JP2003070732A - 電子内視鏡用データベースの電子内視鏡登録方法および電子内視鏡システム - Google Patents

電子内視鏡用データベースの電子内視鏡登録方法および電子内視鏡システム

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JP2003070732A JP2001263445A JP2001263445A JP2003070732A JP 2003070732 A JP2003070732 A JP 2003070732A JP 2001263445 A JP2001263445 A JP 2001263445A JP 2001263445 A JP2001263445 A JP 2001263445A JP 2003070732 A JP2003070732 A JP 2003070732A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子内視鏡の特性値や管理情報等のデータを
電子内視鏡毎に記録した電子内視鏡用データベースに電
子内視鏡を新規登録する場合において、データベースの
記憶容量いっぱいまで電子内視鏡がデータベースに登録
された状態で、電子内視鏡用プロセッサに電子内視鏡を
登録する作業をより平易かつ迅速に実施可能とすること
である。 【解決手段】 データベースに登録された電子内視鏡の
数が所定数に達していたときは、データベース上の所定
の電子内視鏡に関するデータが記録されている記憶領域
に新規登録する電子内視鏡のデータを記録し、データベ
ースに少なくとも一つの短期レンタルの電子内視鏡が登
録されているときは、所定の電子内視鏡に関するデータ
は短期レンタルの電子内視鏡の中の所定の短期レンタル
の電子内視鏡に関するデータである構成とすることによ
り、上記問題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子内視鏡の特性
値や管理情報等のデータを電子内視鏡毎に記録したデー
タベースに電子内視鏡を新規登録する、電子内視鏡用デ
ータベースの電子内視鏡登録方法および、電子内視鏡シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】CCDなどの固体撮像素子を先端に備え
た電子内視鏡は、一般に前記固体撮像素子からの電気信
号を処理してモニタやビデオプリンタ等の出力手段に出
力する、電子内視鏡用プロセッサと共に利用される。
【0003】電子内視鏡はこの電子内視鏡用プロセッサ
に着脱自在に接続される。また、通常は電子内視鏡用プ
ロセッサは、複数種類の電子内視鏡と接続可能であり、
従って、観察/処置を行う部位に適した電子内視鏡を適
宜この電子内視鏡用プロセッサに接続して使用すること
により、複数種類の電子内視鏡を使用する場合において
も電子内視鏡用プロセッサの台数は1台で済む。
【0004】また、一般に電子内視鏡はEEPROM等の記憶
素子を有している。この記憶素子には、その電子内視鏡
の種類、シリアルナンバー、ホワイトバランス値などが
記憶されている。電子内視鏡が電子内視鏡用プロセッサ
に接続されると、電子内視鏡用プロセッサは記憶素子に
記憶された各種データを読み出し、モニタに電子内視鏡
の種類を表示したり、ホワイトバランスをその電子内視
鏡に適した値に設定している。
【0005】なお、内視鏡用プロセッサの信号処理回路
が生成する、モニタ出力用の映像信号処理回路には個々
の内視鏡用プロセッサ毎に若干のばらつきがあるため、
記憶素子に記憶された内視鏡内のホワイトバランス値を
そのまま設定すると、ホワイトバランスが多少ずれる場
合がある。従って、電子内視鏡を内視鏡用プロセッサに
装着するたびにホワイトバランス値を手動で再設定する
のを避けるため、内視鏡用プロセッサが一度設定された
電子内視鏡の種類およびシリアルナンバーごとのホワイ
トバランス値を記憶している必要がある。すなわち、電
子内視鏡が再接続されたときは内視鏡用プロセッサに記
憶されたホワイトバランス値を用いる。このような方法
でホワイトバランス値を自動的に再設定する場合、内視
鏡用プロセッサは接続された電子内視鏡の種類およびシ
リアルナンバーからその電子内視鏡に対応したホワイト
バランス値を参照する一種のデータベースを備えてい
る。
【0006】また、電子内視鏡が電子内視鏡用プロセッ
サに装着された回数をカウントして上記データベースに
記録することにより、電子内視鏡用プロセッサで使われ
る電子内視鏡の使用頻度を判断することができる。この
使用頻度は、例えば内視鏡の保守等に利用することがで
きる。
【0007】このような電子内視鏡用プロセッサにおい
て、その記憶容量いっぱいまで電子内視鏡がデータベー
スに登録された状態では、新たな電子内視鏡を登録する
ことはできない。このような場合、従来は不要な電子内
視鏡のデータを手動で削除したうえで、新しい電子内視
鏡を登録する。ここで、データベースに登録されうる電
子内視鏡の使用形態は、ユーザ(病院等)に販売された
ものと、レンタル契約によってユーザに長期(通常数ヶ
月以上)貸し出されているものと、健康診断等の理由に
よりユーザに短期(通常数週間以内)貸し出されている
ものとに分類される。また、データベースに登録されう
る電子内視鏡は、通常仕様のものと、電子内視鏡のユー
ザの希望に応じて電子内視鏡の挿入管の硬さや、電子内
視鏡の対物光学系のレンズのコーティング等の仕様を変
更した特注仕様とに分類される。
【0008】しかしながら、従来の電子内視鏡には上記
使用形態を示す情報は含まれていないため、データベー
スの記憶容量いっぱいまで電子内視鏡がデータベースに
登録された状態で新たな電子内視鏡を登録する際、既に
返却した電子内視鏡をデータベースに残し、まだユーザ
の手元にある電子内視鏡をデータベースから削除してし
まう可能性があった。
【0009】また、電子内視鏡を使用中に電子内視鏡の
使用形態や仕様を確認することができないため、誤って
不適切な仕様の電子内視鏡を使用するおそれがあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題に
鑑み、データベースの記憶容量いっぱいまで電子内視鏡
がデータベースに登録された状態で、適切な電子内視鏡
のデータを削除して電子内視鏡用プロセッサに新たな電
子内視鏡を登録する作業をより平易かつ迅速に実施可能
とする電子内視鏡用データベースの電子内視鏡登録方法
および電子内視鏡システムを提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
め、データベースのデータは、電子内視鏡が購入された
ものであるか、長期レンタル品であるか、短期レンタル
品であるかを示す使用形態情報を有し、電子内視鏡用デ
ータベースの電子内視鏡登録方法は、データベースに登
録された電子内視鏡の数が所定数に達しているかどうか
を判断する、計数ステップを有し、データベースに登録
された電子内視鏡の数が所定数に達していたときは、デ
ータベース上の所定の電子内視鏡に関するデータが記録
されている記憶領域に新規登録する電子内視鏡のデータ
を記録し、前記データベースに短期レンタルの電子内視
鏡が複数登録されているときは、前記所定の電子内視鏡
に関するデータは前記短期レンタルの電子内視鏡に関す
るデータである。
【0012】すなわち、データベースの記憶容量いっぱ
いまで電子内視鏡がデータベースに登録された状態で、
データベースに電子内視鏡を新規登録する場合は、新規
登録される電子内視鏡のデータは短期レンタルの電子内
視鏡に関するデータに優先的に上書きされる。従って、
優先順位の高い長期レンタルの電子内視鏡や購入された
電子内視鏡のデータが消去されるリスクを低減させるこ
とができる。
【0013】また、前記電子内視鏡用データベースの管
理者が前記電子内視鏡が購入されたものであるか、長期
レンタル品であるか、短期レンタル品であるかを示す情
報を入力する使用形態入力ステップを有する構成として
もよい。
【0014】このような構成とすることにより、電子内
視鏡の使用形態に関する情報が電子内視鏡の記憶素子に
記憶されていない場合であっても、データベースに電子
内視鏡の使用形態に関する情報を登録できる。
【0015】また、現在の日時がデータベースに登録さ
れた電子内視鏡のレンタル期限を越えたときに、そのレ
ンタル期限の電子内視鏡に関するデータを削除すること
により、不要となった電子内視鏡のデータを自動的に削
除することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実
施形態による電子内視鏡システムの全体図を模式的に示
したブロック図である。
【0017】電子内視鏡システム1は電子内視鏡100
と、この電子内視鏡100が着脱自在に装着される電子
内視鏡用プロセッサ200とを有する。
【0018】電子内視鏡100は、対物光学系101
と、この電子内視鏡の各種情報が記憶されているEEP
ROM(不揮発性半導体記憶素子)102と、CCD1
04と、ライトガイド103と、内視鏡制御ケーブル1
08と、CCD信号ケーブル109と、操作ボタン10
7とを有する。EEPROM102と操作ボタン107
は、内視鏡制御ケーブル108を介して電子内視鏡用プ
ロセッサ200のCPU201(後述)と接続されてい
る。
【0019】電子内視鏡用プロセッサ200はCPU2
01、光源203、前段信号処理回路204、後段信号
処理回路205、CRTコントローラ(以後CRTCと
称する)206、操作パネル207、メモリ208、RT
C(Real Time Clock)209、絞り210、絞り制御回
路211、入力機器インターフェース212を有してい
る。後段信号処理回路205、CRTC206、操作パ
ネル207、メモリ208、RTC209、絞り制御回路
211、入力機器インターフェース212のそれぞれは
CPU201と接続されている。ここで後段信号処理回
路205、CRTC206、RTC209、絞り制御回路
211、入力機器インターフェース212はCPU20
1によって制御される。
【0020】CPU201に制御される入力機器インタ
ーフェース212にはキーボード400などの外部入力
装置が接続され、その入力を元に、CPU201は電子
内視鏡100および電子内視鏡用プロセッサ200等の
制御を行う。同様に、電子内視鏡用プロセッサ200の
操作パネル207には操作ボタンが配置されており、こ
れらの操作ボタンを押すことにより発せられる操作ボタ
ン信号はCPU201に入力され、この信号を元に電子
内視鏡用プロセッサ200や電子内視鏡100等の制御
が行われる。
【0021】電子内視鏡用プロセッサ200の光源部2
03は絞り210を経由して電子内視鏡100のライト
ガイド103の入射端に光を入射させる。ライトガイド
103の入射端に入射された光はライトガイド103を
通って電子内視鏡100の挿入管110の先端に露出す
るライトガイド103の射出端に達し、電子内視鏡10
0の挿入管110の先端前方の体腔内を照らす。絞り2
10の開度は絞り制御回路211によってコントロール
される。ここで、内視鏡システム1のオペレータはキー
ボード400または電子内視鏡用プロセッサ200の操
作パネル207を操作することにより、絞り210の開
度を任意に設定可能である。
【0022】電子内視鏡100の対物光学系101によ
る像はCCD104の受光面上で結像する。CCD10
4はこの結像された映像を映像信号に変換する。この映
像信号は、CCD信号ケーブル109を経由して電子内
視鏡用プロセッサ200内の前段信号処理回路204に
伝達される。前段信号処理回路204はこの映像信号を
取り出し、後段信号処理回路205に転送する。後段信
号処理回路205は映像信号を処理してNTSC信号等
のモニタに出力可能なビデオ信号に変換する。また、後
段信号処理回路205はCPU201からの制御信号に
基づき、ホワイトバランスの調整を行う。後段信号処理
回路205によって変換された信号は、電子内視鏡用プ
ロセッサ200に接続されたモニタ300上で画像とし
て表示される。なお、本実施形態においてはCCD10
4で撮像された映像をモニタ300に出力する構成とし
ているが、出力先はモニタに制限されるものではなく、
例えばビデオプリンタ等の他の出力機器に出力する構成
としても構わない。
【0023】また、キーボード400の入力を元に、C
PU201は電子内視鏡100および電子内視鏡用プロ
セッサ200の動作を切り替えたり、モニタ300に表
示される画像に文字情報をスーパーインポーズさせるこ
とが出来る(モニタ300に表示される画像に文字情報
をスーパーインポーズさせる方法については後述)。同
様に、操作パネル207を操作して、電子内視鏡100
および電子内視鏡用プロセッサ200の動作を切り替え
たり、モニタ300に表示される画像に文字情報をスー
パーインポーズさせることが出来る。同様に、電子内視
鏡100の操作部120に配置された操作ボタン107
を操作して、電子内視鏡100および電子内視鏡用プロ
セッサ200の動作を切り替えたり、モニタ300に表
示される画像に文字情報をスーパーインポーズさせるこ
とが出来る。電子内視鏡100の操作ボタン107を操
作して上記制御を行うため、操作ボタン107を操作す
ることによって発せられる信号は内視鏡制御ケーブル1
08を介してCPU201に伝達される。
【0024】CRTC206は文字情報をスーパーイン
ポーズするために使用される。CRTC206で生成さ
れたビデオ信号は後段信号処理回路205で生成された
ビデオ信号と同期を取ってモニタ300に向けて出力さ
れ、CRTC206による画像は、後段信号処理回路2
05による画像にスーパーインポーズされる。CPU2
01はCRTC206を制御して任意の文字情報を後段
信号処理回路205による画像(すなわち、電子内視鏡
100のCCD104によって撮像された画像)にスー
パーインポーズさせることができる。
【0025】例えば、電子内視鏡100のCCD104
によって撮像された画像に、電子内視鏡100のEEP
ROM102に記憶された情報を表示させることが可能
である。
【0026】図2に本実施形態におけるEEPROM1
02のデータ構造を示す。EEPROM102のここで
使用する記憶容量は13バイトであり、先頭の3バイト
が電子内視鏡のシリアルナンバー("serial no.")、続
く6バイトが電子内視鏡の型番("scope name")、さら
に続く4バイトの領域にはホワイトバランス値(赤、"w
hite balance R")、ホワイトバランス値(青、"white
balance B")、電子内視鏡の使用形態("use")、及び
電子内視鏡100の仕様("specification")の各1バ
イトのデータが順に記憶されている。
【0027】図3に本実施形態による、EEPROM1
02の内容の一例を示す。"serialno."は1〜16777215
(16進表記では0x1〜0xffffff)までの値を取り得る
数値データであり、電子内視鏡毎に異なる値が割り当て
られている。電子内視鏡用プロセッサ200のCPU2
01はこの"serial no."を参照することにより内視鏡を
判別することが可能となる。本例においては、"serial
no."には数値820523(0x0c852b)が割り当てられてい
る。
【0028】また、"scope name"は電子内視鏡100の
型番に相当する文字データ(英数6文字)が記憶されて
いる。電子内視鏡用プロセッサ200のCPU201は
この"scope name"を参照することにより内視鏡の種類を
判別することが可能となる。本例においては、"scope n
ame"には文字列"FG-26D"(16進表記では0x46472d3236
44)が割り当てられている。
【0029】また、"white balance R"および"white ba
lance B"は、それぞれ−128〜+127までの値を取
る数値である。電子内視鏡用プロセッサ200のCPU
201は前段信号処理回路204より得られるRおよびB
の画像信号にそれぞれ"whitebalance R"および"white b
alance B"の値に応じた重み付けを行った上でモニタ3
00に出力可能な信号を生成するよう後段信号処理回路
205を制御する。本例においては、"white balance
R"および"white balance B"にはそれぞれ数値−4(1
6進表記では0x7c)および数値+10(0x8a)が割り当
てられている。ここで、前段信号処理回路204はRG
Bそれぞれ256階調のディジタルデータを生成して後
段信号処理回路205に送信している。従って、本例に
おいてはRの画像信号は4階調暗く、またBの画像信号は
10階調明るくなるよう後段信号処理回路205内で調
整された上で、モニタ300に向けて出力される。
【0030】"use"は電子内視鏡100が購入されたも
のであるか、長期レンタル品であるか、短期レンタル品
であるかを示す1バイトのフラグである。ここで、電子
内視鏡100が購入されたものであれば"use"には数値
0(16進表記では0x0)が設定され、長期レンタル品で
あれば"use"には数値1(0x1)が設定され、また短期レン
タル品であれば"use"には数値2(0x2)が設定される。従
って、電子内視鏡用プロセッサ200のCPU201は
この"use"を参照することにより内視鏡の使用形態を判
別することが可能となる。本例においては、"use"には
数値1(0x1)が割り当てられている。
【0031】また、"specification"は内視鏡の仕様を
示す1バイトのフラグである。ここで、電子内視鏡10
0が通常仕様ならば"specification"には数値0(16
進表記では0x0)が設定され、一方特注仕様ならば"spec
ification"には数値1(0x1)が設定される。本例にお
いては、"specification"には数値1(0x1)が割り当て
られている。
【0032】本実施形態におけるCPU201は、電子
内視鏡100および電子内視鏡用プロセッサ200を制
御すると共に、電子内視鏡100を管理するデータベー
スをメモリ208内に構築している。本実施形態におけ
るデータベースの一例を図4に示す。本実施形態におい
ては、データベースに電子内視鏡を39本まで登録可能
となっている。このデータベースは内視鏡毎にレコード
が割り当てられ、各レコードは"register no."、"scope
name"、"serial no."、"white balance"(R Gain / B
Gain)、"use"、"specification"、"registered dat
e"、"used date"および"counter"の各項目を有する。
【0033】"register no."は、レコードを識別するた
めに使用される、1から39までの通し番号である。"s
cope name"、"serial no."、"white balance"(R Gain
/ BGain)、"use"および"specification"は、電子内視
鏡100のEEPROM102に記憶されている各情報
と同一である。これらの情報は、その電子内視鏡が最初
に電子内視鏡用プロセッサ200に接続されたときにE
EPROM102より読み出され、データベースに記録
される。なお、"white balance"については、その電子
内視鏡が接続されている間に電子内視鏡用プロセッサ2
00にてホワイトバランスの再調整が行われた場合に
は、その再調整後のホワイトバランス値がデータベース
に記録される。
【0034】"registered date"は6けたの日付データ
と4桁の時刻データから構成されている。日付データの
上2桁は西暦年号の下2桁であり、日付データの続く2
桁は月、さらに続く2桁は日をあらわしている。すなわ
ち、"971213.1313"は「1997年12月13日午後1
時13分」を、"001015.0924"は「2000年10月1
5日午前9時24分」を示す。なお、"registered dat
e"は、電子内視鏡が最初に電子内視鏡用プロセッサ20
0に接続されたときの日時である。
【0035】"used date"は"scope name"および"serial
no."で特定される電子内視鏡が最後に電子内視鏡用プ
ロセッサ200に接続されたときの日時である。な
お、"used date"の書式は"registered date"の書式と同
じである。
【0036】"counter"は"scope name"および"serial n
o."で特定される電子内視鏡が電子内視鏡用プロセッサ
200に接続された回数である。
【0037】本実施形態においては、電子内視鏡用プロ
セッサ200の電源が投入されると、最初に初期設定が
行われる。初期設定では、CPU201のレジスタや初
期設定に引き続いて実行されるルーチン用の各変数の初
期設定や、前段信号処理回路204、後段信号処理回路
205、CRTC206、RTC209、絞り制御回路2
11、入力機器インターフェース212の初期化等が行
われる。
【0038】また、初期設定が行われた後、操作パネル
207またはキーボード400からの入力を受け付けて
入力結果を所定の変数に保存する「設定変更ルーチ
ン」、データベースの"used date"データを更新する
「時計処理ルーチン」、データベースに登録されていな
い電子内視鏡が電子内視鏡用プロセッサ200に装着さ
れた時にデータベースの更新を行う「データベース処理
ルーチン」、および上記のルーチンの処理結果に基づい
て各信号処理回路を制御してモニタ300に向けて出力
される画像信号を生成する「画像処理ルーチン」のそれ
ぞれが並行して実行される。なお、「設定変更ルーチ
ン」「時計処理ルーチン」「データベース処理ルーチ
ン」「画像処理ルーチン」は、メモリ208に記憶さ
れ、CPU201によって実行されるプログラムであ
る。
【0039】上記の各ルーチンにおいては、変数Curren
t_Scope, Last_Usedをグローバル変数として使用してい
る。なお、前述の初期設定によって変数Current_Scope
の初期値は0に設定されている。
【0040】図5は「設定変更ルーチン」のフローであ
る。本フローが開始すると、最初にステップS101が
実行される。ステップS101では、操作パネル207
またはキーボード400の所定のボタンまたはコマンド
が入力され、絞り210の開度の変更がリクエストされ
るまで(S101:Yes)待機する(S101:N
o)。次いでステップS102に進む。
【0041】ステップS102では操作パネル207ま
たはキーボード400から開度が入力されるまで(S1
02:Yes)待機する(S102:No)。次いでス
テップS103に進む。ステップS103ではCPU2
01は絞り制御回路211を制御して、ステップS10
2にて操作パネル207またはキーボード400から入
力された開度の値に絞り210の開度を設定する。次い
で、ステップS101にもどる。
【0042】以上のルーチンによって操作パネル207
またはキーボード400から入力された絞りの開度に絞
り210の開度が設定される。
【0043】図6は「時計処理ルーチン」のフローであ
る。本ルーチンが開始すると、最初にステップS201
が実行される。ステップS201では変数Current_Scope
の値が0であるかどうかの判断が行われる。Current_Sc
opeの値が0でなければ、ステップS202に進む。Curr
ent_Scopeの値が0ならば、ステップS201に戻る。
【0044】ステップS202では、Current_Scope="r
egister no."となるレコードの"used_date"とRTC2
09から得られる現在の日時および時刻との比較が行わ
れる。すなわち、現在の日時および時刻が"used_date"
より3分以上進んでいるならば(S202:Yes)ス
テップS203に進み、そうでなければ(S202:N
o)ステップS201に戻る。
【0045】ステップS203では、Current_Scope="re
gister no."となるレコードの"used_date"に現在の日時
が記録される。次いで、ステップS201に戻る。
【0046】図7および図8は「データベース処理ルー
チン」のフローである。本ルーチンは、データベースの
記憶容量いっぱいまで電子内視鏡が登録された状態で、
さらに新たに電子内視鏡をデータベースに登録する場合
は、"use"=2(すなわち短期レンタルの電子内視鏡)の
レコードが少なくとも一つあれば、そのレコードの中の
一つに新しく登録する電子内視鏡のデータを優先的に上
書きするよう構成されている。また、"use"=2のレコー
ドが複数ある場合は"use"=2かつ"registered date"の最
も古いレコードに新しく登録する電子内視鏡のデータを
上書きする。また、データベース中に"use"=2のレコー
ドが無くかつ"use"=1(すなわち長期レンタルの電子内
視鏡)のレコードが少なくとも一つある場合は、そのレ
コードの中の一つに新しく登録する電子内視鏡のデータ
を優先的に上書きするよう構成されている。同様に、デ
ータベース中に"use"=2のレコードが無くかつ"use"=1の
レコードが複数ある場合は"use"=1かつ"registered dat
e"の最も古いレコードに新しく登録する電子内視鏡のデ
ータを上書きする。データベース中に"use"=2のレコー
ドも"use"=1のレコードも無い場合は、データベースに
登録された電子内視鏡の中の"registered date"の最も
古いレコードに新しく登録する電子内視鏡のデータを上
書きする。
【0047】本ルーチンが開始すると、最初にステップ
S301が実行される。ステップS301では電子内視
鏡100が電子内視鏡用プロセッサ200に装着されて
いるかどうかの判定が行われる。すなわち、電子内視鏡
100が電子内視鏡用プロセッサ200に装着されてい
れば(S301:Yes)ステップS302に進み、装
着されていなければ(S301:No)ステップS30
1を引き続き実行する。すなわち、本ルーチン開始時に
電子内視鏡用プロセッサ200に電子内視鏡100が接
続されていなければ、電子内視鏡100が接続されるま
で待機する。
【0048】ステップS302では電子内視鏡100の
EEPROM102に記憶された内視鏡のデータ("sco
pe name" "serial no." "white balance (R)" "white b
alance (B)" "use" "specification")がメモリ208
に読み込まれる。次いでステップS303に進む。
【0049】ステップS303ではステップS302で読
込まれたデータとデータベースとの比較が行われ、現在
装着されている電子内視鏡100がデータベースに登録
済みであるかどうかの判定が行われる。すなわち、ステ
ップS302で読込まれた電子内視鏡の種類("scope nam
e")およびシリアルナンバー("serial no.")を含むレコ
ードがデータベース中に存在するかどうかの判定が行わ
れる。ここで、電子内視鏡100がデータベースに未登
録であれば(S303:No)ステップS304に進
む。一方、電子内視鏡100がデータベースに登録済み
であれば(S303:Yes)ステップS330に進
む。
【0050】ステップS304では、データベースに空
白("regiter no."以外のデータが記録されていない)
のレコードがあるかどうかの判定を行う。空白のレコー
ドが無ければ(S304:No)、ステップS305に
進む。一方、空白のレコードがあれば(S304:Ye
s)、ステップS320に進む。
【0051】ステップS305では、データベースに"us
e"=2を満たすレコードが存在するかどうかの判定が行わ
れる。データベースに"use"=2を満たすレコードが存在
するのであれば(S305:Yes)、ステップS30
6に進み、"use"=2かつ"registered date"の最も古いレ
コードの"register no."の値を変数Delete_noに代入す
る。次いでステップS310に進む。一方、ステップS
305において、データベースに"use"=2を満たすレコ
ードが存在しないと判定されれば(S305:No)、
ステップS307に進む。
【0052】ステップS307では、データベースに"us
e"=1を満たすレコードが存在するかどうかの判定が行わ
れる。データベースに"use"=1を満たすレコードが存在
するのであれば(S307:Yes)、ステップS30
8に進み、"use"=1かつ"registered date"の最も古いレ
コードの"register no."の値を変数Delete_noに代入す
る。次いでステップS310に進む。一方、ステップS
307において、データベースに"use"=1を満たすレコ
ードが存在しないと判定されれば(S307:No)、
ステップS309に進む。
【0053】ステップS309では最も"registered dat
e"の古いレコードの"register no."の値が変数Delete_n
oに代入される。次いでステップS310に進む。
【0054】ステップS310では、Delete_no="regist
er no."となるレコードの、"register no."以外の値が
クリアされる。次いでステップS311に進む。
【0055】ステップS311では変数Current_Scopeに
Delete_noの値が代入される。次いでステップS312
(図8)に進む。
【0056】一方、ステップS320(図7)では変数C
urrent_Scopeに空白のレコードの"register no."の値が
代入される。なお、空白のレコードが複数ある場合は、
各空白レコードの"register no."のうち、最も若いもの
がCurrent_Scopeに代入される。次いでステップS31
2(図8)に進む。
【0057】ステップS312ではCurrent_Scope="regi
ster no."であるレコードの"scopename"、"serial n
o."、"white balance"、"use"、"specification"に、ス
テップS302で読み出されたEEPROM102に記
憶された内視鏡のデータの"scope name"、"serial n
o."、"white balance"、"use"、"specification"の値が
それぞれ記録される。次いでステップS313に進む。
【0058】ステップS313では、Current_Scope="r
egister no."となるレコードの"registered date"に現
在の日時が記録される。なお、現在の日時はRTC20
9より得られる。次いでステップS314に進む。
【0059】一方、ステップS330(図7)では、ス
テップS302で得られたEEPROM102の"scope
name"および"serial no."とそれぞれ一致する"scope n
ame"および"serial no."を有するレコードの"register
no."の値が、変数Current_Scopeに代入される。次いで
ステップS314(図8)に進む。
【0060】ステップS314ではCurrent_Scope="reg
ister no."であるレコードの"useddate"に現在の日時が
記録される。なお、現在の日時はRTC209より得ら
れる。次いでステップS315に進む。
【0061】ステップS315では、Current_Scope="r
egister no."であるレコードの"counter"に1が加算さ
れる。次いでステップS316に進む。
【0062】ステップS316では、CPU201はC
RTC206を制御してCurrent_Scope="register no."
であるレコードの"scope name"をモニタ300に表示さ
せる。次いで、ステップS318に進む。
【0063】ステップS318では、電子内視鏡100
が電子内視鏡用プロセッサ200から取り外されるまで
(S318:No)待機する(S318:Yes)。次
いでステップS319に進む。
【0064】ステップS319ではCurrent_Scopeに0が
代入される。次いでステップS301(図7)に戻る。
【0065】以上のような「データベース処理ルーチ
ン」によれば、データベースの記憶容量いっぱいまで電
子内視鏡が登録された状態で、さらに新たに電子内視鏡
をデータベースに登録する場合は、"use"=2(すなわち
短期レンタルの電子内視鏡)のレコードがあれば、その
レコードに新しく登録する電子内視鏡のデータが優先的
に上書きされる。また、データベース中に"use"=2のレ
コードが無くかつ"use"=1(すなわち長期レンタルの電
子内視鏡)のレコードがある場合は、そのレコードに新
しく登録する電子内視鏡のデータが優先的に上書きされ
る。データベース中に"use"=2のレコードも"use"=1のレ
コードも無い場合は、"registered date"の最も古いレ
コードに新しく登録する電子内視鏡のデータが上書きさ
れる。また、"use"=2のレコードが複数ある場合は"use"
=2かつ"registered date"の最も古いレコードに新しく
登録する電子内視鏡のデータが上書きされる。同様に、
データベース中に"use"=2のレコードが無くかつ"use"=1
のレコードが複数ある場合は"use"=1かつ"registered d
ate"の最も古いレコードに新しく登録する電子内視鏡の
データが上書きされる。
【0066】なお、本実施形態においては、電子内視鏡
100のEEPROM102に電子内視鏡100の使用
形態及び仕様が記憶され、その電子内視鏡が最初に電子
内視鏡用プロセッサに接続されたときにデータベースに
EEPROM102に記憶された電子内視鏡100の使
用形態及び仕様をコピーしているが、本発明は上記実施
形態に限定されるものではない。すなわち、電子内視鏡
が最初に電子内視鏡用プロセッサに接続されたときに、
電子内視鏡の使用形態および/または電子内視鏡の仕様
をキーボード等の入力手段を用いて直接入力する構成と
してもよい。このような構成とすることにより、電子内
視鏡の記憶素子に使用形態や仕様が記録されていない場
合であっても、データベースに電子内視鏡の使用形態や
仕様を設定可能である。従って電子内視鏡の記憶素子に
使用形態や仕様が記録されていない場合であっても、デ
ータベースの記憶容量いっぱいまで電子内視鏡がデータ
ベースに登録された状態で、電子内視鏡用プロセッサに
新たな電子内視鏡を登録する際、適切な電子内視鏡のデ
ータを削除可能である。
【0067】また、本実施形態においては、"use"=2の
レコードが複数ある場合、"use"=2のレコードが無くか
つ"use"=1のレコードが複数ある場合、または"use"=2の
レコードも"use"=1のレコードも無い場合は、"register
ed date"の最も古いレコードに新しく登録する電子内視
鏡のデータを上書きする構成としているが、本発明は上
記構成に限定されるものではない。すなわち、"used da
te"の最も古いレコードに新しく登録する電子内視鏡の
データを上書きする構成としてもよい。
【0068】図9は「画像処理ルーチン」のフローであ
る。本ルーチンが開始すると、最初にステップS401
が実行される。ステップS401ではRTC209から
得られる現在の日時および時刻が変数Current_Timeに代
入される。次いでステップS402に進む。
【0069】ステップS402においては、CPU20
1はCRTC206を制御してCurrent_Timeの値を例え
ば「2001年3月2日15時20分」のようなテキス
トの形式に変換して、モニタ300にスーパーインポー
ズする。次いでステップS404に進む。
【0070】ステップS404では変数Current_Timeと
RTC209から得られる現在の日時および時刻との比
較が行われる。すなわち、現在の日時および時刻がCurr
ent_Timeよりも一秒以上進んでいれば、ステップS40
1に戻る。一方、現在の日時および時刻とCurrent_Time
との差が一秒未満であればステップS403に戻る。従
って、現在の日時および時刻がCurrent_Timeよりも一秒
以上進んでいればCurrent_Timeを更新した上で新時刻が
表示される。
【0071】本実施形態においては、データベースの記
憶容量いっぱいまで電子内視鏡が登録された状態で、さ
らに新たに電子内視鏡をデータベースに登録する場合
は、新たに登録される電子内視鏡のデータは短期レンタ
ルの電子内視鏡が登録されたレコードに上書きされる構
成としているが、本発明は上記構成に限定されるもので
はない。すなわち、短期レンタルおよび/または長期レ
ンタルの電子内視鏡のレンタル期限が現在の日時を越え
たときに自動的にその電子内視鏡が登録されたレコード
が削除される構成としてもよい。
【0072】次に本発明の第2の実施形態として、第1
の実施形態による電子内視鏡システムと同様のデータベ
ース登録処理に先だって、短期レンタルおよび長期レン
タルの電子内視鏡の中で現在の日時がレンタル期限を越
えた電子内視鏡があるときに、自動的にその電子内視鏡
に対応したレコードが削除される電子内視鏡登録抹消処
理が行われる構成の電子内視鏡システムを示す。なお、
本実施形態における電子内視鏡システムの基本構成は図
1に図示された本発明の第1の実施形態と同一であるの
で説明は省略する。以下、図面を用いて本実施形態を説
明する。
【0073】図10に本実施形態におけるEEPROM
102のデータ構造を示す。EEPROM102のここ
で使用する記憶容量は16バイトであり、図2に図示さ
れた本発明の第1の実施形態におけるEEPROM10
2のデータ構造の末尾に、電子内視鏡100の使用期限
("expiration")が記憶された3バイトのデータを追加
したものである。
【0074】図11に本実施形態による、EEPROM
102の内容の一例を示す。なお、"serial no."、"sco
pe name"、"white balance R"および"white balance
B"、"use"、"specification"については図3に図示され
た本発明の第1の実施形態におけるEEPROM102
の内容と同一であるので説明は省略する。
【0075】"expiration"は電子内視鏡が長期レンタル
品または短期レンタル品である場合の電子内視鏡の使用
期限を示す日時データである。"expiration"の先頭1バ
イトは「年」を、続く1バイトは「月」を、最後の1バ
イトは「日」を示している。本例においては、"expirat
ion"には数値040331(0x04031f)が割り当てられてお
り、本例の電子内視鏡の使用期限が2004年3月31
日であることを示している。なお、電子内視鏡が購入さ
れたものである場合("use"=0)は"expiration"には数
値0(0x0)が割り当てられる。
【0076】本実施形態におけるデータベースの一例を
図12に示す。本実施形態のデータベースの構造は、図
4に図示された本発明の第1の実施形態のデータベース
の各レコードに項目"expiration"が追加されたものであ
る。他の点は本発明の第1の実施形態のデータベースと
同様であるので説明は省略する。
【0077】"expiration"は、電子内視鏡100のEE
PROM102に記憶されている各情報と同一であり、
その電子内視鏡が最初に電子内視鏡用プロセッサ200
に接続されたときにEEPROM102より読み出さ
れ、データベースに記録される。
【0078】本実施形態においては、電子内視鏡用プロ
セッサ200の電源が投入されると、最初に初期設定が
行われる。初期設定では、CPU201のレジスタや初
期設定に引き続いて実行されるルーチン用の各変数の初
期設定や、前段信号処理回路204、後段信号処理回路
205、CRTC206、RTC209、絞り制御回路2
11、入力機器インターフェース212の初期化等が行
われる。
【0079】さらに、初期設定ではデータベースの自動
登録抹消ルーチンが実行され、RTC209が示す現在の
日時よりも古い"expiration"を有するデータベースのレ
コードの内容が自動的に削除される。すなわち、短期レ
ンタルおよび長期レンタルの電子内視鏡の中で現在の日
時がレンタル期限を越えた電子内視鏡があるときに、自
動的にその電子内視鏡に対応したレコードが削除され
る。
【0080】また、初期設定が行われた後、操作パネル
207またはキーボード400からの入力を受け付けて
入力結果を所定の変数に保存する「設定変更ルーチ
ン」、データベースの"used date"データを更新する
「時計処理ルーチン」、データベースに登録されていな
い電子内視鏡が電子内視鏡用プロセッサ200に装着さ
れた時にデータベースの更新を行う「データベース処理
ルーチン」、および上記のルーチンの処理結果に基づい
て各信号処理回路を制御してモニタ300に向けて出力
される画像信号を生成する「画像処理ルーチン」のそれ
ぞれが並行して実行される。なお、「設定変更ルーチ
ン」「時計処理ルーチン」「データベース処理ルーチ
ン」「画像処理ルーチン」は、メモリ208に記憶さ
れ、CPU201によって実行されるプログラムであ
る。本実施形態における「設定変更ルーチン」「時計処
理ルーチン」「画像処理ルーチン」は、図5、図6およ
び図9のそれぞれに図示された本発明の第1の実施形態
における各ルーチンと同一であるので説明は省略する。
【0081】図13は「データベース処理ルーチン」の
フローである。本ルーチンが開始すると、最初にステッ
プS1301が実行される。ステップS1301では電
子内視鏡100が電子内視鏡用プロセッサ200に装着
されているかどうかの判定が行われる。すなわち、電子
内視鏡100が電子内視鏡用プロセッサ200に装着さ
れていれば(S1301:Yes)ステップS1302
に進み、装着されていなければ(S1301:No)ス
テップS1301を引き続き実行する。すなわち、本ル
ーチン開始時に電子内視鏡用プロセッサ200に電子内
視鏡100が接続されていなければ、電子内視鏡100
が接続されるまで待機する。
【0082】ステップS1302では電子内視鏡100
のEEPROM102に記憶された内視鏡のデータ("s
cope name" "serial no." "white balance (R)" "white
balance (B)" "use" "specification"および"expirati
on")がメモリ208に読み込まれる。次いでステップS
1303に進む。
【0083】ステップS1303ではステップS1302
で読込まれたデータとデータベースとの比較が行われ、
現在装着されている電子内視鏡100がデータベースに
登録済みであるかどうかの判定が行われる。すなわち、
ステップS1302で読込まれた電子内視鏡の種類("sco
pe name")およびシリアルナンバー("serial no.")を含
むレコードがデータベース中に存在するかどうかの判定
が行われる。ここで、電子内視鏡100がデータベース
に未登録であれば(S1303:No)ステップS13
04に進む。一方、電子内視鏡100がデータベースに
登録済みであれば(S1303:Yes)ステップS1
330に進む。
【0084】ステップS1304では、データベースに
空白("regiter no."以外のデータが記録されていな
い)のレコードがあるかどうかの判定を行う。空白のレ
コードが無ければ(S1304:No)、ステップS1
305(図14)に進む。一方、空白のレコードがあれ
ば(S1304:Yes)、ステップS1320に進
む。
【0085】ステップS1320では変数Current_Scope
に空白のレコードの"register no."の値が代入される。
なお、空白のレコードが複数ある場合は、各空白レコー
ドの"register no."のうち、最も若いものがCurrent_Sc
opeに代入される。次いでステップS1312に進む。
【0086】ステップS1312ではCurrent_Scope="re
gister no."であるレコードの"scope name"、"serial n
o."、"white balance"、"use"、"specification"、"exp
iration"に、ステップS1302で読み出されたEEP
ROM102に記憶された内視鏡のデータの"scope nam
e"、"serial no."、"white balance"、"use"、"specifi
cation"、"expiration"の値がそれぞれ記録される。次
いでステップS1313に進む。
【0087】ステップS1313では、Current_Scope
="register no."となるレコードの"registered date"に
現在の日時が記録される。なお、現在の日時はRTC2
09より得られる。次いでステップS1314に進む。
【0088】一方、ステップS1330では、ステップ
S1302で得られたEEPROM102の"scope nam
e"および"serial no."とそれぞれ一致する"scope name"
および"serial no."を有するレコードの"register no."
の値が、変数Current_Scopeに代入される。次いでステ
ップS1314に進む。
【0089】ステップS1314では、CPU201は
CRTC206を制御してCurrent_Scope="register n
o."であるレコードの"scope name"をモニタ300に表
示させる。次いで、ステップS1316に進む。
【0090】ステップS1316ではCurrent_Scope="r
egister no."であるレコードの"used date"に現在の日
時が記録される。なお、現在の日時はRTC209より
得られる。次いでステップS1317に進む。
【0091】ステップS1317では、"register no."
=Current_Scopeであるレコードの"counter"に1が加算
される。次いでステップS1318に進む。ステップS
1318では、電子内視鏡100が電子内視鏡用プロセ
ッサ200から取り外されるまで(S1318:No)
待機する(S1318:Yes)。すなわち、電子内視
鏡100が電子内視鏡用プロセッサ200から取り外さ
れた時(S1318:No)はステップS1319に進
む。
【0092】ステップS1319ではCurrent_Scopeに0
が代入される。次いでステップS1301に戻る。
【0093】一方、ステップS1305(図14)で
は、データベースに"use"=2を満たすレコードが存在す
るかどうかの判定が行われる。データベースに"use"=2
を満たすレコードが存在するのであれば(S1305:
Yes)、ステップS306に進み、"use"=2かつ"regi
stered date"の最も古いレコードの"register no."の値
を変数Delete_noに代入する。次いでステップS131
0に進む。一方、ステップS1305において、データ
ベースに"use"=2を満たすレコードが存在しないと判定
されれば(S1305:No)、ステップS1307に
進む。
【0094】ステップS1307では、データベースに"
use"=1を満たすレコードが存在するかどうかの判定が行
われる。データベースに"use"=1を満たすレコードが存
在するのであれば(S1307:Yes)、ステップS
1308に進み、"use"=1かつ"registered date"の最も
古いレコードの"register no."の値を変数Delete_noに
代入する。次いでステップS1310に進む。一方、ス
テップS1307において、データベースに"use"=1を
満たすレコードが存在しないと判定されれば(S130
7:No)、ステップS1309に進む。
【0095】ステップS1309では最も"registered d
ate"の古いレコードの"register no."の値が変数Delete
_noに代入される。次いでステップS1310に進む。
【0096】ステップS310では、Delete_no="regist
er no."となるレコードの、"register no."以外の値が
クリアされる。次いでステップS1311に進む。
【0097】ステップS1311では変数Current_Scope
にDelete_noの値が代入される。次いでステップS13
12(図13)に進む。
【0098】なお、本実施形態においては、電子内視鏡
100のEEPROM102に電子内視鏡100の使用
期限が記憶され、その電子内視鏡が最初に電子内視鏡用
プロセッサに接続されたときにデータベースにEEPR
OM102に記憶された電子内視鏡100の使用期限を
コピーしているが、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。すなわち、電子内視鏡が最初に電子内視
鏡用プロセッサに接続されたときに、電子内視鏡100
の使用期限をキーボード等の入力手段を用いて直接入力
する構成としてもよい。このような構成とすることによ
り、電子内視鏡の記憶素子に使用期限が記録されていな
い場合であっても、データベースに電子内視鏡の使用期
限を設定可能である。
【0099】
【発明の効果】以上のように、本発明の電子内視鏡用デ
ータベースの電子内視鏡登録方法および電子内視鏡シス
テムによれば、データベースの記憶容量いっぱいまで電
子内視鏡がデータベースに登録された状態でも、適切な
電子内視鏡のデータを削除して電子内視鏡用プロセッサ
に新たな電子内視鏡を登録する作業をより平易かつ迅速
に実施可能となる。また、電子内視鏡用データベース
に、電子内視鏡が長期レンタル品または短期レンタル品
である場合の電子内視鏡の使用期限を示す日時データが
記録されるようにすると共に、登録された長期レンタル
品または短期レンタル品の電子内視鏡の使用期限を示す
日時データに基づいて適切な電子内視鏡のデータを削除
してから、新たな電子内視鏡が自動的に登録されるよう
にすることにより、データベースの記憶容量いっぱいま
で電子内視鏡がデータベースに登録された状態でも、自
動的に新たな電子内視鏡を登録可能な状態にすることが
できる一方、電子内視鏡の登録作業も手作業が減少して
更に簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による電子内視鏡シス
テムの全体図を模式的に示したブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における電子内視鏡の
EEPROMのデータ構造を示したメモリマップであ
る。
【図3】本発明の第1の実施形態による、電子内視鏡の
EEPROMの内容の一例である。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるデータベース
の一例である。
【図5】本発明の第1の実施形態における「設定変更ル
ーチン」のフローである。
【図6】本発明の第1の実施形態における「時計処理ル
ーチン」のフローである。
【図7】本発明の第1の実施形態における「データベー
ス処理ルーチン」のフローである。
【図8】本発明の第1の実施形態における「データベー
ス処理ルーチン」のフローである。
【図9】本発明の第1の実施形態における「画像処理ル
ーチン」のフローである。
【図10】本発明の第2の実施形態における電子内視鏡
のEEPROMのデータ構造を示したメモリマップであ
る。
【図11】本発明の第2の実施形態による、電子内視鏡
のEEPROMの内容の一例である。
【図12】本発明の第2の実施形態におけるデータベー
スの一例である。
【図13】本発明の第2の実施形態における「データベ
ース処理ルーチン」のフローである。
【図14】本発明の第2の実施形態における「データベ
ース処理ルーチン」のフローである。
【符合の説明】
1 電子内視鏡システム 100 電子内視鏡 101 対物光学系 102 EEPROM 103 ライトガイド 104 CCD 107 操作ボタン 108 内視鏡制御ケーブル 109 CCD信号ケーブル 110 挿入管 120 操作部 130 コネクタ部 200 電子内視鏡用プロセッサ 201 CPU 203 光源 204 前段信号処理回路 205 後段信号処理回路 206 CRTコントローラ 207 操作パネル 208 メモリ 209 RTC 210 絞り 211 絞り制御回路 212 入力機器インターフェース 300 モニタ 400 キーボード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月17日(2002.9.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】CCDなどの固体撮像素子を先端に備え
た電子内視鏡は、一般に前記固体撮像素子からの電気信
号を処理してモニタやビデオプリンタ等の出力手段に映
像信号を出力する、電子内視鏡用プロセッサと共に利用
される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】本実施形態においては、電子内視鏡用プロ
セッサ200の電源が投入されると、最初に初期設定が
行われる。初期設定では、CPU201のレジスタや初
期設定に引き続いて実行されるルーチン用の各変数の初
期設定や、後段信号処理回路205、CRTC206、
RTC209、絞り制御回路211、入力機器インターフ
ェース212の初期化等が行われる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】ステップS404では変数Current_Timeと
RTC209から得られる現在の日時および時刻との比
較が行われる。すなわち、現在の日時および時刻がCurr
ent_Timeよりも一秒以上進んでいれば、ステップS40
1に戻る。一方、現在の日時および時刻とCurrent_Time
との差が一秒未満であればステップS404に戻る。従
って、現在の日時および時刻がCurrent_Timeよりも一秒
以上進んでいればCurrent_Timeを更新した上で新時刻が
表示される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0078
【補正方法】変更
【補正内容】
【0078】本実施形態においては、電子内視鏡用プロ
セッサ200の電源が投入されると、最初に初期設定が
行われる。初期設定では、CPU201のレジスタや初
期設定に引き続いて実行されるルーチン用の各変数の初
期設定や、後段信号処理回路205、CRTC206、
RTC209、絞り制御回路211、入力機器インターフ
ェース212の初期化等が行われる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子内視鏡の特性値や管理情報等のデー
    タを電子内視鏡毎に記録したデータベースに電子内視鏡
    を新規登録する、電子内視鏡用データベースの電子内視
    鏡登録方法であって、 前記管理情報は、前記電子内視鏡が購入されたものであ
    るか、長期レンタル品であるか、短期レンタル品である
    かを示す使用形態情報を有し、 前記電子内視鏡用データベースの電子内視鏡登録方法
    は、 前記データベースに登録された電子内視鏡の数が所定数
    に達しているかどうかを判断する、計数ステップと、 新規登録する電子内視鏡の前記データを前記データベー
    スに記録する、記録ステップとを有し、 前記データベースに登録された電子内視鏡の数が所定数
    に達していたときは、前記記録ステップは、前記データ
    ベースに登録された電子内視鏡の中の所定の電子内視鏡
    に関するデータが記録されている記憶領域に新規登録す
    る電子内視鏡のデータを記録し、 前記データベースに少なくとも一つの短期レンタルの電
    子内視鏡が登録されているときは、前記所定の電子内視
    鏡に関するデータは前記短期レンタルの電子内視鏡の中
    の所定の短期レンタルの電子内視鏡に関するデータであ
    ることを特徴とする、電子内視鏡用データベースの電子
    内視鏡登録方法。
  2. 【請求項2】 前記データベースに複数の短期レンタル
    の電子内視鏡が登録されているときは、前記所定の短期
    レンタルの電子内視鏡に関するデータは前記複数の短期
    レンタルの電子内視鏡のうち、最初に登録された電子内
    視鏡に関するデータであることを特徴とする、請求項1
    に記載の電子内視鏡用データベースの電子内視鏡登録方
    法。
  3. 【請求項3】 前記データベースに複数の短期レンタル
    の電子内視鏡が登録されているときは、前記所定の短期
    レンタルの電子内視鏡に関するデータは前記複数の短期
    レンタルの電子内視鏡のうち、最後に使用された日時が
    最も古い電子内視鏡に関するデータであることを特徴と
    する、請求項1に記載の電子内視鏡用データベースの電
    子内視鏡登録方法。
  4. 【請求項4】 前記データベースに短期レンタルの電子
    内視鏡が登録されておらず、少なくとも一つの長期レン
    タルの電子内視鏡が登録されているときは、前記所定の
    電子内視鏡に関するデータは前記長期レンタルの電子内
    視鏡の中の所定の長期レンタルの電子内視鏡に関するデ
    ータであることを特徴とする、請求項1から請求項3の
    いずれかに記載の電子内視鏡用データベースの電子内視
    鏡登録方法。
  5. 【請求項5】 前記データベースに短期レンタルの電子
    内視鏡が登録されておらず、複数の長期レンタルの電子
    内視鏡が登録されているときは、前記所定の長期レンタ
    ルの電子内視鏡に関するデータは前記複数の長期レンタ
    ルの電子内視鏡のうち、最初に登録された電子内視鏡に
    関するデータであることを特徴とする、請求項4に記載
    の電子内視鏡用データベースの電子内視鏡登録方法。
  6. 【請求項6】 前記データベースに短期レンタルの電子
    内視鏡が登録されておらず、複数の長期レンタルの電子
    内視鏡が登録されているときは、前記所定の長期レンタ
    ルの電子内視鏡に関するデータは前記複数の長期レンタ
    ルの電子内視鏡のうち、最後に使用された日時が最も古
    い電子内視鏡に関するデータであることを特徴とする、
    請求項4に記載の電子内視鏡用データベースの電子内視
    鏡登録方法。
  7. 【請求項7】 前記データベースに短期レンタルの電子
    内視鏡も長期レンタルの電子内視鏡も登録されていない
    ときは、前記所定の電子内視鏡に関するデータは、前記
    データベースに登録された電子内視鏡の中の最初に登録
    された電子内視鏡に関するデータであることを特徴とす
    る、請求項1から請求項6のいずれかに記載の電子内視
    鏡用データベースの電子内視鏡登録方法。
  8. 【請求項8】 前記データベースに短期レンタルの電子
    内視鏡も長期レンタルの電子内視鏡も登録されていない
    ときは、前記所定の電子内視鏡に関するデータは、前記
    データベースに登録された電子内視鏡の中の最後に使用
    された日時が最も古い電子内視鏡に関するデータである
    ことを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれかに
    記載の電子内視鏡用データベースの電子内視鏡登録方
    法。
  9. 【請求項9】 前記電子内視鏡登録方法は、前記使用形
    態情報を前記電子内視鏡の不揮発性半導体記憶素子から
    読み込む、使用形態読込みステップを有することを特徴
    とする、請求項1から請求項8のいずれかに記載の電子
    内視鏡用データベースの電子内視鏡登録方法。
  10. 【請求項10】 前記記録ステップは、前記使用形態情
    報を入力する、使用形態入力ステップを有することを特
    徴とする、請求項1から請求項8のいずれかに記載の電
    子内視鏡用データベースの電子内視鏡登録方法。
  11. 【請求項11】 電子内視鏡の特性値や管理情報等のデ
    ータを電子内視鏡毎に記録したデータベースに電子内視
    鏡を新規登録する、電子内視鏡用データベースの電子内
    視鏡登録方法であって、前記電子内視鏡用データベース
    の電子内視鏡登録方法は、 新規登録する電子内視鏡の前記データを前記データベー
    スに記録する、記録ステップを有し、 前記記録ステップは、前記新規登録する電子内視鏡が長
    期レンタル品もしくは短期レンタル品である時の前記電
    子内視鏡のレンタル期限を示すレンタル期限情報を含む
    データを記録することを特徴とする、電子内視鏡用デー
    タベースの電子内視鏡登録方法。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11のいずれかに
    記載の電子内視鏡用データベースの電子内視鏡登録方法
    による電子内視鏡の新規登録に先だって、前記データベ
    ースから所定の電子内視鏡に関するデータを削除する、
    電子内視鏡用データベースの電子内視鏡登録抹消方法で
    あって、 前記管理情報は、前記使用形態情報と、前記電子内視鏡
    が長期レンタル品または短期レンタル品である場合のそ
    のレンタル期限を示すレンタル期限情報とを有し、 前記所定の電子内視鏡に関するデータは、そのデータが
    有する前記使用形態情報が長期レンタル品または短期レ
    ンタル品であることを示し、現在の日時がそのデータが
    有する前記レンタル期限情報によるレンタル期限を越え
    ていることを特徴とする、電子内視鏡用データベースの
    電子内視鏡登録抹消方法。
  13. 【請求項13】 少なくとも請求項1から請求項12の
    いずれかに記載の方法を、CPUが処理可能なプログラ
    ムとして格納した記録媒体。
  14. 【請求項14】 電子内視鏡と、前記電子内視鏡が接続
    される電子内視鏡用プロセッサと、電子内視鏡の特性値
    や管理情報等のデータを電子内視鏡毎に記録したデータ
    ベースを管理する電子内視鏡用データベースシステムを
    有する電子内視鏡システムであって、 前記電子内視鏡は、前記電子内視鏡が購入されたもので
    あるか、長期レンタル品であるか、短期レンタル品であ
    るかを示す使用形態情報が記憶された使用形態記憶手段
    を有し、 前記電子内視鏡用データベースシステムが、 データベースが記憶されるメモリ手段と、 前記使用形態記憶手段の内容を読み出す、使用形態読み
    出し手段と、 前記データベースに登録された電子内視鏡の数が所定数
    に達しているかどうかを判断する、計数手段と、 前記使用形態読み出し手段によって読み出された前記使
    用形態記憶手段の内容を含む、新規登録する電子内視鏡
    のデータを前記データベースに記録する、記録手段とを
    有し、 前記データベースに登録された電子内視鏡の数が所定数
    に達していたときは、前記記録手段は、所定の電子内視
    鏡に関するデータが記憶されているデータベース上の記
    憶領域に新規登録する電子内視鏡のデータを記録し、 前記データベースに少なくとも一つの短期レンタルの電
    子内視鏡が登録されているときは、前記所定の電子内視
    鏡に関するデータは前記短期レンタルの電子内視鏡の中
    の所定の短期レンタルの電子内視鏡に関するデータであ
    ることを特徴とする、電子内視鏡システム。
  15. 【請求項15】 電子内視鏡と、前記電子内視鏡が接続
    される電子内視鏡用プロセッサと、電子内視鏡の特性値
    や管理情報等のデータを電子内視鏡毎に記録したデータ
    ベースを管理する電子内視鏡用データベースシステムを
    有する電子内視鏡システムであって、 前記電子内視鏡用データベースシステムが、 データベースが記憶されるメモリ手段と、 前記データベースに登録された電子内視鏡の数が所定数
    に達しているかどうかを判断する、計数手段と、 前記電子内視鏡用データベースの管理者が前記電子内視
    鏡を新規登録するときに、前記電子内視鏡が購入された
    ものであるか、長期レンタル品であるか、短期レンタル
    品であるかを示す使用形態情報を入力可能な、使用形態
    入力手段と、 前記使用形態入力手段を用いて入力された情報を含む、
    新規登録する電子内視鏡のデータを前記データベースに
    記録する記録手段と、を有し、 前記データベースに登録された電子内視鏡の数が所定数
    に達していたときは、前記記録手段は、所定の電子内視
    鏡に関するデータが記憶されているデータベース上の記
    憶領域に新規登録する電子内視鏡のデータを記録し、 前記データベースに少なくとも一つの短期レンタルの電
    子内視鏡が登録されているときは、前記所定の電子内視
    鏡に関するデータは前記短期レンタルの電子内視鏡の中
    の所定の短期レンタルの電子内視鏡に関するデータであ
    ることを特徴とする、電子内視鏡システム。
  16. 【請求項16】 前記データベースに複数の短期レンタ
    ルの電子内視鏡が登録されているときは、前記所定の短
    期レンタルの電子内視鏡に関するデータは前記短期レン
    タルの電子内視鏡のうち、最初に登録された電子内視鏡
    に関するデータであることを特徴とする、請求項14ま
    たは請求項15に記載の電子内視鏡システム。
  17. 【請求項17】 前記データベースに複数の短期レンタ
    ルの電子内視鏡が登録されているときは、前記所定の短
    期レンタルの電子内視鏡に関するデータは前記短期レン
    タルの電子内視鏡のうち、最後に使用された日時が最も
    古い電子内視鏡に関するデータであることを特徴とす
    る、請求項14または請求項15に記載の電子内視鏡シ
    ステム。
  18. 【請求項18】 前記データベースに短期レンタルの電
    子内視鏡が登録されておらず、少なくとも一つの長期レ
    ンタルの電子内視鏡が登録されているときは、前記所定
    の電子内視鏡に関するデータは前記長期レンタルの電子
    内視鏡の中の所定の長期レンタルの電子内視鏡に関する
    データであることを特徴とする、請求項14から請求項
    17のいずれかに記載の電子内視鏡システム。
  19. 【請求項19】 前記データベースに複数の長期レンタ
    ルの電子内視鏡が登録されているときは、前記所定の長
    期レンタルの電子内視鏡に関するデータは前記長期レン
    タルの電子内視鏡のうち、最初に登録された電子内視鏡
    に関するデータであることを特徴とする、請求項18に
    記載の電子内視鏡システム。
  20. 【請求項20】 前記データベースに複数の長期レンタ
    ルの電子内視鏡が登録されているときは、前記所定の長
    期レンタルの電子内視鏡に関するデータは前記長期レン
    タルの電子内視鏡のうち、最後に使用された日時が最も
    古い電子内視鏡に関するデータであることを特徴とす
    る、請求項18に記載の電子内視鏡システム。
  21. 【請求項21】 前記データベースに短期レンタルの電
    子内視鏡も長期レンタルの電子内視鏡も登録されていな
    いときは、前記所定の電子内視鏡に関するデータは、前
    記データベースに登録された電子内視鏡の中の最初に登
    録された電子内視鏡に関するデータであることを特徴と
    する、請求項14から請求項20のいずれかに記載の電
    子内視鏡システム。
  22. 【請求項22】 前記データベースに短期レンタルの電
    子内視鏡も長期レンタルの電子内視鏡も登録されていな
    いときは、前記所定の電子内視鏡に関するデータは、前
    記データベースに登録された電子内視鏡の中の最後に使
    用された日時が最も古い電子内視鏡に関するデータであ
    ることを特徴とする、請求項14から請求項20のいず
    れかに記載の電子内視鏡システム。
  23. 【請求項23】 前記電子内視鏡用データベースには、
    電子内視鏡が長期レンタル品または短期レンタル品であ
    る時はその電子内視鏡のレンタル期限情報が記録されて
    おり、 前記電子内視鏡用データベースシステムが、 データベースが記憶されるメモリ手段と、 新規登録する電子内視鏡のデータを前記データベースに
    記録する、記録手段と、 現在の日時を取得するクロック手段と、 前記データベースの管理者が前記電子内視鏡を新規登録
    するのに先だって、前記データベースに登録されている
    電子内視鏡のデータのうち、前記クロック手段により得
    られた現在の日時が前記レンタル期限情報によるレンタ
    ル期限を越えている電子内視鏡のデータが有るときに、
    その電子内視鏡に関するデータを登録抹消する登録抹消
    手段を有することを特徴とする、請求項14から請求項
    22のいずれかに記載の電子内視鏡システム。
  24. 【請求項24】 前記電子内視鏡は、電子内視鏡のレン
    タル期限が記憶されたレンタル期限記憶手段を有し、 前記電子内視鏡用データベースシステムは、前記レンタ
    ル期限記憶手段の内容を読みだすレンタル期限読み出し
    手段を有し、 前記記録手段は、前記レンタル期限読み出し手段によっ
    て読み出された前記レンタル期限記憶手段の内容を前記
    データベースに記録することを特徴とする、請求項23
    に記載の電子内視鏡システム。
  25. 【請求項25】 前記電子内視鏡用データベースシステ
    ムは、前記データベースの管理者が前記電子内視鏡を新
    規登録するときに、前記電子内視鏡のレンタル期限を示
    す情報を入力可能な、レンタル期限入力手段を有し、 前記記録手段は、前記レンタル期限入力手段によって入
    力された前記電子内視鏡のレンタル期限を示す情報を前
    記データベースに記録することを特徴とする、請求項2
    3に記載の電子内視鏡システム。
  26. 【請求項26】 前記電子内視鏡用データベースシステ
    ムが前記電子内視鏡用プロセッサに内蔵されていること
    を特徴とする、請求項14から請求項25のいずれかに
    記載の電子内視鏡システム。
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