JP2003073104A - 水蒸気改質装置 - Google Patents

水蒸気改質装置

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JP2003073104A
JP2003073104A JP2001264083A JP2001264083A JP2003073104A JP 2003073104 A JP2003073104 A JP 2003073104A JP 2001264083 A JP2001264083 A JP 2001264083A JP 2001264083 A JP2001264083 A JP 2001264083A JP 2003073104 A JP2003073104 A JP 2003073104A
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filling chamber
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catalyst
catalyst filling
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Masakuni Miyake
正訓 三宅
Toshihiko Sumita
俊彦 住田
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Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
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Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】反応器がコンパクトで効率良く水蒸気改質を行
え、工業的に改質ガスを大量に製造するのに適した水蒸
気改質装置を提供する。 【解決手段】反応器2における筒状の外周壁11の内周
と筒状の内周壁12の外周とで囲まれる触媒充填室16
内を、加熱装置3により反応器2の外部から加熱する。
触媒充填室16を通過するガス状の改質原料を触媒17
の存在下に水蒸気改質することで改質ガスを得る。その
外周壁11の内周および内周壁12の外周の中の少なく
とも一方から、触媒充填室16内に片持ち状に突出する
複数の伝熱部材21a、21bが、内外周壁11、12
の周方向に間隔をおいて設けられる。その反応器の外部
から加えられる熱が各伝熱部材21a、21bにより触
媒充填室16内に伝えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジメチルエーテ
ル、メタノール等の改質原料を水蒸気改質して水素ガス
や合成ガス等の改質ガスを工業的に製造するのに適した
水蒸気改質装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示す従来の水蒸気改質装置101
は、ジメチルエーテル、メタノール等を水蒸気改質して
工業的に水素ガス等を得る場合に用いられるもので、多
数の円管102により構成される反応器と、それら円管
102を囲むように設けられた熱媒体容器103とを備
え、各円管102の内部が触媒充填室とされている。そ
の触媒充填室は熱媒体容器103に入口104から導入
されて出口105から排出される液体状の熱媒により加
熱される。各触媒充填室において、入口106から水蒸
気と共に導入されるガス状の改質原料が触媒の存在下に
水蒸気改質され、水素ガス等の改質ガスとして出口10
7から流出する。
【0003】また、特開2001−89102号公報、
特開2001−89104号公報に開示される水蒸気改
質装置は、筒状の外周壁内周と筒状の内周壁外周とで囲
まれるドーナツ状の触媒充填室を有する反応器と、その
触媒充填室に導入されたガス状の改質原料を反応器の外
部から加熱する加熱装置とを備え、その触媒充填室を通
過するガス状の改質原料を触媒の存在下に水蒸気改質し
て改質ガスを得る。その加熱装置は、燃焼ガスやヒータ
ーにより加熱された高温ガスを熱媒体として内外周壁を
介して熱を伝えることで触媒充填室を加熱する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】複数の円管102によ
り反応器を構成する水蒸気改質装置101においては、
各円管102の直径は20mm〜50mm程度とされ
る。理論的には、一定量の改質原料を水蒸気改質するの
に必要な触媒量は一定であるから、触媒充填室における
ガスの流路面積を大きくすることで、ガスの流れ方向に
おける円管102の寸法は小さくでき、円管102の数
も少なくできる。しかし、円管102の直径が過大にな
ると、液体状の熱媒体が有する熱を円管102の中心領
域まで十分に伝達することができず、吸熱反応である水
蒸気改質反応を十分に進めるのに必要な反応温度、例え
ば200℃〜350℃、まで均一に触媒充填室を加熱す
ることができない。そのため、効率良く水蒸気改質を行
うためには2m以上の長さを持つ円管102が必要であ
り、ガスの流れ方向における装置寸法が大きくなる。さ
らに、装置規模を大きくして改質ガスを工業的に大量生
産する場合、その円管102の数を増加させる必要があ
るが、各円管102相互の間には熱媒体を円滑に流動さ
せるための空間を確保する必要があることから、円管1
02の径方向における装置寸法も大きくなる。その結
果、工業用の改質ガスを製造する反応器は非常に大型化
するという問題があった。
【0005】内外周壁により反応器を構成する水蒸気改
質装置においては、外周壁の内径と内周壁の外径との差
が大きくなると、触媒充填室における内外周壁の中間位
置まで十分に加熱できず、均等に伝熱が行われないた
め、効率良く水蒸気改質を行うことができない。そのた
め、工業的に改質ガスを大量に製造するのには適さない
ものであった。また、その外周壁の内径と内周壁の外径
との差が大きくなると、ガスの流路面積が大きくなって
ガス流速が低下するため、ガスの流れにおける内外周壁
との境界層が厚くなって伝熱が阻害される。さらに、高
温ガスを熱媒体とする場合、液体の熱媒体に比べて温度
分布が不均一であり効率良く反応を進めるのが困難であ
り、また、工業用に改質ガスを効率良く製造するのに適
した熱に敏感な触媒では局所的に過熱されて寿命が低下
する。
【0006】本発明は、上記問題を解決することのでき
る水蒸気改質装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状の外周壁
内周と筒状の内周壁外周とで囲まれる触媒充填室を有す
る反応器と、その触媒充填室内を反応器の外部から加熱
する加熱装置とを備え、その触媒充填室を通過するガス
状の改質原料を触媒の存在下に水蒸気改質することで改
質ガスを得る水蒸気改質装置において、その外周壁内周
および内周壁外周の中の少なくとも一方から、その触媒
充填室内に片持ち状に突出する複数の伝熱部材が、その
内外周壁の周方向に間隔をおいて設けられ、その反応器
の外部から加えられる熱が各伝熱部材により触媒充填室
内に伝えられることを特徴とする。本発明の構成によれ
ば、触媒充填室は外周壁内周と内周壁外周とで囲まれる
ドーナツ状であるため、複数の円管内部を触媒充填室と
するのに比べて装置寸法を小さくできる。さらに、その
外周壁内周および内周壁外周の中の少なくとも一方か
ら、その触媒充填室内に片持ち状に突出する複数の伝熱
部材が、その内外周壁の周方向に間隔をおいて設けられ
ているので、外周壁内径と内周壁外径との差が大きくて
も、触媒充填室における内外周壁の中間位置からも熱を
触媒充填室内に伝えることができ、触媒充填室内に均等
に熱を伝えて効率良く水蒸気改質を行うことができる。
【0008】本発明の水蒸気改質装置は、その外周壁内
周から触媒充填室内に片持ち状に突出するバッフル部材
と、その内周壁外周から触媒充填室内に片持ち状に突出
するバッフル部材とが、その内外周壁の軸方向に間隔を
おいて設けられ、その触媒充填室において流動するガス
の流れ方向が、各バッフル部材により変更されるのが好
ましい。各バッフル部材により触媒充填室におけるガス
の流れ方向を変更することで、ガスの流路長を実質的に
長くし、所望のガス流量当たりのガス流速を大きくし、
ガスの流れにおける内外周壁との境界層を薄くして伝熱
効果が阻害されるのを防止し、反応率を向上することが
できる。さらに、各バッフル部材にも熱を触媒充填室内
に伝える機能を奏させることができる。
【0009】前記加熱装置は、液体状の熱媒体を前記外
周壁の外周と内周壁の内周とに接するように保持可能な
熱媒体保持空間を有するのが好ましい。これにより、触
媒充填室内を均一に加熱して反応率を向上でき、また、
触媒は過熱されることがないので寿命が大幅に延長され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1、図2に示す水蒸気改質装置
1は、反応器2と加熱装置3とを備え、ジメチルエーテ
ル、メタノールなどの改質原料を触媒の存在下に水蒸気
改質することで水素ガス等の改質ガスを得るために用い
られる。
【0011】その反応器2は、円筒状の外周壁11と、
この外周壁11により囲まれる円筒状の内周壁12と、
その外周壁11と内周壁12の下端間を閉鎖する環状の
底壁13と、その内周壁12の上端内方を閉鎖する内部
上壁14と、その外周壁11の上端内方を閉鎖する外部
上壁15とから構成されている。その外周壁11の内周
と内周壁12の外周とで囲まれる空間が触媒充填室16
とされ、ここに触媒17が充填される。その外部上壁1
5に水蒸気およびガス状の改質原料の入口18が設けら
れている。その外部上壁15と内部上壁14との間に位
置する分散板19が外部上壁15に取り付けられてい
る。その入口18から導入される改質原料は、その分散
板19により横方向に分散された後に触媒充填室16に
導入される。その外周壁11の下部に改質ガスの出口2
0が設けられている。その反応器2の材質として本実施
形態ではステンレス鋼を用いているが、これに限定され
るものではない。
【0012】その外周壁11の内周から触媒充填室16
内に片持ち状に突出する複数(本実施形態では8枚)の
外方側伝熱部材21aが、外周壁11の周方向に等間隔
をおいて設けられている。また、その内周壁12の外周
から触媒充填室16内に片持ち状に突出する複数(本実
施形態では8枚)の内方側伝熱部材21bが、内周壁1
2の周方向に等間隔をおいて設けられている。その外方
側伝熱部材21aの周方向間に内方側伝熱部材21bが
配置されている。各伝熱部材21a、21bは長方形板
状で長手方向が上下方向に沿い、上下方向寸法は触媒充
填室16の上下方向寸法に略等しくされている。各外方
側伝熱部材21aの先端は外周壁11と内周壁12との
間の中間位置よりも僅かに内周壁12側に配置され、各
内方側伝熱部材21bの先端は外周壁11と内周壁12
との間の中間位置よりも僅かに外周壁11側に配置され
ている。各伝熱部材21a、21bの材質として、本実
施形態では内外周壁11、12と同一素材のステンレス
鋼を用いているが、これに限定されるものではなく、例
えば内外周壁11、12よりも熱伝導率のよい銅等を用
いてもよい。
【0013】その外周壁11の内周から触媒充填室16
内に片持ち状に突出する複数(本実施形態では4枚)の
外方側バッフル部材22aが、外周壁11の軸方向に等
間隔をおいて設けられている。その内周壁12の外周か
ら触媒充填室16内に片持ち状に突出する複数(本実施
形態では4枚)の内方側バッフル部材22bが、内周壁
12の軸方向に等間隔をおいて設けられている。また、
その外方側バッフル部材22aと内方側バッフル部材2
2bとは内外周壁11、12の軸方向において交互に配
置されている。各バッフル部材22a、22bは円環板
状で厚さ方向が上下方向に沿う。各外方側バッフル部材
22aの先端は外周壁11と内周壁12との間の中間位
置よりも僅かに外周壁11側に配置され、各内方側バッ
フル部材22bの先端は外周壁11と内周壁12との間
の略中間位置よりも内周壁12側に配置されている。各
バッフル部材22a、22bの材質として、本実施形態
では内外周壁11、12と同一素材のステンレス鋼を用
いているが、これに限定されるものではなく、例えば内
外周壁11、12よりも熱伝導率のよい銅等を用いても
よい。
【0014】その加熱装置3は、円板状の底壁31と、
この底壁31の周縁から立ち上がる周壁32とから構成
される収容室30を有する。この収容室30の内部に上
記反応器2が配置され、その周壁32の上端により反応
器2は外部上壁15を介して吊り下げ状に支持される。
その収容室30の内部が液体状の熱媒体35を保持する
熱媒体保持空間とされる。その熱媒体保持空間に保持さ
れる熱媒体35が外周壁11の外周と内周壁12の内周
とに接する。本実施形態では、その収容室30の下部に
ヒータ36が配置され、そのヒータ36により熱媒体3
5を加熱している。これにより、加熱装置3により触媒
充填室16内が反応器2の外部から加熱される。その熱
媒体35としては、沸点が水蒸気改質反応に適した温度
よりも大きな合成油等の液体を用いるのが好ましい。
【0015】その熱媒体保持空間に保持された熱媒体3
5の熱により上記触媒充填室16内が加熱され、その触
媒充填室16を水蒸気と共に通過するガス状の改質原料
が触媒の存在下に水蒸気改質される。その水蒸気改質反
応により得られた改質ガスが出口20から流出する。そ
の水蒸気改質に際して、その反応器2の外部から加熱装
置3により加えられる熱が各伝熱部材21a、21bに
より触媒充填室16内に伝えられる。また、その触媒充
填室16の一端における改質原料の入口18から他端に
おける改質ガスの出口20まで流動するガスの流れ方向
が、図1において矢印で示すように各バッフル部材22
a、22bにより変更される。
【0016】上記実施形態によれば、触媒充填室16は
外周壁11の内周と内周壁12の外周とで囲まれるドー
ナツ状であるため、複数の円管内部を触媒充填室とする
のに比べて水蒸気改質装置1の寸法を小さくできる。さ
らに、その外周壁11の内周および内周壁12の外周か
ら、その触媒充填室16内に片持ち状に突出する複数の
伝熱部材21a、21bが、その内外周壁11、12の
周方向に間隔をおいて設けられているので、外周壁11
の内径と内周壁12の外径との差が大きくても、触媒充
填室16における内外周壁11、12の中間位置からも
熱を触媒充填室16内に伝えることができ、触媒充填室
16内に均等に熱を伝えて効率良く水蒸気改質を行うこ
とができる。また、各バッフル部材22a、22bによ
り触媒充填室16におけるガスの流れ方向を変更するこ
とで、ガスの流路長を実質的に長くし、所望のガス流量
当たりのガス流速を大きくし、ガスの流れにおける内外
周壁11、12との境界層を薄くして伝熱効果が阻害さ
れるのを防止し、反応率を向上することができる。ま
た、各バッフル部材22a、22bにも熱を触媒充填室
16内に伝える機能を奏させることができる。さらに、
加熱装置3は液体状の熱媒体35により触媒充填室16
内を加熱するので、触媒充填室16内を均一に加熱して
反応率を向上でき、また、触媒は過熱されることがない
ので寿命が大幅に延長される。
【0017】本発明は上記実施形態に限定されない。例
えば、上記実施形態では外方側伝熱部材21aと内方側
伝熱部材21bの双方を設けたが、何れか一方のみを設
けるものでもよい。また、伝熱部材21a、21bの数
は複数であれば特に限定されず、触媒充填室16内を均
一に加熱できるように適宜設定すればよい。また、バッ
フル部材22a、22bの数も十分なガス流速を得られ
るように適宜設定すればよい。内外周壁11、12や伝
熱部材21a、21bやバッフル部材22a、22bの
形状は特に限定されず、例えば内外周壁11、12を角
筒状にしてもよい。また、ヒータ36に代えて、収容室
30の外部に熱媒体35の加熱手段を設け、その加熱し
た熱媒体35を収容室30に供給する配管と、その収容
室30から加熱手段に熱媒体35を排出する配管とを設
け、ポンプにより熱媒体35を収容室30と加熱手段と
の間で循環させてもよい。
【0018】
【実施例1】図3に示す従来の水蒸気改質装置101と
上記実施形態の水蒸気改質装置1とで、ジメチルエーテ
ルの水蒸気改質を実施し、同一の性能を奏する上で必要
な寸法諸元を求めた。その結果、従来の水蒸気改質装置
101では内径30mmの円管102が200本必要で
あり、その全体の外径は約1.2mで円管102の長さ
は3m必要であった。これに対して上記実施形態の水蒸
気改質装置1では、反応器2の外周壁11の内径が40
0mm、内周壁12の外径が200mm、触媒充填室1
6の軸方向長さが約1.5mで十分であり、大幅に装置
をコンパクト化できることを確認できた。
【0019】
【実施例2】上記実施形態の水蒸気改質装置1の触媒充
填室16に、触媒として銅、亜鉛、クロムの酸化物触媒
を還元したものを200kg充填し、ジメチルエーテル
及び水蒸気をそれぞれ0.5kmol/h、1.5km
ol/h導入し、触媒充填室16内を350℃に加熱し
た。その結果、反応率は95%以上であった。また、上
記実施形態の水蒸気改質装置1から伝熱部材21a、2
1bを取り除いて同様の水蒸気改質を行った場合、反応
率は88%であった。図3に示す従来の水蒸気改質装置
101において、同一量の同一触媒でジメチルエーテル
の水蒸気改質反応を行った場合、その反応率は93%で
あった。すなわち、反応率を向上できることを確認でき
た。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、反応器がコンパクトに
なって建設コストを大幅に削減でき、しかも効率良く水
蒸気改質を行うことで工業的に改質ガスを大量に製造す
るのに適した水蒸気改質装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の水蒸気改質装置の縦断面図
【図2】本発明の実施形態の水蒸気改質装置の横断面図
【図3】従来の水蒸気改質装置の縦断面図
【符号の説明】
1 水蒸気改質装置 2 反応器 3 加熱装置 11 外周壁 12 内周壁 16 触媒充填室 17 触媒 18 入口 20 出口 21a、21b 伝熱部材 22a、22b バッフル部材 35 熱媒体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の外周壁内周と筒状の内周壁外周とで
    囲まれる触媒充填室を有する反応器と、その触媒充填室
    内を反応器の外部から加熱する加熱装置とを備え、その
    触媒充填室を通過するガス状の改質原料を触媒の存在下
    に水蒸気改質することで改質ガスを得る水蒸気改質装置
    において、その外周壁内周および内周壁外周の中の少な
    くとも一方から、その触媒充填室内に片持ち状に突出す
    る複数の伝熱部材が、その内外周壁の周方向に間隔をお
    いて設けられ、その反応器の外部から加えられる熱が各
    伝熱部材により触媒充填室内に伝えられることを特徴と
    する水蒸気改質装置。
  2. 【請求項2】その外周壁内周から触媒充填室内に片持ち
    状に突出するバッフル部材と、その内周壁外周から触媒
    充填室内に片持ち状に突出するバッフル部材とが、その
    内外周壁の軸方向に間隔をおいて設けられ、その触媒充
    填室において流動するガスの流れ方向が、各バッフル部
    材により変更される請求項1に記載の水蒸気改質装置。
  3. 【請求項3】前記加熱装置は、液体状の熱媒体を前記外
    周壁の外周と内周壁の内周とに接するように保持可能な
    熱媒体保持空間を有する請求項1または2に記載の水蒸
    気改質装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011213562A (ja) * 2010-04-02 2011-10-27 Yasuo Ishikawa 水から水素を発生せしめるための水素発生装置
JP2012005966A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Ube Industries Ltd 反応器及びその反応器を用いて行なう反応物の製造方法
KR101510068B1 (ko) 2015-01-05 2015-04-07 정성희 수증기 생산장치

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