している等と判断した場合には、電源コントローラ30
に該当ネットワーク機器の電源ポート番号とそのネット
ワーク機器がリセットして立ち上がることのできる極短
い所定時間オフ状態にするためのオフ時間コマンドを送
信することにより、瞬電(瞬間的な停電)を利用して、
瞬間的にオフ状にして、停止することなく再起動させる
ことが可能となる。従って、無人で、当該ネットワーク
機器をリセットして復旧することができる。
【0032】尚、本発明は、上記の実施の形態に限られ
ず、各種のネットワーク機器やコンピュータ機器に使用
できることは言うまでもない。また、電源コントローラ
30に接続されるコンピュータの数は、6台に限られ
ず、任意の複数台数を接続できることは言うまでもな
い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る発明
の電源コントローラでは、電源制御手段は、オフ時間受
信手段が受信したオフ時間コマンドに基づいて、コンピ
ュータの電源を所定時間だけオフ状態にした後にオン状
態にすることができる。すると、コンピュータは再起動
して、復旧することができる。従って、人手を介さずに
コンピュータの復旧を行うことができる。
【0034】請求項2に係る発明の電源コントローラで
は、請求項1に記載の発明の効果に加えて、電源ポート
識別コマンド受信手段が受信した電源ポート識別コマン
ドに対応する電源ポートに接続されたコンピュータの電
源を、電源制御手段は、オフ時間受信手段が受信したオ
フ時間コマンドに基づいて、所定時間だけオフ状態にし
た後にオン状態にすることができる。従って、複数のコ
ンピュータを管理して必要なものを復旧させることがで
きる。
【0035】請求項3に係る発明の電源コントロールシ
ステムでは、ネットワークに接続された複数のコンピュ
ータの内、指定されたコンピュータを瞬間的にオフ状態
にして再起動させるための電源コントローラと前記コン
ピュータの稼働状況を監視する監視サーバとをネットワ
ークを介して接続した電源コントロールシステムにおい
て、前記監視サーバでは、ファイルが、少なくとも前記
複数のコンピュータ毎のIPアドレス、電源をオフ状態
に保つ長さのオフ時間コマンド及び前記電源コントロー
ラの複数の電源ポートを識別する電源ポート識別コマン
ドを記憶し、作動状況判断手段は当該ファイルからIP
アドレスを読み出して、該当するコンピュータに試験信
号を送信して当該コンピュータの作動状況を試験でき
る。作動状況判断手段が、コンピュータが正常に作動し
ていないと判断したときに、送信手段は前記ファイルか
ら電源ポート識別コマンド及びオフ時間コマンドを読み
出して、電源コントローラに送信できる。電源コントロ
ーラでは、電源ポート識別コマンド受信手段が複数の電
源ポートの何れかを指定する電源ポート識別コマンドを
受信し、オフ時間受信手段が電源ポートをオフ状態に保
つ長さのオフ時間コマンドを受信できる。電源制御手段
は、電源ポート識別コマンド受信手段が受信した電源ポ
ート識別コマンドに基づいて、該当するコンピュータの
電源をオフ時間受信手段が受信したオフ時間コマンドに
基づいて所定時間だけオフ状態にした後にオン状態にす
ることができる。従って、ネットワークを介して監視す
ることにより、正常に動作していないコンピュータを人
手を介さずに復旧させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態である電源コン
トロールシステム1の概念図である。
【図2】図2は、監視サーバ10の機器構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図3は、電源コントローラ30の回路図であ
る。
【図4】図4は、電源コントロールシステム1の監視サ
ーバ10の動作のフローチャートである。
【図5】図5は、図4のフローチャートのS6の電源コ
ントローラ30への制御信号送信処理のサブルーチンの
フローチャートである。
【図6】図6は、電源コントローラ30の制御のフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 電源コントロールシステム 10 監視サーバ 12 ハードディスク装置 30 電源コントローラ 31 RS−232Cコントローラ 32 ロジックIC 32a 反転バッファ 33 シーケンス用マイコン 34 ロジックIC 34a LED 35 LCD表示基板 36 リレー 36a,36b AC入力端子 36c,36d AC出力端子 40 監視システム 50 管理者端末
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月13日(2001.9.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】次に、図4のフローチャートのS7に戻
り、リセット回数カウンタNを「N=N+1」としてイ
ンクリメントする(S7)。次に、リセット回数が3回
を超えたか否かを判断する(S8)。これは、リセット
回数カウンタN>3となれば(S8:YES)、電源を
所定時間オフにした後にオンにするリセットを3回行っ
ても、パーソナルコンピュータ101が復旧しないの
で、故障と判断できるので、ハードディスク装置12の
状態ファイル記憶エリア12eに、当該パーソナルコン
ピュータ101は「故障中」と記憶し(S10)、リセ
ット回数カウンタNを「0」としてクリアして(S1
1)、S1に戻る。また、リセット回数カウンタNが
「3」以下の場合には(S8:NO)、ハードディスク
装置12の状態ファイル記憶エリア12eに、当該パー
ソナルコンピュータ101は「再起動中」と記憶し(S
9)、S1に戻る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを瞬間的にオフ状態にして
    再起動させるための電源コントローラであって、 電源をオフ状態に保つ長さのオフ時間コマンドを受信す
    るオフ時間受信手段と、 当該オフ時間受信手段が受信したオフ時間コマンドに基
    づいて、前記コンピュータの電源を所定時間だけオフ状
    態にした後にオン状態にする電源制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする電源コントローラ。
  2. 【請求項2】 前記電源コントローラには、複数のコン
    ピュータの電源端子が各々接続される複数の電源ポート
    が設けられ、 当該複数の電源ポートの何れかを指定する電源ポート識
    別コマンドを受信する電源ポート識別コマンド受信手段
    を備え、 前記電源ポート識別コマンド受信手段が受信した電源ポ
    ート識別コマンドに対応する電源ポートに接続されたコ
    ンピュータの電源を、前記電源制御手段は、前記オフ時
    間受信手段が受信したオフ時間コマンドに基づいて、所
    定時間だけオフ状態にした後にオン状態にすることを特
    徴とする請求項1に記載の電源コントローラ。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続された複数のコンピ
    ュータの内、指定されたコンピュータを瞬間的にオフ状
    態にして再起動させるための電源コントローラと前記コ
    ンピュータの稼働状況を監視する監視サーバとをネット
    ワークを介して接続した電源コントロールシステムにお
    いて、 前記監視サーバは、 少なくとも前記複数のコンピュータ毎のIPアドレス、
    電源をオフ状態に保つ長さのオフ時間コマンド及び前記
    電源コントローラの複数の電源ポートを識別する電源ポ
    ート識別コマンドを記憶したファイルと、 当該ファイルからIPアドレスを読み出して、該当する
    コンピュータに試験信号を送信して当該コンピュータの
    作動状況を試験する作動状況判断手段と、 当該作動状況判断手段が、当該コンピュータが正常に作
    動していないと判断したときに、前記ファイルから前記
    電源ポート識別コマンド及び前記オフ時間コマンドを読
    み出して、電源ポート識別コマンド及び前記オフ時間コ
    マンドを前記電源コントローラに送信する送信手段とを
    備え、 前記電源コントローラは、 複数のコンピュータの電源端子が各々接続される複数の
    電源ポートと、 当該複数の電源ポートの何れかを指定する電源ポート識
    別コマンドを受信する電源ポート識別コマンド受信手段
    と、 前記電源ポートをオフ状態に保つ長さのオフ時間コマン
    ドを受信するオフ時間受信手段と、 前記電源ポート識別コマンド受信手段が受信した電源ポ
    ート識別コマンドに基づいて、該当するコンピュータの
    電源を前記オフ時間受信手段が受信したオフ時間コマン
    ドに基づいて所定時間だけオフ状態にした後にオン状態
    にする電源制御手段とを備えたことを特徴とする電源コ
    ントロールシステム。
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